JPH04312637A - ユニット住宅のセットバック用住宅ユニット - Google Patents

ユニット住宅のセットバック用住宅ユニット

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JPH04312637A
JPH04312637A JP10470991A JP10470991A JPH04312637A JP H04312637 A JPH04312637 A JP H04312637A JP 10470991 A JP10470991 A JP 10470991A JP 10470991 A JP10470991 A JP 10470991A JP H04312637 A JPH04312637 A JP H04312637A
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JP
Japan
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unit
setback
housing unit
housing
lower floor
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JP10470991A
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Fumiaki Kuwabara
史明 桑原
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット住宅の北側斜
線制限に対応したセットバック用住宅ユニットに関する
【0002】
【背景技術】近年、工場で住宅の構成部分である居室等
を住宅ユニットをして製造し、これらの住宅ユニットを
建築現場に輸送して組み立てるようにしたユニット住宅
が施工されている。このようなユニット住宅において、
日照に関係した北側斜線制限に対応させるため、住宅の
2階以上の部分を1階部分からセットバック(後退)し
て建てられたものがある。
【0003】従来のセットバック用住宅ユニットでは、
この住宅ユニットを下階住宅ユニットの上に支持させる
ために、下階住宅ユニットに間柱や補強用梁等の補強部
材を配置していた。従って、住宅ユニットにこのような
間柱を配置すると、複数のユニットにわたる広い居住ス
ペースが得られず、また上梁の下に補強用梁を配置する
と、天井の高さが低くなるという問題点があった。また
、下階住宅ユニットの上には、現場で屋根を施工して防
水処理をしなければならないため、現場における防水処
理は、熟練を要することに加えて、施工期間の短縮を十
分に図れないという問題点もあった。
【0004】更に、住宅ユニットをトラックに載せて輸
送する際、ユニットの柱の下端部をトラックの荷台に支
持具を介して支持させるが、この支持具は、上階及び下
階住宅ユニット用に取り付け箇所が設定されている。従
って、セットバック用住宅ユニットを荷台に載せる際、
この住宅ユニットが他の住宅ユニットとは柱間の寸法が
異なるので、前記支持具をそのまま用いることができず
、特別な治具が必要となっていた。
【0005】そこで、本出願人は、特願平2−1531
80において、このような問題点を解決するため、外側
に面して配置された下階住宅ユニットの上面と同じ大き
さのベース部と、このベース部の端部及び中間部に取り
付けられた複数の柱と、これらの柱に設けられた天井部
とを備えたセットバック用住宅ユニットを提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特願平2−153
180に係るセットバック用住宅ユニットによれば、上
記問題点を解決することはできるが、北側斜線制限の対
応には不充分な点があった。即ち、特願平2−1531
80に係る住宅ユニットも含めて従来のセットバック用
住宅ユニットでは、更に多くのセットバックが必要な場
合には、セットバック用住宅ユニットの室内空間が狭く
なりすぎて居住に適さないものになるということがあっ
た。本発明は、適当な室内空間を維持しながら、北側斜
線制限への構造の自由度を増やすことができるセットバ
ック用住宅ユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の下階住
宅ユニットと上階住宅ユニットとを配置して建てられる
ユニット住宅の外側に面して配置された下階住宅ユニッ
トの上にセットバックして配置されるセットバック用住
宅ユニットにおいて、外側に面して配置された前記下階
住宅ユニットの上面と同じ大きさのベース部と、このベ
ース部の端部に取り付けられた柱及びこの柱より短寸法
で、中間部に取り付けられた柱と、これらの柱に設けら
れ、外側に低く傾斜した天井部とを備えたことを特徴と
する。前記ベース部の中間部とは、桁行き方向から後方
にセットバックした位置である。
【0008】
【作用】本発明に係るセットバック用住宅ユニットは、
セットバックによる北側斜線対応分に加えて、天井部が
外側に低く傾斜して設けられることにより、斜線制限に
対する構造の自由度が増す。即ち、従来と同じセットバ
ック量にこの天井部による斜線対応分も合わせれば、よ
り大きな斜線対応が可能になる。または、セットバック
量を小さくして天井部による斜線対応分を大きく取れば
、斜線制限を満足させながら大きな室内空間が得られる
ことになる。
【0009】
【実施例】図1,2を参照して本発明の一実施例に係る
セットバック用住宅ユニット11が配置されたユニット
住宅12を説明する。
【0010】このユニット住宅12は、基礎13の上に
配置され、1階部分を構成する複数の下階住宅ユニット
14と、これらの下階住宅ユニット14のうち図中左側
の下階住宅ユニット14の上に配置され、2階部分を構
成する上階住宅ユニット15及び図中右側の外側に面し
た下階住宅ユニット14の上に配置され、同じく2階部
分を構成するセットバック用住宅ユニット11とを有し
て構成される。 また、上階住宅ユニット15の上には屋根ユニット16
が設けられている。
【0011】図2に示すように、外側に面した前記下階
住宅ユニット14は、長短2本ずつの下梁17を長方形
に組み合わせ、長寸の下梁17間に小梁18を架設して
形成されたベース部19と、このベース部19の四隅に
取り付けられた4本の柱20と、これらの柱20の上端
部に架設された上梁21及び長寸の上梁21間に架設さ
れた小梁22よりなる天井部23とを有して構成される
。この下階住宅ユニット14には、図示しない軽量気泡
コンクリートパネル等の外壁材が取り付けられ、必要な
内装が施されている。また、他の下階住宅ユニット14
及び上階住宅ユニット15も、このユニット14と同様
の構造を有する。
【0012】前記セットバック用住宅ユニット11は、
下階住宅ユニット14の上面と同じ大きさのベース部2
4と、このベース部24の端部に取り付けられた2本の
柱25及び桁行き方向から後方にセットバックした位置
である中間部に取り付けられた2本の柱26と、これら
の柱25,26 の上端部に設けられた天井部27とを
有して構成される。そして、この中間部に取り付けられ
る柱26は、ベース部24の端部に取り付けられた柱2
5より短寸法であり、これによりこれらの柱25,26
 の上端部に取り付けられた天井部27は、外側に低く
傾斜して設けられている。
【0013】従って、天井部を傾斜させない従来のセッ
トバック用住宅ユニット(二点鎖線で図示)と比べて、
天井部27を傾斜させたことによる勾配分が、北側斜線
制限に対する対応分となる。このセットバック用住宅ユ
ニット11には、図示しない外壁材が取り付けられ、必
要な内装が施されている。
【0014】前記ベース部24は、柱25,26 の下
端部間に架設された長短2本ずつの下梁28及び長寸の
下梁28間に架設された小梁29よりなる底部30と、
前記中間部に配置された柱26から外側に延設され、長
短の延長梁31が組み合わされて形成された延長部32
とを有して構成されている。ここで、延長部32の短寸
の延長梁31の長さがセットバック(後退)量となる。
【0015】前記天井部27は、長短2本ずつの上梁3
3及び長寸の上梁33間に架設された小梁34を有して
構成され、上面には図示しない屋根材が張られている。 また、前記延長部31には屋根部分35が設けられてい
る。この屋根部分35は、上下2本の横木36及びこれ
らの横木36間に架設された登り梁37を有し、図示し
ない屋根材が張られて構成されている。更に、前記天井
部27の下端には、軒先部分38が設けられている。こ
の軒先部分38の骨組みは図示しないが、上記屋根部分
35と同様に構成され、上面に屋根材が張られていてい
る。
【0016】次に、本実施例のセットバック用住宅ユニ
ット11を用いたユニット住宅12の施工方法を説明す
る。 先ず、工場において、上階及び下階住宅ユニット14,
15 と共に、本実施例に係るセットバック用住宅ユニ
ット11を製造する。このセットバック用住宅ユニット
11には、前記屋根部分35及び軒先部分38を一体に
設けておく。
【0017】次に、これらのユニット11,14,15
をトラックで現場に輸送する。次に、現場において、基
礎13の上に複数の下階住宅ユニット14を配置して1
階部分を組み立て、引き続きこれらのユニット14上に
上階住宅ユニット15及びセットバック用住宅ユニット
11を配置して2階部分を組み立てる。次に、上階住宅
ユニット15の上に屋根ユニット16を組み立てる。
【0018】上記本実施例に係るセットバック用住宅ユ
ニット11によれば、下階住宅ユニット14にこのユニ
ット14を支持するための間柱や補強梁等の補強部材が
不要となる。これにより、複数のユニット14を並べて
広い居住スペースを形成できると共に、天井の高さを高
くすることができる。また、セットバック用住宅ユニッ
ト11をトラックに載せる際、他の住宅ユニット14,
15 で使用される支持具を共用できるので、特別の治
具を必要としない。更に、本実施例では、セットバック
用住宅ユニット11のベース部24の上に屋根部分35
を一体に設けてあるので、現場における屋根の施工を簡
略化できる。
【0019】これらの効果に加えて、本実施例では、セ
ットバックによる斜線対応分に加えて、天井部27が外
側に低く傾斜して設けられることにより、北側斜線制限
に対する構造の自由度を増やすことができる即ち、セッ
トバック用住宅ユニットによる従来と同じセットバック
量にこの天井部27による斜線対応分も合わせれば、よ
り大きな斜線対応が可能になる。または、セットバック
用住宅ユニット11によるセットバック量を小さくして
天井部27による斜線対応分を大きく取れば、北側斜線
制限を満足させながらこのセットバック用住宅ユニット
11内に大きな室内空間を確保できる。更に、軒先部分
38は、他の構成の別ユニットとして現場で取り付けて
もよく、又はこの軒先部分38は設けなくてもよい。
【0020】なお、上記実施例では、セットバック用住
宅ユニット11に屋根部分35を設けたが、図3に示す
ように、ベース部24のセットバックした部分に屋根部
分35を設けないで、この部分をバルコニー等としても
よい。この場合、工場においてバルコニー等を構成する
手すり等を予め取り付けておくことができるので、現場
作業が不要となって、ユニット住宅の組み立ての効率化
が図れる。また、上記実施例では、2階建てのユニット
住宅であったが、ユニット住宅の階数は任意である。例
えば、3階建てのユニット住宅とし、3階のセットバッ
ク用住宅ユニットを2階部分よりセットバックさせても
よい。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るユニット住宅のセットバッ
ク用住宅ユニットによれば、適当な室内空間を維持しな
がら、北側斜線制限への構造の自由度を増やすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るセットバック用住宅ユ
ニットが配置されたユニット住宅の概略構成図である

図2】本実施例のセットバック用住宅ユニットを下階住
宅ユニットに配置する状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るセットバック用住宅
ユニットを下階住宅ユニットに配置する状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
11  セットバック用住宅ユニット 12  ユニット住宅 14  下階住宅ユニット 15  上階住宅ユニット 24  ベース部 25,26   柱 27  天井部 30  底部 32  延長部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の下階住宅ユニットと上階住宅ユ
    ニットとを配置して建てられるユニット住宅の外側に面
    して配置された下階住宅ユニットの上にセットバックし
    て配置されるセットバック用住宅ユニットにおいて、外
    側に面して配置された前記下階住宅ユニットの上面と同
    じ大きさのベース部と、このベース部の端部に取り付け
    られた柱及びこの柱より短寸法で、中間部に取り付けら
    れた柱と、これらの柱に設けられ、外側に低く傾斜した
    天井部とを備えたことを特徴とするユニット住宅のセッ
    トバック用住宅ユニット。
JP3104709A 1991-04-09 1991-04-09 ユニット住宅のセットバック用住宅ユニット Expired - Lifetime JP2547483B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06173347A (ja) * 1992-12-07 1994-06-21 Sekisui Chem Co Ltd 下屋付き部屋ユニット
WO2024048620A1 (ja) * 2022-08-30 2024-03-07 積水ハウス株式会社 接続構造および建築物の屋根

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06173347A (ja) * 1992-12-07 1994-06-21 Sekisui Chem Co Ltd 下屋付き部屋ユニット
WO2024048620A1 (ja) * 2022-08-30 2024-03-07 積水ハウス株式会社 接続構造および建築物の屋根

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