JPH09268685A - 建物のフラット屋根 - Google Patents

建物のフラット屋根

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JPH09268685A
JPH09268685A JP8079896A JP7989696A JPH09268685A JP H09268685 A JPH09268685 A JP H09268685A JP 8079896 A JP8079896 A JP 8079896A JP 7989696 A JP7989696 A JP 7989696A JP H09268685 A JPH09268685 A JP H09268685A
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JP
Japan
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roof
building
unit
flat roof
units
Prior art date
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Withdrawn
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JP8079896A
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English (en)
Inventor
Nobufumi Yokoi
宣文 横井
Yoshiyuki Fukuzawa
義之 福澤
Masayuki Kojima
正之 小嶋
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根ユニットの種類が少なくてすむととも
に、容易に水勾配をつけることができる建物のフラット
屋根を提供する。 【解決手段】 建物のフラット屋根1を、フレーム部材
20とこのフレーム部材20に取り付けられる屋根パネ
ル21とを備えた複数の屋根ユニット15〜17で構成
し、これらの屋根ユニット15〜17を、高さ寸法の異
なる支持部材27を介して建物2を構成する建物本体5
の上部に傾斜した状態で取り付けてわずかに傾斜した水
勾配をつけて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複数の建物
ユニットを組み合わせて建てられるユニット式建物等の
建物のフラット屋根に関する。
【0002】
【背景技術】例えば、複数の建物ユニットを組み合わせ
て建てられるユニット式建物におけるフラット屋根は、
複数の屋根ユニットを並設することで形成されている。
この屋根ユニットは、建物ユニットの上面に取り付けら
れるフレーム部材と、このフレーム部材に取り付けられ
るALC(高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリー
ト)板とを備えて形成され、このALC板がフラット屋
根の屋根面を形成している。そして、このようなフラッ
ト屋根には、上面に雨水等が溜まらないようにわずかに
傾斜する水勾配がつけられている。
【0003】従来、ユニット式建物におけるフラット屋
根の水勾配は、それぞれの屋根ユニットのフレーム部材
を構成する例えば鋼材に、水勾配と等しい傾斜がつけら
れた一対のブラケットを取り付け、このブラケットにA
LC板を支持させることにより維持されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
建物のフラット屋根では、それぞれの屋根ユニットが、
水勾配と等しい勾配のついたブラケットを有するフレー
ム部材を備えていることになり、高さ寸法が異なる複数
の屋根ユニットを製作しなければならない。このため、
屋根ユニットの種類が増えるという問題があった。ま
た、フラット屋根の勾配をつけるには、一対のブラケッ
トに同じ傾斜をつけなければならず、製作に多くの手間
がかかり、かつ、取扱いや管理も面倒であるという問題
があった。
【0005】本発明の目的は、屋根ユニットの種類が少
なくてすむとともに、容易に水勾配をつけることができ
る建物のフラット屋根を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建物のフラ
ット屋根1は、図面を参照して説明すると、図1,3に
示すように、フレーム部材20とこのフレーム部材20
に取り付けられる屋根パネル21とを備えた複数の屋根
ユニット15〜17で構成され、これらの屋根ユニット
15〜17にはわずかに傾斜した水勾配がつけられてい
る建物のフラット屋根1であって、各屋根ユニット15
〜17は、高さ寸法の異なる支持部材27を介して建物
2を構成する建物本体5等の上部に傾斜した状態で取り
付けることにより水勾配が形成されていることを特徴と
するものである。
【0007】以上において、屋根パネル21は前記AL
Cで形成されることが好ましく、また、フレーム部材2
0は、例えば溝型鋼を枠組みして形成することが好まし
い。さらに、支持部材27の個数は限定されないが、各
屋根ユニット15〜17の傾斜方向の少なくとも両端を
支持できるように配置することが好ましい。また、フラ
ット屋根1が適用される建物2は、工場で生産された複
数の建物ユニットを、現場で組み合わせて建てるユニッ
ト式建物だけでなく、パネル工法による建物であっても
よい。
【0008】このような本発明では、高さ寸法の異なる
支持部材27を介して各屋根ユニット15〜17が傾斜
した状態で取り付けられるので、各屋根ユニット15〜
17は同一形状でもよく、これにより、各屋根ユニット
15〜17の種類が少なくてすむ。また、高さ寸法の異
なる支持部材27で各屋根ユニット15〜17を支持す
ればよいので、フラット屋根1に容易に水勾配をつける
ことができる。
【0009】本発明の建物のフラット屋根1において、
図1〜3に示すように、支持部材27は、各屋根ユニッ
ト15〜17を支持する高さレベルが異なる三種類28
〜30あり、これらのうち少なくとも一つは他のものを
上部に載置可能となっていてもよい。
【0010】このような本発明では、三種類28〜30
のものを適宜組み合わせることができるので、支持部材
27も少ない種類ですむ。
【0011】本発明の建物のフラット屋根1において、
図2に示すように、フラット屋根1の水勾配に沿った方
向の両側に配置される屋根ユニット15〜17に、当該
水勾配に沿った端面を覆うために、上辺がわずかに傾斜
したカバー部材40を設けてもよい。
【0012】以上において、カバー部材40は例えば化
粧面材や石膏ボード等で形成され、かつ、各屋根ユニッ
ト15〜17の大きさに対応した大きさに形成されるこ
とが好ましいが、所定幅のものを順次並設してもよい。
このような本発明では、フラット屋根1の水勾配に沿っ
た端面が覆われるので、端面から雨水等が浸入すること
がない。
【0013】図4に示すように、本発明の建物のフラッ
ト屋根1’において、周縁に、屋根ユニット15〜17
の表面から立ち上がるパラペット45を設けてもよい。
【0014】以上において、パラペット45はALCで
形成されることが好ましいが、防火サイディング等を使
用して形成してもよい。このような本発明では、パラペ
ット45がフラット屋根1’の周縁に設けられているの
で、各屋根ユニット15〜17が保護され、かつ、外観
が変化に富んだものとなる。
【0015】本発明の建物のフラット屋根1において、
図5に示すように、建物は、四隅に立設される4本の柱
6と、これらの柱6の上端間同士および下端間同士を結
合する各4本の上梁7、下梁8を有する骨組み9を備え
た建物ユニット4,5を複数組み合わせたユニット式建
物2であり、各屋根ユニット15〜17は、建物ユニッ
ト4,5に対応する大きさに形成されていてもよい。
【0016】以上において、ユニット式建物2は2階建
てに限らず、平屋建て、あるいは3階建てでもよい。こ
のような本発明では、各屋根ユニット15〜17の大き
さが、建物ユニット4,5の大きさと対応するので、そ
れぞれの屋根ユニット15〜17を建物ユニット4,5
に取り付ければよく、ユニット式建物2のフラット屋根
1を容易に構成できる。
【0017】本発明の建物のフラット屋根1において、
図1〜3に示すように、支持部材27を、水勾配の下り
先端側に配置された屋根ユニット15の一端を支持する
高さ寸法が最も低いブラケット28と、上面に水勾配と
等しい角度の傾斜が形成され屋根ユニット15の他端を
支持し、かつ、ブラケット28よりも高さ寸法が高い第
1スペーサ29と、上面にブラケット28を載置可能と
し、かつ、この屋根ユニット15と隣合う屋根ユニット
16の一端を支持し、かつ、第1スペーサ29と高さ寸
法の異なる第2スペーサ30とを備えて構成してもよ
い。
【0018】以上において、ブラケット28は屋根ユニ
ット15の一端の、先端面と、この先端面と直交する下
端面とを同時に支持することが好ましい。このような本
発明では、ブラケット28と、第1スペーサ29と、第
2スペーサ30とを組み合わせることにより、建物のフ
ラット屋根1を容易に構成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、本発明の第1実
施形態に係る建物はユニット式建物2である。このユニ
ット式建物2は、基礎3の上に配置される複数の建物本
体である下階建物ユニット4と、これらの下階建物ユニ
ット4の上に載置される複数の建物本体である上階建物
ユニット5と、これらの上階建物ユニット5の上方に設
けられる本発明に係る建物のフラット屋根1とを備えて
構成されている。
【0020】このユニット式建物2は、図1中、左右方
向に3個の建物ユニット4,5を並設して構成されてい
る。そして、フラット屋根1は、左側の2個の建物ユニ
ット5,5の上部に配置され、図中左方に下り勾配とな
るわずかな傾斜(α°)の水勾配がつけられた一端部1
Aと、右側の建物ユニット5の上部に配置され、上記傾
斜(α°)と同じ傾斜で右方に下り勾配となる他端部1
Bとで形成されている。
【0021】ここで各建物ユニット4,5は、図5に示
すように、四隅に立設された4本の柱6と、これらの柱
6の上端間同士および下端間同士を結合する各4本の上
梁7、下梁8とを含む骨組み9を備えている。そして、
このような骨組み9に、天井面材、床面材、内壁、外壁
10(図1参照)等を取り付けて上記建物ユニット4,
5が形成される。
【0022】前記フラット屋根1は、図1〜3に示すよ
うに、図中左側の上階建物ユニット5Aの上部に配置さ
れる第1屋根ユニット15、中央の建物ユニット5Bの
上部に配置される第2屋根ユニット16、右側の建物ユ
ニット5Cの上部に配置される第3屋根ユニット17を
含んで構成され、これら15〜17を順次接合すること
により形成されている。
【0023】各屋根ユニット15〜17は、図2,3に
も示すように、フレーム部材20と、このフレーム部材
20に取り付けられる屋根パネル21とを備えている。
フレーム部材20は、例えば溝型鋼を枠組みして形成さ
れ、それぞれの建物ユニット5A〜5Cの平面を覆える
大きさの外形となっている。また、屋根パネル21は、
前記ALC板で形成されており、図示しないが、例えば
ボルト等でフレーム部材20に固定されている。屋根パ
ネル20のうち、第1屋根ユニット15の屋根パネル2
0Aの一端は、第1屋根ユニット15の勾配の下り側先
端から勾配の上り方向に後退した形状とされ、第1屋根
ユニット15の上面に取り付けられた排水溝22の側面
22Aとフランジ部22Bとに嵌め込まれている。ま
た、第3屋根ユニット17の屋根パネル21の一端も、
上記と同様の構造となっている。なお、排水溝22は、
例えば塩ビ鋼板を折り曲げて形成され、一部は支持部材
23を介してフレーム部材20に固着されている。
【0024】このような各屋根ユニット15〜17の上
面には、それぞれの接続部を跨いで塩化ビニール等の合
成樹脂製の防水シート24が張られ、この防水シート2
4の端部は、上記排水溝22のフランジ部22Bの上面
に溶着されている。
【0025】図1,3に示すように、第1〜3屋根ユニ
ット15〜17は、高さ寸法の異なる屋根ユニット支持
部材27で支持され、かつ、わずかな傾斜α°の水勾配
をつけて前記建物ユニット5A〜5Cに取り付けられて
いる。すなわち、屋根ユニット支持部材27は、水勾配
の下り先端側、つまり、フラット屋根1の一端部1Aの
下端縁に配置された第1屋根ユニット15の一端を支持
する高さ寸法が最も低いブラケット28と、第1屋根ユ
ニット15の他端を支持し、かつ、ブラケット28より
も高さ寸法が高い第1スペーサ29と、第1屋根ユニッ
ト15と隣合う第2屋根ユニット16の一端を支持する
第2スペーサ30とを備え、この第2スペーサ30は、
第1スペーサ29と高さ寸法が異なっている。
【0026】各スペーサ29,30は木製の角材等で形
成されており、このうち、第1スペーサ29の上面29
Aには、前記水勾配であるα°で図3中右上がりの傾斜
が形成されている。また、第2スペーサ30は断面四角
形に形成されるとともに、その上面30Aにブラケット
28を載置可能となっている。そして、この第2スペー
サ30の高さ寸法は、第2スペーサ30の上にブラケッ
ト28を載置したとき、ブラケット28の勾配部28B
(図2参照)と、第1スペーサ29の上面29Aとが同
一直線上に位置するような高さとなっている。なお、第
2屋根ユニット16の他端下部は、第2スペーサ30の
上に第1スペーサ29を積み重ね、これらを結合したも
のに支持されている。
【0027】ブラケット28は、図2に示すように、建
物ユニット5A、第2スペーサ30の上面30Aに当接
される底面部28Aと、この底面部28Aに対して、α
°で右上がりにわずかに傾斜した勾配部28Bと、この
勾配部28Bに対して垂直となって斜め上方に延び、か
つ、第2屋根ユニット16の一端側の先端を支持する受
け部28Cとを含んで形成されている。
【0028】このブラケット28は、図示しないが例え
ば釘打ちで建物ユニット5Aおよび第2スペーサ30の
上面30Aに固定できるようになっており、また、ブラ
ケット28と屋根ユニット15〜17とは、これらの屋
根ユニット15〜17のフレーム部材20側から釘を打
ち込む等して固定されるようになっている。また、この
とき、ブラケット28はその受け部28Cは、屋根ユニ
ット15の下端が建物ユニット5A等のほぼ直上に配置
されるように、建物ユニット5A等の外側からわずかに
突出して取り付けられている。そして、図3の紙面直交
方向に配置されているブラケット28間には、これらと
ともに支持部材23間同士を結ぶ例えば化粧面材25、
25’が架けわたされている。
【0029】図2に示すように、このようなフラット屋
根1の水勾配に沿った方向の両側に配置される屋根ユニ
ット15〜17には、当該水勾配に沿った端面を覆うた
めに上辺がわずかに傾斜したカバー部材40が設けられ
ている。すなわち、このカバー部材40は、第1屋根ユ
ニット15の端面と対応する第1カバー41と、第2屋
根ユニット16の端面と対応する第2カバー42とを備
えており、それぞれのカバー41,42の上辺は、α°
の水勾配の傾斜と等しい傾斜に形成されている。第3屋
根ユニット17の端面のカバー43は、第2カバー42
の対称形であり、従って、第2カバー42を反対にして
使用すればよい。そして、これらのカバー41〜43
は、フレーム部材20および第1スペーサ29、第2ス
ペーサ30の側面に釘打ち等で取り付けられるようにな
つている。
【0030】前述のような第1の実施の形態によれば次
のような効果がある。 フラット屋根1にわずかに傾斜した水勾配をつけるに
は、各屋根ユニット15〜17を、高さ寸法が異なるブ
ラケット28、第1スペーサ29および第2スペーサ3
0からなる支持部材27を介して建物ユニット5A〜5
Cの上に取り付ければよく、各屋根ユニット15〜17
は同一形状でもよいので、屋根ユニットの種類が少なく
てすむ。
【0031】各屋根ユニット15〜17を、高さ寸法
が異なるブラケット28、第1スペーサ29および第2
スペーサ30からなる支持部材27を介して建物ユニッ
ト5A〜5Cの上に取り付けるだけで、わずかに傾斜し
た水勾配をつけることができるので、水勾配のついたフ
ラット屋根1を容易に形成できる。 屋根ユニットの種類が少なくてすむので、製作が容易
となり、かつ、管理や取扱いも容易となる。
【0032】ブラケット28は、第1屋根ユニット1
5を支持できるとともに、第2スペーサ30の上面30
Aに載せられ、第2屋根ユニット16を支持できるの
で、1つの部材を共通使用でき、これにより、部材の兼
用化を図れ、部材点数の減少を図れる。 フラット屋根1の水勾配に沿った端面が第1〜3カバ
ー41〜43で覆われるので、屋根1の端面から雨水等
が浸入することがない。
【0033】本発明の第2実施形態は、図4に示すよう
に、ユニット式建物2’のフラット屋根1’の周囲にパ
ラペット45を設けたものである。この実施形態におい
て、前記第1実施形態と同一構造、同一使用部材には、
同一符号を付すとともに、それらの説明は省略または簡
略化する。パラペット45は、断面L字状の第1支持金
具46で支持されるようになっており、この第1支持金
具46は、第1屋根ユニット15の一端に配置される前
記ブラケット28に固着されている。このパラペット4
5は、例えば前記ALCで形成されており、その上面は
前記屋根ユニット15〜17の上面より突出している。
【0034】なお、前記第3屋根ユニット17の下端縁
を支持するブラケット28には、上記第1支持金具46
よりも垂直部が長くなっている第2支持金具46’が固
着されている。また、パラペット45と前記外壁10と
の隙間には、バックアップ材、コーキング材48が詰め
込まれる。
【0035】このような第2実施形態では、前記第1実
施形態におけるの効果を除く〜の効果の他、屋根
1の下方が建物ユニット5となっており、パラペット4
5を取り付ける部位がなくても、ブラケット28を利用
して簡単な支持金具でパラペット45を取り付けること
ができるという効果がある。
【0036】なお、本発明は前述の各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲であ
れば次に示すような変形形態を含むものである。例え
ば、前記各実施形態では、第1スペーサ29の上面29
Aに水勾配を付けたが、これに限らず、この第1スペー
サを第2スペーサ30と同様に断面四角形とし、この第
1スペーサの上面に、前記水勾配と等しいわずかな傾斜
を有するブラケットを取り付けてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の建物の
フラット屋根によれば、高さ寸法の異なる支持部材を介
して各屋根ユニットが傾斜した状態で取り付けられるの
で、各屋根ユニットの種類が少なくてすむ。また、高さ
寸法の異なる支持部材で各屋根ユニットを支持すればよ
いので、容易に勾配をつけることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るユニット式建物の
全体を示す一部断面の側面図である。
【図2】本実施形態のユニット式建物の一部を示す分解
斜視図である。
【図3】本実施形態の要部を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るユニット式建物の
要部を示す断面図である。
【図5】本発明のユニット式建物を構成する建物ユニッ
トの骨組みを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 建物のフラット屋根 2 ユニット式建物 15 第1屋根ユニット 16 第2屋根ユニット 17 第3屋根ユニット 20 フレーム部材 21 屋根パネル 27 支持部材 28 ブラケット 29 第1スペーサ 30 第2スペーサ 40 カバー部材 45 パラペット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム部材とこのフレーム部材に取り
    付けられる屋根パネルとを備えた複数の屋根ユニットで
    構成され、これらの屋根ユニットにはわずかに傾斜した
    水勾配がつけられている建物のフラット屋根であって、
    前記各屋根ユニットは、高さ寸法の異なる支持部材を介
    して前記建物を構成する建物本体の上部に傾斜した状態
    で取り付けることにより前記水勾配が形成されているこ
    とを特徴とする建物のフラット屋根。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建物のフラット屋根に
    おいて、前記支持部材は、前記各屋根ユニットを支持す
    る高さレベルが異なる三種類あり、これらのうち少なく
    とも一つは他のものを上部に載置可能となっていること
    を特徴とする建物のフラット屋根。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の建物のフラッ
    ト屋根において、前記フラット屋根の前記水勾配に沿っ
    た方向の両側に配置される屋根ユニットには、当該水勾
    配に沿った端面を覆うために上辺がわずかに傾斜したカ
    バー部材が設けられていることを特徴とする建物のフラ
    ット屋根。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載のいずれかの建物の
    フラット屋根において、周縁に、前記屋根ユニットの表
    面から立ち上がるパラペットが設けられていることを特
    徴とする建物のフラット屋根。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載のいずれかの建物の
    フラット屋根において、前記建物は、四隅に立設される
    4本の柱と、これらの柱の上端間同士および下端間同士
    を結合する各4本の上梁、下梁を有する骨組みを備えた
    建物ユニットを複数組み合わせたユニット式建物であ
    り、前記各屋根ユニットは、前記建物ユニットに対応す
    る大きさに形成されていることを特徴とする建物のフラ
    ット屋根。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5に記載のいずれかの建物の
    フラット屋根において、前記支持部材は、前記水勾配の
    下り先端側に配置された屋根ユニットの一端を支持する
    高さ寸法が最も低いブラケットと、上面に前記水勾配と
    等しい角度の傾斜が形成され前記屋根ユニットの他端を
    支持し、かつ、前記ブラケットよりも高さ寸法が高い第
    1スペーサと、上面に前記ブラケットを載置可能とし、
    かつ、この屋根ユニットと隣合う屋根ユニットの一端を
    支持し、かつ、前記第1スペーサとと高さ寸法の異なる
    第2スペーサとを備えて構成されていることを特徴とす
    る建物のフラット屋根。
JP8079896A 1996-04-02 1996-04-02 建物のフラット屋根 Withdrawn JPH09268685A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108130970A (zh) * 2017-12-28 2018-06-08 石家庄铁道大学 一种高铁无站台柱雨棚减少列车风振的装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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