JP3819106B2 - 建物の階段吹き抜け構造および建物の補助床部材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物内に上下2連の階段が設けられる建物の階段吹き抜け構造および建物の補助床部材に関する。
【0002】
【背景技術】
例えば箱形の複数の建物ユニットを組み合わせて建てる2階建て、3階建てのユニット式建物に設けられる階段は、建物内の階段室に設けられる。特に、3階建ての住宅の場合、1階〜2階用の階段の直上に2階〜3階用の階段が設置されることが多い。すなわち、階段室が建物の上下方向に同一位置に設けられ、つまり吹き抜け構造とされている。そして、これらの各階段の構造はほぼ同じとなっていることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、1階の床には通常は全面に床材が張られている。また、1階〜2階用の階段のスタート位置は、階段の踏み出し用として吹き抜け領域から内側に所定寸法離れた位置となっている。従って、1階では踏み出し部に床材が張られていることになる。
しかし、2階〜3階用の階段で上記と同じような構造にしようとすると、2階に踏み出し用の床を設けなくてはならず、その場合、1階の天井も設けることとなる。従って、踏み出し用の床分の寸法で吹き抜け領域から内側に天井部が張り出していることになり、1階において1階〜2階用の階段のスタート位置の天井高さが低くなるという問題と、2階の床および1階の天井の吹き抜け領域周囲からの張り出しの分だけ、吹き抜け領域が狭められるという問題とがある。
【0004】
本発明の目的は、階段室の吹き抜け領域を狭めることなく、1〜2階用の階段のスタート位置の天井高さを高くできる建物の階段吹き抜け構造および建物の補助床部材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1発明の建物の階段吹き抜け構造は、図面を参照して説明すると、図1、3に示すように、上下2連の階段15、16が設置される建物の階段吹き抜け構造であって、建物1の1階2Aの床は全面に床材10が張られた全面床とされ、この全面床の少なくとも一部上方に吹き抜け領域の階段室12が形成され、下側階段15のスタート位置Sは階段室12内に吹き抜け領域から内側に所定寸法離れて設置され、上側階段16は2階3Aにおいて下側階段15と上下方向に同位置上に設置され、この上側階段16のスタート位置S’と吹き抜け領域周囲との間を、上側階段16の幅方向両側に配置される側面材21と、これらの側面材21同士を結合する根太材22A,22Bと、これらの根太材22A,22Bの上面に張られる階段受け部材25とを備え、側面材21で上側階段16の幅方向両側をユニット式建物1の2階の下縁に沿った下梁8および下梁8間に架けわたされた中間梁8’に支持される補助床部材20で埋めることを特徴とするものである。
【0006】
以上において、階段吹き抜け構造が適用される建物は、複数の建物ユニットを組み合わせて建てるユニット式建物に限らず、いわゆるパネル工法による建物等であってもよい。また、上下2連の階段は、直線状の階段あるいは回り階段を問わないが、構造的には同一であることが好ましい。また、吹き抜け領域の形状は階段の形状に応じたものであればどのような形状でもよい。さらに、上下の階段のそれぞれのスタート位置と吹き抜け領域周囲との間隔はほぼ同じ寸法であることが好ましく、この部位が階段の踏み出し部となる。また、補助床部材は、根太材等と踏み出し部となる板部材とを一体化したような形状のものでもよい。そして、このような補助床部材の長さ寸法は、各階段の幅寸法とほぼ等しいことが好ましく、補助床部材の幅寸法は、階段の踏み板の幅寸法程度であることが好ましい。
【0007】
このような本発明では、上側階段のスタート位置と吹き抜け領域周囲との間を補助床部材で埋めたので、階段室の吹き抜け領域に補助床部材のみが張り出していることになり、これにより、階段室の吹き抜け領域を狭めることなく、かつ、1〜2階用の階段のスタート位置の天井高さを高くできる。
【0008】
本発明の第2発明の建物の階段吹き抜け構造は、図1に示すように、第1発明の建物を、予め工場で生産された複数の箱形建物ユニット2〜4を現場で組み合わせて建てられるユニット式建物1とし、建物ユニット2〜4は下縁に沿った下梁8を有するとともに、吹き抜け領域は各建物ユニット2〜4の下梁8に沿って形成され、補助床部材20は上階建物ユニット2Aの下梁8および下梁8間に架けわたされた中間梁8’に支持されることを特徴とするものである。
【0009】
このような本発明では、補助床部材が上階建物ユニットの下梁および中間梁に支持されるので、安定した構造となり、かつ、下階建物ユニットに配置される1階用階段のスタート位置の天井高さを高くできる。
【0010】
本発明の第3発明の建物の階段吹き抜け構造は、図2に示すように、第1、2発明の吹き抜け領域を直交する下梁8および中間梁8’で構成されるコーナ部を有するものとし、補助床部材20は、コーナ部12Aに3方を接続されていることを特徴とするものである。
このような本発明では、補助床部材がコーナ部に3方を接続されているので、補助床部材が充分な強度を有するものとなる。
【0011】
本発明の第4発明の建物の補助床部材は、図面を参照して説明すると、図1、3に示すように、建物1内の上下階にわたって形成された吹き抜け領域の階段室12に、上下2連の階段15、16がそれぞれのスタート位置S、S’を階段室12の吹き抜け領域周囲から所定寸法離れて設置される建物の階段吹き抜け構造の、上側階段16のスタート位置S’と吹き抜け領域周囲との間を埋める建物の補助床部材20であって、階段16の幅方向両側に配置される側面材21と、これらの側面材21同士を結合する根太材22A、22Bと、これらの根太材22A、22Bの上面に張られる階段受け部材25とを備え、側面材21で上側階段16の幅方向両側をユニット式建物1の2階の下縁に沿った下梁8および下梁8間に架けわたされた中間梁8’に支持されることを特徴とするものである。
【0012】
以上において、側面材の幅寸法および階段受け部材の幅寸法は、各階段の踏み板の幅寸法と同じ程度であることが好ましく、階段受け部材および根太材の長さ寸法は、各階段幅寸法と同じ程度であることが好ましい。
このような本発明では、上側階段のスタート位置と吹き抜け領域周囲との間を補助床部材で埋めたので、階段室の吹き抜け領域に補助床部材のみが張り出していることになり、これにより、階段室の吹き抜け領域を狭めることなく、かつ、1階用の階段のスタート位置の天井高さを高くでき、また、補助床部材が側面材、根太材等で組まれて一体化されているので、強度が大きくなり、また、側面材で両側を下梁および中間梁に支持されるので確実な取り付けとなる。
【0013】
本発明の第5発明の建物の補助床部材は、図3に示すように、第4発明の根太材を複数あるものとし、そのうちの1つ22Aを階段受け部材25の長手方向の辺縁に沿って配置するとともに、この根太材22Aを介して下梁8に支持させることを特徴とするものである。
このような本発明では、上面に階段受け部材を取り付けた根太材を梁等に支持させればよく、根太材側から釘打ち等の作業が容易となり、作業効率が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の建物の階段吹き抜け構造が適用される建物は、予め工場で生産される複数の1階建物ユニット2、2階建物ユニット3、3階建物ユニット4および図示しない屋根パネル等からなる屋根等を、現場で組み合わせることにより建てられるユニット式建物1である。
【0015】
各建物ユニット2〜4は、図4に示すように、四隅に立設される4本の柱6と、これらの柱6の上端間同士および下端間同士を結合する各4本の上梁7、下梁8を有する骨組み9を備え、このような骨組み9に、天井面材や床面材10、内壁や外壁等を取り付け、ほぼ箱形状に形成されている。
【0016】
ユニット式建物1において上下に重なる建物ユニット2Aと3A、3Aと4Aとの所定位置には、図2、3に示すように、間仕切り壁11により、1階〜3階にわたりかつ一角部が切り欠かれた平面ほぼ四角形状の吹き抜け領域となった階段室12が設けられ、この階段室12の1階ユニット2A部には、下側階段である1階〜2階用の第1階段15が、2階ユニット3A部には、上側階段部である2階〜3階用の第2階段16がそれぞれ設置されている。なお、階段室12の一角部の隣接部は、コーナ部12Aとなっている。
また、第1階段15と第2階段16とはほぼ同一構造の回り階段とされており、上下方向に同じ位置に配置されている。
【0017】
第1階段15は、1階建物ユニット2Aの床面10上に階段室12の1側面から所定寸法内側に離れた位置にスタート位置Sを配して設置されている。この離れた所定寸法の部位が階段の踏み出し部Aとなっている。
第2階段16も前述のように第1階段15とほぼ上下方向の同一位置に設けられているが、この第2階段16のスタート位置S’と階段室12の1側面間の上記踏み出し部Aに相当する隙間には補助床部材20が設けられ、その隙間が埋められるとともに、この補助床部材20が2階の踏み出し部A’となっている。
【0018】
補助床部材20は、階段16の幅方向両側に設けられる側面材21を備え、これらの側面材21は、階段の段板17の幅寸法とほぼ同じ寸法の長さに形成されている。そして、断面溝型状のピース23に例えばエアピン等で取り付けられるようになっており、このピース23は建物ユニット3Aの下梁8間に架けわたされた中間梁8’に溶接等で固着されるようになっている。
【0019】
また、このような側面材21間には2本の根太材22A、22Bが架けわたされている。これらの根太材22A、22Bは高さ寸法が異なっており、高い方の根太材22Aが建物ユニット3Aの下梁8側に配置され、短い方の根太材22Bが階段16の登り方向先方に配置されている。そして、これらの根太材22A、22Bは水平方向に所定間隔をおいて配置されている。
なお、高い方の根太材22Aの高さ寸法は、下梁8の高さ寸法とほぼ同じとなっている。
【0020】
根太材22A、22Bの上面には階段受け部材25が張られている。この階段受け部材25は階段幅、つまり上記2枚の側面材21にわたる長さ寸法と、根太材22A、22B間にわたる幅寸法、つまり段位他17の長さ寸法とを有する板部材で形成されており、この階段受け部材25の部位が第2階段16用の踏みだし部A’を形成していることになる。
なお、階段受け部材25は2階ユニット3Aの床面材10’と連続するようになっている。
【0021】
一方、建物ユニット3Aの下梁8には、断面溝型状かつ根太材22Aと同一長さ寸法のブラケット26が溶接等で結合されており、このブラケット26には根太材22Aと同一平面大きさとなった取り付け板27が例えばエアピン等で固着されている。
そして、このようなブラケット26、取り付け板27に、2枚の側面材21と一体化した根太材22A、22Bのうち高さの高い根太材22Aを取り付け板27に押し当て、例えばエアピン等を打ち付けて取り付けるようになっている。
【0022】
ここにおいて、前記側面材21、根太材22A、22B、階段受け部材25、ピース23、取り付け板27およびブラケット26を含んで前記補助床部材20が構成されている。
そして、このような補助床部材20に、段板17とともに第2階段16のスタート部S’を構成する蹴込み板18が接続されて第2階段16が設けられる。
また、図1に示すように、第2階段16の下端面の例えば石膏ボード等の面材30は、根太材22Bの前方(階段16の登り方向先方側)から下梁8側にまで延びて設けられている。
【0023】
次に、本実施形態の作用を説明する。
階段室12を有する2階建物ユニット3Aの所定の下梁8にブラケット26を固着し、さらに、このブラケット26に取り付け板27を取り付ける。
また、側面材21、根太材22A、22B、階段受け部材25およびピース23を予め一体化しておく。
【0024】
次に、ブラケット26、取り付け板27に、一体化された階段受け部材25等の根太材22Aを押し当てるとともに、側面材21に取り付けたピース23を中間梁8’に差し込んで左右の位置合わせを行った後、根太材22Aの表面から例えばエアピン等を打ち込んで一体化された階段受け部材25等を下梁8に取り付ける。そして、位置決めされたピース23を中間梁8’に溶接等で固着して、補助床部材20の2階建物ユニット3Aへの取り付けを完了する。
引き続き、このような補助床部材20にスタート位置S’を接続させて第2階段16を2階建物ユニット3Aに取り付ける。
【0025】
1階建物ユニット2Aには第1階段15が予め取り付けられており、このような各建物ユニット2〜4を現場に搬入するとともに、手順に従って組み合わせ、ユニット式建物1を建てる。
【0026】
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)2階〜3階用の第2階段16は、1階〜2階用の第1階段15と上下方向に同一位置に配置されており、スタート位置S’が階段室12の吹き抜け領域から離れているが、この隙間に補助床部材20が設けられているので、1階建物ユニットの天井部を設ける必要がなくなり、これにより、天井部の階段室内側への出っ張りがなくなり、階段室12の吹き抜け領域を狭めることなく、1階における第1階段15のスタート位置Sの天井高さを高くできる。
(2)補助床部材20は、コーナ部12Aにおいて、根太材22Aで建物ユニット3Aの下梁8に固定され、かつ、側面材21でピース23に中間梁8’に固定されており、3方を固定されていることになるので、確実に支持されかつ充分な強度を有するものとなる。
(3)階段受け部材25等の取り付けは、2階建物ユニット3Aの下梁8に固着されたブラケット26、取り付け板27に、取り付け板27を押し当て、側面材21に取り付けたピース23を中間梁8’に差し込んで左右の位置合わせを行った後、根太材22Aの表面からエアピン等を打ち込んで取り付ければよく、取り付け作業が容易であるとともに、位置調整が容易である。
(4)根太材22Bの前側および下端部は、第2階段16の下端を覆う石膏ボード30で覆われているので、むき出しにならず、見映えが悪くなることがない。
【0027】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できるものであれば、次に示すような変形形態でもよいものである。
すなわち、前記実施形態では、ブラケット26を根太材22Aの長さ寸法とほぼ同じとしたが、これに限らず、ピース23と同様の形状のものを複数個所定間隔で配置してもよい。また、これとは逆にピース23を側面材21と同じ長さ寸法の連続物としてもよい。そして、このような実施形態でも前記第1実施形態の▲1▼〜▲4▼の効果と同様の効果を得ることができる。
【0028】
また、前記実施形態では、根太材22A、22Bを異なる高さ寸法としたが、これに限らず、両者22A、22Bを同一高さとしてもよい。そして、このような実施形態でも前記第1実施形態の▲1▼〜▲4▼の効果と同様の効果を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の建物の階段吹き抜け構造によれば、上側階段のスタート位置と吹き抜け領域周囲との間を補助床部材で埋めたので、階段室の吹き抜け領域に補助床部材のみが張り出していることになり、これにより、階段室の吹き抜け領域を狭めることなく、1階用の階段のスタート位置の天井高さを高くできる。
【0030】
また、本発明の建物の補助床部材によれば、上側階段のスタート位置と吹き抜け領域周囲との間を補助床部材で埋めたので、階段室の吹き抜け領域に補助床部材のみが張り出していることになり、階段室の吹き抜け領域を狭めることなく、1階用の階段のスタート位置の天井高さを高くできる。また、補助床部材が側面材、根太材等で組まれて一体化されているので、強度が大きくなり、さらに、側面材で両側を建物の下梁および中間梁に支持されるので確実な取り付けとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るユニット式建物を示す全体側面図である。
【図2】本実施形態の階段室を有する2階建物ユニットを示す全体平面図である。
【図3】本実施形態の建物の補助床部材を示す全体斜視図である。
【図4】本発明のユニット式建物を構成する建物ユニットの骨組みを示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物
2A 階段室を有する1階建物ユニット
3A 階段室を有する2階建物ユニット
8 下梁
10 床面材
12 階段室
12A コーナ部
15 下側階段である1階〜2階用第1階段
16 上側階段である2階〜3階用第2階段
20 建物の補助床部材
21 補助床部材を構成する側面材
22A、22B 補助床部材を構成する根太材
25 補助床部材を構成する階段受け部材
A、A’ 踏み出し部
S、S’ スタート位置
Claims (5)
- 上下2連の階段が設置される建物の階段吹き抜け構造であって、前記建物の1階の床は全面に床材が張られた全面床とされ、この全面床の少なくとも一部上方に吹き抜け領域の階段室が形成され、前記下側階段のスタート位置は前記階段室内に前記吹き抜け領域から内側に所定寸法離れて設置され、前記上側階段は前記建物の2階において前記下側階段と上下方向に同位置上に設置され、この上側階段のスタート位置と前記吹き抜け領域周囲との間を、前記階段の幅方向両側に配置される側面材と、これらの側面材同士を結合する根太材と、この根太材の上面に張られる階段受け部材とを備え、前記側面材で前記階段の幅方向両側を建物の2階の下縁に沿った下梁および下梁間に架けわたされた中間梁に支持される補助床部材で埋めることを特徴とする建物の階段吹き抜け構造。
- 請求項1に記載の建物の階段吹き抜け構造において、前記建物は、予め工場で生産された複数の箱形の上下階建物ユニットを現場で組み合わせて建てられるユニット式建物であり、前記建物ユニットは下縁に沿った下梁を有するとともに、前記吹き抜け領域は前記各建物ユニットの前記下梁に沿って形成され、前記補助床部材は前記上階建物ユニットの下梁および下梁間に架けわたされた中間梁に支持されることを特徴とする建物の階段吹き抜け構造。
- 請求項1または2に記載の建物の階段吹き抜け構造において、前記吹き抜け領域は直交する前記下梁および前記中間梁で構成されるコーナ部を有し、前記補助床部材は前記コーナ部に3方を接続されていることを特徴とする建物の階段吹き抜け構造。
- 建物内の上下階にわたって形成された吹き抜け領域の階段室に、上下2連の階段がそれぞれのスタート位置を前記階段室の吹き抜け領域周囲から所定寸法離れて設置される建物の階段吹き抜け構造の、前記上側階段のスタート位置と前記吹き抜け領域周囲との間を埋める建物の補助床部材であって、前記階段の幅方向両側に配置される側面材と、これらの側面材同士を結合する根太材と、この根太材の上面に張られる階段受け部材とを備え、前記側面材で前記階段の幅方向両側を建物の2階の下縁に沿った下梁および下梁間に架けわたされた中間梁に支持されることを特徴とする建物の補助床部材。
- 請求項4に記載の建物の補助床部材において、前記根太材は複数あり、そのうちの1つは階段受け部材の長手方向の辺縁に沿って配置されるとともに、この根太材を介して前記下梁に支持されることを特徴とする建物の補助床部材。
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JPH10280549A JPH10280549A (ja) | 1998-10-20 |
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