JP2001336294A - 住宅建物 - Google Patents

住宅建物

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Publication number
JP2001336294A
JP2001336294A JP2000160277A JP2000160277A JP2001336294A JP 2001336294 A JP2001336294 A JP 2001336294A JP 2000160277 A JP2000160277 A JP 2000160277A JP 2000160277 A JP2000160277 A JP 2000160277A JP 2001336294 A JP2001336294 A JP 2001336294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loggia
living room
dining kitchen
residential building
living
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000160277A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Itakura
浩二 板倉
Tetsuo Iku
哲夫 伊久
Masaya Iwamoto
昌也 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2000160277A priority Critical patent/JP2001336294A/ja
Publication of JP2001336294A publication Critical patent/JP2001336294A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リビングやダイニングキッチンとの一体感が得
られるロジアを有する住宅建物を提供する。 【解決手段】リビング11とダイニングキッチン12と
が、連続する一つの空間に雁行して設けられるととも
に、その雁行した屋外にロジア2が設けられてなり、ロ
ジア2は、建物本体10と梁21でつながれ、その梁2
1がピロティ壁22で支持されて、上方および側方に吹
き抜けるようになされるとともに、このロジア2と、リ
ビング11およびダイニングキッチン12との間には、
それぞれ掃き出し窓13が設けられ、少なくとも何れか
一方の掃き出し窓13には、全面開口可能なワイドオー
プンサッシ3が設けられてなる住宅建物1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外に吹き抜けら
れた半戸外空間を有する住宅建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅建物においては、リビン
グとダイニングキッチンとの間を仕切らずに、連続する
空間として設けることが行われている。また、このよう
なリビングやダイニイングキッチンの屋外に面しては、
バルコニーを設けることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のバ
ルコニーは、リビングやダイニングキッチンが連続する
空間で一体感を増しているのに対し、これらの屋外にあ
るため、単に、これらリビングやダイニングキッチンか
らの出入りが考慮されているだけであった。
【0004】したがって、上記従来のバルコニーは、こ
れらリビングやダイニングキッチンに取り込まれたよう
な一体感のある空間設計が行われておらず、有効活用す
ることができなかった。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、リビングやダイニングキッチンとの一体感が
得られるロジアを有する住宅建物を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の住宅建物は、リビングとダイニングキッチン
とが、連続する一つの空間に雁行して設けられるととも
に、その雁行した屋外にロジアが設けられてなり、ロジ
アは、建物本体と梁でつながれ、その梁がピロティ壁や
ピロティ柱で支持されて、上方および側方に吹き抜ける
ようになされるとともに、このロジアと、リビングおよ
びダイニングキッチンとの間には、それぞれ掃き出し窓
が設けられ、少なくとも何れか一方の掃き出し窓には、
全面開口可能なワイドオープンサッシが設けられてなる
ものである。
【0007】この構成により、リビングからは、ロジア
を介してダイニングキッチンへの視線および動線を確保
することができ、ダイニングキッチンからもロジアを介
してリビングへの視線および動線を確保することができ
る。また、ワイドオープンサッシによって、ロジアと、
リビングおよびダイニングキッチンとの間の連続性を高
め、双方の一体感を創出することができる。
【0008】また、ロジアは、上方および側方に吹き抜
けるように構成しているものの、建物本体との間を梁で
つなぎ、その梁をピロティ壁やピロティ柱で支持するよ
うに構成しているため、開放的になり過ぎるのを抑えて
リビングやダイニングキッチンとの一体感を増すことが
できる。
【0009】この住宅建物のロジアの上方を、折り畳み
可能なスクリーンによって遮蔽可能としたり、この住宅
建物のロジアの側方を、格子戸によって遮蔽可能とする
ことで、ロジアは、屋外であるのに部屋感覚を持つ空間
にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1および図2は住宅建物1の間取りを示
し、図3は同住宅建物1の要部を示している。
【0012】すなわち、この住宅建物1は、リビング1
1とダイニングキッチン12とが、連続する一つの空間
に雁行して設けられるとともに、その雁行した屋外にロ
ジア2が設けられている。
【0013】リビング11は、住宅建物1の一階の略中
央部分に設けられている。
【0014】ダイニングキッチン12は、リビング11
の奥行きD方向後方に隣接し、間口W方向に約3m雁行
した位置に設けられている。リビング11とダイニング
キッチン12との間は、間口W方向に約2m重複するよ
うになされている。このリビング11とダイニングキッ
チン12との間には、仕切りが設けられず、連続する一
つの空間を形成するようになされている。
【0015】ロジア2は、リビング11の間口Wの側方
で、ダイニングキッチン12の奥行きD方向の前方の位
置、すなわち、リビング11とダイニングキッチン12
とを雁行させることによって形成される屋外空間に設け
られる。ロジア2の外周縁部には、住宅建物1の本体1
0の一階天井位置から延設された梁21が設けられてい
る。この梁21は、ロジア2のコーナー部分に設けられ
たピロティ壁22によって支持するようになされてい
る。また、ロジア2の床面にはデッキ材23が貼設され
ている。デッキ材23の中央部は、円形に開口されてお
り、この開口部20に樹木24が植えられている。
【0016】このロジア2は、屋外に形成されている
が、梁21やピロティ壁22によって囲まれ、しかもリ
ビング11とダイニングキッチン12とを雁行せること
によって形成される屋外空間に設けているので、ある程
度の閉鎖性を確保することができる。したがって、ロジ
ア2は、これらリビング11やダイニングキッチン12
と、屋外との中間領域的な空間とすることができる。
【0017】ロジア2とリビング11との間には、掃き
出し窓13が設けられている。また、ロジア2とダイニ
ングキッチン12との間には、全面開口するワイドオー
プンサッシ3が設けられている。このワイドオープンサ
ッシ3は、一対の折れ戸によって形成されており、それ
ぞれを開くことで、ロジア2とダイニングキッチン12
との間を全面開口して、これらロジア2とダイニングキ
ッチン12との一体感を高めることができるようになさ
れている。
【0018】これにより、ロジア2は、リビング11と
ダイニングキッチン12との双方への出入りが容易に行
えることとなる。したがって、ロジア2は、リビング1
1やダイニングキッチン12への動線が確保され、これ
らリビング11やダイニングキッチン12との一体感が
ある空間となる。
【0019】また、リビング11からは、ロジア2を介
してダイニングキッチン12を見通すことができ、ダイ
ニングキッチン12からもロジア2を介してリビング1
1を見通すことができる。したがって、ロジア2は、充
分な視線の抜けを確保でき、リビング11とダイニング
キッチン12との間に取り込まれたような空間となる。
【0020】リビング11の二階部分は、吹き抜け14
となされており、この吹き抜け14のロジア2に隣接す
る面には、採光窓15が設けられている。したがって、
リビング11は、この採光窓15と、ロジア2に面した
掃き出し窓13との双方から採光することができ、ロジ
ア2に匹敵する明るい空間となる。
【0021】ダイニングキッチン12の二階部分は、バ
ルコニー16となされている。このバルコニー16から
は、ロジア2を見下ろすことができ、採光窓15を介し
てリビング11も見下ろすことができる。したがって、
バルコニー16は、ロジア2やリビング11への視線の
抜けを確保して、これらの空間との一体感を高めること
ができることとなる。
【0022】なお、本実施の形態では、ロジア2は、側
方および上方に開放されているが、ワイドオープンサッ
シ3と対向するロジア2の奥行きD方向に沿った全面開
口部には、格子戸4を設けてもよい。この格子戸4は、
図4に示すように、矩形に枠組みされた枠体41に適宜
の間隔を存して横桟42を設けて構成されている。した
がって、この格子戸4が設けられたロジア2は、適度な
通風性および採光性が確保されるとともに、外部からの
視線も適度に遮断されることとなり、部屋感覚が高まる
こととなる。
【0023】また、同図に示すように、ロジア2は、上
方に開放された部分に、折り畳み可能なルーフスクリー
ン5を設けてもよい。このルーフスクリーン5は、樹脂
製のシート材や、防水加工された幌布などによって形成
され、手動または電動による操作でロジア2の上方に開
放された部分を閉塞したり開放したりすることができる
ようになされている。したがって、このルーフスクリー
ン5が設けられたロジア2は、通風性や採光性を調節す
ることができるとともに、ルーフスクリーン5を閉じる
ことによって、ロジア2の部屋感覚を高めたりすること
もでき、ロジア2自体に、より幅広い空間の変化を持た
せることができる。
【0024】図4に示す格子戸4と、ルーフスクリーン
5とは、それぞれ併用されてもよいし、単独でロジア2
に設けられてもよい。
【0025】なお、本実施の形態において、上述した以
外の室内の各間取りについては、特に限定されるもので
はなく、立地その他の各種条件に応じて適宜決定され
る。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、ロ
ジアは、リビングやダイニングキッチンとの一体感が得
られる視線や動線が幅広くなるので、これらリビングや
ダイニングキッチンと屋外との中間領域的な快適領域空
間として有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る住宅建物の一階部分の間取りを示
すプラン図である。
【図2】本発明に係る住宅建物の二階部分の間取りを示
すプラン図である。
【図3】本発明に係る住宅建物の要部を示す部分斜視図
である。
【図4】本発明に係る他の実施の形態を示す部分斜視図
である。
【符号の説明】
1 住宅建物 10 建物本体 11 リビング 12 ダイニングキッチン 13 掃き出し窓 2 ロジア 21 梁 22 ピロティ壁 3 ワイドオープッサッシ 4 格子戸 5 ルーフスクリーン(スクリーン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 昌也 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E025 AA13 AA14 AA15 AA22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リビングとダイニングキッチンとが、連
    続する一つの空間に雁行して設けられるとともに、その
    雁行した屋外にロジアが設けられてなり、 ロジアは、建物本体と梁でつながれ、その梁がピロティ
    壁やピロティ柱で支持されて、上方および側方に吹き抜
    けるようになされるとともに、 このロジアと、リビングおよびダイニングキッチンとの
    間には、それぞれ掃き出し窓が設けられ、少なくとも何
    れか一方の掃き出し窓には、全面開口可能なワイドオー
    プンサッシが設けられてなることを特徴とする住宅建
    物。
  2. 【請求項2】 ロジアの上方が、折り畳み可能なスクリ
    ーンによって遮蔽可能となされた請求項1記載の住宅建
    物。
  3. 【請求項3】 ロジアの側方が、格子戸によって遮蔽可
    能となされた請求項1または2記載の住宅建物。
JP2000160277A 2000-05-30 2000-05-30 住宅建物 Pending JP2001336294A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291446A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toyota Motor Corp ルーバー付き建物
JP2009046925A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Sekisui House Ltd 住宅
JP7503238B2 (ja) 2020-07-16 2024-06-20 積水ハウス株式会社 吹き抜け構造及び建物

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