JP4796403B2 - 建物 - Google Patents
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Description
その上、近年では居住性および機能性等の基本的な要素に加え、住宅そのもののデザイン性にも配慮することが求められており、これら問題点を解決し得る技術の開発が強く望まれていた。
また、このように複数の中空柱4が、平面視略円弧状に形成された床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って所定の間隔で立設されているので、隣接する中空柱4どうし間が幅広な開口となり、この幅広な開口に大きな窓10を設けることができ、これによって建物Aの採光性や通気性を向上させることができる。
さらに、前記複数の中空柱4が、前記床1の外周縁部1aと内周縁部1bとに沿って所定の間隔で立設されているので、これら複数の中空柱4に囲まれた前記床1上に、部屋と部屋とを隔てる壁を可能な限り少なくしたオープンスペースを形成することができ、建物Aの内部において開放感を得ることができる。
その上、前記床1が平面視略円弧状に形成されることによって、この床1上に位置する天井や屋根A3等を平面視略円弧状に形成できるとともに、これら床1や天井、屋根A3の形状に合わせて壁A4を曲面状に形成することができるので、外観および内観におけるデザイン性に優れる。
また、このように前記複数の矩形床部2と複数の三角床部3とを交互に並設するだけで、床1を平面視略円弧状に形成することができるので、例えば複数の床材を円弧状に加工製造して平面視略円弧状の床1を形成する場合に比して、効率良くデザイン性の向上を図ることができる。
前記複数の中空柱4は、前記床1の外周縁部1aおよび内周縁部1bよりも平面視において外側に突出して立設されていることを特徴とする。
前記複数の矩形床部2は、幅広に形成された複数の第1矩形床部2aと、この第1矩形床部2aよりも幅狭に形成された複数の第2矩形床部2bとを有しており、
これら第1矩形床部2aおよび第2矩形床部2bは交互に並設されているとともに、並設された第1矩形床部2aと第2矩形床部2bとの間に、前記三角床部3が配置されていることを特徴とする。
また、このように、並設された第1矩形床部2aと第2矩形床部2bとの間に、前記三角床部3を配置するだけで、床1を平面視略円弧状に形成することができるので、例えば複数の床材を円弧状に加工製造して平面視略円弧状の床1を形成する場合に比して、より効率良くデザイン性の向上を図ることができる。
前記複数の中空柱4は、開放された一面を平面視において前記床1側に向けて、前記複数の第2矩形床部2bの両端部にそれぞれ立設されていることを特徴とする。
また、前記複数の中空柱4は、前記複数の第2矩形床部2bの両端部にそれぞれ立設されているので、前記複数の第2矩形床部2bどうし間の距離や、第2矩形床部2bの両端部間の距離に合わせて、所定の間隔で連続的に並設配置することができ、より一層デザイン性に優れる。
前記中空柱4の開放された一面に、この開放された一面を開閉する扉4aが設けられていることを特徴とする。
また、前記複数の中空柱に囲まれた前記床上に、部屋と部屋とを隔てる壁を可能な限り少なくしたオープンスペースを形成することができ、建物の内部において開放感を得ることができる。
その上、前記床が平面視略円弧状に形成されることによって、この床上に位置する天井や屋根等を平面視略円弧状に形成できるとともに、床や天井、屋根の形状に合わせて壁を曲面状に形成することができるので、外観および内観におけるデザイン性に優れる。
そして、このパネルとは、縦横の框材が矩形状に組み立てられるとともに、矩形枠の内部に補助棧材が縦横に組み付けられて枠体が構成され、この枠体の両面もしくは片面に、面材が貼設されたものであり、内部中空な構造となっている。さらに、その内部中空な部分には、通常、グラスウールやロックウール等の断熱材が装填されるものである。
なお、建物Aの2階A2においては、2階A2の床1の外周縁部1aに沿ってバルコニー11が設けられているため、前記複数の中空柱4は設けられていないが、これら中空柱4にかわる木質構造用パネルの壁12が複数設けられている。
また、前記リビング14の上部には、1階A1から2階A2に吹き抜ける吹き抜け部22が設けられており、さらに開放感を高めることができるようになっている。
また、この三角床部3を大きい三角形や小さい三角形の三角床部3に変えることによって、前記床1の角度を調整することができるようになっている。
これによって、中空柱4の内部を建物A内における収納部として用いることができるとともに、外部の視線から前記中空柱4の内部を遮蔽することができ、景観性に優れる。
また、前記複数の中空柱4は、前記複数の第2矩形床部2bの両端部にそれぞれ立設されているので、前記複数の第2矩形床部2bどうし間の距離や、第2矩形床部2bの両端部間の距離に合わせて、所定の間隔で連続的に並設配置することができ、より一層デザイン性に優れる。
これによって、前記中空柱4の内部を遮蔽することができる。すなわち、例えば前記中空柱4の内部を収納部として用いた場合等において中空柱4の内部を隠すことができるので、より一層景観性に優れる。
また、前記複数の中空柱4に囲まれた前記床1上に、部屋と部屋とを隔てる壁を可能な限り少なくしたオープンスペースを形成することができ、建物Aの内部において開放感を得ることができる。
その上、前記床1が平面視略円弧状に形成されることによって、この床1上に位置する天井や屋根A3等を平面視略円弧状に形成できるとともに、床1や天井、屋根A3の形状に合わせて壁A4を曲面状に形成することができるので、外観および内観におけるデザイン性に優れる。
また、このように前記複数の矩形床部2と複数の三角床部3とを交互に並設するだけで、床1を平面視略円弧状に形成することができるので、例えば複数の床材を円弧状に加工製造して平面視略円弧状の床1を形成する場合に比して、効率良くデザイン性の向上を図ることができる。
1 床
1a 外周縁部
1b 内周縁部
2 矩形床部
2a 第1矩形床部
2b 第2矩形床部
3 三角床部
4 中空柱
Claims (5)
- 平面視略矩形状に形成された複数の矩形床部と、平面視略三角形状に形成され、隣接する矩形床部と同一長さの側縁部を有する複数の三角床部とを交互に並設することによって、平面視略円弧状の床が形成され、この床の外周縁部と内周縁部とに沿って、複数の木質構造用パネルを断面コ字状となるように組み立てて形成した中空柱が、所定の間隔で複数立設されていることを特徴とする建物。
- 請求項1に記載の建物において、
前記複数の中空柱は、前記床の外周縁部および内周縁部よりも平面視において外側に突出して立設されていることを特徴とする建物。 - 請求項1または2に記載の建物において、
前記複数の矩形床部は、幅広に形成された複数の第1矩形床部と、この第1矩形床部よりも幅狭に形成された複数の第2矩形床部とを有しており、
これら第1矩形床部および第2矩形床部は交互に並設されているとともに、並設された第1矩形床部と第2矩形床部との間に、前記三角床部が配置されていることを特徴とする建物。 - 請求項3に記載の建物において、
前記複数の中空柱は、開放された一面を平面視において前記床側に向けて、前記複数の第2矩形床部の両端部にそれぞれ立設されていることを特徴とする建物。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の建物において、
前記中空柱の開放された一面に、この開放された一面を開閉する扉が設けられていることを特徴とする建物。
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JP2006042093A JP4796403B2 (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 建物 |
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JP2006042093A JP4796403B2 (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | 建物 |
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