JP4118228B2 - 柱 - Google Patents

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この発明は、木造建物の複数階にわたる空間を形成する木製の柱に関するものである。
木造建物において、複数階にわたるような高さ方向への広がりがある空間(例えば吹き抜け等)を形成するためには、その空間の要所、例えば4隅に柱を設ける必要がある。
ところが、このような高さ方向への広がりがある空間(以下、「大空間」と言う。)を形成するためには、1階を形成する場合よりも柱の剛性を高くする必要があり、柱の横断面が大きくなる。一般に柱の横断面が大きくなると、より多くの材料が必要となり、建築コストの上昇を招く。また、一般に柱と壁との接合には釘が用いられることが多く、解体時の作業手間が掛かる。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、建築コストの上昇を招くことなく、且つ、解体に手間の掛かることがない、大空間を形成するための新規な柱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、木造建物の複数階にわたる空間を形成する木製の柱であって、縦桟と横桟と構造用面材とからなる矩形状の複数の長尺パネルが、その長辺同士で横断面多角形状の結合柱を中心にして放射状に固着されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、木造建物の複数階にわたる空間を形成する木製の柱であって、縦桟と横桟と構造用面材とからなる矩形状の長尺パネルがその長辺同士で隅角部に設けられた結合柱を介して固着され、横断面が多角形中空状に形成されている第1の柱体と、同様に長尺パネルがその長辺同士で隅角部に設けられた結合柱を介して固着された前記柱体と相似形の第2の柱体とからなり、第1の柱体の中空の内部空間に第2の柱体を隙間無く内接させて嵌合した2重構造となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項に記載の柱において、柱体の横断面における前記多角形の形状は、直角2等辺三角形であることを特徴とする。
この発明によれば、縦桟と横桟と構造用面材とからなる矩形状の複数の長尺パネルが、その長辺同士で横断面多角形状の結合柱を中心にして放射状に固着されており、従来の柱に比べて材料の量を減らすことができるので、建築コストの上昇を招くことがない。また解体に手間が掛かることもなく、大空間を形成するための新規な柱を提供することが可能となる。
この発明を実施するための最良の形態を、添付図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る柱の斜視図、図2は、この柱を利用して形成された建物の大空間を示す斜視図、図3は、図1の柱を構成する長尺パネルの正面図、図4は、2枚の短尺パネルから構成される長尺パネルの模式図、図5は、図1における長尺パネル同士の結合部付近の拡大斜視図、図6は、長尺パネル同士の結合の別の態様を示す拡大斜視図、図7は実施形態1の変形例の柱の横断面図である。
図1において、1は木製の柱で、この柱は、横断面が正方形状で、側面に矩形の長尺パネル2が4枚組み付けられて中空柱状に形成されている。すなわち、4枚の長尺パネル2は、隣接する長辺2a,2a同士において、木製の四角柱である結合柱3を介して互いに結合されている。この柱1は、木造建物の大空間を形成するために用いられるものであり、その長さは、少なくとも大空間の高さ以上に形成されている。また、柱1の横断面寸法を決める長尺パネル2の短手方向の長さは、柱1が支持すべき鉛直力の大きさを考慮して決定される。柱1を中空四角柱状とする場合、その横断面は長方形状であっても構わない。また、柱1が中空四角柱の場合、柱1の横断面の対角を対角線に沿って接続する筋交い状の部材を柱1の内部に設けてもよく、この場合には柱1の水平力に対する強度を高めることが可能となる。
図2において、Aは例えば吹き抜けなどの大空間を示す。尚、この図においては、窓、ドア等の付属設備は図示を省略している。この大空間Aの4隅には柱1が配置されており、この4本の柱1により、木造建物の鉛直力を受けるようになっている。この柱1の下部は図示しない最下階の基礎部分(又は土台)に接続されている。また、柱1の上部は大空間Aの最上階の桁以上の高さまで延出し、図示しない梁等に接続されている。そして、柱1と柱1との間には、大空間Aの壁となる壁パネル12が柱1に固定されている。本図においては、柱1は、大空間Aを最も効率良く形成するために隅部に4本設けられているが、柱1は、大空間Aを形成することができれば、その本数及び配置箇所については特に制限はない。例えば、大空間Aが水平方向に大きな面積を有する場合、大空間Aの中央部に柱1を追加する等が考えられる。また、例えば、大空間Aが図示のような直方体状でない場合(例えば多角形状)、その大空間Aの各頂点部に柱1を配置することが考えられる。
この柱1を構成する長尺パネル2は、図3に示すように、木製の縦桟5aと横桟5bとからなる桟本体5の一面に合板などからなる構造用面材4が接着されることで形成されている。即ち桟本体5は、長尺パネル2の長手方向の長さと略等しい長さを有し、等間隔に配置された平行な3本の縦桟5aと、この縦桟5aに直交するように接続される長尺パネル2の短手方向の長さと略等しい長さを有する平行な3本の横桟5bとからなる。尚、縦桟5aを長尺パネル2の対角線に沿って斜めに設ければ、長尺パネル2の水平力に対する強度を高めることが可能となる。また、図3に示した長尺パネル2においては、構造用面材4を長尺パネル2の一面にのみ使用しているが、構造用面材4を長尺パネル2の両面に設けても良い。このようにすることにより長尺パネル2の鉛直力及び水平力に対する強度を高めることが可能となる。また、図3で示した縦桟5a及び横桟5bの配置本数及び配置位置は、あくまで一例であり、長尺パネル2の強度を勘案して、所望の本数及び配置の縦桟5a及び横桟5bを使用することができる。
また、図4に示すように、長尺パネル2として、大空間Aの高さ未満の長さを有する複数の短尺パネル6を用いてもよい。短尺パネル6は長尺パネル2と同様な構造となっており、縦向きに配置されたその対向する横桟6b,6bにおいて互いに結合される。横桟6b,6b同士の結合には、釘、ビス、結合金物、接着剤等を用いることができる。
長尺パネル2同士は、図5に示すように、長辺2a,2aにおいて木製の結合柱3を介して互いに結合されている。すなわち、長尺パネル2,2は、その縦桟5a,5aの側面同士が直角に配置されており、縦桟5a,5aの側面により囲まれた空間には縦桟5a,5aの側面に接するように四角柱状の結合柱3が配置される。結合柱3を介して直交する2枚の長尺パネル2,2の内、一方の長尺パネル2の柱1の内部に面した縦桟5aの側面には、結合柱3を貫通して柱1の外部に面した結合柱3の側面に至る貫通穴7が設けられている。この貫通穴7には、両端に雌螺子が形成された貫通穴7の長さよりも若干短いパイプ状金物8が嵌挿されており、貫通穴7の両端開口部からボルト9,9をこのパイプ状金物8に螺合することにより長尺パネル2と結合柱3とが結合される。結合柱3を介して直交する2枚の長尺パネル2,2の内、他方の長尺パネル2には、前記貫通穴7と直行する方向に結合柱3を貫通する貫通穴7が設けられており、一方の長尺パネル2の場合と同様に、パイプ状金物8及びボルト9,9により結合柱3と結合されている。このようにして、一方と他方の長尺パネル2,2は、長辺2a,2aにおいて結合柱3を介して互いに結合されている。尚、長尺パネル2と結合柱3との結合は、パイプ状金物8及びボルト9,9による以外でも、図6に示すように、柱1の内部側の縦桟5a,5aの側面から結合柱3に向かって釘又はビス10を打つことによっても行うことができる。
このように実施形態1では、長尺パネル2をその長辺2aにおいて互いに結合した柱1により、木造建物の大空間Aを形成するので、従来の柱を用いて空間を形成する場合に比べて柱1に使用する材料の量を削減することが可能となり、建築コストを削減することが可能となる。
また、長尺パネル2を互いに結合することで得られる柱1は、鉛直力に対する強度に優れている。また、従来の柱単体と比較した場合、水平力に対する強度にも優れている。また、前記のような構成の柱1は、長尺パネル2で囲まれた部分が中空部となるので、該中空内部に配線、配管及びダクト等を配置することが可能となり、空間の利用効率及び設計自由度が高まる。
また、長尺パネル2は、木製の桟本体5と構造用面材4のみから形成されるので、柱1を構成する長尺パネル2を簡易に製造することができる。
また、大空間Aの高さ未満の長さを有する複数枚の短尺パネル6を長手方向に沿って結合することで長尺パネル2を形成すれば、複数階にわたる大空間Aの高さ以上の長さを有する構造用面材4や縦桟5a等を準備する必要がなく、簡易に長尺パネル2を製造することができる。
また、木製の結合柱3を用いることにより長尺パネル2同士を長辺において簡易に結合することが可能となる。また、結合柱3と長尺パネル2との結合にパイプ状金物8及びボルト9,9を使用することにより、釘等により結合を行っていた従来の柱に比べて解体しやすい柱1を得ることができる。
図7において、柱20は、いわば2重構造とされており、実施形態1の柱1の内側の空間に、実施形態1と同様にして形成された別の柱15がさらに設けられている。すなわち、柱1の断面が正方形である内部空間に、隙間無く嵌合するような寸法を有する柱15が挿入されている。柱15を構成する結合柱3’としては、結合柱3と同じ寸法を有する断面正方形状のものが用いられている。また、柱15の側面を形成する長尺パネル2’は、長手方向の長さが、長尺パネル2と等しく、短手方向の長さが、長尺パネル2の短手方向の長さから柱3’の断面がなす正方形の一辺の長さの2倍を差し引いた長さとされている。長尺パネル2’の短手方向の長さが前記のようにされているので、柱15において、長尺パネル2’とこの長尺パネル2’の2長辺に結合された2本の結合柱3’とにより構成される柱15の1側面の短手方向の長さは、柱1の断面がなす正方形の1辺の長さと等しくなる。図7においては、結合柱3’として結合柱3と断面形状が同じものが用いられているが、必ずしも結合柱3’と結合柱3の断面形状が同じでなくてもよい。
このように、柱20はいわば2重構造となっているので、単一の柱1と比較した場合、水平力及び鉛直力に対する強度に優れている。
ここで、柱15の側面は、柱1の内壁面と接着剤、ビス、釘等により結合されていることが好ましい。このようにすることにより、より、柱20の水平力及び鉛直力に対する強度を優れたものとすることができる。
(実施形態2)
図8は、本発明の実施形態2に係る柱の斜視図、図9はこの柱を利用した建物の大空間を示す斜視図、図10は図8における長尺パネル同士の結合部付近の拡大斜視図、図11は実施形態2の変形例の柱の横断面図である。
図8に示すように、実施形態2の柱1は、三角形柱状である点が実施形態1と異なっている。即ち、柱1は横断面が2等辺直角三角形の中空柱状であり、その側面は3枚の長尺パネル2により形成されている。
図9に示すように、大空間Aは4隅に配置された柱1により形成されている。即ち、横断面が2等辺直角三角形状である柱1は、断面が矩形状である大空間Aの4頂点に、その直角の頂点を合わせ、且つ、直角の頂点を挟む2等辺が大空間Aの各頂点から伸びる2辺に沿うように配置される。その結果、柱1の直角を成す頂点に対向する斜辺は、大空間Aの1頂点から隣接する2頂点に向かって延びる2辺と45°の角度を成すように配置される。また、柱1と柱1との間には、実施形態1と同様に壁パネル12が柱1に固定されている。
長尺パネル2同士は、長辺2a,2aにおいて木製の結合柱を介して互いに結合されている。2等辺直角三角形の直角の頂点部分、つまり、柱1の直交する2枚の長尺パネル2,2を接続するための結合柱3は、図5に示したように実施形態1と同様であるが、45°の角度で結合される2枚の長尺パネル2,2を接続するための結合柱11は実施形態1とは異なっている。即ち、図10に示すように、2枚の長尺パネル2,2同士が45°の角度で結合される箇所において、長尺パネル2,2の縦桟5a,5aの側面同士が成す角度は135°となる。従って、これらの長尺パネル2,2同士を結合する結合柱11は、縦桟5a,5aの側面が成す角度(135°)に対応した角度を成す2つの結合面を有する断面5角形柱状とされている。この結合柱11と長尺パネル2,2とは、実施形態1同様にパイプ状金物8及びボルト9,9により結合されている。ここで、実施形態1同様に、結合柱11と長尺パネル2との結合にパイプ状金物8及びボルト9,9に代わり、釘又はビスを用いても良いことはもちろんである。
実施形態2の柱1は実施形態1と同様の効果を奏するとともに、上述の柱1の直角を成す頂点に対向する斜辺を構成する長尺パネル2が火打ち梁と同等の効果を発揮するので、大空間Aの水平力に対する強度を高めることができるという効果を奏する。
図11に示すように、柱20をいわば2重構造とし、実施形態2の柱1の外側に別の柱15を更に設けてもよい。このようにすることにより、図7の場合と同様に、単一の柱1と比較した場合、水平力及び鉛直力に対する強度を高めることができる。
(実施形態3)
図12は本発明の実施形態3に係る柱の斜視図、図13はこの柱を利用した建物の大空間を示す斜視図、図14は、図12における長尺パネル同士の結合部付近の拡大斜視図、図15は実施形態3の変形例の柱の横断面図である。
図12に示すように、実施形態3の柱1は、4枚の長尺パネル2が、断面が放射状となるように一方の長辺2aのみが長手方向に沿って互いに結合されている点が実施形態1及び実施形態2とは異なっている。即ち、柱1は、横断面が正方形状の四角柱である結合柱3の長手方向の各々の側面に、長尺パネル2の一方の長辺2aのみが結合されており、柱1を平面視した場合に、結合柱3を中心として長尺パネル2が短手方向に放射状に延出して十字状をなすように配置されている。なお、本実施形態では、4枚の長尺パネル2を結合柱3を中心として放射状に配置しているが、結合柱3を正方形柱以外の正多角形柱とすることにより、放射状に配置する長尺パネル2を4枚以外の枚数(例えば3枚、5枚、6枚等)とすることが可能である。
図13に示すように、大空間Aは、4隅に配置された柱1により形成されている。即ち、大空間Aを平面視した場合に、2本の直角に交差する2辺からなる柱1の一辺は、その一端が大空間Aの4頂点と一致するように配置され、この一端から、大空間Aの中心方向に向かうように配置される。また、この一辺に直交する他辺は、両端が、大空間Aの各頂点から伸びる2辺を斜め45°に結ぶように配置されている。また、柱1と柱1との間には、実施形態1と同様に壁パネル12が柱1に固定されている。
図14に示すように、長尺パネル2と結合柱3とは、十字の中心において互いに結合されている。即ち、結合柱3の長手方向の一側面には、一の長尺パネル2がその縦桟5aの側面において接しており、結合柱3の前記一側面に対向する他側面には、他の長尺パネル2がその縦桟5aの側面において接している。そして、一の長尺パネル2の縦桟5aの側面から結合柱3及び他の長尺パネル2の縦桟5aを貫通する貫通穴7が設けられている。この貫通穴7には、実施形態1と同様に、貫通穴7の長さよりも若干短いパイプ状金物8が嵌挿されており、貫通穴7の両端開口部からボルト9,9を螺合することで、結合柱3に一の長尺パネル2及び他の長尺パネル2が結合されている。同様にして、一及び他の長尺パネル2,2に直交する長尺パネル2,2をパイプ状金物8及びボルト9,9を用いて結合柱3に結合することで、十字状の柱1が得られる。
実施形態3の柱1は、柱1の内部に配線等を配置することができない点を除けば、実施形態1と同等の効果を奏する。
図15に示すように、柱20の中心に位置する結合柱21として4本の結合柱3を断面正方形状に組み合わせたものを用い、この結合柱21の側面から4方に放射状に延出する長尺パネル22として長尺パネル2を2枚張り合わせたものを用いても良い。このようにすることにより、単一の柱1と比較した場合、水平力及び鉛直力に対する強度を高めることができる。
実施形態1に係る柱の斜視図である。 図1の柱を利用した建物の大空間を示す斜視図である。 図1の柱を構成する長尺パネルの正面図である。 2枚の短尺パネルから構成される長尺パネルの模式図である。 図1における長尺パネル同士の結合部付近の拡大斜視図である。 長尺パネル同士の結合の別の態様を示す拡大斜視図である。 実施形態1の変形例の柱の横断面図である。 実施形態2に係る柱の斜視図である。 図8の柱を利用した建物の大空間を示す斜視図である。 図8における長尺パネル同士の結合部付近の拡大斜視図である。 実施形態2の変形例の柱の横断面図である。 実施形態3に係る柱の斜視図である。 図12の柱を利用した建物の大空間を示す斜視図である。 図12における長尺パネル同士の結合部付近の拡大斜視図である。 実施形態3の変形例の柱の横断面図である。
符号の説明
1 柱
2 長尺パネル
3,11 結合柱
4 構造用面材
5 桟本体
6 短尺パネル
7 貫通穴
8 パイプ状金物
9 ボルト
10 ビス
12 壁パネル

Claims (3)

  1. 木造建物の複数階にわたる空間を形成する木製の柱であって、縦桟と横桟と構造用面材とからなる矩形状の複数の長尺パネルが、その長辺同士で横断面多角形状の結合柱を中心にして放射状に固着されていることを特徴とする柱。
  2. 木造建物の複数階にわたる空間を形成する木製の柱であって、縦桟と横桟と構造用面材とからなる矩形状の長尺パネルがその長辺同士で隅角部に設けられた結合柱を介して固着され、横断面が多角形中空状に形成されている第1の柱体と、同様に長尺パネルがその長辺同士で隅角部に設けられた結合柱を介して固着された前記柱体と相似形の第2の柱体とからなり、第1の柱体の中空の内部空間に第2の柱体を隙間無く内接させて嵌合した2重構造となっていることを特徴とする柱。
  3. 柱体の横断面における前記多角形の形状は、直角2等辺三角形であることを特徴とする請求項2に記載の柱
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