JP2002332777A - 組み合わせサッシ - Google Patents

組み合わせサッシ

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JP2002332777A
JP2002332777A JP2001139797A JP2001139797A JP2002332777A JP 2002332777 A JP2002332777 A JP 2002332777A JP 2001139797 A JP2001139797 A JP 2001139797A JP 2001139797 A JP2001139797 A JP 2001139797A JP 2002332777 A JP2002332777 A JP 2002332777A
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frame
sash
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Ryuichi Sato
隆一 佐藤
Takeshi Takagi
毅 高木
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレハブ住宅などの住宅外観の向上を図ると
ともに、用途に合わせて簡単に取り替えでき、メンテナ
ンス性及び意匠性の高いサッシを提供する。 【解決手段】 一つの開口部に連窓と連段窓を上下左右
方向に組み合わせて配置して窓サッシ4を構成し、該窓
サッシ4を床から天井まで開口した外壁の開口部に嵌め
込む構成とし、窓サッシ4の窓枠10を軸組み15に固
定し、該窓枠10の室外側から化粧枠11・12・13
・14を固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁の開口部に設
けられたサッシの構成、詳しくは、外壁の床から天井ま
でを開口した開口部に設けられた大型の窓サッシに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の外壁の開口部に取り付ける
窓サッシとして、複数の窓枠を有する連窓、連段窓が公
知となっている。この連窓とは、引違い窓や上げ下げ窓
や滑り出し窓や嵌め殺し窓等の窓ユニットを複数連続し
て、或いは、二つ以上組み合わせて左右方向に連続して
配置し、一体的な一つの窓としたものである。また、連
段窓とは、引違い窓や上げ下げ窓や滑り出し窓や嵌め殺
し窓等の窓ユニットを複数連続して、或いは、二つ以上
組み合わせて上下方向に連続して配置し、一体的な一つ
の窓としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の連
窓、連段窓を取り付けるための窓サッシの開口部の大き
さは限られているため、用途に合わせたり、好みに応じ
たり、外観を変更したりするためにサッシを組み替える
ことが困難であり、サッシの組み合わせの選択性が低い
という不具合があった。つまり、従来、一般住宅におい
て、外壁を床から天井まで大きく開口した窓サッシはな
く、さらに、二階も含めた大きな窓はなく、比較的大き
い開口を有する掃き出し窓であっても、左右方向に連続
して窓サッシを配置する構成はあっても、上下方向に連
続して窓サッシを配置することはなかったのである。本
発明は大きな一連の窓として外観を向上させるととも
に、大きな開口部に複数の窓サッシを配置することによ
って変化を与え、さらに外観の向上を図らんとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0005】即ち、請求項1においては、一つの開口部
に連窓と連段窓を上下左右方向に組み合わせて配置して
窓サッシを構成し、該窓サッシを床から天井まで開口し
た外壁の開口部に嵌め込む構成としたものである。
【0006】請求項2においては、前記窓サッシの窓枠
を軸組みに固定し、該窓枠の室外側から化粧枠を固定し
たものである。
【0007】請求項3においては、前記窓サッシの上部
と下部に開閉式の換気窓を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明に係る組み合わせサッシが適用された
戸建て住宅の正面図、図2は本発明の第一実施例に係る
組み合わせサッシの全体的な構成を示す正面図、図3は
同じく換気状態を示す斜視図、図4は別実施例の組み合
わせサッシの正面図、図5は別実施例の組み合わせサッ
シの正面図、図6は別実施例の組み合わせサッシの正面
図、図7は別実施例の組み合わせサッシの正面図、図8
は同じく側断面図、図9は同じく平断面図、図10は図
5における右部拡大図である。
【0009】図1は、一例として本発明に係るサッシが
適用された戸建て住宅1を示すものである。該住宅1は
二階建ての本屋部2と、該本屋部2の屋根2aまたは屋
上の一部に位置して、内部が屋根裏部屋またはペントハ
ウスまたは2.5階(中屋上階)となる小部屋3とで構
成されている。該小部屋部3の屋根3aは南北に下る片
流れ状の屋根となっており屋根の上面が南方に向くよう
構成されている。そして、本屋部2の一階106と二階
107は平面視において略等しい形状に設計され容積率
が大きくなるようにしていて、一階106と二階107
の間には屋根が設けられていない。
【0010】前記住宅1の本屋部2の一階106と二階
107の外壁面に、一階106及び二階107夫々の床
から天井までを上下方向の高さとした開口部64・64
・・・が設けられ、さらに、一階106の窓と二階10
7の窓が連続するように左右方向の幅及び位置を合わせ
て配置して、上下方向に長い一つの窓として見えるよう
に構成している。本発明は、この開口部64・64・・
・に連窓と連段窓とを組み合わせて大型の窓サッシ4を
として嵌め込む構成としている。
【0011】このように窓サッシ4を床から天井までに
わたって設けることによって、開口部64・64・・・
の上端と室内天井の位置が略同一となるので、室内側6
7から開口部64・64・・・を見ると、開口部64・
64・・・の上部まで室外の景色が広がって室外との一
体感が得られる。さらに、窓の外に庇が形成されるとき
には、室内側67天井、窓サッシ4及び軒天井108が
略平面を形成して、室内側67から見ると、室内空間が
軒天井108のある範囲まであるように感じることがで
きて、実際以上に広く感じることができるようになる。
そして、大型の窓サッシ4に連窓と連段窓が組み合わさ
れているので、デザイン性に優れながらも実用性を有す
る窓サッシを得ることができる。
【0012】次に、図2を用いて、連窓や連段窓を組み
合わされて構成された前記窓サッシ4の実施例について
説明する。
【0013】窓サッシ4は上枠6、下枠7、左枠8及び
右枠9とにより正面視矩形状に固定されて窓枠10が構
成され、該窓枠10内にガラス窓が左右摺動可能に、ま
たは、上下摺動可能に、または、外方向に滑り出し可能
に、または、窓枠10に固定される。この窓サッシ4
は、上部窓101、中部窓102、下部窓103の連段
窓とし、上部窓101はさらに横辷り出し窓101aと
固定窓101bとを上下に嵌め込んだ連段窓としてい
る。中部窓102は固定窓102aと縦辷り出し窓10
2bとを左右に嵌め込み連窓としている。下部窓103
はその下方に固定窓として嵌め込み構成されている。
【0014】そして、このように上下方向に長く構成し
た窓サッシ4は、図3に示すように、上部窓101、中
部窓102、下部窓103の少なくとも二つは開閉可能
に構成して、上側と下側の窓を開けることによって換気
できるようにしている。図2の実施例においては、通風
のために横辷り出し窓101aと縦辷り出し窓102b
を開放することにより室内の換気を行うことができる。
また、固定窓101b、102a、103に磨りガラス
や色ガラス等を採用して、室内空間を隠蔽したり、外観
にアクセントを与えたりしても良い。
【0015】また、図2に示す窓サッシ4の組み合わせ
に代えて、図4に示すような組み合わせの窓サッシ4
(4' )にすることもできる。図4に示すように、上部
窓106、上中部窓107、下中部窓108、下部窓1
09と4段の連段窓とし、上部窓106は横辷り出し
窓、上中部窓107は固定連窓、下中部窓108は固定
窓、下部窓109は引き違い窓としている。こうして上
部窓106と下部窓109とを開閉可能として換気でき
るようにしている。
【0016】次に、図5において別実施例の窓サッシ4
(4a)について説明する。窓サッシ4は上枠6、下枠
7、左枠8及び右枠9とにより正面視矩形状に固定され
て横方向に長い窓枠10(10a)が構成され、該窓枠
10内にガラス窓が左右摺動可能に、または、上下摺動
可能に、または、外方向に滑り出し可能に、または、窓
枠10に固定される。
【0017】この窓サッシ4は、上部窓111と下部窓
112と上下二つの連段窓とし、さらに、下部窓を連窓
としている。上部窓111は引き違い窓とし、下部窓1
12は左上部窓112aと左下部窓112bと右部窓1
12cの連窓で構成し、左上部窓112aと左下部窓1
12bは横辷り出し窓で構成した連段窓とし、右部窓1
12cは固定窓としている。この場合も上部窓111と
左上部窓112aまたは左下部窓112bで開閉して換
気ができるようにしている。
【0018】また、前記サッシ4の組み合わせの代わり
に、図6に示すような窓サッシ4(4a' )の組み合わ
せにすることもできる。図6に示すように、窓サッシ4
は上部窓115と下部窓116の連段窓とし、上部窓1
15は3枚の横辷り出し窓で構成した左部窓115a、
中央窓115b、右部窓115cの連窓とし、その下方
の下部窓116は3枚建ての引き違い窓としている。
【0019】このように構成することによって、用途に
合わせたり、好みに応じたり、外観を変更したりするた
めにサッシの組み合わせることによって通風と採光をよ
くすることができ、意匠性の向上も図ることが出きる。
尚、窓サッシ4の内部に組み合わされる窓の形状は限定
されるものではなく、用途に合わせて引違い窓、片引き
窓、開き窓、辷り出し窓、上げ下げ窓、内開き窓、外開
き窓等を選択して、連窓と連段窓を組み合わせるのであ
る。そして、これらは一階106または二階107につ
いてのみ示したものであり、図1に示すように、一階1
06と二階107を上下連続して配置することにより、
縦長の大きな窓とすることができ、少なくとも4つ以上
の連段窓となり、従来にない変化の富んだ連続した窓と
することができるのである。
【0020】上述のような特徴を持った窓サッシ4は、
また、開口部64に対し室外側68から嵌脱自在に構成
されていることも大きな特徴としている。前記窓サッシ
5は内部に連段窓や連窓等の複数の窓を組み合わせてい
るが、これら全てが窓サッシ4の窓枠10と一塊となっ
て嵌脱できるように構成している。従って、窓サッシ4
を開口部64から嵌脱するときの組立工数が減少するた
めに、施工時間及び施工手間を削減することに寄与して
いる。
【0021】次に、窓サッシ4の構造について説明す
る。但し、窓サッシ4の内部に具備される窓の形態は限
定されるものではないので、ここでは説明のために、図
7に示すように、該窓サッシ4に上下に三連の引き違い
窓121・124、その間に二連の固定窓122・12
3を嵌設したものを例に挙げて説明する。
【0022】前記窓サッシ4は上枠6、下枠7、左枠8
及び右枠9で正面視矩形状の窓枠10を構成し、該窓枠
10の内部に、上枠6及び下枠7と平行に窓間サッシ1
25・125を固定している。尚、窓間サッシ125・
125は窓と窓の上下間に介在するサッシであり、該窓
間サッシ125・125の上下面には窓が摺動するため
のレールが形成されている。但し、該窓間サッシ125
・125の形状や数は窓サッシ4に嵌設される窓の形態
によって適宜変化させて対応させる。
【0023】図8に示すように、前記上枠6の外面には
上部化粧枠11が該上枠6と略平行に固定され、下枠7
の外面には下部化粧枠12が該上枠6と略平行に設けら
れている。そして、右枠9及び左枠8の外面にも同様に
夫々右化粧枠13及び左化粧枠14が右枠9及び左枠8
と略平行に固定されている。上部化粧枠11、下部化粧
枠12、左化粧枠13及び右化粧枠14は何れも金属素
材で構成された化粧枠であり、これらによって窓サッシ
4の周囲を囲んで美観を向上している。そして、上部化
粧枠11、下部化粧枠12、左化粧枠13及び右化粧枠
14はそれぞれ独立して外側から外して取り替え可能と
している。
【0024】次に、図8乃至図10を用いて窓サッシ4
の取り付け方について説明する。図8に示すように、窓
サッシ4の軸組となる梁15から下方へ向かって垂設さ
れたサッシ上固定片16には、上支持片17が螺設され
ている。該上支持片17下部には上外枠6aが螺設され
ていて、該上外枠6aの室外側68には、断面略L字状
の上部化粧枠11が螺設されている。該サッシ上部化粧
枠11の上方には、梁15に固定された外壁18が位置
している。
【0025】前記上外枠6aの室内側67には断熱材1
9を介して上内枠6bが設けられている。上内枠6bは
開口部64の室内側67の周縁部に位置する額縁20に
螺設されている。上述の如く、上外枠6aと上内枠6b
の二部材で上枠6を構成し、その間に断熱材19を介在
させて、窓サッシ4を通して室外側68の冷気を室内側
67に伝達しないようにして、窓サッシ4の結露を防止
し、断熱効果を高めている。
【0026】一方、開口部64の下部では、梁15(下
側)の上に固定台22が螺設されていて、該固定台22
の室外側68に水切皿板23が螺設されている。該水切
皿板23の下方には断面矩形状の下部化粧枠12が螺設
されていて、同じく水切皿板23の上方には下外枠7a
が螺設されている。また、前記固定台22の室内側67
上部には下外枠7bが螺設されている。
【0027】前記下外枠7aの室内側67には断熱材1
9を介して下内枠7bが設けられている。下内枠7bは
額縁20に螺設されている。該断熱材19は、下枠7の
上面を室内側67から室外側68へ流れる水が下枠内部
に入り込まないように防水のために樹脂カバー24で覆
われている。このようにして、前記上枠と同様に、下外
枠7aと下内枠7bの二部材で下枠7を構成すること
で、室外側68の冷気を室内側67に伝達しないように
して、結露を防止し、断熱効果を高めている。
【0028】次に、窓サッシ4を構成する左枠8と右枠
9の構造について説明する。但し、左枠8と右枠9の構
造は、窓サッシ4の左右中心に対して略対称であるので
右枠9の構造について詳細に説明し、左枠については省
略する。
【0029】図9及び図10に示すように、右外枠9a
は、開口部64の右側方に位置し窓サッシ4の軸組とな
る柱体57に右固定片26を介して固定されている。右
支持片27の室外側68には断面略L字状の右化粧枠1
3が螺設され、該右化粧枠13のさらに右側方、即ち、
開口部64と反対側には外壁18が配設されている。
【0030】また、前記右外枠9aに断熱材19を介し
て室内側67に設けられた右内枠9bには、額縁20が
螺設されて、該額縁20には室内壁材69が保持されて
いる。従って、室内側67から見れば、室内壁材69と
開口部64の間には該額縁20が露出して、窓サッシ4
が額縁20によって縁取られたように見える。そして、
前述の如く、右内枠9bの室外側68には断熱材19を
介して右外枠9aが位置して、該断熱材19は防水のた
めに開口部64側を樹脂カバー24で覆っている。
【0031】従って、前述の上枠6及び下枠7と同様
に、右枠9も右外枠9aと右内枠9bの間に断熱材19
を介して構成しており、窓サッシ4は上内枠6b、下内
枠7b、左内枠8b及び右内枠8bで構成される内枠
と、上外枠6a、下外枠7a、左外枠8a及び右外枠9
aで構成される外枠とに分けられる。そして、窓サッシ
4を室内側67と室外側68の二部材で構成して、さら
に、前記内枠と外枠の間に断熱材19を介在させること
で、直接内枠と外枠が接しないようにして、断熱材19
によって熱の伝導を遮断して室外側68の冷気が窓サッ
シ4を介して室内側67に伝達されないようにしてい
る。
【0032】上述の上枠6、下枠7、右枠9及び左枠8
で構成される窓サッシ4は、用途に合わせたり、好みに
応じたり、外観を変更したりするために、簡易に開口部
64から脱着できるように構成している。即ち、開口部
64の室外側68から窓サッシ4を該開口部64に嵌脱
できるようにしているのである。以下に窓サッシ4の取
外し手順について、図10を用いて、開口部64の右側
を例に挙げて説明する。
【0033】始めに、開口部64の室外側68の周縁部
を装飾している右化粧枠13を右枠9より外す。このと
き、まず、右化粧枠13を右枠9に固定している螺子2
1・21の上から嵌入された目地剤25・25を除去し
て、該螺子21・21を露出させる。通常、螺子21・
21は目地剤25・25によって保護されて外部に露出
しないようにされているが、該目地剤25・25を取り
除くことによって室外側68から螺子21・21を螺脱
できるように構成されており、該螺子21・21を外す
と右化粧枠13は右枠9より簡易に取り外すことができ
る(13' )。
【0034】前記右化粧枠13が右枠9から外れると、
今度は柱57に右枠9を固定しているボルト28が室外
側68に露出した状態となる。該ボルト28を緩めて外
すと、右固定片26及び右外枠9aを一体として室外側
68へ抜き取ることができる。そして、右内枠9bと額
縁20を固定している螺子29を外せば、該右内枠9b
を開口部64より室外側68から抜き取ることができ
る。
【0035】上述の如く、右枠9は開口部64より室外
側68から大きく三部材に分けて取り外すことができ
る。そして、窓サッシ4を室外側68から嵌脱できるよ
うに、柱体57より室内側67に位置する窓サッシ4の
構成部材は、柱体57より開口部64に対して反対側に
突出しないように形成している。従って、窓サッシ4は
室外側68からスムーズに抜き出すことができるのであ
る。上述の右枠9の取外し作業は上枠6、下枠7及び左
枠8も略同様である。また、上記取外し作業の手順を逆
に行うことで、窓サッシ4の取付作業とすることができ
る。
【0036】また、窓サッシ4の開口部64への取付構
造は、螺子やボルトによる螺設であり、窓サッシ4を開
口部64に対して簡易に嵌脱することができる。そし
て、窓サッシ4の嵌脱作業には難度の高い作業は含まれ
ず、短時間に作業を終えることができて且つ強固に固定
することができる。そして、上述の如くは簡易に開口部
64に嵌脱できる構造であるが、室外側68は上部化粧
枠11、下部化粧枠12、右化粧枠13及び左化粧枠1
4によって縁取られて窓サッシ4の美観を向上してい
る。さらに、上部化粧枠11、下部化粧枠12、右化粧
枠13及び左化粧枠14によって窓枠10と梁15とを
固定したボルトナットを外側から見えないようにしてい
るので、防犯性を保持することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0038】即ち、請求項1に示す如く、一つの開口部
に連窓と連段窓を上下左右方向に組み合わせて配置して
窓サッシを構成し、該窓サッシを床から天井まで開口し
た外壁の開口部に嵌め込む構成としたので、用途や好み
に合わせて多数のサッシを組み合わせることができ、選
択の範囲が広がり、外観、意匠性の向上を図ることがで
きる。
【0039】請求項2に示す如く、前記窓サッシの窓枠
を軸組みに固定し、該窓枠の室外側から化粧枠を固定し
たので、保守、点検のためにサッシを取り替える際に簡
単に外側からサッシを取り外すことができ、ボルトナッ
トを外部から見ることができないために防犯性も維持す
ることができる。
【0040】請求項3に示す如く、前記窓サッシの上部
と下部に開閉式の換気窓を設けたので意匠性の向上を図
るとともに、室内の換気を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組み合わせサッシが適用された戸
建て住宅の正面図。
【図2】本発明の第一実施例に係る組み合わせサッシの
全体的な構成を示す正面図。
【図3】同じく換気状態を示す斜視図。
【図4】別実施例の組み合わせサッシの正面図。
【図5】別実施例の組み合わせサッシの正面図。
【図6】別実施例の組み合わせサッシの正面図。
【図7】別実施例の組み合わせサッシの正面図。
【図8】同じく側断面図。
【図9】同じく平断面図。
【図10】図5における右部拡大図。
【符号の説明】
4 窓サッシ 10 窓枠 11 化粧枠 12 化粧枠 13 化粧枠 14 化粧枠 15 軸組み

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの開口部に連窓と連段窓を上下左右
    方向に組み合わせて配置して窓サッシを構成し、該窓サ
    ッシを床から天井まで開口した外壁の開口部に嵌め込む
    構成としたことを特徴とする組み合わせサッシ。
  2. 【請求項2】 前記窓サッシの窓枠を軸組みに固定し、
    該窓枠の室外側から化粧枠を固定したことを特徴とする
    請求項1に記載の組み合わせサッシ。
  3. 【請求項3】 前記窓サッシの上部と下部に開閉式の換
    気窓を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の組み合わせサッシ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255280A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Fukunaga Hiroshi Kenchiku Kenkyusho:Kk 多機能サッシュ
JP2016041876A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 旭化成ホームズ株式会社 建物の連設構造
JP2016041875A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 旭化成ホームズ株式会社 建物

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