JPH0654177B2 - 空気調和機の室外ユニツト支持装置 - Google Patents
空気調和機の室外ユニツト支持装置Info
- Publication number
- JPH0654177B2 JPH0654177B2 JP729585A JP729585A JPH0654177B2 JP H0654177 B2 JPH0654177 B2 JP H0654177B2 JP 729585 A JP729585 A JP 729585A JP 729585 A JP729585 A JP 729585A JP H0654177 B2 JPH0654177 B2 JP H0654177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outdoor unit
- frame
- cover
- air conditioner
- support device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、室外ユニットと室内ユニットとに分かれた
分離型の空気調和機において、建物外部に設置される前
記室外ユニットの支持装置に関するものである。
分離型の空気調和機において、建物外部に設置される前
記室外ユニットの支持装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の室外ユニットは、建物の外壁外側にその
ままの状態で即ち露出した状態で設置されている。ま
た、室内ユニットと室外ユニットとに分離されていない
一体型のものにおいては、その空気調和機器本体を建物
外側に取付けた化粧枠内に収納するものが考えられてい
る(実開昭57−97816号公報参照)。
ままの状態で即ち露出した状態で設置されている。ま
た、室内ユニットと室外ユニットとに分離されていない
一体型のものにおいては、その空気調和機器本体を建物
外側に取付けた化粧枠内に収納するものが考えられてい
る(実開昭57−97816号公報参照)。
発明が解決しようとする問題点 上記の如く室外ユニットが外部へ露出したものにおいて
は、建物の外観と調和せず景観を損なうという欠点があ
る。また、上記公報記載のものは、一体型のものである
点において本発明とは異なるとともに、化粧枠自身が完
全な一体構造となっているため、調和機本体の補修や点
検の際、この化粧枠自身を取外さなければ行ない得ない
欠点がある。
は、建物の外観と調和せず景観を損なうという欠点があ
る。また、上記公報記載のものは、一体型のものである
点において本発明とは異なるとともに、化粧枠自身が完
全な一体構造となっているため、調和機本体の補修や点
検の際、この化粧枠自身を取外さなければ行ない得ない
欠点がある。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するため、この発明では、建物の外
壁外側にフレーム(1)を取付けてこのフレームにて室外
(13)ユニットを支持させ、該室外ユニット(13)の上面と
前面及び左右側面を覆うカバー(15)(16)(19)を前記フレ
ーム(1)へ取付けたことを特徴とするものである。
壁外側にフレーム(1)を取付けてこのフレームにて室外
(13)ユニットを支持させ、該室外ユニット(13)の上面と
前面及び左右側面を覆うカバー(15)(16)(19)を前記フレ
ーム(1)へ取付けたことを特徴とするものである。
実施例 以下、この発明の構成を図示の実施例に基づいて説明す
ると、第1図及び第2図は建物の一階部分に取付ける場
合の構造を示している。これらの図において、(1)は支
持フレームであり、この支持フレーム(1)は、上部フレ
ーム(2)と下部フレーム(3)、及び、これら上下部フレー
ム(2)(3)間に渡した側面フレーム(4)(4)等によって方形
に形成してある。他方、第2図において、(5)は建物の
基礎、(6)は、該基礎(5)上に取付けられた軸組であっ
て、この軸組(6)の外側に外壁パネル(7)が取付けられて
いる。(8)は、内壁パネルである。(9)は上記軸組(6)の
上部に形成された窓開口部であり、(11)(11)は、各々窓
ガラスを示している。前記支持フレーム(1)は、その上
部フレーム(2)と下部フレーム(3)とが、第2図の如くビ
ス(12)等により、外壁パネル(7)の外側から軸組(6)まで
ねじ込んで固定される。
ると、第1図及び第2図は建物の一階部分に取付ける場
合の構造を示している。これらの図において、(1)は支
持フレームであり、この支持フレーム(1)は、上部フレ
ーム(2)と下部フレーム(3)、及び、これら上下部フレー
ム(2)(3)間に渡した側面フレーム(4)(4)等によって方形
に形成してある。他方、第2図において、(5)は建物の
基礎、(6)は、該基礎(5)上に取付けられた軸組であっ
て、この軸組(6)の外側に外壁パネル(7)が取付けられて
いる。(8)は、内壁パネルである。(9)は上記軸組(6)の
上部に形成された窓開口部であり、(11)(11)は、各々窓
ガラスを示している。前記支持フレーム(1)は、その上
部フレーム(2)と下部フレーム(3)とが、第2図の如くビ
ス(12)等により、外壁パネル(7)の外側から軸組(6)まで
ねじ込んで固定される。
上記のようにして固定される支持フレーム(1)には、そ
の外方より室外ユニット(13)が挿入されて下部フレーム
(3)上に載置されるとともに、ボルト(14)等によってこ
の下部フレーム(3)へ固定される。(15)(15)は、上記側
面フレーム(4)(4)へ外側より取付けられた側面カバーで
あって、これによって室外ユニット(13)の左右両側面を
覆う。更に、上記の如く支持フレーム(1)内へ設置され
た室外ユニット(13)の前面側には、前面カバー(16)がビ
ス(図示せず)により取付けられてこの室外ユニット(1
3)を覆うとととに、該前面カバー(16)の一個所には、室
外ユニット(13)の排気口(17)に対応して開口部(18)が形
成してある。上部フレーム(2)には室外ユニット(13)の
上面を覆う上部カバー(19)が上方より取付けられるが、
この上部カバー(19)は、その周縁部分を残して、中央部
が支持フレーム(1)内に沈込むよう凹状に形成された容
器型とされており、この凹状部(20)が、第2図の如く、
植木鉢等を設置するフラワーボックスとして使用できる
ようになっている。
の外方より室外ユニット(13)が挿入されて下部フレーム
(3)上に載置されるとともに、ボルト(14)等によってこ
の下部フレーム(3)へ固定される。(15)(15)は、上記側
面フレーム(4)(4)へ外側より取付けられた側面カバーで
あって、これによって室外ユニット(13)の左右両側面を
覆う。更に、上記の如く支持フレーム(1)内へ設置され
た室外ユニット(13)の前面側には、前面カバー(16)がビ
ス(図示せず)により取付けられてこの室外ユニット(1
3)を覆うとととに、該前面カバー(16)の一個所には、室
外ユニット(13)の排気口(17)に対応して開口部(18)が形
成してある。上部フレーム(2)には室外ユニット(13)の
上面を覆う上部カバー(19)が上方より取付けられるが、
この上部カバー(19)は、その周縁部分を残して、中央部
が支持フレーム(1)内に沈込むよう凹状に形成された容
器型とされており、この凹状部(20)が、第2図の如く、
植木鉢等を設置するフラワーボックスとして使用できる
ようになっている。
更に、前記側面カバー(15)(15)は、その外壁パネル(7)
側の端部が、その上半部分のみ方形に切欠されて、外壁
パネル(7)との間に隙間(21)を残すようにしている。ま
た、上部カバー(19)と外壁パネル(7)との間にも隙間(2
2)を有しており、これらの隙間(21)(22)から外気を室外
ユニット(13)側に取入れ、更に、室外ユニット(13)の排
気を、前記の如く前面カバー(16)の開口部(18)より排出
するようにしてある。
側の端部が、その上半部分のみ方形に切欠されて、外壁
パネル(7)との間に隙間(21)を残すようにしている。ま
た、上部カバー(19)と外壁パネル(7)との間にも隙間(2
2)を有しており、これらの隙間(21)(22)から外気を室外
ユニット(13)側に取入れ、更に、室外ユニット(13)の排
気を、前記の如く前面カバー(16)の開口部(18)より排出
するようにしてある。
第3図は、二階部分即ち室外ユニット(13)を第4図のよ
うに、二階の窓開口部(10)と一階の窓開口部(10)との間
の外壁部分へ取付ける場合の構造を示している。この場
合、支持フレーム(1)及び各カバー(15)(16)(19)の取付
け構造、更に、室外ユニット(13)の据付け構造は第1図
及び第2図と基本的に異なるところはない。他方、その
下方部分に一階用の窓庇(23)が取付けられている。この
窓庇(23)は、その屋根部(24)が傾斜した側面形状三角形
であって、この実施例では、前記の前面カバー(16)を、
該屋根部(24)を略前面に亘って覆うよう下方へ延長し、
側面カバー(15)も、前面カバー(16)と窓庇(23)との間の
隙間を覆うよう三角形状に下方へ延長している。従っ
て、この第3図においては、第4図で示すように、前面
カバー(16)が窓庇(23)を覆うので、窓庇(23)と室外ユニ
ット(13)の収納部が別々に分かれて配置されている場合
よりも外観がすっきりとする。また、このように二階部
分に取付けると、フレーム(1)や室外ユニット(13)が下
方から見えないよう底部カバーを設ける必要があるが、
窓庇(16)がこのカバーを兼ねた形となるため、特別の底
部カバーを設ける必要がない。第4図で示すように、こ
の窓庇(23)は二階の窓開口部(10)上方にも取付けられて
いる。
うに、二階の窓開口部(10)と一階の窓開口部(10)との間
の外壁部分へ取付ける場合の構造を示している。この場
合、支持フレーム(1)及び各カバー(15)(16)(19)の取付
け構造、更に、室外ユニット(13)の据付け構造は第1図
及び第2図と基本的に異なるところはない。他方、その
下方部分に一階用の窓庇(23)が取付けられている。この
窓庇(23)は、その屋根部(24)が傾斜した側面形状三角形
であって、この実施例では、前記の前面カバー(16)を、
該屋根部(24)を略前面に亘って覆うよう下方へ延長し、
側面カバー(15)も、前面カバー(16)と窓庇(23)との間の
隙間を覆うよう三角形状に下方へ延長している。従っ
て、この第3図においては、第4図で示すように、前面
カバー(16)が窓庇(23)を覆うので、窓庇(23)と室外ユニ
ット(13)の収納部が別々に分かれて配置されている場合
よりも外観がすっきりとする。また、このように二階部
分に取付けると、フレーム(1)や室外ユニット(13)が下
方から見えないよう底部カバーを設ける必要があるが、
窓庇(16)がこのカバーを兼ねた形となるため、特別の底
部カバーを設ける必要がない。第4図で示すように、こ
の窓庇(23)は二階の窓開口部(10)上方にも取付けられて
いる。
発明の効果 以上の如くこの発明によれば、フレームによって室外ユ
ニットを支持し、この室外ユニットをカバーによって覆
っているため、該室外ユニットが外部に露出せず外観が
良好である。また、室外ユニットの点検・補修の際には
前面カバー等を取外せばよく、装置全体即ちフレームま
で取外す必要がないという効果がある。
ニットを支持し、この室外ユニットをカバーによって覆
っているため、該室外ユニットが外部に露出せず外観が
良好である。また、室外ユニットの点検・補修の際には
前面カバー等を取外せばよく、装置全体即ちフレームま
で取外す必要がないという効果がある。
なお、この発明の実施例で示すように、カバーと外壁と
の間に隙間を設けて外気を取入れるようにし、更に前部
カバーに形成した開口部より排出するようにすれば、室
外ユニットによっと昇温された熱気が窓側に排出される
ことがないという利点がある。
の間に隙間を設けて外気を取入れるようにし、更に前部
カバーに形成した開口部より排出するようにすれば、室
外ユニットによっと昇温された熱気が窓側に排出される
ことがないという利点がある。
第1図は本発明装置の全体を示す分解斜視図、第2図は
一階部分における室外ユニットの取付け構造を示す要部
縦断側面図、第3図は同じく二階部分における取付け構
造を示す側面図、第4図は一階及び二階への取付け構造
の外観を示す全体正面図である。 (1)……支持フレーム、(13)……室外ユニット、(15)…
…側面カバー、(16)……前面カバー、(19)……上部カバ
ー、(20)……凹状部。
一階部分における室外ユニットの取付け構造を示す要部
縦断側面図、第3図は同じく二階部分における取付け構
造を示す側面図、第4図は一階及び二階への取付け構造
の外観を示す全体正面図である。 (1)……支持フレーム、(13)……室外ユニット、(15)…
…側面カバー、(16)……前面カバー、(19)……上部カバ
ー、(20)……凹状部。
Claims (2)
- 【請求項1】建物の外壁外側にフレームを取付け、この
フレームにて室外ユニットを支持させ、該室外ユニット
の上面と前面及び左右側面を覆うカバーを前記フレーム
へ取付けたことを特徴とする空気調和機の室外ユニット
支持装置。 - 【請求項2】室外ユニット上面を覆うカバーを凹状に形
成して、フラワーボックスとした実用新案登録請求の範
囲第1項記載の空気調和機の室外ユニット支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP729585A JPH0654177B2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 | 空気調和機の室外ユニツト支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP729585A JPH0654177B2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 | 空気調和機の室外ユニツト支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61165562A JPS61165562A (ja) | 1986-07-26 |
JPH0654177B2 true JPH0654177B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=11662038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP729585A Expired - Lifetime JPH0654177B2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 | 空気調和機の室外ユニツト支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654177B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH074417Y2 (ja) * | 1990-05-17 | 1995-02-01 | 昭伯 金子 | エアコンの室外ユニット保護屋根兼広告媒体用具 |
JPH0640730U (ja) * | 1992-11-12 | 1994-05-31 | 伸行 林 | 空気調和機の室外機カバー用キャビネット |
CN106765681A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-05-31 | 四川长虹电器股份有限公司 | 空调外机保护罩 |
JP6921706B2 (ja) * | 2017-10-17 | 2021-08-18 | トヨタホーム株式会社 | 建物の空調設置構造 |
JP6396621B1 (ja) * | 2018-06-07 | 2018-09-26 | 昌樹 二村 | 室外機の目隠し兼椅子机セット |
JP7313213B2 (ja) * | 2019-07-05 | 2023-07-24 | 岩谷マテリアル株式会社 | 室外機カバー |
-
1985
- 1985-01-17 JP JP729585A patent/JPH0654177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61165562A (ja) | 1986-07-26 |
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