JPH0629331Y2 - 排水機能を持った庇屋根 - Google Patents
排水機能を持った庇屋根Info
- Publication number
- JPH0629331Y2 JPH0629331Y2 JP1987116162U JP11616287U JPH0629331Y2 JP H0629331 Y2 JPH0629331 Y2 JP H0629331Y2 JP 1987116162 U JP1987116162 U JP 1987116162U JP 11616287 U JP11616287 U JP 11616287U JP H0629331 Y2 JPH0629331 Y2 JP H0629331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- hanging piece
- eaves
- support
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は樋体に庇屋根の役目をはたさせる排水機能を持
った庇屋根に関するものである。
った庇屋根に関するものである。
従来、庇屋根は単独で存在し、面積も小さい為に特に雨
樋を設けられることもなく、単に雨を防ぐだけのもので
あった。このために、雨降りの際、庇屋根より直接雨水
が落ち、地面よりハネカエッテ壁面を汚したり、地面が
荒れたりすることがあった。
樋を設けられることもなく、単に雨を防ぐだけのもので
あった。このために、雨降りの際、庇屋根より直接雨水
が落ち、地面よりハネカエッテ壁面を汚したり、地面が
荒れたりすることがあった。
本考案は樋体に庇屋根の機能をはたさせ、排水機能を持
たせるものである。
たせるものである。
〔考案の開示〕 第１図及び第２図において、１は排水樋、２は樋支持
部、３は固定部である。樋支持具Ａは樋支持部２と固定
部３とより構成されており、前面垂下片４は樋支持部２
の前端より垂下形成され、樋支持具Ａの前面部に設けら
れている。前面垂下片４の下部には軒天係止部５が形成
されている。幕板６は樋支持具Ａにビス７で固定されて
おり、前面垂下片４の前面部と共に軒天係止部５を覆っ
ている。８は軒天であり、軒天係止部５と壁面９との間
に張設固定されている。10は壁面９に軒天８を固定して
いる釘である。張設固定された軒天８と排水樋１の外底
面11の間には空間12を形成する。
部、３は固定部である。樋支持具Ａは樋支持部２と固定
部３とより構成されており、前面垂下片４は樋支持部２
の前端より垂下形成され、樋支持具Ａの前面部に設けら
れている。前面垂下片４の下部には軒天係止部５が形成
されている。幕板６は樋支持具Ａにビス７で固定されて
おり、前面垂下片４の前面部と共に軒天係止部５を覆っ
ている。８は軒天であり、軒天係止部５と壁面９との間
に張設固定されている。10は壁面９に軒天８を固定して
いる釘である。張設固定された軒天８と排水樋１の外底
面11の間には空間12を形成する。
かくして構成される庇屋根は、まず樋支持具Ａの固定部
３を壁面９に固定し、樋支持具Ａの樋支持部２に排水樋
１を支持せしめる。次に軒天８を樋支持具Ａに形成した
前面垂下片４の下部の係止部５と壁面９との間に軒天８
を張設固定する。最後に幕板６を前面垂下片４及び係止
部５を覆う如く樋支持具Ａに固定する。この庇屋根は排
水樋１が屋根上面の働きをすると共に雨水を排水するも
のである。排水樋１の雨水を下方へ流下せしめるには通
常の竪樋（図示せず）で流下せしめれば良い。
３を壁面９に固定し、樋支持具Ａの樋支持部２に排水樋
１を支持せしめる。次に軒天８を樋支持具Ａに形成した
前面垂下片４の下部の係止部５と壁面９との間に軒天８
を張設固定する。最後に幕板６を前面垂下片４及び係止
部５を覆う如く樋支持具Ａに固定する。この庇屋根は排
水樋１が屋根上面の働きをすると共に雨水を排水するも
のである。排水樋１の雨水を下方へ流下せしめるには通
常の竪樋（図示せず）で流下せしめれば良い。
又、この庇屋根においては、樋支持具Ａの樋支持部２の
前端部分に前面垂下片４が一体に垂下形成されている。
又、該前面垂下片４と樋支持部２とのコーナー部分の下
側に排水樋１の前側の上縁耳部が係合される凹曲部が設
けられている。又、幕板６の上端部分に固定部３方向に
折曲した上片部が延設され、該上片部が上記凹曲部の上
側に当接位置されている。又、排水樋１が樋支持部２に
支持された状態で、該排水樋１の前側の上縁耳部が上記
凹曲部に係合されて上記幕板６の上片部の下内側に位置
されている。したがって、樋支持具Ａの樋支持部２の前
端部分に前面垂下片４が一体に垂下形成されているた
め、排水樋１の固定用具と幕板６の固定用具とを別々に
取り付ける手間を要しないと共に同樋支持部２と前面垂
下片４とが一体となって強固で製造し易いものとなり、
又、排水樋１の前側の上縁耳部の上側を幕板６の上片部
が覆い隠すため、軒天８と排水樋１の外底面11との間の
空間12に雨水が侵入し難く、しかも、前面垂下片４と樋
支持部２とのコーナー部分の凹曲部が排水樋１の前側の
上縁耳部と幕板６の上片部との間に介在されることにな
るため、両者の間に間隙が確保され、該間隙における通
気作用によって上記空間12内の熱ごもりが防止される。
前端部分に前面垂下片４が一体に垂下形成されている。
又、該前面垂下片４と樋支持部２とのコーナー部分の下
側に排水樋１の前側の上縁耳部が係合される凹曲部が設
けられている。又、幕板６の上端部分に固定部３方向に
折曲した上片部が延設され、該上片部が上記凹曲部の上
側に当接位置されている。又、排水樋１が樋支持部２に
支持された状態で、該排水樋１の前側の上縁耳部が上記
凹曲部に係合されて上記幕板６の上片部の下内側に位置
されている。したがって、樋支持具Ａの樋支持部２の前
端部分に前面垂下片４が一体に垂下形成されているた
め、排水樋１の固定用具と幕板６の固定用具とを別々に
取り付ける手間を要しないと共に同樋支持部２と前面垂
下片４とが一体となって強固で製造し易いものとなり、
又、排水樋１の前側の上縁耳部の上側を幕板６の上片部
が覆い隠すため、軒天８と排水樋１の外底面11との間の
空間12に雨水が侵入し難く、しかも、前面垂下片４と樋
支持部２とのコーナー部分の凹曲部が排水樋１の前側の
上縁耳部と幕板６の上片部との間に介在されることにな
るため、両者の間に間隙が確保され、該間隙における通
気作用によって上記空間12内の熱ごもりが防止される。
上記のように本考案の排水機能を有する庇屋根は排水樋
体により排水機能を有すると共に軒天を下面に係止保持
して排水樋が下方から見えず天井の外観を有するもので
ある。更に排水樋の外底面と軒天の間に空間を設けてい
るために、雨水が排水樋内を流れたり、雨水が落下して
も音が軒天に直接びびかず良いものである。しかも、樋
支持具の樋支持部の前端部分に前面垂下片が一体に垂下
形成されているため、排水樋の固定用具と幕板の固定用
具とを別々に取り付ける手間を要しないと共に同樋支持
部と前面垂下片とが一体となって強固で製造し易いもの
となり、又、排水樋の前側の上縁耳部の上側を幕板の上
片部が覆い隠すため、軒天と排水樋の外底面との間の空
間に雨水が侵入し難く、しかも、前面垂下片と樋支持部
とのコーナー部分の凹曲部が排水樋の前側の上縁耳部と
幕板の上片部との間に介在されることになるため、両者
の間に間隙が確保され、該間隙における通気作用によっ
て上記空間内の熱ごもりが防止されるものである。
体により排水機能を有すると共に軒天を下面に係止保持
して排水樋が下方から見えず天井の外観を有するもので
ある。更に排水樋の外底面と軒天の間に空間を設けてい
るために、雨水が排水樋内を流れたり、雨水が落下して
も音が軒天に直接びびかず良いものである。しかも、樋
支持具の樋支持部の前端部分に前面垂下片が一体に垂下
形成されているため、排水樋の固定用具と幕板の固定用
具とを別々に取り付ける手間を要しないと共に同樋支持
部と前面垂下片とが一体となって強固で製造し易いもの
となり、又、排水樋の前側の上縁耳部の上側を幕板の上
片部が覆い隠すため、軒天と排水樋の外底面との間の空
間に雨水が侵入し難く、しかも、前面垂下片と樋支持部
とのコーナー部分の凹曲部が排水樋の前側の上縁耳部と
幕板の上片部との間に介在されることになるため、両者
の間に間隙が確保され、該間隙における通気作用によっ
て上記空間内の熱ごもりが防止されるものである。
第１図は本考案の実施例の側面図、第２図は第１図に示
す実施例の分解斜視図である。 図において、Ａは樋支持具、１は排水樋、２は樋支持
部、３は固定部、４は前面垂下片、５は軒天係止部、６
は幕板、８は軒天である。
す実施例の分解斜視図である。 図において、Ａは樋支持具、１は排水樋、２は樋支持
部、３は固定部、４は前面垂下片、５は軒天係止部、６
は幕板、８は軒天である。
Claims (1)
- 【請求項１】排水樋を支持する樋支持部と固定部とから
なる樋支持具の、樋支持部の前端部分に前面垂下片を一
体に垂下形成し、該前面垂下片と樋支持部とのコーナー
部分の下側に排水樋の前側の上縁耳部が係合される凹曲
部を設けると共に同前面垂下片の下端部分に固定部方向
に折曲した軒天係止部を形成し、前面垂下片の前面部を
覆うと共に前面垂下片の軒天係止部を覆う幕板を樋支持
具に固定し、該幕板の上端部分に固定部方向に折曲した
上片部を延設し、該上片部を上記凹曲部の上側に当接位
置させ、樋支持具の軒天係止部と壁面との間に軒天を張
設固定し、軒天と排水樋外底面との間に空間を設けて排
水樋を樋支持部に支持せしめると共に該排水樋の前側の
上縁耳部を凹曲部に係合させて上記幕板の上片部の下内
側に位置させ、樋支持具の固定部を壁面に固定してなる
排水機能を持った庇屋根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987116162U JPH0629331Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 排水機能を持った庇屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987116162U JPH0629331Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 排水機能を持った庇屋根 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6424223U JPS6424223U (ja) | 1989-02-09 |
| JPH0629331Y2 true JPH0629331Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31358446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987116162U Expired - Lifetime JPH0629331Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 排水機能を持った庇屋根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629331Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0810119Y2 (ja) * | 1990-07-09 | 1996-03-27 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋支持具 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5630597U (ja) * | 1979-08-14 | 1981-03-24 | ||
| JPS5742031U (ja) * | 1980-08-22 | 1982-03-06 | ||
| JPS61120834U (ja) * | 1985-01-17 | 1986-07-30 |
-
1987
- 1987-07-28 JP JP1987116162U patent/JPH0629331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6424223U (ja) | 1989-02-09 |
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