JPH0620818Y2 - 排水機能を有する庇屋根 - Google Patents
排水機能を有する庇屋根Info
- Publication number
- JPH0620818Y2 JPH0620818Y2 JP1987116164U JP11616487U JPH0620818Y2 JP H0620818 Y2 JPH0620818 Y2 JP H0620818Y2 JP 1987116164 U JP1987116164 U JP 1987116164U JP 11616487 U JP11616487 U JP 11616487U JP H0620818 Y2 JPH0620818 Y2 JP H0620818Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- curtain plate
- support
- locking piece
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は排水機能を有する庇屋根に関するものである。
従来、庇屋根は単なる屋根だけの機能をはたすだけであ
り、排水機能を有しないものであった。
り、排水機能を有しないものであった。
第1図及び第2図において、Aは樋支持具である。樋支
持具Aは樋受部1と固定部2からなっており、樋受部1
は排水樋状体3の両上縁部4,5を係止している。6は
垂下係止片で樋受部1の前面に固定されて同樋受部1の
前端部分より垂設されている。7は垂下係止片6の下端
の幕板支持部で、同垂下係止片6の下端部分に後方へ折
曲した凸状に形成されている。8は幕板である。幕板8
は排水樋状体3の前面9を覆い而も排水樋状体3の外底
面10を空間11をおいて被覆するもので、その前面部と底
面部とは一体に形成されている。又、該幕板8の前面部
と底面部との境界内側隅部分には、凹部が外方へ凸曲す
る形状に形成されている。排水樋状体3の外底面10を空
間11を介在して被覆している幕板8は軒天の役割をはた
すものである。
持具Aは樋受部1と固定部2からなっており、樋受部1
は排水樋状体3の両上縁部4,5を係止している。6は
垂下係止片で樋受部1の前面に固定されて同樋受部1の
前端部分より垂設されている。7は垂下係止片6の下端
の幕板支持部で、同垂下係止片6の下端部分に後方へ折
曲した凸状に形成されている。8は幕板である。幕板8
は排水樋状体3の前面9を覆い而も排水樋状体3の外底
面10を空間11をおいて被覆するもので、その前面部と底
面部とは一体に形成されている。又、該幕板8の前面部
と底面部との境界内側隅部分には、凹部が外方へ凸曲す
る形状に形成されている。排水樋状体3の外底面10を空
間11を介在して被覆している幕板8は軒天の役割をはた
すものである。
かくして構成されている排水機能を有する庇屋根は、樋
支持具Aの固定部2を壁面に釘打ち13で固定し、樋受部
1に排水樋状体3を支持せしめる。この場合、排水樋状
体3の両上縁部4,5を係止している。垂下係止片6は
下部に幕板支持部7を形成しており、樋支持具Aの前面
に垂下係止されている。幕板8は樋支持具Aに固定さ
れ、垂下係止片6の幕板支持部7に固定され、且つ壁面
12に固定される。壁面12への固定は樋支持具Aの固定部
2に固定されることにより行われる。この場合、上記幕
板8の前面部と底面部との境界内側隅部分の凹部に、垂
下係止片6の下端の幕板支持部7が係止されて、該係止
部分と樋受部1の前端部分と樋支持具1の固定部2の下
端部分との三箇所において、幕板8が樋支持具Aに結合
固定される。この状態で、幕板8は排水樋状体3の前面
を覆うと共に排水樋状体3の外底面10を空間11をおいて
被覆している。このために、排水樋状体3内を流れる雨
水の音は空間11を介在しているために幕板8に伝達され
難く、軒天の役割を充分はたすものである。
支持具Aの固定部2を壁面に釘打ち13で固定し、樋受部
1に排水樋状体3を支持せしめる。この場合、排水樋状
体3の両上縁部4,5を係止している。垂下係止片6は
下部に幕板支持部7を形成しており、樋支持具Aの前面
に垂下係止されている。幕板8は樋支持具Aに固定さ
れ、垂下係止片6の幕板支持部7に固定され、且つ壁面
12に固定される。壁面12への固定は樋支持具Aの固定部
2に固定されることにより行われる。この場合、上記幕
板8の前面部と底面部との境界内側隅部分の凹部に、垂
下係止片6の下端の幕板支持部7が係止されて、該係止
部分と樋受部1の前端部分と樋支持具1の固定部2の下
端部分との三箇所において、幕板8が樋支持具Aに結合
固定される。この状態で、幕板8は排水樋状体3の前面
を覆うと共に排水樋状体3の外底面10を空間11をおいて
被覆している。このために、排水樋状体3内を流れる雨
水の音は空間11を介在しているために幕板8に伝達され
難く、軒天の役割を充分はたすものである。
又、この庇屋根においては、幕板8の前面部と底面部と
の境界内側隅部分に形成される凹部に、垂下係止片6の
下端の幕板支持部7が係止されて、該係止部分と樋受部
1の前端部分と樋支持具Aの固定部2の下端部分との三
箇所において、幕板8が樋支持具Aにボルト、ナットに
て結合固定されるため、該幕板8は三箇所で固定され
て、風で煽られたり外力が加わったりしても振れ動いた
り外れたりせず確実に固定されており、特に、同幕板8
の前面部と底面部との角部分が凹む等変形し難くて有効
であり、しかも、同角部分が位置決めされて、三箇所に
おけるボルト、ナットによる結合固定作業が容易に行わ
れるものである。
の境界内側隅部分に形成される凹部に、垂下係止片6の
下端の幕板支持部7が係止されて、該係止部分と樋受部
1の前端部分と樋支持具Aの固定部2の下端部分との三
箇所において、幕板8が樋支持具Aにボルト、ナットに
て結合固定されるため、該幕板8は三箇所で固定され
て、風で煽られたり外力が加わったりしても振れ動いた
り外れたりせず確実に固定されており、特に、同幕板8
の前面部と底面部との角部分が凹む等変形し難くて有効
であり、しかも、同角部分が位置決めされて、三箇所に
おけるボルト、ナットによる結合固定作業が容易に行わ
れるものである。
上記のように本考案の排水機能を有する庇屋根は、排水
樋状体が雨水の排水の役割をし、幕板により前面及び下
面を覆っているために外観上も庇屋根の機能をはたすも
のであり、而も排水樋状体と幕板との間には空間が介在
しており、雨水の音が伝達し難いものである。しかも、
幕板の前面部と底面部との境界内側隅部分に形成される
凹部に、垂下係止片の下端の幕板支持部が係止されて、
該係止部分と樋受部の前端部分と樋支持具の固定部の下
端部分との三箇所において、幕板が樋支持具に結合固定
されるため、該幕板は三箇所で固定されて、風で煽られ
たり外力が加わったりしても振れ動いたり外れたりせず
確実に固定されており、特に、同幕板の前面部と底面部
との角部分が凹む等変形し難くて有効であり、しかも、
同角部分が位置決めされて、三箇所における結合固定作
業が容易に行われるものである。
樋状体が雨水の排水の役割をし、幕板により前面及び下
面を覆っているために外観上も庇屋根の機能をはたすも
のであり、而も排水樋状体と幕板との間には空間が介在
しており、雨水の音が伝達し難いものである。しかも、
幕板の前面部と底面部との境界内側隅部分に形成される
凹部に、垂下係止片の下端の幕板支持部が係止されて、
該係止部分と樋受部の前端部分と樋支持具の固定部の下
端部分との三箇所において、幕板が樋支持具に結合固定
されるため、該幕板は三箇所で固定されて、風で煽られ
たり外力が加わったりしても振れ動いたり外れたりせず
確実に固定されており、特に、同幕板の前面部と底面部
との角部分が凹む等変形し難くて有効であり、しかも、
同角部分が位置決めされて、三箇所における結合固定作
業が容易に行われるものである。
第1図は本考案の実施例の側面図、第2図は第1図に示
す実施例の分解斜視図、である。 図において、Aは樋支持具、1は樋受部、2は固定部、
3は排水樋状体、6は垂下係止片、7は幕板支持部、8
は幕板である。
す実施例の分解斜視図、である。 図において、Aは樋支持具、1は樋受部、2は固定部、
3は排水樋状体、6は垂下係止片、7は幕板支持部、8
は幕板である。
Claims (1)
- 【請求項1】樋支持具の樋受部に排水樋状体を支持せし
めると共に、排水樋状体の前面を覆い且つ排水樋状体の
外底面を空間をおいて被覆する幕板を樋支持具に固定し
てなる排水機能を有する庇屋根であって、樋受部の前端
部分より垂下係止片を垂設し、該垂下係止片の下端部分
に凸状の幕板支持部を形成し、他方、幕板の前面部と底
面部とを一体に形成して、該前面部と底面部との境界内
側隅部分に凹部を形成し、該凹部に上記垂下係止片の幕
板支持部を係止して該係止部分と樋受部の前端部分と樋
支持具の固定部の下端部分との三箇所において、幕板を
樋支持具に結合固定してなる排水機能を有する庇屋根。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987116164U JPH0620818Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 排水機能を有する庇屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987116164U JPH0620818Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 排水機能を有する庇屋根 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6424224U JPS6424224U (ja) | 1989-02-09 |
JPH0620818Y2 true JPH0620818Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31358450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987116164U Expired - Lifetime JPH0620818Y2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 排水機能を有する庇屋根 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620818Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837336U (ja) * | 1981-09-06 | 1983-03-11 | ナショナル住宅産業株式会社 | 軒先装置 |
JPS6132430U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-27 | タキロン株式会社 | 軒先化粧板 |
JPS6137331U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-08 | 正一郎 菅谷 | 軒樋用保護カバ− |
JPS61173630U (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-29 |
-
1987
- 1987-07-28 JP JP1987116164U patent/JPH0620818Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6424224U (ja) | 1989-02-09 |
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