JPH0627691Y2 - 軒天井の構造 - Google Patents

軒天井の構造

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JPH0627691Y2
JPH0627691Y2 JP6381687U JP6381687U JPH0627691Y2 JP H0627691 Y2 JPH0627691 Y2 JP H0627691Y2 JP 6381687 U JP6381687 U JP 6381687U JP 6381687 U JP6381687 U JP 6381687U JP H0627691 Y2 JPH0627691 Y2 JP H0627691Y2
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JP
Japan
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wall
eaves ceiling
base material
eaves
fixed
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JP6381687U
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JPS63171517U (ja
Inventor
陵二 酒田
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は軒天井の基部の構造に関する。
【背景技術】 従来より、軒天井の基部は外壁に固定された軒天井下地
材に固着されて取付けられているが、急勾配の軒天井
A′にあっては、第6図に示すように屋根パネル2が邪
魔になって軒天井下地材4′を外壁1にビス固定するた
めの施工スペースが採れなく、施工が困難且つ複雑にな
ってしまうものであった。又、軒天井材6の基部を外壁
1上に位置されることにより軒天井A′の基部の水密性
が確保され、軒天井下地材4′の固定も可能となるが、
規格品を使用する関係もあって施工現場においては、軒
天井材6の基部が外壁1の上端の上方とか外壁1とは離
れて位置する場合があり、壁際の水密性が確保できない
という問題があった。
【考案の目的】
本考案は上記問題を解決するために為されたものであ
り、その目的とするところは、急勾配で基部が外壁から
離れて位置するの軒天井であっても、軒天井の基部に施
工スペースを確保して軒天井下地材を確実に取付けるこ
とができ、施工が簡略化できると共に壁際の水密性も確
保できる軒天井の構造を提供することにある。
【考案の開示】
本考案は、軒天井材6の基部が外壁1から離れて位置す
る軒天井の構造であって、屋根パネル2に下方に向けて
突出する連結部材3を固定し、連結部材3に軒天井下地
材4を取付け、軒天井下地材4の屋内側面に軒天井下地
材4の下面より下方に突出して下端が外壁1を構成する
表面材26の上端の上方に位置し、かつ、外壁1の上端
にある枠材27の下方に位置する介装材5を取付け、軒
天井下地材4に軒天井材6を取着すると共に軒天井下地
材4に固着された壁際廻り縁14の受け片15と介装材
5と外壁1における枠材27と外壁1における表面材2
6とで形成される凹所7にシーリング材8を充填させて
成るものであり、この構成により上記目的が達成された
ものである。即ち、屋根パネル2に連結部材3を固定し
ているので、連結部材3により施工スペースが確保で
き、連結部材2に軒天井下地材4を取付けることによ
り、軒天井下地材4を確実に取付けることができるもの
であり、しかも軒天井下地材4に固着された壁際廻り縁
14の受け片15と介装材5と外壁1における枠材27
と外壁1における表面材26とで形成される凹所7にシ
ーリング材8を充填させているので、基部が外壁1から
離れて位置する軒天井Aであっても、壁際の水密性が確
保できるものである。 以下、本考案を添付の図面に示す実施例に基づいて説明
する。 外壁1の上端には連結金具19を介して屋根パネル2が
取付けられており、屋根パネル2が軒先から下方に向け
て急勾配で突出している。屋根パネル2の下面には連結
部材3がボルト9止めされている。連結部材3は、第2
図に示すように板状体の上端が屋根勾配aと略等しい角
度θ(29°)で下方に折曲されて固定片10が形成さ
れ、下端部の当たり片11の中央部が切り起こされて固
定片10と逆方向に位置決め片12が突出されて構成さ
れたものであり、固定片10により屋根パネル2にボル
ト9止めされて屋根パネル2から垂下している。この連
結部材3の位置決め片12と当たり片11とに当接させ
て軒天井下地材4がビス13止めされている。この場
合、連結部材3により施工スペースが確保され、軒天井
下地材4が簡単にビス13止めできるものである。軒天
井下地材4の屋内側面4aには軒天井下地材4の下面より
下方に突出して下端が外壁1を構成する表面材26の上
端の上方に位置し、かつ、外壁1の上端にある枠材27
の下方に位置する複数枚の介装材5がステップル25止
めされている。又、軒天井下地材4の下面には屋根勾配
aと略等しい角度の傾斜面4bとなっており、この傾斜面
4bに壁際廻り縁14の受け片15がステップル16止め
され、受け片15に形成され受け部15aに壁際廻り縁1
4の支持片17の挿入部17aが装着されてコ字状の嵌合
部18が形成されている。壁際廻り縁14の嵌合部18
に軒天井材6の基端部が嵌合され、軒天井材6の先端部
が屋根パネル2の先端に固定された鼻板20の下端部に
下地材21を介して固定されている。軒天井下地材4に
固着された壁際廻り縁14の受け片15と介装材5と外
壁1における枠材27と外壁1における表面材26とで
形成される凹所7にシーリング材8が充填されて軒先天
井Aの基部が構成されている。軒先天井材6と鼻板20
との固定部には軒先化粧カバー22が被着されており、
鼻板20には樋金具23を介して軒樋24が取付けられ
ている。
【考案の効果】
本考案は、軒天井材の基部が外壁から離れて位置する軒
天井の構造であって、屋根パネルに下方に向けて突出す
る連結部材を固定し、連結部材に軒天井下地材を取付
け、軒天井下地材の屋内側面に軒天井下地材の下面より
下方に突出して下端が外壁を構成する表面材の上端の上
方に位置し、かつ、外壁の上端にある枠材の下方に位置
する介装材を取付け、軒天井下地材に軒天井材を取着す
ると共に軒天井下地材に固着された壁際廻り縁の受け片
と介装材と外壁における枠材と外壁における表面材とで
形成される凹所にシーリング材を充填させているので、
連結部材により軒天井下地材の施工スペースが確保で
き、軒天井下地材を確実且つ簡単に取付けることがで
き、施工性に優れるものであり、しかも軒天井材と介装
材と外壁とで形成される凹所にシーリング材を充填させ
ているので、基部が外壁から離れて位置する軒天井であ
っても、壁際の水密性が確保できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第2図(a)
(b)(c)は同上における連結部材を示す平面図、側面図及
び背面図、第3図は同上における固着具を示す側面図、
第4図(a)(b)(c)は同上における軒天井下地材と介装材
と壁際廻り縁の受け片を示す平面図、背面図及び同図
(a)のX−X断面図、第5図(a)(b)は壁際廻り縁の支持
片を示す平面図及び同図(a)のY−Y断面図、第6図は
従来例を示す側断面図であって、Aは軒天井、1は外
壁、2は屋根パネル、3は連結部材、4は軒天井下地
材、5は介装材、6は軒天井材、7は凹所、8はシーリ
ング材、14は壁際廻り縁、15は受け片、26は表面
材、27は枠材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軒天井材の基部が外壁から離れて位置する
    軒天井の構造であって、屋根パネルに下方に向けて突出
    する連結部材を固定し、連結部材に軒天井下地材を取付
    け、軒天井下地材の屋内側面に軒天井下地材の下面より
    下方に突出して下端が外壁を構成する表面材の上端の上
    方に位置し、かつ、外壁の上端にある枠材の下方に位置
    する介装材を取付け、軒天井下地材に固着された壁際廻
    り縁の受け片と介装材と外壁における枠材と外壁におけ
    る表面材とで形成される凹所にシーリング材を充填させ
    て成る軒天井の構造。
JP6381687U 1987-04-27 1987-04-27 軒天井の構造 Expired - Lifetime JPH0627691Y2 (ja)

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JP6381687U JPH0627691Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27 軒天井の構造

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Publication Number Publication Date
JPS63171517U JPS63171517U (ja) 1988-11-08
JPH0627691Y2 true JPH0627691Y2 (ja) 1994-07-27

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