JP2534283Y2 - バルコニー - Google Patents
バルコニーInfo
- Publication number
- JP2534283Y2 JP2534283Y2 JP1991033173U JP3317391U JP2534283Y2 JP 2534283 Y2 JP2534283 Y2 JP 2534283Y2 JP 1991033173 U JP1991033173 U JP 1991033173U JP 3317391 U JP3317391 U JP 3317391U JP 2534283 Y2 JP2534283 Y2 JP 2534283Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- sides
- balcony
- handrail
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、バルコニーに関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のバルコニーは、前面および側面を
格子状にしたものがあり、通気性は良好であった。
格子状にしたものがあり、通気性は良好であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、格子の
隙間を通して外部からの視線を遮断できず、プライバシ
ーを守れない場合があった。また、前面および側面を化
粧材で構成すると外部からの視線を遮断できるが通気性
が損なわれるという欠点があった。したがって、この考
案の目的は、通気性を保持しつつ外部からの視線を遮断
できるバルコニーを提供することである。
隙間を通して外部からの視線を遮断できず、プライバシ
ーを守れない場合があった。また、前面および側面を化
粧材で構成すると外部からの視線を遮断できるが通気性
が損なわれるという欠点があった。したがって、この考
案の目的は、通気性を保持しつつ外部からの視線を遮断
できるバルコニーを提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この考案のバルコニー
は、建物の外壁にサッシが組み込まれた開口部を設け、
この開口部の略下半分を囲むように前面および両側面に
手摺壁を設けたバルコニーにおいて、前面の手摺壁の中
央部に化粧材を配置し、前記前面の手摺壁の前記化粧材
の両側と前記両側面の手摺壁に、鉛直方向に長い複数の
板状の縦格子を並設し、かつこれらの縦格子を屋外から
前記開口部へ向かう視線を遮るように鉛直軸回りに傾け
たことを特徴とするものである。
は、建物の外壁にサッシが組み込まれた開口部を設け、
この開口部の略下半分を囲むように前面および両側面に
手摺壁を設けたバルコニーにおいて、前面の手摺壁の中
央部に化粧材を配置し、前記前面の手摺壁の前記化粧材
の両側と前記両側面の手摺壁に、鉛直方向に長い複数の
板状の縦格子を並設し、かつこれらの縦格子を屋外から
前記開口部へ向かう視線を遮るように鉛直軸回りに傾け
たことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】この考案の構成によれば、前面の手摺壁の中央
部に化粧材を設けたのでバルコニーの外部からの視線を
遮断できる。また、縦格子は屋外から開口部へ向かう視
線を遮るように鉛直軸回りに傾けたので、縦格子の隙間
を通して開口部が外部から見えずプライバシーが守られ
る。さらに、バルコニーの前面および両側面の手摺壁で
囲まれた開口部にサッシを組み込んでおり、一方バルコ
ニーの両側に位置する前面の手摺壁の化粧材の両側と両
側面の手摺壁に縦格子を並設したので、サッシの窓のス
ライドにより開口部の両側部を開けると、バルコニーの
両側からこの付近の開口部の両側部へ空気が速やかに流
通する。このため、縦格子の数を最小限にして効率良く
換気を行うことができる。また、窓をどちらの側から開
けても部屋を換気でき、両側から開けると換気性が一層
向上する。
部に化粧材を設けたのでバルコニーの外部からの視線を
遮断できる。また、縦格子は屋外から開口部へ向かう視
線を遮るように鉛直軸回りに傾けたので、縦格子の隙間
を通して開口部が外部から見えずプライバシーが守られ
る。さらに、バルコニーの前面および両側面の手摺壁で
囲まれた開口部にサッシを組み込んでおり、一方バルコ
ニーの両側に位置する前面の手摺壁の化粧材の両側と両
側面の手摺壁に縦格子を並設したので、サッシの窓のス
ライドにより開口部の両側部を開けると、バルコニーの
両側からこの付近の開口部の両側部へ空気が速やかに流
通する。このため、縦格子の数を最小限にして効率良く
換気を行うことができる。また、窓をどちらの側から開
けても部屋を換気でき、両側から開けると換気性が一層
向上する。
【０００６】
【実施例】この考案の一実施例のバルコニーを図１ない
し図３に基づいて説明する。このバルコニーは、図２に
示すように、建物の外壁４に設けた開口部３の略下半分
を囲むようにして構成された前面の手摺壁１および両側
面の手摺壁２，２′を備えている。開口部３にはサッシ
が組み込まれている。また、図３に示すように、前面の
手摺壁１の中央部には化粧材５が配置され、この化粧材
５の両側すなわち前面の手摺壁１の両端部１ａ，１ｂお
よび両側面の手摺壁２，２′には複数の板状の縦格子６
…が並設してある。縦格子６…は、図３に示すように、
鉛直方向に長く、屋外から開口部３へ向かう視線を遮る
ように鉛直軸回りに傾けてある。具体的には、前面の手
摺壁１の一端部１ａおよびこの端部１ａに連接する側面
の手摺壁２において、縦格子６…の隙間を通して開口部
３が見えないように縦格子６…を側面の手摺壁２の外側
の外壁４へ傾斜させてある（図３）。なお、前面の手摺
壁１の他端部１ｂおよびこの他端部１ｂに連接する側面
の手摺壁２′に並設される縦格子６…も同様である。な
お、図３において、７，８は角筒状の柱で、地上に立設
してバルコニーの床材９を支持する。床材９は、外枠１
０および外枠１０内に架設された梁１１と、外枠１０お
よび梁１１の上に設置された床パネル（図示せず）とを
備えている。この場合、前面の手摺壁１の端部１ａに配
置した縦格子６は、化粧材５を取付ける取付部１２と前
面の手摺壁１の角部に配置した柱７との間に、下端が外
枠１０に固着され上端が手摺り（図示せず）に固着され
るように配設される。また、側面の手摺壁２に配置した
縦格子６は、柱７，８の間に、同様にして配設される。
１３はコーナーカバーである。
し図３に基づいて説明する。このバルコニーは、図２に
示すように、建物の外壁４に設けた開口部３の略下半分
を囲むようにして構成された前面の手摺壁１および両側
面の手摺壁２，２′を備えている。開口部３にはサッシ
が組み込まれている。また、図３に示すように、前面の
手摺壁１の中央部には化粧材５が配置され、この化粧材
５の両側すなわち前面の手摺壁１の両端部１ａ，１ｂお
よび両側面の手摺壁２，２′には複数の板状の縦格子６
…が並設してある。縦格子６…は、図３に示すように、
鉛直方向に長く、屋外から開口部３へ向かう視線を遮る
ように鉛直軸回りに傾けてある。具体的には、前面の手
摺壁１の一端部１ａおよびこの端部１ａに連接する側面
の手摺壁２において、縦格子６…の隙間を通して開口部
３が見えないように縦格子６…を側面の手摺壁２の外側
の外壁４へ傾斜させてある（図３）。なお、前面の手摺
壁１の他端部１ｂおよびこの他端部１ｂに連接する側面
の手摺壁２′に並設される縦格子６…も同様である。な
お、図３において、７，８は角筒状の柱で、地上に立設
してバルコニーの床材９を支持する。床材９は、外枠１
０および外枠１０内に架設された梁１１と、外枠１０お
よび梁１１の上に設置された床パネル（図示せず）とを
備えている。この場合、前面の手摺壁１の端部１ａに配
置した縦格子６は、化粧材５を取付ける取付部１２と前
面の手摺壁１の角部に配置した柱７との間に、下端が外
枠１０に固着され上端が手摺り（図示せず）に固着され
るように配設される。また、側面の手摺壁２に配置した
縦格子６は、柱７，８の間に、同様にして配設される。
１３はコーナーカバーである。
【０００７】上記のように構成したバルコニーは、前面
の手摺壁１の中央部に化粧材５を設けたのでバルコニー
の外部からの視線を遮断できる。また、縦格子６は屋外
から開口部３へ向かう視線を遮るように鉛直軸回りに傾
けたので、縦格子６の隙間を通して開口部３が外部から
見えずプライバシーが守られる。さらに、バルコニーの
前面の手摺壁１および両側面の手摺壁２，２′で囲まれ
た開口部３にサッシを組み込んでおり、一方バルコニー
の両側に位置する前面の手摺壁１の化粧材５の両側と両
側面の手摺壁２，２′に縦格子６を並設したので、サッ
シの窓のスライドにより開口部３の両側部を開けると、
バルコニーの両側からこの付近の開口部３の両側部へ空
気が速やかに流通する。このため、縦格子６の数を最小
限にして効率良く換気を行うことができる。また、窓を
どちらの側から開けても部屋を換気でき、両側から開け
ると換気性が一層向上する。
の手摺壁１の中央部に化粧材５を設けたのでバルコニー
の外部からの視線を遮断できる。また、縦格子６は屋外
から開口部３へ向かう視線を遮るように鉛直軸回りに傾
けたので、縦格子６の隙間を通して開口部３が外部から
見えずプライバシーが守られる。さらに、バルコニーの
前面の手摺壁１および両側面の手摺壁２，２′で囲まれ
た開口部３にサッシを組み込んでおり、一方バルコニー
の両側に位置する前面の手摺壁１の化粧材５の両側と両
側面の手摺壁２，２′に縦格子６を並設したので、サッ
シの窓のスライドにより開口部３の両側部を開けると、
バルコニーの両側からこの付近の開口部３の両側部へ空
気が速やかに流通する。このため、縦格子６の数を最小
限にして効率良く換気を行うことができる。また、窓を
どちらの側から開けても部屋を換気でき、両側から開け
ると換気性が一層向上する。
【０００８】
【０００９】
【考案の効果】この考案のバルコニーによれば、前面の
手摺壁の中央部に化粧材を設けたのでバルコニーの外部
からの視線を遮断できる。また、縦格子は屋外から開口
部へ向かう視線を遮るように鉛直軸回りに傾けたので、
縦格子の隙間を通して開口部が外部から見えずプライバ
シーが守られる。さらに、バルコニーの前面および両側
面の手摺壁で囲まれた開口部にサッシを組み込んでお
り、一方バルコニーの両側に位置する前面の手摺壁の化
粧材の両側と両側面の手摺壁に縦格子を並設したので、
サッシの窓のスライドにより開口部の両側部を開ける
と、バルコニーの両側からこの付近の開口部の両側部へ
空気が速やかに流通する。このため、縦格子の数を最小
限にして効率良く換気を行うことができる。また、窓を
どちらの側から開けても部屋を換気でき、両側から開け
ると換気性が一層向上する。このように、縦格子と化粧
材を上記のように組み合わせて構成することにより、縦
格子と化粧材のそれぞれの長所が生かされた構成とな
る。
手摺壁の中央部に化粧材を設けたのでバルコニーの外部
からの視線を遮断できる。また、縦格子は屋外から開口
部へ向かう視線を遮るように鉛直軸回りに傾けたので、
縦格子の隙間を通して開口部が外部から見えずプライバ
シーが守られる。さらに、バルコニーの前面および両側
面の手摺壁で囲まれた開口部にサッシを組み込んでお
り、一方バルコニーの両側に位置する前面の手摺壁の化
粧材の両側と両側面の手摺壁に縦格子を並設したので、
サッシの窓のスライドにより開口部の両側部を開ける
と、バルコニーの両側からこの付近の開口部の両側部へ
空気が速やかに流通する。このため、縦格子の数を最小
限にして効率良く換気を行うことができる。また、窓を
どちらの側から開けても部屋を換気でき、両側から開け
ると換気性が一層向上する。このように、縦格子と化粧
材を上記のように組み合わせて構成することにより、縦
格子と化粧材のそれぞれの長所が生かされた構成とな
る。
【図１】この考案の一実施例の要部平面図である。
【図２】簡略正面図である。
【図３】図２のIII −III 断面図である。
１ 前面の手摺壁 １ａ，１ｂ 端部 ２，２′ 側面の手摺壁 ３ 開口部 ４ 外壁 ５ 化粧材 ６ 縦格子
Claims (1)
- 【請求項１】 建物の外壁にサッシが組み込まれた開口
部を設け、この開口部の略下半分を囲むように前面およ
び両側面に手摺壁を設けたバルコニーにおいて、前 面の手摺壁の中央部に化粧材を配置し、前記前面の手
摺壁の前記化粧材の両側と前記両側面の手摺壁に、鉛直
方向に長い複数の板状の縦格子を並設し、かつこれらの
縦格子を屋外から前記開口部へ向かう視線を遮るように
鉛直軸回りに傾けたことを特徴とするバルコニー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991033173U JP2534283Y2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | バルコニー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991033173U JP2534283Y2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | バルコニー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04127301U JPH04127301U (ja) | 1992-11-19 |
| JP2534283Y2 true JP2534283Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31915916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991033173U Expired - Lifetime JP2534283Y2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | バルコニー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2534283Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5365781A (en) * | 1976-11-25 | 1978-06-12 | Mitsui Toatsu Chemicals | Reagent for quantitative analysis of llamino acid and alphaaketo acid |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP1991033173U patent/JP2534283Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04127301U (ja) | 1992-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950328 |