JPH1113180A - 外壁の取付構造およびそれを用いてなる住宅 - Google Patents

外壁の取付構造およびそれを用いてなる住宅

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JPH1113180A
JPH1113180A JP17171197A JP17171197A JPH1113180A JP H1113180 A JPH1113180 A JP H1113180A JP 17171197 A JP17171197 A JP 17171197A JP 17171197 A JP17171197 A JP 17171197A JP H1113180 A JPH1113180 A JP H1113180A
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JP
Japan
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wall
building
blind
house
attached
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JP17171197A
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Ryuichi Sato
隆一 佐藤
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多くのスペースを占有することなく壁を設け
ることができて敷地を有効に使用することが可能な外壁
の取付構造および住宅を提供する。 【解決手段】 外壁の取付構造E1においては、建物本
体の構造躯体の上方における一部(梁51)を外方に延
出するように構成し、壁1の上部を前記構造躯体の延出
部分(床梁5、梁51)に支持するとともに、該壁1の
下端部を基礎9に取り付ける。壁1は、該壁1の内部乃
至該壁1に沿った位置に柱を設けることなく、自体独立
して取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の外壁の取
付構造およびその外壁の取付構造を用いてなる住宅に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、特に狭小な土地に住宅が建設され
る場合に多くみられるように、できる限り敷地を余すこ
となく使用して建物が配置されることも少なくないが、
このような場合、例えば図11に示すように、住宅H1
0の玄関20が敷地外の道路Rに近接することになるた
め、玄関20における出入りの際に道路Rから住宅H1
0の内部が見えやすくなる。このため、プライバシーの
保護や防犯のために、該玄関20より外方に、目隠し用
のピロティ壁10を設けることがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなピロティ壁10は、内部に柱を入れる必要がある
こと等から、少なくとも350mm程度の厚さが必要であ
り、また、通常の建物の外壁の場合と同様の基礎80を
打設する必要もある。このため、このピロティ壁10を
設けると、その分玄関20前のスペースが狭くなるとい
う問題があり、これを避けるとすれば、建物の外壁面を
その分内奥側へ後退させるように設計することが必要と
なり、この場合には屋内のスペースが狭くなることにな
る。
【0004】この発明は、上記の点に鑑み、多くのスペ
ースを占有することなく壁を設けることができて敷地を
有効に使用することが可能な外壁の取付構造および住宅
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされたこの発明の請求項1に記載の外壁の取付構造
は、建物の外周部に壁を取り付ける構造であって、建物
本体の構造躯体の上方における一部が外方に延出するよ
うに構成され、壁の上部が前記構造躯体の延出部分に支
持されるとともに、該壁の下端部が基礎に取り付けら
れ、前記壁は、該壁の内部乃至該壁に沿った位置に柱を
設けることなく、自体独立して取り付けられていること
を特徴とするものである。
【0006】また、この発明の請求項2に記載の外壁の
取付構造は、前記請求項1に記載の外壁の取付構造にお
いて、前記基礎が、少なくとも外側面にフーチングが形
成されていないものであることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、この発明の請求項3に記載の住宅
は、建物の壁の少なくとも一部が請求項1乃至2に記載
の外壁の取付構造により取り付けられたことを特徴とす
るものである。
【0008】また、この発明の請求項4に記載の住宅
は、建物本体の外側面より外方の目隠し壁が、前記請求
項1乃至2に記載の外壁の取付構造により取り付けられ
たことを特徴とするものである。
【0009】また、この発明の請求項5に記載の住宅
は、建物本体の外側面を構成する外壁の少なくとも一部
が、前記請求項1乃至2に記載の外壁の取付構造により
取り付けられたことを特徴とするものである。
【0010】なおこの発明においては、「建物の外周
部」には、建物本体の外側面だけでなく、建物本体の外
側面から外方に距離をおいた位置も含まれるものとす
る。したがって、「壁」乃至「外壁」には、建物本体の
外側面を構成する外壁だけでなく、建物本体の外側面よ
り外方の目隠し壁等も含まれる。
【0011】また、「柱」とは、実質的に垂直荷重を支
持する垂直材を意味し、したがって壁を構成するための
フレームに含まれる垂直材等は含意しない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき具体的に説明する。図1には、実施形態に係る外
壁の取付構造の断面が示されている。同図に示す外壁の
取付構造E1は、建物本体の構造躯体の上方における一
部(梁51)が外方へ延出し、該延出部分に、目隠し壁
1が上部を支持されるようにして取り付けられた構成と
なっている。
【0013】目隠し壁1は、軽量リップ溝形鋼よりなる
フレーム2の外側および内側にパネル3、4をそれぞれ
取り付けてなるものである。目隠し壁1裏面の上端部よ
りやや下の部位は、H形鋼よりなる床梁5の下側フラン
ジに、ファスナ(図示せず)により吊り下げるようにし
て取り付けられている。上記床梁5は、建物本体の構造
躯体の上方部分(1階と2階との境界部分)から外方に
延出した梁51の先端に接合されている。この構造によ
り、目隠し壁1の上部が建物本体の構造躯体の上方にお
ける延出部分(梁51および床梁5)に支持されてい
る。
【0014】上記目隠し壁1の取付構造においては、目
隠し壁1はその上部を建物本体の構造躯体の延出部分に
支持されているため、該目隠し壁1自体は実質的には垂
直荷重を受けない構成となっている。このことから、該
目隠し壁1の内部乃至該壁に沿った位置には柱は配設さ
れておらず、該目隠し壁1自体が独立して取り付けられ
ている。これにより、該目隠し壁1の厚さは従来よりも
薄くすることができる。例えば、前記したように従来の
目隠し壁の場合は350mm程度以上の厚さが必要である
のに対し、ここに示す目隠し壁1の場合は、厚さ134
mm程度とすることができる。また、目隠し壁1の上部が
支持されていることから、該目隠し壁1の高さも、従来
のものよりも高くすることができる。
【0015】また、目隠し壁1が建物本体と一体化され
ているので、建物の外観上も好ましいものとなってい
る。さらに、目隠し壁1の外側のパネル3に、建物本体
の外壁と同様の仕上げを施すことにより、該目隠し壁1
と建物本体との一体性をより良好とすることができる。
【0016】目隠し壁1の上方には、該目隠し壁1と同
様の構成を有する手摺壁パネル6が取り付けられてお
り、床梁5および梁51の上には、床パネル7が取り付
けられている。これにより、目隠し壁1の上方部の内側
に、バルコニが設けられている。床梁5および梁51の
下方には天井が形成され、軒裏サイディング8が配設さ
れている。なお、目隠し壁1の上方部には、居室あるい
は屋根を設けるようにしてもよい。
【0017】上記のような床および天井は、例えば図2
に示すように、目隠し壁1Aの外方へさらに延出させる
ようにして設けてもよい。図2に示す例においては、目
隠し壁1Aが、床梁5の下面よりもやや低い高さを有す
るように形成され、該目隠し壁1Aの上端が、床梁5の
下側フランジに、ファスナ41により吊り下げるように
して取り付けられている。床梁5の上面には、内側の床
パネル71Aの外側端部ならびに外側の床パネル72A
の内側端部が取り付けられ、目隠し壁1Aの内側面およ
び外側面における上端より若干下の部位に当接するよう
にして、軒裏サイディング81A、82Aがそれぞれ配
設されている。
【0018】目隠し壁1の下端部は、図1に示すよう
に、基礎9に取り付けられている。前記したように目隠
し壁1の上部が支持されていることから、この基礎9の
場合も、従来のものより簡単な構成となっている。即
ち、該基礎9の厚さは125mm程度に形成され、さら
に、ここに示す例では該基礎9の下端部の外側面乃至内
側面にはフーチングが形成されていない。したがって、
基礎9が多くのスペースを占有することがなく、さら
に、外側面にフーチングを有していない分、基礎9(お
よび目隠し壁1)を敷地の端部に寄せるようにして配設
することができる。
【0019】上記外壁の取付構造E1は、例えば図3の
部分平面図および図4の概略部分断面図に示すように、
住宅H1の玄関前の目隠し壁1の取付構造に適用するこ
とができる。
【0020】図3および図4においては、住宅H1の南
西の隅部に設けられた玄関ホール11の外壁(建物本体
の外側面)12より外方の部位に、該外壁12に平行に
目隠し壁1が配設され、該外壁12と目隠し壁1との間
に、玄関アプローチ13が形成されている。目隠し壁1
は、玄関ホール11の幅にほぼ対応する幅(東西方向の
幅)を有し、その西側端から北方へ若干延びて隅部を包
囲する形状となっている。該目隠し壁1の構成は前記図
1に示すものと同様のものである。
【0021】玄関アプローチ13は、図3に示すように
敷地外の道路Rに近接するように設けられているが、上
記のように該玄関アプローチ13の外側端部に目隠し壁
1が配設されていることにより、玄関における出入りの
際にも道路Rから住宅H1の内部が見え難く、したがっ
てプライバシーが十分に保護されるとともに、防犯上も
好ましいものとなっている。
【0022】ここで、目隠し壁1は、前記したように従
来の目隠し壁よりも薄くなっており、さらに基礎がフー
チングを有していないため、その分住宅H1の敷地の端
部に寄せるようにして配設されている。これにより、玄
関前のスペースが広くなっており、例えば図3に示すよ
うに玄関部の片開戸14を外側に開いた状態でも、該片
開戸14と目隠し壁1との間に、成人Mが余裕をもって
(身体の向きを変えることなく)通過できる程度の間隙
が形成されている。
【0023】目隠し壁1の上方部には、図4に示すよう
に、バルコニ15が設けられている。これにより、目隠
し壁1の上方の空間が有効に利用されている。
【0024】図4および図5に示すように、バルコニ1
5の周縁部において、下方の目隠し壁1に対応する部分
(バルコニ15の前側端縁の西側部分)には、高壁(例
えば平均的な成人の身長程度以上の高さを有する壁)1
6が配設され、それ以外の部分には通常の手摺壁(腰
壁)17が配設されている。上記高壁16は、例えば1
800mm程度の高さを有し、通風や採光性を十分確保し
ながら、外部からの視線は遮断してプライバシーを十分
に保護することができるようになっている。これによ
り、該高壁16の内側をランドリースペース等として好
適に使用することができる。また、該高壁16に対応す
る屋内部には、図5に示すようにキッチン18が設けら
れており、したがって該高壁16の内側の部分がサービ
スバルコニとしても有用なものとなっている。一方、キ
ッチン18の東側にはリビングダイニング19が隣接し
ており、これに対応するバルコニ15の周縁部には手摺
壁17が配設されているので、該手摺壁17の内側は通
常のバルコニとして使用することができる。したがっ
て、屋内部の居室の配置に応じてバルコニ15の西側部
分と東側部分とを使い分けることができるようになって
いる。
【0025】図6の部分平面図および図7の概略部分断
面図には、前記外壁の取付構造E1により取り付けられ
た壁を目隠し壁として用いた住宅の別の例が示されてい
る。
【0026】図6および図7においては、住宅H2の南
西の隅部に浴室21が設けられ、該浴室21の南側の外
壁22に引違い窓23が配設されている。該外壁22
(建物本体の外側面)より外方の部位には、該外壁22
に平行に目隠し壁1Bが配設され、該外壁22と目隠し
壁1Bとの間に、テラス24が形成されている。目隠し
壁1Bは、浴室21の東側端よりもやや東方へ延び、そ
の西側端においては、北方へ若干延びて隅部を包囲する
形状となっている。該目隠し壁1Bの構成は前記図3お
よび図4に示す目隠し壁1とほぼ同様のものである。
【0027】上記浴室21においては、目隠し壁1Bに
より外部からの視線が遮られているため、図7に示すよ
うに、入浴中の使用者Pの視線にほぼ対応する高さ位置
に引違い窓23が配設されている。即ち、引違い窓23
の下端の高さ位置は、該引違い窓23の内側に沿って設
置されたバスタブ25の上端の高さ位置とほぼ同じ(厳
密にはバスタブ25の上端よりやや上)となっている。
また、外部からの視線が遮られていることから、開口部
の面積も大きくなっている。引違い窓23の位置および
サイズをこのように設定することにより、浴室21内の
通風および採光性が良好となり、視覚的にも開放感のあ
る浴室とすることができる。
【0028】また、テラス24のレベルも、引違い窓2
3の下端の高さ位置とほぼ等しくなっており、これによ
り、テラス24が視覚的に浴室21と一体感を有し、該
浴室21が広々としたものとなっている。
【0029】ここで、目隠し壁1Bは、前記図3および
図4に示す目隠し壁1の場合と同様に、従来の目隠し壁
よりも薄く、また基礎がフーチングを有していない分住
宅H2の敷地の端部に寄せるようにして配設されてい
る。これにより、テラス24がその分広くなっており、
浴室21が視覚的にさらに広々としたものとなってい
る。
【0030】本発明の外壁の取付構造は、例えば図8の
概略部分断面図に示すように、住宅H3の建物本体の外
側面を構成する外壁26の取付構造に適用することもで
きる。
【0031】図8においては、建物の1階部分の端部に
玄関ホール11Bが設けられ、該玄関ホール11Bの上
方の2階部分に居室27が設けられている。図9の模式
図に示すように、この部分における建物の構造躯体F1
は、2階部分28が1階部分29よりも外方へ延出し、
該延出部分の下には柱が配置されない構成となってお
り、該延出部分の端部に配置された2階の床梁31に、
外壁26の上端部を取り付けることができるようになっ
ている。図8および図9に示す外壁26の構成およびそ
の取付構造は、前記図1に示す目隠し壁1の構成および
その取付構造E1と基本的に同様である。この構造によ
り、建物本体の構造躯体F1の上方における延出部分
に、外壁26が上部を支持されるようにして取り付けら
れている。
【0032】なお上記図9に示す構造躯体F1は、例え
ば特開平3−233039号公報等に記載のラーメン構
法により得られるものである。このラーメン構法は、例
えば図10の概略部分斜視図に示すように、H形鋼より
なる複数の柱S1、S2のそれぞれの強軸が、直交する
2本の梁B1、B2の長さ方向にそれぞれ直角となるよ
うにして、該柱S1、S2を上下の梁(上側の梁は図示
省略)の間にそれぞれ配置し剛接合することによって、
該柱S1、S2と上下の梁とにより一方向ラーメンR
1、R2をそれぞれ構成し、X方向の水平力はX方向に
平行なラーメンR1により、Y方向の水平力はY方向に
平行なラーメンR2により、それぞれ処理するようにし
たものである。したがって、このラーメン構法において
は、梁(B1、B2)が交差するコーナー部等には従来
のような角形鋼管よりなる通し柱を配置する必要がな
く、またX方向の梁(B1)およびY方向の梁(B2)
のそれぞれにおいて任意の位置に柱(S1、S2)を配
置することができ、さらに上階部分と下階部分とで柱の
配置を変えることもできる。この構法を用いることによ
り、図9に示すように2階部分28を1階部分29より
も外方へ延出させ、該延出部分の下の1階部分には柱を
配置しないようにした構造躯体F1が得られる。
【0033】上記のように、本発明の外壁の取付構造に
より外壁26を建物本体の外側面に配設することによ
り、前記図1に示す目隠し壁1の場合と同様に、多くの
スペースを占有することなく建物本体の外壁を設けるこ
とができ、さらには建物本体を住宅H3の敷地の端部に
寄せるようにして設けることができるので、建物内の空
間をその分広くとることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1乃至
2に記載の外壁の取付構造によれば、建物本体の構造躯
体の上方における延出部分に壁の上部を支持させるよう
にし、前記壁は、該壁の内部乃至該壁に沿った位置に柱
を設けることなく、自体独立して取り付けるようにした
ので、該壁およびその基礎の厚さを従来よりも薄くする
ことができる。これにより、該壁および基礎を多くのス
ペースを占有することなく設けることができる。
【0035】さらに加えて、この発明の請求項2に記載
の外壁の取付構造によれば、前記壁の下端部が取り付け
られる基礎の少なくとも外側面にはフーチングを形成し
ないようにしたので、その分、該壁および基礎を敷地の
端部に寄せるようにして配設することができる。したが
って、敷地をさらに有効に使用することが可能となる。
【0036】また、この発明の請求項3に記載の住宅に
よれば、建物の壁の少なくとも一部を前記請求項1乃至
2に記載の外壁の取付構造により取り付けるようにした
ので、多くのスペースを占有することなく壁を設けるこ
とができ、さらには建物の少なくとも一部を住宅の敷地
の端部に寄せるようにして設けることができる。したが
って、敷地を有効に使用したプランが可能となる。
【0037】さらにまた、この発明の請求項4に記載の
住宅によれば、建物本体の外側面より外方の目隠し壁
を、前記請求項1乃至2に記載の外壁の取付構造により
取り付けるようにしたので、建物本体の外側面と目隠し
壁との間のスペースを有効に使用することができ、この
部分に広々としたアプローチ、テラス等を形成すること
もできる。
【0038】さらにまた、この発明の請求項5に記載の
住宅によれば、建物本体の外側面を構成する外壁の少な
くとも一部を、前記請求項1乃至2に記載の外壁の取付
構造により取り付けるようにしたので、多くのスペース
を占有することなく建物本体の外壁を設けることがで
き、さらには建物本体の少なくとも一部を住宅の敷地の
端部に寄せるようにして設けることができる。したがっ
て建物内の空間をその分広くとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る外壁の取付構造の部分断面図。
【図2】外壁の取付構造の他の例を示す部分断面図。
【図3】実施形態に係る住宅の部分平面図。
【図4】図3のIII −III 部における概略部分断面図。
【図5】図3の目隠し壁の上方に設けられたバルコニを
示す部分平面図。
【図6】他の実施形態に係る住宅の部分平面図。
【図7】図6のVI−VI部における概略部分断面図。
【図8】他の実施形態に係る住宅の概略部分断面図。
【図9】図8の建物の構造躯体の構成を示す模式図。
【図10】図9の構造躯体の構成方法を示す概略斜視
図。
【図11】従来の目隠し壁の取付構造の一例を示す概略
部分断面図。
【符号の説明】
1 目隠し壁 5 床梁(構造躯体の延出部分) 51 梁(構造躯体の延出部分) 9 基礎 E1 外壁の取付構造

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外周部に壁を取り付ける構造であ
    って、 建物本体の構造躯体の上方における一部が外方に延出す
    るように構成され、 壁の上部が前記構造躯体の延出部分に支持されるととも
    に、該壁の下端部が基礎に取り付けられ、 前記壁は、該壁の内部乃至該壁に沿った位置に柱を設け
    ることなく、自体独立して取り付けられていることを特
    徴とする外壁の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記基礎が、少なくとも外側面にフーチ
    ングが形成されていないものであることを特徴とする請
    求項1に記載の外壁の取付構造。
  3. 【請求項3】 建物の壁の少なくとも一部が請求項1乃
    至2に記載の外壁の取付構造により取り付けられたこと
    を特徴とする住宅。
  4. 【請求項4】 建物本体の外側面より外方の目隠し壁
    が、前記請求項1乃至2に記載の外壁の取付構造により
    取り付けられたことを特徴とする住宅。
  5. 【請求項5】 建物本体の外側面を構成する外壁の少な
    くとも一部が、前記請求項1乃至2に記載の外壁の取付
    構造により取り付けられたことを特徴とする住宅。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002206275A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Misawa Homes Co Ltd バルコニー構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002206275A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Misawa Homes Co Ltd バルコニー構造

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