JPH0113731Y2 - - Google Patents

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JPH0113731Y2
JPH0113731Y2 JP1983126803U JP12680383U JPH0113731Y2 JP H0113731 Y2 JPH0113731 Y2 JP H0113731Y2 JP 1983126803 U JP1983126803 U JP 1983126803U JP 12680383 U JP12680383 U JP 12680383U JP H0113731 Y2 JPH0113731 Y2 JP H0113731Y2
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sleeve
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umbrella
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JP1983126803U
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JPS6035885U (ja
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は玄関扉装置の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、一方の竪枠に扉を枢着し、他方の竪枠と
前記扉が当接する方立との間に袖部面板を固定し
て、ユニツト化した玄関扉装置が一般に使用され
ている。また、このような玄関扉装置において、
前記袖部面板を全高にわたり建屋外側に突出させ
て、コンクリート、タイルなどからなる扉内側床
の面積を拡大したものが知られている。
さらに、実開昭51−54427号公報に示すように、
袖部面板の下半部のみを建屋外側に膨出させ、膨
出部によつて建屋内側に開口する箱状の傘立て部
を形成し、傘立て部の底上に水切り皿を設置する
と共に、傘立て部内の水切り皿上方に傘支持枠を
設けたものがあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前述した袖部面板を建屋外側に突出さ
せた従来の玄関扉装置では、袖部面板の建屋内側
空間部は、棚を設けて、植木鉢や置場を置く程度
であつたため、有効な利用がはかられておらず、
玄関の建屋内側部を広く感じさせる程度に過ぎな
いという問題点があり、さらに、袖部面板の下半
部のみに建屋外側に箱状に膨出する膨出部を設
け、膨出部の建屋内側に傘立て部を形成した従来
のものは、建屋外側から見ると体裁が悪い上に、
傘立て部の底上に水切り皿を設置していたので、
その全体が見え、建屋内側から見た体裁が悪く、
しかも下半部のみを建屋外側に膨出させた袖部面
板を得るには高価な型を必要とするなど製作費が
高くなるという問題点があつた。
本考案は、前述した従来の問題点を解決して、
建屋外側に全高にわたつて突出させた袖部面板お
よび下幕枠の建屋内側空間部を利用して、体裁が
よくしかも安価に傘立てを設けた玄関扉装置を堤
供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の玄関扉装置は、一方の竪枠に扉を枢着
し、他方の竪枠に前記扉が当接する方立との間に
袖部面板を固定した玄関扉装置において、前記袖
部面板を全高にわたり建屋外側に突出させ、袖部
面板の下端部を支持する下幕枠の上部および下幕
枠の建屋内側端部間に配設した袖部下枠の上部
に、袖部面板および下幕枠の建屋内側空間部に突
出する突条部を形成し、これらの突条部上に傘立
て用の水切り皿に形成したフランジを支持させ、
前記水切り皿上方に傘支持杆を配設し、前記空間
部内の下部に傘立てを設けたものである。
〔作用〕
本考案は、袖部面板を全高にわたり建屋外側に
突出させたので、建屋外側から見た体裁がよい上
に、下幕枠の上部および袖部下枠の上部に設けた
突条部の上に、傘立て用の水切り皿のフランジを
支持したので、水切り皿の大部分が下幕枠と袖部
下枠とで囲まれた内部に入り、水受け皿の外周が
見えず、建屋内側から見た体裁がよく、さらに、
建屋外側に袖部面板を突出させたものに必要な前
記下幕枠、袖部下枠を利用してこれらに突条部を
形成すればよく、前記水切り皿のフランジ下方に
位置する部分が隠されてしまい、この部分の仕上
げが不要となり、作業性が向上するので、安価に
傘立てが得られる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して
説明する。
第1図、第2図において、1,2は竪枠、3は
竪枠1,2間に配置された方立であり、前記竪枠
1,2および方立3の上端部が上枠4に固定さ
れ、下端部が下枠に固定されている。一方の竪枠
1と方立3間の上部に無目5が固定され、無目
5、上枠4、竪枠1および方立3で囲まれた部分
にはガラス板などの適宜の板材で欄間6が設けら
れている。一方の竪枠1、方立3、無目5および
下枠で囲まれた部分に扉7が嵌められ、扉7は一
側部が蝶番によつて竪枠1に枢着され、他側部が
方立3に当接されてロツクされるように構成され
ている。
第1図乃至第4図に示すように、方立3と他方
の竪枠2の間にはガラス板などの適宜の板材から
なる袖部面板8,9が建屋外側に全高にわたり突
出する水平断面二等辺三角形状に配設されてい
る。袖部面板8,9は、方立3、竪枠2およびこ
れらの間に配置したコーナー部方立10に両側部
が固定され、上幕枠11,12に上端部が下幕枠
13,14に下端部がそれぞれ支持固定されてい
る。上幕枠11と12、下幕枠13と14とが直
角を挾む角部でそれぞれ互いに固定され、これら
の幕枠11,12,13,14にコーナー部方立
10の上端部、下端部がそれぞれ固定され、上幕
枠11と下幕枠13が方立3に固定され、上幕枠
12と下幕枠14が竪枠2に固定されていると共
に、上幕枠11,12は袖部上枠31に、下幕枠
13,14は袖部下枠15にそれぞれ固定されて
いる。袖部上枠31に固定された屋根板16が上
幕枠11,12に固定されて袖部面板8,9の上
面開口を覆い、下幕枠13,14は玄関床17に
下端部が埋設されて固定されている。
前述のように構成された袖部18および上、下
幕枠11,12,13,14の建屋内側空間部1
9には下幕枠13,14の上部と、袖部下枠15
上部とに形成した突条部13a,14a,15a
が突出し、これらに所要の平面形状をもつ水切り
皿20の上部外周に設けたフランジ20aが支持
され、このフランジ20a上に水切り皿20とほ
ぼ同じ平面形状の傘支え網21が支持され、傘支
え網21上に方立3と竪枠2間に架設した角パイ
プ状の傘支持杆22が固定されて傘立て23が構
成されている。なお、傘支え網21は、塩化ビニ
ールを被覆した細い鋼棒からなる外枠21aに同
様な材質の桟21bが交差されて固定されたもの
である。
前記空間部19の傘立て23上の適所に、方立
3、竪枠2、コーナー部方立10に支持体24を
それぞれ固定し、これらに棚板25が支持されて
いる。棚板25上に配置して空間部19の上端部
に天井板26が配置され、天井板26は上幕枠1
1,12、袖部上枠31の支持溝11a,12
a,31aに嵌合固定され、天井板26にはこれ
の下方を照明する照明器具27が設けられてい
る。
なお、図中、28は竪枠1,2および上枠4の
建屋外側面に接して設けられた額縁、29は玄関
開口の両側に位置する柱、30は玄関開口の上端
に位置する梁である。
また、第4図に示すように、袖部上枠31をブ
ラインドボツクス状に形成し、その内部にブライ
ンド32を収納できるようにすることも可能であ
る。このブラインドの設置により、仮りに前記面
板8,9がアクリル透明板あるいは透明なガラス
板の場合であつても、内部は覗かれないようにな
り、防犯上および美観上の両面から好ましい状態
になる。
さらに、面板8,9を上下方向を1枚の通し板
とする場合は、下部に模様ガラスや不透明加工を
施した面板を使用したり、あるいは、上下方向を
複数面に区切る図示しない中桟を装入させて、下
部に前記同様に模様ガラス、不透明板を装着させ
ることで傘立て部分が外部からは見えないように
処理し、玄関の美観保持をはかることができる。
また、これと同じ効果は不透明シールを面板8,
9の内側から貼着することでも得られる。
前述のように構成された玄関扉装置は、棚板2
5上に植木鉢、置物などを載せることができるだ
けではなく、傘立て23の傘支え網21に通して
水切り皿20に傘の先端を入れて支持し、傘支持
杆22に傘の柄を支持することで、袖部面板8,
9が建屋外側にほぼ全高にわたつて突出した横断
面二等辺直角三角形の袖部18の建屋内側の空間
部19を利用して傘を立てることができる。この
場合に、市販の傘立てでは前記空間部19と形
状、大きさが対応するものが得にくく、前記空間
部19から傘立ての一部が突出して、空間部の面
積が有効に利用できなかつたり、体裁が悪くなつ
たりするのと異なり、本実施例では、空間部19
の形状、大きさに合せた水切り皿20、傘支え網
21にすることができ、空間部19の面積の有効
な利用をはかることができ、体裁もよくなる。さ
らに、袖部18を構成する袖部面板8,9の一部
や下幕枠13,14などが傘立て23の構成部材
を兼用しており、しかも水切り皿20のフランジ
20aより下方が見えず、この部分の仕上げ加工
が不要になるので、傘立てを玄関の扉内側床面に
別置きするものや従来の袖部面板の下半部のみを
建屋外側に膨出させるものに比べて、安価に傘立
てを得ることができる。
なお、本実施例において、水切り皿20、傘支
え網21は固定しても下幕枠13,14に対し着
脱式にしてもよく、また、傘立てを使用しない場
合には傘支え網21上に植木鉢などを置くように
してもよい。さらに、本実施例において、方立
3、竪枠2の袖部面板8,9を固定する部分は、
方立3、竪枠2の本体と別体の額縁を設けてもこ
れらが一体のものでもよい。
前述の実施例では、扉上方に無目および欄間を
設けたが、これらを省略したものにも、本考案は
適用することができ、また実施例の傘支え網も本
考案は省略でき、さらに袖部面板が断面二等辺三
角形の袖部に限られることもなく、本考案は、円
弧状断面の1枚の袖部面板を有する袖部や断面台
形に3枚の袖部面板を組合せたものなど、袖部面
板が建屋外側に突出して建屋内側に空間部が形成
されるものであれば、袖部面板や袖部の断面形
状、袖部面板の数を適宜変更できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の玄関扉装置は、
建屋外側に全高にわたつて突出させた袖部面板の
下端部を支持する下幕枠の上部および下幕枠の建
屋内側端部間に配設した袖部下枠の上部に突条部
を形成し、これらの突条部上に傘立て用の水切り
皿に形成したフランジを支持させ、水切り皿上方
に傘支持杆を配設し、袖部面板および下幕枠の建
屋内側空間部内の下部に傘立て部を設けたことに
より、建屋外側から見た体裁がよいだけではな
く、前記水切り皿の大部分が下幕枠と袖部下枠と
で囲まれた内部に入り、水切り皿の外周側が見え
ず、建屋内側から見た体裁もよく、さらに、建屋
外側に袖部面板を全高にわたつて突出させたもの
に必要な前記下幕枠、袖部下枠を利用してこれら
に突条部を形成すればよく、しかも、水切り皿の
フランジ下方に位置する部分が隠されてしまい、
この部分の仕上げが不要になるので、安価に傘立
てを構成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は同背面図、第3図は同袖部の水平断面図、第
4図は第3図の−線に沿う袖部の断面図であ
る。 1,2……竪枠、3……方立、4……上枠、7
……扉、8,9……袖部面板、10……コーナー
部方立、13,14……下幕枠、15……袖部下
枠、18……袖部、19……空間部、20……水
切り皿、20a……フランジ、21……傘支え
網、22……傘支持杆、23……傘立て。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一方の竪枠に扉を枢着し、他方の竪枠と前記
    扉が当接する方立との間に袖部面板を固定した
    玄関扉装置において、前記袖部面板を全高にわ
    たり建屋外側に突出させ、袖部面板の下端部を
    支持する下幕枠の上部、および下幕枠の建屋内
    側端部間に配設した袖部下枠の上部に、袖部面
    板および下幕枠の建屋内側空間部に突出する突
    条部を形成し、これらの突条部上に傘立て用の
    水切り皿に形成したフランジを支持させ、前記
    水切り皿上方に傘支持杆を配設し、前記空間部
    内の下部に傘立てを設けたことを特徴とする玄
    関扉装置。 (2) 袖部面板は、横断面を二等辺直角三角形状に
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の玄関
    扉装置。 (3) 袖部の建屋内側空間は、傘支持杆上方に棚が
    設置してある実用新案登録請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の玄関扉装置。
JP12680383U 1983-08-18 1983-08-18 玄関扉装置 Granted JPS6035885U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12680383U JPS6035885U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 玄関扉装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12680383U JPS6035885U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 玄関扉装置

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Publication Number Publication Date
JPS6035885U JPS6035885U (ja) 1985-03-12
JPH0113731Y2 true JPH0113731Y2 (ja) 1989-04-21

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ID=30288203

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JP12680383U Granted JPS6035885U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 玄関扉装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729673B2 (ja) * 1974-06-28 1982-06-24

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154427U (ja) * 1974-10-12 1976-04-26
JPS5729673U (ja) * 1980-07-25 1982-02-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729673B2 (ja) * 1974-06-28 1982-06-24

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JPS6035885U (ja) 1985-03-12

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