JP2780065B2 - カーテンウオール用外壁パネルユニット - Google Patents

カーテンウオール用外壁パネルユニット

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JP2780065B2 JP3205596A JP20559691A JP2780065B2 JP 2780065 B2 JP2780065 B2 JP 2780065B2 JP 3205596 A JP3205596 A JP 3205596A JP 20559691 A JP20559691 A JP 20559691A JP 2780065 B2 JP2780065 B2 JP 2780065B2
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昭男 渡辺
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WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物躯体の外表面側に
取付けられてカーテンウオールを構成するカーテンウオ
ール用外壁パネルユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】カーテンウオールを構成するカーテンウ
オール用外壁パネルユニットとしては、例えば実開昭6
3−48810号公報に関するものが知られている。す
なわち、左右の縦材と上下横材を方形状に枠組みすると
共に、左右の縦材間に無目を架設して上部開口部と下部
開口部を有する枠ユニットを形成し、この枠ユニットの
上部開口部へガラス等の透光パネルを配し、下部開口部
へハニカムコアパネル又は単板パネル等の装飾パネルを
配してカーテンウオール用外壁パネルユニットとしてあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるカーテンウオー
ル用外壁パネルユニットは装飾パネルに様々な表面処理
や模様加工を施すことにより透光パネルと合わさって外
観意匠的に優れた製品となっている。しかしながら、前
述のカーテンウオール用外壁パネルユニットにあって
は、無目の上部溝に透光パネルの下縁部を嵌入し、無目
の下部溝に装飾パネルの上縁部を嵌入する構造であるた
め、カーテンウオール用外壁パネルユニットの外表面に
必然的に無目が露出し、カーテンウオール用外壁パネル
ユニットにおける透光パネルと装飾パネルとの間に前記
無目が左右方向に連続した一本の広幅の帯として見える
からせっかくの外観意匠を損ねる原因となっていた。ま
た、左右の縦材間に無目を配することにより構造が複雑
となり、しかも組立施工にも手間を要するカーテンウオ
ール用外壁パネルユニットになっていた。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたカーテンウオール用外壁パネルユニットを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上横枠材4と下横枠材5
と左右の縦枠材6,6を方形状に枠組みして開口部7を
有する枠ユニット8とし、この枠ユニット8の開口部7
前面に装飾パネル9を取付けてなるカーテンウオール用
外壁パネルユニットにおいて、前記上横枠材4に透光パ
ネル3の下縁を支持する上向きの透光パネル支持23
を設け、この透光パネル支持溝23の室外側に立上り板
22を有する形状とし、前記下横枠材5に透光パネル3
の上縁を収納する下向きの透光パネル収納溝43を設
け、その透光パネル収納溝43の室外側に垂下板42を
有する形状とし、前記装飾パネル9の表面板90上下縁
部90a,90bを前記立上り板22上縁部、垂下板4
2下縁部にそれぞれ揃えて表面板90により上下横枠材
4,5の立上り板22、垂下板42を隠蔽したことを特
徴とするカーテンウオール用外壁パネルユニット。
【0006】
【作 用】上下に隣接する外壁パネルユニットの上下
横枠材4,5間に透光パネル3を取付けると無目や横目
地が外観に一切表われず装飾パネル9と透光パネル3だ
けが直接上下に連続して外観意匠が優れたカーテンウオ
ールにできるし、上下横枠材4,5が露出せず装飾パネ
ル9の表面板90と透光パネル3が連続するためより一
層優れた外観意匠のカーテンウオールにでき、しかも外
壁パネルユニットの枠ユニット8の上下横枠材4,5で
透光パネル3を支持する構造であるから、枠ユニット8
に透光パネル3を取付ける無目が不要となり簡易な外壁
パネルユニットとなる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、左右の方立1,1間
に外壁パネルユニット2が上下方向に間隔を置いて取付
けてあり、この上下の外壁パネルユニット2,2間に透
光パネル3が取付けられてカーテンウオールを構成して
いる。なお、図1において外壁パネル2の左側には透光
パネル3が取付けてある。前記外壁パネルユニット2は
図2に示すように上下横枠材4,5と左右の縦枠材6,
6を方形状に枠組みして開口部7を有する枠ユニット8
とし、この枠ユニット8の開口部7に装飾パネル9を取
付けて成り、その上下横枠材4,5を左右の方立1,1
の内側面1a,1aにボルト止めした上下ブラケット1
0,11にボルト止めして外壁パネル2を左右の方立
1,1間に取付けてある。図2において、左右の縦枠材
6,6間に横材12が連結され、上下横枠材4,5間に
縦材13が連結されて枠ユニット8を補強し、その横材
12を方立1の内側面1aにボルト止めしたブラケット
14にボルト15とナット16で連結してある。前記上
横枠材4は図3に示すように室内縦板20と横板21と
室外側立上り板22で上向きの透光パネル支持溝23
有し、その室内縦板20には室内側に開口した凹条溝2
4が長手方向に亘って形成され、横板21には中間縦板
25が下向きに一体的に設けてあり、その室内縦板20
に略下向コ字状の上補強横材26が凹条溝24に嵌挿し
たボルト・ナット27で取着され、この上補強横材26
が方立1の内側面1aにボルト止めした上ブラケット1
0にボルト28で連結してあり、前記上向きの透光パネ
ル支持溝23に透光パネル3の下縁部が支持部材29を
介して支持され、前記上補強横材26に横押縁30をボ
ルト31で取付け、この横押縁30と透光パネル3の室
内側面との間に室内側上横シール材32が装着され、透
光パネル3の室外側面と立上り板22との間に室外側上
横シール材33が装着してあり、これにより透光パネル
3の下縁部を上横枠材4に水密を保って支持してある。
前記下横枠材5は図3に示すように室内縦板40と横板
41と室外側垂下板42で下向きの透光パネル収納溝4
を有し、その室内縦板40には室内側に開口した凹条
溝44が長手方向に亘って形成され、横板41には中間
縦板45が上向きに一体的に設けてあり、その室内縦板
40に略上向コ字状の下補強横材46が凹条溝44に嵌
挿したボルト・ナット47で取着され、この下補強横材
46が方立1の内側面1aにボルト止めした下ブラケッ
ト11にボルト48で連結してあり、前記下向きの透光
パネル収納溝43に透光パネル3の上縁部が収納してあ
り、前記下補強横材46に横押縁50をボルト51で取
付け、この横押縁50と透光パネル3の室内側面との間
に室内側下横シール材52が装着され、透光パネル3の
室外側面と垂下板42との間に室外側下横シール材53
が装着してあり、これにより透光パネル3の上縁部を下
横枠材5に水密を保って支持してある。前記縦枠材6は
図4に示すように長尺な内側板60と室外板61と短尺
な外側板62と室内板63とにより中空部64を有する
横断面略L字状で、その内側板60に内向板65が一体
的に設けてあり、縦枠材6の室内板63に装着した内・
外縦シール材66,67が方立1の室外面1bに圧着し
ている。図1に示すように透光パネル3の縦縁部は縦押
縁70を介して方立1の室外面1bに支持してあり、こ
の縦押縁70は図4に示すように、中空の本体71に押
え片72と支持片73と係止片74を一体的に設けてあ
り、その支持片73が方立1の室外面1bに当接し、か
つ係止片74が方立1の係止受片75に係止して縦押縁
70が方立1の室外面1bに着脱自在に取付けられ、そ
の押え片72と透光パネル3の室外面との間に縦室外側
シール材76が装着され、透光パネル3の室内面と方立
1の室外面1bとの間に縦室内側シール材77が装着し
てある。前記補強用の横材12は図3に示すように、室
内板80と横板81と室外板82で断面略H字状とな
り、その室内板80に形成した凹条溝83にスライド片
84を長手方向に摺動自在に嵌挿し、このスライド片8
4にボルト15に設けてある。前記装飾パネル9は図
3,図4に示すように、表面板90と裏面板95との間
にハニカムコア材91を設けたコアパネルとなり、その
表面板90には図1に示すように縦長凹部92と横長凹
部93が複数エンボス加工してあり、装飾パネル9のハ
ニカムコア材91と裏面板95が上横枠材4の中間縦板
25、下横枠材5の中間縦板45、縦板枠6の内向板6
5、横材12の室外板82に固着具94で取着されて開
口部7に装飾パネル9が取付けられ、表面板90の周縁
部はハニカムコア材94より側方に突出して上横枠材4
の立上り板22、下横枠材5の垂下板42、縦枠材6の
室外板61の室外面にそれぞれ接し、かつ外面板90の
上縁部90aは下向き鉤形に折曲して上横枠材4の立上
り板22上縁部に係止し、下縁部90bは上向き鉤形に
折曲して下横枠材5の垂下板42の下縁部に係止し、縦
縁部90cも鉤形に折曲して縦枠材6の室外板62、つ
まり縦縁部に係止して表面板90によって上下横枠材
4,5の室外面及び縦枠材6の室外面を隠蔽している。
【0008】次に外壁パネルユニット2及び透光パネル
3の取付け作業順序を説明する。左右の方立1,1の内
側面1a,1aに上ブラケット10とブラケット14を
位置決めしてボルト止めし、予じめ組立てた外壁パネル
2の下横枠材5に下ブラケット11をボルト止めし、各
ブラケットをボルト止めして外壁パネルユニット2を左
右の方立1,1間に跨って上下方向に所定の間隔を置い
て取付ける。上下横枠材4,5の透光パネル支持溝23
と透光パネル収納溝43間に透光パネル3を室内側より
配設し、横押縁30,50を取付け、左右の方立1,1
における装飾パネル2,2間に縦押縁70を取付けた後
に各シール材を装着して透光パネル3を取付ける。以上
の実施例においては装飾パネル9を表面板90と裏面板
95とハニカムコア材91より成るコアパネルとした
が、装飾パネル9を表面板90のみとしても良い。
【0009】
【発明の効果】装飾パネル9の表面板90によって上下
横枠材4,5の立上り板22、垂下板42を覆うと共
に、上下横枠材4,5の立上り板22、垂下板42より
室内側に透光パネル支持溝23、透光パネル収納溝43
を有するので、上下に隣接する外壁パネル2,2の上下
横枠材4,5間に透光パネル3を取付けると無目や横目
地が外観に一切表われず、装飾パネル9と透光パネル3
だけが直接上下に連続して外観意匠が優れたカーテンウ
オールにできるし、上下横枠材4,5が露出せず装飾パ
ネル9の表面板90と透光パネル3が連続するためより
一層優れた外観意匠のカーテンウオールにできる。ま
た、外壁パネルユニット2の枠ユニット8の上下横枠材
4,5で透光パネル3を支持する構造であるから、枠ユ
ニット8に透光パネル3を取付ける無目が不要となり簡
易な外壁パネルユニットとなる。また、建物躯体の室外
面側に外壁パネルユニット2を構成する枠ユニット8を
所定間隔で取付け、その後枠ユニット8の上下横枠材
4,5間へ透光パネル3を横押縁30,50を用いて取
付ければ良いからカーテンウオールの施工も簡単であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーテンウオールの一部外観姿図である。
【図2】外壁パネルユニット取付部の内観斜視図であ
る。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【符号の説明】
1…方立、2…外壁パネルユニット、3…透光パネル、
4…上横枠材、5…下横枠材、6…縦枠材、7…開口
部、8…枠ユニット、9…装飾パネル、22…立上り
板、23…透光パネル支持、30…横押縁、42…垂
下板、43…透光パネル収納溝、50…横押縁、70…
縦押縁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上横枠材4と下横枠材5と左右の縦枠材
    6,6を方形状に枠組みして開口部7を有する枠ユニッ
    ト8とし、この枠ユニット8の開口部7前面に装飾パネ
    ル9を取付けてなるカーテンウオール用外壁パネルユニ
    ットにおいて、 前記上横枠材4に透光パネル3の下縁を支持する上向き
    の透光パネル支持23を設け、この透光パネル支持溝
    23の室外側に立上り板22を有する形状とし、前記下
    横枠材5に透光パネル3の上縁を収納する下向きの透光
    パネル収納溝43を設け、その透光パネル収納溝43
    室外側に垂下板42を有する形状とし、前記装飾パネル
    9の表面板90上下縁部90a,90bを前記立上り板
    22上縁部、垂下板42下縁部にそれぞれ揃えて表面板
    90により上下横枠材4,5の立上り板22、垂下板4
    2を隠蔽したことを特徴とするカーテンウオール用外壁
    パネルユニット。
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JP2819465B2 (ja) * 1988-12-26 1998-10-30 株式会社日建設計 パネルユニツトより成る建物外壁

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