JP3022170U - 外壁面に幕板のある建物 - Google Patents

外壁面に幕板のある建物

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JP3022170U
JP3022170U JP1995010033U JP1003395U JP3022170U JP 3022170 U JP3022170 U JP 3022170U JP 1995010033 U JP1995010033 U JP 1995010033U JP 1003395 U JP1003395 U JP 1003395U JP 3022170 U JP3022170 U JP 3022170U
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curtain plate
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window
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典仁 小沢
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幕板のもつ機能を窓との相互関係で有効利用
することによって、特に、寒冷地における建物の外観向
上のための施工を低コストで実現する。さらに、立体感
を付与した窓を含む建物全体の外観向上、並びに窓の仕
上げを容易にかつ自由に変化を付けて行う。 【解決手段】 建物本体Tの外壁面Hに、その外壁面H
に沿って横方向に延びる帯状の化粧仕上げとなる幕板M
を配置した建物であって、幕板Mは、上下に互いに間隔
をもち、建物本体Tの横方向に並行する第1の幕板10
および第2の幕板20を含む。そして、第1および第2
の幕板10、20間に、建物本体Tの窓30を横方向に
並べて複数配置し、各窓30の両側に、建物本体Tの外
壁面Hに沿って上下に延び、第1の幕板10から第2の
幕板20に至る帯状の縦方立て40を配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、建物本体の外壁面に、その外壁面に沿って横方向に延びる帯状の 化粧仕上げとなる幕板を配置した建物の技術に関し、特に、幕板と窓との配置関 係を工夫することによって、窓を含む建物の外観向上、並びに窓の仕上げを容易 にしかも自由に変化を付けて仕上げることができるようにした技術に関するもの である。
【0002】
【背景技術】
近年においては、一般住宅や集合住宅等の建物でも、その外観向上のために種 々の工夫がされている。外観向上の要素としてはいろいろあるが、その中でも、 建物全体の形状に加えて、特に、窓の形状やその配置関係、あるいは立体感など は重要なポイントとなることが多い。また、外壁面を形成する、たとえばサイデ ィング材なども重要な役割を占める。
【0003】 さらに、建物本体の外壁面のアクセントカバーとして、その外壁面に沿って横 方向に延びる帯状の幕板を配置することも行われている。この幕板については、 建物本体の外壁面を、いわゆる帯状に化粧仕上げするためのもので、二階以上の 建物の場合、通常、その建物の下階と上階との境界となる外壁面部分に配置して いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、たとえば寒冷地用の住宅においては、雨戸に加え、窓の上部にひさ しを設けない設計とするのが一般的である。それは、雨戸の場合、凍結によって 開閉不能になることが多々あるからであり、また、ひさしの場合、そこへ積雪す るのを防ぐ意味で、初めから無くしておく考え方である。したがって、こうした 寒冷地の建物では、その外壁面が凹凸のない平坦なものとなり、そこへ、建物の 窓が上下あるいは左右に並んでいるだけの外観となってしまうことが多い。
【0005】 そこで、この出願の考案者は、こうした寒冷地における建物の外観向上につい て、種々検討した結果、幕板のもつ機能に着目し、これを有効利用することを考 えた。なぜなら、幕板の場合、いわゆるアクセントカバーとして、建物の外壁面 に外観上の変化を与え、全体を引き締める機能を効果的に発揮するからである。 さらに、その施工も、建物の外壁面に貼り付けるだけの比較的簡単な作業で済み 、しかも、幕板自体の厚さは比較的薄いものでよいので、積雪防止対策としても 効果的であるからである。
【0006】 一方、窓の形状や立体感について検討してみると、最近では、耐用性や機能性 を考慮し、かつ、適度なコストとするために、市販のアルミサッシを用いた窓と していることが多い。そのため、やはり、窓全体の立体感や重厚感に乏しい外観 とならざるを得ない。勿論、サッシやサッシ枠自体の設計を重厚にすることもで きるが、その分、高価となって建物全体の施工費に大きな影響を及ぼす。しかも 、この方法では、施工費が嵩む割りには、それほど大きな外観向上の効果は期待 できない。さらに、ただ単にサッシを用いただけでは、サッシ枠や窓枠等の色合 い、幅などについても、外壁の色や幕板の色あるいはその幅などとの関係を考慮 して自由に選択して変化を付けることは難しい。
【0007】 よって、この考案では、幕板のもつ機能を窓との相互関係で有効利用すること によって、特に、寒冷地における建物の外観向上のための施工を低コストで実現 でき、しかも、立体感を付与した窓を含む建物全体の外観向上、並びに窓の仕上 げを容易にかつ自由に変化を付けて行うことができるようにした技術を提供しよ うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案では、建物本体Tの外壁面Hに、その外壁面Hに沿って横方向に延び る帯状の化粧仕上げとなる幕板Mを配置した建物であって、前記幕板Mは、上下 に互いに間隔をもち、建物本体Tの横方向に並行する第1の幕板10および第2 の幕板20を含む。そして、それら第1および第2の幕板10、20間に、建物 本体Tの窓30を横方向に並べて複数配置し、それら各窓30の両側に、建物本 体Tの外壁面Hに沿って上下に延び、第1の幕板10から第2の幕板20に至る 帯状の縦方立て40を配置する。
【0009】 建物本体Tの横方向に並べて配置した窓30の上下には、第1の幕板10、第 2の幕板20が存在する。したがって、各窓30は、それら第1の幕板10およ び第2の幕板20によって上下から挟まれて縁取りされたような形態となり、窓 全体が引き締まる。そして、上下に間隔をもつ各幕板10、20のうち、各窓3 0の上部に位置する第1の幕板10は、それら各窓30のひさしのような外観を 付与する。また、各窓30の下部に位置する第2の幕板20は、各窓30が存在 する領域と、それより下の外壁面Hの領域とを明確に区切る機能を発揮する。
【0010】 第1の幕板10から第2の幕板20に至る縦方立て40はそれぞれ上下方向に 延び、各幕板10、20は横方向に延びていることにより、それらで立体感のあ る格子状の模様を構成し、この点も外観向上に寄与する。その場合、窓30の数 が多く、互いに近接しているほど効果的である。外壁面Hの幕板による外観向上 、並びに統一化を図る意味からは、第1および第2の幕板10、20のうち、そ の少なくとも一方が、建物本体Tの外壁面に沿って一周している構成とするのも 好適である。そうすれば、特に建物の全周にひさしを設けたような外観に見せる ことができる。
【0011】 前記縦方立て40については、その幅寸法を、前記第1および第2の幕板10 、20の幅寸法よりも小さく設定する場合が多い。その理由としては、各縦方立 て40を窓30の窓枠のうち、縦枠に見せる構成とすることが可能になるからで ある。その場合、前記複数の窓30のうち、少なくとも一部の窓30を矩形とし 、その窓30の両側に、前記縦方立て40を近接する形態で配置する構成を好適 に採用する。
【0012】 さらに、こうした構成を採用するときには、前記窓30の上端および下端間の 高さを、前記第1および第2の幕板10、20間の間隔よりも小さく設定し、前 記窓30と、前記第1および第2の幕板10、20との間に、それらの間の隙間 を被う調整材50を配置する構成を積極的に採用する。なぜなら、前記調整材5 0の上下方向の高さ寸法を、縦方立40ての幅寸法とほぼ同じにすることによっ て、その調整材50を窓30の横枠に見える構成とすることができるからである 。
【0013】 前記第1および第2の幕板10、20および各縦方立て40については、施工 性や製作性の点を考慮した場合、樹脂製の板材からなる構成とするのが好ましい 。勿論、木質系の板材や金属板などで構成することもできる。しかし、樹脂製と する方が、色合いや風合い、形状変化の付与等をより多く表現しやすい点で有利 である。
【0014】 この考案を適用するうえで好適な建物本体Tとしては、二階建て以上の建物で ある。勿論、一階建てのものにも適用可能であるが、見栄えの点でその効果を期 待しにくい。したがって、第1および第2の幕板10、20は、共に二階以上の 外壁部分に配置し、しかもその場合に、同一階の外壁面部分に配置するのが望ま しい。それは、上下の幕板10、20の間隔を広げ過ぎると、上下一対となった ような外観的な良さが薄れてしまうからである。そうした意味においては、たと えば建物本体Tが二階建ての場合、第1の幕板10が一階と二階の境界よりも上 方に位置し、第2の幕板20が二階部分をほぼ等しく区分する位置にあり、そし て、建物本体Tの外壁面H部分のうち、第2の幕板20よりも下の外壁面H部分 の表面模様を横縞模様とし、第1の幕板10よりも上の外壁面部分を同じく横縞 模様または無模様とするのも好ましい。こうすることによって、第1および第2 の幕板10、20の存在をより一層効果的にし、全体的に横縞模様の外観を強調 することができる。
【0015】 建物本体Tの外壁面Hを形成する材料としては、やはりサイディングが好適で ある。サイディングを用いた場合には、そのサイディングの上から前記第1およ び第2の幕板10、20を配置する構成を積極的に採用する。こうすることによ って、第1および第2の幕板10、20を比較的薄くしても、充分な立体感を持 たせることができる。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の好適な実施例を、添付の図1〜図5を参照して説明する。 これらの図に示す実施例は、この考案を寒冷地に建築するパネル組み立て式の 木質系プレハブ住宅に適用した例を示すものであり、図1は建物本体の外観を示 す斜視図、図2は正面図、図3は左側面図、図4は右側面図、図5は一部断面斜 視図である。
【0017】 これらの図から理解できるように、この例による建物本体Tは、屋根の軒先が 無い二階建ての住宅であり、その外壁面H部分のうち、二階の外壁面部分には、 その外壁面Hに沿って横方向に延びる帯状の化粧仕上げとなる幕板Mを配置して いる。この幕板Mは、上下に互いに間隔をもち、建物本体Tの横方向に並行する 第1の幕板10および第2の幕板20とからなる。そして、それら第1および第 2の幕板10、20間に、建物本体Tの二階の窓30を横方向に並べて複数配置 している。各窓30は、ここでは、正面から見ていずれも矩形の窓としている。 そして、各窓30の両側には、建物本体Tの外壁面Hに沿って上下に延び、第1 の幕板10から第2の幕板20に至る帯状の縦方立て40を配置している。
【0018】 幕板Mをこのような配置とすることによって、各窓30は、それら第1の幕板 10および第2の幕板20によって上下から挟まれて縁取りされたような形態と なり、窓全体が引き締まる。そして、上下に間隔をもつ各幕板10、20のうち 、各窓30の上部に位置する第1の幕板10は、それら各窓30のひさしのよう な外観を付与する。また、各窓30の下部に位置する第2の幕板20は、各窓3 0が存在する領域と、それより下の外壁面Hの領域とを明確に区切る機能を発揮 する。
【0019】 一方、第1の幕板10から第2の幕板20に至る縦方立て40はそれぞれ上下 方向に延び、各幕板10、20は横方向に延びていることにより、それらで立体 感のある格子状の模様を構成し、この点も外観向上に寄与する。図示例の場合、 隣り合う窓30が縦方立て40を境界にして3つ並んだ例を示しているが、その 場合には、一つの縦方立て40が隣り合う窓30の両側の縦方立て40を兼ねる 構成となっている。外壁面Hの幕板Mによる外観向上、並びに統一化を図るため に、第1の幕板10を、建物本体Tの外壁面に沿って一周している構成としてい る。これによって、建物の全周にひさしを設けたような外観に見せている。第2 の幕板20についても、同様に建物本体Tの外壁面Hに沿って一周するように配 置しているが、ただ、建物本体の正面側に設けている出窓31の上のフラワーボ ックスFとの関係で、その部分を除いている。
【0020】 縦方立て40については、その幅寸法を、前記第1および第2の幕板10、2 0の幅寸法よりも小さく設定している。その理由としては、各縦方立て40を窓 30の窓枠のうち、縦枠に見せる構成とするためである。その場合、窓30は矩 形としているから、その窓30の両側に、前記縦方立て40を近接する形態で配 置する構成を採用している。こうすることによって、縦方立て40を窓30と一 体化させて見せることができる。
【0021】 前記窓30の上端および下端間の高さは、第1および第2の幕板10、20間 の間隔よりも小さく設定している。そして、窓30と、第1および第2の幕板1 0、20との間に、それらの間の隙間を被う調整材50を配置している。この調 整材50を用いているのは、図示例のように、調整材50の上下方向の高さ寸法 を、縦方立40ての幅寸法とほぼ同じにすることによって、その調整材50を窓 30の横枠に見える構成とすることができるからである。また、たとえば、窓3 0の高さ寸法が小さい場合に、その調整材50の上下方向の幅寸法を大きくする ことで対応可能にするためである。さらに、窓30がたとえば片開き、あるいは 両開きなど、寸法的に若干の差があってもこれに充分に対応できるようにするた めである。
【0022】 前記第1および第2の幕板10、20および各縦方立て40については、施工 性や製作性の点を考慮して、樹脂製の板材からなる構成としている。樹脂製とす ることで、色合いや風合い、形状変化の付与等もより多く表現しやすいからであ る。たとえば、幕板10、20の色に併せて、各縦方立て40も同じ色あるいは 同系色もしくは対照的な色にしたり、また、窓30のサッシの色と調和を図った り、さらには、アクセント的な色合いにしたりすることができる。
【0023】 建物本体Tの外壁面Hを形成する材料としては、やはりサイディングSが好適 である。サイディングSの表面模様は横縞模様としてる。このようなサイディン グSを用いた場合でも、そのサイディングSの上から前記第1および第2の幕板 10、20を配置する構成を積極的に採用している。こうすることによって、第 1および第2の幕板10、20を比較的薄くしても、充分な立体感を持たせるこ とができるからである。
【0024】 図5は、そうした構造とする場合の断面図を示している。この図5から明確に 理解できるように、建物本体Tの躯体部分を構成する外壁パネルPの表面に、無 機質系の板材からなるサイディングSを貼り付けて、外壁面Hを形成し、その上 に、第1の幕板10、第2の幕板20、縦方立て40等を貼り付けている。第1 および第2の幕板10、20はいずれも幅広の板状に形成され、パッキン50を 介して釘またはビス止めにより固定している。
【0025】 ここで、符号60は窓30のサッシ枠であり、このサッシ枠60と、その上下 に位置する第1の幕板10および第2の幕板20との間に、前記調整材50を同 じく釘打ち等の手段によりそれぞれ固定している。また、各縦方立て40も同様 にに釘打ち等の手段によりそれぞれ固定している。この各縦方立て40の表面は 、幕板Mの表面よりも内側(室内側)に一段引っ込んだ構成となるように設計し ている。さらに、上下の調整材50は、縦方立て40よりもさらに一段引っ込ん だ構成としている。これにより、各窓30の周囲は、幕板M、縦方立て40、調 整材50の三段階の凹凸をもつ立体感のある構成となっている。なお、符号70 は、第1の幕板10の上辺部分に沿って配置した上部幕板であり、図示のように 、第1の幕板10よりも表面側へ若干突出する形状とすることで、さらに外観的 な変化を与えている。
【0026】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、建物本体の外壁面に、上下に互いに間隔を もつ第1および第2の幕板を建物本体の横方向に並行するように配置し、それら 第1および第2の幕板間に、建物本体の窓を横方向に並べて複数配置し、それら 各窓の両側に、建物本体の外壁面に沿って上下に延び、前記第1の幕板から第2 の幕板に至る帯状の縦方立てを配置した構成としたので、幕板のもつ機能を窓と の相互関係で有効利用することができ、特に、寒冷地における建物の外観向上の ための施工を低コストで実現でき、しかも、立体感を付与した窓を含む建物全体 の外観向上、並びに窓の仕上げを容易にかつ自由に変化を付けて行うことができ るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】 この考案の実施例を示す正面図である。
【図3】 この考案の実施例を示す右側面図である。
【図4】 この考案の実施例を示す左側面図である。
【図5】 この考案の実施例を示す窓部分の一部断面斜
視図である。
【符号の説明】
T 建物本体 H 外壁面 S サイディング M 幕板 10 第1の幕板 20 第2の幕板 30 窓 40 縦方立て 50 調整材

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体の外壁面に、その外壁面に沿っ
    て横方向に延びる帯状の化粧仕上げとなる幕板を配置し
    た建物であって、前記幕板は、上下に互いに間隔をも
    ち、建物本体の横方向に並行する第1および第2の幕板
    を含み、それら第1および第2の幕板間に、建物本体の
    窓が横方向に並べて複数配置され、それら各窓の両側に
    は、建物本体の外壁面に沿って上下に延び、前記第1の
    幕板から第2の幕板に至る帯状の縦方立てが配置されて
    いる、外壁面に幕板のある建物。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の幕板の少なくとも
    一方が、前記建物本体の外壁面に沿って一周している、
    請求項1の外壁面に幕板のある建物。
  3. 【請求項3】 前記縦方立ての幅寸法が、前記第1およ
    び第2の幕板の幅寸法よりも小さい、請求項1あるいは
    2の外壁面に幕板のある建物。
  4. 【請求項4】 前記複数の窓のうち、少なくとも一部の
    窓が矩形であり、その窓の両側に、前記縦方立てを近接
    する形態で配置することによって、前記縦方立てを窓枠
    の縦枠に見える構成とした、請求項1〜3の外壁面に幕
    板のある建物。
  5. 【請求項5】 前記窓の上端および下端間の高さが、前
    記第1および第2の幕板間の間隔よりも小さく、前記窓
    と、前記第1および第2の幕板との間に、それらの間の
    隙間を被う調整材を配置した、請求項1〜4の外壁面に
    幕板のある建物。
  6. 【請求項6】 前記調整材の上下方向の高さ寸法を、前
    記縦方立ての幅寸法とほぼ同じにすることによって、そ
    の調整材を前記窓の横枠に見える構成とした、請求項5
    の外壁面に幕板のある建物。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の幕板と前記縦方立
    ての少なくとも一方が樹脂製の板材からなる、請求項1
    〜6の外壁面に幕板のある建物。
  8. 【請求項8】 前記建物本体が二階以上の建物であり、
    前記第1および第2の幕板は、共に二階以上の部分であ
    ってしかも同一階の外壁面部分に配置してある、請求項
    1〜7の外壁面に幕板のある建物。
  9. 【請求項9】 前記建物本体の外壁面はサイディングで
    被われ、そのサイディングの上に前記第1および第2の
    幕板が配置されている、請求項1〜8の外壁面に幕板の
    ある建物。
  10. 【請求項10】 前記建物本体が二階建てであり、前記
    第1の幕板が一階と二階の境界よりも上方に位置し、前
    記第2の幕板が二階部分をほぼ等しく区分する位置にあ
    り、前記建物本体の外壁面部分のうち、前記第2の幕板
    よりも下の外壁面部分の表面模様が横縞模様であり、前
    記第1の幕板よりも上の外壁面部分が横縞模様または無
    模様である、請求項1〜9の外壁面に幕板のある建物。
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