JPH0715999Y2 - エクステリア構造体 - Google Patents

エクステリア構造体

Info

Publication number
JPH0715999Y2
JPH0715999Y2 JP1988044677U JP4467788U JPH0715999Y2 JP H0715999 Y2 JPH0715999 Y2 JP H0715999Y2 JP 1988044677 U JP1988044677 U JP 1988044677U JP 4467788 U JP4467788 U JP 4467788U JP H0715999 Y2 JPH0715999 Y2 JP H0715999Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
columns
skeleton
mountain
view
exterior structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988044677U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01154701U (ja
Inventor
康士 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP1988044677U priority Critical patent/JPH0715999Y2/ja
Publication of JPH01154701U publication Critical patent/JPH01154701U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0715999Y2 publication Critical patent/JPH0715999Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はアパート,小規模マンション等の低層集合住宅
の出入口に付設されるエクステリア構造体に関する。
〈従来の技術及びその課題〉 小規模マンションの出入口、すなわちアプローチ部分
は、通常マンションの構築とともにアプローチ階段が手
摺が一体的に取付けられる。その為これらを増設した
り、又用途変更を行うことは容易でない。よって居住者
の家族構成,年齢層等が変化しても上記アプローチの構
成は旧態以前のままであり、又これを上記変化に対応さ
せて好ましい様式,型に変えるには居住者に大きな改造
費等の負担をかけることになる。
〈課題を解決するための手段〉 本考案のエクステリア構造体では、上記課題を解決する
ため、所定の間隔で立設した一対の柱間上部に山形状梁
若しくは直線状梁を架設して構成した骨組体から成り、
前記骨組体がその一対の柱のうちの一つを共有した状態
で隣り合って形成されて三本の柱と複数本の梁とからな
る骨組集合体が一対形成され、これら一対の骨組集合体
が、前記所定の間隔をおいて互いに対向した状態で略平
行に配置され、かつ各骨組集合体間において互いに対向
した柱間に、梁あるいは壁面材が設けられてなることを
特徴としている。
〈作用〉 本考案によれば、柱が前後左右に配置されてこれらが梁
あるいは壁面材で連結されているので、全体が高強度で
安定した構造のものとなる。また、隣合う柱間が全て同
一の、すなわち所定の間隔で配置されていることから、
山形状梁および直線状梁、さらには壁面材を予めこの所
定の間隔に対応した寸法(長さ)に形成しておくことに
より、このエクステリア構造体を形成するに際しては規
格化された部材から各種の条件に応じて多種多様の形式
や型にすることが可能となり、もちろん施工後において
も梁を別の種類の梁や壁面材に付け替え、あるいは壁面
材を梁に付け替えることにより、所望する様式や型のも
のに改築することが容易になる。さらに、互いに対向し
て配置された骨組集合体間のうちの一方の骨組体間を通
路とし、他方を自由空間とすることにより、得られた自
由空間を多目的に用いることが可能になる。
〈実施例〉 以下図面に基づき本考案のエクステリア構造体を詳細に
説明する。
第1図は、各骨組体A,B,C,D,E…により成るエクステリ
ア構造体を説明する一部分解斜視図である。すなわち骨
組体Aは柱1と1を所定の間隔で地中Gに立設し、その
上部に直線状梁2を架設したものである。一方他の骨組
体Bも同様の間隔で立設した一対の柱1,1の上部に山形
状梁3を架設したものである。同様にしてこれ等柱1,1
と直線状梁2及び山形状梁3によって構成された各骨組
体A,B,C,D…、更には各骨組体を繋ぎ梁4にて連設する
ことによりエクステリア構造体が形成される。なお、隣
合う骨組体Bと骨組体E、骨組体Cと骨組体Dはそれぞ
れ一つの柱1を共有した構造となっており、これら隣合
う骨組体Bと骨組体E、骨組体Cと骨組体Dはそれぞれ
骨組集合体を形成している。そして、これら骨組集合体
が所定の間隔、すなわち骨組体Bや骨組体Eにおける柱
1,1間の距離に等しい間隔をおいて互いに対向した状態
で略平行に配置され、骨組体Aを構成する直線状梁2、
後述する壁面材6、さらには前記梁4によって連結され
ることにより、エクステリア構造体が形成されているの
である。
第2図は、各骨組体A,B…を構成する部材を示す斜視図
である。同図(a)は柱1の斜視図である。この柱1は
耐食アルミの押出成形材等から成り、軽量でありながら
も有効断面が大きく、曲げ,圧縮耐力は極めて大きい。
又同図(b)は直線状梁2であり、この直線状梁2も前
記同様耐食アルミの押出成形材から成って、十分な有効
断面を持ち、曲げ強度も大きい。更に同図(c)は山形
状梁3の斜視図であり、この山形状梁3は、単に合掌部
31,31からのみ成るものと図示の如く合掌部31,31と端材
32,32とから成るものがあり、何れも所謂ゲート状を成
す。この山形状梁3を柱1,1間上部に架設すればそのま
まゲートを構成し、マンション等のアプローチを見切る
為の意匠部材として極めて好ましいものとなる。この山
形状梁3も前記同様耐食アルミの押出成形材から成り、
しかも直線状梁2を所定の角度で切断して付き合せるこ
とによって構成される。これ等各種構成部材を必要に応
じて、ポリエステル樹脂等の焼付塗装仕上げを施してお
くことができる。
第3図は、柱1,1間に直線状梁2を架設した状態の骨組
体Aを示す正面図である。すなわち柱1,1は地中Gに所
定の深さで埋込まれている。
この柱1,1間に第3図のX−X矢視断面概略図である第
4図、及び同Y−Y矢視断面概略図である第5図に示す
如く、L型ブラケット21を介してビスbにより固定され
る。この骨組体Aに例えばヒンジhを介して観音開き状
に門扉5を設ければ構造体Aが1つのくぐり戸として形
成され、マンション等のアプローチと一般道路を都合よ
く仕切ることができる。
又第6図は、構造体Bを示す正面図である。
又第7図は、第6図におけるZ−Z矢視断面概略図であ
る。この構造体Bは上述した如く柱1,1間に山形状梁3
を設けたもので、全体としてゲートを成す。骨組体Bに
おいても前記同様ヒンジhを介して門扉5を観音開き状
に設けることによってゲート機能とともにマンションア
プローチと一般道路を都合よく仕切ることができる。
次に第8図は、壁面材6の斜視図である。この壁面材6
は柱1や直線状梁2と同様に耐食アルミの押出成形材に
よって上下枠61,62及び側枠63,64を形成し、これ等を矩
形状に組み、この内に盲板や格子65を設けて成るもの
で、第1図に示す如く骨組体DとE間に取付けられ、こ
のエクステリア構造体と外部とを仕切るものである。柱
1,1と壁面材6の取付状態は、第9図の平断面概略図で
示す様に、夫々壁面材6の厚さに応じて各種ブラケット
66,67を介して柱1に夫々取付けられる。
一方第10図は、屋根面材7の斜視図である。この屋根面
材7は骨組体A,B,C…の各柱1と直線状梁2及び山形状
梁3に取付けられるもので、前記同様耐食性に富む枠材
71を略矩形状に組み、且つ中桟72を設けたものである。
この矩形状枠内に格子面材73やポリカーボネート等の合
成樹脂板74を敷設したものである。格子面材73の場合
は、藤棚等に利用され、又合成樹脂板74を敷設した場合
は、エクステリア構造体内を雨から守る等所謂屋根とし
て機能するものである。
第11図は、上記屋根面材7を柱1,1と直線状梁2,2に取付
けた状態を示す一部省略断面図である。すなわち屋根面
材7においては、先ず枠材71を柱1や直線状梁2に取付
けておき、この枠材71に対して下側ブラケット75aを配
置し、この下側ブラケット75aに格子面材73や合成樹脂
板74を載置するとともに、上側ブラケット75bを被着し
てビスbによって挟持する。中桟72においても前記同様
にその端部をL状ブラケット76で直線状梁2に固定する
とともに上面72aと上側ブラケット72b間で格子面材73や
合成樹脂板74を挟みビスbによって締付ける。
又第12図は、上記屋根面材7を山形状梁3に取付ける状
態を示す一部省略断面図である。山形状梁3は合掌部31
が所定の勾配を成している為、屋根面材7の中桟72,72
も同様の勾配となる様にL状ブラケット76により固定す
るとともに、中桟72の上面72aと上側ブラケット72bによ
って格子面材73や合成樹脂板74を挟み、ビスbによって
挟持する。特に山形状梁3の上部に配置される中桟72
は、その上面が合掌部31,31が成す勾配と等しい勾配に
形成される為、上側ブラケット72bも同様の山形状を成
している。よって中桟72の両側に山形状梁3と同勾配に
合成樹脂板74等を挟持することができる。更に本考案の
エクステリア構造体においては、その骨組体内において
第1図に示す様に、ベンチ8やポスト9等を付設するこ
ともできる。又このエクステリア構造体自体を駐車場と
する場合には、車止めや水道栓(何れも図示せず)を所
定の位置に設けることもできる。
〈考案の効果〉 以上説明した様に本考案のエクステリア構造体は、以下
の優れた効果を奏する。
(イ)柱が前後左右に配置されてこれらが梁あるいは壁
面材で連結されているので、全体が高強度で安定した構
造のものとなる。
(ロ)隣合う柱間が全て同一の、すなわち所定の間隔で
配置されていることから、山形状梁および直線状梁、さ
らには壁面材を予めこの所定の間隔に対応した寸法(長
さ)に形成しておくことにより、このエクステリア構造
体を形成するに際しては規格化された部材から各種の条
件に応じて多種多様の様式や型にすることができ、もち
ろん施工後においても梁を別の種類の梁や壁面材に付け
替え、あるいは壁面材を梁に付け替えることにより、所
望する様式や型のものに容易に改築することができる。
(ハ)互いに対向して配置された骨組集合体間のうちの
一方の骨組体間を通路とし、他方を自由空間とすること
により、得られた自由空間を多目的に用いることがで
き、したがって利用のための自由度の高いエクステリア
空間を形成することができる。
又各部材を耐食アルミの押出成形材によって形成すれ
ば、寸法精度も高く施工性の優れたものになる。更に上
記構成部材に焼付塗装仕上等を施せば、外観の意匠性も
高く、よって低層集合住宅の出入口に設けられるエクス
テリア構造体として好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のエクステリア構造体を示す一部分解
斜視図、 第2図(a),(b),(c)は、夫々柱,直線状梁,
山形状梁の斜視図、 第3図は、骨組体Aの正面図、 第4図は、第3図におけるX−X矢視断面概略図、 第5図は、第3図におけるY−Y矢視断面概略図、 第6図は、骨組体Bの正面図、 第7図は、第6図におけるZ−Z矢視断面概略図、 第8図は、壁面材の斜視図、 第9図は、骨組体に壁面材と取付けた状態を示す平断面
概略図、 第10図は、屋根面材の斜視図、 第11図は、柱と直線状梁に屋根面材を取付けた状態を説
明する一部省略断面図、 第12図は、山形状梁と屋根面材の取付状態を示す一部省
略断面図である。 1…柱,2…直線状梁,3…山形状梁,5…門扉,6…壁面材,7
…屋根面材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の間隔で立設した一対の柱間上部に山
    形状梁若しくは直線状梁を架設して構成した骨組体によ
    り成るエクステリア構造体であって、 前記骨組体がその一対の柱のうちの一つを共有した状態
    で隣り合って形成されて三本の柱と複数本の梁とからな
    る骨組集合体が一対形成され、これら一対の骨組集合体
    が、前記所定の間隔をおいて互いに対向した状態で略平
    行に配置され、かつ各骨組集合体間において互いに対向
    した柱間に、梁あるいは壁面材が設けられてなることを
    特徴とするエクステリア構造体。
JP1988044677U 1988-04-01 1988-04-01 エクステリア構造体 Expired - Lifetime JPH0715999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988044677U JPH0715999Y2 (ja) 1988-04-01 1988-04-01 エクステリア構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988044677U JPH0715999Y2 (ja) 1988-04-01 1988-04-01 エクステリア構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01154701U JPH01154701U (ja) 1989-10-24
JPH0715999Y2 true JPH0715999Y2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=31271027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988044677U Expired - Lifetime JPH0715999Y2 (ja) 1988-04-01 1988-04-01 エクステリア構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0715999Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017110387A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社岡村製作所 開放型空間構造体

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754599U (ja) * 1980-09-16 1982-03-30
JPS63312495A (ja) * 1987-06-15 1988-12-20 松下電工株式会社 ゲ−ト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017110387A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 株式会社岡村製作所 開放型空間構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01154701U (ja) 1989-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3452498A (en) Building construction
US3463456A (en) Railing construction
US4019293A (en) Building modules and structure embodying such modules
US3952461A (en) Multi-layer walls for frameless buildings formed from extruded aluminum or plastic interlocking wall elements
US3474582A (en) Building system
US5216854A (en) Laminated panel modular building structure and assembly method
JPH0715999Y2 (ja) エクステリア構造体
JP4255329B2 (ja) 2棟建て住宅
JP3091014B2 (ja) 門柱,塀等の乾式エクステリア構築物
JP2002138607A (ja) ガラスパネルシステム
JPS6336155Y2 (ja)
US3212221A (en) Prefabricated house construction
RU46283U1 (ru) Профиль конструкционный, светопрозрачная стенка с таким профилем и быстровозводимое сооружение со светопрозрачными стенками
JP2003336312A (ja) 建 物
JPH0452355Y2 (ja)
JPH0748837Y2 (ja) 組立家屋の樋構造
JPS6339357Y2 (ja)
JP2592863B2 (ja) ユニット建物
JP2584717Y2 (ja) 組立屋根体
JPH084493Y2 (ja) 内装用パネル
JPS603235Y2 (ja) 耐震補強構造体
JPH0291384A (ja) 出窓等建築物の施工方法
JP6652389B2 (ja) 屋外用構造物の屋根取付構造及び屋外用構造物の屋根取付方法
JPH09310511A (ja) 既設建屋の耐震補強構造
JPH05248103A (ja) 住居用構造物