JPH05248103A - 住居用構造物 - Google Patents
住居用構造物Info
- Publication number
- JPH05248103A JPH05248103A JP3071099A JP7109991A JPH05248103A JP H05248103 A JPH05248103 A JP H05248103A JP 3071099 A JP3071099 A JP 3071099A JP 7109991 A JP7109991 A JP 7109991A JP H05248103 A JPH05248103 A JP H05248103A
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- JP
- Japan
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- stories
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- constructed
- building
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】本発明は住居用構造物の全体構造を簡単にした
ものである。 【構成】マンション等の住居用構造物において、隔階毎
のみ鉄筋コンクリート製の床用コンクリートスラブ３を
設け、中間の階部分は床用コンクリートスラブ３を省い
た構造とした。
ものである。 【構成】マンション等の住居用構造物において、隔階毎
のみ鉄筋コンクリート製の床用コンクリートスラブ３を
設け、中間の階部分は床用コンクリートスラブ３を省い
た構造とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション等の住居用
構造物に関するものである。
構造物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、マンションなどの住居用構造物
は、図８に示す如く、鉄筋コンクリート製の外壁50、及
び各階の床用コンクリートスラブ51、並びに支柱やを構
造壁52を介して一体的に構成するものが存在する。
は、図８に示す如く、鉄筋コンクリート製の外壁50、及
び各階の床用コンクリートスラブ51、並びに支柱やを構
造壁52を介して一体的に構成するものが存在する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記住
居用構造物は、外壁50及び各階毎の床用コンクリートス
ラブ51並びに支柱などを鉄筋コンクリートにより一体的
に構成するものであるから、同住居用構造物の構造が複
雑であると共に、コンクリートの消費量が多く、また、
工期が長期間となる等の欠点を有していた。
居用構造物は、外壁50及び各階毎の床用コンクリートス
ラブ51並びに支柱などを鉄筋コンクリートにより一体的
に構成するものであるから、同住居用構造物の構造が複
雑であると共に、コンクリートの消費量が多く、また、
工期が長期間となる等の欠点を有していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、鉄筋コンク
リートにより、外壁及び床用コンクリートスラブ並びに
支柱や構造壁などを一体構成するマンション等の住居用
構造物において、隔階毎のみ床用コンクリートスラブを
設けて、中間の階は床用コンクリートスラブを省いたこ
とを特徴とする住居用構造物を提供せんとするものであ
る。
リートにより、外壁及び床用コンクリートスラブ並びに
支柱や構造壁などを一体構成するマンション等の住居用
構造物において、隔階毎のみ床用コンクリートスラブを
設けて、中間の階は床用コンクリートスラブを省いたこ
とを特徴とする住居用構造物を提供せんとするものであ
る。
【０００５】また、駐車場、又は店舗を有する住居用構
造物において、住居側は、隔階毎のみ床用コンクリート
スラブを設けて、中間の階は床用コンクリートスラブを
省いていること、さらに、上記中間の階の床面は、必要
部分のみ木材、又は合成樹脂製の床パネルにより増設す
ることにも特徴を有する。
造物において、住居側は、隔階毎のみ床用コンクリート
スラブを設けて、中間の階は床用コンクリートスラブを
省いていること、さらに、上記中間の階の床面は、必要
部分のみ木材、又は合成樹脂製の床パネルにより増設す
ることにも特徴を有する。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき具体的に説明
すると、図１及び図２において、１はマンション等の住
居用構造物で、外壁２及び隔階毎、例えば、奇数階の床
用コンクリートスラブ３を鉄筋コンクリートＡにより一
体構成している。この場合に、隔階毎とは奇数階であっ
てもよく、一階部分が駐車場や店舗であれば、偶数階を
床用コンクリートスラブ３に構成してもよいものであ
る。
すると、図１及び図２において、１はマンション等の住
居用構造物で、外壁２及び隔階毎、例えば、奇数階の床
用コンクリートスラブ３を鉄筋コンクリートＡにより一
体構成している。この場合に、隔階毎とは奇数階であっ
てもよく、一階部分が駐車場や店舗であれば、偶数階を
床用コンクリートスラブ３に構成してもよいものであ
る。
【０００７】４は鉄筋コンクリートＡにより床用コンク
リートスラブ３、及び支柱５と一体的に構成された構造
壁である。６は、各構造壁４の中間位置に設ける区画壁
である。
リートスラブ３、及び支柱５と一体的に構成された構造
壁である。６は、各構造壁４の中間位置に設ける区画壁
である。
【０００８】７は外壁２及び構造壁４部分の各中間位置
に、横方向に設ける補強梁体、８は偶数段部分で各補強
梁体７，７の中間位置に設ける横梁であって、前記区画
壁６を支持するものである。９は住居用構造物１の一側
に設ける廊下、10は他側に設けるベランダである。
に、横方向に設ける補強梁体、８は偶数段部分で各補強
梁体７，７の中間位置に設ける横梁であって、前記区画
壁６を支持するものである。９は住居用構造物１の一側
に設ける廊下、10は他側に設けるベランダである。
【０００９】そして、各住居の一区画Ｂは、図２に示す
如く隔階毎のみ床用コンクリートスラブ３が存在して、
中間の階は床用コンクリートスラブが存在しない構造と
なっており、以上により第１段階の躯体工事を完了する
ものである。
如く隔階毎のみ床用コンクリートスラブ３が存在して、
中間の階は床用コンクリートスラブが存在しない構造と
なっており、以上により第１段階の躯体工事を完了する
ものである。
【００１０】次に、第２段階の内部工事を行うが、この
場合は中間の階部分の床面11は、図４に示す如く、木
材、又は合成樹脂製の床パネル12を補強梁体７と横梁８
とに掛渡し状に設けて増設する。
場合は中間の階部分の床面11は、図４に示す如く、木
材、又は合成樹脂製の床パネル12を補強梁体７と横梁８
とに掛渡し状に設けて増設する。
【００１１】また、図４において、隔階、即ち奇数階部
分の床面13と、中間の階、即ち偶数階の床パネル12との
間にはパネル状の間仕切14を設けて各室15を構成する。
また、中間の階部分の床面11と、隔階部分の床用コンク
リートスラブ３下面との間にはパネル状の間仕切16を配
設して各室17を構成している。
分の床面13と、中間の階、即ち偶数階の床パネル12との
間にはパネル状の間仕切14を設けて各室15を構成する。
また、中間の階部分の床面11と、隔階部分の床用コンク
リートスラブ３下面との間にはパネル状の間仕切16を配
設して各室17を構成している。
【００１２】また、図５において、18は隔階部分に設け
る玄関、19はトイレ、20は浴槽、21は中間の階部分との
間に設ける階段である。図６において、22は中間の階部
分の間仕切16に設ける開閉ドアである。
る玄関、19はトイレ、20は浴槽、21は中間の階部分との
間に設ける階段である。図６において、22は中間の階部
分の間仕切16に設ける開閉ドアである。
【００１３】また、図７は他の実施例であって、隔階部
分に中庭23を設けて上部を吹抜け構造24とした状態を示
している。
分に中庭23を設けて上部を吹抜け構造24とした状態を示
している。
【００１４】以上の如く、上記実施例によれば、マンシ
ョン等の住居用構造物において、隔階、即ち奇数階部分
のみ床用コンクリートスラブ３を設けたものであるか
ら、中間の階、即ち偶数階毎の床用コンクリートスラブ
が省略でき、したがって、住居用構造物の全体構造が簡
単であって、特に、鉄筋コンクリートＡによる施工部分
が少なくなると共に、躯体工事と内部工事を分離して行
うことができるので工期の短縮が可能となるものであ
る。
ョン等の住居用構造物において、隔階、即ち奇数階部分
のみ床用コンクリートスラブ３を設けたものであるか
ら、中間の階、即ち偶数階毎の床用コンクリートスラブ
が省略でき、したがって、住居用構造物の全体構造が簡
単であって、特に、鉄筋コンクリートＡによる施工部分
が少なくなると共に、躯体工事と内部工事を分離して行
うことができるので工期の短縮が可能となるものであ
る。
【００１５】また、中間の階、即ち偶数階部分の床面11
は、注文に応じて軽量の床パネル12などにより簡単に構
成できるから、マンション形式の住居でありながら、間
取りを自由に変更できるものである。
は、注文に応じて軽量の床パネル12などにより簡単に構
成できるから、マンション形式の住居でありながら、間
取りを自由に変更できるものである。
【００１６】また、外形は都市型の住宅でありながら内
部を木造住宅様式にもできるものであって、全体として
建築コストを安価とすることができるものである。
部を木造住宅様式にもできるものであって、全体として
建築コストを安価とすることができるものである。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、マンション等の住居用
構造物において、隔階毎のみ床用コンクリートスラブを
設けたものであるから、中間の階の床用コンクリートス
ラブがすべて省略でき、したがって、住居用構造物の全
体構造が簡単であって建築コストを安価とすることがで
き、特に、鉄筋コンクリートによる施工部分が少なくな
ると共に、躯体工事と内部工事を分離して行うことがで
きるので工期の短縮が可能となるものである。
構造物において、隔階毎のみ床用コンクリートスラブを
設けたものであるから、中間の階の床用コンクリートス
ラブがすべて省略でき、したがって、住居用構造物の全
体構造が簡単であって建築コストを安価とすることがで
き、特に、鉄筋コンクリートによる施工部分が少なくな
ると共に、躯体工事と内部工事を分離して行うことがで
きるので工期の短縮が可能となるものである。
【００１８】また、中間の階部分の床面は、注文に応じ
て軽量の床パネルなどにより簡単に構成できるから、マ
ンション形式の住居でありながら、間取りを自由に変更
できるものである。
て軽量の床パネルなどにより簡単に構成できるから、マ
ンション形式の住居でありながら、間取りを自由に変更
できるものである。
【図１】本発明に係る住居用構造物の全体を示す斜視
図。
図。
【図２】本発明要部の断面側面図。
【図３】図２のＩ−Ｉ線における断面図。
【図４】本発明要部の断面側面図。
【図５】同平面図。
【図６】同平面図。
【図７】本発明の他の実施例を示す斜視図。
【図８】従来の住居用構造物の断面側面図。
【図９】図８のII−II線における断面図。
Ａ 鉄筋コンクリート １ 住居用構造物 ２ 外壁 ３ 床用コンクリートスラブ ４ 構造壁 ５ 支柱 11 床面 12 床パネル
Claims (3)
- 【請求項１】 鉄筋コンクリートにより、外壁及び床用
コンクリートスラブ並びに支柱や構造壁などを一体構成
するマンション等の住居用構造物において、隔階毎のみ
床用コンクリートスラブを設けて、中間の階は床用コン
クリートスラブを省いたことを特徴とする住居用構造
物。 - 【請求項２】 駐車場、又は店舗を有する住居用構造物
において、住居側は、隔階毎のみ床用コンクリートスラ
ブを設けて、中間の階は床用コンクリートスラブを省い
ていることを特徴とする請求項１記載の住居用構造物。 - 【請求項３】 上記中間の階の床面は、必要部分のみ木
材、又は合成樹脂製の床パネルにより増設することを特
徴とする請求項１記載の住居用構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3071099A JPH05248103A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 住居用構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3071099A JPH05248103A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 住居用構造物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05248103A true JPH05248103A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=13450758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3071099A Pending JPH05248103A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 住居用構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05248103A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000001906A1 (fr) * | 1998-07-03 | 2000-01-13 | Kabushiki Kaisha Mei Kenchiku Sekkei Jimusyo | Modele de structure condominial en beton arme de type duplex |
| CN102661059A (zh) * | 2012-03-02 | 2012-09-12 | 同济大学 | 单元式全装配预制混凝土结构住宅体系 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP3071099A patent/JPH05248103A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000001906A1 (fr) * | 1998-07-03 | 2000-01-13 | Kabushiki Kaisha Mei Kenchiku Sekkei Jimusyo | Modele de structure condominial en beton arme de type duplex |
| CN102661059A (zh) * | 2012-03-02 | 2012-09-12 | 同济大学 | 单元式全装配预制混凝土结构住宅体系 |
| CN102661059B (zh) * | 2012-03-02 | 2014-09-17 | 同济大学 | 单元式全装配预制混凝土结构住宅体系 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060119 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060119 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060119 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20081027 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081107 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090319 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |