JPH08218488A - 集合住宅の構造 - Google Patents

集合住宅の構造

Info

Publication number
JPH08218488A
JPH08218488A JP5348095A JP5348095A JPH08218488A JP H08218488 A JPH08218488 A JP H08218488A JP 5348095 A JP5348095 A JP 5348095A JP 5348095 A JP5348095 A JP 5348095A JP H08218488 A JPH08218488 A JP H08218488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
walls
wall
space
main structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5348095A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3264126B2 (ja
Inventor
Masaaki Sasaki
正明 佐々木
Tsutomu Kikuchi
力 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAISEI PREFAB CONSTR
TAISEI PREFAB KK
Original Assignee
TAISEI PREFAB CONSTR
TAISEI PREFAB KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAISEI PREFAB CONSTR, TAISEI PREFAB KK filed Critical TAISEI PREFAB CONSTR
Priority to JP05348095A priority Critical patent/JP3264126B2/ja
Publication of JPH08218488A publication Critical patent/JPH08218488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3264126B2 publication Critical patent/JP3264126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】住空間を自由に設計することができ、かつ通風
性、採光性および開放性の向上を図る。 【構成】建物の構造耐力を負担する主構造体11を、多
数のプレキャストコンクリートパネル15A、15Bを
互いに接合して組み立て、一方向に連続する壁12とこ
れら壁12、12間に接続される床13とから構成して
いる。壁12と床13とにより画成される中空筒状の空
間S10は、横方向に貫通され外部に開放された空間に
形成されるので、内側に突出する構造物がない。このた
め、主構造体11内部の空間S10には障害物が突出し
ていないので、構造耐力を負担しない副構造体14は床
面上に所望の配置で自由に建て込まれる。 【効果】各住戸ごとに住戸空間を自由に設計することが
でき、しかも、通風性、採光性および開放性を向上させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅に関し、特
に、建物の構造耐力を負担する主構造体と構造耐力を負
担しない副構造体とからなる集合住宅の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、多層集合住宅の建物は、現場打ち
あるいはプレキャストコンクリートパネルを多数接合し
て築造される。従来の集合住宅2の構造は、図24に示
すように、建物の構造耐力を負担する主構造体3を、壁
と床から構成するものが知られている。集合住宅2は、
建物の短辺方向(図24の矢示X方向)に平行に設けら
れた多数の壁5に建物の長辺方向(図24の矢示Y方
向)の壁6を直交させて設け、住戸を形成するようにな
っている。主構造体3はこれら短辺方向の壁5と長辺方
向の壁6と床9とから構成される。これら壁5、6は多
数のプレキャストコンクリートパネル4A、4Bを接合
して組み立てられる。そして、これら各壁で画成される
空間内に構造耐力を負担しない副構造体としての仕切り
壁(図示せず)を設けて各部屋を形成している。各住戸
の短辺方向の片側には廊下(通路)7が、他側にはベラ
ンダ8がそれぞれ配置される。壁5、6を構成するプレ
キャストコンクリートパネル4A、4Bは、予め設計寸
法に合わせて成型され、これら成型されたプレキャスト
コンクリートパネル4A、4Bを現場に運び込んで組み
立てるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の集合住宅の
構造では、主構造体3を構成する壁5、6を直交方向の
二方向に設けなければならず、通風性、採光性、開放性
を損なうだけでなく、床9の短辺方向に壁6が立ちはだ
かるため、設計の自由度が制約されるという問題があ
る。また、主構造体3を構成する床9は基本的に不可欠
なものであり、床9上に壁5、6が設けられる限り床9
の設計を変更することは難しく、設計の自由度が制約さ
れるという問題がある。
【0004】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、住戸空間そのものを制約を受けることなく自由に
配置することができ、しかも住戸空間内に構造物を突出
させることなく住戸の通風性、採光性および開放性を向
上させることができる集合住宅の構造を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る集合住宅の
構造は、建物の構造耐力を負担する主構造体と上記構造
耐力を負担しない副構造体とからなる集合住宅の構造で
あって、主構造体を、多数のプレキャストコンクリート
パネルを互いに接合して組み立てて、一方向に連続する
壁とこれら壁間に接続される床とから構成し、これら壁
と床とにより画成される空間に副構造体を所望の配置に
応じて設けるようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明に係る集合住宅の構造は、建物の構造耐
力を負担する主構造体を、多数のプレキャストコンクリ
ートパネルを互いに接合して組み立て、一方向に連続し
た壁とこれら壁間に接続される床とから構成し、しかも
上記壁と床とにより画成される中空筒状空間に構造耐力
を負担しない副構造体を所望の配置に応じて設けるよう
にしているので、壁と床とにより画成される空間に障害
となる構造物が突出することがなく、住戸を横方向に貫
通する中空筒状空間に位置を変えて設けることができ、
住戸の配置に制約がない。このため、各住戸ごと床に対
応させて自由に設計することができる。しかも、住戸空
間外側の壁と床とで画成され外部に向かって開放された
吹きさらし空間にも内側に突出する構造物がないので、
通風性、採光性および開放性を向上させることができ
る。さらに、主構造体をプレキャストコンクリートパネ
ルから構成しているので建物の築造作業を容易にかつ短
縮化することができる。
【0007】
【実施例】以下図面に示す実施例により本発明を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例に係る集合住宅の構造
を示す斜視図、図2は図1の集合住宅の構造の一部を示
す正面図、図3は床に副構造体を建て込んだ一住戸の平
面図である。集合住宅の構造は、図1に示すように、建
物の構造耐力を負担する主構造体11(12、13)
を、一方向(図1の矢印A方向)に連続した壁12と、
これら互いに平行に配置された壁12、12間に上下に
多数接続された床13とから構成している。これら壁1
2と床13とにより画成される空間には、建物の構造耐
力を負担しない副構造体14(図3参照)が所望の配置
に建て込まれる。壁12と床13は、図2に示すよう
に、多数のプレキャストコンクリートパネル15A、1
5B(本実施例では7枚)を互いに接合して組み立てら
れる。プレキャストコンクリートパネル15A、15B
は、特に図示しないが、両面が平坦に形成された板状体
で端面に接合部15Cを有している。プレキャストコン
クリートパネル15A、15Bは、接合部15Cが接続
部16により接合されるようになっている。プレキャス
トコンクリートパネル15Aおよび15Bは、それぞれ
幅W1を有し、長さL1、L2(図2参照)を異ならせ
て細長く形成される。この幅W1は車輌により運搬しや
すいように短く設定される。このように多層に構成され
た集合住宅の主構造体11は、これら壁12と床13と
がプレキャストコンクリートパネル15A、15Bを組
み立てて構成されているので、壁12と床13とにより
画成される中空筒状の空間S10(以下空間S10と称
す)は横方向(図1の矢印A方向)に貫通して外部に向
かって開放されたトンネル状になっており、空間S10
の内側には突出あるいは立ちはだかる構造物がなく、設
計上制約を受ける障害物が存在しないようになってい
る。
【0008】副構造体14(18A、18B、19)
は、図3に示すように、室内と外気を仕切る外壁18
A、18Bと室内を各部屋に間仕切る仕切り壁19とか
ら構成される。外壁18A、18Bは、壁12と床13
とにより画成される空間S10内に各住居の設計要求に
応じて建て込まれ、さらに、仕切り壁19も外壁18
A、18Bの内側に形成される空間S11(以下住戸空
間S11と称す)内に各部屋の設計要求に応じて建て込
まれるようになっている。これら外壁18A、18Bお
よび仕切り壁19の建て込みにあたっては、壁12と床
13とにより画成される空間S10内に突出あるいは立
ちはだかる構造物がないので従来の集合住宅の構造に比
べて間仕切りの自由度が大きくなっている。また、空間
S10のうち外壁18A、18B外側の外部に向かって
開放された吹きさらし空間S12、S13(S10=S
11+S12+S13)には、内側に突出する構造物が
ないので、通風性、採光性および開放性を良好に確保す
ることができ、居住性を向上させることができる。
【0009】次に、上記第1の実施例に係る集合住宅の
構造の作用について説明する。本実施例に係る集合住宅
の構造は、多数のプレキャストコンクリートパネル15
Aを互いに接合して組み立てて主構造体11の壁12、
12を建て込み、これら壁12、12間にプレキャスト
コンクリートパネル15Bを水平に接続して主構造体1
1の床13を建て込むようにしているので、建物の築造
作業を容易にするとともに工期を短縮することができ
る。壁12と床13とで画成される空間S10には内側
に突出する構造物がないトンネル状構造となっているの
で、副構造体14を自由に配置することができる。この
ため、各住戸ごと床に対して自由に設計することができ
る。しかも、住戸空間S11外側の壁12と床13とで
画成される吹きさらし空間S12、S13にも内側に突
出する構造物がないので、通風性、採光性および開放性
を向上させることができる。
【0010】次に、本発明の第2の実施例に係る集合住
宅の構造について図4ないし図10に基づいて説明す
る。第2の実施例にかかる集合住宅の構造は、図4に示
すように、主構造体21(22、23、24)が一方向
(図4の矢印B方向)に連続した壁22と、これら互い
に平行に配置された壁22、22間に上下に多数接続さ
れた床23とから多層に構成される。そして、壁22と
床23とにより画成される一戸あたりの空間S20を上
下に高く設け、空間S20に主構造体21の一部を構成
する中間床24を上下の床23、23間に設けている。
この中間床24により一戸あたりの住居を上下階の2層
に構成している。壁22、床23および中間床24は、
図5に示すように、多数のプレキャストコンクリートパ
ネル25A、25Bをそれぞれ互いに接合して組み立て
られる。プレキャストコンクリートパネル25Aの長辺
方向長さL3は、一戸の上下階の高さにほぼ対応するよ
うになっている。そして、中間床24は、図6に示すよ
うに、床23より枚数の少ないプレキャストコンクリー
トパネル25B(本実施例では4枚)を接続して構成さ
れる。中間床24は、横方向の所望の位置に設けること
ができるようになっており、主構造体21の開口部22
Aより内側に後退させて配置したり、開口部22Aに一
方の端部を合致させて配置できるようになっている。こ
の集合住宅の主構造体21は、これら壁22と床23と
中間床24により画成される空間が横方向(図4の矢印
B方向)に貫通し外部に向かって開放された構造となっ
ている。
【0011】本実施例にかかる集合住宅の構造は、空間
S20に建物の構造耐力を負担しない副構造体26(2
7A、27B、28、29)(図7ないし図10参照)
を所望の配置に応じて建て込んで構成される。副構造体
26は、図7ないし図8に示すように、室内と外気を仕
切る外壁27A、27Bと室内を各部屋に間仕切る仕切
り壁28と薄床29とから構成される。外壁27A、2
7B、仕切り壁28および薄床29は、主構造体21が
横方向に貫通し外部に向かって開放された構造となって
いるため、空間S20内に各住居の設計要求に応じて自
由に建て込みできるようになっている。薄床29は、図
9および図10に示すように、中間床24に接続され、
空間S20を上下階の2層に分割するようになってい
る。図7ないし図10に示す住戸空間S21内の各部屋
は、例えば、R1は厨房・食堂、R2は浴室、R3はホ
ール、R4、R5は個室、T5は室内の吹き抜けであ
る。また、T1は前庭・玄関、T2、T3はルーフテラ
ス、T4はベランダ、S22、S23は室外の吹きさら
し空間である。なお、図示していないが、玄関T6(図
7参照)側の前庭T1には、廊下あるいは通路が接続さ
れる。
【0012】上記第2の実施例に係る集合住宅の構造
は、多数のプレキャストコンクリートパネル25Aを互
いに接合して組み立てて主構造体21の壁22、22を
建て込み、これら壁22、22間にプレキャストコンク
リートパネル25Bを水平に接続して主構造体21の床
23と中間床24を建て込むようにしているので、壁2
2と床23と中間床24とで画成される空間S20には
内側に突出する構造物がない構造とすることができ、副
構造体26を自由に配置することができる。このため、
各住戸ごと床に対して自由に設計することができ、しか
も、住戸空間S21外側の壁22と床23とで画成され
る吹きさらし空間S22、S23にも内側に突出する構
造物がないので、通風性、採光性および開放性を向上さ
せることができる。なお、上記実施例では、薄床29を
中間床24と接続させているが、これに限られるもので
はなく、図11に示すように、薄床29を中間床24と
上下の高さを異ならせて設けるようにしてもよい。ま
た、上記実施例では、間仕切る仕切り壁28を多数設け
て各部屋を仕切るようにしているが、ある階の仕切り壁
を必要最小限にとどめ、例えばバス、トイレのみに仕切
り壁を設け、他の床には仕切り壁を設けず、広いスペー
スを確保するようにしてもよい。
【0013】図12ないし図15は、上記第2の実施例
の変形例を示すもので、この変形例に係る集合住宅の構
造は、図12に示すように、壁32と床33とにより画
成される一戸あたりの空間S30を上下にさらに高く設
け、空間S30に主構造体31(32、33、34)の
一部を構成する中間床34、34を上下に2箇所設け、
これら中間床34、34により一戸あたりの住居を上・
中・下階の3層に構成している。この集合住宅の主構造
体31は、これら壁32と床33と中間床34、34に
より画成されるそれぞれの空間が横方向に貫通し外部に
向かって開放されている。壁32、床33および中間床
34は、上記各実施例と同様に、多数のプレキャストコ
ンクリートパネル35A、35Bをそれぞれ互いに接合
して組み立てられる。本実施例では、プレキャストコン
クリートパネル35Aの長辺方向長さL4は、一戸の上
下階間の高さにほぼ対応するようになっているが、これ
に限られるものではない。例えば、一戸あたりの住戸が
2層の場合、プレキャストコンクリートパネル35Aを
上下に2枚で構成してもよいし、一戸あたりの住戸が3
層の場合、上下に3枚あるいは長さの異なるパネルを1
枚と2枚とで組み合わせて構成してもよい。そして、中
間床34、34はそれぞれ、図15に示すように、主構
造体31の開口部32Aより内側に後退して配置され、
しかも、設計要求に応じて互いに横方向の位置をずらせ
て設けることができるようになっている。図13は下階
部分の平面を、図14は中階部分の平面をそれぞれ示し
ている。副構造体36(37A、37B、38、39)
は、図13ないし図14に示すように、外壁37A、3
7Bと室内を各部屋に間仕切る仕切り壁38と薄床39
とから構成される。薄床39は中間床34に接続されて
いる。符号T7は住戸空間S31内の吹き抜け空間を示
す。外壁37A、37B、仕切り壁38および薄床39
は、主構造体31が横方向に貫通し外部に向かって開放
された構造となっているため、空間S30内に各住居の
設計要求に応じて自由に建て込みできるようになってい
る。
【0014】図16は第1の実施例の変形例を示すもの
で、壁42と床43とにより画成される一戸あたりの空
間S40を上下に高く設け、上下の床43間に副構造体
46(44、47A、47B)の薄床44、44を上下
に2箇所、主構造体41(42、43)の開口部から内
側に後退した位置に副構造体46の外壁47A、47B
をそれぞれ設け、これら薄床44、44により一戸あた
りの住居を上・中・下階の3層に構成している。この変
形例にかかる集合住宅の構造も、上記各実施例および変
形例と同様に、副構造体46を構成する外壁47A、4
7B、薄床44、44および仕切り壁(図示せず)を空
間S40内に各住居の設計要求に応じて自由に建て込む
ことができ、空間S40のうち外壁47A、47B外側
の吹きさらし空間S42、S43には、内側に突出する
構造物がないので、通風性、採光性および開放性を良好
に確保することができ、居住性を向上させることができ
る。
【0015】なお、上記各実施例および各変形例では、
各戸が上下に一列に並んでいるものを示したが、これに
限られるものではなく、図17に示すように、主構造体
を構成する壁50を2以上配置し、横方向に複数戸設け
るようにしてもよい。また、図18および図19に示す
ように、上記各実施例および各変形例に示された各戸が
上下に一列に並んでいる集合住宅の主構造体を、それぞ
れ角度を異ならせて複数配置し、玄関側の通路を中央に
配置するようにしてもよい。さらに、図20または図2
1に示すように、主構造体60、61を垂直方向および
水平方向に一部雁行形状に構成し、一部の壁および床を
抜いて中庭(ライトコート)60A、61Bを設けるよ
うにしてもよい。また、図22に示すように、上記各実
施例および各変形例に示された各戸が上下に一列に並ん
でいる集合住宅の主構造体70の床面を敷地GLに対応
させて平面雁行形状に配置してもよいし、主構造体71
の床面を図23に示すような平面配置として構成しても
よい(図23中71Aは中庭を示す)。このように、本
発明にかかる集合住宅の構造では、主構造体を横方向に
貫通し外部に向かって開放された構造とするものであっ
て、主構造体により画成される空間に突出あるいは立ち
はだかる構造物をなくす構成であればよい。また、主構
造体をプレキャストコンクリートパネルにより組み立て
る構成について説明したが、副構造体もプレキャストコ
ンクリートパネルにより建て込んでよいことは言うまで
もない。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、主構
造体を構成する壁と床とにより画成される空間を横方向
に貫通し外部に向かって開放された構造としたことによ
り、主構造体の内側に構造物が突出することがないの
で、副構造体を住戸ごとに所望の配置に設けることがで
き、各住戸ごとに自由に設計することができる。しか
も、室外の吹きさらし空間にも内側に突出する構造物が
ないので、通風性、採光性および開放性を向上させるこ
とができる。さらに、主構造体をプレキャストコンクリ
ートパネルを組み立てて構成しているので、築造作業を
簡素化し工期の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る集合住宅の構造を
示す斜視図である。
【図2】図1の集合住宅の構造の一部を示す正面図であ
る。
【図3】図1の集合住宅の床に副構造体を建て込んだ一
住戸の平面図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る集合住宅の構造を
示す斜視図である。
【図5】図2の集合住宅の構造の一部を示す正面図であ
る。
【図6】図2の集合住宅の構造の一部を示す断面図であ
る。
【図7】図2の集合住宅の下階を示す平面図である。
【図8】図2の集合住宅の上階を示す平面図である。
【図9】図2の集合住宅の一住戸を示す断面図である。
【図10】図2の集合住宅の一住戸を示す断面図であ
る。
【図11】図2の集合住宅の薄床の配置の一例を示す断
面図である。
【図12】本発明の第2の実施例の変形例に係る集合住
宅の構造を示す斜視図である。
【図13】図12の集合住宅の下階を示す平面図であ
る。
【図14】図12の集合住宅の中階を示す平面図であ
る。
【図15】図12の集合住宅の構造の一部を示す断面図
である。
【図16】本発明の第1の実施例の変形例に係る集合住
宅の構造の一部を示す断面図である。
【図17】主構造体を構成する壁を2以上配置した集合
住宅の構造の一部を示す斜視図である。
【図18】各戸が上下に一列に並んでいる集合住宅をそ
れぞれ角度を異ならせて複数配置し、玄関側の通路を中
央に配置した集合住宅の構造の一部を示す斜視図であ
る。
【図19】図18の集合住宅の平面図である。
【図20】主構造体を垂直方向および水平方向に一部雁
行形状に構成した例を示す斜視図である。
【図21】主構造体を垂直方向に雁行形状に構成した例
を示す正面図である。
【図22】主構造体の床面を平面雁行形状に配置した例
を示す平面図である。
【図23】主構造体の床面の配置の一例を示す平面図で
ある。
【図24】従来の集合住宅の構造の一部を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
11 主構造体 12 壁 13 床 14 副構造体 15A、15B プレキャストコンクリートパネル S10 空間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の構造耐力を負担する主構造体と上
    記構造耐力を負担しない副構造体とからなる集合住宅の
    構造において、主構造体を、多数のプレキャストコンク
    リートパネルを互いに接合して組み立てて、一方向に連
    続する壁とこれら壁間に接続される床とから構成し、こ
    れら壁と床とにより画成される空間に副構造体を所望の
    配置に応じて設けることを特徴とする集合住宅の構造。
  2. 【請求項2】 主構造体を、互いに平行に配置された各
    壁とこれら壁間に上下に多数接続された床とにより多層
    に構成したことを特徴とする請求項1に記載の集合住宅
    の構造。
  3. 【請求項3】 副構造体は壁と床とにより画成される空
    間を複数の階に分割する薄床と、室内と外気を仕切る外
    壁と、室内を各部屋に仕切る仕切り壁とから構成される
    ことを特徴とする請求項1ないし2に記載の集合住宅の
    構造。
  4. 【請求項4】 壁と床とにより画成される空間に主構造
    体の一部を構成するプレキャストコンクリートパネルの
    中間床を少なくとも1以上設け、各戸を複数の階に構成
    したことを特徴とする請求項1ないし3に記載の集合住
    宅の構造。
  5. 【請求項5】 中間床は床の面積より小さくかつ所望の
    横方向の位置に配置されることを特徴とする請求項4に
    記載の集合住宅の構造。
  6. 【請求項6】 中間床は壁と床との開口部より内側に後
    退して配置されることを特徴とする請求項5に記載の集
    合住宅の構造。
  7. 【請求項7】 薄床は中間床に接続されることを特徴と
    する請求項4ないし6に記載の集合住宅の構造。
  8. 【請求項8】 薄床は中間床の上方または下方の少なく
    ともいずれか一方に設けられることを特徴とする請求項
    4ないし7に記載の集合住宅の構造。
JP05348095A 1995-02-17 1995-02-17 集合住宅の構造 Expired - Lifetime JP3264126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05348095A JP3264126B2 (ja) 1995-02-17 1995-02-17 集合住宅の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05348095A JP3264126B2 (ja) 1995-02-17 1995-02-17 集合住宅の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08218488A true JPH08218488A (ja) 1996-08-27
JP3264126B2 JP3264126B2 (ja) 2002-03-11

Family

ID=12944019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05348095A Expired - Lifetime JP3264126B2 (ja) 1995-02-17 1995-02-17 集合住宅の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3264126B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003293470A (ja) * 2002-04-03 2003-10-15 Tokyu Constr Co Ltd Rc造建造物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50106417A (ja) * 1974-01-31 1975-08-21
JPS5325164A (en) * 1976-08-20 1978-03-08 Ise Kougiyou Kk Device for stopping heating of bath water or the like

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50106417A (ja) * 1974-01-31 1975-08-21
JPS5325164A (en) * 1976-08-20 1978-03-08 Ise Kougiyou Kk Device for stopping heating of bath water or the like

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003293470A (ja) * 2002-04-03 2003-10-15 Tokyu Constr Co Ltd Rc造建造物

Also Published As

Publication number Publication date
JP3264126B2 (ja) 2002-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2794110B2 (ja) プレハブハウス
JP6467262B2 (ja) ユニット式建物
JP3264126B2 (ja) 集合住宅の構造
JPH08338138A (ja) 住 宅
JP3238059U (ja) 複合型ユニットハウス構造
JP2634744B2 (ja) ユニット式建物
JP2019065664A (ja) 集合住宅
JP2607743B2 (ja) ユニット住宅
JP3494372B2 (ja) 建 物
JPH11222939A (ja) ユニット式建物
JPH0874428A (ja) 工業化住宅
JP2000274091A (ja) 住 宅
JPH10252153A (ja) ユニット式建物
JP4898314B2 (ja) ユニット式建物
JP2967468B2 (ja) 木造建築物のユニット軸組構法
JPH0713905U (ja) インナーバルコニユニット
JP2618554B2 (ja) ユニット式建物
JP2000282581A (ja) ユニット式建物
JP2001003582A (ja) 集合住宅
JP2000336753A (ja) ユニット式建物
JP2000073594A (ja) 太陽電池屋根付建物
JPH05248103A (ja) 住居用構造物
JP2008075313A (ja) 建物ユニットおよびユニット式建物
JP2020056161A (ja) 集合住宅
JPH11200497A (ja) ユニット式建物

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131228

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141228

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term