JP2000282581A - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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JP2000282581A
JP2000282581A JP11092345A JP9234599A JP2000282581A JP 2000282581 A JP2000282581 A JP 2000282581A JP 11092345 A JP11092345 A JP 11092345A JP 9234599 A JP9234599 A JP 9234599A JP 2000282581 A JP2000282581 A JP 2000282581A
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building
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vertical
building unit
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Katsuyuki Chihara
勝幸 千原
Masatsugu Wada
正嗣 和田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面積の割に間口の狭い敷地でも、多くの平面
形状をもった建物を建築でき、狭い敷地でも有効利用で
きるユニット式建物を提供する。 【解決手段】 長辺が間口101方向に沿う横置き建物
ユニット1Aがその短辺方向に沿って複数配置され、短
辺が前記間口101方向に沿う縦置き建物ユニット1B
が前記横置き建物ユニット1Aの短辺側に隣接して配置
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット式建物に
関する。詳しくは、面積の割に間口の狭い敷地にユニッ
ト式建物を建てる場合に適したユニット式建物に関す
る。
【0002】
【背景技術】従来より、住宅構造の一つとして、工場で
製造した箱状の建物ユニットを、建築現場で複数組み合
わせて建築されるユニット式建物が知られている。この
種のユニット式建物を形成する建物ユニット1として
は、図15に示すように、四隅の柱2の上下端に天井梁
3および床梁4を連結した直方体状のフレーム5を有す
るものが一般的である。建物ユニット1のフレーム5に
は、たとえば、その建物ユニット1が居室に用いられる
場合、天井梁3に小梁6を介して支持される天井面材
7、床梁4に根太8を介して支持される床面材9および
部屋を仕切る間仕切り壁などの内装材(図示省略)や、
軽量気泡コンクリートなどで形成された外壁(図示省
略)などが工場で組み付けられる。
【0003】このような建物ユニットによれば、工場に
おいて、建物ユニットに対して内装材や外壁材の組付作
業まで工場で行い、後は、建物ユニットの接合作業を行
うだけで、建物が完成するため、建築現場での作業が大
幅に削減され、建築工事を短期間で完成できるというメ
リットが得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ユニット式建物を、都市部など、面積の割に間口の狭い
敷地に建築しようとした場合、建物ユニットの長辺を間
口方向に沿わせ、短辺方向に複数の建物ユニットを配列
する、いわゆる、横置き一列配置(配置については、例
えば、特許第2695314号公報の図1参照)が採用
されることが多い。しかし、このようなユニット式建物
では、長辺方向の長さ寸法が異なる建物ユニットを含ん
で構成しても、平面形状のバリエーションが乏しく、狭
い敷地を有効利用できない場合もある。
【0005】本発明の目的は、面積の割に間口の狭い敷
地でも、多くの平面形状をもった建物を建築でき、狭い
敷地でも有効利用できるユニット式建物を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のユニット式建物
を、図を参照して説明する。請求項1に記載の発明は、
長辺が間口101方向に沿う横置き建物ユニット1Aが
その短辺方向に沿って複数配置され、短辺が前記間口1
01方向に沿う縦置き建物ユニット1Bが前記横置き建
物ユニット1Aの短辺側に隣接して配置されていること
を特徴とする。この発明によれば、複数の横置き建物ユ
ニット1Aの短辺側に隣接して縦置き建物ユニット1B
が配置された構成であるから、平面形状のバリエーショ
ンが増え、狭い敷地102を有効利用できる。しかも、
横方向の水平外力に対抗する構面が増えるので、その外
力に対する耐力を増大させることができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のユニット式建物において、前記縦置き建物ユニット1
Bの長辺は、前記横置き建物ユニット1Aの短辺の約2
倍の長さを有することを特徴とする。この発明によれ
ば、縦置き建物ユニット1Bの長辺は、前記横置き建物
ユニット1Aの短辺の約2倍の長さを有しているから、
縦置き建物ユニット1Bの長辺を2つの横置き建物ユニ
ット1Aの短辺側に一致して配置することができる。従
って、隣接するユニット1A,1Bの接合も容易に行う
ことができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のユニット式建物において、前記縦置き
建物ユニット1Bは、前記間口101側の横置き建物ユ
ニット1Aよりも奥側に配置されていることを特徴とす
る。この発明によれば、縦置き建物ユニット1Bの間口
101側に空地スペース103が形成されることになる
から、間口101から見た場合でも圧迫感を与えること
がない。つまり、間口101の全幅に建物が接近してい
ると、外観的にも圧迫感を与えるが、間口101側にス
ペース103が形成されているから、間口101から見
た場合でも圧迫感を与えることがない。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のユニット式建物において、前記縦置き建物ユニット1
Bには、玄関16,46が形成されていることを特徴と
する。この発明によれば、縦置き建物ユニット1Bの間
口101側に形成された空地スペース103を間口10
1から玄関16,46までのアプローチとして利用でき
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のユニット式建物において、前記縦置き建物ユニット1
Bには、玄関16,46とともに、階段室47,57が
形成されていることを特徴とする。この発明によれば、
請求項4に記載の発明の効果に加え、2階以上のユニッ
ト式建物を建築する場合でも、縦置き建物ユニット1B
内に階段室47,57を上下階に跨って形成すればよい
から、つまり、横置き建物ユニット1Aには階段を設け
るスペースを考慮することなく設計できるから、設計の
自由度を高めることができる。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項3に記載
のユニット式建物において、前記縦置き建物ユニット1
Bは、内部長辺方向に沿って通路66を有し、この縦置
き建物ユニット1Bより奥側に配置された横置き建物ユ
ニット1Aに玄関64が形成されていることを特徴とす
る。この発明によれば、間口101から入ったとき、縦
置き建物ユニット1Bの内部通路66を通った奥側に玄
関64が設けられているから、間口101から玄関64
までのアプローチを長くできるとともに、間口101側
から玄関64が見えないので、防犯上からも安全であ
る。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
請求項6のいずれかに記載のユニット式建物において、
前記縦置き建物ユニット1Bの奥側には、空地スペース
104が形成されていることを特徴とする。この発明に
よれば、縦置き建物ユニット1Bの奥側には、空地スペ
ース104が形成されているから、これを坪庭などとし
て利用できる。しかも、この坪庭は、間口101から見
ると、縦置き建物ユニット1Bによって目隠しとなって
いるから、私的空間として利用できる。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項2に記載
のユニット式建物において、前記縦置き建物ユニット1
Bが隣接配置される2つの横置き建物ユニット1Aに替
えて、2つの縦置き建物ユニット1Bが配置されている
ことを特徴とする。 この発明によれば、請求項1に記
載の発明と同様な効果が期待できるとともに、建物ユニ
ットの配置の自由度を高めることができる。。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、各実施形態の説明にあたっ
て、同一構成要件については、同一符号を付し、その説
明を省略もしくは簡略化する。
【0015】[第1実施形態]図1は、第1実施形態の
ユニット式建物を示す平面図、図2はその斜視図であ
る。同ユニット式建物は、敷地面積の割に間口101が
狭い縦長形状の敷地102内に、複数の建物ユニット1
A,1Bによって3階建てに建築されている。なお、各
建物ユニット1A,1Bは、図15に示す建物ユニット
1と基本的に同じ構造であるが、ここでは、縦置き建物
ユニット1Bの長辺が横置き建物ユニット1Aの短辺の
約2倍の長さである。
【0016】1階部分は、図3にも示すように、長辺が
間口101方向に沿う横置き建物ユニット1Aがその短
辺方向に沿って5個配置され、短辺が間口101方向に
沿う縦置き建物ユニット1Bが前記横置き建物ユニット
1Aの短辺側に隣接して1個配置されている。より詳細
には、間口101から第2,3番目に配置された横置き
建物ユニット1Aの短辺に隣接して縦置き建物ユニット
1Bが1個配置されている。これにより、縦置き建物ユ
ニット1Bの間口101側には、縦横寸法が建物ユニッ
ト1A,1Bの短辺寸法に相当する空地スペース103
が、奥側には、縦寸法が建物ユニット1Aの短辺寸法2
個分に相当しかつ横寸法が建物ユニット1Bの短辺寸法
に相当する空地スペース104が形成されている。1階
部分の横置き建物ユニット1A内には、2つの居室1
1,12が形成されているとともに、その間に階段室1
3および洗面室14などが形成されている。1階部分の
縦置き建物ユニット1Bには、その内部に玄関16が形
成されているとともに、その玄関16を挟んで縦置き建
物ユニット1Bの両短辺側に玄関ドア17および開閉可
能な窓18が形成されている。つまり、玄関ドア17お
よび窓18を開放すると、これらを通って風が玄関16
を吹き抜ける構造になっている。
【0017】2、3階部分は、図4および図5にも示す
ように、長辺が間口方向に沿う横置き建物ユニット1A
がその短辺方向に沿って4個配置され、短辺が間口方向
に沿う縦置き建物ユニット1Bが前記横置き建物ユニッ
ト1Aの短辺側に隣接してかつ1階の縦置き建物ユニッ
ト1Bの真上に1個配置されている。2階部分の横置き
建物ユニット1A内には、リビングダイニングルーム2
1、居室22、階段室23およびトイレ24などがそれ
ぞれ形成されている。2階部分の縦置き建物ユニット1
B内には、前記リビングダイニングルーム21につなが
るキッチン26が形成されている。3階部分の横置き建
物ユニット1A内には、2つの子供室31,32および
階段室33などがそれぞれ形成されている。3階部分の
縦置き建物ユニット1B内には、前記2つの子供室3
1,32とは独立した部屋36が形成されている。
【0018】従って、第1実施形態によれば、長辺が間
口101方向に沿う横置き建物ユニット1Aがその短辺
方向に沿って5個配置され、短辺が間口101方向に沿
う縦置き建物ユニット1Bが横置き建物ユニット1Aの
短辺側に隣接して1個配置された構成であるから、縦置
き建物ユニット1Bの配置位置を奥行き方向へ変化させ
ることによって、ユニット式建物の平面形状に多くのバ
リエーションを持たせることができ、狭い敷地を有効利
用できる。しかも、横方向の水平外力に対抗する構面が
増えるので、その外力に対する耐力を増大させることが
できる。
【0019】また、縦置き建物ユニット1Bの長辺は、
横置き建物ユニット1Aの短辺の約2倍の長さに形成さ
れているから、縦置き建物ユニット1Bの長辺を2つの
横置き建物ユニット1Aの短辺側に一致して配置するこ
とができる。従って、隣接する建物ユニット1A,1B
の接合も容易に行うことができる。
【0020】また、縦置き建物ユニット1Bは、間口側
から第2,3番目に配置された横置き建物ユニット1A
の短辺側に隣接して配置されているから、つまり、縦置
き建物ユニット1Bの間口101側には、縦横寸法が建
物ユニット1A,1Bの短辺寸法に相当する空地スペー
ス103が形成されているから、間口101から見た場
合でも圧迫感を与えることがないうえ、この空地スペー
ス103を縦置き建物ユニット1Bに形成された玄関1
6までのアプローチとして利用できる。また、奥側に
は、縦寸法が建物ユニット1Aの短辺寸法2個分に相当
しかつ横寸法が建物ユニット1Bの短辺寸法に相当する
空地スペース104が形成され、しかも、このスペース
104は縦置き建物ユニット1Bによって間口101側
から見ることができないから、このスペース104を私
的空間として利用できる。
【0021】[第2実施形態]図6は、第2実施形態の
ユニット式建物を示す平面図、図7はその斜視図であ
る。同ユニット式建物は、敷地面積の割に間口101が
狭い縦長形状の敷地102内に、複数の建物ユニット1
A,1B,1Cによって2階建てに建築されている。な
お、各建物ユニット1A,1B,1Cは、図15に示す
構造と基本的に同じであるが、ここでは、縦置き建物ユ
ニット1Bの長辺が横置き建物ユニット1Aの短辺の約
2倍の長さ、建物ユニット1Cの縦横寸法は、建物ユニ
ット1A,1Bの短辺寸法と略同じである。
【0022】1階部分は、図8にも示すように、長辺が
間口101方向に沿う横置き建物ユニット1Aがその短
辺方向に沿って5個配置され、短辺が間口101方向に
沿う縦置き建物ユニット1Bが横置き建物ユニット1A
の短辺側に隣接して1個配置され、更に、その縦置き建
物ユニット1Bの間口101側に正方形状の建物ユニッ
ト1Cが1個配置されている。より詳細には、間口から
第3,4番目に配置された横置き建物ユニット1Aの短
辺に隣接して縦置き建物ユニット1Bが1個配置され、
この縦置き建物ユニット1Bの間口側に正方形状の建物
ユニット1Cが1個配置されている。これにより、正方
形状建物ユニット1Cの間口側および縦置き建物ユニッ
ト1Bの奥側には、縦横寸法が建物ユニット1A,1
B,1Cの短辺寸法に相当する空地スペース103,1
04がそれぞれ形成されている。1階部分の横置き建物
ユニット1A内には、リビングダイニング41、キッチ
ン42および居室43などが形成されている。1階部分
の縦置き建物ユニット1Bには、その内部に玄関46の
一部46Aおよび階段室47などがそれぞれ形成されて
いる。1階部分の正方形状建物ユニット1C内には、玄
関46の残りの一部46Bと玄関ポーチ48とがそれぞ
れ形成されている。
【0023】2階部分は、図9にも示すように、長辺が
間口101方向に沿う横置き建物ユニット1Aがその短
辺方向に沿って5個配置され、短辺が間口101方向に
沿う縦置き建物ユニット1Bが横置き建物ユニット1A
が短辺側に隣接してかつ1階の縦置き建物ユニット1B
の真上に1個配置され、更に、その縦置き建物ユニット
1Bの間口側に正方形状建物ユニット1Cが1個配置さ
れている。2階部分の横置き建物ユニット1A内には、
2つの居室51,52、浴室53,洗面室54などがそ
れぞれ形成されている。2階部分の縦置き建物ユニット
1B内には、その内部に居室56の一部56A、階段室
57などがそれぞれ形成されている。正方形状建物ユニ
ット1C内には、前記居室56の残りの一部56Bが形
成されている。
【0024】従って、第2実施形態によれば、第1実施
形態で述べた効果に加え、次の効果が期待できる。すな
わち、縦置き建物ユニット1Bの間口側に正方形状建物
ユニット1Cを配置したので、建物のバリエーションを
より増やすことができる。また、2階以上のユニット式
建物を建築する場合でも、縦置き建物ユニット1B内に
階段室47,57を上下階に跨って形成すればよいか
ら、つまり、横置き建物ユニット1Aには階段を設ける
スペースを考慮することなく設計できるから、設計の自
由度を高めることができる。
【0025】[第3実施形態]図10は、第3実施形態
のユニット式建物を示す平面図、図11はその斜視図で
ある。同ユニット式建物は、敷地面積の割に間口101
が狭い縦長形状の敷地102内に、複数の建物ユニット
1A,1Bによって3階建てに建築されている。なお、
各建物ユニット1A,1Bは、図15に示す建物ユニッ
ト1と基本的に同じ構造であるが、ここでは、縦置き建
物ユニット1Bの長辺が横置き建物ユニット1Aの短辺
の約2倍の長さである。
【0026】1階部分は、図12に示すように、長辺が
間口方向に沿う横置き建物ユニットが2個ずつその短辺
方向に沿って前後に配置され、短辺が間口方向に沿う縦
置き建物ユニット1Bが前記横置き建物ユニット1Aの
間に3個配置されている。より詳細には、横置き建物ユ
ニット1Aの間に縦置き建物ユニット1Bが2個配置さ
れ、その横に縦置き建物ユニット1Bが1個配置されて
いる。つまり、第1実施形態において、縦置き建物ユニ
ット1Bが隣接配置される2つの横置き建物ユニット1
Aに替えて、2つの縦置き建物ユニット1Bが配置され
ている。これにより、間口側および奥側には、縦寸法が
建物ユニット1Aの短辺寸法2個分に相当しかつ横寸法
が建物ユニット1Bの短辺寸法に相当する空地スペース
103,104がそれぞれ形成されている。1階部分の
横置き建物ユニット1Aおよびこれに挟まれた縦置き建
物ユニット1B内には、2つの居室61,62、階段室
63および玄関64などがそれぞれ形成されている。な
お、玄関64は、横に突出した縦置き建物ユニット1B
より奥側に設けられている。1階部分の縦置き建物ユニ
ット1B内には、その内部に長手方向に沿って通路66
が形成されている。
【0027】2階部分は、図13にも示すように、1階
部分と同じ建物ユニットの配列によって構成されてい
る。2階部分の横置き建物ユニット1Aおよびこれに挟
まれた縦置き建物ユニット1B内には、2つの居室7
1,72、階段室73、浴室74および洗面室75など
がそれぞれ形成されている。2階部分の縦置き建物ユニ
ット1B内には、居室76が形成されている。
【0028】従って、第3実施形態によれば、前記第1
実施形態で述べた効果に加え、次の効果が期待できる。
すなわち、縦置き建物ユニット1Bは、内部長辺方向に
沿って通路66を有し、この縦置き建物ユニット1Bよ
り奥側に配置された横置き建物ユニット1Aに玄関64
が形成されているから、つまり、間口101から入った
とき、縦置き建物ユニット1Bの内部通路66を通った
奥側に玄関64が設けられているから、間口101から
玄関64までのアプローチを長くできるとともに、間口
101側から玄関64が見えないので、防犯上からも安
全である。
【0029】なお、本発明においては、上記各実施形態
で述べたユニット配列に限られるものでなく、たとえ
ば、図14に示す配列でもよい。図14(A)は、4つ
の横置き建物ユニット1Aの短辺側に隣接して2つの縦
置き建物ユニット1Bを配置したものである。図14
(B)は、ユニット配列としては図14(A)と同じで
あるが、間口側の横置き建物ユニット1Aの長辺側の寸
法が他の横置き建物ユニット1Aの長辺寸法より短いも
のを用いた構成である。この場合にも、間口101側に
空地スペース103が形成されている。図14(C)
は、4つの横置き建物ユニット1Aと、1つの縦置き建
物ユニット1Bとから構成されているが、間口101側
の横置き建物ユニット1Aが縦置き建物ユニット1Bの
短辺に重なるように配置されている。
【0030】なお、縦置き建物ユニット1Bを横置き建
物ユニット1Aの短辺側に隣接して配置する際、横置き
建物ユニット1Aに対して、間口101から見て、右側
に限らず左側に、縦置き建物ユニット1Bを配置しても
よい。
【0031】
【発明の効果】本発明のユニット式建物によれば、面積
の割に間口の狭い敷地でも、多くの平面形状をもった建
物を建築でき、狭い敷地でも有効利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のユニット式建物を示す
平面図である。
【図2】同上実施形態の斜視図である。
【図3】同上実施形態の1階部分の平面図である。
【図4】同上実施形態の2階部分の平面図である。
【図5】同上実施形態の3階部分の平面図である。
【図6】本発明の第2実施形態のユニット式建物を示す
平面図である。
【図7】同上実施形態の斜視図である。
【図8】同上実施形態の1階部分を示す平面図である。
【図9】同上実施形態の2階部分を示す平面図である。
【図10】本発明の第3実施形態のユニット式建物を示
す平面図である。
【図11】同上実施形態の斜視図である。
【図12】同上実施形態の1階部分を示す平面図であ
る。
【図13】同上実施形態の2階部分を示す平面図であ
る。
【図14】本発明の他の実施形態を示す平面図である。
【図15】建物ユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 建物ユニット 1A 横置き建物ユニット 1B 縦置き建物ユニット 16 玄関 46 玄関 47 階段室 57 階段室 64 玄関 66 通路 101 間口 102 敷地, 103 空地スペース 104 空地スペース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長辺が間口方向に沿う横置き建物ユニッ
    トがその短辺方向に沿って複数配置され、 短辺が前記間口方向に沿う縦置き建物ユニットが前記横
    置き建物ユニットの短辺側に隣接して配置されているこ
    とを特徴とするユニット式建物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物におい
    て、 前記縦置き建物ユニットの長辺は、前記横置き建物ユニ
    ットの短辺の約2倍の長さを有することを特徴とするユ
    ニット式建物。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のユニッ
    ト式建物において、 前記縦置き建物ユニットは、前記間口側の横置き建物ユ
    ニットよりも奥側に配置されていることを特徴とするユ
    ニット式建物。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のユニット式建物におい
    て、 前記縦置き建物ユニットには、玄関が形成されているこ
    とを特徴とするユニット式建物。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のユニット式建物におい
    て、 前記縦置き建物ユニットには、玄関とともに、階段室が
    形成されていることを特徴とするユニット式建物。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のユニット式建物におい
    て、 前記縦置き建物ユニットは、内部長辺方向に沿って通路
    を有し、この縦置き建物ユニットより奥側に配置された
    横置き建物ユニットに玄関が形成されていることを特徴
    とするユニット式建物。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載のユニット式建物において、 前記縦置き建物ユニットの奥側には、空地スペースが形
    成されていることを特徴とするユニット式建物。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載のユニット式建物におい
    て、 前記縦置き建物ユニットが隣接配置される2つの横置き
    建物ユニットに替えて、2つの縦置き建物ユニットが配
    置されていることを特徴とするユニット式建物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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