JP7182416B2 - 集合住宅 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 平成30年5月17日に日経新聞電子版のウェブサイト<https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30612060X10C18A5AM1000/>にて公開
特許法第30条第2項適用 平成30年5月18日にウェブサイト<https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20180518103937.html>にて公開
本発明は集合住宅に係り、特に各住戸が斜めにずらして配置された雁行型の建物形状を有する集合住宅に関する。
従来の集合住宅701は、図7に示すように外壁731が道路や隣地との境界線751に対して略平行になるようプランが作成されことが多い。そのため、例えば各住戸において窓726やバルコニー725が境界線751又は道路755に面しているため、道路上の車や歩行者等からプライバシーを保ちにくいという課題があった。また、住戸の玄関723は、玄関723の進入方向(矢印A)が境界線751に対して略垂直になるよう設けられるとともに、玄関723のドアが横一列に並ぶため画一的なデザインとなる。また、住戸の採光及び通風は図7の矢印Bで示すように一方向になるプランとなることが多い。
そのため、例えば特許文献1に開示される集合住宅では、住宅を骨組みのスパン方向にズラして雁行させることで、一方側から採光が図れない場合であっても、多方向側から有効な採光を確保することが試みられている。
特開2001-234635号公報
特許文献1の雁行型住宅では戸境壁が複数の角を有する多段型に形成され、隣接する住戸を隔てる界壁や住戸のプランが複雑な形状になっていた。本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、住戸のプランを単純な構成としつつ、居住性の高い集合住宅を提供することである。
上記課題は、平面視において一辺が基準長である正方形の基準ユニットを組み合わせて構成された複数の住戸からなり、前記基準ユニットは、前記基準ユニットの外周部の一辺を延伸する仮想線が基準となる境界線に対して所定の角度で傾斜するよう配置され、前記基準ユニットの外周部に沿って配置される集合住宅の外壁であって、前記外壁は前記基準長を単位として三個以上連続して面一にならないよう配置され、隣接する前記住戸を隔てる界壁は、前記基準ユニットの外周部の少なくとも一部に沿って配置され、前記複数の住戸のそれぞれは、前記基準ユニット及び二個の前記基準ユニットを連結した大きさである大ユニットの少なくともいずれか一方と、一辺が前記基準長の3/4の長さである正方形の中ユニット及び一辺が前記基準長の1/2の長さである正方形の小ユニットの少なくともいずれか一方と、を組み合わせることで構成され、前記中ユニット又は前記小ユニットの外周部に沿って配置される前記集合住宅の外壁は、前記基準長以上連続して面一にならないように配置される雁行型の集合住宅により解決される。
上述した本発明の集合住宅によれば、前記基準長を単位として外壁が三個以上連続して面一にならないよう配置されるとともに、基準ユニットの外周部の一辺を延伸する仮想線が境界線に対して所定の角度で傾斜する。そのため、境界線、例えば道路や歩道から集合住宅を見た場合、集合住宅の外観デザインを凹凸のあるものとすることができ、居室において採光及び通風を2方向から確保しやすくなる。また、例えば道路境界線から外壁までの距離があくと共に、外壁に取り付けられた窓が境界線に対して傾斜するため、道路上の車や歩行者に対して面することがない。また、テラス又はベランダが外壁により2方向において囲まれる。そのためプライベート性が高まり、居住性が高まる。界壁が基準ユニットの外周部の少なくとも一部に沿って配置されることから、各住戸のプランが比較的単純な構成になる。
また、大小のユニットを組み合わせることにより、集合住宅の外観をより凹凸のあるデザインにすることができる。
また、前記中ユニット又は前記小ユニットの外周部に沿って配置される前記集合住宅の外壁は、前記基準ユニット又は前記大ユニットの外周部に沿って配置される前記集合住宅の外壁に対して凹凸を形成するとよい。それにより、集合住宅の外観をより凹凸のあるデザインにすることができる。
また、隣接する住戸のそれぞれの玄関は、横一列にかつ隣接して並んで配置されないことがよい。それにより、入り口部分の距離が確保されプライベート性が高まるとともに、玄関側のドアが並ばず集合住宅の外観デザインが画一的でなく変化に富むものになる。
また、前記複数の住戸のそれぞれの玄関の進入方向は、前記境界線に対して前記所定の角度で交差してよい。それにより、プライベート性が高まる。
前記複数の住戸のそれぞれは、リビング・ダイニング・キッチンと前記リビング・ダイニング・キッチンとは別の居室とを備え、前記居室を含む基準ユニットは前記境界線に面するよう配置されてよい。それにより、居住性の高い集合住宅を提供することができる。
前記複数の住戸のそれぞれは浴室を有し、前記浴室は、該浴室と前記境界線との間に居室又は駐車場若しくは駐輪場があるように配置されてよい。それにより、プライベート性を高めることができる。
また、前記所定の角度は45±10度の範囲内で設定されるとよい。これにより、境界線から見た場合、集合住宅の外観が凹凸のあるデザインとなる。
前記基準ユニットの基準長は2間(364cm)にしてよい。基準長を2間にすることで、例えば玄関及び浴室・便所等の水回り設備を一つの基準ユニットにまとめることができる。
本発明によれば、比較的単純な構成でありながら、居住性の高い集合住宅を提供することが可能である。また、集合住宅の外観デザインを凹凸のあるものとすることができ、居室において採光及び通風を二方向から確保しやすくなる。また、界壁が基準ユニットの外周部の少なくとも一部に沿って配置されるため、各住戸の平面レイアウトが比較的単純な構成となる。
(a)及び(b)は住戸を構成する基準ユニットの一例を示す図、(c)は大ユニットの一例を示す図、(d)は中ユニットの一例を示す図、(e)は小ユニットの一例を示す図である。 本実施形態の集合住宅の一例を示す図であり、集合住宅の一階の平面図である。 図2に示す集合住宅の二階の平面図である。 図2の部分Gにおける界壁及び外壁の構造を示す断面図である。 本実施形態の集合住宅の別例を示す図であり、集合住宅の一階を示す平面図である。 図5に示す集合住宅の二階を示す平面図である。 従来の集合住宅を説明するための平面図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)に係る集合住宅について図1~図6を参照しながら説明する。
本実施形態の集合住宅1は、基準ユニット10を組み合わせて構成された複数の住戸101~106からなる。まず、各住戸101~106を構成する基準ユニット10について説明する。基準ユニット10は、居室、浴室、玄関、廊下等を所定の範囲内に配置してひとつのグループとしたものである。本実施形態において、基準ユニット10は平面視で一辺が基準長Lである正方形で構成される。例えば図1(a)に示すように、基準ユニット10aは、浴室24、洗面室25、便所22が配置され、それらが廊下27により接続される。また、図1(b)に示すように、別の基準ユニット10bは、居室21とクローゼット26とを含んでよい。基準ユニット10に含まれるものは、図1(a)、(b)に示すものだけではなく様々な配置があり、これらに限定されない。また、点線で示す基準ユニット10a、10bの外周部11には、その外周部11に沿って壁が形成される。基準ユニット10a、10bが配置される場所によって、形成される壁は住戸の外壁31又は界壁30になる。
本実施形態において、基準長Lは2間(約364cm、この長さを4P(1Pは約91cm)と示す場合がある)で設定される。基準長Lをこの大きさとすることで、例えば、図1(a)に示すように水回りの設備(浴室24、便所22、洗面室25)を一つの基準ユニット10内にまとめることができる。
住戸は、図1(c)に示すように二個の基準ユニット10を連結した大きさの大ユニット12を用いて構成されてよい。すなわち、大ユニット12は2L×L(4間×2間、8P×4P、728cm×364cm)の大きさで作製される。大ユニット12には、例えばリビング・ダイニング・キッチン(以下、LDKと称する場合がある)が含まれてよい。また、点線で示す大ユニット12の外周部13には、その外周部13に沿って壁が形成され、形成される壁は住戸の外壁31又は界壁30になる場合がある。
また、住戸は、図1(d)に示す一辺が基準長Lの3/4の大きさの正方形で作られた中ユニット14、図1(e)に示す一辺が基準長Lの1/2の大きさの正方形で作られた小ユニット16を用いて構成されてよい。中ユニット14には、例えばバルコニー29やテラスが設けられる。小ユニット16には、例えばクローゼット26、浴室24、洗面室25、便所22等が設けられる。
図2及び図3に、本実施形態の基準ユニット10及び大ユニット12等を用いて構成された複数の住戸101~106からなる集合住宅1を示す。
集合住宅1は、道路境界線52及び敷地境界線51、53、54に囲まれた敷地50内に建てられる。集合住宅1の基準ユニット10及び大ユニット12は、その外周部11の一辺を延伸する仮想線32が、道路55に面した基準となる道路境界線52に対して所定の角度αで傾斜するよう配置される。
なお、本明細書において境界線は、道路と敷地との境界である道路境界線又は隣地との境界である敷地境界線を意味し、基準となる境界線は道路境界線に限らず敷地境界線であってもよい。
また、住戸101~106の外壁31は、基準ユニット10及び大ユニット12の外周部11、13の一部に沿って配置される。また、基準ユニット10の一辺の基準長Lを単位とする外壁31は三個以上連続して面一にならないように配置される。これにより、集合住宅1の建物の外観が凹凸になる。
また、隣接する住戸を隔てる界壁30(例えば住戸101と住戸102と隔てる太線で示された界壁30)は、基準ユニット10又は大ユニット12の外周部11、13に沿って配置される。
本実施形態の集合住宅1では、基準ユニット10の外周部の一辺を延伸する仮想線32が、基準となる道路境界線52に対して傾斜する角度αは45度の大きさで設定される。この傾斜する角度αは45度±10度の範囲、すなわち、35度から55度の範囲で設定される。好ましくは、角度αは40度±5度の範囲、すなわち、40度から50度の範囲内で設定されるのがよい。集合住宅1を構成する基準ユニット10が、道路境界線52に対して傾斜することで、例えば道路境界線52から見た外観のデザインが凹凸のあるものとなる。
また、図2に示すように、住戸101~106のそれぞれの玄関23の進入方向(図1の矢印C)は、道路境界線52に対して45度の角度で交差している。これは、仮想線32が道路境界線52に対して傾斜する角度αに合わせた角度である。上述したように図7に示す従来の玄関723は、その進入方向が道路境界線752に対して略垂直になるよう設計されること多く、ドアを開けると道路から部屋の中が見えるおそれがある。図2及び図3に示すように、道路境界線52に対して玄関23への進入方向(矢印C)を傾斜させることで、例えば玄関23のドアが道路に直接面することがなくなり、玄関23のドアを開けたときのプライバシーが確保されやすい。
本実施形態において、複数の住戸101~106のそれぞれは、大ユニット12として設けられたLDK28と、LDK28とは別に基準ユニット10として設けられた洋室又は寝室等の居室21と、を備える。図2及び図3に示す集合住宅1では、居室21を含む基準ユニット10が、敷地境界線51に面する位置に配置される。居室21やリビングでは外壁31が2方向にあるため、採光・通風を2方向(例えば図2のF方向、E方向)からとることができ、居住性が向上する。
また、複数の住戸101~106のそれぞれは浴室24を有し、各住戸の浴室24は、道路境界線52及び敷地境界線51、53、54との間に居室又は駐車場60があるように配置される。駐車場60は駐輪場であってもよい。すなわち、道路境界線52、敷地境界線51、53、54に浴室24が直接に面しないよう配置される。それによりプライベート性を向上させることができる。
図4を用いて、集合住宅1の界壁30及び外壁31について説明する。図4は、図1において界壁30と外壁31との接合部分Gを拡大して示す断面図である。界壁30は、断熱材である界壁パネル301と、界壁パネル301の両面に防音材302として普通せっこうボード及び強化せっこうボードと、を備える。外壁31は、断熱材である外壁パネル311を中心として、内側に防音材312として強化せっこうボード又は普通せっこうボードが、外側に外装材313を備える。図示するように、界壁30は、隣接する住戸から音が漏れないよう、界壁パネル301の両面に防音材302が取り付けられるため、界壁30の形状は、できるだけ折れ曲がらず直線的に設置するほうが施工面及びコスト面で有利である。本実施形態の集合住宅1では、住戸間の界壁30は、基準ユニット10の外周部11に沿って作製されるため、比較的単純な構成となる。
図5及び図6を用いて、本発明の別の実施形態である集合住宅2について説明する。集合住宅2の複数の住戸201~208は、平面視において一辺が基準長Lである正方形の基準ユニット10を中心として、大ユニット12、中ユニット14、小ユニット16を組み合わせて構成される。図5に示すように、集合住宅2は、道路境界線251、254及び敷地境界線252、253で囲まれた敷地250内に建てられる。集合住宅2は、1階において4戸の住戸201~204が連続して配置され、2階では、図5に示すように4戸の住戸205~208が連続して配置される。なお、集合住宅2は3階建てあるが、3階の平面レイアウトは2階の平面レイアウトと略同じであるため省略する。
集合住宅2の住戸201~208を構成する基準ユニット10は、図2に示す集合住宅1と同様に、基準ユニット10の外周部11の一辺を延伸する仮想線32が基準となる道路境界線251に対して45度で傾斜するよう配置される。傾斜する角度αは45度に限定されず、45度±10度(35度~55度)の範囲、好ましくは45度±5度(40度~50度)の範囲で設定されてよい。
各住戸201~208の外壁231は、基準ユニット10の外周部11の一部に沿って配置される。また、外壁231は、基準ユニット10の一辺を単位とすると、三個以上連続して面一にならないよう配置される。また、各階において、隣接して配置された住戸(例えば、住戸201と住戸202、住戸203と住戸204)を隔てる界壁230は、基準ユニット10の外周部11の一部に沿って配置される。
集合住宅2では、玄関23や浴室24が設けられた基準ユニット10、居室21が設けられた基準ユニット10、LDK28が設けられた大ユニット12を中心に構成される。さらに、テラス又はバルコニー29となる中ユニット14、もしくは、クローゼット26となる小ユニット16が、基準ユニット10の居室21と大ユニット12のLDK28との間に配置される。そのため、集合住宅2の外観はより凹凸感のあるデザインになる。
また、集合住宅2の隣接する住戸のそれぞれの玄関23は、図5及び図6に示すように、廊下に通じているが、玄関23、特にそのドアは横一列にかつ隣接して並んで配置されていない。そのため、従来の集合住宅のように画一的なデザインとならず、住戸毎にデザインされた一戸建てに近いものにすることができる。また、各住戸の玄関23の進入方向(図5及び図6の矢印H、矢印I)が、道路境界線251に対して例えば約45度又は約135度で傾斜するよう、玄関23のドアが配置されている。そのため、玄関23のドアが道路に直接面することがなく、玄関23のドアを開けたときのプライバシーが確保されやすい。
また、各住戸201~208は、大ユニット12に設けられたLDK28と、LDK以外に基準ユニット10に設けられた居室21、例えば洋室又は主寝室を備えている。そして、図5及び図6に示すように、LDK28及び居室21は、基準となる道路境界線251に面するよう配置されている。また、中ユニット14に設けられるテラス又はバルコニー29は、二方向においてLDK28の外壁231と居室21の外壁231に挟まれるよう配置される。従来のテラス又はバルコニーで一方向にのみ壁があり団地的でプライバシーが確保できなかったが、二方向において壁があることで一戸建てに近い環境になりプライベート感が上がるようになった。また、道路境界線251に対して、大ユニット12又は基準ユニット10の一辺を傾けることにより、LDK28や居室21において採光及び通風を二方向から確保しやすくなる。
また、複数の住戸201~208のそれぞれは浴室24を有し、各住戸の浴室24は、道路境界線251、254及び敷地境界線252、253との間に居室又は駐車場260があるように配置される。すなわち、各住戸の浴室24が道路境界線251、254及び敷地境界線252、253に直接面しないよう配置される。それによりプライベート性を向上させることができる。なお、駐車場260は駐輪場であってもよい。
上記実施形態では、主として本発明に係る集合住宅に関して説明した。ただし、上記形態は、本発明の理解を容易に理解するための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
1、2 集合住宅
101~106、201~208 住戸
10 基準ユニット
12 大ユニット
14 中ユニット
16 小ユニット
21 居室
22 便所
23 玄関
24 浴室
25 洗面室
26 クローゼット
27 廊下
28 リビング・ダイニング・キッチン
29 バルコニー
30 界壁
301 界壁パネル
302、312 防音材
31 外壁
311 外壁パネル
313 外装材
32 仮想線
50 敷地
52、251、254 道路境界線
51、53、54、252、253 敷地境界線
60、260 駐車場

Claims (8)

  1. 平面視において一辺が基準長である正方形の基準ユニットを組み合わせて構成された複数の住戸からなり、
    前記基準ユニットは、前記基準ユニットの外周部の一辺を延伸する仮想線が基準となる境界線に対して所定の角度で傾斜するよう配置され、
    前記基準ユニットの外周部に沿って配置される集合住宅の外壁であって、前記外壁は前記基準長を単位として三個以上連続して面一にならないよう配置され、
    隣接する前記住戸を隔てる界壁は、前記基準ユニットの外周部の少なくとも一部に沿って配置され
    前記複数の住戸のそれぞれは、前記基準ユニット及び二個の前記基準ユニットを連結した大きさである大ユニットの少なくともいずれか一方と、一辺が前記基準長の3/4の長さである正方形の中ユニット及び一辺が前記基準長の1/2の長さである正方形の小ユニットの少なくともいずれか一方と、を組み合わせることで構成され、
    前記中ユニット又は前記小ユニットの外周部に沿って配置される前記集合住宅の外壁は、前記基準長以上連続して面一にならないように配置される、ことを特徴とする、雁行型の集合住宅。
  2. 前記中ユニット又は前記小ユニットの外周部に沿って配置される前記集合住宅の外壁は、前記基準ユニット又は前記大ユニットの外周部に沿って配置される前記集合住宅の外壁に対して凹凸を形成する、請求項1に記載の集合住宅。
  3. 前記複数の住戸のそれぞれの玄関は、横一列にかつ隣接して並んで配置されない、ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の集合住宅。
  4. 前記複数の住戸のそれぞれの玄関の進入方向は、前記境界線に対して前記所定の角度で交差することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の集合住宅。
  5. 前記複数の住戸のそれぞれは、リビング・ダイニング・キッチンを含む前記基準ユニットと前記リビング・ダイニング・キッチンとは別の居室を含む前記基準ユニットと、を備え、前記別の居室を含む前記基準ユニットは前記境界線に面するよう配置される、請求項1から4のいずれか一項に記載の集合住宅。
  6. 前記複数の住戸のそれぞれは浴室を有し、前記浴室は、該浴室と前記境界線との間に居室又は駐車場若しく駐輪場があるように配置される、ことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の集合住宅。
  7. 前記所定の角度は45±10度の範囲内で設定されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の集合住宅。
  8. 前記基準ユニットの前記基準長は2間(364cm)であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の集合住宅。
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