JP2585405Y2 - 収納壁パネル - Google Patents
収納壁パネルInfo
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- JP2585405Y2 JP2585405Y2 JP1992054052U JP5405292U JP2585405Y2 JP 2585405 Y2 JP2585405 Y2 JP 2585405Y2 JP 1992054052 U JP1992054052 U JP 1992054052U JP 5405292 U JP5405292 U JP 5405292U JP 2585405 Y2 JP2585405 Y2 JP 2585405Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、壁パネルが連設されて
なる壁体の一部に組み込まれる収納壁パネルに関する。
なる壁体の一部に組み込まれる収納壁パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】芯材を四角枠状に組んだ枠体の両面に、
面板が貼設されてなる矩形状の木質パネルを使用して外
壁若しくは室内壁を施工する工法は、工期短縮、あるい
はコスト低減が図られるとともに、構造強度上等におい
ても有利な構造を提供することができる。
面板が貼設されてなる矩形状の木質パネルを使用して外
壁若しくは室内壁を施工する工法は、工期短縮、あるい
はコスト低減が図られるとともに、構造強度上等におい
ても有利な構造を提供することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の住宅
構造においては、室内に新たな収納部を確保しようとす
ると、室内に設置された収納部によって室内のデッドス
ペースが増えてしまい、室内スペースの有効利用という
点から問題があった。本考案は前記事情を考慮してなさ
れたものであって、壁内部に収納スペースを設けること
により、室内スペースの有効利用が可能な収納壁パネル
を提供することを目的としている。
構造においては、室内に新たな収納部を確保しようとす
ると、室内に設置された収納部によって室内のデッドス
ペースが増えてしまい、室内スペースの有効利用という
点から問題があった。本考案は前記事情を考慮してなさ
れたものであって、壁内部に収納スペースを設けること
により、室内スペースの有効利用が可能な収納壁パネル
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1に係る
収納壁パネルは、芯材を矩形状に枠組みして矩形状の開
口部を形成した枠体と、断面コ字状に形成され、かつ複
数の分割体として前記枠体の開口部内に組入れられるこ
とにより内壁空間が収納部とされる収納ボードユニット
とを具備してなり、芯材を矩形状に枠組みした枠体の両
面に面材が貼設された壁パネルを連設してなる壁体の一
部に組み込まれることにより壁面内部に収納スペースが
設けられる収納壁パネルであって、該収納壁パネルの枠
体は、その高さと厚さが、前記壁パネルの枠体の高さと
厚さと同一寸法であり、かつ、その幅が、該壁体パネル
の枠体の幅と同一寸法若しくは整数倍となるように形成
され、前記収納ボードユニットは、その収納部の内壁か
ら連続形成されて室内側の枠体面と面接触する縁部を具
備し、該縁部の室内側の面と、前記壁パネルの室内側の
面とが、一面上に配置されるようになっていることを特
徴とする収納壁パネルである。また、本考案の請求項2
の係る収納壁パネルは、芯材を矩形状に枠組みして矩形
状の開口部を形成した枠体と、断面コ字状に形成され、
かつ複数の分割体として前記枠体の開口部内に組入れら
れることにより内壁空間が収納部とされる収納ボードユ
ニットとを具備してなり、芯材を矩形状に枠組みした枠
体の両面に面材が貼設された壁パネルを連設してなる壁
体の一部に組み込まれることにより壁面内部に収納スペ
ースが設けられる収納壁パネルであって、該収納壁パネ
ルの枠体は、その高さと厚さが、前記壁体パネルの枠体
の高さと厚さと同一寸法であり、かつ、その幅が、該壁
体パネルの枠体の幅と同一寸法若しくは整数倍となるよ
うに形成され、前記収納ボードユニットは、その収納部
の内壁から連続形成されて室内側の枠体面と面接触する
縁部を具備し、該縁部の室内側の面と、前記壁パネルの
室内側の面とが、一面上に配置されるようになってお
り、前記収納部の対向する内壁面には、室内側から奥行
き方向に延在する一対の凹条若しくは凸条が一体的に形
成され、しかも上下方向に所定間隔をあけて複数組設け
られているとともに、前記収納部には、上下方向のいず
れかの組の凹条若しくは凸条と係合する収納棚が、室内
側から着脱自在に配設されていることを特徴とする収納
壁パネルである。
収納壁パネルは、芯材を矩形状に枠組みして矩形状の開
口部を形成した枠体と、断面コ字状に形成され、かつ複
数の分割体として前記枠体の開口部内に組入れられるこ
とにより内壁空間が収納部とされる収納ボードユニット
とを具備してなり、芯材を矩形状に枠組みした枠体の両
面に面材が貼設された壁パネルを連設してなる壁体の一
部に組み込まれることにより壁面内部に収納スペースが
設けられる収納壁パネルであって、該収納壁パネルの枠
体は、その高さと厚さが、前記壁パネルの枠体の高さと
厚さと同一寸法であり、かつ、その幅が、該壁体パネル
の枠体の幅と同一寸法若しくは整数倍となるように形成
され、前記収納ボードユニットは、その収納部の内壁か
ら連続形成されて室内側の枠体面と面接触する縁部を具
備し、該縁部の室内側の面と、前記壁パネルの室内側の
面とが、一面上に配置されるようになっていることを特
徴とする収納壁パネルである。また、本考案の請求項2
の係る収納壁パネルは、芯材を矩形状に枠組みして矩形
状の開口部を形成した枠体と、断面コ字状に形成され、
かつ複数の分割体として前記枠体の開口部内に組入れら
れることにより内壁空間が収納部とされる収納ボードユ
ニットとを具備してなり、芯材を矩形状に枠組みした枠
体の両面に面材が貼設された壁パネルを連設してなる壁
体の一部に組み込まれることにより壁面内部に収納スペ
ースが設けられる収納壁パネルであって、該収納壁パネ
ルの枠体は、その高さと厚さが、前記壁体パネルの枠体
の高さと厚さと同一寸法であり、かつ、その幅が、該壁
体パネルの枠体の幅と同一寸法若しくは整数倍となるよ
うに形成され、前記収納ボードユニットは、その収納部
の内壁から連続形成されて室内側の枠体面と面接触する
縁部を具備し、該縁部の室内側の面と、前記壁パネルの
室内側の面とが、一面上に配置されるようになってお
り、前記収納部の対向する内壁面には、室内側から奥行
き方向に延在する一対の凹条若しくは凸条が一体的に形
成され、しかも上下方向に所定間隔をあけて複数組設け
られているとともに、前記収納部には、上下方向のいず
れかの組の凹条若しくは凸条と係合する収納棚が、室内
側から着脱自在に配設されていることを特徴とする収納
壁パネルである。
【0005】
【作用】本考案の請求項1に係る収納壁パネルによれ
ば、壁パネル間に収納スペースを設けることにより、室
内スペースの有効利用が可能となり、さらに、収納ボー
ドユニットを枠体に嵌め込むときには縁部が枠体に当た
るため、収納ボードユニットが必要以上に奥に入り込ま
ないようにすることができる。また、前記縁部の室内側
の面と、前記壁パネルの室内側の面とが、一面上に配置
されるので、収納ボードユニットの縁部が、この枠体の
化粧材としての機能を果たし、室内側に枠体が露出せ
ず、美観の向上を図ることができる。また、この収納壁
パネルの枠体は、その高さと厚さが、この収納壁パネル
が組み込まれる壁パネルの枠体の高さと厚さと同一寸法
であり、かつ、その幅が、この壁体パネルの枠体の幅と
同一寸法若しくは整数倍となるように形成されているの
で、前記壁パネルの枠体を、前記収納壁パネルの枠体と
して流用することができ、特別な部材を少なくすること
ができる。また、請求項2に係る収納壁パネルによれ
ば、収納部の対向する内壁面に、一対の凹条若しくは凸
条が室内側から奥行き方向に延在して一体的に形成さ
れ、しかも上下方向に所定間隔をあけて複数組設けられ
ているとともに、収納部には、上下方向にいずれの組の
凹条若しくは凸条と係合する収納棚が、室内側から着脱
自在に配設されているので、形状若しくは用途の異なる
収納棚、さらには収納棚の配設位置を変化させることに
より、バリエーションに富んだ収納スペースを提供する
ことができる。
ば、壁パネル間に収納スペースを設けることにより、室
内スペースの有効利用が可能となり、さらに、収納ボー
ドユニットを枠体に嵌め込むときには縁部が枠体に当た
るため、収納ボードユニットが必要以上に奥に入り込ま
ないようにすることができる。また、前記縁部の室内側
の面と、前記壁パネルの室内側の面とが、一面上に配置
されるので、収納ボードユニットの縁部が、この枠体の
化粧材としての機能を果たし、室内側に枠体が露出せ
ず、美観の向上を図ることができる。また、この収納壁
パネルの枠体は、その高さと厚さが、この収納壁パネル
が組み込まれる壁パネルの枠体の高さと厚さと同一寸法
であり、かつ、その幅が、この壁体パネルの枠体の幅と
同一寸法若しくは整数倍となるように形成されているの
で、前記壁パネルの枠体を、前記収納壁パネルの枠体と
して流用することができ、特別な部材を少なくすること
ができる。また、請求項2に係る収納壁パネルによれ
ば、収納部の対向する内壁面に、一対の凹条若しくは凸
条が室内側から奥行き方向に延在して一体的に形成さ
れ、しかも上下方向に所定間隔をあけて複数組設けられ
ているとともに、収納部には、上下方向にいずれの組の
凹条若しくは凸条と係合する収納棚が、室内側から着脱
自在に配設されているので、形状若しくは用途の異なる
収納棚、さらには収納棚の配設位置を変化させることに
より、バリエーションに富んだ収納スペースを提供する
ことができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の収納壁パネルの1実施例につ
いて、図1ないし図5参照して説明する。
いて、図1ないし図5参照して説明する。
【0007】図1は、室内の壁パネル1、1の間に組み
込まれた本実施例の収納壁パネル2を示すものであり、
縦方向に2つの収納部3が形成されている。なお、壁パ
ネル1は、木製の芯材により四角枠状に組み込まれた枠
体の両面に面材が貼設されてなるものである。
込まれた本実施例の収納壁パネル2を示すものであり、
縦方向に2つの収納部3が形成されている。なお、壁パ
ネル1は、木製の芯材により四角枠状に組み込まれた枠
体の両面に面材が貼設されてなるものである。
【0008】収納壁パネル2は、図2に示すように、複
数の木製の芯材4、5、6が四角枠状に枠組まれてで開
口部7、7を画成して形成された枠体8と、枠体8の開
口部7内部に組み入れられる4つの収納ボードユニット
9…とで概略構成されている。
数の木製の芯材4、5、6が四角枠状に枠組まれてで開
口部7、7を画成して形成された枠体8と、枠体8の開
口部7内部に組み入れられる4つの収納ボードユニット
9…とで概略構成されている。
【0009】枠体8は、厚さSと外寸法(高さ)L1
が、壁パネル1の枠体と同一寸法であり、また、外寸法
(幅)L2が、壁パネル1の枠体と同一寸法若しくは整
数倍となるように形成されている。そして、芯材4、
5、6の端面4a、5a、6aが室内側に向けられてい
る。上述のような寸法を採用することにより、枠体8と
して、壁パネル1を構成する枠体を流用することができ
る。このため、特別な部材の数を少なくすることがで
き、経済的である。
が、壁パネル1の枠体と同一寸法であり、また、外寸法
(幅)L2が、壁パネル1の枠体と同一寸法若しくは整
数倍となるように形成されている。そして、芯材4、
5、6の端面4a、5a、6aが室内側に向けられてい
る。上述のような寸法を採用することにより、枠体8と
して、壁パネル1を構成する枠体を流用することができ
る。このため、特別な部材の数を少なくすることがで
き、経済的である。
【0010】また、各収納ボードユニット9は、半透明
のFRP等の樹脂材により断面コ字状に一体成形され、
内壁空間が収納部3とされているとともに、収納部3を
画成する内壁3a,3aから連続して縁部11が形成さ
れた部材である。また、縁部11には、所定間隔をあけ
て凹部12が形成されており、その凹部12の下部には
スリットが形成されている。そして、縁部11は、収納
ボードユニット9が枠体8に組み入れられた際に、芯材
4、5、6の端面4a、5a、6aと面接触し、この収
納ボードユニット9が必要以上に枠体8に入り込まない
ようにしている。そして、前記縁部11の室内側の面
と、前記壁パネル1の室内側の面とが、一面上に配置さ
れる。すなわち、収納ボードユニット9の縁部11が、
枠体8の化粧材としての機能を果たし、室内側に枠体8
が露出せず、美観の向上を図ることができる。そして、
凹部12の内部から芯材4、5、6に向けてスクリュー
ボルトがねじ込まれることにより、収納ボードユニット
9…が枠体8に取り付けられる。そして、凹部12上に
は、凹部12内部を覆うように、FRP等の樹脂材(収
納ボールユニット9と同材質の樹脂材)で成形され、か
つ端部17a、17aがくさび状に形成された断面コ字
状のキャップ17が係合されている。なお、端部17
a、17aは凹部12の下部のスリットと係合した状態
となっている。
のFRP等の樹脂材により断面コ字状に一体成形され、
内壁空間が収納部3とされているとともに、収納部3を
画成する内壁3a,3aから連続して縁部11が形成さ
れた部材である。また、縁部11には、所定間隔をあけ
て凹部12が形成されており、その凹部12の下部には
スリットが形成されている。そして、縁部11は、収納
ボードユニット9が枠体8に組み入れられた際に、芯材
4、5、6の端面4a、5a、6aと面接触し、この収
納ボードユニット9が必要以上に枠体8に入り込まない
ようにしている。そして、前記縁部11の室内側の面
と、前記壁パネル1の室内側の面とが、一面上に配置さ
れる。すなわち、収納ボードユニット9の縁部11が、
枠体8の化粧材としての機能を果たし、室内側に枠体8
が露出せず、美観の向上を図ることができる。そして、
凹部12の内部から芯材4、5、6に向けてスクリュー
ボルトがねじ込まれることにより、収納ボードユニット
9…が枠体8に取り付けられる。そして、凹部12上に
は、凹部12内部を覆うように、FRP等の樹脂材(収
納ボールユニット9と同材質の樹脂材)で成形され、か
つ端部17a、17aがくさび状に形成された断面コ字
状のキャップ17が係合されている。なお、端部17
a、17aは凹部12の下部のスリットと係合した状態
となっている。
【0011】ここで、本実施例の収納ボードユニット9
…には、図3に示すように、収納部3を画成している内
壁3a、3aに、凸条14、14が形成されている。こ
の凸条14、14は、内壁3a、3aの室内側から奥行
き方向に水平に延在して形成されており、上下方向にも
所定間隔をあけて複数設けられている。
…には、図3に示すように、収納部3を画成している内
壁3a、3aに、凸条14、14が形成されている。こ
の凸条14、14は、内壁3a、3aの室内側から奥行
き方向に水平に延在して形成されており、上下方向にも
所定間隔をあけて複数設けられている。
【0012】そして、収納部3には、複数の凸条14、
14のうち、所定の高さの凸条14、14と係合して収
納棚15が配設されている。この収納棚15の一例とし
て、図4に示すものが使用されている。この収納棚15
は、所定直径を有する線状部材が折曲されて形成された
ものであり、上部が開口したラック部15aと、ラック
部15aの側部に形成されて幅方向に延在する係合部1
5b、15bとを有するものである。
14のうち、所定の高さの凸条14、14と係合して収
納棚15が配設されている。この収納棚15の一例とし
て、図4に示すものが使用されている。この収納棚15
は、所定直径を有する線状部材が折曲されて形成された
ものであり、上部が開口したラック部15aと、ラック
部15aの側部に形成されて幅方向に延在する係合部1
5b、15bとを有するものである。
【0013】そして、この収納棚15は、図3に示すよ
うに、係合部15b、15bの下面を凸条14、14の
上面に当接させながら、室内側から収納部3内部に配設
される。また、収納部3内部から収納棚15を取り外す
場合は、凸条14、14の延在方向に沿って収納棚15
全体を引き出すことにより簡単に収納棚15は取り出さ
れる。
うに、係合部15b、15bの下面を凸条14、14の
上面に当接させながら、室内側から収納部3内部に配設
される。また、収納部3内部から収納棚15を取り外す
場合は、凸条14、14の延在方向に沿って収納棚15
全体を引き出すことにより簡単に収納棚15は取り出さ
れる。
【0014】したがって、本実施例の収納壁パネル2
は、壁パネル1、1間に収納壁パネルを配設するだけで
収納スペースが設けられるので、室内スペースの有効利
用を図ることができる。
は、壁パネル1、1間に収納壁パネルを配設するだけで
収納スペースが設けられるので、室内スペースの有効利
用を図ることができる。
【0015】また、収納部3を画成している内壁3a、
3aに、一対の凸条14、14が室内側から奥行き方向
に延在し、しかも上下方向に所定間隔をあけて複数組形
成されているとともに、収納部3には、上下方向のいず
れかの組の凸条14、14と係合する収納棚15が、室
内側から着脱自在に配設されているので、形状若しくは
用途の異なる収納棚15、さらには収納棚15の配設位
置を変化させることにより、バリエーションに富んだ収
納スペースを提供することができる。
3aに、一対の凸条14、14が室内側から奥行き方向
に延在し、しかも上下方向に所定間隔をあけて複数組形
成されているとともに、収納部3には、上下方向のいず
れかの組の凸条14、14と係合する収納棚15が、室
内側から着脱自在に配設されているので、形状若しくは
用途の異なる収納棚15、さらには収納棚15の配設位
置を変化させることにより、バリエーションに富んだ収
納スペースを提供することができる。
【0016】また、図5に示すものは、収納部3を画成
している内壁3a、3aに、凹条18、18が形成され
たものを示している。この凹条18、18も、内壁3
a、3aの室内側から奥行き方向に水平に延在して形成
されており、上下方向にも所定間隔をあけて複数設けら
れている。
している内壁3a、3aに、凹条18、18が形成され
たものを示している。この凹条18、18も、内壁3
a、3aの室内側から奥行き方向に水平に延在して形成
されており、上下方向にも所定間隔をあけて複数設けら
れている。
【0017】そして、収納部3に形成された複数の凹条
18、18のうち、所定の高さの凹条14、14と係合
して図4に示した収納棚15が配設されている。したが
って、本実施例の収納部3に凹条18、18が形成され
たものにおいても、図3及び図4に示したものと同様の
作用効果を得ることができる。
18、18のうち、所定の高さの凹条14、14と係合
して図4に示した収納棚15が配設されている。したが
って、本実施例の収納部3に凹条18、18が形成され
たものにおいても、図3及び図4に示したものと同様の
作用効果を得ることができる。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る収納
壁パネルは、壁パネル間に収納壁パネルを配設するだけ
で収納スペースが設けられるため、室内スペースの有効
利用を図ることができる。しかも、収納ボードユニット
を枠体に嵌め込むときに縁部が枠体に当たるため、収納
ボードユニットが必要以上に奥に入り込まないようにす
ることができる。また、前記縁部の室内側の面と、前記
壁パネルの室内側の面とが、一面上に配置されるので、
収納ボードユニットの縁部が、この枠体の化粧材として
の機能を果たし、室内側に枠体が露出せず、美観の向上
を図ることができる。また、この収納壁パネルの枠体
は、その高さと厚さが、この収納壁パネルが組み込まれ
る壁パネルの枠体の高さと厚さと同一寸法であり、か
つ、その幅が、前記壁体パネルの枠体の幅と同一寸法若
しくは整数倍となるように形成されているので、前記壁
パネルの枠体を、前記収納壁パネルの枠体として流用す
ることができ、特別な部材を少なくすることができる。
壁パネルは、壁パネル間に収納壁パネルを配設するだけ
で収納スペースが設けられるため、室内スペースの有効
利用を図ることができる。しかも、収納ボードユニット
を枠体に嵌め込むときに縁部が枠体に当たるため、収納
ボードユニットが必要以上に奥に入り込まないようにす
ることができる。また、前記縁部の室内側の面と、前記
壁パネルの室内側の面とが、一面上に配置されるので、
収納ボードユニットの縁部が、この枠体の化粧材として
の機能を果たし、室内側に枠体が露出せず、美観の向上
を図ることができる。また、この収納壁パネルの枠体
は、その高さと厚さが、この収納壁パネルが組み込まれ
る壁パネルの枠体の高さと厚さと同一寸法であり、か
つ、その幅が、前記壁体パネルの枠体の幅と同一寸法若
しくは整数倍となるように形成されているので、前記壁
パネルの枠体を、前記収納壁パネルの枠体として流用す
ることができ、特別な部材を少なくすることができる。
【0019】また、収納部を画成している内壁に、一対
の凹条若しくは凸条が室内側から奥行き方向に延在し、
しかも上下方向に所定間隔をあけて複数組形成されてい
るとともに、収納部には、上下方向のいずれかの組の凹
条若しくは凸条と係合する収納棚が室内側から着脱自在
に配設されているため、形状若しくは用途の異なる収納
棚の配設、さらには収納棚の配設位置を変化させること
により、バリエーションに富んだ収納スペースを提供す
ることができる。
の凹条若しくは凸条が室内側から奥行き方向に延在し、
しかも上下方向に所定間隔をあけて複数組形成されてい
るとともに、収納部には、上下方向のいずれかの組の凹
条若しくは凸条と係合する収納棚が室内側から着脱自在
に配設されているため、形状若しくは用途の異なる収納
棚の配設、さらには収納棚の配設位置を変化させること
により、バリエーションに富んだ収納スペースを提供す
ることができる。
【図1】壁体の一部に本考案の収納壁パネルが連設され
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
【図2】本考案の収納壁パネルを構成する枠体と4つの
収納ボードユニットを示す斜視図である。
収納ボードユニットを示す斜視図である。
【図3】収納部の内壁に形成された凸条と、凸条に係合
して収納部に着脱自在に配設された収納棚を示す要部正
面図である。
して収納部に着脱自在に配設された収納棚を示す要部正
面図である。
【図4】本考案に使用される収納棚を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】収納部の内壁に形成された凹部と、凹部に係合
して収納部に着脱自在に配設された収納棚を示す要部正
面図である。
して収納部に着脱自在に配設された収納棚を示す要部正
面図である。
1 壁パネル 2 収納壁パネル 3 収納部 3a 収納部を画成する内壁 4、5、6 芯材 7 枠体に形成された開口部 8 枠体 9 収納ボードユニット 15 収納棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04C 2/52 E04B 2/74 541
Claims (2)
- 【請求項1】 芯材を矩形状に枠組みして矩形状の開口
部を形成した枠体と、断面コ字状に形成され、かつ複数
の分割体として前記枠体の開口部内に組入れられること
により内壁空間が収納部とされる収納ボードユニットと
を具備してなり、芯材を矩形状に枠組みした枠体の両面
に面材が貼設された壁パネルを連設してなる壁体の一部
に組み込まれることにより壁面内部に収納スペースが設
けられる収納壁パネルであって、該収納壁パネルの枠体は、その高さと厚さが、前記壁パ
ネルの枠体の高さと厚さと同一寸法であり、かつ、その
幅が、該壁体パネルの枠体の幅と同一寸法若しくは整数
倍となるように形成され、 前記収納ボードユニットは、その収納部の内壁から連続
形成されて室内側の枠体面と面接触する縁部を具備し、
該縁部の室内側の面と、前記壁パネルの室内側の面と
が、一面上に配置されるようになっていることを特徴と
する収納壁パネル。 - 【請求項2】 芯材を矩形状に枠組みして矩形状の開口
部を形成した枠体と、断面コ字状に形成され、かつ複数
の分割体として前記枠体の開口部内に組入れられること
により内壁空間が収納部とされる収納ボードユニットと
を具備してなり、芯材を矩形状に枠組みした枠体の両面
に面材が貼設された壁パネルを連設してなる壁体の一部
に組み込まれることにより壁面内部に収納スペースが設
けられる収納壁パネルであって、該収納壁パネルの枠体は、その高さと厚さが、前記壁体
パネルの枠体の高さと厚さと同一寸法であり、かつ、そ
の幅が、該壁体パネルの枠体の幅と同一寸法若しくは整
数倍となるように形成され、 前記収納ボードユニットは、その収納部の内壁から連続
形成されて室内側の枠体面と面接触する縁部を具備し、
該縁部の室内側の面と、前記壁パネルの室内側の面と
が、一面上に配置されるようになっており、 前記収納部
の対向する内壁面には、室内側から奥行き方向に延在す
る一対の凹条若しくは凸条が一体的に形成され、しかも
上下方向に所定間隔をあけて複数組設けられているとと
もに、 前記収納部には、上下方向のいずれかの組の凹条若しく
は凸条と係合する収納棚が、室内側から着脱自在に配設
されていることを特徴とする収納壁パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992054052U JP2585405Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 収納壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992054052U JP2585405Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 収納壁パネル |
Publications (2)
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---|---|
JPH0622430U JPH0622430U (ja) | 1994-03-25 |
JP2585405Y2 true JP2585405Y2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=12959845
Family Applications (1)
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JP1992054052U Expired - Fee Related JP2585405Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 収納壁パネル |
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JP (1) | JP2585405Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5631611Y2 (ja) * | 1978-09-20 | 1981-07-28 | ||
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-
1992
- 1992-07-31 JP JP1992054052U patent/JP2585405Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0622430U (ja) | 1994-03-25 |
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