JPH08151765A - 外壁開口部の上側縁の防水構造 - Google Patents

外壁開口部の上側縁の防水構造

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JPH08151765A
JPH08151765A JP5711095A JP5711095A JPH08151765A JP H08151765 A JPH08151765 A JP H08151765A JP 5711095 A JP5711095 A JP 5711095A JP 5711095 A JP5711095 A JP 5711095A JP H08151765 A JPH08151765 A JP H08151765A
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wall
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magsa
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嘉宏 中村
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 モール材兼止水材5の屋外側縁を、開口部4
上方に取り付けられた外壁パネル2aの下側フレーム2
2aと間柱19aとの間に挿入し、このモール材兼止水
材5を外壁パネル2aの下端の高さまで垂直に垂下し、
一旦、屋外方向に折曲して突出部52を形成してこの突
出部52上面と外壁パネル2aの下端との間に狭い隙間
を形成した後、モール材兼止水材5をマグサ3の下面を
覆っている。 【効果】 外壁パネル2aの下端とモール材兼止水材5
との間の狭い隙間Zから風に煽られた雨水が吹き込んで
も、外壁パネル2aの下側フレーム22aとモール材兼
止水材5との間の極めて狭い隙間Xからは少しずつしか
風が入らないから、フレーム22aのない外壁パネル2
aの外壁材21aとモール材兼止水材5との間の広い空
間Yで風が急速に失速する。従って、この風に煽られた
雨水が自重により落下する。従って、壁の中に雨水が入
らないので安心である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窓、出入口等の外壁開口
部の上側縁を防水する外壁開口部の上側縁の防水構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、施工現場で土等を塗り付けた壁が
多かったが、最近では外壁パネルを工場で製造し、この
外壁パネルを施工現場に運搬し、この外壁パネルを屋外
面に取り付けた壁が、設備の整った工場で精度よく外壁
パネルが製造できるし、施工現場では、単に、この外壁
パネルを取り付けるだけで、速く美麗な壁となるから、
多く採用されている。このように外壁パネルを取り付け
ると、外壁パネルとこの外壁パネルの左右および上下に
取り付けられた隣接する外壁パネルとの間に水平方向や
垂直方向の隙間が生ずる。従って、この隙間を防水する
必要がある。
【0003】垂直方向の隙間は、通常、実開昭63−8
5708号公報に記載あるように、ゴム製のガスケット
を隙間の中に挿入して防水する。又、水平方向の防水は
実開昭62−107013号公報に記載あるように、上
側の外壁パネルの裏側から水平方向の隙間を経て下側の
外壁パネルの表側に到る止水材を取り付けて防水する。
又、外壁パネルを取り付けた外壁に窓や出入口等の開口
部を設けるときには、開口部に相当する大きさだけ除い
て外壁パネルを取り付け、この開口部の周辺部に窓や出
入口の額縁を取り付けて、外壁パネルの端面が見えない
ようにする。
【0004】しかし、この開口部に額縁を設けない開口
部がある。例えば、開口部の内側にシャッター形式の扉
を設けるときには、開口部に直接扉や戸を取り付けない
から、この開口部に額縁を設けないことが多い。このよ
うに額縁を設けない開口部では、壁の下端面が見えて醜
くなるから、通常、この壁の下端面、即ち、外壁パネル
の下端面に壁の外側から内側までにモール材を取り付け
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この壁の下端
面にモール材を取り付ける場合、通常、外壁パネルの屋
外面を下方へ延長した延長線近傍までモール材を突出さ
せて外壁パネルの下端面を覆って外壁パネルの下端を見
えなくしている。すると、外壁パネルの下端とモール材
との境界に水平方向の隙間が生じ、この隙間に吹き付け
た雨水が外壁とモール材との境から浸入し易いので、こ
の部分の防水構造に苦心する。本発明者が、外壁パネル
と上側の外壁パネルとの境界を防水する従来の止水材を
使用して、開口部の上方の外壁パネルの下端とモール材
との間の隙間を防水したところ、次に示す問題点がある
ことが判明した。
【0006】即ち、図7を参照しながら説明すると、モ
ール材100の屋外側縁部101を外壁パネル200の
裏面とマグサ300の間に挿入し、このモール材100
を外壁パネル200の裏面とマグサ300の間から反対
側に行くに従って、外壁パネル200の下端の高さ近傍
までほぼ垂直に垂下し、一旦、屋外方向に折曲して外壁
パネル200の屋外面を下方に延長した延長線近傍まで
突出した突出部102を設ける。このように突出部10
2を設けると、外壁パネル200の下端面が下方向から
見えなくなる。その後、屋内側にほぼ水平方向に折曲し
てマグサ300の下面を覆い、モール材100の屋内側
縁部103をビス500で止着する。そして、このモー
ル材100の突出部102と外壁パネル200の下端と
の間から雨水が入らないように、この部分に、外壁パネ
ルと外壁パネルとの境界を防水する従来の止水材400
を取り付ける。
【0007】すると、下方から見ると壁の下端はモール
材100に隠れて見えなくなり美麗であるが、この止水
材400と外壁パネル200の下端面との間に形成され
る狭い隙間から矢印方向に風に煽られた雨水が入り、段
々狭くなる隙間の間で風が更に速くなって止水材の表面
に沿って吹き上って止水材400の上端から矢印方向に
雨水が入り、壁の内部が濡れる。本発明者は更に研究し
た結果、この隙間を特殊な構造にすることにより、解決
できることが判明した。
【0008】又、止水材400とモール材100の両方
を取り付けるために作業製が悪いという問題がある。そ
こで、本発明の目的は、開口部の上側縁にモール材を外
壁パネルの下端面が見えないように取り付け、モール材
と外壁の下端との間から雨水が入らない作業性のよい外
壁開口部の上側縁の防水構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1記載の発明
は、柱または間柱の屋外面に外壁パネルが取り付けられ
た壁の一部に開口部が設けられ、この開口部の上側縁に
マグサが両側の柱または間柱にほぼ水平に差し渡されて
取り付けられ、開口部上方の外壁パネルの下端部がマグ
サの屋外側を覆い、マグサの下面に取り付けられたモー
ル材兼止水材がマグサの下側を覆っている外壁開口部の
上側縁の防水構造であって、前記外壁パネルは外壁材の
裏面上下側と両側とにフレームが設けられ、この両側フ
レームが柱または間柱に取り付けられ、前記開口部上方
の外壁パネルは下側フレームが外壁材の裏面下端部より
若干上方に取り付けられ、前記モール材兼止水材はほぼ
同じ断面形状の長尺体で、このモール材兼止水材の屋外
側縁部が開口部上方の外壁パネルの下側フレームと柱ま
たは間柱との間に挿入され、このモール材兼止水材が開
口部上方の外壁パネルの下側フレームと柱または間柱と
の間から反対側縁に行くに従って外壁パネルの下端の高
さ近傍まで下方にほぼ垂直に垂下され、一旦、屋外方向
に折曲されて外壁パネルの屋外面を下方へ延長した延長
線近傍まで突出された突出部が設けられ、この突出部の
上面と外壁パネルの下端との間に狭い水平方向の隙間が
形成され、更に、屋内側にほぼ水平に折曲されてマグサ
の下面を覆い、このモール材兼止水材の屋内側縁部が壁
またはマグサの屋内側に取り付けられているものであ
る。
【0010】又、請求項2記載の発明は、柱または間柱
の屋外面に外壁パネルが取り付けられた壁の一部に開口
部が設けられ、この開口部の上側縁にマグサが両側の柱
または間柱にほぼ水平に差し渡されて取り付けられ、開
口部上方の外壁パネルの下端部がマグサの屋外側を覆
い、マグサの下面に取り付けられたモール材兼止水材が
マグサの下側を覆っている外壁開口部の上側縁の防水構
造であって、前記外壁パネルは外壁材の裏面上下側と両
側とにフレームが設けられ、この両側フレームが柱また
は間柱に取り付けられ、前記開口部上方の外壁パネルは
下側フレームが外壁材の裏面下端部より若干上方に取り
付けられ、前記モール材兼止水材はほぼ同じ断面形状の
長尺体で、このモール材兼止水材の屋外側縁部が屋外側
に折曲された折曲部が設けられ、この折曲部の上にシー
ル材を挟んで外壁パネルの下側フレームを載せた状態で
モール材兼止水材の屋内側がマグサの屋内側に取り付け
られ、このモール材兼止水材が反対側縁に行くに従って
外壁パネルの下端の高さ近傍まで下方にほぼ垂直に垂下
され、一旦、屋外方向に折曲されて外壁パネルの屋外面
を下方へ延長した延長線近傍まで突出された突出部が設
けられ、この突出部の上面と外壁パネルの下端との間に
狭い水平方向の隙間が形成され、更に、屋内側にほぼ水
平に折曲されてマグサの下面を覆い、このモール材兼止
水材の屋内側縁部が壁またはマグサの屋内側に取り付け
られているものである。
【0011】請求項1記載の発明および請求項2記載の
発明に使用するモール材兼止水材は一体成形したもので
もよいし、モール材部分と止水材部分とを別々に製造
し、この両者を接続したものでもよい。このモール材兼
止水材の材質としては特に限定しないがアルミニウムが
成形性がよいので好ましい。又、請求項1記載の発明お
よび請求項2記載の発明においては、外壁パネルのフレ
ームが柱または間柱に取り付けられているがこの取付方
法は適宜でよい。例えば、ボルトやリベット等で取り付
けてもよい。
【0012】又、請求項1記載の発明では、モール材兼
止水材の屋外側縁部が開口部上方の外壁パネルの下側フ
レームと柱または間柱との間に挿入されているが、この
ようにしてモール材兼止水材を取り付ける方法は、開口
部上方の外壁パネルの両側フレームを柱または間柱に取
り付ける際に、予め、両側フレームの下端より若干上方
をボルト・ナットまたはリベットで取り付け、このボル
ト・ナットまたはリベットより下方の外壁パネルの下側
フレームと柱または間柱の間にモール材兼止水材を挿入
するようにしてもよいし、モール材兼止水材を外壁パネ
ルの両側フレームと柱または間柱の間に挟んで、柱また
は間柱からモール材兼止水材を経て外壁パネルの両側フ
レームにボルトまたはリベットを貫通させてモール材兼
止水材を取り付けてもよい。
【0013】又、請求項2記載の発明では、モール材兼
止水材の折曲部の上にシール材を挟んで外壁パネルの下
側フレームを載せた状態でモール材兼止水材の屋外側が
マグサの屋外側に取り付けられているが、この際使用す
るシール材としては、天然ゴム、合成ゴム等のゴムや軟
質塩化ビニル樹脂等の軟質合成樹脂等や、これ等のゴム
や合成樹脂等の発泡体やウレタン発泡体等が好適であ
る。更に、これ等の発泡体の中にタール等の撥水剤を含
浸させたものが防水性が向上するので更に好適である。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明においては、外壁パネルの
両側フレームが柱または間柱に取り付けられているか
ら、外壁パネルのフレームの後面と柱または間柱の前面
とはほぼ面一となっている。このほぼ面一となっている
開口部上方の外壁パネルの下側フレームと柱または間柱
との間にモール材兼止水材の屋外側縁部が挿入されてい
るから、モール材兼止水材と外壁パネルの下側フレーム
との間の隙間は極めて狭い。又、開口部上方の外壁パネ
ルは下側フレームが下端部より若干上方に取り付けら
れ、モール材兼止水材がフレームと柱または間柱との間
からモール材兼止水材の反対側縁に行くに従って外壁パ
ネルの下端の高さ近傍まで下方にほぼ垂直に垂下されて
いる。従って、モール材兼止水材と外壁材の下端部との
間はフレームがないだけこの部分の隙間は広い空間とな
る。その後、モール材兼止水材は一旦屋外方向に折曲さ
れて外壁パネルの屋外側面を下方に延長した延長線近傍
まで突出されて突出部が設けられ、この突出部上面と外
壁パネルの下端との間に狭い水平方向の隙間が形成され
る。従って、このモール材兼止水材と外壁パネルとの間
の空間は入口と出口が狭く中間部が広い空間となってい
る。
【0015】従って、この外壁パネルの下端とモール材
兼止水材と突出部上面との間の狭いほぼ水平な隙間から
雨水が風等に煽られて吹き込んでも、出口である下側フ
レームとモール材兼止水材との間の極めて狭い隙間から
は少しずつしか風が出て行かないために、中間の広い空
間で風の速度が急速に弱まる。その結果、風に煽られて
いた雨水がこの広い空間で失速して、自重により突出部
の上に落下し、突出部の上から外側に流れて出て行く。
従って、開口部上方の外壁パネルの下側フレームとモー
ル材兼止水材との間から壁の中に雨水が入らない。
【0016】請求項2記載の発明においては、外壁パネ
ルの両側フレームが柱または間柱に取り付けられ、しか
も、モール材兼止水材の屋外側縁部が屋内側に折曲され
た折曲部が設けられ、この折曲部の上にシール材を挟ん
で外壁パネルの下側のフレームを載せた状態でモール材
兼止水材の屋外側がマグサの屋外側に取り付けられてい
るから、モール材兼止水材と外壁パネルの下側フレーム
との間はシール材で塞がれていていて、隙間がないか、
隙間があっても極めて小さい。又、開口部上方の外壁パ
ネルは下側フレームが下端部より若干上方に取り付けら
れ、モール材兼止水材がフレームと柱または間柱との間
からモール材兼止水材の反対側縁に行くに従って外壁パ
ネルの下端の高さ近傍まで下方にほぼ垂直に垂下されて
いる。従って、モール材兼止水材と外壁材の下端部との
間はフレームがないだけこの部分の隙間は広い空間とな
る。その後、モール材兼止水材は一旦屋外方向に折曲さ
れて外壁パネルの屋外側面を下方に延長した延長線近傍
まで突出されて突出部が設けられ、この突出部上面と外
壁パネルの下端との間に狭い水平方向の隙間が形成され
る。このように、このモール材兼止水材と外壁パネルと
の間の空間は入口が狭く出口が塞がれて隙間がないか隙
間があっても極めて小さく中間部が広い空間となってい
る。
【0017】従って、この外壁パネルの下端とモール材
兼止水材と突出部上面との間の狭いほぼ水平な隙間から
雨水が風等に煽られて吹き込んでも、出口である下側フ
レームとモール材兼止水材との間に隙間がなく風が出て
行かないか、隙間があっても極めて小さいから少しずつ
しか出て行かない。そのために、中間の広い空間で風の
速度が急速に弱まる。その結果、風に煽られていた雨水
がこの広い空間で失速して、自重により突出部の上に落
下し、突出部の上から外側に流れて出て行く。従って、
開口部上方の外壁パネルの下側フレームとモール材兼止
水材との間から壁の中に雨水が入らない。
【0018】請求項1記載の発明および請求項2記載の
発明では、モール材兼止水材が外壁パネルの屋外側面を
下方に延長した延長線近傍まで突出しているから、下方
から見ると、このモール材が見えて外壁パネルの下端面
が見えない。従って、この部分が醜くない。又、請求項
1記載の発明および請求項2記載の発明に使用するモー
ル材兼止水材はモール材と止水材とが分離してないか
ら、このモール材兼止水材を取り付けるだけでよく、モ
ール材と止水材とを別々に取り付ける従来方法に比較し
て作業性がよい。
【0019】請求項2記載の発明では、モール材兼止水
材の折曲部の上にシール材を挟んで外壁パネルの下側フ
レームを載せた状態でモール材兼止水材の屋外側がマグ
サの屋外側に取り付けられているから、外壁パネルを取
り付ける際に、予め、モール材兼止水材をマグサの屋外
側に取り付け、このモール材兼止水材の折曲部の上にシ
ール材を取り付け、この上に重い外壁パネルの下側フレ
ームを載せながら外壁パネルの両側フレームを柱または
間柱に取り付ければ、施工し易いし、又、外壁パネルを
正確な位置に取り付けることができる。
【0020】
【実施例】図1〜図5はユニット建物に応用した本発明
の一実施例を示すもので、図1(イ)はシャッターが取
り付けられている開口部付近を示す正面図、(ロ)は
(イ)のA−A線における断面図、図2はユニット建物
の構成単位である居住用建物ユニットの骨格を示す説明
図、図3は開口部のある車庫用建物ユニットの骨格を示
す説明図、図4は外壁パネルを示すもので、(イ)は標
準の外壁パネルの裏面を示す説明図、(ロ)は開口部上
方に取り付けられる外壁パネルの裏面を示す説明図、図
5は建物ユニットを据え付けてユニット建物を組み立て
ている状態を示す説明図である。図6は本発明の他の実
施例を示すもので、図6は開口部の上方に外壁パネルを
取り付けている状態を示す説明図である。
【0021】図1〜図5において、1は居住用建物ユニ
ットであり、この居住用建物ユニット1の骨格は、図2
に示すように、4本の柱11、11、11、11と4本
の床梁12、12、12、12と4本の天井梁13、1
3、13、13とが箱形に組み立てられたものである。
そして、居住用建物ユニット1の対向する床梁12、1
2に鋼製の床小梁15が差し渡され、この床小梁15の
上に木製の床根太16が取り付けられ、この床根太16
の上に床材が取り付けられて床が形成される。又、対向
する天井梁13に木製の天井小梁17が差し渡され、こ
の天井小梁17の下面に天井材が取り付けられて天井が
形成される。
【0022】2は車庫用建物ユニットであり、この車庫
用建物ユニット1の骨格は、図3に示すように、4本の
柱21、21、21、21と2本の床梁22、22と4
本の天井梁23、23、23、23とが箱形に組み立て
られたものである。尚、開口部4の両側の柱21、21
から短い床梁22a、22aが取り付けられている。そ
して、車庫用建物ユニット2の対向する天井梁23、2
3に木製の天井小梁27が差し渡され、この天井小梁2
7の下面に天井材が取り付けられて天井が形成されてい
る。
【0023】3は外壁パネルであり、この外壁パネル3
は、図4(イ)に示すように、外壁材31の裏面周縁部
にフレーム32が取り付けられている。そして、この外
壁パネル3を取り付ける建物ユニット1の壁部分には、
床梁12と天井梁13との間に、間柱19が設けられ、
間柱19の前面と隣の間柱19の前面とに外壁パネル2
が差し渡され、この外壁パネル3の両側フレーム32が
間柱19にリベットで取り付けられている。又、間柱1
9の後側に内壁パネルが差し渡され、木片を介して間柱
19に取り付けられ、この外壁パネル3と内壁パネルと
の間にはガラスウールからなる断熱材が設けられて、壁
が形成されている。
【0024】3aは開口部4の上方に取り付けられる外
壁パネルであり、この外壁パネル3aは、図4(ロ)に
示すように、外壁パネル3に比べて開口部4が設けられ
ているだけ高さが短くなっている。又、この外壁パネル
3aの下端部では下側フレーム32aが外壁材31aの
下端より若干上方に取り付けられている。35はマグサ
である。そして、開口部のある建物ユニット2の壁部分
は、両側の短い床梁22a、22aの端部と天井梁23
aとの間に間柱29、29が設けられ、この間柱29、
29の間にマグサ35が、壁の開口部4の上側縁に沿っ
て、ほぼ水平に差し渡されて、マグサ35の両端部が間
柱29にボルト・ナットで取り付けられている。又、こ
のマグサ35と天井梁23との間に間柱29aが取り付
けられている。
【0025】5はモール材兼止水材であり、このモール
材兼止水材5はモール材と止水材がビスで連結されてい
るほぼ同じ断面形状の長尺体で、図1の(ロ)に示すよ
うに、このモール材兼止水材5の屋外側縁部51が外壁
パネル3aの下側フレーム32aと間柱29aとの間に
挿入され、間柱29aとの間に挟まれた状態でリベット
34で止着されている。従って、このフレーム32aと
モール材兼止水材5との間は極めて狭い隙間Xが形成さ
れている。そして、このモール材兼止水材5がフレーム
32aと間柱29aの間から反対側縁に行くに従って外
壁パネル3aの下端の高さ近傍まで下方にほぼ垂直に垂
下され、一旦、屋外方向に折曲されて外壁パネル3aの
屋外面を下方へ延長した延長線近傍まで突出した突出部
52となっている。従って、外壁材21aとモール材兼
止水材5との間はフレーム32aがないだけ広い空間Y
となっている。又、この突出部52の上面と外壁パネル
3aの下端との間に狭い水平方向の隙間Zが形成されて
いる。次に、このモール材兼止水材5は屋内側にほぼ水
平に折曲されてマグサ3の下面を覆って、このモール材
兼止水材5の屋内側縁部がマグサ3の屋内側にビス55
で取り付けられている。
【0026】56は合板であり、この合板56はマグサ
35とモール材兼止水材5との間に取り付けられ、モー
ル材兼止水材5の位置出しと曲げ防止のための補強の作
用をする。6は開口部4の屋内側に取り付けられたフレ
ームであり、このフレーム6にシャッターレール7が取
り付けられ、この間をシャッターが上下して、開口部4
が開閉される。72はシャッターを開閉するシャッター
スイッチである。8はガスケットであり、このガスケッ
ト6は外壁パネル2と隣の外壁パネル2との間の垂直な
隙間に挿入され、この垂直な隙間から雨水が入らないよ
うになっている。9は基礎である。この基礎9は、開口
部4の下方には設けられてなく、この開口部4から車が
出入できるようになっている。
【0027】次に、外壁開口部の上側縁の防水構造の施
工方法および使用方法について説明する。工場で、4本
の柱11、11、11、11と4本の天井梁13、1
3、13、13と4本の床梁12、12、12、12と
を連結して居住用建物ユニット1の骨格を製造し、この
居住用建物ユニット1の骨格の対向する床梁12、12
に鋼製の床小梁15を差し渡し、この床小梁15の上に
木製の床根太16を取り付け、この床根太16に床材を
取り付けて、床を形成する。又、対向する天井梁13、
13に木製の天井小梁17を差し渡し、この天井小梁1
7の下面に天井材を取り付けて天井を形成する。外壁パ
ネル3を取り付ける場所には、天井梁13と床梁12と
の間に間柱19を取り付ける。この外壁パネル3の取付
方法は、間柱19の前面と隣の間柱19の前面との間に
外壁パネル3を差し渡し、外壁パネル3の両側に取り付
けられているフレーム22を間柱19にリベットで取り
付ける。
【0028】次に、4本の柱21、21、21、21と
4本の天井梁23、23、23、23と2本の床梁2
2、22とを連結し、開口部4のある面の両側の柱2
1、21には短い床梁22a、22aを取り付けて車庫
用建物ユニット2の骨格を製造し、この車庫用建物ユニ
ット2の骨格の対向する天井梁23、23に木製の天井
小梁27を差し渡し、この天井小梁27の下面に天井材
を取り付けて天井を形成する。短い床梁22a、22a
と天井梁23、23の間に間柱29、29を取り付け、
この間柱29、29にマグサ35をほぼ水平に差し渡し
て取り付ける。又、開口部4上方には、マグサ35と天
井梁23との間に間柱29aを取り付ける。又、マグサ
35の下面をモール材兼止水材5で覆い、このモール材
兼止水材5の屋内側縁部をマグサ35の屋内側にビス5
5で取り付ける。
【0029】又、開口部4の上方の間柱29と間柱29
aとに、又は、間柱29aと間柱29aとに、外壁パネ
ル3aを差し渡し外壁パネル3aの両側フレーム32a
をリベット34で取り付ける。この際、下側フレーム3
2aと間柱29aとの間にモール材兼止水材5の屋外側
縁を挟み、リベット35をモール材兼止水材5を貫通さ
せて、フレーム32aを間柱29aに取り付ける。
【0030】すると、このモール材兼止水材5の屋外側
縁部51が外壁パネル3aのフレーム32aとマグサ3
5の間に挿入され、このフレーム32aとモール材兼止
水材5との間は極めて狭い隙間Xが形成される。そし
て、このモール材兼止水材5が反対側縁に行くに従っ
て、このフレーム32aと間柱29aの間から外壁パネ
ル3aの下端の高さ近傍まで下方にほぼ垂直に垂下さ
れ、一旦、屋外方向に折曲されて外壁パネル3aの屋外
面を下方へ延長した延長線近傍まで突出した突出部52
となる。従って、外壁材21とモール材兼止水材5との
間はフレーム22aがないだけ広い空間Yとなり、この
突出部52の上面と外壁パネル3aの下端との間に狭い
水平方向の隙間Zが形成される。このモール材兼止水材
5は、更に、屋内側にほぼ水平方向に折曲されてマグサ
35の下面を覆って、このモール材兼止水材5の屋内側
縁部がマグサ35の屋内側にビス55で取り付けられ
る。
【0031】このようにして、居住用建物ユニット1と
車庫用建物ユニット2とを製造し、施工現場に運搬し、
施工現場で予め設けられている基礎9の上に、図5に示
すようにして、建物ユニットを組み合わせ、居住用建物
ユニット1や車庫用建物ユニット2の継ぎ目等を仕上げ
してユニット建物を完成させる。この際、開口部4には
シャッターをシャッターレール7に取り付け、シャッタ
ーが稼働するようにシャッタースイッチ72との間に配
線する。
【0032】このようにして建てたユニット建物を使用
している間に雨が降ると、モール材兼止水材5と外壁材
2aとの隙間Zから風に煽られた雨水が入る。しかし、
このユニット建物では、入口の隙間Zと出口の隙間Xが
狭く、中間の隙間Yが広いから、風に煽られた雨水が隙
間Zから吹き込んでも、この広い隙間Yで風が失速し
て、自重により下方のモール材兼止水材5の上に落下
し、このモール材兼止水材の上から外方に流れて行く。
従って、隙間Xから雨水が入らない。
【0033】次に、図6に示す実施例について説明す
る。図6に示す実施例を図1〜図5に示す実施例と比較
すると、開口部4b上方の外壁パネル3bの取付構造が
異なり、その他は図1〜図5に示す実施例と同じである
から、この外壁パネル3bの取付構造について説明す
る。この実施例に使用するモール材兼止水材5bは、ほ
ぼ同じ断面形状の長尺体で、このモール材兼止水材5b
の屋外側縁部が屋外側に折曲されて折曲部59が設けら
れ、ここからほぼ垂直に垂下し、一旦、屋外方向に折曲
されて突出部52bが形成された後、屋内方向に折曲さ
れ、再び、上方に折曲され、屋内側縁部が屋内側に折曲
されている。尚、このモール材兼止水材5bはどちらを
屋外側にしてもよいように左右同形にされている。95
は連続気泡のウレタン樹脂発泡体の中にタールを含浸さ
せたシール材であり、このシール材95は屋外側の折曲
部59と屋内側の折曲部59の上に取り付けられてい
る。
【0034】次に、この開口部4b上方の外壁パネル3
bの取付方法について説明する。先ず、このモール材兼
止水材5bの屋外側縁部と屋外側縁部をそれぞれマグサ
35bにビス55b、55cで取り付ける。すると、こ
のモール材兼止水材5bがマグサ35bの下側を覆って
マグサが見えなくなる。次に、開口部上方の外壁パネル
3bの下側フレーム32bをモール材兼止水材5bの上
にシール材95を挟んで載せ、この外壁パネル3bの両
側フレームを間柱29bに取り付ける。このように外壁
パネル3bをモール材兼止水材5bの上にシール材95
を挟んで載せて取り付けると、重い外壁パネル3bを容
易に所定位置に取り付けることができる。換言すると、
外壁パネル3bの位置出しが容易になるし、間柱に沿わ
せて取り付け易くなる。このようにすると、モール材兼
止水材5bと外壁の下側フレーム32bとの間X−1は
シール材95が挟まれていて、隙間がないか隙間があっ
ても極めて小さいし、モール材兼止水材5bと外壁材3
1bの下端部との間はフレーム32bがないだけこの部
分の隙間Y−1は広い空間となり、その後、モール材兼
止水材5bの突出部52bと外壁パネル3bの下端との
間Z−1が狭くなっている。
【0035】このようにして建てたユニット建物を使用
している間に雨が降ると、モール材兼止水材5bと外壁
材2bとの隙間Z−1から風に煽られた雨水が入る。し
かし、このユニット建物では、入口の隙間Z−1と出口
の隙間X−1が狭く、中間の隙間Y−1が広いから、風
に煽られた雨水が隙間Z−1から吹き込んでも、この広
い隙間Y−1で風が失速して、自重により下方のモール
材兼止水材5の上に落下し、このモール材兼止水材5b
の上から外方に流れて行く。従って、隙間X−1から雨
水が入らない。
【0036】
【発明の効果】上記の説明で判明するように、請求項1
記載の発明においては、モール材兼止水材と外壁パネル
の下側フレームとの間の隙間は極めて狭いし、モール材
兼止水材と外壁材の下端部との間はフレームがないだけ
この部分の隙間は広い空間となり、その後、モール材兼
止水材の突出部上面と外壁パネルの下端との間に狭い水
平方向の隙間が形成される。従って、このモール材兼止
水材と外壁パネルとの間の空間は入口と出口が狭く中央
部分が広い空間となっている。又、請求項2記載の発明
においては、モール材兼止水材と外壁の下側フレームと
の間の間にシール材が挟まれていて、隙間がないか隙間
があっても極めて小さいし、モール材兼止水材と外壁材
の下端部との間はフレームがないだけこの部分の隙間は
広い空間となり、その後、モール材兼止水材の突出部上
面と外壁パネルの下端との間に狭い水平方向の隙間が形
成される。
【0037】従って、モール材兼止水材と外壁パネルと
の間の空間は入口が狭く出口が塞がれて隙間がないか隙
間があっても極めて小さく中間部が広い空間となってい
る。このようになっているから、この外壁パネルの下端
とモール材兼止水材と突出部上面との間の狭い水平方向
の隙間から雨水が風等に煽られて吹き込んでも、出口は
隙間がないか隙間があっても極めて狭く少しずつしか風
が出て行かないために、フレームのない広い空間で風が
急速に失速する。このように、風に煽られていた雨水が
この広い空間で失速する結果、自重により突出部の上面
に落下し、突出部の上面の上を外側に流れて出て行く。
従って、開口部上方の外壁パネルの下側フレームとモー
ル材兼止水材との間から雨水が入らないので、安心であ
る。
【0038】又、モール材が外壁パネルの屋外側面を下
方に延長した延長線近傍まで突出しているから、下方か
ら見ると、このモール材が見えて外壁パネルの下端面が
見えない。従って、この部分が美麗である。又、モール
材兼止水材はモール材と止水材とが分離してないから取
り付けが一度でよく、従って、作業性がよい。又、請求
項2記載の発明では、モール材兼止水材に折曲部が設け
られているから、開口部上方の外壁パネルが所定位置に
取り付け易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニット建物に応用した本発明の一実施例を示
すもので、(イ)はシャッターが取り付けられている開
口部付近を示す正面図、(ロ)は(イ)のA−A線に於
ける断面図である。
【図2】ユニット建物の構成単位である居住用建物ユニ
ットの骨格を示す説明図である。
【図3】開口部のある車庫用建物ユニットの骨格を示す
説明図である。
【図4】外壁パネルを示すもので(イ)は通常の外壁パ
ネルの裏面を示す説明図、(ロ)は開口部の上方に取り
付けられる外壁パネルの裏面を示す説明図である。
【図5】建物ユニットを据え付けている状態を示す説明
図である。
【図6】本発明の他の実施例を示すもので、開口部の上
方に外壁パネルを取り付けている状態を示す説明図であ
る。
【図7】従来の止水板を取り付けた状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 居住用建物ユニット 11 柱 12 床梁 13 天井梁 15 床小梁 16 床根太 17 天井小梁 19 間柱 2 車庫用建物ユニット 21 柱 22 床梁 23 天井梁 25 床小梁 26 床根太 27 天井小梁 29a、29b 間柱 3、3a、3b 外壁パネル 31、31a、31b 外壁材 32、32a、32b フレーム 35 マグサ 4 開口部 5、5b モール材兼止水材 52、52b 突出部 59 折曲部 8 ガスケット 9 基礎 95 シール材 X、X−1 モール材兼止水材とフレームとの隙
間 Y、Y−1 モール材兼止水材と外壁材との隙間 Z、Z−1 モール材兼止水材の突出部と外壁材
下端との隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 7/24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱または間柱の屋外面に外壁パネルが取
    り付けられた壁の一部に開口部が設けられ、この開口部
    の上側縁にマグサが両側の柱または間柱にほぼ水平に差
    し渡されて取り付けられ、開口部上方の外壁パネルの下
    端部がマグサの屋外側を覆い、マグサの下面に取り付け
    られたモール材兼止水材がマグサの下側を覆っている外
    壁開口部の上側縁の防水構造であって、前記外壁パネル
    は外壁材の裏面上下側と両側とにフレームが設けられ、
    この両側フレームが柱または間柱に取り付けられ、前記
    開口部上方の外壁パネルは下側フレームが外壁材の裏面
    下端部より若干上方に取り付けられ、前記モール材兼止
    水材はほぼ同じ断面形状の長尺体で、このモール材兼止
    水材の屋外側縁部が開口部上方の外壁パネルの下側フレ
    ームと柱または間柱との間に挿入され、このモール材兼
    止水材が開口部上方の外壁パネルの下側フレームと柱ま
    たは間柱との間から反対側縁に行くに従って外壁パネル
    の下端の高さ近傍まで下方にほぼ垂直に垂下され、一
    旦、屋外方向に折曲されて外壁パネルの屋外面を下方へ
    延長した延長線近傍まで突出された突出部が設けられ、
    この突出部の上面と外壁パネルの下端との間に狭い水平
    方向の隙間が形成され、更に、屋内側にほぼ水平に折曲
    されてマグサの下面を覆い、このモール材兼止水材の屋
    内側縁部が壁またはマグサの屋内側に取り付けられてい
    ることを特徴とする外壁開口部の上側縁の防水構造。
  2. 【請求項2】 柱または間柱の屋外面に外壁パネルが取
    り付けられた壁の一部に開口部が設けられ、この開口部
    の上側縁にマグサが両側の柱または間柱にほぼ水平に差
    し渡されて取り付けられ、開口部上方の外壁パネルの下
    端部がマグサの屋外側を覆い、マグサの下面に取り付け
    られたモール材兼止水材がマグサの下側を覆っている外
    壁開口部の上側縁の防水構造であって、前記外壁パネル
    は外壁材の裏面上下側と両側とにフレームが設けられ、
    この両側フレームが柱または間柱に取り付けられ、前記
    開口部上方の外壁パネルは下側フレームが外壁材の裏面
    下端部より若干上方に取り付けられ、前記モール材兼止
    水材はほぼ同じ断面形状の長尺体で、このモール材兼止
    水材の屋外側縁部が屋外側に折曲された折曲部が設けら
    れ、この折曲部の上にシール材を挟んで外壁パネルの下
    側フレームを載せた状態でモール材兼止水材の屋内側が
    マグサの屋内側に取り付けられ、このモール材兼止水材
    が反対側縁に行くに従って外壁パネルの下端の高さ近傍
    まで下方にほぼ垂直に垂下され、一旦、屋外方向に折曲
    されて外壁パネルの屋外面を下方へ延長した延長線近傍
    まで突出された突出部が設けられ、この突出部の上面と
    外壁パネルの下端との間に狭い水平方向の隙間が形成さ
    れ、更に、屋内側にほぼ水平に折曲されてマグサの下面
    を覆い、このモール材兼止水材の屋内側縁部が壁または
    マグサの屋内側に取り付けられていることを特徴とする
    外壁開口部の上側縁の防水構造。
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JP2022109158A (ja) * 2021-01-14 2022-07-27 洋良 松岡 シャッタゲート及びシャッタゲートの施工方法

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