JP2001300813A - ボールエンドミル - Google Patents

ボールエンドミル

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JP2001300813A
JP2001300813A JP2001009062A JP2001009062A JP2001300813A JP 2001300813 A JP2001300813 A JP 2001300813A JP 2001009062 A JP2001009062 A JP 2001009062A JP 2001009062 A JP2001009062 A JP 2001009062A JP 2001300813 A JP2001300813 A JP 2001300813A
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end mill
ball end
cutting
surface roughness
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Nagatoshi Kunimori
永年 國森
Yasuyuki Kaneda
泰幸 金田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼き入れ鋼などを切削加工したとき、切削面
の表面粗さをRzで1.6μm以下の精度に高めようと
するものである。 【解決手段】 ボールエンドミルの切刃が、立方晶窒化
硼素を20〜95容積%含有する多結晶硬質焼結体から
なり、切刃稜線部14の断面曲率半径Rが5〜30μm
であり、切刃の逃げ面12とすくい面13またはネガラ
ンド面11が断面曲率半径R上で滑らかにつながり、切
刃稜線部14の表面粗さを十点平均粗さ(Rz)で0.
1〜1.0μmに形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、等速ジョイント等
のボール溝を加工するのに用いられるボールエンドミル
に係り、詳しくは立方晶窒化硼素を含有した多結晶硬質
焼結体を用いて製作されたボールエンドミルの切刃の形
状に関する。
【0002】
【従来の技術】微細な立方晶窒化硼素粉末を種々の結合
材を用いて焼結した材料は、高硬度の鉄族金属や鋳鉄の
切削に対して優れた性能を示す。特に高い硬度を有する
焼入鋼材料の加工においても、立方晶窒化硼素焼結体工
具を用いて切削加工した場合、研削加工と同等の仕上げ
面粗さと、加工寸法精度が得られる。このため、焼き入
れ鋼の切削加工の一部は、従来の砥石を用いた研削加工
から立方晶窒化硼素焼結体工具を用いた切削加工に置き
換えられている。
【0003】これに対して、精密切削加工の最も進んで
いるのは、単結晶ダイヤモンドを用いた非鉄金属の切削
加工である。主な利用分野は、メモリーディスクの基
板、ポリゴンミラーなどのアルミニウム系合金の加工で
ある。最近では、この単結晶ダイヤモンドをより安価で
加工しやすい多結晶ダイヤモンドで置き換えようとする
動向にある。多結晶ダイヤモンド工具では、切刃稜線部
に結晶界面の段差などにより大きな凹凸が形成される
と、逃げ面、すくい面を研磨しても凹凸を除去できな
い。この凹凸が研磨された面に残り、被削材に転写され
るので高精度の加工が出来ないと言う課題があった。特
開平6−190610号公報に記載されている多結晶ダ
イヤモンド切削工具の場合は、刃先を面取りすることで
この課題が解決されている。すなわち、多結晶ダイヤモ
ンドを用いたチップの切刃の逃げ面を研磨痕のない研磨
面に形成し、その切刃稜線部に研磨加工によって微少幅
の面取りを施し、切刃稜線部を平滑にする技術が開示さ
れている。しかしながら、多結晶ダイヤモンド工具は、
ダイヤモンドを構成する炭素と鋼とが反応するので、焼
き入れ鋼や鋳鉄の切削加工に用いることが出来ない。
【0004】S50C等の炭素鋼からなる等速ジョイン
トのハウジングとボール溝は、粗加工後、高周波焼入等
によってHRC50〜60の硬度に熱処理される。ハウ
ジング内における対角線上の複数のボール溝は、仕上加
工によって高い寸法精度の真位置度、真球度に形成する
必要がある。又、ボールエンドミルの切刃の材質と切刃
形状が、硬く熱処理された被削材に対応したものであっ
ても、コレットホルダーとの結合が周知の技術である図
5に示すようなサイドロックタイプは好ましくない。
【0005】図5(イ)は、コレットホルダーの結合部
の断面図であり、図5(ロ)は、セットボルト上におけ
るX−X断面を示す。図5(イ)において、ボールエン
ドミル本体100のシャンク101は、コレットホルダ
ー102のクランプ孔103に挿入され、セットボルト
104にて固定される。ところが、セットボルト上で
は、図5(ロ)に示すようにセットボルト104によっ
てシャンク101はクランプ孔103の一方に押し付け
られ、ボールエンドミル本体100の軸心はSだけ偏心
する。偏心量Sは、数μmであってもコレットホルダー
102の軸心からみると倍加されるので、高精度のボー
ル溝加工には適さない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来技術
の課題に鑑み、本発明は、多結晶硬質焼結体を用いて焼
き入れ鋼などを切削加工したとき、切削面の表面粗さを
Rzで1.6μm以下の精度に高めようとするものであ
る。すなわち、立方晶窒化硼素を含有する多結晶硬質焼
結体切削工具の切刃の形状や表面粗さを改良することに
より、優れた仕上げ面粗さと高い寸法精度を実現しよう
とするものである。なおRzは、JISB0601「表
面粗さ−定義及び表示」に規定されている10点平均粗
さのことである。
【0007】さらに、上記寸法精度を達成するために
は、ボールエンドミル本体とコレットホルダーの結合手
段を改良する必要がある。そして、結合手段に焼嵌め接
合を用いるとするなら、シャンク部には剛性が高く熱膨
張係数の小さい材質を選択する必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】ボールエンドミルの切刃
に、立方晶窒化硼素を20〜95容積%含有する多結晶
硬質焼結体を用い、切刃稜線部の断面曲率半径を5〜3
0μmにホーニングし、切刃の逃げ面とすくい面または
ネガランド面を前記断面曲率半径上で滑らかにつながら
せ、切刃稜線部の表面粗さを十点平均粗さ(Rz)で
0.1〜1.0μmに仕上げる。
【0009】又、切刃の逃げ面とすくい面またはネガラ
ンド面の表面粗さは、十点平均粗さ(Rz)で0.1〜
0.5μmであることが好ましく、そして、切刃の逃げ
面とすくい面またはネガランド面とのなす切刃くさび角
は、65°〜125°であることが好ましい。
【0010】さらに、多結晶硬質焼結体は、立方晶窒化
硼素を20〜95容積%含有し、その平均粒径が0.0
1〜5μmであるものを採用する。そして、前記切刃の
表面に周期律表4a、5a、6a族元素及びAl、S
i、Bの元素からなる群から選択される、少なくとも1
種の元素または該群から選択される少なくとも1種の金
属の窒化物、炭化物、酸化物及びこれらの固溶体の中か
ら選択される、少なくとも1種の化合物からなる被覆層
を、物理的蒸着方法または化学的蒸着方法によって形成
する。
【0011】また、ボールエンドミル本体に超硬合金ま
たは焼結超重量合金を採用し、シャンク部がコレットホ
ルダーに焼嵌めされる形状として、切刃の芯ブレを極小
化すると共にシャンク部とコレットホルダの熱膨張係数
の差を利用して強固に接合する。
【0012】
【発明の実施の形態】ボールエンドミルの形態は、切削
工具としての精度を重視すれば切刃と本体が一体となっ
たソリッドタイプが好ましい。またボールエンドミル本
体の切刃固定部とシャンク部の機能分担や切刃が損耗し
た場合の経済性を重視するなら、切刃は別体のスローア
ウェイ式の板状チップであってもよい。図1に、多結晶
硬質焼結体を切刃としたソリッドタイプのボールエンド
ミルを示す。図1(イ)は、正面図であり、図1(ロ)
は、側面図である。
【0013】図1(イ)において、1は、超硬合金また
はWを90〜97質量%及び残余にCo、Ni、Fe、
Cuを含む原料粉末を焼結してなる焼結超重量合金を用
いたボールエンドミル本体である。焼結超重量合金は、
縦弾性係数が280〜370GPaと剛性が高く、熱膨
張係数も鋼より小さいためコレットホルダー(図示省
略)との焼嵌め接合の際、充分な締代を確保できる。2
は切刃であり、多結晶硬質焼結体2aと超硬合金からな
る台金2bが一体化した2層構造をなし、ボールエンド
ミル本体1に鑞付けされる。3は切り屑ポケットであ
る。
【0014】図1(ロ)において、ボールエンドミル本
体1に切刃2が鑞付けされ、シャンク部4がコレットホ
ルダー(図示省略)と焼嵌め接合される。この形状のシ
ャンク部4であれば、従来技術のサイドロックタイプで
説明したような問題は発生しない。又、図1(イ)のセ
ンター穴5を利用して、容易に精度の高い刃先研磨が可
能である。
【0015】次に、図1(イ)の切刃A部を拡大した図
2、図3により、切刃を構成する技術用語について説明
する。図2は、ネガランド面11を有する切刃の拡大断
面図である。12は逃げ面、13はすくい面、14は切
刃稜線部をそれぞれ示す。切刃稜線部14は、断面曲率
半径Rでネガランド面11、又は図3のすくい面13と
逃げ面12とに滑らかにつながっている。尚、滑らかに
つながるとは、連続的につながること、言い換えると角
のないことを言う。切削時の基準となる水平線15とネ
ガランド面11とのなす角θ1はすくい角、垂直線16
と逃げ面とのなす角θ2は逃げ角を示す。ネガランド面
11と逃げ面12のなす角θ3は、切刃くさび角であ
る。図2の場合はすくい角θ1がマイナスであり、図3
の場合はすくい角θ1がプラス方向で、かつネガランド
面がない。
【0016】切刃稜線部14は、図3の逃げ面12とす
くい面13、または図2の逃げ面12とネガランド面1
1が交差する部分に形成される。切刃稜線部14の断面
曲率半径Rと、切刃稜線部14の表面粗さは特に重要で
ある。すなわち、切刃稜線部14が5〜30μmの範囲
内の断面曲率半径を有する曲線により形成され、その曲
線が逃げ面12、すくい面13、ネガランド面11等と
滑らかにつながっていることが重要である。そして、切
刃稜線部14の表面粗さを十点平均粗さ(Rz)で0.
1〜1μmの範囲内に収めることにより、優れた仕上げ
面粗さが実現でき、高精度な加工が行える。
【0017】従来、立方晶窒化硼素を含有する多結晶硬
質焼結体の切刃2は、含有するダイヤモンド粒度が#6
00程度のダイヤモンド砥石を用いて、逃げ面12とす
くい面13またはネガランド面11とを研削加工して刃
付けされていた。しかし、この方法で刃付けされる切刃
2の切刃稜線部14は、しばしば部分的に大きく欠落す
ることがあった。
【0018】焼入鋼などの高硬度材料を立方晶窒化硼素
焼結体からなる切刃で切削する場合、切刃稜線部14の
形状は被加工面に転写されやすい。このため高硬度材料
を優れた仕上げ面粗さに加工する場合には、切刃稜線部
14において立方晶窒化硼素焼結体の欠落のない、滑ら
かで且つ微細な表面粗さに形成することが必要である。
また切削抵抗が高い場合には、被削材表面にいわゆるヒ
ビリ等が発生し易い。従って、本発明の課題を解決する
ためには、第1に上記の切刃稜線部14の表面粗さを小
さくして且つ滑らかにすることであり、第2には切削抵
抗を下げることが重要である。
【0019】単に表面粗さの小さな切刃稜線部14を有
する切刃2は、ダイヤモンド粒度が#3,000〜#4,
000程度の細い粒子を有するダイヤモンド砥石によ
り、時間と労力をかけて切刃を形成することができる。
しかしながら逃げ面12とすくい面13またはネガラン
ド面11等と、切刃稜線部14を滑らかにつなぐことは
困難であった。
【0020】本発明の多結晶硬質焼結体からなる切刃
は、ダイヤモンド粒度が#600〜#3,000程度の
ダイヤモンド砥石を用いて逃げ面12とすくい面13ま
たはネガランド面11を研磨して刃付けする。次に、#
1,500〜#3,000程度の粒子径を有するダイヤモ
ンド遊離砥粒を回転ブラシに塗布して、刃付けされた近
辺をホーニングすることが最も有効であることを見出し
た。切刃稜線部14及び逃げ面12とすくい面13また
はネガランド面11を滑らかにつなぐことによつて、切
り屑の排出が円滑になり、また切刃稜線部14の表面粗
さを小さくすることにより、仕上げ面の表面粗さを向上
させることができる。
【0021】次に、切削抵抗を下げるために、切刃稜線
部14の断面曲率半径Rを小さくすることを検討した。
この過程で断面曲率半径が小さすぎると、目標とする表
面粗さを得ることが工業的に出来ないことが判明した。
小さすぎる断面曲率半径では、欠落部の凹みを滑らかに
に出来ないためである。そこで、試切削を重ねた結果、
断面曲率半径Rは5〜30μmの範囲のとき、切削抵抗
の小さくなることが判明した。切刃稜線部の断面曲率半
径が30μmを越えると、実体のすくい角θ1が負の方
向に大きくなるために、切削抵抗が増加し加工中の切れ
味が低下する。特に高硬度材料を高精度に加工する場合
には、背分力が高くこの変動量が大きいために、高い寸
法精度を得ることが困難である。
【0022】従来、研削加工によって得られる高硬度材
の仕上げ面における通常の表面粗さは、十点平均粗さ
(Rz)で1.6μm程度であった。これを切削加工で
達成するためには、切刃稜線部14の表面粗さは十点平
均粗さ(Rz)で1.0μm以下であることが好ましい
ことが判った。そして、切刃稜線部14の表面粗さを
0.1μm未満に仕上げても、その効果は飽和し、経済
性の観点からも無駄であることを確認した。従って、切
刃稜線部14の表面粗さは十点平均粗さ(Rz)で0.
1〜1.0μmの範囲が適切である。
【0023】また、加工の進行と共に切刃は摩耗するた
め切刃稜線部14も後退するが、新たに形成される切刃
稜線部14は摩耗した逃げ面12と、すくい面13また
はネガランド面11とから形成されることになる。この
ため、加工進行中も優れた面粗さを維持し、クレータ摩
耗や逃げ面摩耗を防ぐためには、逃げ面12とすくい面
13またはネガランド面11はできるだけ平滑であるこ
とが望ましい。従って、逃げ面12とすくい面13、ま
たはネガランド面11の表面粗さは十点平均粗さ(R
z)で0.1〜0.5μmの範囲内であることが好まし
い。
【0024】一方、高硬度材料を加工するためには、切
刃材料にも高い硬度が要求される。このため、多結晶硬
質焼結体中の立方晶窒化硼素の含有量は、20〜95容
積%であることが望ましい。また、硬度の点のみを考慮
した場合、単結晶の立方晶窒化硼素もこの分野の加工用
途に適すると考えられるが、しかし、単結晶の場合劈開
に起因する欠けが発生し易いなどの問題があるために、
高硬度材料の加工用途においては、劈開しにくい多結晶
の立方晶窒化硼素焼結体を用いる方が好ましい。
【0025】また、逃げ面12とすくい面13またはネ
ガランド面11のなす切刃くさび角θ3が65゜未満の
場合、切刃くさび角θ3が小さいことにより高硬度材料
の切削初期において欠けが発生し易くなる。一方、切刃
くさび角θ3が125゜を超える場合には、切削抵抗が
増加して、所望の仕上げ面粗さは得られるものの、要求
する寸法精度が得られなくなる。このため、逃げ面12
とすくい面13またはネガランド面11のなす切刃くさ
び角θ3は、65゜〜125゜の範囲であることが好ま
しい。
【0026】さらに、切刃稜線部14の表面粗さを十点
平均粗さ(Rz)で0.1〜1.0μmの範囲内に納め
るためには、含有する立方晶窒化硼素の平均粒子径は
0.01〜5μmであることが好ましい。含有する立方
晶窒化硼素の平均粒子径が0.01μm未満で小さすぎ
る場合、焼結体中にこのような微粒子の凝集部分が発生
しやすく、これに起因して刃先の欠けが発生しやすくな
る。このため、立方晶窒化硼素の平均粒子径は小さすぎ
ても良くなく、大きすぎるのも好ましくないので、0.
01〜5μmの範囲が望ましい。
【0027】また、前記切刃の表面に、周期律表4a、
5a、6a族元素及びAl、Si、Bの元素からなる群
から選択される少なくとも1種の元素または該群から選
択される少なくとも1種の金属の窒化物、炭化物、酸化
物及びこれらの固溶体の中から選択される少なくとも1
種の化合物からなる被覆層を、物理的蒸着方法または化
学的蒸着方法によって形成して、耐摩耗性及び耐溶着性
を向上させることが好ましい。また、多結晶硬質焼結体
を接合している台金には、超硬合金、鋼材料等が用いら
れるが、高硬度材料を高精度に加工するためには、台金
も高い剛性を有することが望まれるので、台金の材料と
しては超硬合金、焼結超重量合金等を選択するのが適切
である。
【0028】
【実施例】本発明に係わるボールエンドミルの実施例
を、以下に説明する。 (実施例1)立方晶窒化硼素を含有する多結晶硬質焼結
体の切刃稜線部の断面曲率半径と切刃稜線部の粗さが、
被削材の仕上げ面粗さと加工精度に及ぼす影響を調べる
ために、立方晶窒化硼素を含有する表1の多結晶硬質焼
結体のボールエンドミルを準備した。
【0029】表1におけるボールエンドミルは、切刃が
図1に示すようにボールエンドミル本体と一体となって
いるソリッドタイプである。その切刃2は、0.5〜1
μmの平均粒子径を有する立方晶窒化硼素を50容積%
含有する多結晶硬質焼結体2aが台金2bと一体となっ
て、図1に示すようにコーナー部に鑞付けされている。
刃付け研摩は、#1,000ダイヤモンド砥石によって
実施した。この後、回転運動を行うブラシ表面に、5〜
8μmの粒子径(#2,000相当)のダイヤモンド遊
離砥粒を塗布し、これを切刃2のすくい面から押し当て
ることにより、切刃稜線部にホーニング加工を行った。
この時、加工時間を変えることにより、切刃稜線部の断
面曲率半径を種々変化させて試料の作製を行った。な
お、切刃くさび角はいずれも83゜とした。
【0030】切刃稜線部の断面曲率半径は、コントレー
サーを用いて測定した。コントレーサーの測定原理は表
面粗さ計と同じ手法であって、測定縦倍率と横倍率を同
等にして得られた曲線の曲率を測定する。また各試料の
切刃稜線部の粗さの測定は、ナイフエッジ状端子を切刃
稜線部に直角に当てたが、測定距離が充分に取れず、カ
ットオフ値0.08mm、測定長さ1.0mmにて、下
記の条件にて行った。 粗さ計の測定子形状:ナイフエッジ状端子 測定長さ:1mm 測定子送り速度:0.03mm/sec カットオフ値:0.08mm 測定縦倍率:20,000倍 測定横倍率:100倍
【0031】
【表1】
【0032】この結果、切刃稜線部の断面曲率半径の小
さい試料1Aはすくい面、あるいは逃げ面の加工時に切
刃稜線部に発生したチッピングを、ホーニングにより充
分に除去できず、これが原因で表面粗さが際立って大き
くなっている。これら5個の試料について、下記に示す
条件にて切削試験を実施した。
【0033】図4に、被削材200の形状寸法を示す。
浸炭焼入鋼(SCM415)からなる被削材200は、
硬度HRC60に浸炭処理されている。斜面には、半径
10mmのボール溝201が5溝設けられ、ボールエン
ドミル本体1を矢印Bの如く直線的に移動させ、αから
βまでを1パスとして1溝あたり往復4パスさせた後の
仕上げ面粗さを表2に示す。切削条件の詳細を下記に示
す。 切削速度:250(m/min) 切り込み深さd:0.2(mm) 送り速さ:0.2(mm/rev) 切削溝数:5溝 ボールエンドミルの刃数:2枚刃 被削材目標仕上げ面粗さ:Rz=1.2(μm)以下
【0034】切刃稜線部の断面曲率半径が小さい試料1
Aは、切刃稜線部の粗さが大きいために転写される仕上
げ面粗さが大きく、所望の仕上げ面粗さを得ることがで
きなかった。一方、切刃稜線部の断面曲率半径が大きい
試料1Eは、切刃稜線部の表面粗さは小さいが、切削抵
抗が大きいために負荷変動も大きく、部分的にビビリが
発生したので結果的に目標仕上げ面粗さに到達しなかつ
た。
【0035】これに対して本特許請求の範囲内である試
料1B〜1Dは、切刃稜線部の表面粗さが小さいため
に、優れた仕上げ面粗さを得られることが判った。加え
て切刃稜線部の断面曲率半径が小さいために切削抵抗の
増加が抑制されて、ビビリの発生もなく高精度な加工が
できることが明らかとなった。
【0036】
【表2】
【0037】(実施例2)立方晶窒化硼素を含有する多
結晶硬質焼結体の切刃のすくい面粗さと切刃稜線部の粗
さが、被削材の仕上げ面粗さに及ぼす影響を調べるため
に、立方晶窒化硼素を含有する表3の多結晶硬質焼結体
のボールエンドミルを準備した。
【0038】表3におけるボールエンドミルは、図1に
示すようなソリッドタイプである。その切刃2は、1〜
3μmの平均粒子径を有する立方晶窒化硼素を65容積
%含有する多結晶硬質焼結体2aが台金2bと一体とな
って、図1に示すようにコーナー部に鑞付けされてい
る。刃付け研摩は、#1,200ダイヤモンド砥石によ
って実施した。
【0039】その後、試料2Aは、#800相当のダイ
ヤモンド砥粒が埋め込まれたワイヤーブラシを回転させ
ながら切刃に当てることにより、切刃稜線部にホーニン
グ加工を実施した。一方、試料2Bは、回転運動を行う
ブラシ表面に、8〜16μmの粒子径(#1、500相
当)のダイヤモンド遊離砥粒を塗布し、これを切刃2の
すくい面から押し当てることにより、切刃稜線部にホー
ニング加工を行った。また試料2Cは、2Bと同様の方
法により、ブラシ表面に5〜8μmの粒子径(#2,0
00相当)のダイヤモンド遊離砥粒を塗布し、切刃稜線
部にホーニング加工を行った。なお、切刃くさび角はい
ずれも115゜とした。
【0040】その後、実施例1と同様の方法により、各
試料の切刃稜線部の粗さを測定した。また、すくい面の
表面粗さは、すくい面に直角に針状端子を当て、カット
オフ値0.08mm、測定長さ1.0mmにて、下記の
条件にて行った。 粗さ計の測定子形状:針状端子 測定長さ:1mm 測定子送り速度:0.03mm/sec カットオフ値:0.08mm 測定縦倍率:20,000倍 測定横倍率:100倍
【0041】
【表3】
【0042】この結果、比較的粗い粒度のダイヤモンド
ワイヤーブラシによって、切刃にホーニング加工がなさ
れた試料2Aは、すくい面や逃げ面の粗さを改善する効
果が低く、また、切刃稜線部の表面粗さも大きい値とな
った。これら3個の試料について、次に示す条件で切削
試験を実施した。
【0043】被削材の材質と形状寸法は、図4と同様の
ものを用い、斜面には、半径10mmのボール溝201
を15溝設け、ボールエンドミル本体1を矢印Bの如く
直線的に移動させ、αからβまでを1パスとして1溝あ
たり往復4パスさせて、第1パスと第60パス後の仕上
げ面粗さを表4に示す。切削条件の詳細を下記に示す。 切削速度:200(m/min) 切り込み深さd:0.15(mm) 送り速さ:0.2(mm/rev) 切削溝数:15溝 ボールエンドミルの刃数:2枚刃 被削材目標仕上げ面粗さ:Rz=1.2(μm)以下
【0044】
【表4】
【0045】その結果試料2Aは、切刃稜線部の粗さが
大きくこれが被削材表面に転写されるために、切削初期
の段階から終了に至る迄要求の表面粗さを得ることがで
きなかった。これに対して切刃稜線部の粗さの小さい試
料2B、2Cは、切削初期から優れた仕上げ面が得ら
れ、要求の表面粗さを確保することができた。
【0046】(実施例3)立方晶窒化硼素を含有する多
結晶硬質焼結体の切刃において、立方晶窒化硼素の平均
粒子径が、切刃稜線部の粗さと被削材の仕上げ面粗さに
及ぼす影響を調べるために、立方晶窒化硼素を含有する
表5の多結晶硬質焼結体のボールエンドミルを準備し
た。
【0047】表5におけるボールエンドミルは、図1に
示すようなソリッドタイプである。その切刃2は、立方
晶窒化硼素を55容積%含有する多結晶硬質焼結体2a
が台金2bと一体となって、図1に示すようにコーナー
部に鑞付けされている。刃付け研摩は、#1,000ダ
イヤモンド砥石によって実施した。その後、実施例1と
同様の手順により刃先にホーニング加工を行った。な
お、このとき切刃稜線部の断面曲率半径は20μmであ
り、切刃くさび角は108°とした。
【0048】
【表5】
【0049】表5のうち、立方晶窒化硼素の平均粒子径
が非常に細かい試料3Aは、焼結体中に微粒子の凝集に
起因する不均一な組織が存在するために、切刃強度が低
く切刃形成中に欠けが発生し易すかった。切刃に欠けの
生じなかった試料3B〜3Fについて、下に示す条件に
て切削試験を実施した。
【0050】被削材の材質と形状寸法は、図4と同様の
ものを用い、斜面には、半径10mmのボール溝201
を10溝設け、ボールエンドミル本体1を矢印Bの如く
直線的に移動させ、αからβまでを1パスとして1溝あ
たり往復4パスさせた後の仕上げ面粗さを表6に示す。
切削条件の詳細を下記に示す。 切削速度:250(m/min) 切り込み深さd:0.2(mm) 送り速さ:0.3(mm/rev) 切削溝数:10溝 ボールエンドミルの刃数:4枚刃 被削材目標仕上げ面粗さ:Rz=1.2(μm)以下
【0051】
【表6】
【0052】その結果、立方晶窒化硼素の平均粒子径の
大きい試料3Fは、切刃稜線部の粗さが大きいために、
要求される被削材の仕上げ面粗さを確保する事ができな
かったことが判る。これに対して、本件発明である試料
3B〜3Eは、切刃稜線部の粗さが小さいために、要求
される仕上げ面粗さを安定して確保でき、高精度な加工
が行えることが明らかとなった。
【0053】(実施例4)立方晶窒化硼素を含有する多結
晶硬質焼結体の切刃において、逃げ面とネガランド面と
のなす角である切刃くさび角が、被削材の加工精度と仕
上げ面粗さに及ぼす影響を調べるために、立方晶窒化硼
素を含有する表7の多結晶硬質焼結体のボールエンドミ
ルを準備した。
【0054】表7におけるボールエンドミルは、図1に
示すようなソリッドタイプである。その切刃2は、1.
2μmの平均粒子径を有する立方晶窒化硼素を70容積
%含有する多結晶硬質焼結体2aが台金2bと一体とな
って、図1に示すようにコーナー部に鑞付けされてい
る。そして異なる逃げ面とネガランド面を組み合わせ
て、表7に示すように6段階の切刃くさび角の試料を用
意した。刃付け研摩は、#1,500ダイヤモンド砥石
によって実施した後、実施例1と同様の手順により切刃
稜線部の断面曲率半径が28μmである試料4A〜4F
を準備した。なお、切刃稜線部の表面粗さはRz=0.
3〜0.8μmの範囲であった。
【0055】
【表7】
【0056】被削材の材質と形状寸法は、図4と同様の
ものを用い、斜面には、半径10mmのボール溝201
を5溝設け、ボールエンドミル本体1を矢印Bの如く直
線的に移動させ、αからβまでを1パスとして1溝あた
り往復4パスさせた後の仕上げ面粗さを表8に示す。切
削条件の詳細を下記に示す。 切削速度:230(m/min) 切り込み深さd:0.2(mm) 送り速さ:0.2(mm/rev) 切削溝数:5溝 ボールエンドミルの刃数:2枚刃 被削材目標仕上げ面粗さ:Rz=1.2(μm)以下
【0057】
【表8】
【0058】表8の結果から明らかなように、逃げ面と
ネガランド面とのなす切刃くさび角の小さい4Aは、切
刃のくさび角が小さいために切削抵抗が変動し易く、実
用上差し支えない程度のビビリが発生した。又、切刃く
さび角が大きい4Fは、切刃のくさび角が大きいため相
対的に切削抵抗が大きく、実用上差し支えない程度のビ
ビリが発生した。これに対して4B〜4Eは、好ましい
切刃くさび角の範囲内であるため、切削抵抗は小さくこ
れの変動も小さくビビリの発生がなく目標仕上げ面粗さ
を達成することができた。
【0059】(実施例5)切刃表面に被覆層を形成した
場合の、被削材の仕上げ面粗さへの効果を確認するため
に、表9の被覆層を形成したボールエンドミルを準備し
た。
【0060】表9におけるボールエンドミルは、図1に
示すようなソリッドタイプである。その切刃2は、1〜
3μmの平均粒子径を有する立方晶窒化硼素を65容積
%含有する多結晶硬質焼結体2aが台金2bと一体とな
って、図1に示すようにコーナ部に鑞付けされている。
試料5A、5Bともに刃付け研磨を、#1,200ダイ
ヤモンド砥石を使用して実施し、切刃くさび角が何れも
105°となるように製作した。
【0061】さらに、回転運動を行うブラシ表面に8〜
16μmの粒子径(#1,500相当)のダイヤモンド遊
離砥粒を塗布して、これを切刃2のすくい面から押し当
てることにより、切刃稜線部に断面曲率半径15μmの
ホーニング加工を行った。その後、試料5Bには切刃2
の表面に物理的蒸着方法により厚みが2μmのTiAl
Nの被覆層を形成した。そして、実施例2と同様の方法
により、各試料の切刃稜線部の粗さを測定した。
【0062】
【表9】
【0063】これら2個の試料を用いて、下記に示す条
件で切削試験を実施した。 切削速度:200(m/min) 切り込み深さ:0.15(mm) 送り早さ:0.2(mm/rev) 切削溝数:20溝 ボールエンドミルの刃数:2枚刃 被削材目標仕上げ面粗さ:Rz=1.2(μm) 被削材の材質と形状寸法は、図4と同様のものを用い、
斜面には、半径10mmのボール溝201を20溝設
け、ボールエンドミル本体1を矢印Bの如く直線的に移
動させ、αからβまでを1パスとして1溝あたり往復4
パスさせて、第1パスと第80パス後の仕上げ面粗さを
測定した。その結果を表10に示す。
【0064】
【表10】
【0065】この結果、2個の試料ともに要求の被削材
目標仕上げ面粗さ:Rz=1.2(μm)以下を確保する
ことが出来、更にいえば、試料5Bは試料5Aに比較し
て、第1パス後及び第80パス後ともに仕上げ面粗さが
優れている。これは、TiAlN被覆層の耐溶着性の効
果と考えられ、切削パス数を増加するにつれて耐摩耗性
の効果もあらわれ、工具の寿命延長を図ることができ
る。
【0066】
【発明の効果】本発明に基づく、切刃稜線部の断面曲率
半径が5〜30μmで、且つ切刃稜線部の表面粗さが
0.1〜1.0μmであるボールエンドミルは、ホルダ
ーとの接合形状や手段を工夫することにより、切刃の芯
ブレを極小化して焼入れ鋼や鋳鉄などの材料を切削加工
により高精度に加工することができた。すなわち、本発
明のボールエンドミルを用いることにより、被削材の表
面粗さが1.6μm以下の滑らかな仕上げ面を得ること
ができた。その結果、従来の能率の劣る研削加工に依存
していた工程を、切削加工に置き換えて加工能率を飛躍
的に向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボールエンドミルの正面図及び側面図
である。
【図2】本発明に係わるネガランド面を有する切刃の拡
大図である。
【図3】本発明に係わるネガランド面の無い切刃の拡大
図である。
【図4】本発明に係わる被削材の形状寸法である。
【図5】従来のサイドロックタイプにおけるコレットホ
ルダー結合部の断面図である。
【符号の説明】
1 ボールエンドミル本体 2 切刃 2a 多結晶硬質焼結体 2b 台金 3 切り屑ポケット 4 シャンク部 5 センター穴 11 ネガランド面 12 逃げ面 13 すくい面 14 切刃稜線部 15 水平線 16 垂直線 200 被削材 201 ボール溝 θ1 すくい角 θ2 逃げ角 θ3 切刃くさび角

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボールエンドミルの切刃が、立方晶窒化硼
    素を20〜95容積%含有する多結晶硬質焼結体からな
    り、切刃稜線部の断面曲率半径が5〜30μmであり、
    切刃の逃げ面とすくい面またはネガランド面が前記断面
    曲率半径上で滑らかにつながり、前記切刃稜線部の表面
    粗さが十点平均粗さ(Rz)で0.1〜1.0μmであ
    ることを特徴とするボールエンドミル。
  2. 【請求項2】前記切刃の逃げ面とすくい面またはネガラ
    ンド面の表面粗さが、十点平均粗さ(Rz)で0.1〜
    0.5μmであることを特徴とする請求項1に記載のボ
    ールエンドミル。
  3. 【請求項3】前記切刃の逃げ面とすくい面またはネガラ
    ンド面とのなす切刃くさび角が、65°〜125°であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のボールエ
    ンドミル。
  4. 【請求項4】前記多結晶硬質焼結体が、立方晶窒化硼素
    を20〜95容積%含有し、その平均粒径が0.01〜
    5μmであることを特徴とする請求項1に記載のボール
    エンドミル。
  5. 【請求項5】前記切刃の表面に、周期律表4a、5a、
    6a族元素及びAl、Si、Bの元素からなる群から選
    択される少なくとも1種の元素または該群から選択され
    る少なくとも1種の金属の窒化物、炭化物、酸化物及び
    これらの固溶体の中から選択される少なくとも1種の化
    合物からなる被覆層が形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれかに記載のボールエンドミル。
  6. 【請求項6】ボールエンドミル本体が超硬合金または焼
    結超重量合金からなり、シャンク部がコレットホルダー
    に焼嵌めされる形状としたことを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれかに記載のボールエンドミル。
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