JP2001278017A - 前後調節可能な車両用ペダル装置 - Google Patents

前後調節可能な車両用ペダル装置

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JP2001278017A JP2000102233A JP2000102233A JP2001278017A JP 2001278017 A JP2001278017 A JP 2001278017A JP 2000102233 A JP2000102233 A JP 2000102233A JP 2000102233 A JP2000102233 A JP 2000102233A JP 2001278017 A JP2001278017 A JP 2001278017A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の操作ペダルを同時に車両の前後方向へ
移動させることができる簡単且つコンパクトで安価な車
両用ペダル装置を提供する。 【解決手段】 ブレーキペダル装置18は、非踏込み操
作時に調節リンク30が調節手段42によって支持軸1
6まわりに回動させられることにより、駆動リンク40
などの作用でブレーキペダル34が車両の前後方向へ移
動させられるようになっており、そのブレーキペダル3
4が回動可能に取り付けられた第1連結軸32に、アク
セルペダル装置20のペダル保持部材54を回動可能に
配設するとともに、そのペダル保持部材54とブラケッ
ト14とを連動リンク62で連結することにより、ブレ
ーキペダル34と共にアクセルペダル装置20のペダル
保持部材54も車両の前後方向へ移動させられるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブレーキペダルやア
クセルペダル等の車両用のペダル装置に係り、特に、踏
部の位置を車両の前後方向へ移動させることができる車
両用ペダル装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(a) 車体に固設されるブラケットと、
(b) そのブラケットに支持軸まわりに回動可能に配設さ
れ、その支持軸まわりに回動させられることにより出力
する回動アームと、(c) 前記支持軸と平行に前記ブラケ
ットに配設された調節軸(支持軸と共通の場合を含む)
まわりに回動可能に取り付けられ、調節手段によりその
調節軸まわりに回動させられるとともに所定の回動位置
に位置決めされる調節リンクと、(d) 前記支持軸と平行
な第1連結軸まわりに相対回動可能に前記調節リンクに
連結されるとともに、運転者によって踏込み操作される
踏部が設けられ、その踏部が踏込み操作されることによ
りその第1連結軸まわりに回動させられる操作ペダル
と、(e) その操作ペダルと前記回動アームとに跨がって
配設されるとともに、前記調節軸および前記第1連結軸
と共に四角形を形成する位置に前記支持軸と平行に設け
られた第2連結軸、第3連結軸まわりに相対回動可能に
それ等の操作ペダル、回動アームに連結され、前記調節
リンクと協働してその操作ペダルを一定の姿勢に位置決
めする一方、前記踏部が踏込み操作されてその操作ペダ
ルが前記第1連結軸まわりに回動させられると、前記回
動アームを前記支持軸まわりに回動させる駆動リンク
と、を有し、(f) 前記調節リンクが前記調節手段によっ
て前記調節軸まわりに回動させられることにより、前記
駆動リンクを前記第3連結軸まわりに回動させながら前
記操作ペダルを車両の前後方向へ円弧運動させて、非踏
込み操作時における前記踏部の位置を車両の前後方向へ
移動させる前後調節可能な車両用ペダル装置が、実開昭
51−22218号公報に記載されている。このような
車両用ペダル装置によれば、運転者の体格に応じて操作
ペダルの踏部の位置を車両の前後へ移動させることがで
きるため、運転操作が容易になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の前後調節可能な車両用ペダル装置は、ブレー
キペダルやアクセルペダルなど単一の操作ペダルを前後
移動させるだけであるため、複数の操作ペダルに適用す
る場合には、それぞれ独立に構成する必要があり、装置
が大がかりになって大きな配設スペースが必要になると
ともにコストが高くなる。
【0004】なお、米国特許第3643525号公報に
は、2本の操作ペダルをそれぞれ車両前後方向に配設さ
れたねじ軸に取り付け、その一対のねじ軸を可撓性のケ
ーブルを介して連動して回転駆動することにより同時に
前後移動させる車両用ペダル装置が記載されているが、
駆動源が共通しているだけで、操作ペダルを前後移動さ
せるための機構は基本的に2組必要であり、装置が大掛
かりになるとともにケーブルの連結も実際のスペースの
中では難しいなど、必ずしも十分に満足できない。ま
た、2本のねじ軸が車両の前後方向に配設されるため、
上記従来技術(実開昭51−22218号公報)に比較
して前後方向の配設スペースが大きくなり、車両搭載上
好ましくない。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、複数の操作ペダルを
同時に車両の前後方向へ移動させることができる簡単且
つコンパクトで安価な車両用ペダル装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、(a) 車体に固設されるブラケット
と、(b) そのブラケットに設けられた支持軸まわりに回
動可能に配設され、その支持軸まわりに回動させられる
ことにより出力する回動アームと、(c) 前記支持軸と平
行に前記ブラケットに配設された調節軸まわりに回動可
能に取り付けられ、調節手段によりその調節軸まわりに
回動させられるとともに所定の回動位置に位置決めされ
る調節リンクと、(d) 前記支持軸と平行な第1連結軸ま
わりに相対回動可能に前記調節リンクに連結されるとと
もに、運転者によって踏込み操作される踏部が設けら
れ、その踏部が踏込み操作されることによりその第1連
結軸まわりに回動させられる第1ペダルと、(e) その第
1ペダルと前記回動アームとに跨がって配設されるとと
もに、前記調節軸および前記第1連結軸と共に四角形を
形成する位置に前記支持軸と平行に設けられた第2連結
軸、第3連結軸まわりに相対回動可能にそれ等の第1ペ
ダル、回動アームに連結され、前記調節リンクと協働し
てその第1ペダルを一定の姿勢に位置決めする一方、前
記踏部が踏込み操作されてその第1ペダルが前記第1連
結軸まわりに回動させられると、前記回動アームを前記
支持軸まわりに回動させる駆動リンクと、を有し、(f)
前記調節リンクが前記調節手段によって前記調節軸まわ
りに回動させられることにより、前記駆動リンクを前記
第3連結軸まわりに回動させながら前記第1ペダルを車
両の前後方向へ円弧運動させて、非踏込み操作時におけ
る前記踏部の位置を車両の前後方向へ移動させる前後調
節可能な車両用ペダル装置において、(g) 第2ペダルが
回動可能に配設されたペダル保持部材を、前記支持軸と
平行に前記調節リンクに設けられた取付軸に回動可能に
配設するとともに、(h) そのペダル保持部材と前記ブラ
ケットなどの車体側部材とに跨がって配設されるととも
に、前記調節軸および前記取付軸と共に四角形を形成す
る位置において前記支持軸と平行に設けられた第4連結
軸、第5連結軸まわりに相対回動可能にそれ等のペダル
保持部材、車体側部材に連結され、そのペダル保持部材
を一定の姿勢に位置決めするとともに、前記調節リンク
が前記調節手段によって前記調節軸まわりに回動させら
れることにより、その第5連結軸まわりに回動させられ
てそのペダル保持部材をその調節リンクと協働して車両
の前後方向へ円弧運動させ、非踏込み操作時における前
記第2ペダルの位置を車両の前後方向へ移動させる連動
リンクを有することを特徴とする。
【0007】第2発明は、第1発明の前後調節可能な車
両用ペダル装置において、前記第1ペダルは常用ブレー
キ用のブレーキペダルで、前記第2ペダルはアクセルペ
ダルであることを特徴とする。
【0008】第3発明は、前記第1発明または第2発明
の前後調節可能な車両用ペダル装置において、前記支持
軸は前記調節軸を兼ねており、前記第1連結軸は前記取
付軸を兼ねていることを特徴とする。
【0009】第4発明は、第3発明の前後調節可能な車
両用ペダル装置において、前記第4連結軸および前記第
5連結軸は、前記第1ペダルが踏込み操作されていない
状態で前記第2連結軸、前記第3連結軸とそれぞれ略同
軸になる位置に設けられていることを特徴とする。
【0010】第5発明は、第1発明〜第4発明の何れか
の前後調節可能な車両用ペダル装置において、前記第1
ペダルの踏部が運転席に最も近くなる後側移動端でその
踏部の高さが最も低くなり、その後側移動端から前側移
動端へ移動するに従って高さが高くなるように、前記調
節手段によるその踏部の前後調節範囲が定められている
ことを特徴とする。
【0011】第6発明は、第1発明〜第5発明の何れか
の前後調節可能な車両用ペダル装置において、(a) 前記
第1連結軸および前記第2連結軸は、それぞれ前記調節
軸、前記第3連結軸よりも下方に設けられているととも
に、その第2連結軸および第3連結軸は、それぞれ第1
連結軸、調節軸よりも車両前後方向の後側に設けられて
いる一方、(b) 前記調節軸と前記第1連結軸との間のリ
ンク長さをL1 、その第1連結軸と前記第2連結軸との
間のリンク長さをL2 、その第2連結軸と前記第3連結
軸との間のリンク長さをL3 、その第3連結軸と前記調
節軸との間のリンク長さをL4 とした時、L1 ≧L3
且つL2 >L4 、およびL1 <L3 で且つL2 ≧L4
何れか一方を満足することを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】第1発明の前後調節可能な車両用ペダル
装置は、前記従来技術(実開昭51−22218号)の
調節リンクに第2ペダルのペダル保持部材を回動可能に
配設するとともに、そのペダル保持部材と車体側部材と
に跨がって連動リンクを連結したもので、調節リンクが
調節手段によって調節軸まわりに回動させられることに
より、第1ペダルと連動して第2ペダルのペダル保持部
材が車両の前後方向へ円弧運動させられ、第1ペダルお
よび第2ペダルが運転者の体格などに応じて同時に適切
な位置へ移動させられる。
【0013】その場合に、本発明では第2ペダルのペダ
ル保持部材を調節リンクに配設するとともに、そのペダ
ル保持部材と車体側部材との間に連動リンクを配設する
だけで良いため、装置が簡単且つコンパクトに構成さ
れ、配設スペースやコストが大幅に節減される。また、
一対の第1ペダルおよび第2ペダルを、ケーブルで連結
することなく同じアッセンブリの中で構成して、略同じ
動きをさせることが可能である。
【0014】第2発明では、第1ペダルが常用ブレーキ
用のブレーキペダルで、第2ペダルがアクセルペダルで
あり、比較的大きな踏力(踏込み操作力)が加えられる
第1ペダル(ブレーキペダル)が回動可能に配設される
調節リンクはブラケットなどを含めて高い機械的強度
(剛性など)を有して構成される一方、第2ペダル(ア
クセルペダル)に加えられる踏力は比較的小さいため、
第2ペダルのペダル保持部材を調節リンクに配設しても
必要十分な機械的強度を容易に確保できる。
【0015】第3発明では、回動アームが回動可能に取
り付けられる支持軸が調節軸を兼ねているとともに、第
1ペダルが回動可能に取り付けられる第1連結軸が取付
軸を兼ねているため、調節軸を支持軸と別個に配設した
り取付軸を第1連結軸と別個に配設したりする場合に比
較して、装置が一層簡単且つコンパクトに構成される。
【0016】第4発明では、連動リンクが連結される第
4連結軸および第5連結軸が、第1ペダルが踏込み操作
されていない状態で第2連結軸、第3連結軸とそれぞれ
略同軸になる位置に設けられているため、第2ペダルや
そのペダル保持部材は第1ペダルと略一体的に車両の前
後方向へ移動させられるようになり、前後移動に伴う第
2ペダルの高さ変化や姿勢変化が第1ペダルと略同じ特
性になり、前後調節時に両ペダルの姿勢や位置関係が相
対的に変化して違和感を生じさせることがない。
【0017】第5発明では、第1ペダルの踏部が運転席
に最も近くなる後側移動端でその踏部の高さが最も低く
なり、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従っ
て高さが高くなるようになっているため、踏部の前後位
置とともに高さが運転者の体格に合わせて適切に調節さ
れるようになり、第1ペダルのペダル操作が一層容易に
なる。すなわち、一般に踏部を運転席側へ移動させて使
用する運転者は脚が短くて足の大きさも小さい一方、踏
部を運転席から離して使用する運転者は脚が長くて足の
大きさも大きいのが普通であるため、後側移動端から前
側移動端へ向かうに従って踏部の高さが高くなるように
すれば、小柄な運転者から大柄な運転者まで、楽にペダ
ル操作できるようになるのである。
【0018】この第5発明が第4発明に適用された場合
には、第2ペダルも同じ特性で踏部の高さが変化させら
れるため、第2ペダルについてもペダル操作が一層容易
になる。
【0019】第6発明では、第1連結軸および第2連結
軸がそれぞれ調節軸、第3連結軸よりも下方に設けられ
ているとともに、第2連結軸および第3連結軸がそれぞ
れ第1連結軸、調節軸よりも車両前後方向の後側に設け
られている一方、各リンク長さL1 〜L4 が、L1 ≧L
3 で且つL2 >L4 、およびL1 <L3 で且つL2 ≧L
4 の何れか一方を満足するため、第1ペダルの踏部が後
側移動端へ移動するに従って踏部の足載せ面が上向きに
なるように第1ペダルの姿勢が変化するようになる。こ
れにより、運転席に最も近くなる後側移動端で足載せ面
が最も上向きになり、その後側移動端から前側移動端へ
移動するに従って足載せ面が横向き(運転席側向き)に
なるため、踏部の前後位置とともに足載せ面の向きが運
転者の体格に合わせて適切に調節されるようになり、ペ
ダル操作が一層容易になる。すなわち、運転席に近い後
側移動端程ペダルの踏部は上方から踏込み操作されるた
め、後側移動端程足載せ面が上向きになり、前側移動端
へ向かうに従って足載せ面が横向きになるように姿勢変
化すれば、小柄な運転者から大柄な運転者まで、楽に踏
込み操作できるようになるのである。
【0020】この第6発明が第4発明に適用された場合
には、第2ペダルも同じ特性で踏部の姿勢が変化させら
れるため、第2ペダルについてもペダル操作が一層容易
になる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1ペダルおよび第2ペ
ダルは、ブレーキペダルやアクセルペダル、クラッチペ
ダル、パーキングブレーキペダルなど、車両用の総ての
操作ペダルに適用され得る。第2発明では第1ペダルが
ブレーキペダルで第2ペダルがアクセルペダルである
が、他の発明の実施に際しては種々の組み合わせが可能
である。
【0022】回動アームには、例えばペダルの踏込み操
作によって押圧されるブレーキブースタのロッドや、踏
込み操作により引っ張られるアクセラレータケーブル、
パーキングブレーキケーブルなどの作用部材が接続さ
れ、その作用部材を介して踏込み操作力や操作量を機械
的に出力するように構成されるが、回動アームの回転角
やトルクなどを検出装置により電気的に検出して出力す
る場合であっても良い。
【0023】第1ペダルを中心にして、その一方の側部
に第2ペダルを配設するとともに、他方の側部に第3ペ
ダルを第2ペダルと同様にして配設することも可能であ
る。また、第2ペダルを中心にして、第1ペダルと反対
側に、その第1ペダルと同様に回動アーム、調節リン
ク、駆動リンク、第3ペダル、調節手段などを有するペ
ダル装置を配設するようにしても良い。その場合に、支
持軸や調節軸、第1連結軸、取付軸、調節手段などの共
通化を図ることもできる。
【0024】調節リンクを回動させる調節手段は、手動
操作で調節リンクを回動させるものでも良いし、電動モ
ータなどの駆動手段を用いてスイッチ操作などにより自
動的に調節リンクを回動させるものでも良い。この調節
手段は、ブラケットなどの車体側部材と調節リンクとに
跨がって配設される。
【0025】第3発明、第4発明では、支持軸が調節軸
を兼ねているとともに第1連結軸が取付軸を兼ねている
が、他の発明の実施に際しては、それ等の調節軸や取付
軸を支持軸や第1連結軸と別個に構成して同軸に配設し
たり、支持軸や第1連結軸と別の位置に配設したりする
ことができる。第4発明は第3発明に従属しているが、
調節軸が支持軸と別個に設けられている場合でも、他の
構成が第4発明を満足していれば第4発明と同様の作用
効果が得られる。
【0026】第4発明では、第4連結軸および第5連結
軸が、第1ペダルが踏込み操作されていない状態で第2
連結軸、第3連結軸とそれぞれ略同軸になる位置に設け
られているが、第3発明を含めた他の発明ではそれ等の
第4連結軸、第5連結軸の位置を適宜設定することが可
能で、前後移動に伴う第2ペダルの高さ変化や姿勢変化
を第1ペダルと異なる特性にすることができる。
【0027】第5発明では、第1ペダルの踏部が運転席
に最も近くなる後側移動端で踏部の高さが最も低くな
り、その後側移動端から前側移動端へ移動するに従って
高さが高くなるようになっているが、他の発明の実施に
際しては、後側移動端および前側移動端における踏部の
高さが略同じであっても良いなど、適宜設定される。
【0028】第6発明では、第1ペダルの踏部が後側移
動端へ移動するに従って踏部の足載せ面が上向きになる
ように第1ペダルの姿勢が変化するが、他の発明の実施
に際しては、例えば踏部が一定の姿勢で円弧状に平行移
動させられたり、第6発明とは反対の特性で姿勢変化し
たりするようになっていても良い。
【0029】踏部を一定の姿勢で円弧状に平行移動させ
る態様としては、例えば第6発明に記載の車両用ペダル
装置において、各リンク長さL1 〜L4 が、L1 =L3
で且つL2 =L4 を満足するようにすれば良い。その場
合に、前記第1連結軸が前記調節軸の真下になる位置が
前記踏部の後側移動端になるように該踏部の前後調節範
囲を定めれば、その後側移動端で踏部の高さが最も低く
なる。後側移動端における第1連結軸の位置が、調節軸
の真下か車両前側であれば、後側移動端における踏部の
高さが最も低くなる。なお、駆動リンクの位置は、調節
軸および第1連結軸より車両前後方向の前側であっても
良い。
【0030】第6発明では、駆動リンクが調節軸および
第1連結軸よりも車両前後方向の後側に配設されている
が、第1発明〜第5発明の実施に際しては、駆動リンク
を調節軸および第1連結軸よりも車両前後方向の前側に
配設するようにしても良く、各リンク長さL1 〜L4
所定の要件を満足するように適宜設定される。例えば、
車両前側に位置するリンクのリンク長さをL1 、下側に
位置する第1連結軸と第2連結軸との間のリンク長さを
2 、車両後側に位置するリンクのリンク長さをL3
上側に位置する第3連結軸と調節軸との間のリンク長さ
をL4 とした時、L1 ≧L3 で且つL2 >L4 、および
1 <L3 で且つL2 ≧L4 の何れか一方を満足するよ
うにすれば、第6発明と同様の効果が得られる。
【0031】また、第6発明では、第1連結軸および第
2連結軸が調節軸、第3連結軸よりも下方に設けられて
いるが、他の発明の実施に際しては、それ等の第1連結
軸および第2連結軸をそれぞれ調節軸、第3連結軸より
も上方に配設して四角形のリンク機構を構成することも
可能である。
【0032】なお、本明細書において「・・・軸まわり
に回動」とは、特に支障がない限り「・・・軸の軸心ま
わりに回動」と同義であり、必ずしも軸に対する相対回
動を意味するものではない。
【0033】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1の(a) 、(b) は、本発明が適用さ
れた車両用ペダル装置10の一部を切り欠いた正面図
で、車両に配設された状態を示す図であり、図の左側が
車両の前方で右側が車両の後方すなわち運転席側であ
る。また、図2は、かかる車両用ペダル装置10の一部
を分解して示す斜視図であり、この車両用ペダル装置1
0は、車体12に固設されたブラケット14の支持軸1
6に配設された常用ブレーキ用のブレーキペダル装置1
8と、そのブレーキペダル装置18に一体的に配設され
たアクセルペダル装置20とを備えている。
【0034】ブレーキペダル装置18は、ブレーキペダ
ル34の踏部22が踏込み操作されると、支持軸16ま
わりに回動可能に配設された回動アーム28が図1(a)
、(b) に示す原位置から右まわりに回動させられ、ク
レビスを介して連結されたブレーキブースタのロッド2
4を押圧することにより、図示しないマスターシリンダ
のプッシュロッドを押し込んでブレーキ油圧を発生させ
るようになっている。本実施例ではブレーキブースタの
ロッド24が作用部材に相当する。支持軸16は、その
軸心が車両の幅方向と略平行になる姿勢でブラケット1
4に取り付けられるようになっている。
【0035】また、このブレーキペダル装置18は、ブ
レーキペダル34の非踏込み操作時すなわち原位置にお
ける踏部22の位置を図1の(a) に示す前側移動端から
(b)に示す後側移動端まで移動させることができるよう
になっており、(i) 支持軸16まわりに回動可能に配設
されるとともに前記ロッド24が接続される回動アーム
28と、(ii)上端部において、前記回動アーム28に対
して相対回動可能な状態で支持軸16に回動可能に連結
された調節リンク30と、(iii) その調節リンク30の
下端部に、前記支持軸16と平行な第1連結軸32まわ
りに相対回動可能に連結されるとともに、前記踏部22
が設けられたブレーキペダル34と、(iv)下端部が前記
第1連結軸32よりも車両の後側において前記支持軸1
6と平行な第2連結軸36まわりに相対回動可能にブレ
ーキペダル34に連結されるとともに、上端部が前記支
持軸16よりも車両の後側においてその支持軸16と平
行な第3連結軸38まわりに相対回動可能に前記回動ア
ーム28に連結された駆動リンク40と、を備えて構成
されている。調節リンク30および駆動リンク40は、
図2から明らかなようにそれぞれ2枚のプレートにて構
成されている。なお、ブレーキペダル34は第1ペダル
に相当する。また、本実施例では支持軸16が調節軸を
兼ねているが、調節リンク30が取り付けられる調節軸
を、回動アーム28が取り付けられる支持軸16と別個
に別の位置に配設しても良い。
【0036】回動アーム28は、ブレーキペダル34の
非踏込み操作時にはロッド24により支持軸16の左ま
わりに押し戻されて、図1(a) 、(b) に示す一定の基準
位置に位置決めされるようになっており、ブレーキペダ
ル34が踏込み操作されることにより支持軸16の右ま
わりに回動させられて、ロッド24を押圧する。この回
動アーム28が基準位置に保持された状態がブレーキペ
ダル装置18の原位置である。回動アーム28の基準位
置は、ロッド24のブレーキブースタからの突出寸法に
よって規定されるようになっていても良いが、ブラケッ
ト14に配設された図示しないストッパなどで規定され
るようにしても良い。
【0037】調節リンク30は、調節手段42によって
支持軸16まわりに回動させられるとともに所定の回動
位置に位置決めされるようになっており、調節手段42
は、駆動手段としての電動モータ44によって回転駆動
されるねじ軸46、およびそのねじ軸46に螺合された
ナット部材48を備えている。電動モータ44は、支持
軸16と平行な取付軸50の軸心まわりに回転可能にブ
ラケット14に配設されており、ナット部材48は、同
じく支持軸16と平行な軸心まわりに回転可能に調節リ
ンク30に配設されている。そして、ねじ軸46が回転
駆動されてその軸方向へナット部材48が直線移動させ
られることにより、調節リンク30は支持軸16まわり
に回動させられる。ねじ軸46のリードは小さく、ブレ
ーキペダル34の踏込み操作時などにねじ軸46および
ナット部材48に軸方向の荷重が加えられても回転して
軸方向へ相対移動することはなく、電動モータ44の停
止により調節リンク30は一定の回動位置に位置決めさ
れる。
【0038】駆動リンク40は、調節リンク30と協働
してブレーキペダル34を所定の姿勢に位置決めすると
ともに、ブレーキペダル34の非踏込み操作時に調節リ
ンク30が調節手段42により支持軸16まわりに回動
させられると、その回動に伴って駆動リンク40も第3
連結軸38まわりに回動させられ、これによりブレーキ
ペダル34が車両の前後方向へ円弧運動させられて、踏
部22が前記前側移動端と後側移動端との間の任意の位
置に位置決めされる。本実施例では、支持軸16と第1
連結軸32との間のリンク長さをL1 、第1連結軸32
と第2連結軸36との間のリンク長さをL2 、第2連結
軸36と第3連結軸38との間のリンク長さをL3 、第
3連結軸38と支持軸16との間のリンク長さをL4
した時、L1 =L3 で且つL2 =L4 に設定されてお
り、踏部22を含むブレーキペダル34は一定の姿勢で
円弧状に平行移動させられる。回動アーム28、調節リ
ンク30、ブレーキペダル34、駆動リンク40によっ
て、四角形(この実施例では平行四辺形)を形成するよ
うに連結されたリンク機構が構成されており、一定の姿
勢の回動アーム28に対してブレーキペダル34が円弧
運動させられる。
【0039】また、図1の(b) から明らかなように、上
記第1連結軸32が支持軸16の略真下になる位置が踏
部22の後側移動端になるように、踏部22を前後移動
させる前後調節範囲が定められている。これにより、踏
部22が運転席に最も近くなる後側移動端で踏部22の
高さが最も低くなり、その後側移動端から前側移動端へ
移動するに従って踏部22の高さが高くなる。
【0040】一方、調節リンク30が調節手段42によ
り所定の回動位置に位置決めされた状態で、踏部22が
踏込み操作されてブレーキペダル34が第1連結軸32
の右まわりに回動させられると、駆動リンク40を介し
て回動アーム28が支持軸16の右まわりに回動させら
れ、ロッド24が押圧されてブレーキ力が発生させられ
る。
【0041】前記アクセルペダル装置20は、図2から
明らかなように、(i) スリーブ52を介して前記第1連
結軸32に回動可能に取り付けられるペダル保持部材5
4と、(ii)そのペダル保持部材54に第1連結軸32と
平行な取付軸56まわりに回動可能に配設されるととも
に、運転手によって踏込み操作される踏部58が下端に
設けられたアクセルペダル60と、(iii) ペダル保持部
材54と前記ブラケット14とに跨がって配設された連
動リンク62と、を備えて構成されている。第1連結軸
32は、調節リンク30の一対のプレートを貫通して右
方向(図2の紙面の裏側)へ突き出しており、スリーブ
52はその突出部分に軸受などを介して回動可能に嵌合
されているが、調節リンク30の一対のプレートを所定
寸法だけ離間して配置し、そのプレートの間にペダル保
持部材54を配設するようにしても良い。本実施例で
は、第1連結軸32がペダル保持部材54を配設するた
めの取付軸を兼ねている。
【0042】アクセルペダル60は、図示しないストッ
パやリターンスプリングなどにより一定の原位置に位置
決めされるとともに、踏部58が踏込み操作されると取
付軸56の軸心まわりに回動させられ、その回動量が操
作量センサ64によって電気的に検出されるようになっ
ている。アクセルペダル60は第2ペダルに相当する。
【0043】連動リンク62は、ペダル保持部材54に
スリーブ52と平行、すなわち第1連結軸32への取付
状態において支持軸16と平行になるように設けられた
第4連結軸66に相対回動可能に連結されているととも
に、ブラケット14に同じく支持軸16と平行に設けら
れた第5連結軸68まわりに相対回動可能に連結されて
いる。それ等の第4連結軸66、第5連結軸68は、前
記ブレーキペダル34が踏込み操作されていない状態で
それぞれ前記第2連結軸36、第3連結軸38と略同軸
になる位置に配設されており、支持軸16の軸方向から
見た状態で、その支持軸16および第1連結軸32と共
に四角形(この実施例では平行四辺形)を形成するよう
に連結されたリンク機構が構成される。ブラケット14
は車体側部材に相当する。
【0044】このように連動リンク62が配設されるこ
とにより、ペダル保持部材54が一定の姿勢に位置決め
され、その状態で踏部58が踏込み操作されると、アク
セルペダル60が取付軸56まわりに回動させられ、そ
の操作量が操作量センサ64によって検出される。一
方、ブレーキペダル34およびアクセルペダル60の非
踏込み操作時に前記ブレーキペダル装置18の調節リン
ク30が調節手段42によって支持軸16まわりに回動
させられると、第1連結軸32と共にペダル保持部材5
4も支持軸16まわりに回動させられるが、同時に連動
リンク62が第5連結軸68まわりに回動させられるこ
とにより、ペダル保持部材54は車両の前後方向へ円弧
運動させられる。その場合に、第4連結軸66、第5連
結軸68は、それぞれ第2連結軸36、第3連結軸38
と略同軸に配設されているため、ペダル保持部材54は
前記ブレーキペダル34と同様に略一定の姿勢で円弧状
に平行移動させられ、アクセルペダル60の位置が車両
の前後方向へ移動させられる。
【0045】このように、本実施例の車両用ペダル装置
10は、ブレーキペダル34が回動可能に取り付けられ
た第1連結軸32にアクセルペダル装置20のペダル保
持部材54を回動可能に配設するとともに、そのペダル
保持部材54とブラケット14とに跨がって連動リンク
62を連結したので、ブレーキペダル装置18の調節リ
ンク30が調節手段42によって支持軸16まわりに回
動させられることにより、ブレーキペダル34と共にア
クセルペダル装置20のペダル保持部材54が車両の前
後方向へ円弧運動させられ、それ等のブレーキペダル3
4およびアクセルペダル装置20のアクセルペダル60
が運転者の体格などに応じて同時に適切な位置へ移動さ
せられる。
【0046】その場合に、本実施例ではペダル保持部材
54を第1連結軸32に回動可能に配設するとともに、
そのペダル保持部材54とブラケット14とに跨がって
連動リンク62を連結するだけで良いため、ブレーキペ
ダル装置18およびアクセルペダル装置20を一体的に
備えている車両用ペダル装置10が簡単且つコンパクト
に構成され、配設スペースやコストが大幅に節減され
る。特に、本実施例では回動アーム28が回動可能に取
り付けられる支持軸16が、調節リンク30を回動可能
に取り付けるための調節軸を兼ねているとともに、ブレ
ーキペダル34が回動可能に取り付けられる第1連結軸
32が、ペダル保持部材54を回動可能に取り付けるた
めの取付軸を兼ねているため、それ等の調節軸や取付軸
を別個に設ける場合に比較して車両用ペダル装置10が
一層簡単且つコンパクトに構成される。
【0047】また、一対のブレーキペダル34およびア
クセルペダル60を、ケーブルで連結することなく同じ
アッセンブリの中で構成して、略同じ動きをさせること
ができる。
【0048】また、比較的大きな踏力が加えられるブレ
ーキペダル34が回動可能に配設される第1連結軸32
は、ブラケット14なども含めて高い機械的強度(剛性
など)を有して構成される一方、アクセルペダル60に
加えられる踏力は比較的小さいため、アクセルペダル装
置20のペダル保持部材54を第1連結軸32の片持ち
状の突出部分に配設しても、必要十分な機械的強度を容
易に確保できる。第1連結軸32の片持ち状の突出部分
にペダル保持部材54が配設されることから、例えば第
1連結軸32が配設される調節リンク30の一対のプレ
ートを離間して配設してそのプレート間にペダル保持部
材54を設ける場合に比較して、ブラケット14の幅寸
法などを小さくして一層コンパクトに構成できる。
【0049】また、連動リンク62が連結される第4連
結軸66および第5連結軸68が、それぞれ第2連結軸
36、第3連結軸38と略同軸に配設されているため、
ペダル保持部材54は前記ブレーキペダル34と略一体
的に車両の前後方向へ移動させられるようになり、前後
移動に伴うアクセルペダル60の高さ変化や姿勢変化が
ブレーキペダル34と略同じ特性、本実施例では略一定
の姿勢で平行移動させられるため、前後調節時に両ペダ
ル34、60の姿勢や位置関係が相対的に変化して違和
感を生じさせることがない。
【0050】また、本実施例では、ブレーキペダル34
の踏部22が運転席に最も近くなる後側移動端で踏部2
2の高さが最も低くなり、その後側移動端から前側移動
端へ移動するに従って高さが高くなるようになっている
ため、踏部22の前後位置とともに高さが運転者の体格
に合わせて適切に調節されるようになり、ペダル操作が
一層容易になる。すなわち、一般に踏部22を運転席側
へ移動させて使用する運転者は脚が短くて足の大きさも
小さい一方、踏部22を運転席から離して使用する運転
者は脚が長くて足の大きさも大きいのが普通であるた
め、後側移動端から前側移動端へ向かうに従って踏部2
2の高さが高くなるようにすれば、小柄な運転者から大
柄な運転者まで、楽にペダル操作できるようになるので
ある。
【0051】因みに、前記実開昭51−22218号公
報に記載の車両用ペダル装置は、図6に示すように踏部
100の高さが略同じになるように、踏部100の車両
前後方向の移動範囲(調節範囲)が定められていたた
め、例えば図に示すように前側移動端において大きな足
の運転者に対して適切な高さ位置に設定すると、後側移
動端では、小さな足の運転者に対して踏部100が高く
なり、必ずしも十分に満足できない。逆に、後側移動端
において小さな足の運転者に対して適切な高さ位置に設
定すると、前側移動端では、大きな足の運転者に対して
踏部100が低くなり、やはり十分に満足できないので
ある。図6の102は車両のフロアである。
【0052】また、本実施例では、アクセルペダル60
もブレーキペダル34と同じ特性で踏部58の高さが変
化させられるため、アクセルペダル60についてもペダ
ル操作が一層容易になる。
【0053】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の実施例において前記実施例と実質的に共通す
る部分には、同一の符号を付して詳しい説明を省略す
る。
【0054】図3の車両用ペダル装置70は、前記車両
用ペダル装置10に比較して、ペダル保持部材54に操
作量センサ64を取り付ける代わりに、アクセルペダル
60の上端部にアクセラレータケーブル72が接続さ
れ、アクセルペダル60の踏込み操作によって機械的に
図示しないエンジンのスロットル弁が開閉制御されるよ
うにしたものである。
【0055】図4の(a) 、(b) は前記図1の(a) 、(b)
に対応する図で、この車両用ペダル装置80は、第1発
明〜第6発明の一実施例に相当するものであり、前記リ
ンク長さL1 〜L4 の設定や踏部22を前後移動させる
前後調節範囲が前記実施例と相違する。すなわち、この
実施例のブレーキペダル装置82は、L1 ≧L3 で且つ
2 >L4 を満足するように設定されており、踏部22
が前側移動端から後側移動端へ向かうに従って、運転者
の足が載せられて踏込み操作される足載せ面22fが次
第に上向きになるように、踏部22を含むブレーキペダ
ル34の姿勢が変化させられる。また、後側移動端で踏
部22の高さが最も低くなるとともに足載せ面22fが
最も上向きになり、その後側移動端から前側移動端へ移
動するに従って踏部22の高さが高くなるとともに足載
せ面22fが横向き、すなわち図4における右向きにな
るように、踏部22を前後移動させる前後調節範囲が定
められている。
【0056】上記リンク長さL1 〜L4 の設定変更によ
り、ブレーキペダル34の非踏込み操作時における第1
連結軸32、第2連結軸36、第3連結軸38の少なく
とも一つの位置が変化する(実施例では第2連結軸36
の位置が変化している)が、アクセルペダル装置20の
ペダル保持部材54は第1連結軸32に回動可能に配設
されるとともに、第4連結軸66、第5連結軸68は、
ブレーキペダル34が踏込み操作されていない状態でそ
れぞれ第2連結軸36、第3連結軸38と略同軸になる
位置に配設される。
【0057】本実施例の前後調節可能な車両用ペダル装
置80は、踏部22が運転席に最も近くなる後側移動端
で足載せ面22fが最も上向きになり、その後側移動端
から前側移動端へ移動するに従って足載せ面22fが横
向きになるため、踏部22の前後位置とともに足載せ面
22fの向きが運転者の体格に合わせて適切に調節され
るようになり、ペダル操作が一層容易になる。すなわ
ち、運転席に近い後側移動端程ブレーキペダル34の踏
部22は上方から踏込み操作されるため、後側移動端程
足載せ面22fが上向きになり、前側移動端へ向かうに
従って足載せ面22fが横向きになるようにすれば、小
柄な運転者から大柄な運転者まで、楽にペダル操作でき
るようになるのである。
【0058】しかも、本実施例では、前記第1実施例と
同様に踏部22が運転席に最も近くなる後側移動端で踏
部22の高さが最も低く、その後側移動端から前側移動
端へ移動するに従って踏部22の高さが高くなるように
なっているため、上記踏部22の姿勢変化と相まって、
踏部22の前後位置とともに高さおよび足載せ面22f
の向きが運転者の体格に合わせて適切に調節されるよう
になり、ブレーキペダル34の踏込み操作性が大幅に向
上する。
【0059】アクセルペダル60についても、ブレーキ
ペダル34と同じ特性で踏部58の高さおよび足載せ面
58fの向きがが変化させられるため、ブレーキペダル
34と同様に踏込み操作性が大幅に向上する。
【0060】なお、リンク長さL1 〜L2 を、L1 <L
3 で且つL2 ≧L4 を満足するように設定しても、上記
車両用ペダル装置80と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0061】図5の車両用ペダル装置90は、前記図1
および図2の車両用ペダル装置10に比較して、アクセ
ルペダル装置92の配設形態が相違し、ペダル保持部材
54が第1連結軸32とは別個に支持軸16と平行に調
節リンク30に設けられた取付軸94に相対回動可能に
配設されている。そして、支持軸16と取付軸94との
間のリンク長さをL11、取付軸94と第4連結軸66と
の間のリンク長さをL 12、第4連結軸66と第5連結軸
68との間のリンク長さをL13、第5連結軸68と支持
軸16との間のリンク長さをL14とした時、L11=L13
で且つL12=L 14に設定されており、前記調節手段42
によって調節リンク30が支持軸16まわりに回動させ
られると、踏部58を含むアクセルペダル60は、ブレ
ーキペダル34と同様に一定の姿勢で円弧状に平行移動
させられて車両前後方向の位置が調節される。
【0062】このような車両用ペダル装置90において
も、調節リンク30の回動に伴ってブレーキペダル34
およびアクセルペダル60が共に車両の前後方向へ平行
移動させられ、前記車両用ペダル装置10と同様の作用
効果が得られるが、第1連結軸32および取付軸94の
配設位置の相違に起因して両者の高さ位置が相対的に変
化する。
【0063】なお、上記リンク長さL11〜L14が、L11
≧L13で且つL12>L14、およびL 11<L13で且つL12
≧L14の何れか一方を満足するように設定すれば、図4
の車両用ペダル装置80におけるアクセルペダル60と
同様の姿勢変化特性が得られる。
【0064】また、図4の車両用ペダル装置80につい
ても、第1連結軸32と別個に調節リンク30に設けら
れた取付軸にペダル保持部材54を取り付けるようにす
ることができる。
【0065】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であ
り、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良
を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された車両用ペダル装置の一実施
例を示す一部を切り欠いた正面図で、(a) は踏部が前側
移動端に位置決めされている状態で、(b) は踏部が後側
移動端に位置決めされている状態である。
【図2】図1の実施例の一部を分解して示す斜視図であ
る。
【図3】図1の実施例においてアクセラレータケーブル
を介してアクセルペダルの踏込み操作を伝達するように
した場合で、図2に対応する図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す図で、(a) 、(b) は
それぞれ図1の(a) 、(b) に対応する。
【図5】本発明の更に別の実施例を説明する図で、図1
の(a) に対応する図である。
【図6】前後調節に拘らず踏部の高さが略等しい従来の
車両用ペダル装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
10、70、80、90:車両用ペダル装置 14:
ブラケット(車体側部材) 16:支持軸(調節軸)
22:踏部 28:回動アーム 30:調節リ
ンク 32:第1連結軸(取付軸) 34:ブレー
キペダル(第1ペダル) 36:第2連結軸 3
8:第3連結軸 40:駆動リンク42:調節手段
54:ペダル保持部材 60:アクセルペダル(第
2ペダル) 62:連動リンク 66:第4連結軸
68:第5連結軸 94:取付軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 光山 壮志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D037 EA01 EB02 EB21 EC04 3J070 AA32 BA24 BA25 BA32 BA34 BA66 BA71 BA81 CB02 CC03 DA01 EA32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固設されるブラケットと、 該ブラケットに設けられた支持軸まわりに回動可能に配
    設され、該支持軸まわりに回動させられることにより出
    力する回動アームと、 前記支持軸と平行に前記ブラケットに配設された調節軸
    まわりに回動可能に取り付けられ、調節手段により該調
    節軸まわりに回動させられるとともに所定の回動位置に
    位置決めされる調節リンクと、 前記支持軸と平行な第1連結軸まわりに相対回動可能に
    前記調節リンクに連結されるとともに、運転者によって
    踏込み操作される踏部が設けられ、該踏部が踏込み操作
    されることにより該第1連結軸まわりに回動させられる
    第1ペダルと、 該第1ペダルと前記回動アームとに跨がって配設される
    とともに、前記調節軸および前記第1連結軸と共に四角
    形を形成する位置に前記支持軸と平行に設けられた第2
    連結軸、第3連結軸まわりに相対回動可能にそれ等の第
    1ペダル、回動アームに連結され、前記調節リンクと協
    働して該第1ペダルを一定の姿勢に位置決めする一方、
    前記踏部が踏込み操作されて該第1ペダルが前記第1連
    結軸まわりに回動させられると、前記回動アームを前記
    支持軸まわりに回動させる駆動リンクと、 を有し、前記調節リンクが前記調節手段によって前記調
    節軸まわりに回動させられることにより、前記駆動リン
    クを前記第3連結軸まわりに回動させながら前記第1ペ
    ダルを車両の前後方向へ円弧運動させて、非踏込み操作
    時における前記踏部の位置を車両の前後方向へ移動させ
    る前後調節可能な車両用ペダル装置において、 第2ペダルが回動可能に配設されたペダル保持部材を、
    前記支持軸と平行に前記調節リンクに設けられた取付軸
    に回動可能に配設するとともに、 該ペダル保持部材と前記ブラケットなどの車体側部材と
    に跨がって配設されるとともに、前記調節軸および前記
    取付軸と共に四角形を形成する位置において前記支持軸
    と平行に設けられた第4連結軸、第5連結軸まわりに相
    対回動可能にそれ等のペダル保持部材、車体側部材に連
    結され、該ペダル保持部材を一定の姿勢に位置決めする
    とともに、前記調節リンクが前記調節手段によって前記
    調節軸まわりに回動させられることにより、該第5連結
    軸まわりに回動させられて該ペダル保持部材を該調節リ
    ンクと協働して車両の前後方向へ円弧運動させ、非踏込
    み操作時における前記第2ペダルの位置を車両の前後方
    向へ移動させる連動リンクを有することを特徴とする前
    後調節可能な車両用ペダル装置。
  2. 【請求項2】 前記第1ペダルは常用ブレーキ用のブレ
    ーキペダルで、前記第2ペダルはアクセルペダルである
    ことを特徴とする請求項1に記載の前後調節可能な車両
    用ペダル装置。
  3. 【請求項3】 前記支持軸は前記調節軸を兼ねており、
    前記第1連結軸は前記取付軸を兼ねていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の前後調節可能な車両用ペ
    ダル装置。
  4. 【請求項4】 前記第4連結軸および前記第5連結軸
    は、前記第1ペダルが踏込み操作されていない状態で前
    記第2連結軸、前記第3連結軸とそれぞれ略同軸になる
    位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載
    の前後調節可能な車両用ペダル装置。
  5. 【請求項5】 前記第1ペダルの踏部が運転席に最も近
    くなる後側移動端で該踏部の高さが最も低くなり、該後
    側移動端から前側移動端へ移動するに従って高さが高く
    なるように、前記調節手段による該踏部の前後調節範囲
    が定められていることを特徴とする請求項1〜4の何れ
    か1項に記載の前後調節可能な車両用ペダル装置。
  6. 【請求項6】 前記第1連結軸および前記第2連結軸
    は、それぞれ前記調節軸、前記第3連結軸よりも下方に
    設けられているとともに、該第2連結軸および該第3連
    結軸は、それぞれ該第1連結軸、該調節軸よりも車両前
    後方向の後側に設けられている一方、 前記調節軸と前記第1連結軸との間のリンク長さを
    1 、該第1連結軸と前記第2連結軸との間のリンク長
    さをL2 、該第2連結軸と前記第3連結軸との間のリン
    ク長さをL3 、該第3連結軸と前記調節軸との間のリン
    ク長さをL4 とした時、L1 ≧L3 で且つL2 >L4
    およびL1 <L3 で且つL2 ≧L4 の何れか一方を満足
    することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載
    の前後調節可能な車両用ペダル装置。
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