JP2004224190A - 車両用ペダル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の操作ペダルを同時に車両の前後方向に移動調整できる車両用ペダル装置において、ペダルのフロアからの高さを一定に保つことができ、ペダルの位置が移動してもペダルレシオが変わらないようにする。
【解決手段】複数のペダルを取付けたペダルアッセンブリ4をブラケット1に前後方向に平行移動可能なるよう組み付け、ブレーキペダル43に連結軸72aにて連結された連動リンク7と車体に回動可能に取付けたレバー6とを連結する連結軸61aを連動リンク7のスリット71aに嵌挿し、モータユニット2の駆動にてペダルアッセンブリ4を前後方向に平行移動させるねじ軸22とナット状の移動部材24とXアーム機構3とを設けると共に、ペダルアッセンブリ4の前後方向移動にほぼ同期して連動リンク7を前後方向に移動させる回転伝達用の回転ケーブル23とねじ送り機構8とを設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】複数のペダルを取付けたペダルアッセンブリ4をブラケット1に前後方向に平行移動可能なるよう組み付け、ブレーキペダル43に連結軸72aにて連結された連動リンク7と車体に回動可能に取付けたレバー6とを連結する連結軸61aを連動リンク7のスリット71aに嵌挿し、モータユニット2の駆動にてペダルアッセンブリ4を前後方向に平行移動させるねじ軸22とナット状の移動部材24とXアーム機構3とを設けると共に、ペダルアッセンブリ4の前後方向移動にほぼ同期して連動リンク7を前後方向に移動させる回転伝達用の回転ケーブル23とねじ送り機構8とを設けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブレーキペダルやアクセルペダル等の車両用ペダル装置であって、例えばドライバの体格や好みに応じてペダルの踏部を車両の前後方向に移動調整できるペダル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ブレーキペダルやアクセルペダル等の複数の操作ペダルを同時に車両の前後方向に移動させることのできる車両用ペダル装置において、ペダル踏点を前後に移動させる手段として、従来は、2本の操作ペダルをそれぞれ車両前後方向に向けて配設された一対のねじ軸に取付け、該一対の目時軸を回転駆動することにより2本の操作ペダルを同時に前後移動させる装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、リンク機構によって操作ペダルを車両前後方向に移動させる装置も、従来より公開されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
米国特許第3643525号公報
【特許文献2】
特開2001−278017号公報
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1のように、2本の操作ペダルをそれぞれ前後方向のねじ軸に取付け、その一対のねじ軸を回転させて操作ペダルを前後移動させるものは、ペダル操作感を一定に保つためのペダルレシオが操作ペダルの前後移動によって変動し、ペダル操作感が変化する、という課題を有している。
特許文献2のものは、上記特許文献1のペダルレシオの変動という課題を解決するものであるが、リンク機構を用いたことにより移動軌跡が円弧状となり、移動量によっては踵を置くフロア面からペダルの踏点までの高さが変化し、車載レイアウト上および操作感の上で好ましくない、という課題を有している。
【0005】
尚、前記特許文献2に開示された発明では、踏点移動として、運転者に近くなる後側移動端で踏点のフロア面からの高さが最も低くなるよう設定されていることを特徴の一つとしているが、これでは車載スペースと前後方向移動量の関係上設定が非常に難しくなる。
【0006】
本発明は上記のような従来の課題を解決することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車体に取付固定されるブラケットと、ペダル保持部材に複数のペダルを回動可能に取付けたペダルアッセンブリと、該ペダルアッセンブリに取付けた複数のペダルのなかの少なくともブレーキペダルと車体に回動可能に取付けたブレーキ操作用のレバーとを連結する連動リンクと、上記ペダルアッセンブリと連動リンクとを前後方向に駆動するモータユニットとからなり、上記ペダルアッセンブリは上記ブラケットに前後方向に平行移動可能なるよう組み付けられ、上記連動リンクと上記レバーとを連結する連結軸は上記連動リンクに対し相対的に前後方向に移動可能であり、上記モータユニットの駆動にてペダルアッセンブリを前後方向に平行移動させる例えばねじ送り機構と平行移動用のXアーム機構とからなる第1の移動手段と、該第1の移動手段によるペダルアッセンブリの前後方向移動にほぼ同期して上記連動リンクを上記レバーに対して前後方向に移動させる例えば回転伝達用のフレキシブルな回転ケーブルと該回転ケーブルにて回転作動するねじ送り機構とからなる第2の移動手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
上記の構成により、複数の操作ペダルを同時に車両の前後方向に移動させることのできる車両用ペダル装置において、ペダルのフロアからの高さを一定に保つことができ、また必要に応じてペダルのフロアからの高さを運転者に近づくに従って低くしたり或は高くしたりするよう設定することも容易に可能である。又、ペダルの前後方向移動調整量を従来のものより長くすることも可能である。
【0009】
更にまた、ペダルの位置が移動してもペダルレシオは不変であり、ペダル操作感を常にほぼ一定に保つことができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に付き、図面を参照して説明する。
【0011】
付図は本発明の一実施例を示すもので、図1〜3において、1は車体の縦壁面に取付固定されるブラケットであり、該ブラケット1にはモータユニット2とXアーム機構3とペダルアッセンブリ4とが組付けられる。
【0012】
モータユニット2はモータ,減速機等の駆動源21と該駆動源21によってそれぞれ回転駆動されるねじ軸22及び回転伝達用のフレキシブルな回転ケーブル23とからなり、ブラケット1の上面前部に上記ねじ軸22が車体前後方向を向くよう組付けられる。上記ねじ軸22にはナット状をなす移動部材24が螺合している。
【0013】
Xアーム機構3は、アームA31とアームB32とを中央部で支持軸33にて回動可能に軸着してXアーム形状としたものを左右一対構成し、その左右一対のXアーム形状のものの一方のアーム同士,例えば左右のアームA同士を連結部材34にて結合した構成となっている。そして、左右のアームA31の上部を支持軸31aにてブラケット1の左右の側壁上部に回動可能に取付け、左右のアームB32の上部を連結軸32aにてブラケット1の側壁上部に設けた車体前後方向のスリット11にスライド可能に嵌装すると共に、該左右のアーム部B32の下部を連結軸32bにてブラケット1側壁下部に設けた上下方向のスリット12にスライド可能に嵌装して組付けられる。
上記左右のアームB32の上部を連結し前後方向スリット11にスライド可能に嵌装する連結軸32aは、上記ナット部材23に連結され、駆動源21の駆動にてねじ軸22が回転駆動すると移動部材24が前後方向にねじ送りされ、それによって左右のアームB32上部の連結軸32aが前後方向スリット11内を前後方向に移動して、Xアーム機構3の各アームを支持軸31a及び33まわりに回動させ、連結軸32bを上下方向スリット12内にて上下スライド移動させるよう構成される。
【0014】
ペダルアッセンブリ4は、ペダル保持部材41と、該ペダル保持部材41に支持軸42により回動可能に取付けられた第1のペダルであるブレーキペダル43と、従来より公知の手段(図示省略)にてペダル保持部材41に回動操作可能に取付けられた第2のペダルであるアクセルペダル44とからなる。
【0015】
そして、ペダル保持部材41の前方上部には前記連結軸32aが嵌挿し、ペダル保持部材41の前方下部に設けた上下方向のスリット41aには左右のアームA31の下部を連結する連結軸31bがスライド可能に嵌挿し、移動部材24の前後方向移動とそれに伴なうXアーム機構3の各アームの回動によって、ペダル保持部材41がブレーキペダル43及びアクセルペダル44を支持した状態のままで前後方向に平行移動するようになっている。
【0016】
すなわち、ねじ軸22とそれに螺合するナット状の移動部材24とからなるねじ送り機構と、Xアーム機構3とから構成される第1の移動手段によって、ペダルアッセンブリ4を前後方向に平行移動させることができる。
【0017】
図において、5は前記ブラケット1の一側方において車体の縦壁面に取付固定されるレバー支持部材であり、該レバー支持部材5にほぼL字形をなすレバー6が支持軸63によって回動可能に取付けられる。
【0018】
7は連動リンクであり、該連動リンク7は前後方向に延びる本体部71とその中央部付近から下方に延びるリンク部72とをもった側面視でほぼT字型をなす部材であり、左右の両側面と上面とを有している。本体部71の両側面には前後方向のスリット71aが設けられ、該スリット71aには前記レバー6の一方の腕部61先端に連結される連結軸61aがスライド可能に嵌挿される。リンク部72の下部は連結軸72aにてブレーキペダル43のアーム部43aに連結される。尚、上記レバー6の他方の腕部62の先端部はブレーキ操作部材9に連結される。
【0019】
また、本体部71の左右両側面と上面にて囲まれた内部にはねじ棒81とナット部材82とからなるねじ送り機構8が内装されている。すなわち、ねじ棒81は本体部71内に回転可能で前後方向には移動できないよう前後方向に向けて取付けられ、該ねじ棒81に螺合したナット部材82は回転方向には固定で前後方向にはスライド可能なるよう本体部71内に配置され、前記連結軸61aに該ナット部材82は一体的に結合されている。そして、前述したモータユニット2の回転ケーブル23の後端部分がねじ棒81の後端部分に歯車連結され、回転ケーブル23の回転駆動にてねじ棒81が回転し、ナット部材82をねじ送りしようとするが、レバー支持部材5に軸支持されたレバー6の一方の腕部61先端の連結軸61aは前後方向に移動できないので、相対的にねじ棒81を介して連動リンク7を前後方向に移動させるようになっている。図において、83は、回転ケーブル23の回転をねじ棒81に伝達するための歯車機構を内蔵したギヤボックスである。
【0020】
つまり、回転伝達用の回転ケーブル23と、ねじ棒81とナット部材82とからなるねじ送り機構とから構成した第2の移動手段によって、前記第1の移動手段によるペダルアッセンブリ4の前後方向平行移動にほぼ同期して、連動リンク7が前後方向に移動するようになっている。
【0021】
次に、上記構成の具体的作動に付いて説明する。
【0022】
図1(A)はペダル装置が最も車体前方に位置した状態を示している。この状態では、移動部材24は最前方に位置し、連結軸32aは前後方向スリット11の前端に、連結軸32bは上下方向スリット12の下端に、連結軸31bはペダル保持部材41の上下方向スリット41aの下端にそれぞれ位置し、且つレバー6の腕部61先端の連結軸61aは連動リンク7の前後方向スリット71aの後端に位置している。
【0023】
この最前方状態から図示しないペダル位置調整用のスイッチを後方移動方向にオン操作すると、駆動源21が一方向に回転駆動し、ねじ軸22の回転によって移動部材24が後方へねじ送りされ、Xアーム機構3の各アームが回動し連結軸32a及び31bを介してペダルアッセンブリ4を後方へ向けて平行移動させると共に、回転ケーブル23の回転にてねじ送り機構8が作動し、上記ペダルアッセンブリ4の後方移動に同期して連動リンク7が後方に移動し、図1(B)に示すように、連結軸32aは前後方向スリット11の後端近傍に、連結軸32bは上下方向スリット12の上端近傍に、連結軸31bはペダル保持部材41の上下方向スリット41aの上端近傍にそれぞれ位置し、レバー6の一方の腕部61先端の連結軸61aが連動リンク7の前後方向スリット71aの前端近傍に位置するペダル装置最後方位置となって、そこで駆動源の駆動は停止する。
【0024】
上記作動において、ペダル保持部材41は、その上部をブラケット1の前後方向スリット11にガイドされ、下部をXアーム機構3の回動作動で支持されて直線状に移動するので、ブラケット1の前後方向スリット11とそれに平行なねじ軸22が車両のフロア面と平行となるよう設定することで、ペダル装置の移動軌跡はフロア面と平行となり、ペダル踏点のフロアからの高さを一定に保つことができる。また、ブラケット1の車体への取付け姿勢を変えることによって、つまり前後方向スリット11とそれに平行なねじ軸22がフロア面に対し傾斜した姿勢でブラケット1を車体に取付けることにより、ペダル踏点を運転者に近づくに従って低くしたり或は高くするよう設定することも可能である。更に、上記のように、ペダル装置の移動がねじ送りとXアーム機構とによる直線的な移動であるので、従来のリンクの回動によるものより、移動量を大きく設定することが可能となる。
【0025】
最後方位置からペダル位置調整用スイッチを前方移動方向にオン操作すると、駆動源21は前記とは逆方向に回転駆動し、移動部材24及び連動リンク7が前記後方移動時とは逆に前方に移動し、図1(A)に示す最前方位置となって停止する。
【0026】
上記後方への移動または前方への移動の途中で、ペダル位置調整用のスイッチをオフとすれば駆動源は停止し、ペダルアッセンブリ4及び連動リンク7の移動は停止する。このようにして、ペダル装置の位置を最前方位置と最後方位置との間の任意の位置に調整することができる。
【0027】
上記において、図4(A)に示す状態からブレーキペダル43を踏み込むと、図4(B)に示すように、ブレーキペダル43のアーム部43aは下向きに回動し、連結軸72aを介して連動リンク7を下方へ引き下げる。それによって、前後方向スリット71aに嵌挿されている連結軸61aを介してレバー6の一方の腕部61を引き下げ、レバー6は支持軸63まわりに図において時計方向に回動し、レバー6の他方の腕部62に連結されているブレーキ操作部材9を介して図示しないブレーキ装置を作動させる。
【0028】
上記ブレーキペダル43の踏込みにてアーム部43aが連結軸72aを下方へ引き下げたとき、連動リンク7は連結軸61aまわりに回動(時計方向に回動)しようとするが、ブレーキペダル43の回動中心(支持軸42)を中心とした連結軸72aの回動軌跡αに対し連結軸61aを中心とした連結軸72aの回動軌跡βがずれており、且つ連結軸61aは連動リンク7に対して固定状態であるから、連動リンク7は連結軸61aまわりに回動することはできない。従って、アーム部43aの下向き回動により、連動リンク7は、図4(B)に示すように、下方へほぼ平行移動し、連結軸61aを介してレバー6を回動させ、ブレーキ装置を作動させるものである。
【0029】
このブレーキペダル踏込み操作では、ペダル位置が前方であっても後方であっても、単に連動リンク7を下方へ引き下げる操作となるので、ペダルレシオは不変であり、ペダルの踏込み操作感がほぼ一定に保持される。
【0030】
尚、アクセルペダル44については、踏込み操作はケーブルを介して伝達されるか、或は踏込み量(踏込み角度)を電気的に検出しその電気的信号によって供給燃料制御を行う方式のものが一般的であるので、アクセルペダル44の前後位置が変わっても操作系統に問題が生じることはない。
【0031】
上記ブレーキペダル43,アクセルペダル44の他にクラッチペダルを装備した車両の場合には、該クラッチペダルの前後方向移動調整機構として、前記ブレーキペダルの場合と全く同じ構造のものを追加することで容易に対応できる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ブレーキペダルやアクセルペダル等の複数の操作ペダルを同時に車両の前後方向に移動させることのできる車両用ペダル装置において、ペダルのフロアからの高さを一定に保つことができ、また必要に応じてペダルのフロアからの高さを運転者に近づくに従って低くしたり或は高くしたりするよう設定することも容易に可能である。ペダルの前後方向移動調整量を従来のものより長くすることも可能である。
【0033】
更にまた、ペダルの位置が移動してもペダルレシオは不変であり、ペダル操作感を常にほぼ一定に保つことができるもので、装置全体が小型,コンパクトで比較的安価であり、且つ車体への取付け作業が容易であることと相俟って、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(A)は最前方位置にあるペダル装置の側面図、(B)は最後方位置にあるペダル装置の側面図、(C)は(B)のC−C部断面図である。
【図2】図1に示すペダル装置の外観斜視図である。
【図3】図1に示すペダル装置の分解斜視図である。
【図4】ブレーキ操作状態を説明する側面図で、(A)はブレーキペダルを踏んでいない状態、(B)はブレーキペダルを踏み込んだ状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 ブラケット
2 モータユニット
3 Xアーム機構
4 ペダルアッセンブリ
5 レバー支持部材
6 レバー
7 連動リンク
8 ねじ送り機構
9 ブレーキ操作部材
21 駆動源
22 ねじ軸
23 回転ケーブル
24 移動部材
41 ペダル保持部材
42 支持軸
43 ブレーキペダル
44 アクセルペダル
61a 連結軸
71a 前後方向スリット
72a 連結軸
81 ねじ棒
82 ナット部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブレーキペダルやアクセルペダル等の車両用ペダル装置であって、例えばドライバの体格や好みに応じてペダルの踏部を車両の前後方向に移動調整できるペダル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ブレーキペダルやアクセルペダル等の複数の操作ペダルを同時に車両の前後方向に移動させることのできる車両用ペダル装置において、ペダル踏点を前後に移動させる手段として、従来は、2本の操作ペダルをそれぞれ車両前後方向に向けて配設された一対のねじ軸に取付け、該一対の目時軸を回転駆動することにより2本の操作ペダルを同時に前後移動させる装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、リンク機構によって操作ペダルを車両前後方向に移動させる装置も、従来より公開されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
米国特許第3643525号公報
【特許文献2】
特開2001−278017号公報
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1のように、2本の操作ペダルをそれぞれ前後方向のねじ軸に取付け、その一対のねじ軸を回転させて操作ペダルを前後移動させるものは、ペダル操作感を一定に保つためのペダルレシオが操作ペダルの前後移動によって変動し、ペダル操作感が変化する、という課題を有している。
特許文献2のものは、上記特許文献1のペダルレシオの変動という課題を解決するものであるが、リンク機構を用いたことにより移動軌跡が円弧状となり、移動量によっては踵を置くフロア面からペダルの踏点までの高さが変化し、車載レイアウト上および操作感の上で好ましくない、という課題を有している。
【0005】
尚、前記特許文献2に開示された発明では、踏点移動として、運転者に近くなる後側移動端で踏点のフロア面からの高さが最も低くなるよう設定されていることを特徴の一つとしているが、これでは車載スペースと前後方向移動量の関係上設定が非常に難しくなる。
【0006】
本発明は上記のような従来の課題を解決することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車体に取付固定されるブラケットと、ペダル保持部材に複数のペダルを回動可能に取付けたペダルアッセンブリと、該ペダルアッセンブリに取付けた複数のペダルのなかの少なくともブレーキペダルと車体に回動可能に取付けたブレーキ操作用のレバーとを連結する連動リンクと、上記ペダルアッセンブリと連動リンクとを前後方向に駆動するモータユニットとからなり、上記ペダルアッセンブリは上記ブラケットに前後方向に平行移動可能なるよう組み付けられ、上記連動リンクと上記レバーとを連結する連結軸は上記連動リンクに対し相対的に前後方向に移動可能であり、上記モータユニットの駆動にてペダルアッセンブリを前後方向に平行移動させる例えばねじ送り機構と平行移動用のXアーム機構とからなる第1の移動手段と、該第1の移動手段によるペダルアッセンブリの前後方向移動にほぼ同期して上記連動リンクを上記レバーに対して前後方向に移動させる例えば回転伝達用のフレキシブルな回転ケーブルと該回転ケーブルにて回転作動するねじ送り機構とからなる第2の移動手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0008】
上記の構成により、複数の操作ペダルを同時に車両の前後方向に移動させることのできる車両用ペダル装置において、ペダルのフロアからの高さを一定に保つことができ、また必要に応じてペダルのフロアからの高さを運転者に近づくに従って低くしたり或は高くしたりするよう設定することも容易に可能である。又、ペダルの前後方向移動調整量を従来のものより長くすることも可能である。
【0009】
更にまた、ペダルの位置が移動してもペダルレシオは不変であり、ペダル操作感を常にほぼ一定に保つことができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に付き、図面を参照して説明する。
【0011】
付図は本発明の一実施例を示すもので、図1〜3において、1は車体の縦壁面に取付固定されるブラケットであり、該ブラケット1にはモータユニット2とXアーム機構3とペダルアッセンブリ4とが組付けられる。
【0012】
モータユニット2はモータ,減速機等の駆動源21と該駆動源21によってそれぞれ回転駆動されるねじ軸22及び回転伝達用のフレキシブルな回転ケーブル23とからなり、ブラケット1の上面前部に上記ねじ軸22が車体前後方向を向くよう組付けられる。上記ねじ軸22にはナット状をなす移動部材24が螺合している。
【0013】
Xアーム機構3は、アームA31とアームB32とを中央部で支持軸33にて回動可能に軸着してXアーム形状としたものを左右一対構成し、その左右一対のXアーム形状のものの一方のアーム同士,例えば左右のアームA同士を連結部材34にて結合した構成となっている。そして、左右のアームA31の上部を支持軸31aにてブラケット1の左右の側壁上部に回動可能に取付け、左右のアームB32の上部を連結軸32aにてブラケット1の側壁上部に設けた車体前後方向のスリット11にスライド可能に嵌装すると共に、該左右のアーム部B32の下部を連結軸32bにてブラケット1側壁下部に設けた上下方向のスリット12にスライド可能に嵌装して組付けられる。
上記左右のアームB32の上部を連結し前後方向スリット11にスライド可能に嵌装する連結軸32aは、上記ナット部材23に連結され、駆動源21の駆動にてねじ軸22が回転駆動すると移動部材24が前後方向にねじ送りされ、それによって左右のアームB32上部の連結軸32aが前後方向スリット11内を前後方向に移動して、Xアーム機構3の各アームを支持軸31a及び33まわりに回動させ、連結軸32bを上下方向スリット12内にて上下スライド移動させるよう構成される。
【0014】
ペダルアッセンブリ4は、ペダル保持部材41と、該ペダル保持部材41に支持軸42により回動可能に取付けられた第1のペダルであるブレーキペダル43と、従来より公知の手段(図示省略)にてペダル保持部材41に回動操作可能に取付けられた第2のペダルであるアクセルペダル44とからなる。
【0015】
そして、ペダル保持部材41の前方上部には前記連結軸32aが嵌挿し、ペダル保持部材41の前方下部に設けた上下方向のスリット41aには左右のアームA31の下部を連結する連結軸31bがスライド可能に嵌挿し、移動部材24の前後方向移動とそれに伴なうXアーム機構3の各アームの回動によって、ペダル保持部材41がブレーキペダル43及びアクセルペダル44を支持した状態のままで前後方向に平行移動するようになっている。
【0016】
すなわち、ねじ軸22とそれに螺合するナット状の移動部材24とからなるねじ送り機構と、Xアーム機構3とから構成される第1の移動手段によって、ペダルアッセンブリ4を前後方向に平行移動させることができる。
【0017】
図において、5は前記ブラケット1の一側方において車体の縦壁面に取付固定されるレバー支持部材であり、該レバー支持部材5にほぼL字形をなすレバー6が支持軸63によって回動可能に取付けられる。
【0018】
7は連動リンクであり、該連動リンク7は前後方向に延びる本体部71とその中央部付近から下方に延びるリンク部72とをもった側面視でほぼT字型をなす部材であり、左右の両側面と上面とを有している。本体部71の両側面には前後方向のスリット71aが設けられ、該スリット71aには前記レバー6の一方の腕部61先端に連結される連結軸61aがスライド可能に嵌挿される。リンク部72の下部は連結軸72aにてブレーキペダル43のアーム部43aに連結される。尚、上記レバー6の他方の腕部62の先端部はブレーキ操作部材9に連結される。
【0019】
また、本体部71の左右両側面と上面にて囲まれた内部にはねじ棒81とナット部材82とからなるねじ送り機構8が内装されている。すなわち、ねじ棒81は本体部71内に回転可能で前後方向には移動できないよう前後方向に向けて取付けられ、該ねじ棒81に螺合したナット部材82は回転方向には固定で前後方向にはスライド可能なるよう本体部71内に配置され、前記連結軸61aに該ナット部材82は一体的に結合されている。そして、前述したモータユニット2の回転ケーブル23の後端部分がねじ棒81の後端部分に歯車連結され、回転ケーブル23の回転駆動にてねじ棒81が回転し、ナット部材82をねじ送りしようとするが、レバー支持部材5に軸支持されたレバー6の一方の腕部61先端の連結軸61aは前後方向に移動できないので、相対的にねじ棒81を介して連動リンク7を前後方向に移動させるようになっている。図において、83は、回転ケーブル23の回転をねじ棒81に伝達するための歯車機構を内蔵したギヤボックスである。
【0020】
つまり、回転伝達用の回転ケーブル23と、ねじ棒81とナット部材82とからなるねじ送り機構とから構成した第2の移動手段によって、前記第1の移動手段によるペダルアッセンブリ4の前後方向平行移動にほぼ同期して、連動リンク7が前後方向に移動するようになっている。
【0021】
次に、上記構成の具体的作動に付いて説明する。
【0022】
図1(A)はペダル装置が最も車体前方に位置した状態を示している。この状態では、移動部材24は最前方に位置し、連結軸32aは前後方向スリット11の前端に、連結軸32bは上下方向スリット12の下端に、連結軸31bはペダル保持部材41の上下方向スリット41aの下端にそれぞれ位置し、且つレバー6の腕部61先端の連結軸61aは連動リンク7の前後方向スリット71aの後端に位置している。
【0023】
この最前方状態から図示しないペダル位置調整用のスイッチを後方移動方向にオン操作すると、駆動源21が一方向に回転駆動し、ねじ軸22の回転によって移動部材24が後方へねじ送りされ、Xアーム機構3の各アームが回動し連結軸32a及び31bを介してペダルアッセンブリ4を後方へ向けて平行移動させると共に、回転ケーブル23の回転にてねじ送り機構8が作動し、上記ペダルアッセンブリ4の後方移動に同期して連動リンク7が後方に移動し、図1(B)に示すように、連結軸32aは前後方向スリット11の後端近傍に、連結軸32bは上下方向スリット12の上端近傍に、連結軸31bはペダル保持部材41の上下方向スリット41aの上端近傍にそれぞれ位置し、レバー6の一方の腕部61先端の連結軸61aが連動リンク7の前後方向スリット71aの前端近傍に位置するペダル装置最後方位置となって、そこで駆動源の駆動は停止する。
【0024】
上記作動において、ペダル保持部材41は、その上部をブラケット1の前後方向スリット11にガイドされ、下部をXアーム機構3の回動作動で支持されて直線状に移動するので、ブラケット1の前後方向スリット11とそれに平行なねじ軸22が車両のフロア面と平行となるよう設定することで、ペダル装置の移動軌跡はフロア面と平行となり、ペダル踏点のフロアからの高さを一定に保つことができる。また、ブラケット1の車体への取付け姿勢を変えることによって、つまり前後方向スリット11とそれに平行なねじ軸22がフロア面に対し傾斜した姿勢でブラケット1を車体に取付けることにより、ペダル踏点を運転者に近づくに従って低くしたり或は高くするよう設定することも可能である。更に、上記のように、ペダル装置の移動がねじ送りとXアーム機構とによる直線的な移動であるので、従来のリンクの回動によるものより、移動量を大きく設定することが可能となる。
【0025】
最後方位置からペダル位置調整用スイッチを前方移動方向にオン操作すると、駆動源21は前記とは逆方向に回転駆動し、移動部材24及び連動リンク7が前記後方移動時とは逆に前方に移動し、図1(A)に示す最前方位置となって停止する。
【0026】
上記後方への移動または前方への移動の途中で、ペダル位置調整用のスイッチをオフとすれば駆動源は停止し、ペダルアッセンブリ4及び連動リンク7の移動は停止する。このようにして、ペダル装置の位置を最前方位置と最後方位置との間の任意の位置に調整することができる。
【0027】
上記において、図4(A)に示す状態からブレーキペダル43を踏み込むと、図4(B)に示すように、ブレーキペダル43のアーム部43aは下向きに回動し、連結軸72aを介して連動リンク7を下方へ引き下げる。それによって、前後方向スリット71aに嵌挿されている連結軸61aを介してレバー6の一方の腕部61を引き下げ、レバー6は支持軸63まわりに図において時計方向に回動し、レバー6の他方の腕部62に連結されているブレーキ操作部材9を介して図示しないブレーキ装置を作動させる。
【0028】
上記ブレーキペダル43の踏込みにてアーム部43aが連結軸72aを下方へ引き下げたとき、連動リンク7は連結軸61aまわりに回動(時計方向に回動)しようとするが、ブレーキペダル43の回動中心(支持軸42)を中心とした連結軸72aの回動軌跡αに対し連結軸61aを中心とした連結軸72aの回動軌跡βがずれており、且つ連結軸61aは連動リンク7に対して固定状態であるから、連動リンク7は連結軸61aまわりに回動することはできない。従って、アーム部43aの下向き回動により、連動リンク7は、図4(B)に示すように、下方へほぼ平行移動し、連結軸61aを介してレバー6を回動させ、ブレーキ装置を作動させるものである。
【0029】
このブレーキペダル踏込み操作では、ペダル位置が前方であっても後方であっても、単に連動リンク7を下方へ引き下げる操作となるので、ペダルレシオは不変であり、ペダルの踏込み操作感がほぼ一定に保持される。
【0030】
尚、アクセルペダル44については、踏込み操作はケーブルを介して伝達されるか、或は踏込み量(踏込み角度)を電気的に検出しその電気的信号によって供給燃料制御を行う方式のものが一般的であるので、アクセルペダル44の前後位置が変わっても操作系統に問題が生じることはない。
【0031】
上記ブレーキペダル43,アクセルペダル44の他にクラッチペダルを装備した車両の場合には、該クラッチペダルの前後方向移動調整機構として、前記ブレーキペダルの場合と全く同じ構造のものを追加することで容易に対応できる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ブレーキペダルやアクセルペダル等の複数の操作ペダルを同時に車両の前後方向に移動させることのできる車両用ペダル装置において、ペダルのフロアからの高さを一定に保つことができ、また必要に応じてペダルのフロアからの高さを運転者に近づくに従って低くしたり或は高くしたりするよう設定することも容易に可能である。ペダルの前後方向移動調整量を従来のものより長くすることも可能である。
【0033】
更にまた、ペダルの位置が移動してもペダルレシオは不変であり、ペダル操作感を常にほぼ一定に保つことができるもので、装置全体が小型,コンパクトで比較的安価であり、且つ車体への取付け作業が容易であることと相俟って、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(A)は最前方位置にあるペダル装置の側面図、(B)は最後方位置にあるペダル装置の側面図、(C)は(B)のC−C部断面図である。
【図2】図1に示すペダル装置の外観斜視図である。
【図3】図1に示すペダル装置の分解斜視図である。
【図4】ブレーキ操作状態を説明する側面図で、(A)はブレーキペダルを踏んでいない状態、(B)はブレーキペダルを踏み込んだ状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 ブラケット
2 モータユニット
3 Xアーム機構
4 ペダルアッセンブリ
5 レバー支持部材
6 レバー
7 連動リンク
8 ねじ送り機構
9 ブレーキ操作部材
21 駆動源
22 ねじ軸
23 回転ケーブル
24 移動部材
41 ペダル保持部材
42 支持軸
43 ブレーキペダル
44 アクセルペダル
61a 連結軸
71a 前後方向スリット
72a 連結軸
81 ねじ棒
82 ナット部材
Claims (3)
- 車体に取付固定されるブラケットと、ペダル保持部材に複数のペダルを回動可能に取付けたペダルアッセンブリと、該ペダルアッセンブリに取付けた複数のペダルのなかの少なくともブレーキペダルと車体に回動可能に取付けたブレーキ操作用のレバーとを連結する連動リンクと、上記ペダルアッセンブリと連動リンクとを前後方向に駆動するモータユニットとからなり、上記ペダルアッセンブリは上記ブラケットに前後方向に平行移動可能なるよう組み付けられ、上記連動リンクと上記レバーとを連結する連結軸は上記連動リンクに対し相対的に前後方向に移動可能であり、上記モータユニットの駆動にてペダルアッセンブリを前後方向に平行移動させる第1の移動手段と、該第1の移動手段によるペダルアッセンブリの前後方向移動にほぼ同期して上記連動リンクを上記レバーに対して前後方向に移動させる第2の移動手段とを設けたことを特徴とする車両用ペダル装置。
- 請求項1に記載の車両用ペダル装置において、第1の移動手段は、モータユニットの駆動源の駆動にて回転駆動する前後方向配置のねじ軸と該ねじ軸に螺合されペダルアッセンブリのペダル保持部材に軸結合されたナット状の移動部材とからなるねじ送り機構と、該ねじ送り機構の作動に伴ないペダルアッセンブリを前後に平行移動させるXアーム機構とから構成されていることを特徴とする車両用ペダル装置。
- 請求項1又は2に記載の車両用ペダル装置において、第2の移動手段は、連動リンクに前後方向に向けて配設されたねじ棒と該ねじ棒に螺合されたナット部材とからなるねじ送り機構と、モータユニットの駆動源の回転駆動を上記ねじ棒に伝達してねじ棒を回転させる回転ケーブルとから構成され、上記ねじ送り機構のナット部材には上記レバーに固定された連動リンクとの連結用の連結軸が一体的に結合され、該連結軸は連動リンクに設けた前後方向スリットにスライド可能に嵌挿され、上記駆動源の回転駆動にてねじ棒が回転することにより、ねじ棒及び該ねじ棒を取付けた連動リンクが相対的に前後方向に移動するようになっていることを特徴とする車両用ペダル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003014240A JP2004224190A (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 車両用ペダル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003014240A JP2004224190A (ja) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | 車両用ペダル装置 |
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JP2004224190A true JP2004224190A (ja) | 2004-08-12 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2004224190A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012118960A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Hyundai Motor Co Ltd | ペンダント型調整式オルガンアクセルペダル装置 |
JP2012248196A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Dh Holdings Co Ltd | 能動タイプのエコペダル装置 |
-
2003
- 2003-01-23 JP JP2003014240A patent/JP2004224190A/ja active Pending
Cited By (3)
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JP2012118960A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Hyundai Motor Co Ltd | ペンダント型調整式オルガンアクセルペダル装置 |
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US8820190B2 (en) | 2011-05-30 | 2014-09-02 | Dh Holdings Co., Ltd. | Active eco pedal apparatus |
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