JP2001257088A - 放電灯起動装置 - Google Patents

放電灯起動装置

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JP2001257088A
JP2001257088A JP2000066434A JP2000066434A JP2001257088A JP 2001257088 A JP2001257088 A JP 2001257088A JP 2000066434 A JP2000066434 A JP 2000066434A JP 2000066434 A JP2000066434 A JP 2000066434A JP 2001257088 A JP2001257088 A JP 2001257088A
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bobbin
socket
discharge lamp
electrode
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JP2000066434A
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Osamu Miyata
理 宮田
Hisao Hirata
久生 平田
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/02Details
    • H05B41/04Starting switches
    • H05B41/042Starting switches using semiconductor devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用の放電灯の点灯起動装置において、小
型、軽量で安価な構成とし、振動等による破損を防止で
きるようにするとともに、高圧電極端子と起動トランス
の巻線との電気的接続と構造的接続を同時に行えるよう
にする。 【解決手段】 放電灯のソケット20及び起動トランス
30等の起動用部品を備えた点灯起動装置において、起
動トランス30を、ボビン31とこのボビン31に巻回
した1次巻線33及び2次巻線32のみの空芯コイル構
造とする。また、ボビン31の端面の中央部にネジ電極
61を設け、一方を起動トランス30の2次巻線32の
高圧側引出線36と接続し、他方をソケット2の高圧電
極22にネジ込み接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に車両前照灯の
点灯装置に適した放電灯起動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用点灯装置としては、従来よりコア
付きの起動トランスを有したものが用いられている。こ
のコア付きの起動トランスにおいては、電流飽和が存在
し、これを避けるにはコア体積を大きくするしかない。
すなわち、通常トランスではコアがあるため、図11の
直流重畳特性例で示すように、電流を増加させていくと
ある電流値でインダクタンスが飽和(空芯のインダクタ
ンス値まで)してしまう。
【0003】また、コアは周囲温度の影響を受ける。図
12はそのキューリー温度特性を示す図であり、比較的
低い温度(100℃以下)で使用する破線のAタイプの
コアと、比較的高い温度(150℃以下)でも使用でき
る実線のBタイプのコアの初期透磁率(μi)と温度T
(℃)の関係を示している。
【0004】Aタイプはキューリー温度が174℃で低
温向きであり、Bタイプはキューリー温度が200℃で
高温向きである。高温時(100℃〜200℃程度)で
のフェライトコアの場合、磁心が強磁性から常磁性に移
る性質、つまり臨界温度(キューリー温度)があるた
め、キューリー温度が高いコアを選択しなければならな
い。
【0005】放電灯としてHIDランプを用いる場合、
ランプソケットに起動回路を内蔵させるようにするとラ
ンプとの距離が近くなり、そこからの熱が起動部品側へ
伝わり、その温度が約150℃程度になるので、起動ト
ランスは安全上からキューリー温度が200℃以上のコ
アを選択しなければならない。このキューリー温度が高
いコア材の場合は、初期透磁率(μi)が低くなる(同
じ巻数ならばインダクタンス値が低くなる)ため、性能
が低下し、さらにそのようなコアは一般的ではないの
で、市場に出る数量が少なく、コストアップになる。
【0006】また、フェライト系のコア材にて、エポキ
シ樹脂等により絶縁のためにモールドを行う場合、モー
ルド材とコア材とで収縮率が異なるため、フェライトコ
アのワレやクラック等の致命的な欠陥が発生する。した
がって、コアをモールド材から防ぐために、ボビン等で
密閉するか、コアを単純形状(丸棒、角棒等)にするこ
とが必要である。
【0007】また、ランプが放電灯起動装置のソケット
に挿入されていない時、点灯装置本体(不図示)の電源
を投入すると、ソケット内の2つの電極端子間に高圧が
発生し、最悪の場合には発火、発煙の怖れがあった。さ
らに本装置を組付けの時に作業者が感電する恐れがあっ
た。そのため従来においては図17に示す特開平10−
50436号公報に示すチェック端子(HIDランプ装
着検知端子)等が取り付けられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電灯起動装置
にあっては、上記のようにコア材があるため、重量が大
きく、振動、衝撃等によって支持点が破損し易くなる。
また、その対策のために保持機構を強化したり、別部材
を用いて保持しなければならず、コストアップになって
いた。
【0009】また、HIDランプを装着しているかを判
断するため、ソケット内に2つの電極端子の他にさらに
別の検出端子を設け、点灯装置本体側においては前述の
検出端子からの信号を処理する回路(不図示)を付加す
る必要があった。
【0010】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、安価な構成で、小型化、軽量化を図る
ことができ、振動、衝撃等による破損を防止できるとと
もに、高圧電極端子と起動トランスの巻線との間の電気
的接続と構造的接続を同時に行うことができ、かつラン
プを装着していないと電源供給ができなくする放電灯起
動装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る放電灯起動
装置は、次のように構成したものである。
【0012】(1)放電灯のソケットと、ボビン及びこ
れに巻回された1次巻線と2次巻線から成る空芯コイル
構造の起動トランスとを備え、前記ボビンの端面の中央
部にネジ電極を設け、該ネジ電極の一方を前記起動トラ
ンスの2次巻線の高圧側出力線と接続し、他方を前記ソ
ケットの高圧側端子にネジ込み接続した。
【0013】(2)放電灯のソケットと、ボビン及びこ
れに巻回された1次巻線と2次巻線から成る空芯コイル
構造の起動トランスとを備え、前記起動トランスの2次
巻線の高圧側出力端子と接地端子間に放電灯が挿入され
ていないときはバネ部材により絶縁壁を突出させるとと
もに、放電灯の挿入時はその絶縁壁を前記起動トランス
のボビンの中央部の空間に収納するようにした。
【0014】(3)上記(1)の構成において、コネク
タ付ハーネスを有するようにした。
【0015】(4)上記(1)の構成において、ダイレ
クトカプラーを有するようにした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜図
16について説明する。また従来例を図17について説
明する。図1は本発明の第1の実施例の構成を示す図、
図2はその要部を示す拡大図、図3は本発明の第2の実
施例を示す図、図4はその要部を示す拡大図、図5は本
発明の第3の実施例の構成を示す図で、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)はB−B線断面図、(d)
は後部のソケットケース3を開けたときの状態を示す背
面図であり、ダイレクトカプラーを有している場合を示
している。図6は本発明の第4の実施例の構成を示す図
で、図7はその要部の拡大図である。図8は第5の実施
例の構成を示す図、図9は同第5の実施例の構成を示す
C−C線断面図である。また、図10は起動回路図の構
成例を示す図で、(a)は第1および第2および第3お
よび第5の実施例に基づく起動回路図の構成例、(b)
は第4の実施例に基づく起動回路図の構成例を示す。図
11は起動トランスの直流重畳特性例を示す図、図12
はフェライトコアのキューリー温度特性例を示す図、図
13は放電灯であるHIDランプの寿命特性を示す図、
図14は一次巻線と二次巻線の巻き付け方法を示す説明
図で、(a)は第1の方法、(b)は第2の方法、
(c)は第3の方法、(d)は第4の方法を示してい
る。図15は2次巻線の巻き付け方法を示す説明図で、
(a)はボビンの各セクションに均等巻を行った場合、
(b)は低圧側で巻数が多く高圧側に従って少なくなる
ようにした場合をそれぞれ示している。図16は起動パ
ルス波形を示す図で、(a)は実施例の場合、(b)は
従来例の場合をそれぞれ示している。図17は従来のラ
ンプ挿入の有無を検出するチェック端子(検知端子)を
設けたランプソケットの例を示す図である。
【0017】まず、図1及び図2に示す本発明の第1の
実施例について説明する。本実施例は、HIDランプを
点灯するための点灯装置に含まれる点灯起動装置に係る
ものである。点灯装置には、装置本体(不図示)にHI
Dランプ電源及び起動パルス発生用トリガ素子電源等が
含まれており、点灯起動装置は、起動用部品及びHID
ランプソケット等の構造物で構成されている。また本実
施例においては、点灯装置本体−点灯起動装置間の電気
的接続は、ハーネス6と入力コネクタ7を有する点灯起
動装置とダイレクトカプラーを有する点灯装置本体によ
って行われる。
【0018】本実施例の車両用点灯起動装置1のソケッ
トケース2は、インサート成形または挿入にて高圧電極
22、GND(接地)電極23を有している。また、ソ
ケットケース2に付随する凸部2a(数は適宜)が後側
のソケットケース3に付随する切り込み窓部3aに嵌合
する。
【0019】次に、上記構成のソケット20の内部を説
明する。絶縁壁28は高圧電極22とGND電極23の
電位差が20数kVとなるために絶縁用として用いられ
ており、その絶縁壁28で囲まれた高圧電極22のラン
プ側高圧電極22aから引き出された高圧電極引出電極
は、ネジ電極61に接続され、このネジ電極61は、ソ
ケット隔壁21を通過して起動トランス収容部4に貫通
しており、さらに起動トランス30の中心つまり空芯部
34(高圧電極22の引出電極22cが入る穴形状でφ
0.1〜φ10相当の断面積を有する円形もしくは角
形)を通り、その先端の起動トランス側高圧電極22b
に2次巻線32の高圧側引出線36に接続されている。
【0020】高圧電極22の底部には雌ネジを形成し、
一方、ボビン31の空芯部34(ボビン31の中心、す
なわちソケット20の中心)に組み込まれたネジ電極6
1の片方に雄ネジを形成し、他方の端面には高圧側引出
線36を溶接もしくは高温半田等で接続する。1次巻線
33及び2次巻線32を施したコイル35をソケットケ
ース2に組み込まれた前述の高圧電極22の雌ネジと嵌
合させることによってコイル35を固定するとともに、
ネジ(電気的導通可能材料)によって起動トランス30
の出力が高圧電極22から出力可能となる。つまり、固
定(起動トランス30の保持)と導通とが同時に行え
る。
【0021】起動トランス30は、ボビン31(ソケッ
ト形状に合わせて外径は円形、巻き付け部分は巻線効率
から円形でかつ分割巻き型で3分割、分割数は3〜6程
度)に2次巻線32(100〜400T程度、線径=φ
0.1〜φ1程度、実験では0.3−300Tとした)
を各セクションに均等巻あるいは低圧側が多く高圧側に
従って少なくなるよう(図15の(b):電位分布を低
圧側に傾けることで絶縁性を改善することが可能)に巻
き付ける。このように分割巻きを行うことによって、2
次巻線32の分布容量は増加する。
【0022】分布容量は通常、磁心(この場合は巻中
心)から遠くなるほど増加する。そして、この容量値が
起動パルス幅を大きくする重要なポイントとなる。
【0023】また、分布容量は狭い巻幅にて層(重ねて
巻く)を形成して巻き付けた方が大きくなって起動パル
ス幅が増加し、HIDランプ電極の摩耗を抑えて寿命が
向上することが、図13のHIDランプの寿命特性図に
示すように実験で判明した。図13では、起動パルス幅
大(0.4msec)、パルス幅小(0.2msec)
とした場合のHIDランプの寿命特性を示す図であり、
横軸に点滅動作による経過時間、縦軸に全光束の相対値
をとったグラフである。起動パルス幅大の方が全光束劣
化が少ないために寿命が長いといえる。この点の点滅モ
ードは、車両用点灯装置(HID点灯装置と本発明の点
灯起動装置)にて、ON:9分45秒、OFF:15秒
を5回繰り返した後、10分間OFFしたサイクルにて
行ったものである。通常、起動パルスのエネルギー(H
IDランプを起動するためのエネルギー)は、パルス幅
×波高値で決まるため、起動パルス幅が増加すると波高
値(起動パルス電圧)を下げることが可能(限界は20
kV前後)となり、1次−2次巻線の昇圧比も低くでき
るため、小型化が可能となったり、2次巻線数が減少す
るためにその銅損が減少して効率が向上する等のメリッ
トがある。
【0024】因みに、2次巻線32を磁路方向に分割巻
きを行わず、1列にて整列巻きを行った場合の分布容量
は、同じ巻線数(但し、ボビン長さに制約があるため巻
線をつぶした平角線を縦巻して巻幅を同一とし、起動回
路定数は同じとした)にて、約0.001pFであっ
た。このような分布容量では、起動パルス幅は、0.2
μsec前後となり、急峻な立上りを持つ起動パルスと
なる(図16の(a),(b)参照)。
【0025】また、ボビン31は巻線効率(巻線をある
芯棒に巻き付ける場合、同じ断面積の巻芯であれば丸形
が最も外周が短くなり、巻線長が短くなるために巻線で
の銅損が最小となる)から角形ではなく丸形を用いてい
る。さらに、ボビン31の分割層の幅は、巻線の最大外
径の整数倍に設定することで、より巻線が効率よく配置
できるようにしている(0.5〜5mm程度)。また、分
割層の壁厚は0.5〜2mm程度としている。1次−2次
電位差を考慮して1次巻線33(1〜10T程度、線径
=φ0.1〜φ1程度。実験ではφ0.5−4Tとし
た)は、2次巻線32の低圧側セクション(図14の
(a)参照)に巻き付けている。但し、1次巻線33と
して3層絶縁電線等の絶縁性が高い(10〜20kVの
耐電圧)巻線を採用する場合は、1次−2次間の結合が
最も良いボビン31の中央部付近(図14の(b)参
照。つまり3分割ボビンの場合、中央のセクション)も
しくはこれも比較的結合が良いボビン31の各セクショ
ンに均等巻(図14の(c)参照)にすることとなる。
【0026】また、図14の(d)に示すように、ボビ
ンケース31bを絶縁壁として2次巻線−1次巻線間の
リークを防止し、さらにそのボビンケース31bの外周
に疎にて均等巻、もしくは密にて中央配置とし、1次巻
線形状は丸線もしくは平角線とし、その1次巻線33を
確実にボビンケース31bに巻き付ける目的で、該ボビ
ンケース31bの外周に1次巻線用溝31cを螺旋状に
設けるものとする。
【0027】また、ボビン31に設けられた3カ所の引
出線絡げ部50(数は適宜増減可)に2次巻線32の低
圧側引出線37と1次巻線33の2本の引出線38を絡
げ、起動トランス収容部4の側壁に這わすように3カ所
のスリット2b(数は適宜増減可)を通り、起動部品収
納部5へ導き、起動部品収容部5に収まる起動回路部品
と起動トランス30とハーネスAssy8とを接続する
接続板29に溶接もしくは高温半田等で接続(環境温度
がHIDランプ近傍のため約150℃程度まで上昇する
ので、有機基板等で一般に用いられる低温半田接合が不
可となる)し、ハーネスAssy8へとつなげる。
【0028】その際、引出線37及び38がコイル35
(主には2次巻線32)と接触をしないように(絶縁確
保)、クリップ51にて起動トランス収容部4に密着さ
せている。
【0029】このように、起動トランス30を収容部4
に組み付けた後、モールド材40(エポキシ樹脂、ウレ
タン樹脂、シリコン樹脂等)にて起動トランス30のみ
をモールドする。絶縁確保、湿度対策、振動による部品
の欠落防止等の目的で、起動部品収納部5にも起動回路
部品を組付け後にモールドを行う場合もある。
【0030】また、GND電極23は、ソケット隔壁2
1の内部を通り、起動部品収納部5につながっており、
ハーネスAssy8に接続して入力コネクタ7を介して
点灯装置本体と接続させている。
【0031】図9に示す第4の実施例では、上記のよう
に空芯コイル構造の起動トランス30のボビン31の中
心軸にネジ電極61を設けるとともに、円筒状あるいは
円柱状の高圧電極可動部26に含まれる絶縁壁28を有
し、ソケットケース2とボビン31を一体成形してい
る。このため、小型化、軽量化を図ることができ、振
動、衝撃等による破損を防止できるとともに、高圧電極
22と起動トランス30の2次巻線32との間の電気接
続と構造的接続を同時に行うことができる。
【0032】次に、図3及び図4について本発明の第2
の実施例を説明する。本実施例は、第1の実施例と比較
して高圧電極22の底部に雄ネジを形成し、ボビン31
の空芯部34(ボビン31の中心、すなわちソケット2
0の中心)に組み込まれたネジ電極61の片方に雌ネジ
を形成した構成であって、第1の実施例からネジの雄雌
を入れ替えた構成であり、その他は第1の実施例と同様
であるので、説明は省略する。
【0033】上記のように、本実施例では、高圧電極2
2の底部にネジ山が加工されており、ボビン31の空芯
部34にネジ電極61が一体成形されており、ネジ部で
ない反対の電極端子側に引出線36を溶接させて電極棒
とし、コイル35をケース2に取り付ける際にネジ電極
61にて電気的接続と構造的接続の両方を行うことがで
きる。また、図3はネジの雄雌が反対でも成立する構造
を示すものである。つまり、高圧電極22の底部が飛び
出した雄ネジであり、ボビン31の空芯部34に雌ネジ
を形成してその端面に引出線36を溶接し、電気的接合
を行った構造である。
【0034】次に、図5に示す本発明の第3の実施例を
説明する。本実施例においても、点灯装置本体−点灯起
動装置間の電気的接続は、ダイレクトカプラーを有する
点灯装置本体とダイレクトカプラー81を有する点灯起
動装置及びその両者を接続するためのコネクタ付きハー
ネス(不図示)によって行われる。また、ダイレクトカ
プラー81内にある入力端子82(図10に示す+40
0V、−600V、GNDの3端子)は、HID−GN
D電極及び2次巻線32の低圧側電極23と一体化(ソ
ケットケース2もしくは3にインサート成形等によって
形成)あるいは別部材にて形成された金属電極である。
この点が第1及び第2の実施例と異なり、その他におい
ては、第1及び第2の実施例と同じであるので省略す
る。
【0035】次に図6及び図7に示す本発明の第4の実
施例を説明する。本実施例では、ランプが未装着の時も
しくはランプとソケットが不完全嵌合時において、点灯
装置の電源を供給した場合に起動パルスの発生を防止す
るために高圧電極可動部26とそれに付随するスイッチ
を用いたものである。つまり、ランプ未装着時は高圧電
極可動部26がバネ27(スプリングもしくはバネ性を
持ったもので、数として1〜4個程度)にて突出してお
り、ランプ側高圧電極22aと起動トランス側高圧電極
22bにて構成されるスイッチがOFF(22aと22
bとが離れている)になるため、電源投入時でも起動パ
ルスが発生することはない。さらに前記スイッチの不具
合等でランプ未装着時にもON状態が継続した場合、高
圧電極可動部26がGND電極よりもランプ挿入方向へ
1mm〜10mm程度突出するために沿面距離が確保されて
両電極間でリークを防止できるために2重の安全装置を
提供するものである。そのために図17に示す従来のチ
ェック端子(検知端子)を廃止している。
【0036】また高圧電極可動部26は、HIDランプ
を装着したときには起動トランス30の空芯部34に収
納する。空芯部34があるためにこのような構造が可能
となる。ボビン31にはソケット隔壁21側に接する面
側にのみ穴を設けている。起動トランス収納部4におい
てモールド材40を注入するときは、空芯部34内に入
らないようにソケット隔壁21にボビン凸部31aを円
筒状に飛び出させて同21に設けたソケット隔壁溝21
aと嵌合(かみ込む構造)させてモールド材41の進入
を防いでいる。
【0037】次に、図8及び図9に示す本発明の第5の
実施例を説明する。本実施例では、ソケットケース2と
ボビン31を一体成形した構造であり、部品点数の削減
及びコストダウンが可能となる構成を示したものであ
る。ボビン31に巻線を取り付けるためにソケットケー
ス2の背面側にある起動トランス収納部4の壁を廃止し
て、ソケットケース3との嵌合位置つまり分割位置9が
第1〜第4の実施例(図1〜図7参照)と異なる構造と
したものである。この場合、起動トランス30を絶縁の
ためにモールド材40にてモールドを行う方法は、As
sy後(ボビン31に巻線32と33を巻き付けて各々
の引出線36,37,38を適切に処理し起動回路を組
み付けて配線材に配線処理を行い、ソケットケース3を
同2に嵌合させてから)にソケットケース2の絶縁壁2
8の近傍にある注型口41(4カ所、数は適宜増減可、
形状は丸に限らない)から入れ、場合によっては気泡を
除く(絶縁性確保)ために真空注型とする。
【0038】図10(a)に示す起動回路の構成例にお
いて、入力は不図示の点灯装置本体から供給される主電
源の+400VとGND、また高圧パルス用トリガ素子
であるSG(スパークギャップ)用電源の−600Vで
ある。SGは車載用として400〜3kVの範囲内で選
択を行い、ここでは800Vにてブレークダウンするも
のを使用している。また、点灯装置内にある−600V
の電源出力端子に直列接続される抵抗(不図示)を設け
て、そこから起動回路へ供給するようにしている。そし
て、−600Vと+400Vにて1kVの電位を上記の
抵抗(不図示)と充放電用コンデンサC2をシリーズに
接続したものに加え、その定数にて起動パルス周期を決
定する(通常は30〜150Hz程度)。
【0039】上記コンデンサC2の電位がSGのブレー
クダウン電圧(800VのSGの場合は800V±15
%)に達したとき、起動トランスTの1次巻線N1に電
流が流れ、2次巻線N2に高電位が発生して+400V
電源に起動パルス(25kV程度)が発生し、HIDラ
ンプが点灯する。また図10(b)に示す起動回路にお
いて、ソケット内に組み込まれたランプ検知SW(スイ
ッチ)によって、HIDランプが未装着時にはスイッチ
がOFFとなり、また装着時にはスイッチがONとなっ
てHIDランプが点灯する。その他の電子部品としてC
1は入力電源用フィルターとなるコンデンサ、R1はコ
ンデンサC2に貯まった電荷を放出させるための抵抗で
ある。
【0040】ここで、図11に示すコア有無時の直流重
畳特性例について説明する。横軸に電流、縦軸にインダ
クタンスをとると、コアのある場合は、ある電流値(こ
こでは2A)にてインダクタンスが低減し、飽和現象が
現れる。さらに周囲温度が変化した場合(+100
℃)、飽和現象は+25℃のときに比べて早くなる。し
かし、コアのない空芯コイルの場合は、電流に依存する
ことなく安定したインダクタンスを得ることができ、周
囲温度が変化した場合においても空芯コイルの場合はイ
ンダクタンス変化はない。
【0041】図12にコアのキューリー温度特性例を示
す。本データーはNi系フェライトコアの場合を示して
いる。キューリー温度とは、磁心が強磁性から常磁性に
移る臨界温度であり、実際には試料の初期透磁率(μ
i)を測定してこれと温度の関係を図に描き、その降下
部において最大値(MAX)の80%の点と20%の点
を結ぶ線の延長線がμi=1の線と交わる点を求めて、
その温度をキューリー温度と決めている。
【0042】Aタイプではキューリー温度が174℃、
Bタイプでは200℃となる。車載用として、またHI
Dランプの近傍に配置する条件下からこのキューリー温
度は高い方が望まれるが、図12からもわかるようにキ
ューリー温度が高くなればμiが下がることとなる。つ
まり、要求するインダクタンスを得るためには、巻数を
多く巻かなければならないこととなり、巻線の占有率が
上がり、大型化する。さらに、巻線の抵抗分が上がるこ
ととなり、図10(a)および(b)に示すようにトラ
ンスTの2次巻線N2は+400V電源ラインに直列接
続されていることから、抵抗分=ロスとなり、起動回路
の効率を下げることにつながる。また、キューリー温度
が高いコア材は、市場では使用数が少なく一般的でない
ため、どうしてもコストアップとなる。そこで、本実施
例による空芯コイル構造とすることで、解決できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
空芯コイル構造とすることによって転流飽和がなくな
り、周囲温度の影響を受けず、小型化、軽量化を図るこ
とができ、起動トランスをソケットの中心と同一の軸と
なるように配置することで振動、衝撃等による破損を防
止でき、起動トランスのボビンを分割巻きにすることに
よって分布容量が増して起動パルス幅が大きくなってH
IDランプ寿命を延ばす要因となり、高圧電極端子およ
び起動トランスのコイル部の双方にてネジ電極を設ける
ことによって電気的接続と構造的接続(起動トランスの
保持)の2つを同時に行うことができ、さらに、起動ト
ランス中央部に設けた空芯コイル構造部分に高圧電極可
動部およびスイッチ機構を設けることによって、HID
ランプが未装着時であって電源を投入しても起動パルス
の発生を防止する安全機構を提供でき、点灯装置本体と
点灯起動装置の接続において任意の接続方式を採用する
ことであらゆる車種に対応できるという効果がある。
【0044】すなわち、各構成要素について、次のよう
な効果が得られる。
【0045】(1)空芯コイル構造において ・電流飽和がない(従来ではコアがあるため、直流重畳
特性において電流を増加させていくとある電流値でイン
ダクタンスが飽和してしまう)。
【0046】・周囲温度の影響を受けない(コアがある
ときは、直流重畳特性においては高温時(100℃程
度)にはインダクタンス飽和が室温時よりも低い電流値
で飽和する。また磁性体が持つキューリー点があるた
め、キューリー温度より高い温度では絶対に使用できな
い)。
【0047】・巻線を巻き付けるボビン径が小さくでき
るため、2次巻線の抵抗分が小さくでき、起動回路の効
率を向上することができる。
【0048】・コイルの中心に貫通穴ができるため、ソ
ケットケースの中心とコイルの中心を同じとすること
で、高圧出力線をコイルの穴に入れて反対端面のソケッ
ト端子に接続が容易にでき、かつ貫通穴にもモールド樹
脂材が流れるため絶縁を確保できる。
【0049】・コア材料費及び同組み付け作業費の低減
及び重量が下げられ、小型化が可能である。
【0050】(2)起動トランスをソケット中心に配置
することにおいて ・起動回路部品の最も重量を占める起動トランスを放電
灯中心に配置できるため、点灯装置自体の重量バランス
が最も良く、ソケット中心に配置することで小型化が可
能である。
【0051】(3)起動トランスのボビンを分割巻きと
することにおいて ・分割巻きとすることによって、2次巻線間の分布容量
が高く(数百倍〜数千倍)なり、出力波形のパルス幅が
大きくなる。このパルス幅が大きくなることによって、
ランプ電極に加わるストレスが緩和して電極摩耗を低く
抑え、さらにはランプ寿命を延ばす要因となる。
【0052】(4)高圧電極端子と起動トランスの2次
巻線を接続したネジ電極を有する構造において ・電気的接続と構造的接続の2つを同時に行うことがで
き、信頼性および作業性が向上し、かつ作業量の低減が
可能である。
【0053】(5)ランプ検知機構について ・HIDランプ未装着時において、高圧電極可動部に含
まれる絶縁壁がバネ材にて非可動の接地端子よりも1mm
〜10mm突出させるとともに、高圧電極可動部の底部に
ランプ側電極端子と起動トランスのボビンに起動トラン
ス側高圧電極端子を設けてスイッチを構成させてOFF
としてソケット内の高圧電極とGND電極間での起動パ
ルス発生を防止して、最悪の場合には発火もしくは発煙
もしくは作業者の取扱中の感電事故から身を守り、さら
にHDランプ挿入時は、高圧電極可動部を起動トランス
の中心部に設けた空芯コイル部に収納してスイッチがO
NとなってHIDランプが点灯可能とするランプ検知手
段を提供できる。
【0054】(6)点灯装置本体と点灯起動装置の接続
において ・コネクタ付きハーネスによって、ダイレクトカプラー
方式よりもカプラー(コネクタ)部の小型化が可能であ
る。またダイレクトカプラーによっては、コネクタ付き
ハーネス長を任意に選択できるため、自動車の車種が異
なる場合でも簡単に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の構成を示す断面図
【図2】 図1の要部の拡大図
【図3】 本発明の第2の実施例の構成を示す断面図
【図4】 図3の要部の拡大図
【図5】 本発明の第3の実施例の構成を示す図
【図6】 本発明の第4の実施例の構成を示す図
【図7】 本発明の第4の実施例の構成を示す断面図
【図8】 本発明の第5の実施例の構成を示す図
【図9】 本発明の第5の実施例の構成を示す断面図
【図10】 起動回路の構成例を示す図
【図11】 起動トランスの直流重畳特性例を示す図
【図12】 コアのキューリー温度特性例を示す図
【図13】 HIDランプの寿命特性を示す図
【図14】 1次巻線と2次巻線の巻き付け方法を示す
説明図
【図15】 2次巻線の巻き付け方法を示す説明図
【図16】 起動パルス波形を示す図
【図17】 従来例の検知端子を設けたランプソケット
を示す図
【符号の説明】
1 車両用点灯起動装置 2 ソケットケース 2a 凸部 2b スリット 3 ソケットケース 3a 切り込み窓 4 起動トランス収容部 5 起動部品収納部 6 ハーネス 7 入力コネクタ 8 ハーネスAssy 9 分割位置 20 ソケット 21 ソケット隔壁 21a ソケット隔壁溝 22 高圧電極 22a ランプ側高圧電極 22b 起動トランス側高圧電極 23 GND電極 26 高圧電極可動部 27 バネ 28 絶縁壁 30 起動トランス 31 ボビン 31a ボビン凸部 32 2次巻線 33 1次巻線 34 空芯部 35 コイル 36 高圧側引出線 37 低圧側引出線 38 引出線 40 モールド材 41 注型口 51 クリップ 61 ネジ電極 71 ランプ口金部 81 ダイレクトカプラー 82 入力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯のソケットと、ボビン及びこれに
    巻回された1次巻線と2次巻線から成る空芯コイル構造
    の起動トランスとを備え、前記ボビンの端面の中央部に
    ネジ電極を設け、該ネジ電極の一方を前記起動トランス
    の2次巻線の高圧側出力線と接続し、他方を前記ソケッ
    トの高圧側端子にネジ込み接続したことを特徴とする放
    電灯起動装置。
  2. 【請求項2】 放電灯のソケットと、ボビン及びこれに
    巻回された1次巻線と2次巻線から成る空芯コイル構造
    の起動トランスとを備え、前記起動トランスの2次巻線
    の高圧側出力端子と接地端子間に放電灯が挿入されてい
    ないときはバネ部材により高圧電極可動部に含まれる絶
    縁壁を非可動の接地端子よりも1mm〜10mm突出させる
    とともに、前記高圧電極可動部の底部にランプ側電極端
    子と前記起動トランスのボビンに起動トランス側高圧電
    極端子を設けてスイッチを構成させてOFFとし、放電
    灯の挿入時はその前記高圧電極可動部を前記起動トラン
    スの中心部に設けた空芯部に収納するとともに、前記ス
    イッチがONとなるランプ検知手段を設けたことを特徴
    とする放電灯起動装置。
  3. 【請求項3】 コネクタ付ハーネスを有していることを
    特徴とする請求項1記載の放電灯起動装置。
  4. 【請求項4】 ダイレクトカプラーを有していることを
    特徴とする請求項1記載の放電灯起動装置。
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