JP2001254870A - フランジ継手の面間調整装置 - Google Patents

フランジ継手の面間調整装置

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JP2001254870A JP2000067999A JP2000067999A JP2001254870A JP 2001254870 A JP2001254870 A JP 2001254870A JP 2000067999 A JP2000067999 A JP 2000067999A JP 2000067999 A JP2000067999 A JP 2000067999A JP 2001254870 A JP2001254870 A JP 2001254870A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フランジ継手の面間に嵌め込むガスケットの
片締めを防止する。 【解決手段】 左右一対のクランプ金具をフランジ継手
に嵌め込んで挟着支持する。クランプ金具には、フラン
ジ継手の放射方向に向けて下り勾配とする斜面溝を形成
し、当該斜面溝にスライドゲージを嵌め込む。スライド
ゲージを受台部と押盤部とから形成し、その内、受台部
の上部を、水平面に形成すると共にストッパー突起を突
設し、受台部の底部を、クランプ金具の斜面溝と同じ程
度の下り勾配とする傾斜面に形成する。また、押盤部
に、スライドゲージを斜面溝に沿って移動させる操作ハ
ンドルを取り付ける。操作ハンドルを、クランプ金具の
ネジ孔に螺合するネジ部と、押盤部に挿通した軸部と、
当該軸部に形成した鍔部と、軸部後端に形成した軸頭部
と、当該軸頭部に貫通したハンドルロッドとから構成し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フランジ継手の面
間調整装置に関し、主に、ガスタービンの燃料配管にお
けるフランジ継手の間にガスケットを組み付ける場合
に、その片締めを防止するために使用する。
【0002】
【従来の技術】従来、火力発電所では、その重要な構成
機器であるガスタービンの燃料配管類を、取り外して定
期的に点検、整備したり、部品交換することを通例とし
ている。その後、此種の配管系に機器類や配管類を組み
付けるに当たり、永年使用したガスケットを新たなガス
ケットに交換して組み付けている。
【0003】その場合、配管用フランジ継手の間、即
ち、相対向するフランジ面の間隙(以下、これを面間と
いう)にガスケットを嵌め込み、ベース側のフランジ継
手に対し、他方のフランジ継手をボルト・ナットで固定
するに、嵌め込んだガスケットを片締めすることないよ
うに、その厚みを考慮した上で、当該フランジ継手の面
間を、ノギスにより計測しながら徐々に締め付け固定
し、これによりガスケットが均一な面圧で密着保持され
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、作業箇所が
ガスタービンの燃料配管である場合には、当該場所の多
くが狭くて配管系が入り組んでいる為、フランジ継手の
面間をノギスにより計測しつつ締め付け作業することに
大変な手間を要し、その計測と締め付け作業にはかなり
の熟練度を必要とする。また、そのような箇所が定期点
検ごとに100箇所程度にも及ぶことから、多大な作業
時間を費やしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、請
求項1に記載するように、フランジ継手に嵌め込んで挟
着支持するクランプ金具であって、当該クランプ金具に
は、前記フランジ継手の放射方向に向けて下り勾配とす
る斜面溝を形成すると共に、当該斜面溝に沿って移動す
るスライドゲージを嵌め込んでなる面間調整装置を提供
したのである。
【0006】また、請求項2では、請求項1に記載した
スライドゲージを、受台部と押盤部とから形成し、その
内、前記受台部の上部を、水平面に形成すると共にスト
ッパー突起を突設し、前記受台部の底部を、クランプ金
具の斜面溝と同じ程度の下り勾配とする傾斜面に形成し
ている。
【0007】また、請求項3では、請求項1に記載した
スライドゲージを、受台部と押盤部とから形成し、その
内、前記押盤部に、スライドゲージを斜面溝に沿って移
動させる操作部材を取り付けている。
【0008】また、請求項4では、請求項3に記載の操
作部材が操作ハンドルであって、当該操作ハンドルを、
クランプ金具に穿設したネジ孔に螺合するネジ部と、押
盤部に挿通した軸部と、当該軸部に形成した鍔部と、前
記軸部後端に形成した軸頭部と、当該軸頭部に貫通した
ハンドルロッドとから構成している。
【0009】また、請求項5では、請求項3に記載の操
作部材が操作摘み又はボルトヘッドであって、それをク
ランプ金具に穿設したネジ孔に螺合するネジ部と、押盤
部に挿通した軸部と、当該軸部に形成した鍔部と、前記
軸部後端に形成した軸頭部とからなり、その内、前記軸
頭部を操作摘み又はボルトヘッドとしている。
【0010】また、請求項6では、左右一対のクランプ
金具をフランジ継手に嵌め込んで挟着支持し、当該クラ
ンプ金具には、前記フランジ継手の放射方向に向けて下
り勾配とする斜面溝を形成し、当該斜面溝にスライドゲ
ージを嵌め込み、当該スライドゲージを受台部と押盤部
とから形成し、その内、前記受台部の上部を、水平面に
形成すると共にストッパー突起を突設し、前記受台部の
底部を、クランプ金具の斜面溝と同じ程度の下り勾配と
する傾斜面に形成し、また、前記押盤部に、スライドゲ
ージを斜面溝に沿って移動させる操作ハンドルを取り付
け、当該操作ハンドルを、前記クランプ金具のネジ孔に
螺合するネジ部と、前記押盤部に挿通した軸部と、当該
軸部に形成した鍔部と、前記軸部後端に形成した軸頭部
と、当該軸頭部に貫通したハンドルロッドとから構成し
たことを特徴としている。
【0011】また、請求項7では、フランジ継手に嵌め
込むクランプ金具を、外枠リングと上部プレートと下部
プレートの各部より形成し、その内、前記上部プレート
の内側中央部をほぼ半円状に切欠き形成した内側半弧縁
となし、当該内側半弧縁の前後両端部と前記上部プレー
トの内側端縁との交叉部で、斜面溝の中心線上の内側端
部の同心円位置を、その接線方向へ又は若干弧状に切り
落とし形成し、当該切り落とし縁を、フランジ継手の面
間中心に嵌め込むガスケットの芯出し用位置決め縁とし
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、フランジ継手F1、F2の
面間調整装置M1を、図1に示すように左右一対のクラ
ンプ金具1L、1Rの本体部を開成し、その斜面溝に嵌
め込むスライドゲージとその操作ハンドル等を示す斜視
図と、図2に示すようにクランプ金具1L、1Rをフラ
ンジ継手に組み付けた状態を示す平面図と、図3に示す
ようにフランジ継手の面間にクランプ金具を装着し、締
結ボルト・ナットにより締め付けた状態とする図2のX
―X線断面図と、図4に示すようにクランプ金具1L、
1Rの斜面溝に組み込まれるスライドゲージSとその操
作ハンドルH等の分解斜視図と、図5に示すようにクラ
ンプ金具1L、1Rの斜面溝に組み付けたスライドゲー
ジSとその操作ハンドルH等の要部断面図に基づいて説
明する。
【0013】先ず、1L、1Rはベース側のフランジ継
手F1を挟着支持する左右一対のクランプ金具であっ
て、その内側部には、フランジ継手F1の鍔部に嵌め込
む凹部2を形成している。具体的には、クランプ金具1
L、1Rの本体部は、フランジ継手F1の外周部に嵌め
込まれる半円弧状の外枠リング3と、その上部側に形成
した幅の広い半円弧状の上部プレート4と、下部側に形
成した幅の狭い半円弧状の下部プレート5の各部を備え
ている。
【0014】6L、6Rはクランプ金具1L、1Rの先
端部に固定した張出しブラケットであって、連結軸7に
より左右一対のクランプ金具1L、1Rを拡開自在に枢
設している。8L、8Rはクランプ金具1L、1Rの基
端部に固定した平面L字状の張出しブラケットであっ
て、その内、一方の張出しブラケット8Lには、先端部
にフック9Aを形成した締結具9を屈曲自在に固定し、
他方の張出しブラケット8Rには前記フック9Aと係合
するフック10を固定している。
【0015】11はクランプ金具1L、1Rの上部プレ
ート4の前後位置に凹設した適宜幅の斜面溝であって、
クランプ金具1L、1Rをフランジ継手F1に嵌め込ん
で組み付けた時、斜面溝11の中心線Cがフランジ継手
F1の放射方向と一致する線上に形成され、且つ、当該
斜面溝11が上部プレート4の外側へ向かうに連れて下
り勾配で、前記上面プレート4の水平面に対する斜面溝
11の傾斜角度θを、15度程度に形成している。
【0016】12は上部プレート4の内側中央部をほぼ
半円状に切欠き形成した内側半弧縁であって、その内側
部のほぼ中心位置にフランジ継手F1、F2の左右のボ
ルト貫通孔13が位置するようにしている。14はフラ
ンジ継手F1、F2の面間中心に嵌め込む円盤状のガス
ケットGの芯出し用位置決め縁であって、前記内側半弧
縁12の前後両端部と上部プレート4の内側端縁との交
叉部で、前記斜面溝11の中心線C上の内側端部の同心
円位置を、その接線方向へ又は若干弧状に切り落とし、
当該位置決め縁14がガスケットGの外周面にほぼ当接
することで、その芯出しがなされるようにしている。
【0017】15は後記するスライドゲージSの取付用
ネジ孔であって、前記斜面溝11の中心線C上の位置
で、外枠リング3の厚みのほぼ中間位置に、その外側面
からクランプ金具1L、1Rの法線方向へ向かって穿設
している。
【0018】スライドゲージSは、先端部を楔状とする
受台部16と、基端部を鉛直とする押盤部17とからな
り、その内、一方の受台部16は、その上部側を水平面
16Aに形成し、その略中間位置にはストッパー突起1
8を鉛直に突設し、また、底部側の先端部から基端部に
向けて下り勾配とする傾斜面16Bに形成している。こ
の場合、水平面16Aに対する傾斜面16Bの傾斜角度
θは、前記斜面溝11と同じ15度程度に形成してい
る。また、他方の押盤部17の中心位置には、段付き通
孔19を形成している。
【0019】HはスライドゲージSを進退移動させる操
作部材、即ち、操作ハンドルであって、当該ハンドル先
端部には前記ネジ孔15に螺合するネジ部20を形成
し、中間部の軸部21には、前記段付き通孔19の大径
側に嵌め込まれて回転する鍔板22を形成し、また、軸
部21の後端部に形成した軸頭部23には、ハンドルロ
ッド24がスライド自在に貫通され、その両端部に冠着
したキャップ25によりハンドルロッド24を抜け止め
支持している。26L、26Rは二つ割り形成した操作
ハンドルHの抜け止め防止板であって、前記鍔板22の
後部位置の軸部21に左右方向から嵌め込まれ、ビス2
7により押盤部17の四隅部に止着固定している。
【0020】
【変形例】尚、前記の場合、軸頭部23それ自体を操作
摘みとして機能させることで、当該軸頭部23を指先で
正逆回転操作したり、或いは、軸頭部23を多角形のボ
ルトヘッドに形成し、スパナ等によりボルトヘッドを正
逆回転操作するように構成することもできる。従って、
本発明におけるスライドゲージSの操作部材としては、
操作ハンドルH、操作摘み、ボルトヘッド等を含む概念
としている。
【0021】而して、本発明に係るクランプ金具1L、
1Rを開成し、その一方のクランプ金具1Lを、ベ−ス
側のフランジ継手F1の片側に嵌め込んだ上で、他方の
クランプ金具1Rをフランジ継手F1の他側に嵌め込
む。その際、クランプ金具1L、1Rにおける上部プレ
ート4の内側半弧縁12の略中心位置を、図2に示すよ
うにフランジ継手F1のボルト貫通孔13の中心となる
ように位置合わせをして嵌め込む。すると、前後位置の
ボルト貫通孔13は、対向するクランプ金具1L、1R
の前後内側端縁の間の空間位置に位置合わせされる。
【0022】そして、クランプ金具1Rのフック10
に、クランプ金具1Lの締結具9のフック9Aを掛止し
て締め付けることにより、クランプ金具1L、1Rがフ
ランジ継手F1に挟着支持されて装着される。
【0023】次いで、スライドゲージSの個々の操作ハ
ンドルHを、例えば、時計方向へ回転操作すると、その
ネジ部20がクランプ金具1L、1Rのネジ孔15に螺
合され、軸部21の鍔板22を介してスライドゲージS
の押盤部17が法線方向へ押し込まれると同時に、スラ
イドゲージSの受台部16が、クランプ金具1L、1R
の斜面溝11に沿って徐々に押し上げられる。これによ
りクランプ金具1L、1Rの上部プレート4の上側に、
受台部16が所定の高さまで突き出される。その際、予
め、フランジ継手F1の上面中央位置に、ガスケットG
をセットしておくことで、当該ガスケットGの四方部
が、クランプ金具1L、1Rの位置決め縁14にほぼ当
接保持されて芯出しが行なわれる。
【0024】次いで、他方のフランジ継手F2の四方
を、スライドゲージSの受台部16のストッパー突起1
8の内側位置に臨ませると共に、フランジ継手F1、F
2のボルト貫通孔13を上下に位置合わせて重ね合わせ
る。そして、締結ボルトBをフランジ継手F1の各ボル
ト貫通孔13の下方から挿通してフランジ継手F2の上
方まで突き出し、その上端部に螺合した締結ナットNを
トルクレンチ(図示せず)により締め付け作業する。や
がて、フランジ継手F2の底面がスライドゲージSの受
台部16の水平面16Aに当たって締め付け不能とな
る。これにより、フランジ継手F1、F2の面間が所定
の間隙に形成されると共に、フランジ継手F1、F2の
間に嵌め込まれたガスケットGに、適宜の負荷が均一に
加えられることで密着支持される。
【0025】その後、各スライドゲージSの操作ハンド
ルHを、半時計方向へ回転すると、当該スライドゲージ
Sは斜面溝11に沿って押し下げられることで緩められ
る。後は、締結具9を開成操作してクランプ金具1L、
1Rをフランジ継手F1から取り外すことで、ガスケッ
トGの組み付け作業が終了する。
【0026】
【変形例】前記の実施形態では、左右一対のクランプ金
具1L、1Rを開閉自在に形成したが、図6に示すよう
に、クランプ金具1L、1Rの張出しブラケット6L、
6R、8L、8Rのいずれか一方に締付ボルト28を挿
通支持し、他方の張出しブラケット6L、6R、8L、
8Rに締結ナット29を固定し、左右一対のクランプ金
具1L、1Rをフランジ継手F1に嵌め込んだ上で、締
結ボルト・ナット28、29を締め付けることもでき
る。或いは、前記の実施形態に示すフック9A付きの締
結具9とフック10を、クランプ金具1L、1Rの張出
しブラケット6L、6R、8L、8Rのいずれか一方と
他方に形成することで、左右一対のクランプ金具1L、
1Rをフランジ継手F1に締結固定することもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、前記のように、フランジ継手
に嵌め込んで挟着支持するクランプ金具であって、当該
クランプ金具には、前記フランジ継手の放射方向に向け
て下り勾配とする斜面溝を形成すると共に、当該斜面溝
に沿って移動するスライドゲージを嵌め込んでなるフラ
ンジ継手の面間調整装置としたので、フランジ継手の面
間にガスケットを組み付ける場合に、スライドゲージの
突き出し高さを均等にすることにより、簡易且つ迅速な
フランジ継手の締め付け作業に供することができる。
【0028】従って、フランジ継手の面間に嵌め込まれ
るガスケットを、片締めすることがなくなり、均一な面
圧で密着保持することができる。その際、ガスケットの
芯出しも手軽に行なうことができ、その位置決めに要す
る作業性も各段に向上させる等の諸効果を齎す。
【図面の簡単な説明】
【図1】左右一対のクランプ金具の本体部を開成し、そ
の斜面溝に嵌め込むスライドゲージとその操作ハンドル
等を示す斜視図である。
【図2】フランジ継手に組み付けたクランプ金具の平面
図である。
【図3】フランジ継手の面間にクランプ金具を装着し、
締結ボルト・ナットにより締め付けた状態を示す図2の
X―X線断面図である。
【図4】クランプ金具の斜面溝と、当該斜面溝に嵌め込
まれるスライドゲージとその操作ハンドル等を組み付け
る前の分解斜視図である。
【図5】クランプ金具に組み付けたスライドゲージとそ
の操作ハンドル等の組み付け状態を示す要部断面図であ
る。
【図6】クランプ金具の変形例を示す図である。
【符号の説明】
M1、M2 面間調整装置 F1、F2 フランジ継手 C 中心線 θ 傾斜角度 B、28 締結ボルト N、29 締結ナット G ガスケット S スライドゲージ H 操作ハンドル 1L、1R クランプ金具 2 凹部 3 外枠リング 4 上部プレート 5 下部プレート 6L、6R、8L、8R 張出しブラケット 7 連結ピン 9 締結具 9A、10 フック 11 斜面溝 12 内側半弧縁 13 ボルト貫通孔 14 位置決め縁 15 ネジ孔 16 受台部 16A 水平面 16B 傾斜面 17 押盤部 18 ストッパー突起 19 段付き通孔 20 ネジ部 21 軸部 22 鍔板 23 軸頭部 24 ハンドルロッド 25 キャップ 26L、26R 抜け止め防止板 27 ビス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジ継手に嵌め込んで挟着支持する
    クランプ金具であって、当該クランプ金具には、前記フ
    ランジ継手の放射方向に向けて下り勾配とする斜面溝を
    形成すると共に、当該斜面溝に沿って移動するスライド
    ゲージを嵌め込んでなるフランジ継手の面間調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したスライドゲージを、
    受台部と押盤部とから形成し、その内、前記受台部の上
    部を、水平面に形成すると共にストッパー突起を突設
    し、前記受台部の底部を、クランプ金具の斜面溝と同じ
    程度の下り勾配とする傾斜面に形成してなるフランジ継
    手の面間調整装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したスライドゲージを、
    受台部と押盤部とから形成し、その内、前記押盤部に、
    スライドゲージを斜面溝に沿って移動させる操作部材を
    取り付けてなるフランジ継手の面間調整装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のスライドゲージの操作
    部材が操作ハンドルであって、当該操作ハンドルを、ク
    ランプ金具に穿設したネジ孔に螺合するネジ部と、押盤
    部に挿通した軸部と、当該軸部に形成した鍔部と、前記
    軸部後端に形成した軸頭部と、当該軸頭部に貫通したハ
    ンドルロッドとから構成してなるフランジ継手の面間調
    整装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のスライドゲージの操作
    部材が操作摘み又はボルトヘッドであって、それをクラ
    ンプ金具に穿設したネジ孔に螺合するネジ部と、押盤部
    に挿通した軸部と、当該軸部に形成した鍔部と、前記軸
    部後端に形成した軸頭部とから構成してなり、その内、
    前記軸頭部を操作摘み又はボルトヘッドとしてなるフラ
    ンジ継手の面間調整装置。
  6. 【請求項6】 左右一対のクランプ金具をフランジ継手
    に嵌め込んで挟着支持し、当該クランプ金具には、前記
    フランジ継手の放射方向に向けて下り勾配とする斜面溝
    を形成し、当該斜面溝にスライドゲージを嵌め込み、当
    該スライドゲージを受台部と押盤部とから形成し、その
    内、前記受台部の上部を、水平面に形成すると共にスト
    ッパー突起を突設し、前記受台部の底部を、クランプ金
    具の斜面溝と同じ程度の下り勾配とする傾斜面に形成
    し、また、前記押盤部に、スライドゲージを斜面溝に沿
    って移動させる操作ハンドルを取り付け、当該操作ハン
    ドルを、前記クランプ金具のネジ孔に螺合するネジ部
    と、前記押盤部に挿通した軸部と、当該軸部に形成した
    鍔部と、前記軸部後端に形成した軸頭部と、当該軸頭部
    に貫通したハンドルロッドとから構成したことを特徴と
    するフランジ継手の面間調整装置。
  7. 【請求項7】 フランジ継手に嵌め込むクランプ金具
    を、外枠リングと上部プレートと下部プレートの各部よ
    り形成し、その内、前記上部プレートの内側中央部をほ
    ぼ半円状に切欠き形成した内側半弧縁となし、当該内側
    半弧縁の前後両端部と前記上部プレートの内側端縁との
    交叉部で、斜面溝の中心線上の内側端部の同心円位置
    を、その接線方向へ又は若干弧状に切り落とし形成し、
    当該切り落とし縁を、フランジ継手の面間中心に嵌め込
    むガスケットの芯出し用位置決め縁としてなる請求項1
    又は請求項6に記載のフランジ継手の面間調整装置。
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