JP2001241000A - 合成樹脂成型用金型電解洗浄装置 - Google Patents
合成樹脂成型用金型電解洗浄装置Info
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- C25F—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC REMOVAL OF MATERIALS FROM OBJECTS; APPARATUS THEREFOR
- C25F1/00—Electrolytic cleaning, degreasing, pickling or descaling
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B3/00—Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
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- B08B3/10—Cleaning involving contact with liquid with additional treatment of the liquid or of the object being cleaned, e.g. by heat, by electricity or by vibration
- B08B3/12—Cleaning involving contact with liquid with additional treatment of the liquid or of the object being cleaned, e.g. by heat, by electricity or by vibration by sonic or ultrasonic vibrations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/70—Maintenance
- B29C33/72—Cleaning
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中程度(20cm〜30cm長さ)の大きさ
の合成樹脂成型用金型に付着した付着物を流れ作業で短
時間に確実に除去することができるシステム化された合
成樹脂成型用金型電解洗浄装置を提供すること。 【解決手段】 脱脂処理機構、電解洗浄液循環機構を有
する電解洗浄機構、電解洗浄液を被洗浄物である合成樹
脂成型用金型から除去するリンス機構から構成される合
成樹脂成型用金型電解洗浄装置において、電解洗浄機構
内に、電解洗浄液を収容する洗浄槽内に超音波振動を発
生させる振動子と、合成樹脂成型用金型を収納して電解
洗浄液に吊り下げ浸漬する金属製金型収納容器と、容器
吊り下げ具を設け、前記金属製金型収納容器には絶縁材
を介して電極を取り付けた金属棒を設置し、前記金属製
金型収納容器を電源の陰極(−)に接続すると共に前記
金属棒に取り付けた電極を電源の陰極(+)に接続する
ことにより、電解洗浄液を介して通電し、合成樹脂成型
用金型の電解洗浄を行うようにしたことを特徴とする。
の合成樹脂成型用金型に付着した付着物を流れ作業で短
時間に確実に除去することができるシステム化された合
成樹脂成型用金型電解洗浄装置を提供すること。 【解決手段】 脱脂処理機構、電解洗浄液循環機構を有
する電解洗浄機構、電解洗浄液を被洗浄物である合成樹
脂成型用金型から除去するリンス機構から構成される合
成樹脂成型用金型電解洗浄装置において、電解洗浄機構
内に、電解洗浄液を収容する洗浄槽内に超音波振動を発
生させる振動子と、合成樹脂成型用金型を収納して電解
洗浄液に吊り下げ浸漬する金属製金型収納容器と、容器
吊り下げ具を設け、前記金属製金型収納容器には絶縁材
を介して電極を取り付けた金属棒を設置し、前記金属製
金型収納容器を電源の陰極(−)に接続すると共に前記
金属棒に取り付けた電極を電源の陰極(+)に接続する
ことにより、電解洗浄液を介して通電し、合成樹脂成型
用金型の電解洗浄を行うようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中型の合成樹脂成型
用金型の電解洗浄装置に関し、国際特許分類B29Cに
入る。詳しくは、金型の樹脂成型面等に付着する樹脂カ
スやガス焼け等の付着物を短時間で確実に除去すること
ができるようにするものである。
用金型の電解洗浄装置に関し、国際特許分類B29Cに
入る。詳しくは、金型の樹脂成型面等に付着する樹脂カ
スやガス焼け等の付着物を短時間で確実に除去すること
ができるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂成型用金型は、樹脂製品の成型
量に伴ってその内面に樹脂カスや、ガスによる焼け跡等
の付着物が付く。この付着物は、後から樹脂成型する製
品の離型を悪くして、成型不良につながる等の不都合を
生じさせる。特に、近年、合成樹脂成型技術の向上によ
り、非常に厳しい成型精度を要求されるようになってき
ているため、この付着物は成型精度を悪化させる主要因
となっていた。
量に伴ってその内面に樹脂カスや、ガスによる焼け跡等
の付着物が付く。この付着物は、後から樹脂成型する製
品の離型を悪くして、成型不良につながる等の不都合を
生じさせる。特に、近年、合成樹脂成型技術の向上によ
り、非常に厳しい成型精度を要求されるようになってき
ているため、この付着物は成型精度を悪化させる主要因
となっていた。
【0003】従来、この付着物を除去するために、金型
を分解した金型構成部品を灯油等の有機溶剤を用い、長
時間漬けた後に、作業者がブラシ等を用いて磨いてい
た。しかし、この磨き作業は、金型が高価なものである
ため損傷を加えないように慎重に行わなければならず、
非常に面倒である。また、一個の金型構成部品を磨くの
にもそれ相当の時間を要するため作業性が悪い問題もあ
る。
を分解した金型構成部品を灯油等の有機溶剤を用い、長
時間漬けた後に、作業者がブラシ等を用いて磨いてい
た。しかし、この磨き作業は、金型が高価なものである
ため損傷を加えないように慎重に行わなければならず、
非常に面倒である。また、一個の金型構成部品を磨くの
にもそれ相当の時間を要するため作業性が悪い問題もあ
る。
【0004】これを自動化したブラシを用いた金型クリ
ーニング装置(特開平10−631号)が考案され、ま
た、洗浄液組成を強アルカリとして加熱する洗浄方法
(特開平11−90938号)あるいはレーザーを照射
して付着物を除去する洗浄方法(特開平11−9952
4号、米国特許第5373140号)、液体を噴射して
付着物を除去する洗浄装置(特開平11−156865
号)が提案されている。これに対し、超音波および電解
を利用した洗浄方法も提案され(特開平11−2697
00号、特開平11−129259号、特開平11−1
28853号、特開平9−164533号、特開平7−
214570号)、最近実用化されて来ている。この洗
浄方法は、電解洗浄液を収容した洗浄槽の内部に、陽極
(+)と接続した電極板を浸漬すると共に、陰極(−)
と接続した金型を浸漬し、上記電解洗浄液を介して通電
させることにより、電極板と金型の内部より気泡状の電
解ガス(水素ガス)を発生させ、かつ超音波を用いて付
着物を浮き上がらせ、かつ、この電解ガスにより電解洗
浄液を攪拌させながら、上記付着物を金型より浮き上が
らせて金型の洗浄を行う電解方式の洗浄方法である。
ーニング装置(特開平10−631号)が考案され、ま
た、洗浄液組成を強アルカリとして加熱する洗浄方法
(特開平11−90938号)あるいはレーザーを照射
して付着物を除去する洗浄方法(特開平11−9952
4号、米国特許第5373140号)、液体を噴射して
付着物を除去する洗浄装置(特開平11−156865
号)が提案されている。これに対し、超音波および電解
を利用した洗浄方法も提案され(特開平11−2697
00号、特開平11−129259号、特開平11−1
28853号、特開平9−164533号、特開平7−
214570号)、最近実用化されて来ている。この洗
浄方法は、電解洗浄液を収容した洗浄槽の内部に、陽極
(+)と接続した電極板を浸漬すると共に、陰極(−)
と接続した金型を浸漬し、上記電解洗浄液を介して通電
させることにより、電極板と金型の内部より気泡状の電
解ガス(水素ガス)を発生させ、かつ超音波を用いて付
着物を浮き上がらせ、かつ、この電解ガスにより電解洗
浄液を攪拌させながら、上記付着物を金型より浮き上が
らせて金型の洗浄を行う電解方式の洗浄方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記文献に開示された
電解方式による洗浄方法では、上記金型の洗浄する箇所
が上記電極板と直線的に対向する位置でなければ、付着
物を確実に除去することができない。例えば、深さ3m
m、幅2mmの凹状の溝の場合、該溝の底面、即ち、陰
になる部分の洗浄を行うことができない。また、上記付
着物は通電する電流の妨げとなるため電解ガスが発生し
にくく、よって、作業時間の遅延につながる上に、作業
時間が長くなりすぎると金型の表面にアルカリ焼けが発
生する不都合が生じる。さらに、電解ガスの発生による
電解洗浄液の攪拌効率は乏しく、除去した付着物が再
度、金型に付着してしまう場合がある。
電解方式による洗浄方法では、上記金型の洗浄する箇所
が上記電極板と直線的に対向する位置でなければ、付着
物を確実に除去することができない。例えば、深さ3m
m、幅2mmの凹状の溝の場合、該溝の底面、即ち、陰
になる部分の洗浄を行うことができない。また、上記付
着物は通電する電流の妨げとなるため電解ガスが発生し
にくく、よって、作業時間の遅延につながる上に、作業
時間が長くなりすぎると金型の表面にアルカリ焼けが発
生する不都合が生じる。さらに、電解ガスの発生による
電解洗浄液の攪拌効率は乏しく、除去した付着物が再
度、金型に付着してしまう場合がある。
【0006】また、これに超音波振動子による洗浄方法
を加えても電解洗浄液の対流により洗浄効果が余り上が
らない。また、洗浄後にアルカリの強い電解液が金型に
付着したままであるとアルカリ焼けが起き、高価な金型
が使用不能となってしまう恐れがある。また、電極等を
含む攪拌部材で電解洗浄液を攪拌する装置(特開平7−
214570号)もあるが、装置そのものが機構上複雑
となり、メンテナンスの面で問題があり、微細な超小型
の金型の洗浄には適しているものの、ゴム成型等に用い
る中程度の大きさの金型には全く適していない欠点があ
った。
を加えても電解洗浄液の対流により洗浄効果が余り上が
らない。また、洗浄後にアルカリの強い電解液が金型に
付着したままであるとアルカリ焼けが起き、高価な金型
が使用不能となってしまう恐れがある。また、電極等を
含む攪拌部材で電解洗浄液を攪拌する装置(特開平7−
214570号)もあるが、装置そのものが機構上複雑
となり、メンテナンスの面で問題があり、微細な超小型
の金型の洗浄には適しているものの、ゴム成型等に用い
る中程度の大きさの金型には全く適していない欠点があ
った。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、中程度(20cm〜30cm長さ)の大きさの合成
樹脂成型用金型に付着した付着物を流れ作業で短時間に
確実に除去することができるシステム化された合成樹脂
成型用金型電解洗浄装置を提供することを目的としてい
る。
で、中程度(20cm〜30cm長さ)の大きさの合成
樹脂成型用金型に付着した付着物を流れ作業で短時間に
確実に除去することができるシステム化された合成樹脂
成型用金型電解洗浄装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は請求項1で、脱脂処理機構、電解洗浄液循
環機構を有する電解洗浄機構、電解洗浄液を被洗浄物で
ある合成樹脂成型用金型から除去するリンス機構から構
成される合成樹脂成型用金型電解洗浄装置において、電
解洗浄機構内に、電解洗浄液を収容する洗浄槽内に超音
波振動を発生させる振動子と、合成樹脂成型用金型を収
納して電解洗浄液に吊り下げ浸漬する金属製金型収納容
器と、容器吊り下げ具を設け、前記金属製金型収納容器
には絶縁材を介して電極を取り付けた金属棒を設置し、
前記金属製金型収納容器を電源の陰極(−)に接続する
と共に前記金属棒に取り付けた電極を電源の陰極(+)
に接続することにより、電解洗浄液を介して通電し、合
成樹脂成型用金型の電解洗浄を行うようにしたことを特
徴とする合成樹脂成型用金型電解洗浄装置を提供してい
る。
め、本発明は請求項1で、脱脂処理機構、電解洗浄液循
環機構を有する電解洗浄機構、電解洗浄液を被洗浄物で
ある合成樹脂成型用金型から除去するリンス機構から構
成される合成樹脂成型用金型電解洗浄装置において、電
解洗浄機構内に、電解洗浄液を収容する洗浄槽内に超音
波振動を発生させる振動子と、合成樹脂成型用金型を収
納して電解洗浄液に吊り下げ浸漬する金属製金型収納容
器と、容器吊り下げ具を設け、前記金属製金型収納容器
には絶縁材を介して電極を取り付けた金属棒を設置し、
前記金属製金型収納容器を電源の陰極(−)に接続する
と共に前記金属棒に取り付けた電極を電源の陰極(+)
に接続することにより、電解洗浄液を介して通電し、合
成樹脂成型用金型の電解洗浄を行うようにしたことを特
徴とする合成樹脂成型用金型電解洗浄装置を提供してい
る。
【0009】上記洗浄装置は、具体的には、例えば図1
〜図4に示すように、脱脂溶剤を収容する脱脂槽2と、
電解洗浄液を収容する洗浄槽3と、この洗浄槽3の底面
外側に配置され、電解洗浄液を振動させる振動子11
と、金属製枠体の内部に被洗浄物である合成樹脂成型用
金型を収納し、枠体9−1より突出する保持棒10を介
して金型と共に上記洗浄槽3に吊り下げ浸漬自在に装着
して電解洗浄液に浸漬されると共に、陰極(−)と接続
する端子を有する導電性の金属製枠状カゴ4からなる金
属製金型収納容器と、この金属製金型収納容器に絶縁材
を介して設置された金属棒に取り付けられた、陽極
(+)と接続すると共にその端部が上記洗浄槽3の上側
に吊り下げ、かつ下端が上記電解洗浄液内に浸漬する屈
曲部とを備えた連接された並列する扁平状の電極12−
1と、一端を上記洗浄槽3の電解洗浄液の液面に配管し
て洗浄槽3内の電解洗浄液を排出する排出管13−1
と、該排出管の他端側と接続し、内部に備えたろ過装置
により上記排出した電解洗浄液を洗浄する浄化機構12
と、該浄化機構と接続し、洗浄した電解洗浄液を吸収す
る循環用ポンプ8からなる供給機構と、該循環用ポンプ
の排出口に一端を設置すると共に他端を上記洗浄槽3の
隅部に垂直に配管し、上記循環用ポンプより排出される
洗浄された電解洗浄液が洗浄槽3内を常時還流するよう
に配管した供給管13とを備え、振動子11からの超音
波により被洗浄物である金型の外部より付着物を除去す
ると共に、カゴ4を介して電極および金型を通電させて
電解して内部から発生する電解ガスにより付着物を浮き
上がらせ、上記循環用ポンプ8により上記電解洗浄液を
洗浄しながら循環させると共に洗浄槽3内を対流させて
浮き上がらせた付着物を除去し、その後、容器吊り下げ
具5により当該金型が収納されたカゴ4をリンス槽18
に移動浸漬させ、電解洗浄液および付着物を完全に除去
洗浄するものである。
〜図4に示すように、脱脂溶剤を収容する脱脂槽2と、
電解洗浄液を収容する洗浄槽3と、この洗浄槽3の底面
外側に配置され、電解洗浄液を振動させる振動子11
と、金属製枠体の内部に被洗浄物である合成樹脂成型用
金型を収納し、枠体9−1より突出する保持棒10を介
して金型と共に上記洗浄槽3に吊り下げ浸漬自在に装着
して電解洗浄液に浸漬されると共に、陰極(−)と接続
する端子を有する導電性の金属製枠状カゴ4からなる金
属製金型収納容器と、この金属製金型収納容器に絶縁材
を介して設置された金属棒に取り付けられた、陽極
(+)と接続すると共にその端部が上記洗浄槽3の上側
に吊り下げ、かつ下端が上記電解洗浄液内に浸漬する屈
曲部とを備えた連接された並列する扁平状の電極12−
1と、一端を上記洗浄槽3の電解洗浄液の液面に配管し
て洗浄槽3内の電解洗浄液を排出する排出管13−1
と、該排出管の他端側と接続し、内部に備えたろ過装置
により上記排出した電解洗浄液を洗浄する浄化機構12
と、該浄化機構と接続し、洗浄した電解洗浄液を吸収す
る循環用ポンプ8からなる供給機構と、該循環用ポンプ
の排出口に一端を設置すると共に他端を上記洗浄槽3の
隅部に垂直に配管し、上記循環用ポンプより排出される
洗浄された電解洗浄液が洗浄槽3内を常時還流するよう
に配管した供給管13とを備え、振動子11からの超音
波により被洗浄物である金型の外部より付着物を除去す
ると共に、カゴ4を介して電極および金型を通電させて
電解して内部から発生する電解ガスにより付着物を浮き
上がらせ、上記循環用ポンプ8により上記電解洗浄液を
洗浄しながら循環させると共に洗浄槽3内を対流させて
浮き上がらせた付着物を除去し、その後、容器吊り下げ
具5により当該金型が収納されたカゴ4をリンス槽18
に移動浸漬させ、電解洗浄液および付着物を完全に除去
洗浄するものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の合成樹脂成型用金型電解洗浄
装置を図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置を示し、
脱脂処理機構、電解洗浄機構、リンス機構からなり、該
電解洗浄機構は超音波方式と電解方式の洗浄方法を併用
して、被洗浄物である金型(図示せず)に付着した樹脂
等の付着物を短時間で確実に除去するものである。
装置を図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置を示し、
脱脂処理機構、電解洗浄機構、リンス機構からなり、該
電解洗浄機構は超音波方式と電解方式の洗浄方法を併用
して、被洗浄物である金型(図示せず)に付着した樹脂
等の付着物を短時間で確実に除去するものである。
【0011】脱脂処理機構は図1のように電解洗浄機構
と隣接して設けられ、洗浄槽3と同じ程度の大きさの脱
脂槽2内にエーテル、アルコール等の有機脱脂溶剤を収
容し、槽内を加温装置3−1(図2)により加温しなが
ら、被洗浄物である金型をカゴ4に収納し、容器吊り下
げ具5により脱脂槽2に浸漬し、脱脂処理を行う。その
後、容器吊り下げ具5により脱脂槽2からカゴ4を取り
出し、洗浄槽3に移動させる。
と隣接して設けられ、洗浄槽3と同じ程度の大きさの脱
脂槽2内にエーテル、アルコール等の有機脱脂溶剤を収
容し、槽内を加温装置3−1(図2)により加温しなが
ら、被洗浄物である金型をカゴ4に収納し、容器吊り下
げ具5により脱脂槽2に浸漬し、脱脂処理を行う。その
後、容器吊り下げ具5により脱脂槽2からカゴ4を取り
出し、洗浄槽3に移動させる。
【0012】電解洗浄機構は、上部に脱脂機構上部より
延伸したレール6を設け、該レール6に吊り下げられた
容器吊り下げ具5と、仕切り板7により上下2段に区切
られた基台に金型を収納する金属製金型収納容器(カゴ
4)を挿脱自在に装着する電解洗浄液を収容した洗浄槽
3と、浄化機構12および循環用ポンプ8をそれぞれ配
置し、基台の横に電解用変換器付電源器9を設置してい
る。
延伸したレール6を設け、該レール6に吊り下げられた
容器吊り下げ具5と、仕切り板7により上下2段に区切
られた基台に金型を収納する金属製金型収納容器(カゴ
4)を挿脱自在に装着する電解洗浄液を収容した洗浄槽
3と、浄化機構12および循環用ポンプ8をそれぞれ配
置し、基台の横に電解用変換器付電源器9を設置してい
る。
【0013】ここで、上記電解洗浄液としては、水1リ
ットルに対して水酸化ナトリウム45g、EDTA(エ
チレンジアミンテトラ酢酸)100g、界面活性剤12
0ミリリットルを混合したアルカリ溶液が好適に用いら
れる。
ットルに対して水酸化ナトリウム45g、EDTA(エ
チレンジアミンテトラ酢酸)100g、界面活性剤12
0ミリリットルを混合したアルカリ溶液が好適に用いら
れる。
【0014】上記カゴ4は、ステンレス等の導電性を有
する材料で形成され、図3に示すように、上記洗浄槽3
より小さくした直方体の枠体9−1(枠材の直径は3m
m)を設け、その上面部以外の面(図面では下面のみ)
には被洗浄物が落下しないような間隔を設けた網状格子
20aを敷設している。また、枠体9−1の上端の四隅
には、それぞれ保持棒10を上方に延在させて設ける。
カゴ4は、上記洗浄槽3内に装着した状態で、下端面が
洗浄槽3の底面に接触しない程度に設定している。
する材料で形成され、図3に示すように、上記洗浄槽3
より小さくした直方体の枠体9−1(枠材の直径は3m
m)を設け、その上面部以外の面(図面では下面のみ)
には被洗浄物が落下しないような間隔を設けた網状格子
20aを敷設している。また、枠体9−1の上端の四隅
には、それぞれ保持棒10を上方に延在させて設ける。
カゴ4は、上記洗浄槽3内に装着した状態で、下端面が
洗浄槽3の底面に接触しない程度に設定している。
【0015】上記洗浄槽3は、ステンレス製で、その内
部容量が20リットル〜40リットル程度が好ましい。
部容量が20リットル〜40リットル程度が好ましい。
【0016】洗浄槽3の底面外側には、超音波方式の洗
浄を行うため、図1と図2に示すように、上記電解用変
換器付電源器9と接続して超音波を発信する振動子11
を長手方向および横手方向に所要間隔あけて全部で48
個設置している。これら振動子の間には共振防止材を設
置することが好ましい。
浄を行うため、図1と図2に示すように、上記電解用変
換器付電源器9と接続して超音波を発信する振動子11
を長手方向および横手方向に所要間隔あけて全部で48
個設置している。これら振動子の間には共振防止材を設
置することが好ましい。
【0017】洗浄槽3の中央部に、合成樹脂製の絶縁材
を介して電極軸部となる金属棒15を長手方向に2本設
置し、当該金属棒に電極12−1を棒ごとに8個乃至1
0個吊り下げ固定したカゴ4を浸漬させる。該電極12
−1に後述する上記電解用変換器付電源器9を介して供
給される直流の陽極(+)側を接続すると共に、上記カ
ゴ4に陰極(−)側を接続し、上記電解洗浄液を介して
通電させて電解方式の洗浄を行うようにしている。電極
12−1は、グラファイト等の通常電極として用いられ
る素材を用いることができる。
を介して電極軸部となる金属棒15を長手方向に2本設
置し、当該金属棒に電極12−1を棒ごとに8個乃至1
0個吊り下げ固定したカゴ4を浸漬させる。該電極12
−1に後述する上記電解用変換器付電源器9を介して供
給される直流の陽極(+)側を接続すると共に、上記カ
ゴ4に陰極(−)側を接続し、上記電解洗浄液を介して
通電させて電解方式の洗浄を行うようにしている。電極
12−1は、グラファイト等の通常電極として用いられ
る素材を用いることができる。
【0018】電解洗浄機構における電解洗浄液循環機構
は、上記浄化機構12内にろ過作用を有する5μ〜10
μの糸巻き状フィルタを取り付け、電解洗浄液を洗浄し
て上記循環用ポンプ8により洗浄槽3内に放出して、該
洗浄槽3内の電解洗浄液を対流させると共に、オーバー
フローする余分な電解洗浄液を上記浄化機構12へ排出
して電解洗浄液を循環させるようにしている。
は、上記浄化機構12内にろ過作用を有する5μ〜10
μの糸巻き状フィルタを取り付け、電解洗浄液を洗浄し
て上記循環用ポンプ8により洗浄槽3内に放出して、該
洗浄槽3内の電解洗浄液を対流させると共に、オーバー
フローする余分な電解洗浄液を上記浄化機構12へ排出
して電解洗浄液を循環させるようにしている。
【0019】即ち、図4に示すように、基台の下段に配
置した浄化機構12の排出口と循環用ポンプ8の吸入口
とを接続管13−3により接続し、循環用ポンプ8の排
出口と洗浄槽3とを基台に対応させて所要形状に屈曲さ
せた供給管13により接続している。該供給管13は、
上段に位置する部位で継管を介して2方に分岐してお
り、洗浄槽3の長手方向両端の対角する隅部に供給管1
3、13を配管している。
置した浄化機構12の排出口と循環用ポンプ8の吸入口
とを接続管13−3により接続し、循環用ポンプ8の排
出口と洗浄槽3とを基台に対応させて所要形状に屈曲さ
せた供給管13により接続している。該供給管13は、
上段に位置する部位で継管を介して2方に分岐してお
り、洗浄槽3の長手方向両端の対角する隅部に供給管1
3、13を配管している。
【0020】これら供給管13、13は、洗浄槽3の隅
部に上端面より垂直に底面近傍まで延在させており、そ
の下端部をキャップ部により閉塞すると共に、隣接する
幅方向の隅部側の側部に長手方向(垂直方向)に所要間
隔をあけて複数の放出穴14を穿設している。尚、この
供給管13、13は洗浄槽3内に収容するカゴ4に当接
しないように配管されている。また、洗浄槽3におい
て、内部に所要量の電解洗浄液を収容した状態の液面位
置に排出管13−1を配管し、該排出管を下段の浄化機
構12に接続している。
部に上端面より垂直に底面近傍まで延在させており、そ
の下端部をキャップ部により閉塞すると共に、隣接する
幅方向の隅部側の側部に長手方向(垂直方向)に所要間
隔をあけて複数の放出穴14を穿設している。尚、この
供給管13、13は洗浄槽3内に収容するカゴ4に当接
しないように配管されている。また、洗浄槽3におい
て、内部に所要量の電解洗浄液を収容した状態の液面位
置に排出管13−1を配管し、該排出管を下段の浄化機
構12に接続している。
【0021】よって、図4に示すように、循環用ポンプ
8は、その駆動で浄化機構12より接続管13−3を介
して電解洗浄液を吸収し、該電解洗浄液を供給管13、
13を介して洗浄槽3内に放出する。該洗浄槽3内に
は、上記供給管13、13の放出穴14により電解洗浄
液が同一の周方向に放出して対流される。この電解洗浄
液の対流は上記放出穴14により洗浄槽3の上下間にお
いて均一な流量となっている。また、この供給によりオ
ーバーフローする電解洗浄液は上記排出管13−1を介
して浄化機構12に排出され、洗浄機構12内に取り付
けられた糸巻き状フィルタにより電解洗浄液に混入した
付着物を除去して、再び、洗浄された電解洗浄液が洗浄
槽3内に供給される。また、電解洗浄液が減少した場
合、供給タンクから随時電解洗浄液を補給することもで
きる。
8は、その駆動で浄化機構12より接続管13−3を介
して電解洗浄液を吸収し、該電解洗浄液を供給管13、
13を介して洗浄槽3内に放出する。該洗浄槽3内に
は、上記供給管13、13の放出穴14により電解洗浄
液が同一の周方向に放出して対流される。この電解洗浄
液の対流は上記放出穴14により洗浄槽3の上下間にお
いて均一な流量となっている。また、この供給によりオ
ーバーフローする電解洗浄液は上記排出管13−1を介
して浄化機構12に排出され、洗浄機構12内に取り付
けられた糸巻き状フィルタにより電解洗浄液に混入した
付着物を除去して、再び、洗浄された電解洗浄液が洗浄
槽3内に供給される。また、電解洗浄液が減少した場
合、供給タンクから随時電解洗浄液を補給することもで
きる。
【0022】上記循環用ポンプ8による電解洗浄液の吐
出量は、少ない場合には電解洗浄液の対流および攪拌効
果が下がって除去効率が悪くなる一方、多い場合には液
流により被洗浄物である金型同士が接触して損傷するた
め、金型の大きさおよび洗浄槽3の容量に対応して設定
され、約40リットル/minに設定している。
出量は、少ない場合には電解洗浄液の対流および攪拌効
果が下がって除去効率が悪くなる一方、多い場合には液
流により被洗浄物である金型同士が接触して損傷するた
め、金型の大きさおよび洗浄槽3の容量に対応して設定
され、約40リットル/minに設定している。
【0023】さらに、洗浄槽3の底面には廃液管13−
2を配管し、ドレインコックを設けた先端を上記浄化機
構12の近傍まで延在させている。かつ、浄化機構12
と循環用ポンプ8とを接続する接続管13−3の中間に
も継管を介して先端にドレインコックを設けた廃出管1
3−4を配管し、被洗浄物の洗浄を行って汚れた電解洗
浄液をホース等により適時排出することができるように
している。
2を配管し、ドレインコックを設けた先端を上記浄化機
構12の近傍まで延在させている。かつ、浄化機構12
と循環用ポンプ8とを接続する接続管13−3の中間に
も継管を介して先端にドレインコックを設けた廃出管1
3−4を配管し、被洗浄物の洗浄を行って汚れた電解洗
浄液をホース等により適時排出することができるように
している。
【0024】上記電解用変換器付電源器9は、作業場の
電源より交流電流が供給され、その交流電流を振動子1
1に供給して超音波を発信させる。また、同時に電解用
変換器によって変換された直流電流を受け取り、陽極電
流を電極12−1に供給すると共に陰極電流をカゴ4の
位置決め部16に供給し、電解洗浄液を介して通電させ
て電解させるようにしている。
電源より交流電流が供給され、その交流電流を振動子1
1に供給して超音波を発信させる。また、同時に電解用
変換器によって変換された直流電流を受け取り、陽極電
流を電極12−1に供給すると共に陰極電流をカゴ4の
位置決め部16に供給し、電解洗浄液を介して通電させ
て電解させるようにしている。
【0025】図1と図3に示すように、電解用変換器付
電源器9には、陽極(+)電流および陰極(−)電流を
供給する陽極端子孔および陰極端子孔が設けられ、該陽
極端子孔と接続した接続コードを電極軸部となる金属棒
15に接続すると共に、陰極端子孔と接続した接続コー
ドを上記カゴ4の長手方向両側の位置決め部16に端子
を介して着脱自在に接続している(図3参照)。このよ
うに、上記電解用変換器付変換器9からの直流電流を電
極12−1と、カゴ4を介して被洗浄物である金型に流
して、電解洗浄液を介して通電させて電解方式の洗浄を
するようにしている。尚、カゴ4は適宜合成樹脂製の絶
縁材により絶縁処理が施されていると共に、電極軸部と
なる金属棒15の固定部17にも絶縁処理がなされてい
るため、短絡等の問題が生じることは無い。
電源器9には、陽極(+)電流および陰極(−)電流を
供給する陽極端子孔および陰極端子孔が設けられ、該陽
極端子孔と接続した接続コードを電極軸部となる金属棒
15に接続すると共に、陰極端子孔と接続した接続コー
ドを上記カゴ4の長手方向両側の位置決め部16に端子
を介して着脱自在に接続している(図3参照)。このよ
うに、上記電解用変換器付変換器9からの直流電流を電
極12−1と、カゴ4を介して被洗浄物である金型に流
して、電解洗浄液を介して通電させて電解方式の洗浄を
するようにしている。尚、カゴ4は適宜合成樹脂製の絶
縁材により絶縁処理が施されていると共に、電極軸部と
なる金属棒15の固定部17にも絶縁処理がなされてい
るため、短絡等の問題が生じることは無い。
【0026】また、電解用変換器付電源器9には、作業
タイマーと連動させる主電源、主電源の通電時に点灯す
るパイロットランプ、および、作業タイマーと連動して
AC100Vを出力するコンセントを設けている。
タイマーと連動させる主電源、主電源の通電時に点灯す
るパイロットランプ、および、作業タイマーと連動して
AC100Vを出力するコンセントを設けている。
【0027】上記出力部より出力される電圧は、高すぎ
ると被洗浄物である金型にアルカリ焼けが生じてしまう
一方、低すぎると洗浄効果が低下してしまうため、出力
電圧を調整するための電圧調整ボリュームを設け、出力
電圧を7〜8V、161Aに設定するようにしている。
また、電解用変換器付電源器9には、電源スイッチおよ
び電解用変換器の作動を表示するパイロットランプを設
けている。尚、上記構成の電源器と電解用変換器とは、
別々に形成することもできる。
ると被洗浄物である金型にアルカリ焼けが生じてしまう
一方、低すぎると洗浄効果が低下してしまうため、出力
電圧を調整するための電圧調整ボリュームを設け、出力
電圧を7〜8V、161Aに設定するようにしている。
また、電解用変換器付電源器9には、電源スイッチおよ
び電解用変換器の作動を表示するパイロットランプを設
けている。尚、上記構成の電源器と電解用変換器とは、
別々に形成することもできる。
【0028】リンス機構は洗浄槽3と同じ程度の大きさ
のステンレス製のリンス槽18を洗浄槽3と隣接させ、
リンス液貯槽19から配設した管によりリンス液を供給
しながら槽内を循環させる。洗浄槽3で洗浄した金型を
カゴ4と共に容器吊り下げ具5よりリンス槽18に移動
させ、水等のリンス作用を有する液体に浸漬させ、付着
物をさらに除去すると同時に強アルカリの電解洗浄液を
洗浄する。
のステンレス製のリンス槽18を洗浄槽3と隣接させ、
リンス液貯槽19から配設した管によりリンス液を供給
しながら槽内を循環させる。洗浄槽3で洗浄した金型を
カゴ4と共に容器吊り下げ具5よりリンス槽18に移動
させ、水等のリンス作用を有する液体に浸漬させ、付着
物をさらに除去すると同時に強アルカリの電解洗浄液を
洗浄する。
【0029】本発明の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置
は以下のような工程で操作して被洗浄物である金型の洗
浄を行う。まず、溶剤を収容した脱脂槽2を加温した
後、電極部分をはずしたカゴ4に収納した金型をカゴ4
と共に容器吊り下げ具5により脱脂槽2に浸漬し、一定
時間浸漬した後、再び容器吊り下げ具5により金型をカ
ゴ4と共に洗浄槽3へ移動させる。
は以下のような工程で操作して被洗浄物である金型の洗
浄を行う。まず、溶剤を収容した脱脂槽2を加温した
後、電極部分をはずしたカゴ4に収納した金型をカゴ4
と共に容器吊り下げ具5により脱脂槽2に浸漬し、一定
時間浸漬した後、再び容器吊り下げ具5により金型をカ
ゴ4と共に洗浄槽3へ移動させる。
【0030】主電源(図示せず)がOFF状態となって
いることを確認してから、電極軸部となる金属棒15と
電解用変換器付電源器9の陽極側のコード、および、カ
ゴ4の位置決め部16の端部と電解用変換器付電源器9
の陰極側のコードを接続する。
いることを確認してから、電極軸部となる金属棒15と
電解用変換器付電源器9の陽極側のコード、および、カ
ゴ4の位置決め部16の端部と電解用変換器付電源器9
の陰極側のコードを接続する。
【0031】次に、電解洗浄液を洗浄槽3および浄化機
構12に収容する。次いで、容器吊り下げ具5により、
上記カゴ4を洗浄槽3の内部に吊り下げ移動し、カゴ4
を固定する。
構12に収容する。次いで、容器吊り下げ具5により、
上記カゴ4を洗浄槽3の内部に吊り下げ移動し、カゴ4
を固定する。
【0032】後に、上記電解用変換器付電源器9の主電
源を入力して作業タイマーを作動させ、被洗浄物である
金型の洗浄作業を行う。即ち、振動子11から超音波を
発振させると共に、上記循環用ポンプ8を駆動させて洗
浄槽3内の電解洗浄液を対流および循環させる。
源を入力して作業タイマーを作動させ、被洗浄物である
金型の洗浄作業を行う。即ち、振動子11から超音波を
発振させると共に、上記循環用ポンプ8を駆動させて洗
浄槽3内の電解洗浄液を対流および循環させる。
【0033】上記電解用変換器付電源器9の作業タイマ
ーの設定時間は被洗浄物である金型の大きさ等によって
異なるが、一定の設定時間が終了すると、上記作業タイ
マーが、循環用ポンプ8および振動子用ドライバーへの
電流の供給を止めて各部の作動を停止させ、電解洗浄液
の振動、および、金型と電極12−1の電解作用を停止
する。
ーの設定時間は被洗浄物である金型の大きさ等によって
異なるが、一定の設定時間が終了すると、上記作業タイ
マーが、循環用ポンプ8および振動子用ドライバーへの
電流の供給を止めて各部の作動を停止させ、電解洗浄液
の振動、および、金型と電極12−1の電解作用を停止
する。
【0034】電解方式と超音波方式の洗浄方式を併用し
た本発明の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置は、超音波
方式の洗浄方法により、被洗浄物である金型の外部より
付着物を打破すると共に、電解方式の洗浄方法により内
部に発生する電解ガスにより金型から付着物を浮き上が
らせ、電解洗浄液の還流により付着物を金型から除去す
る。
た本発明の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置は、超音波
方式の洗浄方法により、被洗浄物である金型の外部より
付着物を打破すると共に、電解方式の洗浄方法により内
部に発生する電解ガスにより金型から付着物を浮き上が
らせ、電解洗浄液の還流により付着物を金型から除去す
る。
【0035】除去された付着物は、上記電解洗浄液の還
流に乗って、上記排出管13−1より内部に糸巻き状フ
ィルタが取り付けられた浄化機構12へ排出され、電解
洗浄液から分離除去される。即ち、除去した付着物が、
再度、被洗浄物である金型に付着することを防止してい
るため、金型の洗浄効率をより向上させることができ、
電解洗浄液の寿命を延命させることができる。
流に乗って、上記排出管13−1より内部に糸巻き状フ
ィルタが取り付けられた浄化機構12へ排出され、電解
洗浄液から分離除去される。即ち、除去した付着物が、
再度、被洗浄物である金型に付着することを防止してい
るため、金型の洗浄効率をより向上させることができ、
電解洗浄液の寿命を延命させることができる。
【0036】電解洗浄終了後、再び容器吊り下げ具5に
より被洗浄物である金型をカゴ4と共に、リンス槽18
に移動し、あらかじめ水等のリンス液を満たしたリンス
槽18に浸漬し、循環ポンプを還流させることにより、
金型に付着している電解洗浄液および付着物を洗い落と
す。その後、容器吊り下げ具5により金型をカゴ4と共
に吊り上げ、別槽19´に移動し、エアガンにより、付
着している液体を吹き飛ばし乾燥させる。
より被洗浄物である金型をカゴ4と共に、リンス槽18
に移動し、あらかじめ水等のリンス液を満たしたリンス
槽18に浸漬し、循環ポンプを還流させることにより、
金型に付着している電解洗浄液および付着物を洗い落と
す。その後、容器吊り下げ具5により金型をカゴ4と共
に吊り上げ、別槽19´に移動し、エアガンにより、付
着している液体を吹き飛ばし乾燥させる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置は下記の効果を有す
る。まず、通常の電解装置のみを配置した電解洗浄装置
に比べ、前処理の脱脂処理、後処理の電解液リンス処理
を施すことにより、付着物の洗浄効果が格段に良くな
り、かつアルカリ焼けが確実に防止できる。
の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置は下記の効果を有す
る。まず、通常の電解装置のみを配置した電解洗浄装置
に比べ、前処理の脱脂処理、後処理の電解液リンス処理
を施すことにより、付着物の洗浄効果が格段に良くな
り、かつアルカリ焼けが確実に防止できる。
【0038】電解洗浄機構内において、電解洗浄液を収
容する洗浄槽3の底面に超音波を発信して電解洗浄液を
振動させる振動子11を設け、超音波方式による被洗浄
物である金型の洗浄が行えるようにしている。また、上
記洗浄槽3に挿脱自在に装着すると共に、金型を収容す
る導電性を有するカゴ4を陰極(−)と接続し、かつ、
電解洗浄液内に浸漬する電極12−1を陽極(+)と接
続し、電解洗浄液を介して陰極と接続した金型に通電さ
せて電解方式の洗浄が行える。
容する洗浄槽3の底面に超音波を発信して電解洗浄液を
振動させる振動子11を設け、超音波方式による被洗浄
物である金型の洗浄が行えるようにしている。また、上
記洗浄槽3に挿脱自在に装着すると共に、金型を収容す
る導電性を有するカゴ4を陰極(−)と接続し、かつ、
電解洗浄液内に浸漬する電極12−1を陽極(+)と接
続し、電解洗浄液を介して陰極と接続した金型に通電さ
せて電解方式の洗浄が行える。
【0039】これらの一連の作業を吊り下げたカゴ4に
金型を収納した状態で行えるため、作業効率が良く、作
業者への電解洗浄液付着の被害を最小限に抑え、非常に
安全な状態で作業できる。また、一連の作業となるた
め、微細な金型から中型の金型までの各種大小の金型に
対して使用できるため、効率が良い。
金型を収納した状態で行えるため、作業効率が良く、作
業者への電解洗浄液付着の被害を最小限に抑え、非常に
安全な状態で作業できる。また、一連の作業となるた
め、微細な金型から中型の金型までの各種大小の金型に
対して使用できるため、効率が良い。
【0040】また、本発明の合成樹脂成型用金型電解洗
浄装置で、上記排出管13−1と循環用ポンプ8の間
に、内部に糸巻き状フィルタを取り付けた洗浄機構12
を介在させると、上記のように金型より除去した付着物
が、電解洗浄液の対流に乗って排出管13−1より上記
浄化機構12へ排出された際に、上記フィルタにより分
離される。即ち、洗浄した電解洗浄液のみを洗浄槽3内
に供給することにより、一旦除去した付着物が被洗浄物
である金型に再度付着することを防止することにより、
電解洗浄液の寿命を延命することができ、また、電解洗
浄液を適宜補充する手間もはぶき、作業効率が向上す
る。
浄装置で、上記排出管13−1と循環用ポンプ8の間
に、内部に糸巻き状フィルタを取り付けた洗浄機構12
を介在させると、上記のように金型より除去した付着物
が、電解洗浄液の対流に乗って排出管13−1より上記
浄化機構12へ排出された際に、上記フィルタにより分
離される。即ち、洗浄した電解洗浄液のみを洗浄槽3内
に供給することにより、一旦除去した付着物が被洗浄物
である金型に再度付着することを防止することにより、
電解洗浄液の寿命を延命することができ、また、電解洗
浄液を適宜補充する手間もはぶき、作業効率が向上す
る。
【0041】また、本発明の合成樹脂成型用金型電解洗
浄装置では、電解洗浄液は、水酸化ナトリウム、EDT
A、界面活性剤および水からなる組成のアルカリ溶液を
用いている。よって、上記被洗浄物である金型と電極と
の通電が確実に行われる。
浄装置では、電解洗浄液は、水酸化ナトリウム、EDT
A、界面活性剤および水からなる組成のアルカリ溶液を
用いている。よって、上記被洗浄物である金型と電極と
の通電が確実に行われる。
【図1】 本発明の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置全
体を示す斜視図である。
体を示す斜視図である。
【図2】 本発明の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置全
体の機構図である。
体の機構図である。
【図3】 カゴ4に被洗浄物である金型(図示せず)を
収納し電極を取り付けた状態の斜視図である。
収納し電極を取り付けた状態の斜視図である。
【図4】 循環する電解洗浄液の配管状態を示す斜視図
である。
である。
2 脱脂槽 3 洗浄槽 3−1 加温装置 4 カゴ 5 容器吊り下げ具 6 レール 7 仕切り板 8 循環用ポンプ 9 電解用変換器付電源器 9−1 枠体 10 保持棒 11 振動子 12 浄化機構 12−1 電極 13 供給管 13−1 排出管 13−2 廃液管 13−3 接続管 13−4 廃出管 14 放出穴 15 金属棒 16 位置決め部 17 固定部 18 リンス槽 19 リンス液貯槽 19’ エアガン処理槽 20a 網状格子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B08B 3/10 B08B 3/10 Z 3/12 3/12 Z B29C 33/72 B29C 33/72 C23G 5/04 C23G 5/04 C25F 1/00 C25F 1/00 A 7/02 7/02 (71)出願人 500588592 19/199 Moo 7,Bangna−t rad Rd.KM17.5,T.Bang chalong,A.Banplee,S amutprakan 10540 THAI LAND (72)発明者 北原 章司 タイランド 10540、サムットプラカン、 エイ バンプレー、ティーバンチャロン、 バンナトラッド ロード 17.5KM、ム ー7 19/199 アクアソニックサービス カンパニーリミテッド内
Claims (5)
- 【請求項1】 脱脂処理機構、電解洗浄液循環機構を有
する電解洗浄機構、電解洗浄液を被洗浄物である合成樹
脂成型用金型から除去するリンス機構から構成される合
成樹脂成型用金型電解洗浄装置において、電解洗浄機構
内に、電解洗浄液を収容する洗浄槽内に超音波振動を発
生させる振動子と、合成樹脂成型用金型を収納して電解
洗浄液に吊り下げ浸漬する金属製金型収納容器と、容器
吊り下げ具を設け、前記金属製金型収納容器には絶縁材
を介して電極を取り付けた金属棒を設置し、前記金属製
金型収納容器を電源の陰極(−)に接続すると共に前記
金属棒に取り付けた電極を電源の陰極(+)に接続する
ことにより、電解洗浄液を介して通電し、合成樹脂成型
用金型の電解洗浄を行うようにしたことを特徴とする合
成樹脂成型用金型電解洗浄装置。 - 【請求項2】 脱脂処理機構において、脱脂槽および加
温装置を設け、合成樹脂成型用金型を電解洗浄液に浸漬
する前に脱脂溶剤に浸漬するようにしたことを特徴とす
る請求項1記載の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置。 - 【請求項3】 電解洗浄液循環機構において、電解洗浄
液の供給機構と浄化機構を設け、電解洗浄液を循環させ
て再利用するようにしたことを特徴とする請求項1又は
2記載の合成樹脂成型用金型電解洗浄装置。 - 【請求項4】 リンス機構において、洗浄槽に隣接ある
いは別に電解洗浄液リンス槽を設け、リンス液に合成樹
脂成型用金型を浸漬することにより電解洗浄液を合成樹
脂成型用金型から除去することを促進させるようにした
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の合
成樹脂成型用金型電解洗浄装置。 - 【請求項5】 脱脂処理機構、電解洗浄液循環機構を有
する電解洗浄機構、電解洗浄液を被洗浄物である合成樹
脂成型用金型から除去するリンス機構から構成される合
成樹脂成型用金型電解洗浄装置において、電解洗浄機構
内に、電解洗浄液を収容する洗浄槽内に超音波振動を発
生させる振動子と、合成樹脂成型用金型を収納して電解
洗浄液に吊り下げ浸漬する金属製金型収納容器と、容器
吊り下げ具を設け、前記金属製金型収納容器には絶縁材
を介して電極を取り付けた金属棒を設置し、前記金属製
金型収納容器を電源の陰極(−)に接続すると共に前記
金属棒に取り付けた電極を電源の陰極(+)に接続する
ことにより、電解洗浄液を介して通電し、合成樹脂成型
用金型の電解洗浄を行うようにした合成樹脂成型用金型
電解洗浄装置を用いて合成樹脂成型用金型を電解洗浄す
る際に使用される、水酸化ナトリウム、EDTA、界面
活性剤および水からなる組成からなることを特徴とする
合成樹脂成型用金型電解洗浄装置用電解洗浄液。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TH54865 | 1999-12-27 | ||
TH054865 | 1999-12-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001241000A true JP2001241000A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=21617928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000396132A Withdrawn JP2001241000A (ja) | 1999-12-27 | 2000-12-26 | 合成樹脂成型用金型電解洗浄装置 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6615852B1 (ja) |
JP (1) | JP2001241000A (ja) |
KR (1) | KR20010062266A (ja) |
AU (1) | AU772793B2 (ja) |
CA (1) | CA2327787A1 (ja) |
MX (1) | MXPA00012194A (ja) |
NZ (1) | NZ508740A (ja) |
SG (1) | SG167653A1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005108041A1 (ja) * | 2004-05-06 | 2005-11-17 | Somax Co., Ltd. | 金型洗浄液、金型洗浄方法および金型洗浄装置 |
JP2006082253A (ja) * | 2004-09-14 | 2006-03-30 | Toyota Motor Corp | 金型洗浄方法 |
JP2007015229A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Somakkusu Kk | 金型洗浄装置および金型洗浄方法 |
JP2008240100A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Ntn Corp | 金属部品の洗浄方法および洗浄装置 |
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