JP3532604B2 - 合成樹脂用金型の洗浄装置および洗浄方法 - Google Patents

合成樹脂用金型の洗浄装置および洗浄方法

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JP3532604B2 JP00950194A JP950194A JP3532604B2 JP 3532604 B2 JP3532604 B2 JP 3532604B2 JP 00950194 A JP00950194 A JP 00950194A JP 950194 A JP950194 A JP 950194A JP 3532604 B2 JP3532604 B2 JP 3532604B2
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美佐 津田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂用金型の洗浄装
置に関し、詳しくは、金型の樹脂成形面等に付着する樹
脂カスやガス焼け等の付着物を短時間で確実に除去する
ことが出来るようにするものである。 【0002】 【従来の技術】合成樹脂用金型は、樹脂製品の成形量に
伴ってその内面に樹脂カスや、ガスによる焼け跡等の付
着物が着く。この付着物は、後から樹脂成形する製品の
離型を悪くして、成形不良につながる等の不都合が生じ
る。よって、合成樹脂用金型は定期的に取り外して洗浄
し、上記付着物を除去しなければならない。 【0003】従来、この種の洗浄作業は、金型を分解し
た金型構成部品を灯油に半日浸けた後に、作業者がブラ
シを用いて磨いている。しかし、この磨き作業は、金型
が高価なものであるため損傷を加えないように慎重に行
わなければならず、非常に面倒である。また、1個の金
型構成部品を磨くのに、約15分の時間を要するため作
業性が悪い問題もある。 【0004】これに対し、従来より、電解洗浄液を収容
した洗浄槽の内部に、陽極(+)と接続した電極板を浸漬
すると共に、陽極(−)と接続した金型を浸漬し、上記電
解洗浄液を介して通電させることにより、電極板と金型
の内部より気泡状の電解ガスを発生させ、この電解ガス
により電解洗浄液を撹拌させながら、上記付着物を金型
より浮き上がらせて金型の洗浄を行う電解方式の洗浄方
法がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
解方式による洗浄方法では、上記金型の洗浄する箇所が
上記電極板と直線的に対向する位置でなければ、付着物
を確実に除去することが出来ない。例えば、深さ3mm、
幅2mmの凹状の溝の場合、該溝の底面、即ち、陰になる
部分の洗浄を行うことが出来ない。また、上記付着物は
通電する電流の妨げとなるため電解ガスが発生しにく
く、よって、作業時間の遅延につながる上に、作業時間
が長くなりすぎると金型の表面にアルカリ焼けが発生す
る不都合が生じる。さらに、分解ガスの発生による電解
洗浄液の撹拌効率は乏しく、除去した付着物が再度、金
型に付着してしまう場合がある。 【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、合成樹脂用金型に付着した付着物を短時間で確実に
除去することが出来る合成樹脂用金型の洗浄装置を提供
することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は請求項1で、電解洗浄液を収容する薬液槽
と、上記薬液槽内の電解洗浄液を超音波振動させる振動
子と、内部に合成樹脂用金型を収容し、該合成樹脂用金
型と共に上記薬液槽内に挿脱自在に装着して上記電解洗
浄液に浸漬される導電性を有する材料からなるメッシュ
状のカゴと、上記電解洗浄液内に挿脱自在に浸漬すると
共に駆動手段により電解洗浄液内を揺動する棒状の電極
とを備え、上記電極に陽極(+)を接続すると共に、上記
カゴを介して合成樹脂用金型に陰極(−)を接続して水素
ガスを発生させる構成としていることを特徴とする合成
樹脂用金型の洗浄装置を提供するものである。 【0008】 【0009】上記洗浄装置では、上記薬液槽内に配管し
て電解洗浄液を薬液槽から排出する排出管と、該排出管
と連続して上記排出された電解洗浄液を吸収する循環用
ポンプと、該循環用ポンプに接続し、該循環用ポンプよ
り排出される電解洗浄液を薬液槽内の電解洗浄液が対流
するように放出する供給管とを備えている。上記排出管
と循環用ポンプの間には、内部にろ布を備えた浄化タン
クを介在させ、排出した電解洗浄液を洗浄して上記循環
用ポンプにより、薬液槽内に供給している。上記供給管
の一端は薬液槽の隅部に垂直配置しており、先端部を閉
塞すると共に、隣接する隅部側の側部に長手方向に所要
間隔をあけて放出穴を穿設していることが好ましい。 【0010】 【0011】 【0012】本発明に係わる洗浄装置では、薬液槽に振
動子を設け、薬液槽に収容した電解洗浄液を超音波によ
り振動させて超音波方式による被洗浄物の洗浄が行え
る。また、上記薬液槽内で、カゴに保持した樹脂成形用
金型からなる被洗浄物と電極とを電解液を介して通電す
ることにより電解方式の洗浄が行える。このように、超
音波振動方式と電解方式とを併用し、超音波方式の洗浄
方法により被洗浄物(樹脂成形用金型)から付着物(樹
脂カス等)を除去し、電解方式の洗浄方法により被洗浄
物の内部より付着物を浮き上がらせることにより、金型
に付着している樹脂を確実に剥離して除去する。このよ
うに、効率的な洗浄が行えるため、短い作業時間で付着
物を被洗浄物より確実に除去することが出来る。 【0013】 【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。図1は本発明の合成樹脂用金型の洗浄
装置を示し、該洗浄装置は超音波方式と電解方式の清掃
方法を併用して、合成樹脂用金型からなる被洗浄物(以
下、被洗浄物と称す)10に付着した樹脂等の付着物1
1を短時間で確実に除去するものである。 【0014】洗浄装置は、下端部に移動用ローラ13を
備え、仕切板14により上下3段に区切られた基台15
に、被洗浄物10(図3に図示)を収容するカゴ20を
挿脱自在に装着する電解洗浄液26を収容した薬液槽2
1と、電源器22と、浄化タンク23および循環用ポン
プ24をそれぞれ配置し、基台15の横に電解用変換器
25を設置している。上記基板15はL字形状に屈曲し
た基板15aを溶着により組み立てている。 【0015】上記電解洗浄液26としては、水1lに対
して水酸化ナトリウム45g、EDTA(エチレン、ジア
ミン、テトラ、酢酸)50g、グルコン酸ナトリュウム2
0g、および、アンモニウム化合物100gを混合したア
ルカリ溶液が好適に用いられる。 【0016】上記カゴ20は、ステンレス等の導電性を
有する材料で形成され、図2に示すように、上記薬液槽
21より小とした直方体状の枠体20a(直径3mm)を設
け、その上面部以外の全面に2mmメッシュの網部20b
を張設している。また、枠体20aの上端の四隅には、
それぞれ保持棒20cを上方に延在させて設けると共
に、該保持棒20cの上部をそれぞれ幅方向外側へ屈折
して位置決め部20dを設けている。カゴ20は、上記
薬液槽21内に装着した状態で、下端面が薬液槽21の
底面21aに接触しない程度に設定している。 【0017】上記薬液槽21は、ステンレス製で、図3
および図4に示すように、矩形状に開口した上面21b
の端縁より下方にそれぞれ延在させて外周壁21cを設
けている。また、長尺側の上端両側にそれぞれ樹脂等の
絶縁材料よりなる別体のコ字形状の絶縁材27を長手方
向に延在させて外嵌していると共に、上記位置決め部2
0dとの対向位置に溝27aを設けている。薬液槽21
は、その内部容量が6l〜20l程度が好ましい。 【0018】薬液槽21の底面21a外側には、超音波
方式の洗浄を行うため、図6(A)に示すように、上記電
源器22と接続して超音波を発信する振動子28を長手
方向に所要間隔をあけて2個設置している。振動子28
は薬液槽21の幅方向の中央に配置しており、これらの
中間部には共振防止材29を設置している。尚、上記振
動子28から発生する超音波は直進性を有するため、図
6(B)に示すように、上記薬液槽21の底面21aの所
要位置に複数(図示では5個)設置しても良い。また、超
音波が共振する場合には振動子28の間に上記共振防止
材29を設置することが好ましい。 【0019】薬液槽21の中央部には、該薬液槽21の
長手方向に駆動手段を介して揺動する断面矩形状とした
棒状の電極30を、上記電解洗浄液26内に挿脱自在に
設けている。該電極30に後述する上記電解用変換器2
5を介して供給される直流の陽極(+)側を接続すると共
に、上記カゴ20に陰極(−)側を接続し、上記電解洗浄
液26を介して通電させて電解方式の洗浄を行うように
している。電極30は、グラファイト(100%の炭素
を1500℃で焼結したもの)を用いている。 【0020】図4および図5に示すように、上記電極3
0の揺動機構は、上記基台15の水平配置された上段の
基板15aに、軸受部32をネジ締め固定している。該
軸受部32には駆動手段により回転される回転軸33を
周方向に回転可能に取り付けている。また、該回転軸3
3の先端には、側面視倒L字形状の揺動軸34を垂直方
向に回転可能に枢着し、該揺動軸34の下端部に電極3
0を連続させている。 【0021】上記軸受部32は、鉄またはステンレス等
により形成され、上記回転軸33を内嵌する筒部32a
の一端に固定板部32bを設けると共に、該固定板部3
2bにネジ穴32cを穿設し、薬液槽21の長手方向の中
央に対応するように上記基板15aに取り付けている。
該軸受部32は、基板15aとの間にフェノール樹脂よ
りなる絶縁性を有するベーク板(図示なし)を介在させて
取り付けている。また、回転軸33も鉄またはステンレ
ス製で、下方に突出する係止板33aを設け、該係止板
33aに上記駆動手段を接続して周方向に揺動させるよ
うにしている。該係止板33aにも上記と同様にベーク
板を両側に配置あるいはフェノール樹脂を塗布して絶縁
処理を施している。また、回転軸33の先端には、垂直
方向の凹溝を設けると共に、水平方向に貫通する穴を設
けている。 【0022】上記揺動軸34は、ステンレス等の導電性
材料により形成されており、軸部34aの一端に上記凹
状溝と係合する凸部を備え、回転軸33に対してビス等
により回転可能に枢着している。また、軸部34aの他
端側の先端は、上記薬液槽21の中央まで延在させてお
り、その略中央部分を上記絶縁材27に形成する溝27
bに対応させて安定状態を保持し、上記回転軸33と共
に周方向に揺動するようにしている。軸部34aの先端
には屈折して下方へ延在する屈曲部34bを2個、下広
がりのV字状に形成している。図3に示すように、これ
ら屈曲部34bの下方への延在長さは、その下端が上記
電解洗浄液26に浸漬するように設定し、その下端部に
上記電極30をそれぞれ上記軸部34aと並列するよう
に設けている。 【0023】上記駆動手段としては、電磁ソレノイド3
5を用いており、該電磁ソレノイド35を上記基板15
aにネジ締め固定している。該電磁ソレノイド35は、
駆動シリンダ35aと上記回転軸33の係止板33aとを
バネ36により連結している。また、電磁ソレノイド3
5と反対側に位置する基板15aの所要位置に矩形状の
取付板15bを溶着している。該取付板15bには、先端
に環状の取付穴を備えたネジ37を取付板15bに螺着
し、該ネジ37と上記係止板33aを電磁ソレノイド3
5と同様にバネ36により連結している。 【0024】よって、電極30は、揺動軸34と回転軸
33との取付部を支点として揺動軸34を回転させるこ
とにより、上記カゴ20の挿脱作業時に妨げにならない
ようにすることが出来ると共に、電解作業時には連続さ
せた電極30を電解洗浄液26内に浸漬することが出来
る。 【0025】また、上記電磁ソレノイド35の駆動によ
り、上記バネ36が係止板33aを引っ張り、あるい
は、押圧して上記回転軸33を周方向に回転させ、該回
転軸33と揺動軸34を介して連続した電極30を、図
3に示すように、薬液槽21の長手方向に揺動させるよ
うにしている。また、この電極30の揺動により電解洗
浄液26が撹拌されるように設定している。この電極3
0の揺動は、上記ネジ37の締付けによりバネ36の張
力を調節して、揺動範囲を微調節することが出来る。 【0026】洗浄装置は、上記浄化タンク23にろ布と
した設けた不織布40により電解洗浄液26を洗浄して
上記循環用ポンプ24により薬液槽21内に放出して、
該薬液槽21内の電解洗浄液26を対流させると共に、
オーバーフローする余分な電解洗浄液26を上記浄化タ
ンク23へ排出して電解洗浄液26を循環させるように
している。 【0027】即ち、図3および図7に示すように、基台
15の下段に配置した浄化タンク23と循環用ポンプ2
4の吸入口とを供給管41により接続し、循環用ポンプ
24の排出口と薬液槽21とを基台15に対応させて所
要形状に屈曲させた供給管42により接続している。該
供給管42は、上段に位置する部位で継管42aを介し
て2方に分岐しており、薬液槽21の長手方向両端の対
角する隅部に供給管42−1,42−2を配管してい
る。 【0028】これら供給管42−1,42−2は、薬液
槽21の隅部に上端面より垂直に底面21a近傍まで延
在させており、その下端部をキャップ部42bにより閉
塞すると共に、隣接する幅方向の隅部側の側部に長手方
向(垂直方向)に所要間隔をあけて複数の放出穴42cを
穿設している。尚、この供給管42−1,42−2は薬
液槽21内に収容するカゴ20に当接しないように配管
している。また、薬液槽21において、内部に所要量の
電解洗浄液26を収容した状態の液面位置に排出管43
を配管し、該排出管43を下段の浄化タンク23に接続
している。 【0029】よって、図7に示すように、循環用ポンプ
24の駆動で浄化タンク23より供給管41を介して電
解洗浄液26を吸収し、該電解洗浄液26を該循環用ポ
ンプ24より供給管42,42−1,42−2を介して薬
液槽21内に放出する。該薬液槽21内には、上記供給
管42−1,42−2の放出穴42aにより同一の周方向
に放出して電解洗浄液26が対流される。この電解洗浄
液26の対流は上記放出穴42aにより薬液槽21の上
下間において均一な流量となっている。また、この供給
によりオーバーフローする電解洗浄液26は上記排出管
43を介して浄化タンク23に排出され、上記不織布4
0により電解洗浄液26に混入した付着物11を除去し
て、再び、洗浄された電解洗浄液26が薬液槽21内に
供給される。 【0030】上記循環用ポンプ24による電解洗浄液2
6の吐出量は、少ない場合には電解洗浄液26の対流お
よび撹拌効果が下がって除去効率が悪くなる一方、多い
場合には液流により被洗浄物10同士が接触して損傷す
るため、被洗浄物10の大きさおよび薬液槽21の容量
に対応して設定され、約5.5〜31l/minに設定して
いる。 【0031】尚、上記供給管42は、2方に分岐して薬
液槽21に配置しているが、薬液槽21の1箇所の隅部
にのみ配管しても電解洗浄液26を対流させることも出
来る。一方、供給管42を複数配管した場合の方が電解
洗浄液26を効率的に対流および撹拌効果を得ることが
出来ることは言うまでも無い。 【0032】さらに、薬液槽21の底面21aには廃液
管44を配管し、ドレインコック46を設けた先端を上
記浄化タンク23の近傍まで延在させている。かつ、浄
化タンク23と循環用ポンプ24とを接続する供給管4
1の中間にも継管41aを介して先端にドレインコック
46を設けた廃液管45を配管し、被洗浄物10の洗浄
を行って汚れた電解洗浄液26をホース等により他の容
器に排出することが出来るようにしている。 【0033】上記電源器22は、作業場の電源より交流
電流が供給され、その交流電流を振動子28に供給して
超音波を発信させる。また、同時に交流電流を上記電解
用変換器25に供給した後に、該電解用変換器25によ
り変換された直流電流を受け取り、陽極電流を電極30
に供給すると共に陰極電流をカゴ20に供給し、電解洗
浄液26を介して通電させて電解させるようにしてい
る。 【0034】図1に示すように、電源器22には、上記
電解用変換器25からの陽極(+)電流および陰極(−)電
流が供給される陽極端子孔50および陰極端子孔51を
前面側に設け、該陽極端子孔50と接続した接続コード
48Aを上記揺動軸34の軸部34aにネジ締め接続す
ると共に、陰極端子孔51と接続した接続コード48B
を上記カゴ20の長手方向両側の位置決め部20dに端
子49を介して着脱自在に接続している(図4参照)。こ
のように、上記電解用変換器25からの直流電流を揺動
軸34を介して電極30に、また、カゴ20を介して被
洗浄物10に流して、電解洗浄液26を介して通電させ
て電解方式の洗浄をするようにしている。 尚、薬液槽
21には上記絶縁材27により絶縁処理が施されている
と共に、揺動軸34と連続する回転軸33の係止板33
aおよび軸受部32の固定板部32bにも絶縁処理がなさ
れているため、短絡等の問題が生じることは無い。 【0035】また、電源器22には、作業タイマーと連
動させる主電源52、上記電磁ソレノイド35を駆動さ
せるスイッチ53、主電源52の通電時に点灯するパイ
ロットランプ54、電磁ソレノイド35の通電時に点灯
するパイロットランプ55、および、作業タイマーと連
動してAC100Vを出力するコンセント56を設けて
いる。 【0036】上記電解用変換器25は、上記連動コンセ
ント56に接続するACコード70を設けると共に、該
ACコード70と連続したAC/DC変換器(図示なし)
を設けている。また、該AC/DC変換器からの直流電
流を出力するため、それぞれ陽極側の出力部65と陰極
側の出力部66を設け、上記のように、陽極出力部65
を上記電源器22の陽極端子孔50に接続コード(図示
なし)により接続すると共に、陰極出力部66を上記陰
極端子孔51に接続するようにしている。 【0037】上記出力部65,66より出力される電圧
は、高すぎると被洗浄物10にアルカリ焼けが生じてし
まう一方、低すぎると洗浄効果が低下してしまうため、
出力電圧を調整するための電圧調整ボリューム69を設
け、出力電圧を4〜6Vに設定するようにしている。ま
た、電解用変換器25には、電源スイッチ67および電
解用変換器25の作動を表示するパイロットランプ68
を設けている。尚、上記構成の電源器22と電解用変換
器25とは、一体に形成することも出来る。 【0038】上記構成の洗浄装置は、図8の回路図に示
すように、上記主電源52と電磁ソレノイド35の設定
タイマー57をスイッチ53を介して接続し、設定タイ
マー57と電磁ソレノイド35を接続している。上記設
定タイマー57は、電磁ソレノイド35による電極30
の揺動回数を設定するもので、この揺動回数は多い程、
撹拌効果を向上させることが出来、本実施例では、1分
間に約20〜60往復させ、全長約280mmの薬液槽2
1に対して揺動範囲を30〜50mmとしている。 【0039】かつ、上記振動子28と接続する振動子用
ドライバー58と上記主電源52は、作業タイマー59
を介して接続されている。本実施例では、上記振動子用
ドライバー58により振動子28から発信する超音波の
出力は20〜40KHzとしている。また、上記作業タ
イマー59に連動コンセント56および循環用ポンプ2
4を接続すると共に、AC/DC変換器60を介して作
業終了を知らせるブザー61を接続している。 【0040】上記洗浄装置は以下の工程で操作して被洗
浄物の洗浄を行う。まず、主電源52がOFF状態とな
っていることを確認して、電解用変換器25のACコー
ド70を電源器22の連動コンセント56に接続する。
また、電解用変換器25の出力部65,66と電源器2
2の陽極端子孔50および陰極端子孔51をそれぞれ極
性を間違えないように、接続コードにより接続すると共
に、揺動軸34の軸部34aと電源器22の陽極側のコ
ード48A、および、カゴ20の位置決め部20dの端
部と電源器22の陰極側のコード48Bを接続する。 【0041】次に、電解洗浄液26を薬液槽21および
浄化タンク23に収容する。次いで、被洗浄物10をカ
ゴ20の内部に収容させ、図5に示すように、上記揺動
軸34を上方に回転配置させた状態で、上記カゴ20を
薬液槽21の内部に挿入し、カゴ20の位置決め部20
dを絶縁材27の溝27aに対応させて位置決め固定す
る。その後、上記回転させた揺動軸34を水平配置し
て、該揺動軸34に連続した電極30を電解洗浄液26
に浸漬させる。 【0042】後に、上記電源器22の主電源52を入力
して作業タイマー59を作動させ、被洗浄物10の洗浄
作業を行う。即ち、上記作業タイマー59の作動により
上記振動子用ドライバー58を通電させ、振動子28か
ら超音波を発振させると共に、上記循環用ポンプ24を
駆動させて薬液槽21内の電解洗浄液26を対流および
循環させる。同時に、連動コンセント56からはAC1
00Vの電流が流れ、上記電解用変換器25に電流が供
給される。 【0043】その後に、電源器22のスイッチ53と、
電解用変換器25の電源スイッチ67を入力して、電磁
ソレノイド35を作動させて揺動軸34を揺動させると
共に、電解用変換器25を作動させて電源器22を介し
て薬液槽21に直流電圧を通電させる。この時、電解用
変換器25の電圧調整ボリューム69により、出力する
直流電圧の微調整を行い直流電圧5Vに設定する。 【0044】上記電源器22の作業タイマー59は3分
に設定しており、その設定時間が終了すると、上記作業
タイマー59が連動コンセント56、ポンプ24および
振動子用ドライバー58への電流の供給を止めて各部の
作動を停止させる。即ち、振動子28による電解洗浄液
26の振動、および、被洗浄物10と電極30の電解作
用を停止する。同時に、作業タイマー59はAC/DC
変換器60に電流を供給して、このAC/DC変換器6
0よりブザー61に直流電流を供給して作業者に終了を
知らせる。 【0045】3分間で被洗浄物10の付着物11を完全
に除去出来なかった場合には、上記主電源52を一旦O
FF状態とし、再度入力させることにより、更に3分間
の洗浄作業を行う。また、3分間の洗浄作業中に主電源
52をOFF状態とし、再度入力した場合には、作業タ
イマー59がリセット状態となり、入力した時点から3
分間の洗浄作業が行なわれる。 【0046】電解方式と超音波方式の洗浄方法を併用し
た本発明の洗浄装置は、図9に示すように、超音波方式
の洗浄方法により、被洗浄物10の外部より付着物11
を打破すると共に、電解方式の洗浄方法により内部より
発生する水素ガスにより被洗浄物10から付着物11を
浮き上がらせ、電解洗浄液26の撹拌作用により付着物
11を被洗浄物10より剥離して除去する。 【0047】即ち、図9(A)に示すように、上記振動子
28により発生する超音波が電解洗浄液26を介して被
洗浄物10の表面に伝わると、この表面で真空状の気泡
が発生すると共に、この気泡がはじける事で強力なエネ
ルギーが発生して被洗浄物10に付着している付着物1
1を引き剥がす。この超音波方式の洗浄方法は、特に、
形状が複雑で入り込んだエンジニアリングプラスチック
を形成する金型を傷つけること無く洗浄するのに有効で
ある。 【0048】また、洗浄装置は、上記外部からの洗浄に
加えて電解洗浄液26を介して被洗浄物10を通電させ
ることで、被洗浄物10の表面から多量の水素ガスを発
生させて、上記超音波方式により付着物11を浮き上が
らせて、電解洗浄液26の撹拌作用により除去してい
る。 【0049】即ち、被洗浄物10には、上記カゴ20を
介して陰極側の電圧が通電され、この電圧と上記電極3
0に通電される陽極側の電圧とが、電解洗浄液26を介
して通電して被洗浄物10と電極30の内部より気泡状
の水素ガスを発生させ、この水素ガスにより図9(B)に
示すように、付着物11を浮き上がらせる。この通電作
用は、上記超音波により被洗浄物10の付着物11を外
部より破壊しているため、従来のように、付着物11が
妨げになって通電することが出来ない等の問題は生じな
い。 【0050】このように浮き上がった付着物11を、循
環用ポンプ24による電解洗浄液26の対流、および、
上記電磁ソレノイド35による電極30の揺動による電
解洗浄液26の撹拌により、図9(C)に示すように、被
洗浄物10より付着物11が剥離され、該付着物11が
被洗浄物10より確実に分離除去される。 【0051】除去された付着物11は、上記電解洗浄液
26の対流に乗って、上記排出管43より浄化タンク2
3へ排出され、該浄化タンク23の不織布40により、
電解洗浄液26から分離除去される。即ち、除去した付
着物11が、再度、被洗浄物10に付着することを防止
しているため、被洗浄物10の洗浄効率をより向上させ
ることが出来る。また、上記浄化タンク23により電解
洗浄液26と付着物11とが混合して劣化することを防
止することが出来るため、電解洗浄液26の寿命を延命
させることが出来る。 【0052】さらに、上記電磁ソレノイド35による電
極30を揺動作用は、上記のように電解洗浄液26の撹
拌作用をより効率的にすることのみならず、複雑な形状
の被洗浄物10において、陰になる部分を無くすことが
出来るため確実な通電作用を施すことが出来、よって、
付着物11を確実に除去することが出来る。 【0053】このように、本発明の洗浄装置は、超音波
方式および電解方式の洗浄方法を併用し、さらに、循環
用ポンプ24および電極30の揺動により電解洗浄液2
6を対流させて確実な撹拌効果を得ることが出来るよう
にしているため、被洗浄物10に付着した付着物11を
短時間で、確実に除去することが出来る。例えば、エジ
ェクタピン100本に付着した付着物を3分間で完全に
除去することが出来る。 よって、長時間、電解洗浄液
26に漬けておくことによる被洗浄物10のアルカリ焼
け等の問題は生じることは無い。 【0054】さらに、本実施例では、電解洗浄液26に
アンモニウム化合物を添加しているため、洗浄効率をよ
り向上させることが出来、約4割〜5割の作業時間の短
縮を行うことが出来る。 【0055】上記構成の洗浄装置は、循環用ポンプ24
による電解洗浄液26の吐出量が多く、該電解洗浄液2
6の対流が強い場合には、超音波方式による洗浄効果が
低下するため、上記図8に示す回路図において一点鎖線
で示すように、作業タイマー59と循環用ポンプ24の
間に遅延用タイマー100を介在させ、所要時間遅らせ
て循環用ポンプ24を作動させても良い。 【0056】循環用ポンプ24が作動していない間に上
記と同様に、超音波方式の洗浄方法により被洗浄物10
から付着物11を除去すると共に、超音波方式では除去
できない箇所などを上記電解方式により浮き上がらせ
る。この時、上記電極30は揺動させており、この揺動
により電解洗浄液26は所要の撹拌は行なわれている。 【0057】その後、上記遅延タイマーにより循環用ポ
ンプ24が遅れて作動し、電解洗浄液26が対流されて
効率的に撹拌が行なわれ、上記のように浮き上がらせた
付着物11を確実に分離除去する。このように、上記構
成とすることにより、超音波方式による洗浄効果を低下
させること無く、上記と同様に被洗浄物10より付着物
11を確実に除去することが出来る。 【0058】図10は洗浄装置の変形例を示し、該装置
では、上記電極30を電解洗浄液26内に4個浸漬して
いる。即ち、上記揺動軸34の軸部34aより下広がり
のV字形状に突出する屈曲部34b,34bを薬液槽21
の幅方向に所要間隔をあけて設け、これらの先端に電極
30'を幅方向に等間隔の隙間をあけて設けている。 【0059】上記構成とすることにより、電解洗浄液2
6の撹拌効率を一層向上させることが出来ると共に、被
洗浄物11が複雑な形状をしていてもより陰になる箇所
を無くすことが出来、電解方式により除去作用を向上さ
せることが出来る。 【0060】図11(A)〜(F)は、上記電極30の変形
例を示している。図11(A)(B)(C)に示す棒状の電極
30は、端面の形状を楕円形状、円形状または六角形状
として、外側部を先細にしている。よって、電極30の
揺動による電解洗浄液30の飛び散りを防止するように
して、上記電磁ソレノイド35による揺動速度を増すこ
とが出来る。より好ましくは、図11(D)(E)(F)に示
すように、半円形状、三角形状または台形状とし、外側
部を先細にすると共に内面側に屈曲部34bと並列な面
を設ける。よって、電解洗浄液26の飛び散りを防止す
ると共に、電解洗浄液26の撹拌効率を向上させること
が出来る。 【0061】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る洗浄装置によると、超音波方式による被洗浄物の
洗浄が行える。また、薬液槽に挿脱自在に装着すると共
に、合成樹脂用金型を収容するカゴを陰極(−)と接続
し、かつ、電解洗浄液内に浸漬する電極を陽極(+)と接
続し、ているため、通電させて電解方式の洗浄が行え
る。 【0062】このように、本発明の洗浄装置は、超音波
方式の洗浄方法により被洗浄物の外部から付着物を打破
および除去すると共に、電解方式の洗浄方法により被洗
浄物の内部より付着物を浮き上がらせ、この浮き上がっ
た付着物を上記循環用ポンプによる電解洗浄液の対流に
より確実に剥離して除去することが出来、従来と比較し
て非常に短い作業時間で被洗浄物の洗浄作業を確実に行
うことが出来る。また、上記超音波方式の洗浄方法によ
り外部から付着物を打破しているため、従来のように、
付着物が妨げとなって電解方式による通電が出来ない等
の問題は生じることは無く、洗浄効率を向上させること
が出来る。本発明の洗浄装置は、特に、形状が複雑な樹
脂成形用金型に好適に用いることが出来る。 【0063】さらに、電極は薬液槽内で揺動させている
ため、電解洗浄液を撹拌すると共に、形状の複雑な金型
に対しても、陰となる箇所を無くすことができ、効率よ
く付着物の除去作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の洗浄装置を示す斜視図である。 【図2】 樹脂成形用金型からなる被洗浄物を収容する
カゴを示す斜視図である。 【図3】 洗浄装置の1部を断面とした側面図である。 【図4】 洗浄装置の1部拡大図である。 【図5】 カゴを薬液槽に入れる状態を示す概略斜視図
である。 【図6】 (A)(B)は薬液槽に超音波を発信する振動子
を配置した状態を示す平面図である。 【図7】 循環する電解洗浄液の配管状態を示す斜視図
である。 【図8】 洗浄装置の回路図である。 【図9】 (A)(B)(C)は洗浄装置による付着物の除去
工程を示す概略図である。 【図10】 洗浄装置の変形例を示す斜視図である。 【図11】 (A)から(F)は電極の変形例を示す概略図
である。 【符号の説明】 10 被洗浄物(樹脂成形用金型) 11 付着物 20 カゴ 21 薬液槽 22 超音波用電源機 23 浄化タンク 24 循環用ポンプ 25 電解用電源機 26 電解洗浄液 30 電極 34 揺動軸 34a 軸部 34b 屈曲部 35 電磁ソレノイド(駆動手段) 40 不織布(ろ布) 42 供給管 43 排出管
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−101115(JP,A) 特開 昭57−192297(JP,A) 実開 平5−81278(JP,U) 間宮富士雄著「表面清浄技術」槙書店 (1993年11月10日初版発行)P4・9. P21−23.P61・62、P98−102 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/72 B08B 3/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】解洗浄液を収容する薬液槽と、 上記薬液槽内の電解洗浄液超音波振動させる振動子
    と、 内部に合成樹脂用金型を収容し、該合成樹脂用金型と共
    に上記薬液槽内に挿脱自在に装着して上記電解洗浄液に
    浸漬される導電性を有する材料からなるメッシュ状の
    ゴと、上記電解洗浄液内に挿脱自在に浸漬すると共に駆動手段
    により電解洗薬液内を揺動する棒状の 電極とを備え、 上記電極に陽極(+)を接続すると共に、上記カゴを介し
    合成樹脂用金型に陰極(−)を接続して水素ガスを発生
    させる構成としていることを特徴とする合成樹脂用金型
    の洗浄装置。
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間宮富士雄著「表面清浄技術」槙書店(1993年11月10日初版発行)P4・9.P21−23.P61・62、P98−102

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