JP2001239731A - キャリブレーションパターンの印画方法及びプリンタ - Google Patents

キャリブレーションパターンの印画方法及びプリンタ

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JP2001239731A
JP2001239731A JP2000251434A JP2000251434A JP2001239731A JP 2001239731 A JP2001239731 A JP 2001239731A JP 2000251434 A JP2000251434 A JP 2000251434A JP 2000251434 A JP2000251434 A JP 2000251434A JP 2001239731 A JP2001239731 A JP 2001239731A
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Koji Fukuda
浩司 福田
Takashi Ebato
尚 江波戸
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリブレーションパターンのプリントを無
駄なく行う。 【解決手段】 記録紙10を交換したときに、先端部1
0aを切断する。この切断の前に、先端部10aに、イ
エローパターン37、マゼンタパターン38、シアンパ
ターン39からなるキャリブレーションパターン36を
記録する。廃棄予定の先端部10aにキャリブレーショ
ンパターン36を記録するので、記録紙10の無駄が無
くなる。記録紙10の交換に伴い、キャリブレーション
パターン36が印画されるため、定期的にキャリブレー
ションが行える。画像記録エリアの周りの余白を切断す
るカッタを備えている場合には、切断される余白にキャ
リブレーションパターンを印画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリブレーショ
ンパターンの印画方法及びプリンタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】感熱記録材料を直接に加熱して画像を記
録する感熱発色タイプのサーマルプリンタ(以下、単に
カラー感熱プリンタという)では、上層から順にイエロ
ー感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、シアン感熱発色層
が支持体上に順次層設されたカラー感熱記録紙が用いら
れる。このカラー感熱記録紙では、各感熱発色層を選択
的に発色させるために、各感熱発色層の発色熱エネルギ
ー(mJ/mm2 )が異なっており、深層の感熱発色層
ほど発色熱エネルギーが大きくなっている。また、次の
感熱発色層を熱記録する際に、その上にある記録済みの
感熱発色層が再度発色しないように、この記録済みの感
熱発色層に特有な電磁波を照射して光定着が行われる。
【0003】このようなカラー感熱記録紙を用いるプリ
ンタでは、記録紙の感度ばらつきや環境条件、またはプ
リンタの経時変化等により色調や階調特性が変わってし
まう。このため、非常に高い再現性を必要とされる場合
などでは、使用前にプリンタのキャリブレーションを行
う必要がある。
【0004】このキャリブレーションでは、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の記録エリア、
またはこれらにグレーの記録エリアを加えたもの(キャ
リブレーションパターン)を印画してテストプリントを
行い、得られたテストプリントの各記録エリアの濃度を
濃度計で測定する。そして、測定結果に基づき基準値と
のずれを無くすように、補正値を算出する。この補正値
に基づき、基準濃度となるように、プリンタを調整す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなキャリブレ
ーションは、キャリブレーションモードを選択すること
により行っている。したがって、特別な操作が必要であ
り、しかも操作が面倒なため、通常はあまり行われるこ
とはない。一方、前述したように、カラー感熱記録材料
などの記録媒体は、その感度に製造ばらつきがあり、ま
た、経時変化によって発色濃度が変化することもある。
このため、定期的にキャリブレーションを行いたいとい
う要請もある。
【0006】また、キャリブレーションを行うときに
は、キャリブレーションパターンを記録紙に記録する。
このため、記録紙が無駄に使用されるという欠点もあ
る。
【0007】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、定期的にキャリブレーションを行うことができ、
しかも、記録紙を無駄にすることなく、効率良くキャリ
ブレーションパターンを印画することができるキャリブ
レーションパターンの印画方法及びプリンタを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のキャリブレーションパターンの印画
方法では、画像の記録の際に、カッタで切断される余白
にキャリブレーションパターンを印画するようにしたも
のである。請求項2記載のキャリブレーションパターン
の印画方法では、ロール状に巻き取り収納した記録紙を
交換した後に、記録紙の先端部にキャリブレーションパ
ターンを印画し、このキャリブレーションパターンを含
むように記録紙の先端部を切断するようにしたものであ
る。
【0009】請求項3記載のプリンタでは、画像の記録
の際に、カッタで切断される余白にキャリブレーション
パターンを印画する制御部を備えたものである。請求項
4記載のプリンタでは、請求項3記載の制御部が画像と
キャリブレーションパターンとを画像合成するようにし
たものである。請求項5記載のプリンタでは、カッタで
切断する前に記録紙に印画されたキャリブレーションパ
ターンを測光するセンサと、前記センサで測光したデー
タに基づいて基準濃度に対する差、及びこの差に基づく
補正値を求め、この補正値により濃度又は色補正を行う
補正手段とを備えたものである。
【0010】請求項6記載のプリンタでは、ロール状に
巻き取り収納した記録紙を交換した後に記録紙の先端部
をカッタで切断するものであって、前記カッタによる切
断の前に、記録紙の先端部にキャリブレーションパター
ンを印画する記録部を備えたものである。
【0011】請求項7記載のプリンタでは、請求項6記
載の記録紙の先端を検出する先端センサと、記録紙に記
録エリアを特定するために設けたマークを検出するマー
クセンサとを設け、マークセンサによる各マーク検出信
号に基づき切断位置を特定し、前記先端センサとマーク
センサとの検出信号によって先端部切断長さを求め、先
端部切断長さが基準値よりも長いときに先端部内にキャ
リブレーションパターンの印画を行い、先端部切断長さ
が基準値よりも短いときに、次のマークまで切断位置を
ずらし、この先端部内にキャリブレーションパターンの
印画を行うようにしたものである。
【0012】請求項8記載のプリンタでは、請求項6又
は7記載のカッタで切断する前に記録紙に印画されたキ
ャリブレーションパターンを測光するセンサと、前記セ
ンサで測光したデータに基づいて基準濃度に対する差、
及びこの差に基づく補正値を求め、この補正値により濃
度又は色補正を行う補正手段とを備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は、本発明で用いるカラー感
熱記録紙(以下、単に記録紙という)10の層構造を示
している。記録紙10は、ベース部材11に対して、シ
アン、マゼンタ、イエローの各感熱発色層12,13,
14、及び透明な保護層15が順に層設されている。シ
アン感熱発色層12は、深層にあるため熱感度が最も低
く、比較的大きな熱エネルギを与えたときに、シアンに
発色する。マゼンタ感熱発色層13は、熱感度が中程度
であり、加熱によりマゼンタに発色する。イエロー感熱
発色層14は、表面側にあるため熱感度が最も高く、比
較的に小さな熱エネルギを与えた時にイエローに発色す
る。
【0014】各感熱発色層12〜14の間には、熱感度
を調整するための中間層16,17が設けられている。
また、ベース部材11の裏面にはバック層18が設けら
れている。なお、各感熱発色層12〜14の順番は入れ
換えてもよい。保護層15はPVA(ポリビニルアルコ
ール)を主剤とする透明な樹脂層であり、各感熱発色層
12〜14に傷が付いたりするのを防止する。
【0015】イエロー感熱発色層14とマゼンタ感熱発
色層13とは、その下層になる感熱発色層を発色記録す
る際に、未発色の発色成分が発色することがないよう
に、電磁線による定着性が与えられている。すなわち、
マゼンタ感熱発色層13は、最大吸収波長が約365n
mであり、この波長域の紫外線が照射されると、発色能
力が消失する。イエロー感熱発色層14は、最大吸収波
長が約420nmであり、この波長域の紫色可視光線に
よって発色能力が消失する。
【0016】図3は、本発明のカラー感熱プリンタ19
を示す概略図である。記録紙10は、ロール状に巻き取
り収納されており、給紙ローラ20により給紙され、プ
リントステージ21に送られる。プリントステージ21
には、記録紙10の搬送路に沿って、サーマルヘッド2
2、プラテンローラ23、搬送ローラ対24、先端セン
サ25、カッタ26、定着器27が配置してある。プラ
テンローラ23は、記録紙10をサーマルヘッド22の
発熱素子アレイ22aに圧着させる。
【0017】搬送ローラ対24は送りモータ31により
回転駆動され、記録紙10を往復動させる。そして、搬
送ローラ対24による記録紙10の矢印Pで示すプリン
ト方向への送りに同期させて、サーマルヘッド22の各
発熱素子が駆動される。この駆動は三色面順次で行わ
れ、最初の往復動でイエロー感熱発色層14が感熱記録
及び定着される。次の往復動でマゼンタ感熱発色層13
が感熱記録及び定着される。最後の往動でシアン感熱発
色層12が感熱記録される。
【0018】定着器27は、イエロー定着ランプ32及
びマゼンタ定着ランプ33を備えている。そして、イエ
ロー記録時に、イエロー定着ランプ32を点灯させて、
イエロー感熱発色層14を光定着する。また、マゼンタ
記録時に、マゼンタ定着ランプ33を点灯させて、マゼ
ンタ感熱発色層13を光定着する。また、シアン記録時
にもマゼンタ定着ランプ33は点灯され、これにより未
発色部分が漂白される。
【0019】先端センサ25は、記録紙10の先端を検
出するためのものであり、フォトインタラプタ型センサ
から構成されている。この先端センサ25からの先端検
出信号は、システムコントローラ35に送られる。な
お、先端センサ25は、記録紙の先端を検出することが
できるものであればよく、種々のタイプを用いてもよ
い。
【0020】システムコントローラ35は、周知のマイ
クロコンピュータから構成されており、サーマルヘッド
22、送りモータ31、カッタ26、定着器27などを
制御して、記録紙10にプリントを行う。このため、シ
ステムコントローラ35では、先端センサ25からの先
端検出信号を検出したタイミングで記録紙送り量の測定
を開始し、この測定送り量に基づき切断予定線及び記録
エリアなどを特定する。本実施形態では、搬送ローラ対
24を回転駆動する送りモータ31の駆動パルス数をカ
ウントし、このカウント値に基づき切断予定線等を特定
している。なお、駆動パルス数を用いる代わりに、記録
紙10に接触して回転するパルスエンコーダを設け、こ
れのパルス数をカウントすることで、切断予定線等の位
置を特定してもよい。
【0021】カッタ26はドライバ26aを介してシス
テムコントローラ35により駆動制御される。そして、
記録紙10の記録済み部分を未記録部分から切断して、
プリントとして切り離す。切り離されたプリントは、排
出ローラ対34により排出口34aからプリンタ19の
外部に排出される。また、カッタ26は、新たなロール
状記録紙10がセットされたときに、その先端部10a
を切り離す。この切り離しは、先端縁10bが斜めにカ
ットされていたりして、記録紙10の送り方向に対して
先端縁10bが垂直になっていないことがあり、この先
端縁を送り方向に直交する向きに且つ一直線状にするた
めに、行われる。
【0022】図1に示すように、カッタ26による記録
紙10の先端部10aの切り離しの際に、この先端部1
0aにキャリブレーションパターン36が印画される。
この廃棄予定の先端部10aにキャリブレーションパタ
ーン36を印画することで、記録紙10の無駄を無くす
ことができる。
【0023】図4は、カラー感熱プリンタ19の機能ブ
ロック図を示している。サーマルヘッド22を駆動制御
するシステムコントローラ35は、CPU41とメモリ
部42とヘッドドライバユニット43とヘッド電源部4
4とを主要な構成として備えている。このシステムコン
トローラ35には、測光センサ45が接続されている。
【0024】メモリ部42は、各種処理プログラムを記
憶したプログラムメモリ42a、画像データメモリ42
b、濃度データメモリ42c、補正パラメータメモリ4
2d等の各種メモリ領域を備えている。CPU41は、
各部を制御してプリントを行う処理と、画像演算処理と
を行う他に、キャリブレーション処理も行う。
【0025】画像演算処理部46は、画像データメモリ
42bからの画像データに対し、周知の色補正及び階調
補正を行い、記録紙10に適正な濃度、色及び階調で画
像を記録するように、画像データを補正する。この補正
された画像データは、1ライン分ずつヘッドドライバユ
ニット43に送られる。ヘッドドライバユニット43
は、画像データに基づきサーマルヘッド22の各発熱素
子を記録紙10の送りに同期させて駆動し、画像データ
に応じた色及び濃度を有する画素を記録紙10に熱記録
する。
【0026】キャリブレーションパターン発生部47
は、記録紙10を交換した直後の先端部10aの切り離
し処理の際に、キャリブレーションパターンの印画デー
タを発生させ、これをヘッドドライバユニット43に送
る。これにより、図1に示すようなキャリブレーション
パターン36が記録紙10にプリントされ、廃棄予定の
先端部10aを用いたテストプリント50が得られる。
【0027】CPU41は、図5に示すような処理手順
により、先端部切り離し処理の際にキャリブレーション
処理を行う。この処理は、記録紙10を交換した直後に
電源を入れると、自動的に行われる。先ず、記録紙10
の交換があったか否かが検知され、記録紙10が交換さ
れた直後の場合には、本処理に入る。また、これ以外の
場合には、通常のプリントモードになる。キャリブレー
ション処理では、ドライバ31aを介して送りモータ3
1が正転され、搬送ローラ対24が記録紙10を矢印P
で示すプリント方向に送るように回転する。この送り中
に、先端センサ25が記録紙10の先端を検出すると、
送りモータ31の駆動パルス数のアップカウントが開始
される。そして、カウント値が「A」になると、イエロ
ー記録が開始される。また、イエロー定着ランプ32が
オンにされ、イエロー定着が行われる。
【0028】次に、カウント値が「B」になると、送り
モータ31が停止され、この後、逆転する。これによ
り、記録紙10が矢印Pと反対の戻し方向に送られる。
このとき、駆動パルス数がダウンカウントされ、このカ
ウント値が「C」になると、搬送ローラ対24の戻し方
向の回転が止められた後に、送りモータ31が正転され
る。これにより、搬送ローラ対24により記録紙10が
プリント方向に送られる。そして、マゼンタ記録が行わ
れ、また、マゼンタ定着ランプ33がオンにされ、マゼ
ンタ定着が行われる。
【0029】同様にして、マゼンタ記録後に、記録紙1
0が戻された後に、シアン記録及びマゼンタ定着ランプ
34のオンによる漂白が行われる。このようにして、図
1に示すように、記録紙先端部10aに、イエローパタ
ーン37、マゼンタパターン38、シアンパターン39
からなるキャリブレーションパターン36が記録され
る。次に、切断予定線がカッタ26に位置するように、
記録紙10が送られる。この後、カッタ26により先端
部10aが切断され、テストプリント50が得られる。
このテストプリント50は、排出ローラ対34により排
出口34aからプリンタ19の外部に排出される。
【0030】排出口34aの近くでプリンタ19の内部
には、測光センサ45が配置されている。この測光セン
サ45は、イエローパターン37、マゼンタパターン3
8、シアンパターン39の各色濃度を測定し、濃度デー
タを得る。この測定は、測光センサ45にB,G,Rの
各フイルタを用いて行われる。この測定値は対数変換処
理されて濃度データにされる。この濃度データは、シス
テムコントローラ35の濃度データメモリ42cに記憶
される。
【0031】次に、キャリブレーション演算処理部48
により、濃度データと基準濃度との差分が算出され、こ
の差分に基づき濃度補正量が算出される。さらに、この
濃度補正量に基づき各色記録時のサーマルヘッド22の
印加電圧が求められる。この印加電圧は補正パラメータ
メモリ42dに記憶される。次のプリントの際には、こ
の印加電圧に基づきヘッド電源部44を介してサーマル
ヘッド22が駆動され、プリントが行われる。濃度補正
量と印加電圧との関係は、予め実験により求められてい
る。なお、印加電圧を変えて補正する代わりに、発熱素
子への通電時間、画像データなどを変えて、補正を行っ
てもよく、更には、これらを組み合わせることで補正を
行ってもよい。
【0032】上記実施形態では、プリンタ19内に配置
した測光センサ45で各パターン37〜39の濃度を測
定したが、これに代えて、プリンタ19とは別体で設け
た濃度計を用いて、濃度を測定してもよい。また、プリ
ンタ19に濃度測定用の開口を設けておき、この開口に
テストプリント50を挿入し、各パターン37〜39の
濃度を測定してもよい。
【0033】上記実施形態では、通常の記録紙10を用
いたが、この他に、図6に示すような、シールプリント
用記録紙60に本発明を実施してもよい。シールプリン
ト用記録紙60は、周知のように、ベース部材にシール
部材を剥離可能に設けたものである。そして、シール部
材には、例えば切込みにより4×4のマトリクス状に1
6個のシール63が、1つのまとまりとして形成されて
いる。この1まとまり分のシール63はカットシート長
さを1ピッチ分として、記録紙送り方向に多数形成され
ている。
【0034】このシール63の位置に各画像を対応させ
て記録するために、記録紙60の側縁部には位置決めマ
ーク65が設けられている。この位置決めマーク65を
マークセンサ66で検出して、このマーク検出信号と先
端センサからの先端検出信号とに基づきプリントを行う
ことで、各シール63の位置に合わせて、カタログ的に
表示するための縮小画像であるサムネイル画像を記録す
ることができる。また、位置決めマーク65を基準にし
て切断線CL1で切断することで、16コマのシール6
3を有するカットシートに切り離される。
【0035】このようなシール用記録紙60の場合に
も、先端検出信号に基づき、キャリブレーションパター
ン67の印画位置が特定され、このときの印画に必要な
長さはLSとされる。なお、図6(B)に示すように、
記録紙60の先端から位置決めマーク65までの長さL
2が、キャリブレーションパターン67を印画するため
の規定長さLSに満たない場合には、次の位置決めマー
ク65を基準にして切断線CL1で記録紙60が切断さ
れ、先端部にキャリブレーションパターン67が確実に
記録される。
【0036】図7に、位置決めマーク検出信号と先端検
出信号とに基づく切断位置の特定処理のフローチャート
を示す。なお、カウント値と基準値Kとの比較における
基準値Kは、基準長さLSを送りモータ31の駆動パル
ス数に換算した値を示している。
【0037】上記実施形態では、記録紙の先端部10a
に、イエローパターン37、マゼンタパターン38、シ
アンパターン39を形成したが、これに代えて、グレー
パターンを記録し、これをキャリブレーションパターン
として用いてもよい。また、各パターンの形状、サイ
ズ、位置等は適宜変更してよい。また、上記実施形態で
は、1ヘッド3パス方式のサーマルプリンタとしたが、
この他に、3ヘッド1パス方式のサーマルプリンタに本
発明を実施してもよい。また、カラー感熱プリンタに限
らず、キャリブレーションを行うことが望ましい他の記
録方式のプリンタに本発明を実施してもよい。
【0038】上記実施形態では、イエローパターン3
7、マゼンタパターン38、シアンパターン39を三色
面順次で記録したが、この他に、図8に示すように、予
め、マゼンタパターン70を記録するエリア71に対し
イエロー定着を行っておき、シアンパターン72を記録
するエリア73に対しイエロー及びマゼンタ定着を行っ
ておくことで、テストプリントの際に定着を不要にし
て、キャリブレーションパターン75を記録することが
でき、プリント時間を短縮することができる。なお、イ
エローパターン74は、記録紙の未定着エリアに記録す
る。これらイエロー定着エリア71及びイエロー及びマ
ゼンタ定着エリア73は、工場における製造出荷段階で
各定着ランプにより定着することで形成する。
【0039】なお、上記実施形態では、記録紙10を交
換するとその先端部切断の際に、この先端部にキャリブ
レーションパターンを記録したが、この他に、記録紙が
詰まったジャム検出時の記録紙の再装填の場合に、記録
紙の先端部にキャリブレーションパターンを印画し、こ
れを切断してもよい。
【0040】上記実施形態では、ロール状に巻き取り収
納した記録紙10を用いたが、この他に、図9(A)に
示すように、カットシート状の記録紙80を用いてもよ
い。この場合には、記録紙80の周縁部を余白80a,
80b,80c,80dとして残すように画像記録エリ
ア81を設定する。そして、余白80a〜80dの一
部、例えば余白80cにキョリブレーションパターン8
2を画像81aとともに印画する。印画した後は、この
キャリブレーションパターン82を測光センサ83で測
光し、キャリブレーション処理を行う。測光後に余白8
0a〜80dは、図10に示すようなカッタユニット9
1により切り落とされ、図9(B)に示すように、画像
81aのみの縁無しプリント80eが得られる。本実施
形態では、切り落とされる余白80cに、キャリブレー
ションパターン82を記録するので、記録紙80を無駄
にすることがない。
【0041】キャリブレーションパターン82は、イエ
ローパターン82a、マゼンタパターン82b及びシア
ンパターン82cから構成され、これらは矢印Pで示す
プリント方向に順に並べて形成される。
【0042】図10は、カットシート状の記録紙80を
用いるプリンタを示す概略図である。なお、上記実施形
態と同一構成部材には同符号を付して重複した説明を省
略する。給紙部89は、カットシート状の記録紙80を
多数収納して構成されており、この給紙部89は、記録
紙80を1枚ずつプリントステージ21に送る。プリン
トステージ21には、記録紙80の搬送路に沿って、サ
ーマルヘッド22、搬送ローラ対24、先端センサ2
5、定着器27、測光センサ83、及びカッタユニット
91が順に配置されている。
【0043】図11に示すように、測光センサ83は、
受光素子83aと3色フィルタ84とから構成されてい
る。3色フィルタ84は、青(B),緑(G),赤
(R)の各色フィルタ84a,84b,84cを順に並
べて構成されており、移動手段87により受光素子83
aの光軸に選択的にセットされる。
【0044】移動手段87は、イエローパターン82a
の測光時に青色フィルタ84aを、またマゼンタパター
ン84bの測光時に緑色フィルタ84bを、さらにシア
ンパターン84cの測光時に赤色フィルタ84cを受光
素子83aの光軸に選択的にセットする。システムコン
トローラ85は、3色フィルタ84のセットに合わせ
て、受光素子83aの光電信号を取り込み、これを濃度
データメモリ86に記憶する。なお、測光センサ83
は、移動手段87で3色フィルタを切り替える代わり
に、図12に示すように、各色毎の個別のフィルタ10
3〜105がそれぞれ光軸にセットされた3個の測光セ
ンサ100〜102を用いてもよい。この場合には、図
13に示すように、キャリブレーションパターン97を
構成するイエローパターン97a、マゼンタパターン9
7b、及びシアンパターン97cを記録紙98の幅方向
に順に形成する。キャリブレーションパターン97は、
記録紙98の前端余白98aに記録されている。
【0045】カッタユニット91は、前後端余白カッタ
92と両側端余白カッタ93とで構成されている。前後
端余白カッタ92は、円板刃92aを記録紙80の幅方
向に移動して前端余白80a及び後端余白80bを切断
する。前後端余白カッタ92に対してP方向の下流側に
は、前後端検出センサ94が設けられている。前後端セ
ンサ94は、記録紙80の前端と後端を検出する。この
センサ94が記録紙80の前端を検出したときには記録
紙80の前端余白の予定切断位置が、また、後端を検出
したときには記録紙80の後端余白の予定切断位置がそ
れぞれ円板刃92aのカット位置に合うようになってい
る。制御部85は、前後端検出センサ94から前又は後
端を検出するごとに、搬送ローラ対24用の搬送モータ
95の駆動を一定時間停止して記録紙80の搬送が停止
中に、カッタ用モータ96を駆動して円板刃92aを往
復動させて前端余白80a又は後端余白80bを切断す
る。
【0046】両側端余白カッタ93には、排出ローラ対
93a,93bと、それらと同軸に設けられた上・下回
転刃93c,93dとが設けられている。排出ローラ対
93a,93bは、搬送用モータ95で駆動され、記録
紙80をニップしてP方向に搬送する。上・下回転刃9
3c,93dは、排出ローラ対93a,93bと一緒に
回転する。両側端余白カッタ93は、排出ローラ対93
aによって搬送される記録紙80を上・下回転刃93
c,93dでP方向に切断して、画像記録エリア81の
周りのうちの幅方向の左右余白80c,80dを同時に
切り離す。
【0047】システムコントローラ85も図4で説明し
た実施形態とほぼ同様に形成されている。しかし、本実
施形態では、キャリブレーションパターン82を画像と
ともに印画する関係から、図14に示すように、キャリ
ブレーションパターン発生部の代わりに、キャリブレー
ション合成部120を備えている。キャリブレーション
合成部120は、予め記憶しているキャリブレーション
パターン82の画像データと画像データメモリ42bか
らの画像データとに基づき、図9(A)に示すように画
像合成し、この合成した画像データを画像演算処理部1
21に送る。
【0048】キャリブレーション演算処理部126は、
濃度データメモリ86からのキャリブレーションパター
ン82の測光濃度と基準濃度との差を求め、この差に基
づき補正値を算出する。この差と補正値との関係は予め
実験などにより求められており、これが記憶されてい
る。
【0049】本実施形態における画像演算処理部121
は、補正値算出部122とルックアップテーブル(LU
T)123とLUT書き込み部124とを備えている。
LUT123は、画像データを各種補正パラメータに基
づき補正するものであり、画像データを入力することに
より、各種補正パラメータを用いて補正された補正後の
画像データが出力される。このため、LUT書き込み部
124によって画像データをアドレスとして、このアド
レスには各種補正パラメータで補正された画像データが
書き込まれる。この書き込みは、補正パラメータメモリ
125から読み出した各種補正パラメータを用いて補正
値算出部122で補正値を求め、この補正値で補正され
た画像データを書き込むことにより行われる。各種補正
パラメータとしては、キャリブレーションパターン82
の測光値に基づく上記補正値の他に、各発熱素子の抵抗
値のバラツキを補正する抵抗値バラツキ補正値、サーマ
ルヘッド22の駆動電源の制御のバラツキを補正するヘ
ッド電源バラツキ補正値、周囲温度を検出する温度セン
サのバラツキを補正する温度センサバラツキ補正値など
がある。
【0050】LUT123により各種補正パラメータに
基づき補正された画像データは、ヘッドドライバユニッ
ト90に送られる。ヘッドドライバユニット90は、画
像データに基づきサーマルヘッド22の各発熱素子を記
録紙の送りに同期させて駆動し、画像データに応じた色
及び濃度を有する画素を記録紙80に記録する。
【0051】本実施形態では、各所補正パラメタに基づ
き画像データを補正することにより、濃度及び色補正を
行っているが、これに代えて、上記実施形態と同じよう
に、サーマルヘッドの印加電圧を変えることで補正を行
ってもよく、または、これらを併用することで補正を行
ってもよい。
【0052】上記例では、画像記録エリア81の周りの
余白80a〜80dの全てをカットするカッタユニット
91を備えているが、これの代わりに、余白80a〜8
0dのうちの一部をカットするカッタを備えてもよい。
この場合には、切断される余白にキャリブレーションパ
ターン82を記録すればよい。
【0053】図9及び図13で説明した実施形態では、
キャリブレーションパターンをイエローパターン、マゼ
ンタパターン、シアンパターンで構成しているが、これ
に代えて、図15に示すように、グレースケールパター
ン108を記録し、これをキャリブレーションパターン
として用いてもよい。グレースケールパターン108
は、濃度を段階的に変化させた複数のグレーパッチを矢
印Pで示したプリント方向に並べたパターンとなってい
る。この場合には、測光センサを用いて、各グレースケ
ールパターン108を3色分解測光する。そして、この
測光データを用いて各濃度ステップにおける補正量を算
出する。
【0054】また、図16に示すように、イエローパタ
ーン109、マゼンタパターン110、シアンパターン
112に加えてグレースケールパターン113を記録
し、これらをキャリブレーションパターン114として
用いてもよい。
【0055】上記各実施形態では、記録紙を交換した直
後に電源を入れると、自動的にキャリブレーション処理
が行われるようになっているが、本発明ではこれに限ら
ず、電源を入れた直後、または、一定プリント数ごと、
さらには、電源を入れてから一定時間後又は一定プリン
ト数後等のうちのいずれかの時期に行うようにしてもよ
い。また、余白にキャリブレーションパターンを印画す
る場合には、プリント毎に行ってもよい。このように定
期的にキャリブレーション処理を行うように構成するこ
とで、画像の記録を常に一定の品質に維持することがで
きる。また、オペレーターの操作入力によって随時にク
アリブレーション処理を行ってもよい。
【0056】また、上記各実施形態では、ユーザー側で
のキャリブレーションを説明しているが、本発明ではこ
れに限らず、組立時にキャリブレーションを行ってもよ
い。この場合には、サーマルヘッドを含む記録部の濃度
や発色のバラツキ、及び定着器の紫外線照射量のバラツ
キ等の調整作業を省略することができ、工数を削減する
ことができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、カッタ
で切断される余白のうちの一部にキャリブレーションパ
ターンを記録するようにしたから、記録紙を無駄にする
ことがない。また、ロール記録紙を用いた発明では、記
録紙を交換した後に、記録紙の先端部を切断する際に、
先端部にキャリブレーションパターンを印画するから、
記録紙を交換すると、自動的にキャリブレーションパタ
ーンを得ることができ、簡単にキャリブレーション処理
を行うことができる。しかも、廃棄処分する記録紙の先
端部にキャリブレーションパターンを印画するため、記
録紙の無駄が無くなる。また、オペレータの操作を必要
とすることなく、自動的にキャリブレーション処理が行
えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタで得られ
るテストプリントを示す平面図である。
【図2】カラー感熱記録紙の層構造を示す断面図であ
る。
【図3】カラー感熱プリンタの概略図である。
【図4】本発明を実施したカラー感熱プリンタの制御回
路を示すブロック図である。
【図5】キャリブレーション処理を示すフローチャート
である。
【図6】シール用記録紙を用いた他の実施形態における
切断予定線を示す説明図である。
【図7】記録紙の先端と位置決めマークとの関係に基づ
き、切断予定線を変更する他の実施形態の要部の処理手
順を示すフローチャートである。
【図8】予め記録紙の先端部にイエロー定着エリアとイ
エロー及びマゼンタ定着エリアとを設けた他の実施形態
における記録紙を示す平面図である。
【図9】カッタで切断される余白にキャリブレーション
パターンを記録した記録紙を示す説明図である。
【図10】余白をカットするカッタを備えたプリンタを
示す説明図である。
【図11】キャリブレーションパターンを測光する測光
センサを示す説明図である。
【図12】各色ごとに個別にキャリブレーションパター
ンを測光する測光センサを示す説明図である。
【図13】図12に示した測光センサで測光されるキャ
リブレーションパターンを示す説明図である。
【図14】カッタを備えたプリンタの制御回路を示すブ
ロック図である。
【図15】グレイスケールパターンをキャリブレーショ
ンパターンとして記録した記録紙を示す説明図である。
【図16】3色の濃度パターンとグレースケールパター
ンとからなるキャリブレーションパターンを記録した記
録紙を示す説明図である。
【符号の説明】
10 カラー感熱記録紙 19 カラー感熱プリンタ 22 サーマルヘッド 22a 発熱素子アレイ 24 搬送ローラ対 25 先端センサ 26 カッタ 27 定着器 31 送りモータ 35,85 システムコントローラ 36,66,75,82,97,108,114 キャ
リブレーションパターン 37,74,82a,97a イエローパターン 38,70,82b,97b マゼンタパターン 39,72,82c,97c シアンパターン 45,83,100〜102 測光センサ 50 テストプリント 60 シールプリント用記録紙 63 シール 65 位置決めマーク 71 イエロー定着エリア 73 イエロー及びマゼンタ定着エリア 80a〜80d 余白
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AC06 AE04 AF51 LA03 LA31 LC10 2C061 AQ04 AR01 AS06 JJ02 JJ13 KK01 KK18 KK25 KK28 KK32 2C065 AB01 AC01 CZ02 CZ09 CZ17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に余白を残して画像を記録し、こ
    の余白の少なくとも一部をカッタで切断するプリンタに
    おけるキャリブレーションパターンの印画方法におい
    て、 前記画像の記録の際に、前記カッタで切断される余白に
    前記キャリブレーションパターンを印画することを特徴
    とするキャリブレーションパターンの印画方法。
  2. 【請求項2】 前記ロール状に巻き取り収納した記録紙
    を用いたプリンタにおけるキャリブレーションパターン
    の印画方法において、 前記記録紙を交換した後に、記録紙の先端部にキャリブ
    レーションパターンを印画し、このキャリブレーション
    パターンを含むように前記記録紙の先端部を切断するこ
    とを特徴とするキャリブレーションパターンの印画方
    法。
  3. 【請求項3】 記録紙に余白を残して画像を記録し、こ
    の余白の少なくとも一部をカッタで切断するプリンタに
    おいて、 前記画像の記録の際に、前記カッタで切断される余白に
    キャリブレーションパターンを印画する制御部を備えた
    ことを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記画像とキャリブレー
    ションパターンとを画像合成することを特徴とする請求
    項3記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記カッタで切断する前に前記記録紙に
    印画されたキャリブレーションパターンを測光するセン
    サと、前記センサで測光したデータに基づいて基準濃度
    に対する差、及びこの差に基づく補正値を求め、この補
    正値により濃度又は色補正を行う補正手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項4記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 ロール状に巻き取り収納した記録紙を用
    い、前記記録紙を交換した後に記録紙の先端部をカッタ
    で切断するようにしたプリンタにおいて、 前記カッタによる切断の前に、前記記録紙の先端部にキ
    ャリブレーションパターンを印画する記録部を備えたこ
    とを特徴とするプリンタ。
  7. 【請求項7】 記録紙の先端を検出する先端センサと、
    記録紙に記録エリアを特定するために設けたマークを検
    出するマークセンサとを設け、マークセンサによる各マ
    ーク検出信号に基づき切断位置を特定し、前記先端セン
    サとマークセンサとの検出信号によって先端部切断長さ
    を求め、先端部切断長さが基準値よりも長いときに先端
    部内にキャリブレーションパターンの印画を行い、先端
    部切断長さが基準値よりも短いときに、次のマークまで
    切断位置をずらし、この先端部内にキャリブレーション
    パターンの印画を行うことを特徴とする請求項6記載の
    プリンタ。
  8. 【請求項8】 前記カッタで切断する前に前記記録紙に
    印画されたキャリブレーションパターンを測光するセン
    サと、前記センサで測光したデータに基づいて基準濃度
    に対する差、及びこの差に基づく補正値を求め、この補
    正値により濃度又は色補正を行う補正手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載のプリンタ。
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