JP2006076115A - 印刷システム、印刷装置、印刷方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の印刷システムは、(A)インクを吐出するヘッドを移動方向に移動させる移動部と、(B)搬送方向に媒体を搬送させる搬送部と、(C)前記移動方向に沿う単位領域に形成される単位画像の濃度を補正するための補正値を記憶するメモリと、(D1)複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、印刷開始位置まで前記媒体を搬送し、前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成するコントローラであって(D2)複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送し、前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成するコントローラと、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図24
Description
そこで、本発明は、濃度補正に必要な情報が得られるように、補正用パターンを印刷することを目的とする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
(B)搬送方向に媒体を搬送させる搬送部と、
(C)前記移動方向に沿う単位領域に形成される単位画像の濃度を補正するための補正値を記憶するメモリと、
(D)複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、
印刷開始位置まで前記媒体を搬送し、
前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成し、
複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、
前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送し、
前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成する
コントローラと、
(E)を備えることを特徴とする印刷システム。
このような印刷システムによれば、濃度補正に必要な情報が得られるように、補正用パターンを印刷することができる。
(B)搬送方向に媒体を搬送させる搬送部と、
(C)前記移動方向に沿う単位領域に形成される単位画像の濃度を補正するための補正値を記憶するメモリと、
(D)複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、
印刷開始位置まで前記媒体を搬送し、
前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成し、
複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、
前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送し、
前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成する
コントローラと、
(E)を備える印刷システムであって、
(F)前記媒体に着弾しないインクを受けるインク受け部を更に備え、
前記印刷開始位置まで前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記インク受け部の上に位置し、
前記補正用パターンを前記媒体に印刷する際に、前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記インク受け部よりも前記搬送方向下流側に位置し、
(G)前記ヘッドは、前記搬送方向に沿って並ぶ複数のノズルを備え、
前記印刷開始位置まで前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記複数のノズルのうちの前記搬送方向最下流側のノズルよりも搬送方向上流側に位置し、
前記補正用パターンを前記媒体に印刷する際に、前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記複数のノズルのうちの前記搬送方向最下流側のノズルよりも前記搬送方向下流側に位置し、
(H)前記メモリは、前記単位画像を構成するドットの生成率に関する情報を、補正値として記憶し、
(I)前記メモリは、前記補正用パターンの前記単位領域における濃度に関する情報を、前記補正値として記憶する
ことを特徴とする印刷システム。
このような印刷システムによれば、濃度補正に必要な情報が得られるように、補正用パターンを印刷することができる。
(B)搬送方向に媒体を搬送させる搬送部と、
(C)前記移動方向に沿う単位領域に形成される単位画像の濃度を補正するための補正値を記憶するメモリと、
(D)複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、
印刷開始位置まで前記媒体を搬送し、
前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成し、
複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、
前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送し、
前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成する
コントローラと、
(E)を備えることを特徴とする印刷装置。
このような印刷装置によれば、濃度補正に必要な情報が得られるように、補正用パターンを印刷することができる。
(B)複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、
印刷開始位置まで前記媒体を搬送し、
前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成し、
(C)複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、
前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送し、
前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成する
(D)ことを特徴とする印刷方法。
このような印刷方法によれば、濃度補正に必要な情報が得られるように、補正用パターンを印刷することができる。
複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、
印刷開始位置まで前記媒体を搬送させ、
前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成させ、
複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、
前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送させ、
前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成させる
ことを特徴とするプログラム。
このようなプログラムによれば、濃度補正に必要な情報が得られるように、印刷装置に補正用パターンを印刷させることができる。
次に、印刷システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、以下の実施形態の記載には、コンピュータプログラム、及び、コンピュータプログラムを記録した記録媒体等に関する実施形態も含まれている。
<プリンタとコンピュータの構成について>
図2は、コンピュータ110とプリンタ1の全体構成のブロック図である。
図5は、ヘッド41の下面におけるノズルの配列を示す説明図である。ヘッド41の下面には、4つのノズル群(ブラックインクノズル群Kと、シアンインクノズル群Cと、マゼンタインクノズル群Mと、イエローインクノズル群Y)が形成されている。各ノズル群は、各色のインクを吐出するための吐出口であるノズルを複数個(本実施形態では180個)備えている。
各ノズルには、それぞれインクチャンバー(不図示)と、ピエゾ素子が設けられている。ピエゾ素子の駆動によってインクチャンバーが伸縮・膨張し、ノズルからインク滴が吐出される。
<プリンタドライバが行う処理について>
図6は、プリンタドライバが行う基本的な処理の概略的な説明図である。既に説明された構成要素については、同じ符号を付しているので、説明を省略する。
コンピュータ110では、コンピュータに搭載されたオペレーティングシステムの下、ビデオドライバ112やアプリケーションプログラム114やプリンタドライバ116などのコンピュータプログラムが動作している。ビデオドライバ112は、アプリケーションプログラム114やプリンタドライバ116からの表示命令に従って、例えばユーザインターフェース等を表示装置120に表示する機能を有する。アプリケーションプログラム114は、例えば、画像編集などを行う機能を有し、画像に関するデータ(画像データ)を作成する。ユーザは、アプリケーションプログラム114のユーザインターフェースを介して、アプリケーションプログラム114により編集した画像を印刷する指令を与えることができる。アプリケーションプログラム114は、印刷の指令を受けると、プリンタドライバ116に画像データを出力する。
図7は、上述のハーフトーン処理の際に用いられるドット生成率テーブルの説明図である。横軸は、ハーフトーン処理前の画素データ(CMYK画素データ)の階調値を示している。縦軸は、ドット生成率を示している。ある画素についてドット生成率が50%の場合、ハーフトーン処理後の2値画素データは、50%の確率で「1」になる(その画素に対応する紙上の位置にドットを生成する)。また、256画素(16×16画素)の領域が全てドット生成率50%の場合、ハーフトーン処理後の画素データは、128画素においてドットを生成することを示すようになる。
<基本動作について>
図8は、印刷時の処理のフロー図である。以下に説明される各処理は、プリンタ側コントローラ60が、プリンタ側メモリ63内に格納されたプログラムに従って、各ユニットを制御することにより実行される。このプログラムは、各処理を実行するためのコードを有する。
多色印刷された画像中に生じる濃度ムラは、基本的には、その各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)でそれぞれに生じる濃度ムラが原因である。このため、通常は、各色の濃度ムラをそれぞれ別々に抑制することによって、多色印刷された画像中の濃度ムラを抑制する方法が採られている。そこで、以下では、単色印刷された画像中に生じる濃度ムラの発生原因について説明する。
本来であれば同じ濃度の画像片が各ドット列領域に形成されるにもかかわらず、加工精度のばらつきのため、ドット列領域に応じて濃淡が発生する。例えば、第2ドット列領域の画像は比較的淡くなり、第3ドット列領域の画像は比較的濃くなる。また、第5ドット列領域の画像は、比較的淡くなる。
そして、このようなラスタラインからなる印刷画像を巨視的に見ると、キャリッジの移動方向に沿う縞状の濃度ムラが視認される。この濃度ムラは、印刷画像の画質を低下させる原因となる。
本実施形態では、プリンタ製造工場においてプリンタが製造され出荷される。そして、プリンタを購入したユーザーは、自らのコンピュータにプリンタドライバをインストールし、アプリケーションソフトにより作成した画像をプリンタで印刷する。そこで、まず、プリンタが出荷されるまでの工程について、以下に説明する。
まず、製造ラインにおいてプリンタ1が製造される(S110)。次に、検査担当の作業者によって、濃度を補正するための補正用データがプリンタ1に設定される(S120)。補正用データについては、後で詳しく説明する。
次に、プリンタ1とドライバCD−ROMが出荷される(S130)。ドライバCD−ROMは、プログラムであるプリンタドライバを記憶しており、プリンタ1と共に同梱されて出荷される。なお、ドライバCD−ROMには、プリンタドライバ以外の他のアプリケーションソフトも記憶されている。
図11は、補正用データの設定に使用される機器を説明するブロック図である。なお、既に説明した構成要素については、同じ符号を付し説明を省略する。
同図において、コンピュータ110Aは、プリンタ製造工場内の検査ラインに設置されたコンピュータである。このコンピュータ110Aでは、アプリケーション114Aとプリンタドライバ116Aが動作している。アプリケーション114Aは、指定された階調値の補正用パターンCPの画像データをプリンタドライバ116Aに出力する。プリンタドライバは、アプリケーション114Aからの画像データを印刷データに変換し、補正用パターンCPを印刷させるための印刷データをプリンタ1に対して出力する。
この設定手順は、補正用パターンCPを印刷するステップ(S121),補正用パターンCPを読み取るステップ(S122),各ドット列領域に対する濃度の測定値に基づいて補正用データを設定するステップ(S123)を有する。以下、各ステップについて詳細に説明する。
まず、ステップS121において、コンピュータ110Aは、プリンタに、補正用パターンCPを紙Sにそれぞれ印刷させる。ここでは、検査担当の作業者が、検査ラインに設置されたコンピュータ110Aにプリンタ1を通信可能な状態に接続し、コンピュータ110Aのユーザーインタフェースを介してプリンタ1に補正用パターンCPを印刷させる。なお、この補正用パターンCPを印刷するプリンタ1は、補正用データの設定対象となるプリンタ1である。つまり、補正用データの設定は、プリンタ1毎に行われる。
次に、検査担当の作業者が補正用パターンCPを印刷した紙Sをスキャナ装置150に設置し、コンピュータ110Aがスキャナ装置150に補正用パターンCPを読み取らせる。
もしプリンタが理想的に製造されていれば、補正用パターンCP40%の濃度は一定なので、測定値は、図中の点線のようになる。しかし、インクの吐出方向のばらつき等により、ドット列領域内のドットの密度にばらつきがあるので、測定値は、図中の実線のようになる。
次に、コンピュータ110Aは、プリンタ側メモリ63に測定値を記憶させて、プリンタ側メモリ63に補正用データテーブルを記憶させる。
図15は、プリンタ側メモリ63に格納される補正用データテーブルの概念図である。この補正用データテーブルは、各インク色毎についてそれぞれ用意されている。
図16は、プリンタドライバのインストール時の処理の流れを説明するためのフロー図である。
プリンタを購入したユーザは、プリンタとコンピュータ110とを接続し、プリンタと同梱されているドライバCD−ROMをコンピュータ110のCD−ROMドライブ装置140Bにセットする。このドライバCD−ROMには、プリンタドライバやアプリケーションソフト等のプログラムが記録されている。
図17は、あるドット列領域における指令階調値と測定値との関係を示すグラフである。同図は、あるドット列領域における補正用パターンCP40%の濃度の測定値がC(40%)であり、あるドット列領域における補正用パターンCP20%の濃度の測定値がC(20%)であること示している。
ここで、縁なし印刷について説明する。縁なし印刷とは、紙Sの側端部や上下端部に余白を残さないように印刷する印刷方式である。縁なし印刷が実行されるときには、図20に示されるように、紙Sの大きさよりも広い範囲に向けて、それぞれのノズルからインクが吐出される。これにより、紙の位置が搬送時にずれても、余白を残さずに印刷することができる。
但し、縁なし印刷の際、紙よりも外側に吐出されるインクが存在する。このインクは、紙Sに着弾しないので、紙Sを支持するプラテン24に着弾する。なお、紙Sに着弾しないインクが着弾する領域を、「打ち漏らし領域」と呼ぶ。プラテン24にインクが着弾すると、次に搬送される紙の裏面にインクが付着し、その紙を汚すことになる。そこで、縁なし印刷を行うプリンタのプラテン24は、以下に説明するような構造になっている。
縁なし印刷時には、ヘッド41に設けられたノズルから紙Sよりも広い範囲に向けてインクが吐出される。そして、紙Sに着弾しないインクは、溝部244に着弾する。但し、溝部244は支持部242よりも低い位置にあるので、溝部に着弾したインクは、支持部242よりも低い位置にある。これにより、溝部244に着弾したインクが紙の裏面に付着することを防止できる。
なお、溝部244は、打ち漏らし領域が溝部244上に位置するように、予め設計されている(図21Bにおいて、溝部244にインクが着弾している領域が、打ち漏らし領域である)。
<参考例>
図23は、参考例の縁なし印刷用の補正用パターンの上端付近を上から見たときの拡大図である。図中の黒丸は、紙に着弾したインク(ドット)を示している。図中の白丸は、縁なし印刷により溝部244に着弾したインクを示している。紙上の点線に挟まれる領域は、ドット列領域を示している。
図24Aは、縁なし印刷用の補正用パターンを形成する時のインクの吐出の説明図である。図24Bは、この時のインクの着弾の説明図である。前述の参考例と比較すると、補正用パターンの印刷を開始するときの紙の上端部の位置が異なる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
また、前述の実施形態では、ヘッドはキャリッジに設けられていた。しかし、キャリッジに着脱可能なインクカートリッジにヘッドが設けられても良い。
前述の実施形態では、ヘッドを移動方向に移動させる移動部として、DCモータからなるキャリッジモータ32が用いられている。但し、このようなモータに限られるものではない。要するに移動部はヘッドを移動方向に移動させることができればよい。
前述の実施形態では、紙などの媒体を搬送方向に搬送させる搬送部として、搬送ユニット20が用いられている。但し、搬送部の構成は、前述の搬送ユニットのような構成に限られるものではない。例えば、搬送部は、搬送ローラではなく、搬送ベルトなどによって紙を搬送するものでも良い。
前述の実施形態では、図9Aに示されるように、ラスタラインが形成されるドット列形成領域を単位領域としている。但し、ラスタラインの中心とラスタラインの中心との間の領域を単位領域としても良い。この場合、ラスタラインの中心とラスタラインの中心との間の単位領域の画像が単位画像となり、この単位画像の濃度を検出して、補正用データが作成される。
前述の実施形態では、説明の簡略化のため、搬送方向の解像度(ドットの間隔)は、ノズルピッチと同じ180dpiであった。しかし、これに限られるものではない。例えば、搬送方向の解像度を720dpiにしても良い。この場合、あるドット形成処理で形成される2つのラスタラインの間に、他のドット形成処理で形成される3つのラスタラインが挟まれることになる。
前述の実施形態では、説明を簡略化するため、画素データが2値であった。しかし、これに限られるものではなく、画素データを2ビットデータにして、画素データがドットの大きさ(大ドット、中ドット、小ドットなど)を示せるようにしてもよい。この場合、ドット生成率テーブルは、大ドットのドット生成率、中ドットのドット生成率及び小ドットのドット生成率に関する情報を含んでいる。
前述の実施形態では、補正用パターンは、プリンタ製造工場の検査工程において印刷され、読み取られていた。しかし、これに限られるものではない。プリンタを購入したユーザー先でプリンタが補正用パターンを印刷しても良い。この場合、補正用パターンを読み取るため、プリンタはスキャナ機能を有する複合機であることが望ましい。
(1)前述の印刷システム100は、インクを吐出するヘッド41を移動させるキャリッジモータ32(移動部の一例)と、搬送方向に紙(媒体の一例)を搬送させる搬送ユニット20(搬送部の一例)と、を備えている。このような印刷システムは、ドット形成動作と搬送動作とを交互に繰り返して印刷画像を形成する。なお、印刷画像は、搬送方向に並べられた多数の画像片(単位画像の一例である)から構成される。この画像片は、移動方向に沿うドット列領域(単位領域の一例)に形成されるラスタラインによって、構成される。
但し、図22Aに示される縁なし印刷時の印刷開始位置から縁なし印刷用の補正用パターンを印刷すると、搬送方向最下流側のノズルから吐出されたインクが紙から打ち漏れて、紙に形成されないラスタラインが存在する(図23参照)。そうすると、この補正用パターンを読み取っても、搬送方向最上流側のドット列領域の濃度を測定できず、このドット列領域に対応する補正用データをプリンタが記憶できない。そして、縁なし印刷時に搬送誤差により、補正用パターン形成時よりも搬送方向下流側に搬送されると、本来ならば打ち漏れるはずのインクが紙に着弾し、濃度補正処理されていない画像片が上端部に形成され、印刷画像の上端部で濃度ムラが生じるおそれがある。
そして、この補正用パターンを読み取れば、搬送方向最下流側のドット列領域の濃度を測定でき、この測定値に基づいて、補正用データをプリンタ側メモリ63に記憶することができ、補正用ファイル(図18参照)をコンピュータ側メモリ163に記憶することができる。そして、縁なし印刷時に、プリンタドライバが補正用ファイルに基づくドット生成率にて印刷データを生成すれば、各ドット列領域に形成される画像片の濃度が補正された状態で、プリンタ側コントローラが印刷画像を紙に印刷する。この結果、たとえ搬送誤差がある状態で紙が印刷開始位置に給紙されても、紙の上端部に濃度ムラなく印刷画像を印刷できる。
但し、コンピュータ側メモリ163に記憶すべき情報は、ドット生成率に限られるものではない。例えば、解像度変換後のRGB画像データを各ドット列領域毎に補正するような補正値を、コンピュータ側メモリ163に記憶しても良い。このようにしても、画像片の濃度を補正することができる。
但し、プリンタ側メモリ63に記憶すべき情報は、前述の実施形態の測定値に限られるものではない。例えば、測定値を演算して得られる情報を記憶しても良い。
準備される印刷装置は、インクを吐出するヘッド41を移動させるキャリッジモータ32(移動部の一例)と、搬送方向に紙(媒体の一例)を搬送させる搬送ユニット20(搬送部の一例)と、補正用データ(図15参照)を記憶するプリンタ側メモリ63と、を備えている。
そして、縁なし印刷をする際には、プリンタは、印刷開始位置まで紙を給紙し、各ドット列領域に画像片を形成し、紙に印刷画像を形成する。このときの印刷画像を構成する画像片の濃度は補正用データに基づいて補正されているので、濃度ムラのない印刷画像が得られる。
20 搬送ユニット 21 給紙ローラ
22 搬送モータ 23 搬送ローラ
24 プラテン 25 排紙ローラ
30 キャリッジユニット 31 キャリッジ
32 キャリッジモータ 40 ヘッドユニット
41 ヘッド 50 検出器群
51 リニア式エンコーダ 52 ロータリー式エンコーダ
53 紙検出センサ 54 光学センサ
60 プリンタ側コントローラ 61 インターフェース部
63 プリンタ側メモリ 63a 補正用データ格納部
64 ユニット制御回路
100 印刷システム 110 コンピュータ
120 表示装置 130 入力装置
140 記録再生装置 150 スキャナ装置
161 インターフェース部 163 コンピュータ側メモリ
163a 補正用ファイル格納部
Claims (9)
- (A)インクを吐出するヘッドを移動方向に移動させる移動部と、
(B)搬送方向に媒体を搬送させる搬送部と、
(C)前記移動方向に沿う単位領域に形成される単位画像の濃度を補正するための補正値を記憶するメモリと、
(D)複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、
印刷開始位置まで前記媒体を搬送し、
前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成し、
複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、
前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送し、
前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成する
コントローラと、
(E)を備えることを特徴とする印刷システム。 - 請求項1に記載の印刷システムであって、
前記媒体に着弾しないインクを受けるインク受け部を更に備え、
前記印刷開始位置まで前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記インク受け部の上に位置し、
前記補正用パターンを前記媒体に印刷する際に、前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記インク受け部よりも前記搬送方向下流側に位置する
ことを特徴とする印刷システム。 - 請求項1又は2に記載の印刷システムであって、
前記ヘッドは、前記搬送方向に沿って並ぶ複数のノズルを備え、
前記印刷開始位置まで前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記複数のノズルのうちの前記搬送方向最下流側のノズルよりも搬送方向上流側に位置し、
前記補正用パターンを前記媒体に印刷する際に、前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記複数のノズルのうちの前記搬送方向最下流側のノズルよりも前記搬送方向下流側に位置する
ことを特徴とする印刷システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の印刷システムであって、
前記メモリは、前記単位画像を構成するドットの生成率に関する情報を、補正値として記憶する
ことを特徴とする印刷システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の印刷システムであって、
前記メモリは、前記補正用パターンの前記単位領域における濃度に関する情報を、前記補正値として記憶する
ことを特徴とする印刷システム。 - (A)インクを吐出するヘッドを移動方向に移動させる移動部と、
(B)搬送方向に媒体を搬送させる搬送部と、
(C)前記移動方向に沿う単位領域に形成される単位画像の濃度を補正するための補正値を記憶するメモリと、
(D)複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、
印刷開始位置まで前記媒体を搬送し、
前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成し、
複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、
前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送し、
前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成する
コントローラと、
(E)を備える印刷システムであって、
(F)前記媒体に着弾しないインクを受けるインク受け部を更に備え、
前記印刷開始位置まで前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記インク受け部の上に位置し、
前記補正用パターンを前記媒体に印刷する際に、前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記インク受け部よりも前記搬送方向下流側に位置し、
(G)前記ヘッドは、前記搬送方向に沿って並ぶ複数のノズルを備え、
前記印刷開始位置まで前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記複数のノズルのうちの前記搬送方向最下流側のノズルよりも搬送方向上流側に位置し、
前記補正用パターンを前記媒体に印刷する際に、前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体が搬送されたとき、前記媒体の前記搬送方向下流側の端部は、前記複数のノズルのうちの前記搬送方向最下流側のノズルよりも前記搬送方向下流側に位置し、
(H)前記メモリは、前記単位画像を構成するドットの生成率に関する情報を、補正値として記憶し、
(I)前記メモリは、前記補正用パターンの前記単位領域における濃度に関する情報を、前記補正値として記憶する
ことを特徴とする印刷システム。 - (A)インクを吐出するヘッドを移動方向に移動させる移動部と、
(B)搬送方向に媒体を搬送させる搬送部と、
(C)前記移動方向に沿う単位領域に形成される単位画像の濃度を補正するための補正値を記憶するメモリと、
(D)複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、
印刷開始位置まで前記媒体を搬送し、
前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成し、
複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、
前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送し、
前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成する
コントローラと、
(E)を備えることを特徴とする印刷装置。 - (A)インクを吐出するヘッドを移動方向に移動させる移動部と、搬送方向に媒体を搬送させる搬送部と、前記移動方向に沿う単位領域に形成される単位画像の濃度を補正するための補正値を記憶するメモリと、を備えた印刷装置を準備し、
(B)複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、
印刷開始位置まで前記媒体を搬送し、
前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成し、
(C)複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、
前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送し、
前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成する
(D)ことを特徴とする印刷方法。 - インクを吐出するヘッドを移動方向に移動させる移動部と、搬送方向に媒体を搬送させる搬送部と、前記移動方向に沿う単位領域に形成される単位画像の濃度を補正するための補正値を記憶するメモリと、を備えた印刷装置に、
複数の前記単位画像を前記媒体の前記搬送方向下流側の端部から前記搬送方向に並べて形成する際には、
印刷開始位置まで前記媒体を搬送させ、
前記単位領域に対応する前記補正値に基づいて補正された濃度にて、各単位領域に前記単位画像を形成させ、
複数の前記単位画像を前記搬送方向に並べて形成して、前記補正値を取得するための補正用パターンを前記媒体に印刷する際には、
前記印刷開始位置よりも前記搬送方向下流側に前記媒体を搬送させ、
前記補正用パターンを構成するための前記単位画像を各単位領域に形成させる
ことを特徴とするプログラム。
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