JP2007136676A - 印刷装置及び印刷ヘッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の印刷装置は、媒体を搬送方向に搬送する搬送ユニットと、インクを吐出する複数のノズルが前記搬送方向に並ぶノズル列を複数有し、前記搬送方向と交差する交差方向に移動する印刷ヘッドとを備えている。この印刷装置の印刷ヘッドは、第1色の濃インクを吐出する第1濃インクノズル列及び前記第1色の淡インクを吐出する第1淡インクノズル列と、第2色の濃インクを吐出する第2濃インクノズル列及び前記第2色の淡インクを吐出する第2淡インクノズル列とを備え、前記第1濃インクノズル列と前記第1淡インクノズル列の前記交差方向の並び順と、前記第2濃インクノズル列と前記第2淡インクノズル列の前記交差方向の並び順とが逆になっている。
【選択図】図22
Description
2色以上のインク滴を重ねてドットを形成する場合、インク滴が着弾する順番によりドットの発色や明度が異なる。最初に紙に着弾するインク滴は広い範囲に広がり紙に染み込み、その後に着弾するインク滴は最初のインク滴に重なり最初のインク滴より広がりが少なく、先行して着弾するインク滴のほうがその後のインク滴よりも目立つためである。
双方向印刷を行うと、往路で形成されるドットと復路で形成されるドットとで、ドットを形成する2色以上のインク滴が着弾する順番が異なり、ドットの発色や明度が異なる。そして、往路で形成されるラスタラインが連続して並んで形成されたり、復路で形成されるラスタラインが連続して並んで形成されたりすると、ドットの発色や明度の違いが目立つようになり、バンド状の明度のむらが発生することがある。
媒体を搬送方向に搬送する搬送ユニットと、
インクを吐出する複数のノズルが前記搬送方向に並ぶノズル列を複数有し、前記搬送方向と交差する交差方向に移動する印刷ヘッドであって、
第1色の濃インクを吐出する第1濃インクノズル列及び前記第1色の淡インクを吐出する第1淡インクノズル列と、第2色の濃インクを吐出する第2濃インクノズル列及び前記第2色の淡インクを吐出する第2淡インクノズル列とを備え、
前記第1濃インクノズル列と前記第1淡インクノズル列の前記交差方向の並び順と、前記第2濃インクノズル列と前記第2淡インクノズル列の前記交差方向の並び順とが逆になっている
印刷ヘッドと、
を備える印刷装置。
インクを吐出する複数のノズルが前記搬送方向に並ぶノズル列を複数有し、前記搬送方向と交差する交差方向に移動する印刷ヘッドであって、
第1色の濃インクを吐出する第1濃インクノズル列及び前記第1色の淡インクを吐出する第1淡インクノズル列と、第2色の濃インクを吐出する第2濃インクノズル列及び前記第2色の淡インクを吐出する第2淡インクノズル列とを備え、
前記第1濃インクノズル列と前記第1淡インクノズル列の前記交差方向の並び順と、前記第2濃インクノズル列と前記第2淡インクノズル列の前記交差方向の並び順とが逆になっている
印刷ヘッドと、
を備える印刷装置。
このような印刷装置によれば、往路と復路において形成される各印刷領域の明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することが可能になる。
このような印刷装置によれば、第3色のインクを使用した場合の各印刷領域の明度のむらを軽減することが可能となる。
このような印刷装置によれば、往路と復路において形成される各印刷領域の明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することが可能となる。
このような印刷装置によれば、往路と復路において形成される各印刷領域の明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することが可能となり、ヘッドの傾きの影響を軽減することも可能となる。
このような印刷装置によれば、2色以上のインク滴からドットを形成して、往路と復路で形成されるドットの明度を同程度にして、往路と復路の各印刷領域の明度のむらを軽減することを可能とする。
このような印刷装置によれば、往路と復路で形成される各印刷領域を高速に形成して、各印刷領域の明度のむらを軽減してヘッドの傾きの影響も低減することが可能となる。
前記制御部は、1回の前記ドット形成処理によって、濃淡インクを有する第1色及び第2色のインクを使用する請求項1から6のいずれかに記載の印刷装置。
このような印刷装置によれば、第1色及び第2色の濃淡インクの4色のインクを用いて、往路と復路で形成されるドットの明度を同程度にして、各印刷領域の明度のむらを軽減することを可能にする。
このような印刷装置によれば、マゼンタとシアンの2色の濃淡インクを使用して、往路と復路の各印刷領域の明度のむらを軽減することを可能にする。
このような印刷装置によれば、2色以上の濃淡インクを使用して往路と復路で形成される各印刷領域の明度のむらを軽減することを可能にする。
インクを吐出する複数のノズルが前記搬送方向に並ぶノズル列を複数有し、前記搬送方向と交差する交差方向に移動する印刷ヘッドであって、
第1色の濃インクを吐出する第1濃インクノズル列及び前記第1色の淡インクを吐出する第1淡インクノズル列と、第2色の濃インクを吐出する第2濃インクノズル列及び前記第2色の淡インクを吐出する第2淡インクノズル列とを備え、
前記第1濃インクノズル列と前記第1淡インクノズル列の前記交差方向の並び順と、前記第2濃インクノズル列と前記第2淡インクノズル列の前記交差方向の並び順とが逆になっている
印刷ヘッドと、
を備え、
第1色及び第2色のそれぞれの濃インクノズル列及び淡インクノズル列のほぼ中央に第3色のインクを吐出するノズル列が配置されて、
前記第1淡インクノズル列、前記第2濃インクノズル列、前記第2淡インクノズル列、前記第1濃インクノズル列の順に配置されて、
前記第1淡インクノズル列、前記第2濃インクノズル列、前記第1濃インクノズル列、前記第2淡インクノズル列の順に配置されて、
前記第1色の濃インク滴及び淡インク滴を重ねて、前記第2色の濃インク滴及び淡インク滴を重ねて前記媒体にドットを形成し、
前記印刷ヘッドを前記交差方向に双方向に移動して双方向印刷を行い、
移動中の前記印刷ヘッドの複数の前記ノズルからインク滴を吐出して前記媒体にドット列を形成するドット形成処理と、前記媒体を搬送する搬送処理とを交互に繰り返し、前記媒体に複数のドット列を並べて形成する制御部を備え、
前記制御部は、1回の前記ドット形成処理によって、濃淡インクを有する第1色及び第2色のインクを使用し、
前記第1色のノズル列はシアンであり、前記第2色のノズル列はマゼンタであり、
グレーの画像の印刷を行うことができる
印刷装置。
このような印刷装置によれば、往路と復路において形成される各印刷領域の明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することが可能となり、ヘッドの傾きの影響を軽減することができる。
前記第1濃インクノズル列と前記第1淡インクノズル列の前記交差方向の並び順と、前記第2濃インクノズル列と前記第2淡インクノズル列の前記交差方向の並び順とが逆になっている
印刷ヘッド。
このような印刷ヘッドによれば、往路と復路において形成される各印刷領域の明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することが可能となり、ヘッドの傾きの影響を軽減することができる。
インクを吐出する複数のノズルが前記搬送方向に並ぶノズル列を複数有し、前記搬送方向と交差する交差方向に移動する印刷ヘッドであって、
第1色の濃インクを吐出する第1濃インクノズル列及び前記第1色の淡インクを吐出する第1淡インクノズル列と、第2色の濃インクを吐出する第2濃インクノズル列及び前記第2色の淡インクを吐出する第2淡インクノズル列とを備え、
前記第1色の濃インク滴と淡インク滴とが着弾する順と、前記第2色の濃インク滴と淡インク滴とが着弾する順とが逆になる
印刷ヘッドと、
を備える印刷装置。
このような印刷装置によれば、往路と復路において形成される各印刷領域の明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することが可能となる。
次に、印刷システム(コンピュータシステム)の実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、以下の実施形態の記載には、コンピュータプログラム、及び、コンピュータプログラムを記録した記録媒体等に関する実施形態も含まれている。
<プリンタドライバについて>
図2は、プリンタドライバが行う基本的な処理の概略的な説明図である。既に説明された構成要素については、同じ符号を付しているので、説明を省略する。
図3は、プリンタドライバのユーザーインターフェースの説明図である。このプリンタドライバのユーザーインターフェースは、ビデオドライバ112を介して、表示装置に表示される。ユーザーは、入力装置130を用いて、プリンタドライバの各種の設定を行うことができる。
<インクジェットプリンタの構成について>
図4は、本実施形態のプリンタの全体構成のブロック図である。また、図5は、本実施形態のプリンタの全体構成の概略図である。また、図6は、本実施形態のプリンタの全体構成の横断面図である。以下、本実施形態のプリンタの基本的な構成について説明する。
図7は、印刷時の処理のフロー図である。以下に説明される各処理は、コントローラ60が、メモリ63内に格納されたプログラムに従って、各ユニットを制御することにより実行される。このプログラムは、各処理を実行するためのコードを有する。
図8は参考例のヘッドの下面におけるノズルの配列を示す透視図である。
図8は、紙Sと対向するヘッド41の下面を背面から見た場合の図である。このヘッド41を下面から直接見たときノズル列の配列は図8と逆になる。この透視図では、ヘッド41の左側から、ライトライトブラックインクノズル列LLK、ライトマゼンタインクノズル列Lm、ライトシアンインクノズル列Lc、ライトブラックインクノズル列Lk、ブラックインクノズル列K、シアンインクノズル列C、マゼンタインクノズル列M、及びイエローインクノズル列Yが形成されている。
図9A及び図9Bは、双方向印刷の説明図である。図9Aは、ヘッドの1回のパス(以下、「往路」)におけるヘッド(及びノズル)の位置とドットが形成される領域を示し、図9Bは、ヘッドの次のパス(以下、「復路」)におけるヘッドの位置とドットが形成される領域を示している。
まず、往路で形成されるドットについて説明する。図10Aは、ヘッドの往路のパスで4色のインク滴でドットを形成するときの様子を示す断面図である。図10Bは、ヘッドの往路のパスで4色のインク滴でドットを形成するときの様子を示す平面図である。
つまり、往路で2色以上のインクで形成されるドットは、マゼンタもシアンも濃インクが目立つことになり、淡インクは目立ちにくくなる。
そして、先行して着弾したライトマゼンタインク滴Lm及びライトシアンインク滴Lcはシアンインク滴C及びマゼンタインク滴Mよりも目立って発色する。
つまり復路で2以上のインクで形成されるドットは、マゼンタもシアンも淡インクが目立つことになり、濃インクは目立たなくなることになる。
色の明度、すなわち明るさとは、ある色の相対的な明るさや暗さを示している。通常、明度は、黒の0%から白の100%の範囲になる。ここで、濃インクと淡インクとでは色の明るさが異なっている。淡インクの方が明るく見えて、濃インクの方が暗く見える。
本実施形態では、双方向印刷においてヘッドの往路と復路で印刷される領域の明度の差を小さくして、印刷された画像に明度のむらを発生しにくくする。
図16A及び図16Bは、双方向印刷の説明図である。図16Aは、ヘッドの1回のパス(以下、「往路」)におけるヘッド(及びノズル)の位置とドットが形成される領域を示し、図16Bは、ヘッドの次のパス(以下、「復路」)におけるヘッドの位置とドットが形成される領域を示している。
まず、往路で形成されるドットについて説明する。図17Aは、ヘッドの往路のパスで4色のインク滴でドットを形成するときの様子を示す断面図である。図17Bは、ヘッドの往路のパスで4色のインク滴でドットを形成するときの様子を示す平面図である。
つまり、ヘッドの往路で2色以上のインクで形成されるドットは、マゼンタでは淡インク(Lm)が目立ち、シアンでは濃インク(C)が目立つことになる。
つまり、ヘッドの復路で2色以上のインクで形成されるドットは、マゼンタでは濃インク(M)が目立ち、シアンでは淡インク(Lc)が目立つことになる。
前述のように、イエローは、濃度による影響が少ないので、ライトインクは用意されていない。第1実施形態では、図15に示しているようにイエローインクノズル列Yは、配置されているノズル列のほぼ中央に配置されている。
図22は第2実施形態のヘッドの下面におけるノズルの配列を示す透視図である。図22は、紙Sと対向するヘッド41の下面を背面から見た場合の図である。このヘッド41を下面から直接見たときノズル列の配列は図22と逆になる。この透視図では、ヘッド41の左側から、ブラックインクノズル列K、ライトライトブラックインクノズル列LLK、ライトシアンインクノズル列Lc、マゼンタインクノズル列M、イエローインクノズル列Y、シアンインクノズル列C、ライトマゼンタインクノズル列Lm、及びライトブラックインクノズル列Lkが形成されている。
図23A及び図23Bは、双方向印刷の説明図である。図23Aは、ヘッドの1回のパス(以下、「往路」)におけるヘッド(及びノズル)の位置とドットが形成される領域を示し、図23Bは、ヘッドの次のパス(以下、「復路」)におけるヘッドの位置とドットが形成される領域を示している。
まず、往路で形成されるドットについて説明する。図24Aは、ヘッドの往路のパスで4色のインク滴でドットを形成するときの様子を示す断面図である。図24Bは、ヘッドの往路のパスで4色のインク滴でドットを形成するときの様子を示す平面図である。
つまり、ヘッドの往路で2色以上のインクで形成されるドットは、マゼンタでは淡インク(Lm)が目立ち、シアンでは濃インク(C)が目立つことになる。
つまり、ヘッドの復路で2色以上のインクで形成されるドットでは、シアンは淡インク(Lc)が目立ち、マゼンタは濃インク(M)が目立つことになる。
前述のように、イエローは、濃度による影響が少ないので、ライトインクは用意されていない。第2実施形態では、図22に示しているようにイエローインクノズル列Yは、配置されているノズル列のほぼ中央に配置されている。
図28Aは、移動方向及び搬送方向に垂直な方向を軸にして傾いている第1実施形態のヘッドを点線で示す透視図である。図28Bは、移動方向及び搬送方向に垂直な方向を軸にして傾いている第2実施形態のヘッドを点線で示す透視図である。図では、紙面に垂直な方向を軸にして右下に傾いているが、紙面に垂直な方向を軸にして左下に傾いていることもある。
(1)本実施形態の印刷装置は、紙を搬送方向に搬送する搬送ユニットと、印刷ヘッドとを備えている。この印刷ヘッドは、複数のノズル列を有し、搬送方向と交差する交差方向(移動方向)に移動する。
この印刷ヘッドでは、シアンのノズル列としてシアンインクノズル列Cと、ライトシアンインクノズル列Lcとを備え、また、マゼンタのノズル列としてマゼンタインクノズル列Mと、ライトマゼンタインクノズル列Lmとを備えている。
そして、シアンインクノズル列Cとライトシアンインクノズル列Lcの交差方向(移動方向)の並び順と、マゼンタインクノズル列Mとライトマゼンタインクノズル列Lmの交差方向(移動方向)の並び順とが逆になっている。
これにより、往路と復路で形成されるドットの明度を同程度にして、往路と復路で形成される各印刷領域の明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することが可能になる。また、各色のノズル列の間の距離をほぼ同じにして、ヘッドの傾きの影響を低減することができる。
これにより、1色のイエローインクによりドットを形成する場合、往路と復路のイエローインクのドットの明度は同じであり、イエローインクの明度のむらは生じにくい。このため、シアンインク、マゼンタインク及びイエローインクで形成されるグレーの画像では、各印刷領域の明度を同程度にして、画像の明度のむらを小さくすることが可能である。
これにより、往路と復路で形成されるドットの明度は同程度となり、往路と復路で形成される各印刷領域の明度のむらを軽減することが可能になる。
これにより、往路と復路で形成されるドットの明度は同程度となり、往路と復路において形成される各印刷領域の明度のむらを軽減することが可能になる。また、各色のノズル列間の距離をほぼ同じにして、ヘッドの傾きの影響も軽減することができる。
これにより、4色によりドットを形成する場合、往路と復路で形成されるドットの明度を同程度にして、各印刷領域の明度のむらを軽減することができる。
これにより、2色以上でドットを形成する場合、高速に印刷することができる。往路と復路で形成される各印刷領域の明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することができる。
シアン及びマゼンタの濃淡インクを使用する場合、往路と復路で形成されるドットの明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することができる。
2色の濃淡インクのノズル列の配列により、往路と復路で形成される各印刷領域の明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することができる。このため、シアンインクとマゼンタインクで形成されるブルー(CM)の画像では、各印刷領域の明度の差を小さくして、画像の明度のむらを軽減することが可能である。
複数のインクを使用してドットを形成する場合、往路と復路で形成されるドットの明度の差を小さくして、往路と復路との各印刷領域の明度のむらを軽減することができる。
これにより、往路と復路で形成するドットの明度を同程度にして、往路と復路で形成する各印刷領域の明度のむらを軽減することが可能になる。また、各色のノズル列の間の距離をほぼ同じにして、ヘッドの傾きの影響を低減することができる。
この印刷ヘッドでは、シアンのノズル列としてシアンインクノズル列Cと、ライトシアンインクノズル列Lcとを備え、また、マゼンタのノズル列としてマゼンタインクノズル列Mと、ライトマゼンタインクノズル列Lmとを備えている。
そして、シアンの濃インク滴Cと淡インク滴Lcとが着弾する順と、マゼンタの濃インク滴Mと淡インク滴Lmとが着弾する順とが逆になる。
これにより、往路と復路で形成されるドットの明度を同程度にして、往路と復路で形成される各印刷領域の明度の差を小さくして、明度のむらを軽減することが可能になる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
特に、本発明には、以下のような形態も含まれる。
前述の実施形態では、マゼンタとシアンの濃淡インクを使用した場合、ヘッドの往路と復路で形成されるドットから成る各印刷領域の明度を同程度にすることができる。このため、各印刷領域の明度のむらを軽減することができる。
グレーの画像データなどでは、複数のインクを使用してドットを形成する。例えば、イエローインクやブラックインク等も使用することがある。
イエローインクを使用してドットを形成する場合、往路と復路も1色のイエローインク滴が着弾するため、往路と復路のドットの明度は同程度になり、各印刷領域の明度は同程度となる。
このため、イエローインクを使用してグレーの画像を印刷する場合、各印刷領域の明度のむらを軽減することができる。
20 搬送ユニット、21 給紙ローラ、22 搬送モータ、23 搬送ローラ、
24 プラテン、25 排紙ローラ、30 キャリッジユニット、
31 キャリッジ、32 キャリッジモータ、40 ヘッドユニット、
41 ヘッド、50 検出器群、51 リニア式エンコーダ、
52 ロータリー式エンコーダ、53 紙検出センサ、
60 コントローラ、61 インターフェース部、62 CPU、
63 メモリ、64 ユニット制御回路、90 インクカートリッジ、
100 システム、110 コンピュータ、112 ビデオドライバ、
114 アプリケーションプログラム、116 プリンタドライバ、
120 表示装置、130 入力装置、130A キーボード、130B マウス、
140 記録再生装置、140A フレキシブルディスクドライブ装置、
140B CD−ROMドライブ装置、S 紙
Claims (12)
- 媒体を搬送方向に搬送する搬送ユニットと、
インクを吐出する複数のノズルが前記搬送方向に並ぶノズル列を複数有し、前記搬送方向と交差する交差方向に移動する印刷ヘッドであって、
第1色の濃インクを吐出する第1濃インクノズル列及び前記第1色の淡インクを吐出する第1淡インクノズル列と、第2色の濃インクを吐出する第2濃インクノズル列及び前記第2色の淡インクを吐出する第2淡インクノズル列とを備え、
前記第1濃インクノズル列と前記第1淡インクノズル列の前記交差方向の並び順と、前記第2濃インクノズル列と前記第2淡インクノズル列の前記交差方向の並び順とが逆になっている
印刷ヘッドと、
を備える印刷装置。 - 前記第1色及び前記第2色のそれぞれの前記濃インクノズル列及び前記淡インクノズル列の間に第3色のインクを吐出するノズル列が配置されている請求項1に記載の印刷装置。
- 前記第1淡インクノズル列、前記第2濃インクノズル列、前記第2淡インクノズル列、前記第1濃インクノズル列の順に配置されている請求項1または2に記載の印刷装置。
- 前記第1淡インクノズル列、前記第2濃インクノズル列、前記第1濃インクノズル列、前記第2淡インクノズル列の順に配置されている請求項1または2に記載の印刷装置。
- 前記第1色の濃インク滴及び淡インク滴を重ねて、前記第2色の濃インク滴及び淡インク滴を重ねて前記媒体にドットを形成する請求項1から4のいずれかに記載の印刷装置。
- 前記印刷ヘッドを前記交差方向に双方向に移動して双方向印刷を行う請求項1から5のいずれかに記載の印刷装置。
- 移動中の前記印刷ヘッドの複数の前記ノズルからインク滴を吐出して前記媒体にドット列を形成するドット形成処理と、前記媒体を搬送する搬送処理とを交互に繰り返し、前記媒体に複数のドット列を並べて形成する制御部を備え、
前記制御部は、1回の前記ドット形成処理によって、濃淡インクを有する第1色及び第2色のインクを使用する請求項1から6のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記第1色のノズル列はシアンであり、前記第2色のノズル列はマゼンタである請求項1から7のいずれかに記載の印刷装置。
- グレーの画像の印刷を行うことができる請求項1から8のいずれかに記載の印刷装置。
- 媒体を搬送方向に搬送する搬送ユニットと、
インクを吐出する複数のノズルが前記搬送方向に並ぶノズル列を複数有し、前記搬送方向と交差する交差方向に移動する印刷ヘッドであって、
第1色の濃インクを吐出する第1濃インクノズル列及び前記第1色の淡インクを吐出する第1淡インクノズル列と、第2色の濃インクを吐出する第2濃インクノズル列及び前記第2色の淡インクを吐出する第2淡インクノズル列とを備え、
前記第1濃インクノズル列と前記第1淡インクノズル列の前記交差方向の並び順と、前記第2濃インクノズル列と前記第2淡インクノズル列の前記交差方向の並び順とが逆になっている
印刷ヘッドと、
を備え、
前記第1色及び前記第2色のそれぞれの前記濃インクノズル列及び前記淡インクノズル列の間に第3色のインクを吐出するノズル列が配置されて、
前記第1淡インクノズル列、前記第2濃インクノズル列、前記第2淡インクノズル列、前記第1濃インクノズル列の順に配置されて、
前記第1淡インクノズル列、前記第2濃インクノズル列、前記第1濃インクノズル列、前記第2淡インクノズル列の順に配置されて、
前記第1色の濃インク滴及び淡インク滴を重ねて、前記第2色の濃インク滴及び淡インク滴を重ねて前記媒体にドットを形成し、
前記印刷ヘッドを前記交差方向に双方向に移動して双方向印刷を行い、
移動中の前記印刷ヘッドの複数の前記ノズルからインク滴を吐出して前記媒体にドット列を形成するドット形成処理と、前記媒体を搬送する搬送処理とを交互に繰り返し、前記媒体に複数のドット列を並べて形成する制御部を備え、
前記制御部は、1回の前記ドット形成処理によって、濃淡インクを有する第1色及び第2色のインクを使用し、
前記第1色のノズル列はシアンであり、前記第2色のノズル列はマゼンタであり、
グレーの画像の印刷を行うことができる
印刷装置。 - 第1色の濃インクを吐出する第1濃インクノズル列及び前記第1色の淡インクを吐出する第1淡インクノズル列と、第2色の濃インクを吐出する第2濃インクノズル列及び前記第2色の淡インクを吐出する第2淡インクノズル列とを備え、
前記第1濃インクノズル列と前記第1淡インクノズル列の前記交差方向の並び順と、前記第2濃インクノズル列と前記第2淡インクノズル列の前記交差方向の並び順とが逆になっている
印刷ヘッド。 - 媒体を搬送方向に搬送する搬送ユニットと、
インクを吐出する複数のノズルが前記搬送方向に並ぶノズル列を複数有し、前記搬送方向と交差する交差方向に移動する印刷ヘッドであって、
第1色の濃インクを吐出する第1濃インクノズル列及び前記第1色の淡インクを吐出する第1淡インクノズル列と、第2色の濃インクを吐出する第2濃インクノズル列及び前記第2色の淡インクを吐出する第2淡インクノズル列とを備え、
前記第1色の濃インク滴と淡インク滴とが着弾する順と、前記第2色の濃インク滴と淡インク滴とが着弾する順とが逆になる
印刷ヘッドと、
を備える印刷装置。
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