JP2001233061A - 両開きドア用ウェザーストリップ - Google Patents

両開きドア用ウェザーストリップ

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JP2001233061A
JP2001233061A JP2000047536A JP2000047536A JP2001233061A JP 2001233061 A JP2001233061 A JP 2001233061A JP 2000047536 A JP2000047536 A JP 2000047536A JP 2000047536 A JP2000047536 A JP 2000047536A JP 2001233061 A JP2001233061 A JP 2001233061A
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closed
seal
vehicle
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Katsushi Saitou
嘉都幟 斉藤
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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    • B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール性に優れ車内側への水の侵入を防止し
うる両開きドア用ウェザーストリップを提供すること。 【解決手段】 車両後部に配置された左右一対の先閉ド
ア１と後閉ドア２からなる両開きドアのうち、先閉ドア
１のドア合わせ部側に取付けられ、シール部３１，３２
を後閉ドア２の側端に弾接させて車内外をシールすると
ともに、上端部，又は上端部及び下端部にはヒレ状のシ
ール片３６，４６が一体成形され、そのシール片３６，
４６の車内側壁面は先閉ドア１閉時にボディ１００側開
口部周縁に取付けられたボディ側ウェザーストリップ１
０１に弾接し、かつ車外側壁面は後閉ドア２閉時に後閉
ドア２のドア合わせ部側コーナー部に弾接するように構
成されたもので、後閉ドア２に弾接するシール片３６，
４６の車外側壁面の部位に中空シール部３７，４７を形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、両開きドア用のウ
ェザーストリップに関する。より詳しくは、例えば救急
車などのように後部に観音開きドアを有する車両やワン
ボックスカーなどのように側面部に観音開きドアを有す
る車両において、その観音開きドアに取付けられ、ドア
閉時に左右ドアの合わせ部をシールする両開きドア用ウ
ェザーストリップに関する。
【０００２】
【従来の技術】図１２乃至図１４に示すように、バック
ドアが左右一対の先閉ドア（ここでは左側ドア）１と後
閉ドア（ここでは右側ドア）２からなる観音開きドアタ
イプの車両において、先閉ドア１のドア合わせ部（見切
り部）側には、後閉ドア２の閉時にその後閉ドア２のド
ア合わせ部側に弾接して車内外をシールする中空状のシ
ール部１１が一体成形されてなるウェザーストリップ１
０が取付けられ、またウェザーストリップ１０の上端部
にはヒレ状のシール片１５が一体成形されているものが
ある。
【０００３】従来、そのようなシール片１５は、薄肉で
その車内側壁面は先閉ドア１の閉時にボディ１００側開
口部周縁に取付けられたボディ側ウェザーストリップ１
０１に弾接し、かつ車外側壁面は後閉ドア２の閉時に後
閉ドア２のドア合わせ部側の上部コーナー部に弾接する
ようにされている。なお、図１４は図１３のＡ−Ａ断面
図であり、符号１０２はボディ側ウェザーストリップ１
０１に略平行でボディ側１００開口部周縁に取付けられ
たドリップシールである。
【０００４】次に別の従来例を図１５乃至図１７を参照
に説明する。これは、ドア閉時に先閉ドア（ここでは右
側ドア）１及び後閉ドア（ここでは左側）２に弾接する
ボディ側ウェザーストリップ１０１とともに、先閉ドア
１と後閉ドア２側に取付けられたウェザーストリップ２
０がドア閉時にボディ側１００に弾接することによって
車内外をシールするものである。先閉ドア１側に取付け
られたウェザーストリップ２０のドア合わせ部側には上
述したシール片１５と同様のヒレ状のシール片２５が一
体成形され、ドア閉時にシール片２５の車内側壁面はボ
ディ１００側開口部周縁に弾接し、車外側壁面は後閉ド
ア２のドア合わせ部側の上部コーナー部に弾接するよう
になっている。なお、図１６は図１５のＢ−Ｂ断面図で
あり、図１７は図１５のＣ−Ｃ断面図である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにボディ側１００と後閉ドア２との間に挾まれる
シール片１５，２５は単純に薄肉になっているにすぎな
いため、ドア閉時に後閉ドア２によるシールラップ量が
少なくなってしまう。そのため、シール機能に乏しくな
りシール片１５，２５の周りから水が車内側に侵入する
という問題が発生していた。
【０００６】そこで本発明の目的は、シール性に優れ車
内側への水の侵入を防止しうる両開きドア用ウェザース
トリップを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項１に記載の両開きドア用ウェザー
ストリップは、車両後部または車両側面部に配置された
左右一対の先閉ドア（１）と後閉ドア（２）からなる両
開きドアのうち、先閉ドア（１）のドア合わせ部側に取
付けられ、シール部（３１，３２）を後閉ドア（２）の
側端に弾接させて車内外をシールするとともに、上端
部，又は上端部及び下端部にはヒレ状のシール片（３
６，４６）が一体成形され、そのシール片（３６，４
６）の車内側壁面は先閉ドア（１）閉時にボディ（１０
０）側開口部周縁に取付けられたボディ側ウェザースト
リップ（１０１）に弾接し、かつ車外側壁面は後閉ドア
（２）閉時に後閉ドア（２）のドア合わせ部側コーナー
部に弾接するように構成されたもので、後閉ドア（２）
に弾接するシール片（３６，４６）の車外側壁面の部位
にシールリップ部（６０）又は中空シール部（３７，４
７）を形成したことを特徴とする。
【０００８】また、請求項２で示すようにシール片（３
６）の上側に、ボディ側ウェザーストリップ（１０１）
の上側に取付けられたドリップシール（１０２）に車内
側壁面が先閉ドア（１）閉時に弾接し、かつ車外側壁面
が後閉ドア（２）閉時に後閉ドアに弾接する第２シール
片（５６）が更に一体成形され、その第２シール片（５
６）の、後閉ドア（２）に弾接する車外側壁面の部位に
シールリップ部（６０）又は中空シール部（５７）を形
成してもよい。
【０００９】請求項１では、左右一対の先閉ドア（１）
と後閉ドア（２）からなる両開きドアに取付けられたウ
ェザーストリップ（３０）を示したが、請求項３に示す
ように上下一対の先閉ドア（１）と後閉ドア（２）から
なる両開きドアに取付けられたウェザーストリップにも
適用させることができる。すなわち、車両後部に配置さ
れた上下一対の先閉ドア（１）と後閉ドア（２）からな
る両開きドアのうち、先閉ドア（１）のドア合わせ部側
に取付けられ、シール部を後閉ドア（２）の側端に弾接
させて車内外をシールするとともに、左端部及び右端部
にはヒレ状のシール片が一体成形され、そのシール片の
車内側壁面は先閉ドア閉時にボディ側開口部周縁に取付
けられたボディ側ウェザーストリップに弾接し、かつ車
外側壁面は後閉ドア（２）閉時に後閉ドア（２）のドア
合わせ部側コーナー部に弾接するように構成されたウェ
ザーストリップであって、後閉ドア（２）に弾接するシ
ール片の車外側壁面の部位にシールリップ部又は中空シ
ール部を形成するようにしてもよい。
【００１０】さらには、請求項４で示すように先閉ドア
（１）閉時にシール部をボディ（１００）側開口部周縁
に弾接させて車内外をシールするウェザーストリップ
（７０）にも適用させることができる。
【００１１】また、請求項５で示すようにシール部（３
１，３２，７１）を中空形状にし、そのシール部（３
１，３２，７１）を、シール片（３６，４６，５６，７
６）に形成された中空シール部（３７，４７，５７，７
７）と一連一体に形成することが好ましい。
【００１２】なお、カッコ内の記号は図面に示し後述す
る発明の実施の形態の対応要素又は対応事項を示す。
【００１３】本発明の請求項１に記載の両開きドア用ウ
ェザーストリップによれば、車両後部または車両側面部
に配置された左右一対の先閉ドアと後閉ドアからなる両
開きドアに取付けられるウェザーストリップに一体成形
されたシール片の車外側壁面の部位にシールリップ部又
は中空シール部が形成されているので、ドア閉時にそれ
らシールリップ部又は中空シール部に弾接する後閉ドア
のシールラップ量は、シールリップ部又は中空シール部
が撓む分、薄肉状のシール片だけの場合と比較して多く
なる。したがって、シールラップ量が増加する分、シー
ル機能が向上するので、シール片周りから水が車内側に
侵入することが防止される。
【００１４】これは、上下一対の先閉ドアと後閉ドアか
らなる両開きドアに取付けられたウェザーストリップに
適用した請求項３に記載の発明や、先閉ドア閉時にシー
ル部をボディ側開口部周縁に弾接させて車内外をシール
するウェザーストリップに適用した請求項４に記載の発
明においても同じ効果が得られる。
【００１５】また、請求項２に記載の発明ではボディ側
ウェザーストリップに弾接するシール片にシールリップ
部又は中空シール部を形成するのに加えて、ボディ側ウ
ェザーストリップの上側に取付けられたドリップシール
に弾接する第２シール片にも同様にシールリップ部又は
中空シール部を形成してシール効果を高めるようにした
ので、車内側への水の侵入が一層防止される。
【００１６】さらに、請求項５の発明では中空形状のシ
ール部を、シール片に形成された中空シール部と一連一
体に形成するので、後閉ドア閉時にドア閉じ性が特に悪
くなることはなく、しかも型成形による製造も複雑化し
ない。
【００１７】
【発明の実施の形態】（第一実施形態）図１乃至図３を
参照して本発明の第一実施形態に係る両開きドア用ウェ
ザーストリップについて説明する。図１はその両開きド
ア用ウェザーストリップが取付けられた車両後部上側，
図２は車両後部下側の状態をそれぞれ示すものであり、
また、図３は図１のＤ−Ｄ断面を示す。なお、従来例と
同一部分には同一符号を付した。
【００１８】本発明の実施形態に係る両開きドア用ウェ
ザーストリップ３０は、従来例で示した両開きドア用ウ
ェザーストリップ１０（図１３及び図１４）と同様に、
車両後部に配置された左右一対の先閉ドア（本実施形態
では左側ドア）１と後閉ドア（本実施形態では右側ド
ア）２からなる観音開きドアのうち、先閉ドア１のドア
合わせ部側（図１および図２においては右側）の側端に
沿って取付けられ、側端車外側に一体形成された中空形
状のアウターシール部３１と側端車内側に一体形成され
た同じく中空形状のインナーシール部３２をドア閉時に
後閉ドア２の側端に弾接させて車内外をシールするよう
に構成された、いわゆるダブルシールタイプのウェザー
ストリップである。
【００１９】ドア用ウェザーストリップ３０の上下端部
には、インナーシール部３２から一連一体に延びるよう
にシール部材３５，４５がそれぞれ形成されている。ド
ア用ウェザーストリップ３０の上端部に一体成形された
シール部材３５について具体的に説明すると、図３に示
すように、シール部材３５は、ヒレ状で薄肉のシール片
３６の車外側壁面の部位に中空シール部３７を形成して
なるものである。そして、シール部材３５を構成するシ
ール片３６の車内側壁面は先閉ドア１の閉時にボディ１
００側の開口部周縁に取付けられたボディ側ウェザース
トリップ１０１に弾接し、シール片３６の車外側壁面は
中空シール部３７を介して後閉ドア２の閉時に後閉ドア
２のドア合わせ部側でしかも車内側の上部コーナー部に
弾接するようにされている。
【００２０】なお、ドア用ウェザーストリップ３０の下
端部に一体成形されたシール部材４５についても上端部
のシール部材３５と同様にシール片４６とシール片４６
の車外側壁面に形成された中空シール部４７とからな
り、後閉ドア２のドア合わせ部側でしかも車内側の下部
コーナー部が中空シール部４７に弾接するようになって
いる。
【００２１】このように、ドア閉時に後閉ドア２がシー
ル部材３５，４５に弾接する際に、後閉ドア２と撓みが
発生するように薄肉状のシール片３６，４６に中空シー
ル部３７，４７が一体成形されているので、後閉ドア２
によるシールラップ量は、中空シール部３７，４７が撓
む分、薄肉状のシール片３６，４６だけの場合と比較し
て多くなり、その結果、シール機能が向上するようにさ
れている。
【００２２】またドア用ウェザーストリップ３０の上端
部に形成されたシール片３６のさらに上側には、アウタ
ーシール部３１から一連一体に延びるように形成された
第２シール部材５５が形成されている。シール部材５５
は、シール部材３５と同様にヒレ状で薄肉のシール片５
６の車外側壁面の部位に中空シール部５７を形成してな
るもので、シール片５６の車内側壁面は先閉ドア１の閉
時にボディ１００側の開口部周縁で上述したボディ側ウ
ェザーストリップ１０１よりも上縁部に取付けられたド
リップシール１０２に弾接し、シール片５６の車外側壁
面は中空シール部５７を介して後閉ドア２の閉時に後閉
ドア２のドア合わせ部側でしかも車外側の上部コーナー
部に弾接するようにされている。これによれば、シール
部材３５，４５と同様に中空シール部５７の撓みによっ
て後閉ドア２によるシールラップ量を多くすることがで
きるので、シール機能がより向上する。
【００２３】なお、上述した第一実施形態では、ドア閉
時に後閉ドア２の弾接による撓みが取れるようにシール
片３６，４６，５６に対して中空シール部３７，４７，
５７を設けたが、これにかえて、図４に示すようなシー
ルリップ部６０をシール片３６，４６，５６の車外側に
その先端部を浮かせるように設けても同様の効果が得ら
れる。
【００２４】また、シール部材３５，４５をドア用ウェ
ザーストリップ３０の上下端部に設けたが、上端部だけ
に設けてもよい。さらに、ドリップシール１０２に弾接
するシール片５６に中空シール部５７を設けたが、設け
ないようにすることも可能である。またダブルシールタ
イプのウェザーストリップに限らず、シングルシールタ
イプ、例えば第一実施形態においてインナーシール部３
２がないタイプのウェザーストリップであってもその上
端部や下端部に上述したと同様のシール部材３５，４５
を設けることもできる。
【００２５】（第二実施形態）次に、図５乃至図７を参
照して本発明の第二実施形態に係る両開きドア用ウェザ
ーストリップについて説明する。図５はその両開きドア
用ウェザーストリップが取付けられた車両後部上側を示
すものであり、また、図６は図５のＥ−Ｅ断面，図７は
図５のＦ−Ｆ断面を示す。従来例と同一部分には同一符
号を付した。
【００２６】第一実施形態では両開きドア用ウェザース
トリップ３０が先閉ドア１のドア合わせ部側に取付けら
れ、その上下端部にシール部材３５，４５が設けられた
ものであったが、本発明の第二実施形態に係る両開きド
ア用ウェザーストリップ７０は、車両後部に配置された
左右一対の先閉ドア１（本実施形態では右ドア側）と後
閉ドア（本実施形態では左ドア側）２からなる両開きド
アのうち、先閉ドア１の上端部に水平に取付られ、その
ドア合わせ側端部（本実施形態では左端部）にシール部
材７５が設けられたものである。ドア用ウェザーストリ
ップ７０は先閉ドア１の閉時に中空形状のシール部７１
をボディ１００側開口部周縁に弾接させて車内外をシー
ルする。
【００２７】シール部材７５の構成は、第一実施形態で
示したシール部材３５，４５と同様に、シール片７６と
その車外側壁面に形成された中空シール部７７からな
り、ドア閉時に、シール片７６の車内側壁面はボディ１
００側開口部周縁に弾接し、かつ車外側壁面は中空シー
ル部７７を介して後閉ドア２のドア合わせ部側上部コー
ナー部に弾接するように構成されていて、これによりシ
ールラップ量を多くとれるようになっている。また、シ
ール部材７５は中空形状のシール部７１と一連一体に形
成されている。
【００２８】なお、両開きドア用ウェザーストリップ７
０を先閉ドア１の下端部に水平に取付けそのドア合わせ
側端にシール部材７５を設けることもできる。また、図
８及び図９に示すように、中空シール部７７にかえて、
シールリップ部８０をシール片７６の車外側壁面にその
先端部を浮かせて設けるようにしてもよい。
【００２９】上述した第一，第二実施形態では、両開き
ドア用ウェザーストリップ３０，７０を車両後部に配置
された左右一対の先閉ドア１と後閉ドア２からなる両開
きドアに取付けたものを示したが、図１０に示すような
車両後部に配置された上下一対の先閉ドア１と後閉ドア
２からなる両開きドアに取付けることもできる。また、
説明は省略するが、図１１に示すような車両側面部に配
置された左右一対の先閉ドアと後閉ドアからなる両開き
ドアにも適用することもできる。
【００３０】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の請求項１，３，
４に記載の両開きドア用ウェザーストリップによれば、
ウェザーストリップのシール片に形成されたシールリッ
プ部又は中空シール部によって、後閉ドアのシールラッ
プ量を従来例で示したシール片の場合と比較して多くす
ることができるので、シール機能が向上し、シール片周
りから水が車内側に侵入することが防止される。
【００３１】また、請求項２に記載の発明ではボディ側
ウェザーストリップに弾接するシール片にシールリップ
部又は中空シール部を形成するのに加えて、ボディ側ウ
ェザーストリップの上側に取付けられたドリップシール
に弾接する第２シール片にも同様にシールリップ部又は
中空シール部を形成してシール効果を高めるようにした
ので、車内側への水の侵入が一層防止される。
【００３２】さらに、請求項５の発明では中空形状のシ
ール部を、シール片に形成された中空シール部と一連一
体に形成するので、後閉ドア閉時にドア閉じ性が特に悪
くなることはなく、しかも型成形による製造も複雑化し
ない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一実施形態に係る両開きドア用ウェ
ザーストリップが取付けられた状態を示す車両後部上部
の要部斜視図である。
【図２】本発明の第一実施形態に係る両開きドア用ウェ
ザーストリップが取付けられた状態を示す車両後部下部
の要部斜視図である。
【図３】図１のＤ−Ｄ断面図である。
【図４】別の態様を示す図１のＤ−Ｄ断面図である。
【図５】本発明の第二実施形態に係る両開きドア用ウェ
ザーストリップが取付けられた状態を示す車両後部上部
の要部斜視図である。
【図６】図５のＥ−Ｅ断面図である。
【図７】図５のＦ−Ｆ断面図である。
【図８】別の態様を示す図５のＥ−Ｅ断面図である。
【図９】別の態様を示す図５のＦ−Ｆ断面図である。
【図１０】上下両開きドアを有する車両を示す外観斜視
図である。
【図１１】側面部に観音開きドアを有する車両を示す外
観斜視図である。
【図１２】観音開きドアを有する車両を示す外観斜視図
である。
【図１３】従来例に係る両開きドア用ウェザーストリッ
プが取付けられた状態を示す車両後部の要部斜視図であ
る。
【図１４】図１３のＡ−Ａ断面図である。
【図１５】従来例に係るもう一つ別の両開きドア用ウェ
ザーストリップが取付けられた状態を示す車両後部の要
部斜視図である。
【図１６】図１５のＢ−Ｂ断面図である。
【図１７】図１５のＣ−Ｃ断面図である。
【符号の説明】
１ 先閉ドア ２ 後閉ドア １０ ウェザーストリップ １１ シール部 １５，２５ シール片 ２０ ウェザーストリップ ３０ ドア用ウェザーストリップ ３１ アウターシール部 ３２ インナーシール部 ３５，４５ シール部材 ３６，４６ シール片 ３７，４７ 中空シール部 ５５ 第２シール部材 ５６ シール片 ５７ 中空シール部 ６０ シールリップ部 ７０ ドア用ウェザーストリップ ７１ シール部 ７５ シール部材 ７６ シール片 ７７ 中空シール部 ８０ シールリップ部 １００ ボディ １０１ ボディ側ウェザーストリップ １０２ ドリップシール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 車両後部または車両側面部に配置された
    左右一対の先閉ドアと後閉ドアからなる両開きドアのう
    ち、先閉ドアのドア合わせ部側に取付けられ、シール部
    を後閉ドアの側端に弾接させて車内外をシールするとと
    もに、上端部，又は上端部及び下端部にはヒレ状のシー
    ル片が一体成形され、そのシール片の車内側壁面は先閉
    ドア閉時にボディ側開口部周縁に取付けられたボディ側
    ウェザーストリップに弾接し、かつ車外側壁面は後閉ド
    ア閉時に後閉ドアのドア合わせ部側コーナー部に弾接す
    るように構成されたウェザーストリップであって、 前記後閉ドアに弾接するシール片の車外側壁面の部位に
    シールリップ部又は中空シール部を形成したことを特徴
    とする両開きドア用ウェザーストリップ。
  2. 【請求項２】 前記シール片の上側には、前記ボディ側
    ウェザーストリップの上側に取付けられたドリップシー
    ルに車内側壁面が先閉ドア閉時に弾接し、かつ車外側壁
    面が後閉ドア閉時に後閉ドアに弾接する第２シール片が
    更に一体成形され、その第２シール片の、後閉ドアに弾
    接する車外側壁面の部位にシールリップ部又は中空シー
    ル部を形成したことを特徴とする請求項１に記載の両開
    きドア用ウェザーストリップ。
  3. 【請求項３】 車両後部に配置された上下一対の先閉ド
    アと後閉ドアからなる両開きドアのうち、先閉ドアのド
    ア合わせ部側に取付けられ、シール部を後閉ドアの側端
    に弾接させて車内外をシールするとともに、左端部及び
    右端部にはヒレ状のシール片が一体成形され、そのシー
    ル片の車内側壁面は先閉ドア閉時にボディ側開口部周縁
    に取付けられたボディ側ウェザーストリップに弾接し、
    かつ車外側壁面は後閉ドア閉時に後閉ドアのドア合わせ
    部側コーナー部に弾接するように構成されたウェザース
    トリップであって、 前記後閉ドアに弾接するシール片の車外側壁面の部位に
    シールリップ部又は中空シール部を形成したことを特徴
    とする両開きドア用ウェザーストリップ。
  4. 【請求項４】 車両後部または車両側面部に配置された
    左右一対の先閉ドアと後閉ドアからなる両開きドアのう
    ち、先閉ドアの上端部，又は上端部及び下端部に取付け
    られ、先閉ドア閉時にシール部をボディ側開口部周縁に
    弾接させて車内外をシールするとともに、ドア合わせ側
    端部にはヒレ状のシール片が一体成形され、そのシール
    片の車内側壁面は先閉ドア閉時にボディ側開口部周縁に
    弾接し、かつ車外側壁面は後閉ドア閉時に後閉ドアのド
    ア合わせ部側コーナー部に弾接するように構成されたウ
    ェザーストリップであって、 前記後閉ドアに弾接するシール片の車外側壁面の部位に
    シールリップ部又は中空シール部を形成したことを特徴
    とする両開きドア用ウェザーストリップ。
  5. 【請求項５】 前記シール部は中空形状で、そのシール
    部は、前記シール片に形成された中空シール部と一連一
    体に形成されてなることを特徴とする請求項１乃至４の
    うちいずれか一つに記載の両開きドア用ウェザーストリ
    ップ。
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