JP3118897U - ドア用ガスケット - Google Patents

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Abstract

【課題】 対向するインナーリップ部とアウターリップ部が共に内側に倒れ上下に重なり合うように作用することで、ドアー突合せ部等の確実なシール効果を発揮する。
【解決手段】 ドア枠の取付部に嵌め込む取付基部31と、この取付基部31の両側部に対向して伸出させたインナリップ部32及びアウターリップ部33と、これら対向するインナーリップ部32とアウターリップ部33の略中間部位に下方に向って湾曲し、インナーリップ部32とアウターリップ部33とに跨って一体に成形された中間連結部34とからなり、前記中間連結部34の中央上部位置に長手方向薄肉部35を設けた。
【選択図】 図1

Description

本考案は貨物自動車等のドア用ガスケットの構造に関するものである。
バン型車両やコンテナ等(以下、貨物自動車等という)のドアーを閉めたとき、ドアーとドアあるいはドアーと相手側枠体との間に生ずる隙間をガスケットで閉じ、雨水等の浸入を防止する。しかし、この隙間にはばらつきがあるため、均一の断面形状に成形されたガスケットでは、前記隙間を十分にシールできない。
この問題を解決するものの一例として、図5に示すものが知られている(特許文献1参照)。これは、ガスケット1の基部11の両端から平板状の第1のシールリップ12および第2のシールリップ13が伸出し、両シールリップ12と13はその中間位置で、基部11側へ湾曲する連結部15にて連結されている。第2のシールリップ13の先端部13aはスポンジゴム、他の部分はソリッドゴムで構成されており、ドアが閉じたとき先端部13aがスポンジゴムからなる第2のシールリップ13は、先端部13aの根元と連結部15との接続部14で図5(b)の如く第1のシールリップ12側に向って屈曲する構成となっている。
このような構成であるから、ドア20Aが図5(b)の矢印C方向から閉じられると、第2のシールリップ13の先端部13aはその接続部14で屈曲する。この屈曲により両ドア20A,20Bの突合せ端21,21間の隙間d間に折れ曲ってシールするが、同時に、隙間dの間隔にバラツキがあってもこれを吸収することができる。
しかしこのような構成では、第2のシールリップ13の先端部13aのみが軟いスポンジゴム、他の部分は硬いソリッドゴムで構成されているので、ドアーの閉止時には第2のシールリップ13の先端部13aのみが図5(b)の如く屈曲するだけである。これでは、第2のシールリップ13の先端部13aの弾性(可撓性)の範囲内でのみしか隙間調整を兼ねたシール効果は発揮されない。
また、第1のシールリップ12と連結部15はソリッドゴムであり弾性がないので、ドア20Aを開閉しようとする時、抵抗力が作用する。従ってドア操作力がそれだけ余分に掛かり、開け閉めがそれだけ容易でなくなるという問題がある。
特開平6−297951号公報
そこで本考案は、内側のインナーリップ部と外側のアウターリップ部を備えたガスケットの両リップ間に跨る連結部をすべて合成ゴムのごとき弾性材料で一体に成形し、この連結部もドアーの閉止時に、インナーリップ部に押されて下方にたわみ易くすることによって、対向する両リップ部が共に内側に倒れ上下に重なり合うように作用することで、ドアー突合せ部等の確実なシール効果を発揮させることを課題とするものである。
このような課題を解決する手段として図1において、本考案のドアー用ガスケット30は、ドア枠の取付部に嵌め込む取付基部31と、この取付基部31の両側部に対向して伸出させたインナーリップ部32とアウターリップ部33とを有している。そしてこれら対向する両リップ部の略中間部位には、両リップ部間に跨り、下方に向って湾曲し同一の弾性材料で一体に成形された中間連結部を有している。そして、前記中間連結部34にはその幅方向中央上部位置に長手方向薄肉部35が設けられている。
さらに前記中間連結部34は前記取付基部31に向って略円弧状に湾曲し、また前記長手方向薄肉部35は断面略円弧状の長溝であることが望ましい。
(作用)
図1(b)に示す如く、たとえば観音開き式ドアを閉めるときは、一方のドアを先ず閉め、次に他方のドアを閉めるのであるが、そのドアの端部に取付けられたガスケットのインナーリップ部32の先端部32aが図1(b)の2点鎖線で示すように矢印Xの方向に押圧されて内側に倒れる。同時に中間連結部34もインナーリップ部と同様軟い弾性材料(例えば合成ゴム)で成形されているので、容易に下方に押されて2点鎖線で示した如く下方に撓む。
するとアウターリップ部33も内側へ引っ張られ、図1(b)の2点鎖線の如く内側へ倒れる。このとき中間連結部34に設けた長溝35が下方への屈曲を援け、スムーズに図1(b)の如く屈曲し、相手側ドアの端部の直交する面51及び面52に当接し、両リップ部による2重シール部が形成され十全なシール効果が得られる。
請求項1の構成により、一体に構成されたインナリップ部32と、アウターリップ部33と中間連結部34とからなり、中間連結部34の中央上部位置に設けた長手方向薄肉部35の存在により、ドアーの閉止時にインナーリップ部32を介し中間連結部34を下向きに押して湾曲させると共に、さらにアウターリップ部33をも内側に引張り込んで倒すので、2枚のリップ部によって2重のシール部が構成される。
請求項2により、インナーリップ部32とアウターリップ部33及び中間連結部34が同一の弾性材料で一体に成形されているので、インナリップ部の屈曲と同時に中間連結部34そして長尺アウターリップ部33にも閉止ドアの押付力が作用し、両リップ部による2重シールが構成し易くなった。
請求項3の構成により、中間連結部34が取付基部に向って円弧状に湾曲しているので、下方への湾曲作用がスムーズに行われる。
さらに請求項4の構成により、前記中間連結部34の中央部の薄肉部が断面半円弧状の長溝であるので、中間連結部34の屈曲が容易かつスムーズに行われる。
本考案のドアー用ガスケットについて、図面を参照して以下説明する。
図1(a)は本考案に係るガスケットの断面図である。図1(b)はドア閉止時におけるガスケットのリップの状態を示す断面図である。図2は本考案のガスケットが使用されるバンボディの背面図、図3は図2のA−A矢視断面図、図4は図3のX矢視部詳細図である。
図2に示すように、たとえばバン型貨物車両の後部には左右一対の観音開き式のドアー60A,60Bがそれぞれ複数個の蝶番61によって側枠体62に取付られている。
さて、ガスケット30は図1で取付基部31と、この取付基部31の両側部に対向して伸出させたインナリップ部32と、アウタリップ部33とを有している。そしてこれら対向する両リップ部32と33の略中間部に両リップ間に跨り、下方に湾曲し、たとえば図1の例では下に凸の円弧状をなして湾曲し一体に成形された中間連結部34を有している。そして、前記中間連結部34には、その幅方向中央部に長手方向に設けた薄肉部たとえば図の例では断面半円弧状長溝35が設けられている。
そしてインナーリップ部32の先端部分32aとアウタリップ部33の先端部分33aは、れぞれ内側に向かって緩やかに湾曲している。そして前記中間連結部35とインナーリップ32及びアウターリップ33は前記取付基部に比べ比較的薄肉で合成ゴム等の弾性材料で一体に成形されている。
さて、図2において、左右のドアー60A,60Bは閉止時にはロックロッド63によって上枠64と下枠65にカムとカムキーパの関係で閉止される。
このような左右のドア60A,60Bは閉止時、お互いの突合せ面(対向面)及び上下枠64と65及び左右側枠62Aと62Bとの対向部に不均一な間隙が生じても本考案に係るドアー用ガスケット30で具合よくシールすることができる。
図3は図2のA−A断面図で、左右のドアー60A,60B及び側枠62A,62Bの部分におけるシール機構を断面で示している。
本考案にかかわるガスケット30は、図3の場合には左側のドア60Aにはその左側と右側の両方に取付けられており、右側のドア60Bには右側にのみ取付けられている。
図3の例では、左側のドアと右側のドアが合わさる中央部においては、左側のドア60Aに取付けたガスケット30のインナーリップ部32が右側ドア60Bの端面を構成する枠体64の直交する2面に接し、この部分で2重シールを構成している。
なおシール65は本考案に係るガスケット30とセットで構成した別のガスケットである。これも長・短2片のインナーとアウターの両リップ部を有している。そして図3の例では右側のドア60Bの端部に設けた段部66に当接している。即ちガスケット65のインナリップ部は段部66の端面と、又同じくアウタリップ部は右側ドア60Bの外面に当接している。このように、本考案のガスケット30と、もう1つのガスケット65とで2重のシールを形成し、さらに本願考案のガスケット30自体もその中間連結部34を介しての両リップ部による2重シール効果とにより、さらなる保冷効果が得られる。
図3で左側のドア60Aの左端、即ち側枠62Aとの当接部では、本考案のガスケット30ともう1つのガスケット65によってシールされている。本考案のガスケット30は側枠62Aに設けたシール部材67と直交するシール部材面69(図4)との2面と接し、もう1つのガスケット65は、側枠の下端に取付けた部材68の直交する2面と接しシールしている。
なお、ドアの上枠部分あるいは下枠部分とのシールについては示してないが、図3と同様の構成であるので説明を省略する。
(a)は本考案のガスケットの断面図、(b)はドアー等の閉止時におけるガスケットのリップの状態を説明する断面図である。 本考案のガスケットが使用されているバンボディの背面図である。 図2のA−A矢視断面図である。 図3のX矢視部詳細図である。 公知ガスケットの説明図で、(a)はフリーの状態、(b)はドアー閉止時の状態を示す。
符号の説明
30 ガスケット 31 取付基部
32 インナーリップ部 33 アウターリップ部
34 中間連結部
35 長手方向薄肉部

Claims (4)

  1. ドア枠の取付部に嵌め込む取付基部と、この取付基部の両側部に対向して伸出させたインナリップ部及びアウタリップ部と、これら対向するインナーリップ部とアウターリップ部の略中間部位に下方に向って湾曲し、インナーリップ部とアウターリップ部とに跨って一体に成形された中間連結部とからなり、前記中間連結部の中央上部位置に長手方向薄肉部を設けたことを特徴とするドアー用ガスケット。
  2. 前記中間連結部は同一の弾性材料で一体に成形されている請求項1記載のドアー用ガスケット。
  3. 前記中央連結部が前記取付基部側に向って略円弧状に湾曲している請求項1記載のドアー用ガスケット。
  4. 前記長手方向薄肉部が断面略半円弧状の長溝である請求項1記載のドアー用ガスケット。
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