JP2006232186A - ウェザストリップ - Google Patents

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door
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Masayuki Toyoshima
賢之 豊嶋
Kanji Matsuwaki
寛治 松脇
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

【課題】自動車車体のドア開口縁のフランジ3に取付けられるソリッドゴム製の取付部4と、該取付部4の側面に突設され、第1及び第2の中空部12及び13を縦設した形態をなす中空シール部14を備えたウェザストリップ11において、ドア8を閉じたときの圧縮荷重を低減してドア閉じ性を向上させる。
【解決手段】第1の中空部は、取付部4のフランジ3根元側部分とフランジ先端側部分から互いに逆向きに斜めに突出させた第1壁12a及び第2壁12bと、第1壁12aと第2壁12bを連結する山形状の第3壁12c及び第4壁12dとでドア閉じ方向を向くパンタグラフ状に構成され、第3壁12e及び第4壁12dは、第1壁12a及び第2壁12bより長く、スポンジ材で形成する一方、第1壁12a及び第2壁12bは共に、その多くがソリッド材で形成され、第3壁12c及び第4壁12dに比べ剛性を大にしている。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車車体のドア開口縁に組付けられるウェザストリップに関し、ことにドア開口縁に取着される取付部と、該取付部より突設され、第1及び第2の中空部を縦設した形態をなす中空シール部とを備えたウェザストリップに関する。
図1は、下記特許文献1に開示されるタイプのウェザストリップについて示すもので、断面略U形状をなして芯金1を埋設し、内側に保持リップ2を対向して突設して、ドア開口縁のフランジ3に差込んで取付けられるソリッドゴム製の取付部4と、該取付部4の側面に第1の中空部5と第2の中空部6を縦設した形態をなすスポンジゴム製の中空シール部7からなっている。
実開平4−110645号
自動車車体のドア開口縁に組付けられるウェザストリップは、ドアを閉じたとき、ドアに弾接してドアとの間をシールする機能を有するが、この種ウェザストリップに求められる要求の一つにドア閉じ性を向上させることがある。ドア閉じ性を向上させるには、ドアを閉じたときのウェザストリップの圧縮荷重を低下させる必要があるが、図1に示す従来のウェザストリップでは、ドア8を閉じたとき、図2に示すように専ら第2の中空部6が変形することのみによってドアとのシール機能を果たしており、第1の中空部5はほとんど変形せず、このため第1の中空部5に圧縮荷重が掛かることは少なかった。
本発明は、第1及び第2の中空部が同時に撓んで第1の中空部のみならず、第2の中空部にも圧縮荷重が十分に掛かるようにし、もって中空シール部全体に対する圧縮荷重を低減してドア閉じ性を向上させることができるウェザストリップを提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、自動車車体のドア開口縁に取着される取付部と、該取付部より突設され、第1及び第2の中空部を縦設した形態をなす中空シール部を備えたウェザストリップにおいて、第1の中空部を上記取付部のフランジ付け根側部分とフランジ先端側部分からそれぞれ互いに逆向きに斜めに突出させた第1壁及び第2壁と、第1壁及び第2壁よりも長くて剛性が小さく、かつ第1壁と第2壁を連結する山形状の第3壁及び第4壁とでドア閉じ方向に向いたパンタグラフ状に構成し、第2の中空部の両端をフランジ先端側の上記第4壁の両端にそれぞれ接続することを特徴とする。
本発明において、第3及び第4壁の剛性を小さくするには、第3及び第4壁をスポンジ材のような柔らかな材質で形成するか、肉厚を薄くし、或いは柔らかな材質で形成すると共に、肉厚を薄くするとよい。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、フランジ根元側の第3壁が第1の中空部の内側に向って反った形態をなすことを特徴とする。
本発明のウェザストリップによると、ドアを閉じたとき、第2の中空部が押し潰されて変形する一方、第1の中空部がドア閉じ方向を向くパンタグラフ状に構成されると共に、第3及び第4壁が第1及び第2壁より長く、かつ剛性が低いことから押し潰されて変形し易くなり、図1に示す従来のこの種ウェザストリップに比べ、ドアを閉めて中空シール部を必要量押し潰すのに要する圧縮荷重が少なくてすみ、したがってドア閉じ性が向上する。
以下、本発明の実施形態のウェザストリップについて図面により説明する。
図3は、本発明に係わるウェザストリップ11を示すものであり、図4はドア8を閉じたときのウェザストリップ11を示すもので、図中、図1及び図2と同一構造部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
ウェザストリップ11は、取付部4と該取付部4の側面より突設され、第1及び第2の中空部12及び13を縦設した形態をなす中空シール部14を備えている。
第1の中空部は、取付部4のフランジ3根元側部分とフランジ先端側部分から互いに逆向きに斜めに突出させた第1壁12a及び第2壁12bと、第1壁12aと第2壁12bを連結する山形状の第3壁12c及び第4壁12dとでドア閉じ方向(図3及び図4の矢印方向)を向くパンタグラフ状に構成され、第3壁12e及び第4壁12dは、第1壁12a及び第2壁12bより長く、スポンジ材で形成する一方、第1壁12a及び第2壁12bは共に、その多くがソリッド材で形成され、第3壁12c及び第4壁12dに比べ剛性を大にしてある。そして第3壁12cは、第1の中空部12の内側に向って湾曲して反った形態をなしている。
第2の中空部13は、第3及び第4壁12c及び12dと同じスポンジ材で、その両端が第4壁12dの両端に接続され、フランジ先端側の側壁13aが同じくフランジ先端側の上記第2壁12bより延設され、該第2壁12bと屈曲することなく接続されている。
図5は、本発明に係わるウェザストリップ11と、図1及び図2に示す従来のウェザストリップの荷重値(N/100mm)と変位(mm)の関係を示す実験データのグラフで、図中、実線が本発明に係わるウェザストリップ11を、点線が図1及び図2に示す従来のウェザストリップを示している。なお、変位0は設計基準位置を示すものである。
図5から明らかであるように、変形過程全域にわたって、本発明に係わるウェザストリップ11は、図1及び図2に示す従来のウェザストリップに比べ、圧縮荷重が低下している。
本発明のウェザストリップは、自動車車体のドア開口縁にドアを閉じたときのドアとのシールのために取付けられる。
従来のウェザストリップの断面図。 ドアを閉じたときの図1に示すウェザストリップの断面図。 本発明に係わるウェザストリップの断面図。 ドアを閉じたときの図3に示すウェザストリップの断面図。 本発明に係わるウェザストリップと従来品の荷重と変位の関係を示すグラフ。
符号の説明
1・・芯金
2・・保持リップ
3・・ドア開口縁のフランジ
4・・取付部
5、12・・第1の中空部
6、13・・第2の中部
7、14・・中空シール部
8・・ドア
11・・ウェザストリップ
12a・・第1壁
12b・・第2壁
12c・・第3壁
12d・・第4壁

Claims (2)

  1. 自動車車体のドア開口縁に取着される取付部4と、該取付部4より突設され、第1及び第2の中空部12及び13を縦設した形態をなす中空シール部14を備えたウェザストリップ11において、第1の中空部12を上記取付部4のフランジ3付け根側部分とフランジ3先端側部分からそれぞれ互いに逆向きに斜めに突出させた第1壁12a及び第2壁12bと、第1壁12a及び第2壁12bよりも長くて剛性が小さく、かつ第1壁12aと第2壁12bを連結する山形状の第3壁12c及び第4壁12dとでドア閉じ方向に向いたパンタグラフ状に構成し、第2の中空部13の両端をフランジ3先端側の上記第4壁12dの両端にそれぞれ接続することを特徴とするウェザストリップ。
  2. フランジ3根元側の第3壁12cが第1の中空部の内側に向って反った形態をなすことを特徴とする請求項1記載のウェザストリップ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137430A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toyoda Gosei Co Ltd オープニングトリムウエザストリップ
JP2012062015A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Aisin Seiki Co Ltd ルーフ装置及びルーフ装置用ウェザーストリップ

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