JP5140514B2 - グラスラン - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のウインドウフレームに装着されるグラスランに関し、特に、スライドガラス閉止時のいわゆる底付き音を低減したグラスランに関する。
この種のグラスランとして、例えば特許文献1に記載のものが提案されている。この特許文献1に記載のグラスランは、断面略チャンネル状をなすグラスラン本体のうち両側壁の高さ方向における中間部同士を中間壁によって連結し、そのグラスラン本体の底壁と中間壁との間に空間を形成したものである。つまり、スライドガラスの閉止時に当該スライドガラスを上記中間壁によって受け止め、上記空間を押し潰すように上記中間壁を底壁側に撓み変形させることで、スライドガラスがグラスラン本体の底壁を突き上げることによって発生するいわゆる底付き音を低減するようにしている。
実用新案登録第2602948号
しかしながら、特許文献1に記載のグラスランでは、スライドガラス閉止時に上記中間壁が底壁側へ撓み変形すると、当該中間壁に引っ張られてグラスラン本体の両側壁が互いに近接する方向に撓んでしまい、スライドガラス閉止状態で上記両側壁とウインドウフレームとの間に隙間が発生することがある。これにより、外観品質が悪化するばかりでなく、グラスラン本来の機能であるシール性が低下する虞があり、好ましくない。
また、スライドガラスの建て付けに応じて中間壁のスライドガラス当接位置がグラスランの幅方向でばらつき、場合によってはスライドガラス閉止時に当該スライドガラスの上端部が上記中間壁のうち側壁との連結部分に当接することがある。このような場合、上記中間壁が十分に撓み変形せずにいわゆる底付き音の低減度合いが不十分になる虞があった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、スライドガラスの建て付けがばらついても、グラスラン本来の機能であるシール性を損なうことなくスライドガラス閉止時のいわゆる底付き音を確実且つ十分に低減できるグラスランを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、自動車のウインドウフレーム内周側に装着され、スライドガラスの外周縁部を受容する断面略チャンネル状のグラスランにおいて、スライドガラスの閉止方向側端部を受容するグラスラン一辺部の底壁に、そのグラスラン一辺部の開口端側に向かって当該グラスラン一辺部の長手方向一方側に傾斜した緩衝リップが突設されているとともに、その緩衝リップと上記グラスラン一辺部の両側壁との間に間隙が設けられていて、スライドガラス閉止時に、そのスライドガラスの閉止方向側端部を上記緩衝リップによって受け止めるようになっていることを特徴としている。
したがって、請求項1に記載の発明では、上記緩衝リップと両側壁との間に間隙が設けられていることから、上記スライドガラスの閉止動作中にそのスライドガラスの閉止方向側端部が上記緩衝リップに接触すると、両側壁の変形を伴わずに上記緩衝リップがその根本部を支点として当該緩衝リップの延出方向を曲げるように撓み変形し、上記スライドガラスのいわゆる底付き音を低減することになる。また、スライドガラスの建て付けに応じ、上記緩衝リップのスライドガラス当接位置がその緩衝リップの幅方向でばらついても、上記緩衝リップが確実に十分な撓み変形を行うようになる。
その上で請求項2に記載の発明は、上記グラスラン一辺部の底壁に、スライドガラス開閉方向の投影面上で上記緩衝リップの幅方向両端部とそれぞれ重合する一対の突起部がそれぞれ突設されていて、その両突起部は、上記緩衝リップの自由状態で当該緩衝リップと離間している一方、上記緩衝リップが上記グラスラン本体の底壁側に撓み変形したときに、その緩衝リップの幅方向両端部をそれぞれ支持するようになっていることを特徴としている。
この請求項2に記載の発明では、上記スライドガラスの閉止動作時にそのスライドガラスの閉止方向側端部が上記緩衝リップに接触し、緩衝リップがその根本部を支点として当該緩衝リップの延出方向を曲げるように底壁側へ撓み変形すると、その緩衝リップの幅方向両端部が上記両突起部によって両持ち支持される。そして、その状態から上記スライドガラスがさらに閉止動作すると、上記緩衝リップは、上記両突起部との当接部分を支点として当該緩衝リップの幅方向を曲げるように撓み変形することになる。
好ましくは請求項3に記載の発明のように、上記緩衝リップの根本部が当該緩衝リップの先端部よりも肉厚に形成されていると、上記緩衝リップの根本部を支点とした撓み変形に対する剛性が高まり、上記スライドガラス閉止時のいわゆる底付音をより有効に低減できるようになる。
また、請求項4に記載の発明のように、上記グラスラン本体の底面に当該グラスラン本体の長手方向で複数の緩衝リップが突設されていると、上記スライドガラス閉止時にそのスライドガラスの閉止方向側端部を複数の緩衝リップによって受け止めるようになるため、上記スライドガラス閉止時のいわゆる底付音を防止する上でさらに好ましいものとなる。
さらに、請求項5に記載の発明のように、上記ウインドウフレームの一辺に装着され、スライドガラスの閉止方向側端部を受容する第1押出成形部と、上記ウインドウフレームの他辺に装着される第2押出成形部と、第1押出成形部と第2押出成形部とを接続する略L字形状の型成形部と、を備えていて、上記型成形部のうち第1押出成形部とともに上記グラスラン一辺部を構成する型成形一辺部の底壁に、上記緩衝リップが突設されている場合には、請求項6に記載の発明のように、上記緩衝リップが、上記型成形部のうち内周側のコーナー部と外周側のコーナー部とを結ぶ仮想線と略平行な方向に延びていると、上記型成形部の型成形後において、その型成形部内面の成形を司る金型要素を上記仮想線に沿った方向で型成形部から容易に取り出せるようになる。
少なくとも請求項1に記載の発明によれば、上記スライドガラスの閉止動作中にそのスライドガラスの閉止方向側端部が上記緩衝リップに接触すると、両側壁の変形を伴わずに上記緩衝リップが撓み変形するから、スライドガラスの建て付けがばらついても、グラスラン本来の機能であるシール性を損なうことなくスライドガラス閉止時のいわゆる底付き音を確実且つ十分に低減できるようになる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、上記スライドガラスの閉止時に、上記緩衝リップが、その根本部を支点として当該緩衝リップの延出方向を曲げるように撓み変形するのに加え、その幅方向両端部を支点として当該緩衝リップの幅方向を曲げるように撓み変形するから、スライドガラス閉止時のいわゆる底付き音をより効果的に低減できるようになる。
その上、請求項3,4に記載の発明によれば、上記緩衝リップがスライドガラス閉止時の衝撃をより有効に緩和できるようになるから、スライドガラス閉止時のいわゆる底付き音をさらに効果的に低減できるようになる。
また、請求項5に記載の発明によれば、上記緩衝リップを型成形によって容易に成形することができるようになる上、請求項6に記載の発明によれば、型成形部を型成形した後の脱型時に、その型成形部内面の成形を司る金型要素を上記仮想線に沿った方向で型成形部から容易に取り出せるようになり、型成形部の成形性がより向上するメリットがある。
図1は、本発明のより具体的な第1の実施の形態として、本発明にかかるグラスランが装着された自動車のフロントドアを示す図である。
図1に示すように、自動車のフロントドア1はロールフォーミングによって形成された側面視略アーチ状のウインドウフレームたるサッシュ2を有していて、そのサッシュ2の内周側に形成されたウインドウ開口部3がスライドガラスであるドアガラス4の昇降動作によって開閉されるようになっている。そして、サッシュ2には、ドアガラス4を昇降案内しつつそのドアガラス4とサッシュ2との間をシールする断面略チャンネル状のグラスラン5が装着されている。
グラスラン5は、押出成形法をもって断面略チャンネル状に形成され、サッシュ2のうち車体前後方向に沿ったサッシュ上辺部2aに装着される第1押出成形部6と、押出成形法をもって断面略チャンネル状に形成され、サッシュ2のうち車体上下方向に沿った前後のサッシュ縦辺部2b,2cにそれぞれ装着される一対の第2押出成形部7,8と、両グラスラン縦辺部7,8とグラスラン上辺部6をそれぞれ接続する断面略L字状をなす前後の型成形部9,10と、を有している。なお、グラスラン上辺部6と両グラスラン縦辺部7,8および両型成形部9,10は、例えばTPOに代表されるような樹脂材料をもっていずれも形成されている。
図2は図1に示すグラスラン5のうち車体後方側のコーナー部を示す側面図である。また、図3は図2におけるA−A断面図、図4は図3におけるB−B断面図である。なお、両型成形部9,10のうち代表例として図2〜4に示す車体後方側の型成形部10について以下に説明するが、車体前方側の型成形部9も略同様に構成されている。
型成形部10は、図2に示すように、グラスラン上辺部6の延長線上に延びる型成形一辺部たる型成形上辺部10aと、その型成形上辺部10aの後端から下方に延出する型成形縦辺部10bと、有しており、型成形上辺部10a前端が接続部11をもってグラスラン上辺部6の後端に接続されている一方、型成形縦辺部10b下端が接続部12をもってグラスラン縦辺部8の上端に接続されている。そして、型成形上辺部10aおよび第1押出成形部6が、ウインドウ開口部3の全閉時に、ドアガラス4の閉止方向側端部、すなわち上端部を受容するグラスラン一辺部として機能することになる。
型成形上辺部10aは、図3,4に示すように、断面略チャンネル状のグラスラン本体13と、そのグラスラン本体13の両側壁13a,13b先端から当該グラスラン本体13の底壁13c側に向けて延出する一対のグラスリップ14a,14bと、グラスラン本体12の両側壁13a,13bの先端から反グラスリップ14a,14b側にそれぞれ延出する一対のカバーリップ15a,15bと、サッシュ2装着状態でそのサッシュ2と係合する保持リップ16a,16bと、を有している。そして、サッシュ2の内周側に形成された断面略チャンネル状のリテーナ部2dに型成形上辺部10aが装着され、そのリテーナ部2d開口端のエッジ部が両カバーリップ15a,15bによってそれぞれ覆われるとともに、ドアガラス4上昇時に両グラスリップ14a,14bがドアガラス4の表裏両面にそれぞれ弾接することになる。
さらに、型成形上辺部10aのうちグラスラン本体13の底壁13cには、そのグラスラン本体13の開口端側に向かって接続部11側に傾斜した舌片状の緩衝リップ17が、型成形上辺部10aの長手方向で複数突設されている。これら各緩衝リップ17は、型成形部10のうち内周側のコーナー部と型成形部10のうち外周側のコーナー部とを結ぶ仮想線Lと略平行な方向に向かって一定の肉厚で延びるストレート形状のものであって、各緩衝リップ17とグラスラン本体13の両側壁13a13bとの間には間隙Gがそれぞれ形成されている。
図5は、以上のように構成した型成形部10を成形するための金型のうち後述する中子を示す断面図である。
以上のように構成した型成形部10を成形するには、図示外の複数の金型要素からなる金型に第1押出成形部6の後端および第2押出成形部8の上端をそれぞれ差し込み、第1押出成形部6の後端と第2押出成形部8の上端とを型成形部10になるべき空間を残して対向させた状態で、その空間に樹脂材料を注入する。これにより、型成形部10を介して第1押出成形部6と第2押出成形部8とが接続される。このように型成形部10を成形した上で上記金型を型開きしたならば、図5に示すように、上記各金型要素のうち型成形部10内面の成形を司る中子18付きの型成形部10を取り出し、その中子18を型成形部10から取り出す。このとき、各緩衝リップ17が仮想線Lとほぼ並行に形成されていることから、その仮想線Lに沿って型成形部10から中子18を取り出すことで、各緩衝リップ17が中子18に設けた各緩衝リップ成形用の凹部18aからそれぞれ無理なく円滑に引き抜かれる。
図6は、図3においてドアガラス4を閉止した状態を示す断面図であって、図7は図6のC−C断面図である。
以上のように構成したグラスラン5では、図6,7に示すように、ドアガラス4の上昇時に、そのドアガラス4の上端部を各緩衝リップ17によって受け止めることになる。詳細には、ドアガラス4の上昇中に、そのドアガラス4の上端部が各緩衝リップ17に当接すると、各緩衝リップ17がその根本部を支点として当該緩衝リップ17の延出方向を曲げるように底壁13c側へそれぞれ撓み変形することにより、ドアガラス4閉止時の衝撃を緩和していわゆる底付音を低減する。このとき、各緩衝リップ17と両側壁13a,13bとの間には間隙Gがそれぞれ設けられているから、両側壁13a,13bの変形を伴わずに各緩衝リップ17がそれぞれ撓み変形することになる。つまり、ドアガラス4の建て付けに応じて各緩衝リップ17のドアガラス4当接位置が当該各緩衝リップ17の幅方向でばらつき、例えばドアガラス4が各緩衝リップ17の幅方向一端に当接した場合であっても、それら各緩衝リップ17が十分に撓み変形することになる。
したがって、本実施の形態によれば、ドアガラス4の建て付けがばらついても、グラスラン5本来の機能であるシール性を損なうことなく、ドアガラス4閉止時のいわゆる底付き音を確実且つ十分に低減することができるようになる。
また、各緩衝リップ17が仮想線Lと略平行に形成されていることから、中子18を複数に分割することなく、中子18に設けた各緩衝リップ成形用の凹部18aから各緩衝リップ17をそれぞれ無理なく円滑に引き抜けるようになり、型成形部10の成形性が向上する上に、コスト的に有利になるメリットがある。
図8,9は上述した第1の実施の形態における各緩衝リップ17の変形例をそれぞれ示す図であって、第1の実施の形態における図4に相当する断面図である。なお、両型成形部9,10のうち代表例として図8,9に示す車体後方側の型成形部10について以下に説明するが、車体前方側の型成形部9も略同様に構成される。
図8に示す変形例の各緩衝リップ19は、その根本側から先端側へ向かって漸次肉薄となるテーパ状に形成したものである。また、図9に示す変形例の各緩衝リップ20は、底壁13cから一定の肉厚で延出するリップ部20aと底壁13cとの間に肉盛り部20bを形成したものであって、この肉盛り部20bによって各緩衝リップ20の根本部がその先端部よりも肉厚になっている。なお、他の部分は上述した第1の実施の形態と同様である。
したがって、図8,9に示す変形例によれば、第1の実施の形態と略同様の効果に加え、各緩衝リップ19または各緩衝リップ20の根本部を支点とした撓み変形に対する剛性が向上するから、ドアガラス4閉止時のいわゆる底付き音をより有効に低減できるようになる。
図10,11は本発明の第2の実施の形態を示す図であって、図10は第1の実施の形態における図3に相当する断面図、図11は図10のD−D断面図である。なお、両型成形部9,10のうち代表例として図10,11に示す車体後方側の型成形部10について以下に説明するが、車体前方側の型成形部9も略同様に構成される。
図10,11に示す第2の実施の形態では、型成形上辺部10aにおけるグラスラン本体13の底壁13cに、ドアガラス4開閉方向の投影面上で緩衝リップ17の幅方向両端部とそれぞれ重合する一対の突起部21を、各緩衝リップ17に対応してそれぞれ突設したものである。なお、他の部分は上述した第1の実施の形態と同様である。
より詳細には、各突起部21は、型成形上辺部10aの長手方向に沿った断面上で略台形状にそれぞれ形成されていて、その各突起部21のうち接続部11側の端面が底壁13cに対して略直角に形成されている一方、各突起部21のうち反接続部11側の端面が仮想線Lと略平行に形成されている。
図12は、図10においてドアガラス4を閉止した状態を示す断面図である。
以上のように構成したグラスラン5では、ウインドウ開口部3の開時、すなわち各緩衝リップ17が自由状態のときに、当該各緩衝リップ17とそれら各緩衝リップ17に対応する両突起部21とが互いに離間している一方で、ドアガラス4上昇中に各緩衝リップ17がその根本部を支点として当該各緩衝リップ17の延出方向を曲げるようにそれぞれ撓み変形すると、それら各緩衝リップ17の幅方向両端部が両突起部21によってそれぞれ両持ち支持される。そして、その状態からドアガラス4がさらに上昇すると、各緩衝リップ17が両突起部21との当接部分を支点として当該各緩衝リップ17の幅方向を曲げるように底壁13c側へそれぞれ撓み変形することになる。
したがって、本実施の形態によれば、ドアガラス4の閉動作時に、各緩衝リップ17が、その根本部を支点として当該緩衝リップ17の延出方向を曲げるように撓み変形するのに加え、その幅方向両端部を支点として当該緩衝リップ17の幅方向を曲げるように撓み変形するから、ドアガラス4閉止時の衝撃を有効に緩和していわゆる底付き音の発生をより確実に防止できるようになる。
なお、この第2の実施の形態では、上述した第1の実施の形態を基本とし、各緩衝リップ17と各突起部21とを組み合わせて用いた例を示したが、上述した図8に示す変形例の各緩衝リップ19または図9に示す変形例の各緩衝リップ20と各突起部21とを組み合わせて用いることも可能である。
本発明の第1の実施の形態として、自動車のフロントドアを示す図。 図1に示すグラスランのうち車体後方側のコーナー部を示す側面図。 図2のA−A断面図。 図3のB−B断面図。 型成形部を成形するための中子を示す断面図。 図3においてドアガラスを閉止した状態を示す断面図。 図6のC−C断面図。 第1の実施の形態における各緩衝リップの変形例を示す断面図。 第1の実施の形態における各緩衝リップの別の変形例を示す断面図。 本発明の第2の実施の形態を示す断面図。 図10のD−D断面図。 図10においてドアガラスを閉止した状態を示す断面図。
符号の説明
2…サッシュ(ウインドウフレーム)
4…ドアガラス(スライドガラス)
6…第1押出成形部
7…第2押出成形部
8…第2押出成形部
9…型成形部
10…型成形部
10a…型成形上辺部(型成形一辺部)
13c…底壁
17…緩衝リップ
19…緩衝リップ
20…緩衝リップ
21…突起部
L…仮想線
G…隙間

Claims (6)

  1. 自動車のウインドウフレーム内周側に装着され、スライドガラスの外周縁部を受容する断面略チャンネル状のグラスランにおいて、
    スライドガラスの閉止方向側端部を受容するグラスラン一辺部の底壁に、そのグラスラン一辺部の開口端側に向かって当該グラスラン一辺部の長手方向一方側に傾斜した緩衝リップが突設されているとともに、その緩衝リップと上記グラスラン一辺部の両側壁との間に間隙が設けられていて、
    スライドガラス閉止時に、そのスライドガラスの閉止方向側端部を上記緩衝リップによって受け止めるようになっていることを特徴とするグラスラン。
  2. 上記グラスラン一辺部の底壁に、スライドガラス開閉方向の投影面上で上記緩衝リップの幅方向両端部とそれぞれ重合する一対の突起部がそれぞれ突設されていて、
    その両突起部は、上記緩衝リップの自由状態で当該緩衝リップと離間している一方、上記緩衝リップが上記グラスラン本体の底壁側に撓み変形したときに、その緩衝リップの幅方向両端部をそれぞれ支持するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のグラスラン。
  3. 上記緩衝リップの根本部が当該緩衝リップの先端部よりも肉厚に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のグラスラン。
  4. 上記緩衝リップが上記グラスラン一辺部の長手方向で複数設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のグラスラン。
  5. 上記ウインドウフレームの一辺に装着され、スライドガラスの閉止方向側端部を受容する第1押出成形部と、上記ウインドウフレームの他辺に装着される第2押出成形部と、第1押出成形部と第2押出成形部とを接続する略L字形状の型成形部と、を備えていて、
    上記型成形部のうち第1押出成形部とともに上記グラスラン一辺部を構成する型成形一辺部の底壁に、上記緩衝リップが突設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のグラスラン。
  6. 上記緩衝リップが、上記型成形部のうち内周側のコーナー部と外周側のコーナー部とを結ぶ仮想線に対して略平行な方向に延びていることを特徴とする請求項5に記載のグラスラン。
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