JP2008174196A - ウェザーストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】コーナー部車内側において生じる折れ皺を防止するとともに、乗降時にユーザの体が中空シール部に対して強く擦れることによる中空シール部の損傷を防止しうるウェザーストリップを提供する。
【解決手段】自動車ボディBのドア開口周縁部に取付けられる取付基部10と、その取付基部10の車外側に設けられドアDに弾接する中空シール部30を備え、押出成形されてなるウェザーストリップ3のコーナー部における構造であって、中空シール部30をドアDとのシール面を除いてスポンジゴム材で成形するとともに、前記シール面だけにはソリッドゴム材による皮膜Sを施した。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のボディのドア開口部に沿って取付けられ、ドア閉時にドアに弾接して車内外をシールするウェザーストリップに関する。
図5に示すように、自動車のボディBに沿ってウェザーストリップ1が取付けられている。このウェザーストリップ1は、ドアDの開口部に沿って設けられたフランジFに挿入される断面略U字形の取付基部10と、その取付基部10の車外側側壁11に一体成形され、ドア閉時にドアDに弾接する中空シール部20とからなる。
なお、取付基部10の両側壁11,12の内側には挿入時にフランジFの面に摺接する突条片15が設けられ、車内側側壁12には舌状のリップ部16が設けられている。また、取付基部10には略U字形の芯金17が埋設されている。
このように構成されるウェザーストリップ1は、押出成形により製造され、特にコーナー部においては押出成形された二本の直線状のウェザーストリップが型成形により接続された状態で取付けられたり、あるいは、図6,図7で示すように、押出成形されたウェザーストリップがコーナー部に沿って曲げられた状態で取付けられたりしていた。
コーナー部を押出成形されたウェザーストリップで構成する場合、型成形接続したものとは異なりコーナー部内側に折れ皺が生じ、コーナー部におけるウェザーストリップの追従性が悪化するといった問題があった。
また中空シール部20は、EPDMなどのスポンジゴム材で形成されるため、乗降時にユーザの体が中空シール部20に対して強く擦れると中空シール部20が傷んで摩耗したり、また過度の場合には破れるおそれもある。
特に、中空シール部20は断面略円形状であるので、ユーザの体が接することによって中空シール部20が挟まれ締め付けられた場合、ユーザとの接触位置によっては、図8に示すように、中空シール部20は車内側に向けて大きく湾曲し、その大きく湾曲した部分Yに亀裂が入るといったこともあった。
これに対して、図9に示すように、スポンジゴム材で形成された中空シール部20の表面全体Zに渡ってEPDMなどのソリッドゴム材による皮膜Sを形成することが知られている。ここでは、ソリッドゴム材による皮膜Sを黒塗りして示した。
また、中空シール部20のコーナー部内側に生じる折れ皺防止のためソリッドゴム材による皮膜Sを形成した部分と形成しない部分とを組み合わせたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−301274号公報
しかしながら、図9で示したような、スポンジゴム材で形成された中空シール部20の表面全体Zに渡ってソリッドゴム材による皮膜Sを形成したウェザーストリップ1は、皮膜Sを形成した分、荷重がアップしてドア閉じ性が悪化するといった問題があるのに加え、ソリッドゴム材による皮膜Sを形成したウェザーストリップ1をコーナー部で曲げて配置させるとコーナー部内側にスポンジゴム材で形成した場合よりも折れ皺が発生しやすく、コーナー部の追従性が悪いといった問題がある。
このコーナー部の追従性の悪化に対しては、図10で示すように、中空シール部20の内部にパッドPを入れたりして対応する必要があるが、パッドPの追加によってコスト高になるとともに、パッドPの挿入作業が煩雑化するといった問題がある。
また、特許文献1に記載のウェザーストリップによれば、中空シール部の断面略半分をスポンジゴム材とし、残りの断面略半分をソリッドゴム材による皮膜とするので、コーナー部内側において折れ皺が発生することを抑えることができる。
しかしながら、中空シール部の車内側にスポンジゴム材が露出するものであるので、乗降時にユーザの体が中空シール部に対して強く擦れると中空シール部が傷んだり、破れるといったおそれは依然として残る。
また特許文献1に記載のウェザーストリップの中空シール部は断面略円形状であるので、ユーザの体が接することによって中空シール部が挟まれ締め付けられた場合、ユーザとの接触位置によっては、図8に示すように、中空シール部は車内側に向けて大きく湾曲する場合があり、しかも中空シール部の車内側はスポンジゴム材で形成されているので、その大きく湾曲した部分に亀裂が入るといった問題も依然として残る。
そこで本発明の目的は、コーナー部車内側において生じる折れ皺を防止するとともに、乗降時にユーザの体が中空シール部に対して強く擦れることによる中空シール部の損傷を防止しうるウェザーストリップを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のウェザーストリップ(3,4,5,6)は、自動車ボディ(B)のドア(D,D2)開口周縁部に取付けられる取付基部(10)と、その取付基部(10)の車外側に設けられ前記ドア(D,D2)に弾接する中空シール部(30,40,50,60)を備え、押出成形されてなるウェザーストリップ(3,4,5,6)のコーナー部における構造であって、
前記中空シール部(30,40,50,60)を前記ドア(D,D2)とのシール面を除いてスポンジゴム材で成形するとともに、前記シール面だけにはソリッドゴム材による皮膜(S)を施したことを特徴とする。
また本発明の請求項2に記載のウェザーストリップ(5)は、自動車ボディ(B)のドア(D)開口周縁部に取付けられる取付基部(10)と、その取付基部(10)の車外側に設けられ前記ドア(D)に弾接する中空シール部(50)を備え、押出成形されてなるウェザーストリップ(5)のコーナー部における構造であって、
前記中空シール部(50)は、前記取付基部(10)に一端(50a)及び他端(50b)が接続された断面略円形状であり、前記中空シール部(50)をスポンジゴム材で成形するとともに、前記ドア(D)とのシール面側となる前記取付基部(10)の一端(50a)から前記断面略円形状の中間までの表面だけにはソリッドゴム材による皮膜(S)を施したことを特徴とする。
さらに本発明の請求項3に記載のウェザーストリップ(3,4)は、自動車ボディ(B)のドア(D)開口周縁部に取付けられる取付基部(10)と、その取付基部(10)の車外側に設けられ前記ドア(D)に弾接する中空シール部(30,40)を備え、押出成形されてなるウェザーストリップ(3,4)のコーナー部における構造であって、
前記中空シール部(30,40)は、前記取付基部(10)に一端(31a)が接続され中空シール部(30)外方に向けて膨出湾曲し前記ドア(D)とのシール面となる部分を有する第一中空壁(31)と、前記第一中空壁(31)の他端(31b)を突出頂部とするように前記第一中空壁(31)の他端(31b)の中空シール部(30,40)内方に一端(32a,42a)が接続され他端(32b,42b)が前記取付基部(10)に接続された第二中空壁(32,42)とからなり、前記ドア(D)との弾接時、前記第二中空壁(32,42)の一端(32a,42a)寄りの部分(35,45)を中空シール部(30,40)内方に向けて膨出湾曲させて前記頂部(31b)を前記内方に向けて倒れるようにしたもので、前記中空シール部(30,40)を前記ドア(D)とのシール面を除いてスポンジゴム材で成形するとともに、前記シール面だけにはソリッドゴム材による皮膜(S)を施したことを特徴とする。
さらにまた本発明の請求項4に記載のウェザーストリップ(3,4)は、自動車ボディ(B)のドア(D)開口周縁部に取付けられる取付基部(10)と、その取付基部(10)の車外側に設けられ前記ドア(D)に弾接する中空シール部(30,40)を備え、押出成形されてなるウェザーストリップ(3,4)のコーナー部における構造であって、
前記中空シール部(30,40)は、前記取付基部(10)に一端(31a)が接続され中空シール部(30,40)外方に向けて膨出湾曲し前記ドア(D)とのシール面となる部分を有する第一中空壁(31)と、前記第一中空壁(31)の他端(31b)を突出頂部とするように前記第一中空壁(31)の他端(31b)の中空シール部(30)内方に一端(32a,42a)が接続され他端(32b,42b)が前記取付基部(10)に接続された第二中空壁(32,42)とからなり、前記ドア(D)との弾接時、前記第二中空壁(32,42)の一端(32a,42a)寄りの部分(35,45)を中空シール部(30,40)内方に向けて膨出湾曲させて前記頂部(31b)を前記内方に向けて倒れるようにしたもので、前記中空シール部(30,40)をスポンジゴム材で成形するとともに、前記第一中空壁(31)の頂部(31b)から中空シール部(30,40)外方に向けて膨出湾曲した部分(Q)に渡ってだけにはソリッドゴム材による皮膜(S)を施したことを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための最良の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載のウェザーストリップによれば、取付基部と中空シール部を備え、押出成形されてなるウェザーストリップのコーナー部において、中空シール部をドアとのシール面を除いてスポンジゴム材で成形するとともに、シール面だけにはソリッドゴム材による皮膜を施したので、中空シール部表面全体にソリッドゴム材による皮膜を施したものと比較して荷重を低く抑えることができ、ドア閉じ性の悪化を防止することができる。
また、ソリッドゴム材による皮膜が施されるのは、シール面となるウェザーストリップのコーナー部内側であるので、その部分に折れ皺が発生することが防止される。
さらに乗降時にユーザの体が接触する中空シール部の部分はソリッドゴム材による皮膜によって覆われるため、たとえユーザの体が中空シール部に対して強く擦れることがあっても、容易に中空シール部が傷んだり、あるいは破れたりすることはない。
また、本発明の請求項2に記載のウェザーストリップによれば、中空シール部は断面略円形状であり、中空シール部をスポンジゴム材で成形するとともに、ドアとのシール面側となる取付基部の一端から断面略円形状の中間までの表面だけにソリッドゴム材による皮膜を施したので、通常、使用される断面略円形状の中空シール部であっても、請求項1に係る発明と同様の作用,効果が得られる。
特に、本発明の請求項2に記載のウェザーストリップによれば、ソリッドゴム材による皮膜は、シール面を含めそれよりも広範囲となるので、乗降時にユーザの体が接触して中空シール部の損傷を防止しうる中空シール部の範囲が広がる。
さらに、本発明の請求項3に記載のウェザーストリップによれば、請求項1に係る発明の作用,効果に加えて、中空シール部を、外方に向けて膨出湾曲しシール面を有する第一中空壁と、第一中空壁の他端を突出頂部とするように第一中空壁の他端内方に一端が接続され他端が取付基部に接続された第二中空壁とからなり、ドアとの弾接時、第二中空壁の一端寄りの部分を中空シール部内方に向けて膨出湾曲させて頂部を前記内方に向けて倒れるようにしたので、乗降時にユーザの体が中空シール部に接触しても中空シール部は容易に倒れる。これにより、中空シール部の摩耗性が向上するので、中空シール部の損傷が防止される。
また、同じ高さの断面略円形状の中空シール部と比較した場合、シールラップ量は同じであるにもかかわらず中空部の大きさは小さくなるので、シール効果は同様でコーナー部における追従性に優れ、よって、コーナー部内側に折れ皺が発生することが減少する。
また、従来例(図8)で示したように、中空シール部が車内側に向けて大きく湾曲することはないので、その大きく湾曲した部分に亀裂が入るといった問題もない。
また、本発明の請求項4に記載のウェザーストリップによれば、請求項4に係る発明の作用,効果に加えて、ソリッドゴム材による皮膜は、第一中空壁の頂部から中空シール部外方に向けて膨出湾曲した部分に渡り、シール面を含めそれよりも広範囲となるので、乗降時にユーザの体が接触して中空シール部の損傷を防止しうる中空シール部の範囲が広がる。
(第一実施形態)
図1及び図2を参照して、本発明の第一実施形態に係るウェザーストリップ3について説明する。図1は本発明の第一実施形態に係るウェザーストリップ3を示す断面図であり、図6のA−A線に相当する。また、図2は第一実施形態に係るウェザーストリップ3の中空シール部30が撓む様子を示す断面図である。なお、従来で示したものと同一部分には同一符号を付した。
本発明の第一実施形態に係るウェザーストリップ3は、自動車のボディBのドアD開口周縁部に沿って設けられたフランジFに挿入して取付けられる取付基部10と、その取付基部10の車外側となる車外側側壁11に設けられドアD閉時にそのドアDに弾接する中空シール部30を備え、取付基部10と中空シール部30が一体的に押出成形されることによって製造されたウェザーストリップ3であって、特にドア開口周縁部のコーナー部に沿って押出成形されたウェザーストリップ3が曲げられることにより取付けられる構造に関するものである。
取付基部10は、車外側側壁11と,車内側側壁12と,それら両側壁11,12を連結する底壁13からなる断面略U字形であり、EPDMなどのソリッドゴム材で形成されている。そして、両側壁11,12の内側には挿入時にフランジFの面に摺接する突条片15が設けられ、また車内側側壁12には舌状のリップ部16が設けられている。また取付基部10には略U字形の芯金17が埋設されている。
一方、中空シール部30は、第一中空壁31と第二中空壁32から構成され、パンタグラフのような形状をしている。
第一中空壁31は、中空シール部30の外方、すなわち車外側に向けて、断面略く字形に膨出湾曲している。第一中空壁31の一端31aは、取付基部10の車外側側壁11の底壁13寄り部位から、斜め外側(図1において斜め左上側)に向けて突出し車外側側壁11に略平行にさらに外側(図1において左側)に突出した部位に接続されている。なお、断面略く字形の部分は、折れ点R1から第一中空壁31の一端31aまでの距離より、折れ点R1から第一中空壁31の他端31bまでの距離を長くしている。この第一中空壁31の膨出湾曲した部分にドアDとのシール面となる部分が位置するようになっている。
また、第二中空壁32は、第一中空壁31とは逆側、すなわち、断面略逆く字形に膨出湾曲している。第二中空壁32の一端32aは、第一中空壁31の他端31bを突出頂部とするように第一中空壁31の他端31bの中空シール部30の内方に接続され、第二中空壁32の他端32bは、取付基部10の車外側側壁11の端部寄り部位から、斜め外側(図1において斜め右上側)に向けて突出した部位に接続されている。なお、断面略逆く字形の部分は、折れ点R2から第二中空壁32の他端32bまでの距離より、折れ点R2から第二中空壁32の一端31aまでの距離を長くしている。
これにより、ドアDの閉時にそのドアDが中空シール部30に弾接すると、図2に示すように、第二中空壁32の一端32a寄りの部分35が中空シール部30内方(図2において下側)に向けて膨出湾曲させられ、頂部31bを前記内方に向けて倒れるようになっている。
なお、第一中空壁31の折れ点R1から他端31bまでの部分の厚さは、第二中空壁32の折れ点R2から一端32aまでの部分の厚さよりも肉厚にされていて、第二中空壁32の一端32a寄りの部分35が中空シール部30内方に向けて容易に膨出湾曲し、これにともない頂部31bが簡単に倒れるような構成にしている。
このように、中空シール部30は、互いに対向する折れ点R1,R2が外側に向くようにされた断面略く字形の第一中空壁31と断面略逆く字形の第二中空壁32からなるパンタグラフタイプの形状をしているので、図2に示すように中空シール部30は内方に向けて倒れ易い。
よって、乗降時にユーザの体が中空シール部30に接触しても中空シール部30は容易に倒れ摩耗性が向上するので、中空シール部30の損傷が防止される。
また、同じ高さの断面略円形状の中空シール部と比較した場合、シールラップ量は同じであるにもかかわらず中空部の大きさは小さいので、シール効果は同様でコーナー部における追従性に優れる。よって、中空シール部30の形状によってコーナー部内側に折れ皺が発生することを減少させることができる。また、図8で示したように、中空シール部30が車内側に向けて大きく湾曲することはないので、その大きく湾曲した部分に亀裂が入るといった問題もない。
そして、中空シール部30をスポンジゴム材で成形するとともに、第一中空壁31の他端となる頂部31bから中空シール部30外方に向けて膨出湾曲した部分Qに渡ってだけにはソリッドゴム材による皮膜Sを施したものである。ここでは、ソリッドゴム材による皮膜Sを黒塗りして示した。
このように、中空シール部30の表面全体に渡ってではなく、第一中空壁31の他端となる頂部31bから中空シール部30外方に向けて膨出湾曲した部分Qにだけにソリッドゴム材による皮膜Sを施したので、中空シール部30表面全体にソリッドゴム材による皮膜Sを施したものと比較して荷重を低く抑えることができ、ドア閉じ性の悪化を防止することができる。
また、第一中空壁31の他端となる頂部31bから中空シール部30外方に向けて膨出湾曲した部分Qは、ウェザーストリップ3のコーナー部内側となり、その部分Qだけにソリッドゴム材による皮膜Sが施されているのでその部分Qに折れ皺が発生することが防止される。
さらに乗降時にユーザの体が接触する中空シール部30の部分Qはソリッドゴム材による皮膜Sによって覆われるため、たとえユーザの体が中空シール部30に対して強く擦れることがあっても、容易に中空シール部30が傷んだり、あるいは破れたりすることはない。
なお、本実施形態では、中空シール部30の表面全体に渡ってではなく、第一中空壁31の他端となる頂部31bから中空シール部30外方に向けて膨出湾曲した部分Qにだけにソリッドゴム材による皮膜Sを施すようにしたが、その膨出湾曲した部分QにおけるドアDとのシール面だけにソリッドゴム材による皮膜Sを施し、中空シール部30のその他の部分をスポンジゴム材で形成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、中空シール部30を、断面略く字形の第一中空壁31と断面略逆く字形の第二中空壁32からなるパンタグラフタイプの形状としたが、図3に示すウェザーストリップ4の中空シール部40のように、断面略逆く字形の第二中空壁32にかえて、断面略直線形あるいは断面略S字形の第二中空壁42にしてもよい。
この場合、第二中空壁42の一端42aは、第一中空壁31の他端31bを突出頂部とするように第一中空壁31の他端31bの中空シール部40の内方に接続され、第二中空壁32の他端32bは、取付基部10の車外側側壁11の端部寄り部位から、斜め外側(図1において斜め右上側)に向けて突出した部位に接続されている。
そして、ドアDの閉時にそのドアDが中空シール部40に弾接すると、第二中空壁42の一端42a寄りの部分45が中空シール部40内方に向けて膨出湾曲させられ、頂部31bを前記内方に向けて倒すようになっている。
なお、第一中空壁31の折れ点R1から他端31bまでの部分の厚さは、第二中空壁42の厚さよりも肉厚にされていて、第二中空壁42の一端42a寄りの部分45が中空シール部40内方に向けて容易に膨出湾曲し、これにともない頂部31bが簡単に倒れるような構成にしている。
(第二実施形態)
次に、図4を参照して、本発明の第二実施形態に係るウェザーストリップ5について説明する。図4は本発明の第二実施形態に係るウェザーストリップ5を示す断面図であり、図6のA−A線に相当する。なお、第一実施形態で示したものと同一部分には同一符号を付した。
本発明の第二実施形態に係るウェザーストリップ5は、第二実施形態と同様に、自動車ボディBのドア開口周縁部に取付けられる取付基部10と、その取付基部10の車外側に設けられドアDに弾接する中空シール部50を備え、押出成形されてなるウェザーストリップ5のコーナー部における構造であって、中空シール部50を断面略円形状にしたものである。
すなわち、中空シール部50は、一端50a及び他端50bは取付基部10の車外側側壁11に接続されたもので、中空シール部50をスポンジゴム材で成形するとともに、ドアDとのシール面側となる取付基部10の一端50aから断面略円形状の中間までの部分Hの表面だけにソリッドゴム材による皮膜Sを施したものである。ここでは、ソリッドゴム材による皮膜Sを黒塗りして示した。
これによれば、中空シール部50は断面略円形状であるので、第一実施形態の中空シール部30,40と比較して、中空を小さくするように倒れ易くしたということはないが、中空シール部50の表面全体に渡ってではなく、中空シール部50の一端50aから断面略円形状の中間までの部分Hの表面だけにソリッドゴム材による皮膜Sを施したので、中空シール部50表面全体にソリッドゴム材による皮膜Sを施したものと比較して荷重を低く抑えることができ、ドア閉じ性の悪化を防止することができる。
また、中空シール部50の一端50aから断面略円形状の中間までの部分Hは、ウェザーストリップ5のコーナー部内側となり、その部分Hだけにソリッドゴム材による皮膜Sが施されているのでその部分Hに折れ皺が発生することが防止される。
さらに乗降時にユーザの体が接触する中空シール部50の部分Hはソリッドゴム材による皮膜Sによって覆われるため、たとえユーザの体が中空シール部50に対して強く擦れることがあっても、容易に中空シール部50が傷んだり、あるいは破れたりすることはない。
なお、本発明の第二実施形態では、取付基部10の一端50aから断面略円形状の中間までの部分Hだけにソリッドゴム材による皮膜Sを施すようにしたが、その部分HにおけるドアDとのシール面だけにソリッドゴム材による皮膜Sを施し、中空シール部50のその他の部分をスポンジゴム材で形成するようにしてもよい。
また、本発明の第一,第二実施形態では、自動車のサイド側のボディBのドア(サイドドア)D開口周縁部に沿って設けられたウェザーストリップ3〜5について説明したが、図11に示すように、バックドアD2あるいはトランクに弾接するウェザーストリップ6に対しても適用することができる。
すなわち、ウェザーストリップ6は、自動車のバック側のボディBのドア(バックドア)D2開口周縁部に沿って設けられたフランジFに挿入して取付けられる取付基部10と、その取付基部10の車外側となる底壁13に設けられドアD2閉時にそのドアD2に弾接する中空シール部60を備え、取付基部10と中空シール部60が一体的に押出成形されることによって製造されたウェザーストリップ6であって、特にドア開口周縁部のコーナー部に沿って押出成形されたウェザーストリップ6が曲げられることにより取付けられるものである。取付基部10は、車外側側壁11と,車内側側壁12と,それら両側壁11,12を連結する底壁13からなる断面略U字形であり、EPDMなどのソリッドゴム材で形成されている。そして、両側壁11,12の内側には挿入時にフランジFの面に摺接する突条片15が設けられ、また車外側側壁11には舌状のアウターリップ部16aが設けられ、車内側側壁12には舌状のインナーリップ部16bが設けられている。また取付基部10には略U字形の芯金17が埋設されている。
ここで、中空シール部60は、第一中空壁61と第二中空壁62から構成され、パンタグラフのような形状をしている。第一中空壁61は、断面略逆く字形に膨出湾曲して、第一中空壁61の一端61aは、取付基部10の底壁13から斜め外側(図11において右側)に向けて接続されている。また、第二中空壁62は、第一中空壁61とは逆側、すなわち、断面略く字形に膨出湾曲し、第二中空壁62の一端62aは、第一中空壁61の他端61bを突出頂部とするように第一中空壁61の他端61bの中空シール部60の内方に接続され、第二中空壁62の他端62bは、取付基部10の底壁13から斜め外側(図11において上側)に向けて接続されている。
そして、中空シール部60をスポンジゴム材で成形するとともに、第一中空壁61の他端となる頂部61bから断面略逆く字形の折れ点までに渡ってだけにはソリッドゴム材による皮膜Sを施したものである。ここでは、ソリッドゴム材による皮膜Sを黒塗りして示した。なお、ソリッドゴム材による皮膜Sを第一中空壁61の他端となる頂部61bから第一中空壁61の一端61aにまで施すようにしてよい。
このように、中空シール部60はパンタグラフ状で倒れ易く、しかも表面全体に渡ってではなく、ソリッドゴム材による皮膜Sを部分的に施したので、第一実施形態で説明したものと同様の作用効果が得られる。
本発明の第一実施形態に係るウェザーストリップを示すもので、図6のA−A線に相当する断面図である。 図1に示すウェザーストリップの中空シール部が撓む様子を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係る別のウェザーストリップを示すもので、図6のA−A線に相当する断面図である。 本発明の第二実施形態に係るウェザーストリップを示すもので、図6のA−A線に相当する断面図である。 自動車の外観側面図である。 図5のX部に取付けられるウェザーストリップを示す拡大斜視図である。 従来例に係るウェザーストリップを示すもので、図6のA−A線に相当する断面図である。 図7に示すウェザーストリップの中空シール部が大きく撓んだ様子を示す断面図である。 従来例に係る別のウェザーストリップを示すもので、図6のA−A線に相当する断面図である。 図9に示すウェザーストリップの中空シール部内にパッドを挿入した様子を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る別のウェザーストリップを示す断面図である。
符号の説明
1 ウェザーストリップ
3 ウェザーストリップ
4 ウェザーストリップ
5 ウェザーストリップ
6 ウェザーストリップ
10 取付基部
11 車外側側壁
12 車内側側壁
13 底壁
15 突条片
16 リップ部
16a アウターリップ部
16b インナーリップ部
17 芯金
20 中空シール部
30 中空シール部
31 第一中空壁
32 第二中空壁
31a 第一中空壁の一端
31b 第一中空壁の他端(頂部)
32a 第二中空壁の一端
32b 第二中空壁の他端
35 第二中空壁の一端寄りの部分
40 中空シール部
42a 第二中空壁の一端
42b 第二中空壁の他端
45 第二中空壁の一端寄りの部分
50 中空シール部
50a 中空シール部の一端
50b 中空シール部の他端
60 中空シール部
61 第一中空壁
61a 第一中空壁の一端
61b 第一中空壁の他端
62 第二中空壁
62a 第二中空壁の一端
62b 第二中空壁の他端
B ボディ
D ドア
D2 バックドア
F フランジ
H 中空シール部一端から中間までの部分
P パッド
Q 膨出湾曲した部分
R1 折れ点
R2 折れ点
S ソリッドゴム材による皮膜

Claims (4)

  1. 自動車ボディのドア開口周縁部に取付けられる取付基部と、その取付基部の車外側に設けられ前記ドアに弾接する中空シール部を備え、押出成形されてなるウェザーストリップのコーナー部における構造であって、
    前記中空シール部を前記ドアとのシール面を除いてスポンジゴム材で成形するとともに、前記シール面だけにはソリッドゴム材による皮膜を施したことを特徴とするウェザーストリップ。
  2. 自動車ボディのドア開口周縁部に取付けられる取付基部と、その取付基部の車外側に設けられ前記ドアに弾接する中空シール部を備え、押出成形されてなるウェザーストリップのコーナー部における構造であって、
    前記中空シール部は、前記取付基部に一端及び他端が接続された断面略円形状であり、
    前記中空シール部をスポンジゴム材で成形するとともに、前記ドアとのシール面側となる前記取付基部の一端から前記断面略円形状の中間までの表面だけにはソリッドゴム材による皮膜を施したことを特徴とするウェザーストリップ。
  3. 自動車ボディのドア開口周縁部に取付けられる取付基部と、その取付基部の車外側に設けられ前記ドアに弾接する中空シール部を備え、押出成形されてなるウェザーストリップのコーナー部における構造であって、
    前記中空シール部は、前記取付基部に一端が接続され中空シール部外方に向けて膨出湾曲し前記ドアとのシール面となる部分を有する第一中空壁と、前記第一中空壁の他端を突出頂部とするように前記第一中空壁の他端の中空シール部内方に一端が接続され他端が前記取付基部に接続された第二中空壁とからなり、前記ドアとの弾接時、前記第二中空壁の一端寄りの部分を中空シール部内方に向けて膨出湾曲させて前記頂部を前記内方に向けて倒れるようにしたもので、
    前記中空シール部を前記ドアとのシール面を除いてスポンジゴム材で成形するとともに、前記シール面だけにはソリッドゴム材による皮膜を施したことを特徴とするウェザーストリップ。
  4. 自動車ボディのドア開口周縁部に取付けられる取付基部と、その取付基部の車外側に設けられ前記ドアに弾接する中空シール部を備え、押出成形されてなるウェザーストリップのコーナー部における構造であって、
    前記中空シール部は、前記取付基部に一端が接続され中空シール部外方に向けて膨出湾曲し前記ドアとのシール面となる部分を有する第一中空壁と、前記第一中空壁の他端を突出頂部とするように前記第一中空壁の他端の中空シール部内方に一端が接続され他端が前記取付基部に接続された第二中空壁とからなり、前記ドアとの弾接時、前記第二中空壁の一端寄りの部分を中空シール部内方に向けて膨出湾曲させて前記頂部を前記内方に向けて倒れるようにしたもので、
    前記中空シール部をスポンジゴム材で成形するとともに、前記第一中空壁の頂部から中空シール部外方に向けて膨出湾曲した部分に渡ってだけにはソリッドゴム材による皮膜を施したことを特徴とするウェザーストリップ。
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