JP2001205895A - カバー開閉機構 - Google Patents
カバー開閉機構Info
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Abstract
付基部)への必要以上の負荷による損傷を確実に防止す
ることができるカバー開閉機構を提供する。 【解決手段】 装置本体1に凹凸嵌合による2点支持に
て開閉自在に互いにヒンジ結合されるカバー本体10を
有するとともに、カバー本体10の開扉時の回動範囲θ
を装置本体1との接触係止にて規制する。カバー開扉状
態において、カバー本体10に所定の回動範囲θを越え
る過剰の開扉動作で必要以上の負荷が掛かった際に、カ
バー本体10に設けた逃げ溝15A、15Bの側面がヒ
ンジ保持部材11A、11Bに摺接し、ヒンジ結合を開
放する方向にヒンジ保持部材11A、11Bを押しやる
ことで装置本体1とのヒンジ結合状態を開放し、カバー
本体10を離脱可能にする。
Description
リンタ等の画像形成装置に用いられるカバー開閉機構に
関し、更に詳しくは、カバー開扉操作時の必要以上の負
荷に対するヒンジ結合部分の保護性を高めるようにした
カバー開閉機構に関する。
カバーとカバー開閉機構を備えている。例えば、複写機
は、原稿読み込むために開く原稿カバーを備え、プリン
タは、インクカートリッジや修理、保守などのために開
くカバーを備えている。これら画像形成装置のカバー
は、ヒンジ機構によって回動可能に本体装置に固定され
ている。複写機の原稿カバーは、ユーザが原稿の読取り
毎に開閉動作が行われるため、ヒンジ部や保持部への負
担が大きく、関連部材の損傷防止や操作性向上のために
工夫がなされている。
いては、特開平11−237700号公報に開示されて
いるように、原稿カバーの取付基部のヒンジ軸廻りに隆
起部を傾斜させて形成し、この隆起部に圧縮バネにて付
勢されたピンを押し当てることにより、原稿カバーを開
閉途中で静止させるものがある。
おいては、逆にインク交換や修理保守のときに開く程度
で、頻繁に開閉されることはないので、単純な開閉機構
の物が多い。以下に、従来のインクジェットプリンタに
ついて説明する。
図16から図18に示す。図16はその断面図、図17
は、その平面図である。この従来のインクジェットプリ
ンタは、装置本体1と、その上部に回動自在に設けられ
たカバー本体10と、給紙トレイ8と、排紙トレイ9と
から構成される。
1は、合成樹脂製キャビネットとその内部に収容された
部品からなり、装置本体1内に上方が開口する収容空間
2が形成される。この収容空間2内に、前後一対のスラ
イドレール3を配置し、このスライドレール3上にキャ
リッジ4を左右水平方向に往復駆動自在に設ける。この
キャリッジ4の下部には、プリントヘッド5が組付けら
れ、このプリントヘッド5には、収容空間2の開口部2
aからキャリッジ4上に交換可能に装填されるインクカ
ートリッジ6を介してインクが供給される。
7を介して給紙カセット8からのプリント用紙Pが給紙
される。キャリッジ4の往復動に伴うインクカートリッ
ジ6からのインクの供給により、プリント用紙P上に所
望の印字処理が行われ、印字処理後のプリント用紙Pを
排紙カセット9上に排紙する。
クス型構造を有するカバー本体10が2点支持にて互い
に凹凸嵌合状態でヒンジ結合されて組付けられている。
このカバー本体10にて、装置本体1の上面部に開口す
る収容空間2の開口部2aを開閉可能に覆っている。
の拡大図を図18に示し、図17と図18によりこのカ
バー開閉機構を説明する。装置本体1の背面側のヒンジ
結合部分に所定の間隔D1で一対の舌片状のヒンジ保持
部材11A,11Bを弾性変形可能に一体に形成する。
これら各々のヒンジ保持部材11A,11Bの先端部に
は、ヒンジ突起12A,12Bが、ヒンジ軸O上に互い
に対峙させて一体に形成されている。一方、カバー本体
10側のヒンジ結合部分には、所定の間隔W1を存して
一対のヒンジ部材13A,13Bがヒンジ保持部材11
A,11Bにそれぞれ対応させて一体に突出形成されて
いる。これら各々のヒンジ部材13A,13Bには、ヒ
ンジ孔14A,14Bがヒンジ軸O上に互いに対峙させ
て形成されている。
組付ける場合には、カバー本体10側のヒンジ部材13
A,13Bを装置本体1側のヒンジ保持部材11A,1
1Bにて外側から挾持するように組付けるとともに、各
々のヒンジ保持部材11A,11Bを外側に向け弾性変
形させて、各々のヒンジ突起12A,12Bをヒンジ部
材13A,13Bのヒンジ孔14A,14Bに弾性的に
凹凸嵌合させることにより行われるようになっている。
が接触する装置本体1の背面側の接触部位1aには、左
右一対のストッパ16A,16Bが突出形成され、カバ
ー開扉時に、これら各々のストッパ16A,16Bにカ
バー本体10の接触部位10aを当接係止させることに
より、図16に2点破線にて示すカバー本体10の回動
範囲θを規制し、カバー開扉状態を維持可能にしてい
る。
11−237700号公報に開示されているカバー開閉
機構では、原稿カバーを開閉途中で静止させることによ
り、従前のような開扉時における原稿カバーの取付基部
に加わる衝撃等による負荷を防止しているものである
が、ユーザの不注意による原稿カバーの回動範囲外の開
扉動作を完全に防止することが困難で、故障し易く、し
かも、複雑な構造を有するために、容易に修復が行えな
い。
けるカバー開閉機構では、簡易なヒンジ結合にて装置本
体1に開閉可能に組付けてなる構造となっている。この
ため、ユーザの不注意等によりカバー本体10を所定の
回動範囲θを越えるように無理矢理に開扉動作させる
と、ストッパ16A,16Bに当接係止するカバー本体
10の接触部位10aが、合成樹脂素材自体の弾力性に
て弾性変形して、カバー本体10が所定の回動範囲θ外
の過剰な回動範囲θ1(図16参照)まで開扉したとす
る。このとき、装置本体1とカバー本体10との互いの
ヒンジ結合部分には、必要以上の負荷が掛かり、ストレ
スが蓄積するために、カバー保持部材11A,11Bや
ヒンジ部材13A,13Bの折損、ヒンジ孔14A,1
4Bの破損などの損傷が生じ易く、信頼性を低下させる
ばかりでなく、操作性を悪化させ、しかも、ライフサイ
クルを短縮させる。
ので、カバー開扉動作におけるヒンジ結合部分(取付基
部)への必要以上の負荷による損傷を確実に防止するこ
とができるようにしたカバー開閉機構を提供することを
目的とする。
形成されたヒンジ部と、装置本体に設けられたヒンジ保
持部とからなり、前記装置本体にカバー本体を回動自在
にヒンジ結合するカバー開閉機構である。そして、カバ
ー開扉動作時に、前記ヒンジ保持部材が接触する前記カ
バー本体の接触部分に逃げ溝を対応させて設け、前記カ
バー本体を所定の回動範囲を超えて開いた時に、前記ヒ
ンジ保持部材の少なくとも一方に前記逃げ溝の側面が摺
接して、ヒンジ結合を開放する方向に向けヒンジ保持部
材を押しやることを特徴とする。
が、前記保持部材を開放方向に押しやる方向に形成され
た斜面を有することを特徴とする。
に、C面またはR形状に面取り処理が施されていること
を特徴とする。
合長さの合計が、前記各々のヒンジ保持部材のヒンジ開
放方向の変位量と、前記カバー本体のヒンジ部材間のヒ
ンジ開放方向の変位量とを加算した長さよりも短いこと
を特徴とする。
合長さが異なることを特徴とする。さらに、前記ヒンジ
結合部分の嵌合長さは、前記カバー本体を所定の回動範
囲を超えて開いた時に、前記逃げ溝の摺接側面に摺接す
るヒンジ結合部分の嵌合長さを、前記逃げ溝の摺接部に
摺接しないヒンジ保持部材のヒンジ突起の嵌合長さより
も長くすることが望ましい。
機構は、装置本体に開閉自在に組付けられるカバー本体
に、カバー開扉時の所定の回動範囲外の開扉動作にて必
要以上の負荷が掛かった際、装置本体側のヒンジ結合部
分に形成されるヒンジ保持部材逃げ溝に摺接させてヒン
ジ結合状態を開放し離脱可能にしている。このことか
ら、ヒンジ結合部分におけるストレスの蓄積による損傷
を確実に防止することができる。これにより、信頼性及
び操作性を高めることができるとともに、ライフサイク
ルを短縮させることがない。
ら図15に示す図面を参照しながら詳細に説明する。な
お、本発明に係る図示の実施形態において、図16から
図18に示す従来構造のインジェクトプリンタにおける
カバー開閉機構と構成が重複する部分には同一符号を用
い、その説明は省略する。
るカバー開閉機構は、図16から図18に示す従来のヒ
ンジ結合構造と以下の点で異なる。すなわち、両者の相
違点は、所定の角度以上にカバーを開いたときに(ヒン
ジ結合部分に所定以上の負荷がかかった場合)、ヒンジ
部材がヒンジ保持部材から離脱するヒンジ結合部分にあ
る。以下に詳しく説明する。
えたインジェクトプリンタのカバー閉扉状態における斜
視図、図2はカバー開扉状態における斜視図、図3はカ
バー閉扉状態における側面図、図4は同じく平面図、図
5は同じく概略的断面図、図6(A)(B)は同じくヒ
ンジ結合部分の拡大図である。すなわち、本発明に係る
カバー開閉機構は、上記図に示すように、例えばカバー
本体10の各々の逃げ溝15A,15Bに傾斜面からな
る摺接部17A,17Bが左右対称的に切欠き形成され
ている。そして、これらの摺接部17A,17Bの一方
(図示の実施形態では、左側の逃げ溝15A)には、装
置本体1側の各々のヒンジ保持部材11A,11Bの一
方(図示の実施形態では、左側のヒンジ保持部材11
A)のみが摺接可能になっている。
ジ保持部材11A,11Bのヒンジ突起12A,12B
は、ヒンジ部材13A,13Bのヒンジ孔14A,14
Bに嵌合している。そして、一方のヒンジ突起12Aの
ヒンジ孔14Aへの嵌合長さd1が、他方のヒンジ突起
12Bのヒンジ孔14Bへの嵌合長さd2よりも長くな
るように(d1>d2)、設定されている。
ば、カバー本体10の通常の開扉動作においては、図7
から図9に示すように、装置本体1の背面側接触部位1
aに突出する各々のストッパ16A,16Bに、カバー
本体10の接触部位10aを当接係止させることによ
り、その回動範囲θが規制されている。そして、各々の
逃げ溝15A,15Bに形成した摺接部17A,17B
には、各々のヒンジ保持部材11A,11Bが摺接する
ことなく所定の回動範囲θ内でのカバー開扉状態を維持
可能にしている。これにより、カバー本体10は、従前
と同様に、装置本体1に安定して組み付けられる。
に、ユーザの不注意等によりカバー本体10を所定の回
動範囲θから過剰な回動範囲θ1まで無理矢理に開扉動
作させようとすると、逃げ溝15Aに切欠き形成した傾
斜面からなる摺接部17Aに、ヒンジ保持部材11Aが
摺接し、このヒンジ保持部材11Aを外側のヒンジ開放
方向Y1に向け押し広げる。これにより、各々のヒンジ
保持部材11A,11B間の間隔D2が広げられる。同
時に、その反力で、カバー本体10のヒンジ結合部分も
また合成樹脂素材の弾力性にて内側に湾曲し縮小するよ
うにヒンジ開放方向Y2に弾性的に変化する。そのた
め、各々のヒンジ部材13A,13B間の間隔W2も狭
まり(W1>W2)、ヒンジ結合部分の嵌合長さが変化
する。
ンジ孔14A,14Bに対するヒンジ保持部材11A,
11Bのヒンジ突起12A,12Bの各々の嵌合長さd
1,d2の合計d(d=d1+d2)は、カバー本体1
0の過剰な回動範囲θ1における各々のヒンジ保持部材
11A,11B間の変化量D(D=D2−D1)と、各
々のヒンジ部材13A,13B間の変化量W(W=W1
−W2)とを加算した長さL(L=D+W)よりも短く
設定されている(d≦L)。これにより、一方のヒンジ
保持部材11Aのヒンジ突起12Aがヒンジ部材13A
のヒンジ孔14Aから開放されるようになっている。
せると、図13から図15に示すように、一方のヒンジ保
持部材11Aのヒンジ突起12Aがヒンジ部材13Aの
ヒンジ孔14Aから完全に開放されて、カバー本体10
の片側のヒンジ結合部分が装置本体1から離脱する。こ
のように、カバー本体10の片側のヒンジ結合部分が装
置本体1から完全に離脱すると、一方のヒンジ保持部材
11Aが図9(A)に示す元の位置まで弾性復帰すると
ともに、カバー本体10の他方側のヒンジ結合部分も装
置本体1から容易に離脱する。
ー本体10に若干の負荷がカバー開扉方向Xに掛かった
場合には、装置本体1側のストッパ16に当接係止する
カバー本体10の接触部位10aが、合成樹脂素材の弾
力性にて湾曲するように弾性変形し、これにより、ヒン
ジ結合部分への負荷を吸収可能にしている。
開閉機構によれば、装置本体1の収容部2に所定の回動
範囲θ内で開閉自在に組付けられたカバー本体10のヒ
ンジ結合部分に、カバー開扉時の過剰な回動範囲θ1の
開扉動作にて必要以上の負荷が掛かった際、ヒンジ開放
手段にて装置本体1とのヒンジ結合状態を開放し離脱可
能にしてなるために、従前のようなヒンジ結合部分にお
けるストレスの蓄積が解消され、カバー保持部材11
A,11Bやヒンジ部材13A,13Bの折損、ヒンジ
孔14A,14Bの破損などの損傷が確実に防止され、
操作性及び信頼性を高めるとともに、ライフサイクルを
短縮させることがない。
ヒンジ結合部分に形成されるヒンジ保持部材11A,1
1Bを、カバー本体10のヒンジ結合部分に形成される
傾斜面からなる摺接部17A,17Bに摺接させる構成
を有するために、従来構造と同様に、工具を必要としな
い簡易なヒンジ結合にて、カバー本体10の装置本体1
への組付けが部品点数を増やすことなく行え、装置全体
の小型化、軽量化及び低コスト化が図れる。
クジェットプリンタにおけるカバー開閉機構を例にして
説明したが、これに限定されるものではない。
のヒンジ保持部材11Aのみを、装置本体1から離脱さ
せるようにして、右利きのユーザによるカバー開扉操作
が有利になるように組付けたが、これに限定されるもの
ではない。すなわち、他の実施形態としては、右側のヒ
ンジ保持部材11Bのみを、これに対応する右側の逃げ
溝15Bの摺接部17Bに摺接させることにより、左利
きのユーザによるカバー開扉操作が有利になるように組
付けても良い。
ジ保持部材11A,11Bの左右双方を、これに対応す
る左右側の逃げ溝15A,15Bの摺接部17A,17
Bにそれぞれ摺接させて、カバー開扉時の必要以上の負
荷に対して、カバー本体10の左右両側のヒンジ結合部
分を装置本体1から離脱させるようにしても良い。この
場合、各々のヒンジ保持部材11A,11Bのヒンジ突
起12A,12Bの各々のヒンジ部材13A,13Bの
ヒンジ孔14A,14Bに対する各々の嵌合長さd1,
d2を等しくしても良い(d1=d2)。
ンジ保持部材11A,11Bが摺接するカバー本体10
の各々の逃げ溝15A,15Bに切欠き形成した傾斜面
からなる摺接部17A,17Bに、例えばC面またはR
形状等の面取り処理を施すことにより、装置本体1とカ
バー本体10とのヒンジ結合部分を保護するとともに、
装置本体1からのカバー本体10の離脱を円滑にするこ
とも可能である。その他、本発明は、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変更実施可能である。
ー開閉機構は、装置本体に開閉自在に組付けられるカバ
ー本体に、カバー開扉時の所定の回動範囲外の開扉動作
にて必要以上の負荷が掛かった際、装置本体とのヒンジ
結合状態を開放し離脱可能にすることから、従前のよう
に、ヒンジ結合部分におけるストレスの蓄積による損傷
を確実に防止することができる。これにより、信頼性及
び操作性を高めることができるとともに、ライフサイク
ルを短縮させることがない。
合にて、カバー本体の装置本体への組付けが部品点数を
増やすことなく行うことができ、これにより、装置全体
の小型化、軽量化及び低コスト化を図ることができる。
クトプリンタのカバー閉扉状態における斜視図である。
ける斜視図である。
ける側面図である。
ける平面図である。
ける縦断側面図である。
(B)は図2のB1部における拡大説明図である。
おけるカバー開扉状態の縦断側面図である。
態における平面図である。
(B)は図6のB2部における拡大説明図である。
おけるカバー開扉状態の縦断側面図である。
るカバー開扉状態の平面図である。
(B)は図9のB3部における拡大説明図である。
動範囲外におけるカバー離脱状態を示す縦断側面図であ
る。
範囲外でのカバー離脱状態を示す平面図である。
図、(B)は図12のB4部における拡大説明図であ
る。
の回動範囲外における開扉状態を示す縦断側面図であ
る。
の回動範囲外での開扉状態を示す平面図である。
(B)は図17のB部における拡大説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 カバー本体に形成されたヒンジ部と、装
置本体に設けられたヒンジ保持部とからなり、前記装置
本体にカバー本体を回動自在にヒンジ結合するカバー開
閉機構において、 カバー開扉動作時に、前記ヒンジ保持部材が接触する前
記カバー本体の接触部分に逃げ溝を対応させて設け、前
記カバー本体を所定の回動範囲を超えて開いた時に、前
記ヒンジ保持部材の少なくとも一方に前記逃げ溝の側面
が摺接して、ヒンジ結合を開放する方向に向けヒンジ保
持部材を押しやることを特徴とするカバー開閉機構。 - 【請求項2】 前記逃げ溝の摺接側面は、前記保持部材
を開放方向に押しやる方向に形成された斜面を有するこ
とを特徴とする請求項1記載のカバー開閉機構。 - 【請求項3】 前記逃げ溝の摺接側面に、C面またはR
形状に面取り処理が施されていることを特徴とする請求
項1記載のカバー開閉機構。 - 【請求項4】 前記ヒンジ結合部分の嵌合長さの合計
は、前記各々のヒンジ保持部材のヒンジ開放方向の変位
量と、前記カバー本体のヒンジ部材間のヒンジ開放方向
の変位量とを加算した長さよりも短いことを特徴とする
請求項1、2又は3記載のカバー開閉機構。 - 【請求項5】 前記ヒンジ結合部分の嵌合長さが異なる
ことを特徴とする請求項4記載のカバー開閉機構。 - 【請求項6】 前記ヒンジ結合部分の嵌合長さは、前記
カバー本体を所定の回動範囲を超えて開いた時に、前記
逃げ溝の摺接側面に摺接するヒンジ結合部分の嵌合長さ
を、前記逃げ溝の摺接部に摺接しないヒンジ保持部材の
ヒンジ突起の嵌合長さよりも長くすることを特徴とする
請求項5記載のカバー開閉機構。
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