JP2010023388A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス用の開口部が設けられているハウジング本体を備えた記録装置に対して、ハウジング本体のカバーとしての機能をしっかり発揮させることができるようにすること。
【解決手段】インクカートリッジCを収容する収容室13を備えたキャリッジ10と、
前記キャリッジ10を往復移動可能に収容し、前記キャリッジのメンテナンス位置に対応する部位にメンテナンス用の開口部15が形成されているハウジング本体4と、
前記ハウジング本体の前記メンテナンス用の開口部を区画する開口周縁部の一部が開閉可能に構成されている。前記メンテナンス用の開口部15は前記ハウジング本体4の上面に形成され、該ハウジング本体の前面に排出用スタッカ17の収納用面部18が形成され、
前記収納用面部の前記開口周縁部に対応する部位が下端を支点に開閉可能なフロントカバー23になっている。
【選択図】図5

Description

本発明は、インクカートリッジを収容する収容室を備えたキャリッジと、前記キャリッジを往復移動可能に収容し、前記キャリッジのメンテナンス位置に対応する部位にメンテナンス用の開口部が形成されているハウジング本体とを備えたプリンタ、ファクシミリあるいは複写機に代表される記録装置に関する。
以下、記録装置の一例であるインクジェットプリンタを例に採って説明する。インクジェットプリンタには、上面にインクカートリッジの交換の際に使用するメンテナンス用の開口部、前面に排出用スタッカを収納するための収納用面部が形成されたハウジング本体と、上記ハウジング本体の上面を覆うプリンタカバーとを備えたインクジェットプリンタが存在する。そして、上記メンテナンス用の開口部の下方には、インクカートリッジ交換位置に移動したキャリッジが位置するようになっており、ユーザはキャリッジの上面に設けられているカートリッジカバーを開いてキャリッジ内のインクカートリッジを新しいインクカートリッジと交換する。
この場合、上記カートリッジカバーが後開き方式の場合には、ハウジング本体の前面に上記メンテナンス用の開口部が大きく現われることがないため、ハウジング装置の外観デザインを損なわせることはなく、記録装置本体の外筺部材としての機能を十分に発現させることが可能になっていた。
一方、キャリッジのカートリッジカバーには下記の特許文献1に示すような前開き方式のものもある。この前開き方式のカートリッジカバーを備えるキャリッジを装着したインクジェットプリンタの場合には、ハウジング本体の前面が上記前開き方式のカートリッジカバーの手前への回動を可能にするための低く形成され、或いは切欠き凹部が形成されており、プリンタカバーの前裾部を延長することによって上記ハウジング本体前面の切欠き凹部を隠してハウジング装置の外筺部材としての機能を保つようにしていた。
特開2003−48330号公報
しかし、上記従来の後開き方式のカートリッジカバーを備えたキャリッジに対応したハウジング装置では、プリンタ本体の上部にスキャナを搭載して複合機することが困難となる。
また、上記従来の前開き方式のカートリッジカバーを備えたキャリッジに対応したハウジング装置の場合には、ハウジング本体の前面に設けられる排出用スタッカ用の収納用面部の高さを排出用スタッカの長さに対応した必要な量、確保することができない問題点を有していた。
また、排出用スタッカの長さを確保するためにプリンタカバーの前裾部を短くすると、前記切欠き凹部が露呈されて外観を損なうと共に、ハウジング本体のカバーとしての機能を充分に発揮させることができない問題があった。
本発明の目的は、メンテナンス用の開口部が設けられているハウジング本体を備えた記録装置に対して、ハウジング本体のカバーとしての機能をしっかり発揮させることができるようにすることにある。
前記目的を達成するために本発明の第1の態様に係る記録装置は、インクカートリッジを収容する収容室を備えたキャリッジと、前記キャリッジを往復移動可能に収容し、前記キャリッジのメンテナンス位置に対応する部位にメンテナンス用の開口部が形成されているハウジング本体と、前記ハウジング本体の前記メンテナンス用の開口部を区画する開口周縁部の一部が開閉可能に構成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、前記ハウジング本体の前記メンテナンス用の開口部を区画する開口周縁部の一部が開閉可能に構成されているので、メンテナンス用開口部を拡大するときは、「開状態」とし、その他の場合は「閉状態」して切り換えて使用できる。従って、「閉状態」においては、ハウジング本体のカバーとしての機能をしっかり発揮させることができる。
本発明の第2の態様は、前記第1の態様の記録装置において、前記メンテナンス用の開口部は前記ハウジング本体の上面に形成され、該ハウジング本体の前面に排出用スタッカの収納用面部が形成され、前記収納用面部の前記開口周縁部に対応する部位が下端を支点に開閉可能なフロントカバーになっていることを特徴とするものである。
本態様によれば、前記収納用面部の前記開口周縁部に対応する部位が下端を支点に開閉可能なフロントカバーになっているので、前開き方式のカートリッジカバーを備えたキャリッジを搭載しても当該カートリッジカバーを支障なく開閉することが可能になる。また、上記フロントカバーは平時は閉じているので、プリンタカバーの前裾部を必要以上に延長する必要がない。従って、ハウジング本体及び記録装置の外観デザインを損なうこともないし、従来のように切欠き凹部に指を入れることによって思わぬ怪我を招いたり、切欠き凹部からの異物の侵入や切欠き凹部からのミスト漏れ等を防止できる。
本発明の第3の態様は、前記第2の態様に係る記録装置において、前記フロントカバーは、閉状態で前記ハウジング本体の上面と面一になるように構成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、開閉可能なフロントカバーを設けても、平時は前記面一構造によってハウジング本体との間に外観デザインを損なうような凹凸が形成されないので、プリンタカバーを閉状態とした時のガタの発生が防止される。
本発明の第4の態様は、前記第2の態様または第3の態様に係る記録装置において、前記キャリッジに、前記メンテナンス用の開口部を介して開閉される前開き方式のカートリッジカバーが設けられており、前記フロントカバーは、前記カートリッジカバーの開閉動作と連動して開閉するように構成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、前開き方式のカートリッジカバーを開閉するに際して、フロントカバーの開閉動作を別途に行う必要がないから、ユーザのメンテナンス時の手間を少くでき、しかも独立した動作が不要であるから、製品コストの増大を防止できる。
本発明の第5の態様は、前記第2の態様から第4の態様のいずれか一つに係る記録装置において、前記フロントカバーの前部近傍には、該フロントカバーの開範囲を規制するストッパが、前記ハウジング本体と一体成形によって形成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、フロントカバーの過剰な拡開によって生ずるフロントカバーの破損やハウジング本体前面にフロントカバーが勢いよく衝突することによって生ずる衝突音の発生等が防止される。また、ストッパをハウジング本体と別体に設ける場合に必要になる部品点数及び組立て工数を削減することができ、部品コスト及び製品コストの増大を防止できる。
本発明の第6の態様は、前記第2の態様から第5の態様に係る記録装置において、前記フロントカバーは、下部の左右両端部に回動軸を備える前開き方式のカバーであり、前記回動軸と前記ハウジング本体に対して設けられる軸受部との間には捩りコイルバネが装着されており、該捩りコイルバネの付勢力によって前記フロントカバーは、平時は閉姿勢を保持し開方向への力がかかると前記付勢力に抗して開姿勢に移行するように構成されていることを特徴とするものである。
本態様によれば、カートリッジカバーとフロントカバーとの間に何らの動力伝達機構を設けることなく、カートリッジカバーの開閉動作に連動させてフロントカバーを自動的に開閉することができる。
以下、本発明に係る記録装置について説明する。最初に本発明の記録装置を実施するための最良の形態としてインクジェットプリンタ1を採り上げて、その全体構成の概略を図面に基づいて説明する。
図1はインクジェットプリンタの外観を示すプリンタカバーと排出用スタッカを閉塞し、トレイカバーを拡開した状態の斜視図、図2はプリンタカバーと排出用スタッカを拡開し、トレイカバーを閉じた状態のインクジェットプリンタの一部を拡大して示す斜視図である。図3はフロントカバー周辺の記録装置を示すカートリッジカバーを閉じた状態の側断面図、図4は同上、カートリッジカバーを拡開した状態の斜視図である。図5は同上、カートリッジカバーを拡開した状態の側断面図、図6は同上、トレイカバーとプリンタカバーを閉じ、排出用スタッカを拡開した状態の斜視図である。また、図7は同上、フロントカバーを取り外した状態を示す分解斜視図、図8はフロントカバーを装着した状態のハウジング本体を裏面側から見た状態を示す斜視図である。
このインクジェットプリンタ1は、外観が比較的フラットな面によって構成されている矩形筺体状のハウジング装置3を備えている。ハウジング装置3は内部に被記録材(以下用紙ともいう)Pの給送、搬送、排出を司る搬送系の装置と、用紙Pの被記録面に記録を実行するキャリッジ10を備えた記録実行系の装置とが収容されているハウジング本体4と、該ハウジング本体4の上面4aを覆うプリンタカバー5とを備えている。また、図示の実施の形態では、ハウジング本体4の上面4aにおける後部の中央に用紙Pをハウジング本体4内に形成されている搬送経路に導くキャリッジの移動方向Bに長い給送用開口7が形成されており、該給送用開口7の近傍には記録実行時に拡開して給送用トレイとして機能し、不使用時に閉塞して蓋として機能する後開き方式のトレイカバー8が設けられている。
また、ハウジング本体4の上面4aの向って右側寄りの部分にはメンテナンス用の開口部15が設けられている。該開口部15の下方には、各色のインクカートリッジC(図4)を装着して前記移動方向Bに往復移動するキャリッジ10が、インクカートリッジCの交換時にホームポジションから移動して位置している。キャリッジ10は、各色のインクカートリッジCを収容する収容室13が形成されたキャリッジ本体11と、上記収容室13の上面の開口を閉塞する前開き方式のカートリッジカバー12とを備えている。そして、キャリッジ本体11の下面にはインクカートリッジCから供給された各色のインクを用紙Pの被記録面に吐出する図示しない記録ヘッドが搭載されている。
また、ハウジング本体4の前面4bの中央には、上方に折り畳まれた状態の回動式の排出用スタッカ17を収納するための平坦な収納用面部18が形成されている。該収納用面部18は、正面視矩形状の凹部であり、収納される排出用スタッカ17に対応した大きさの幅寸法、高さ寸法及び深さ寸法に形成されている。また、上記収納用面部18の底面の下部には前記移動方向Bに長い排出用開口19が形成されており、記録実行後の用紙Pが上記排出用開口19から外部に排出されて拡開状態の排出用スタッカ17の裏面の載置面17a上にスタックされるようになっている。
[実施例]
次に、このようにして構成されるハウジング本体を備えた本発明の実施例に係るインクジェットプリンタ1について説明する。
本実施例のインクジェットプリンタ1は、そのハウジング装置3として、前述したようにハウジング本体4と、プリンタカバー5とを備えることによって基本的に構成されている。そして、上記ハウジング本体4の前面4bには、上面4aに形成されている前記メンテナンス用の開口部15と連通する切欠き凹部21が形成されており、該切欠き凹部21には、本発明の特徴的構成である開閉式のフロントカバー23が装着されている。
切欠き凹部21は、上記メンテナンス用の開口部15と同様の幅寸法を有し、深さ寸法Hは、インクカートリッジCの交換時にカートリッジカバー12を前方に拡開する際、カートリッジカバー12と干渉しない深さに設定されている。また、切欠き凹部21の左右の側縁には後述するフロントカバー23を収納するための収納段差22が設けられており、該収納段差22の奥行き寸法Dは、フロントカバー23の上端に設けられている当接部24の厚さと同程度に設定されている。そして、本実施例では、上記切欠き凹部21は、排出用スタッカ17用の収納用面部18とその一部がオーバーラップするように構成されており、このように構成することによってハウジング本体4の幅寸法及び高さ寸法を小さくして、ハウジング装置3のコンパクト化を実現している。
また、上記収納段差22の下端部の両側面には、後述するフロントカバー23の回動軸23aを支承する軸受部22aが設けられており、該軸受部22aの近傍裏面には、図8に示すように、角溝状のバネ掛け部26が設けられていて、フロントカバー23の回動軸23aに装着される捩りコイルバネ25の一端25aを係止できるようになっている。
フロントカバー23は、上端に内側に張り出した当接部24を備えた図示のような矩形平板状の部材で、その幅寸法Wは、上記左右の収納段差22の分だけ、上記メンテナンス用の開口部15の幅寸法よりも大きめに設定されている。また、フロントカバー23の高さ寸法は、上記切欠き凹部21の深さ寸法Hとほぼ同じに設定されており、フロントカバー23の当接部24の厚さは、上述したように収納段差22の奥行き寸法Dと同程度に設定されている。そして、このような大きさのフロントカバー23を採用することによって、フロントカバー23を図2、図3に示す閉状態にした時、フロントカバー23の当接部24の上面24aがハウジング本体4の上面4aと面一になり、フロントカバー23の前面23bがハウジング本体4の収納用面部18の前面18aと面一になるように構成されている。
また、フロントカバー23の下部の左右両端部には、外方に突出するように回動軸23a、23aが設けられており、それぞれの回動軸23aの先端部にはすり割り状のスリット27が刻設されており、上述した捩りコイルバネ25の他端25bが係止されている。そして、上記捩りコイルバネ25の付勢力によってフロントカバー23は常時、閉方向に付勢されており、カートリッジカバー12の拡開時にカートリッジカバー12の上面12aの一部が、図4、図5に示すように、フロントカバー23の当接部24に当接して、カートリッジカバー12と連動して開方向に移動し得るようになっている。
ハウジング本体4の前面4bに形成されている排出用スタッカ17用の収納用面部18における向って右側の上部側傍には、上記切欠き凹部21の向って右側の一部とオーバーラップするように切欠き凹部21の前部近傍位置に上記フロントカバー23の開範囲を規制するストッパ29が設けられている。該ストッパ29は、ハウジング本体4と一体に成形されており、その傾斜した上面が上記フロントカバー23の前面23bに当接してフロントカバー23の開範囲を実質的に規制する開度規制面30になっている。
一方、フロントカバー23の閉塞位置は、上記収納段差22の奥面22bによって規制されており、フロントカバー23の後面23cにおける左右の側縁部が上記収納段差22の奥面22bに当接することによってフロントカバー23の開塞位置が設定されるようになっている。また、本実施例ではプリンタカバー5の前裾部6の一部が矩形状に大きく切り欠かれており、該切欠き部32によって、上方に折り畳まれた状態の排出用スタッカ17における先端部17bとの干渉が回避されている。そして、このような切欠き部32を設けることによってもハウジング本体4の高さ寸法を小さくして、ハウジング装置3のコンパクト化が図られている。
尚、本実施例では、上述したように切欠き凹部21は、フロントカバー23によって記録実行時及び不使用時において閉塞されているから、この状態で排出用スタッカ17を拡開しても、上記切欠き部32から上記切欠き凹部21が露見することはない。
次に、本実施例の記録装置の作動態様をフロントカバー23の(1)閉状態と、(2)開状態に分けて説明する。
(1)閉状態(図2、図3参照)
キャリッジ10のカートリッジカバー12を閉じた状態では、フロントカバー23は、カートリッジカバー12と非当接状態にあり、捩りコイルバネ25の付勢力によって閉方向に回動し、収納段差22の奥面22bにフロントカバー23の後面23cにおける左右の側縁部が当接した閉状態になっている。
従って、この状態で排出用スタッカ17を手前に倒して拡開したとしても、切欠き凹部21はフロントカバー23によって閉塞されているからハウジング装置3の外観デザインを損なうこともないし、ハウジング装置3内への異物の侵入や、ハウジング装置3外へのインクミストの露出は生じない。
(2)開状態(図4、図5参照)
インクカートリッジCの交換時には、キャリッジ10をインクカートリッジCの交換位置に移動(該交換位置がキャリッジ10のホームポジションである場合にはキャリッジ10の移動は不要である)させ、プリンタカバー5を上方に向けて回動させて拡開状態にしてメンテナンス用の開口部15を露出させる。次に、キャリッジ10のカートリッジカバー12を手前に回動させてキャリッジ10の収容室13の上面の開口部を開放状態にする。
この時、上記カートリッジカバー12の上面12aの一部がフロントカバー23の当接部24に当接するため、カートリッジカバー12の拡開動作と連動してフロントカバー23も手前に回動する。そして、フロントカバー23の前面23の一部がストッパ29の開度規制面30に当接してフロントカバー23の開状態が形成される。この状態で図4に示すように、インクカートリッジCの交換を実行し、カートリッジカバー12を再び閉塞状態にすれば、フロントカバー23は、捩りコイルバネ25の付勢力によって、上述した(1)の閉状態に再び移行する。
[他の実施例]
本発明に係る記録装置1は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
例えば、フロントカバー23は、上記実施例のような前開き回動方式の他、図9に示すような上下スライド方式のフロントカバー23Aであってもよい。また、カートリッジカバー12の開閉動作と連動させないで独立してフロントカバー23を開閉させたり、開動作と閉動作のいずれか一方をカートリッジカバー12と別個に行えるようにすることが可能である。因みに図9では、2本の圧縮コイルバネ35、35によって常時、上方の閉方向に付勢された上下のスライド方式のフロントカバー23Aが図示されており、切欠き凹部21の左右の側面には、収納段差22に代えて、フロントカバー23Aの左右両縁に設けられている係合凸部36、36と係合する係合凹部37、37が設けられている。また、図示は省略するが、ハウジング本体4側にフロントカバー23Aの開状態をロックするロック機能と、当該ロックを解除するロック解除機能とを有するロック装置を設けることも可能である。
この他、本発明の記録装置1は、インクジェットプリンタ以外の他の記録装置に適用でき、上面4aにメンテナンス用の開口部15、前面4bに収納用面部18が形成されたハウジング本体4と、該ハウジング本体4の上面4aを覆うプリンタカバー5とを備える種々の記録装置に適用可能である。
プリンタカバーと排出用スタッカを閉じた状態のインクジェットプリンタを示す斜視図。 プリンタカバーを拡開し、フロントカバーが閉状態のインクジェットプリンタの一部を示す斜視図。 同上、インクジェットプリンタの一部を示す側断面図。 プリンタカバーを拡開し、フロントカバーが開状態のインクジェットプリンタの一部を示す斜視図。 同上、インクジェットプリンタの一部を示す側断面図。 プリンタカバーを閉塞し、排出用スタッカを拡開した状態のインクジェットプリンタの一部を示す斜視図。 フロントカバーを取り外した状態のインクジェットプリンタの一部を示す分解斜視図。 フロントカバーを装着した状態のハウジング本体の裏面側からの斜視図。 フロントカバーの構成を異ならせたハウジング装置の他の実施例を示す斜視図。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ(記録装置)、3 ハウジング装置、4 ハウジング本体、4a 上面、4b 前面、5 プリンタカバー、6 前裾部、7 給送用開口、8 トレイカバー、10 キャリッジ、11 キャリッジ本体、12 カートリッジカバー、12a 上面、13 収容室、15 (メンテナンス用の)開口部、17 排出用スタッカ、17a 載置面、17b 先端部、18 収納用面部、18a 前面、19 排出用開口、21 切欠き凹部、22 収納段差、22a 軸受部、22b 奥部、23 フロントカバー、23a 回動軸、23b 前面、23c 後面、24 当接部、24a 上面、25 捩りコイルバネ、25a 一端、25b 他端、26 バネ掛け部、27 スリット、29 開度ストッパ、30 開度規制面、32 切欠き部、35 圧縮コイルバネ、36 係合凸部、37 係合凹部、P 用紙(被記録材)、C インクカートリッジ、B 走査方向、H 深さ寸法、D 奥行き寸法、W 幅寸法

Claims (6)

  1. インクカートリッジを収容する収容室を備えたキャリッジと、
    前記キャリッジを往復移動可能に収容し、前記キャリッジのメンテナンス位置に対応する部位にメンテナンス用の開口部が形成されているハウジング本体と、
    前記ハウジング本体の前記メンテナンス用の開口部を区画する開口周縁部の一部が開閉可能に構成されていることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、
    前記メンテナンス用の開口部は前記ハウジング本体の上面に形成され、該ハウジング本体の前面に排出用スタッカの収納用面部が形成され、
    前記収納用面部の前記開口周縁部に対応する部位が下端を支点に開閉可能なフロントカバーになっていることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、
    前記フロントカバーは、閉状態で前記ハウジング本体の上面と面一になるように構成されていることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項2または3に記載の記録装置において、
    前記キャリッジに、前記メンテナンス用の開口部を介して開閉される前開き方式のカートリッジカバーが設けられており、前記フロントカバーは、前記カートリッジカバーの開閉動作と連動して開閉するように構成されていることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記フロントカバーの前部近傍には、該フロントカバーの開範囲を規制するストッパが、前記ハウジング本体と一体成形によって形成されていることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記フロントカバーは、下部の左右両端部に回動軸を備える前開き方式のカバーであり、前記回動軸と前記ハウジング本体に対して設けられる軸受部との間には捩りコイルバネが装着されており、該捩りコイルバネの付勢力によって前記フロントカバーは、平時は閉姿勢を保持し開方向への力がかかると前記付勢力に抗して開姿勢に移行するように構成されていることを特徴とする記録装置。
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