JP2015126479A - 読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化及び低コスト化を実現しつつ、高い耐久性を実現可能な読取装置を提供する。【解決手段】本発明の複合機では、開閉部5に向かって突出する第1、2突出部21、23が本体部1に設けられている。第1、2突出部21、23は、原稿支持面15Aに沿う両端部に位置している。また、開閉部5には、第1、2突出部21、23を収容する第1、2収容部25、27が設けられている。第1、2収容部25、27は、揺動軸心Xに沿う方向の両端部に位置している。第1、2突出部21、23と第1、2収容部25、27との間には、開閉部5の開放位置を規制する第1、2当接片22、24、第1、2被当接面25A、27Aからなる第1、2規制部が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は読取装置に関する。
特許文献1に従来の読取装置が開示されている。この読取装置は、本体部、読取部、開閉部及びヒンジを備えている。本体部には、読取対象の原稿を支持する原稿支持面が形成されている。読取部は本体部内に収容されている。読取部は、原稿支持面に支持された原稿の画像を読み取る。開閉部は、本体部の背面側端縁において所定の揺動軸心周りで揺動可能に設けられている。開閉部は、所定の揺動軸心周りに揺動することにより、原稿支持面を覆う閉鎖位置と、原稿支持面を露出させる開放位置とに変位可能である。ヒンジは本体部と開閉部との間に設けられており、揺動軸心を構成している。
この読取装置では、開閉部を開放位置に変位させて本体部の原稿支持面に読取対象の原稿を支持した後、開閉部を閉鎖位置に変位させ、原稿支持面の下側を移動する読取部によってその原稿の画像を読み取ることが可能である。
特開2008−250150号公報
しかし、この種の読取装置では、開閉部の開放位置をヒンジのみで規制する構成となっており、本体部及び開閉部におけるヒンジの周辺やヒンジ自体の剛性を高くしなければ、ヒンジの周辺やヒンジ自体が破損する可能性がある。このため、この読取装置においては、ヒンジ周辺の高い耐久性を確保するために、軽量化及び小型化が損なわれたり、構造が複雑化して製造コストの高騰化を生じるおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、軽量化及び低コスト化を実現しつつ、高い耐久性を実現可能な読取装置を提供することを目的とする。
本発明の読取装置は、読取対象の原稿を支持する原稿支持面が形成された本体部と、
前記本体部内に収容され、前記原稿支持面に支持された原稿の画像を読み取る読取部と、
前記本体部に対して前記原稿支持面における基準縁と平行に延びる揺動軸心周りで揺動可能に設けられ、前記原稿支持面を覆う閉鎖位置と、前記原稿支持面を露出させる開放位置とに変位可能な開閉部と、
前記本体部と前記開閉部との間に設けられ、前記揺動軸心を構成するヒンジとを備え、
前記本体部の上面には、前記揺動軸心に沿う方向の一端部に位置し、前記開閉部に向かって突出する第1突出部と、前記第1突出部と前記原稿支持面を挟んで前記揺動軸心に沿う方向の他端部に位置し、前記開閉部に向かって突出する第2突出部とが設けられ、
前記開閉部には、前記揺動軸心に沿う方向の一端部に位置し、前記閉鎖位置で前記第1突出部を収容する第1収容部と、前記揺動軸心に沿う方向の他端部に位置し、前記閉鎖位置で前記第2突出部を収容する第2収容部とが設けられ、
前記第1突出部と前記第1収容部との間には、前記開閉部の前記開放位置を規制する第1規制部が設けられ、
前記第2突出部と前記第2収容部との間には、前記開閉部の前記開放位置を規制する第2規制部が設けられていることを特徴とする。
本発明の読取装置では、第1、2規制部が開閉部の開放位置を規制するので、従来の構成のように、ヒンジに対して、開放位置にある開閉部から過剰な力が作用することを抑制できる。また、この読取装置では、第1、2規制部が揺動軸心に沿って原稿支持面の両端に位置することとなる。このため、第1、2規制部がそれぞれ開放位置にある開閉部から受ける力は1/2ずつになる。よって、第1、2規制部も破損し難い。このため、高い耐久性を確保するために、本体部及び開閉部におけるヒンジの周辺やヒンジ自体の剛性を高くしなくても、ヒンジの周辺やヒンジ自体が破損することを抑制できる。
したがって、本発明の読取装置では、軽量化及び低コスト化を実現しつつ、高い耐久性を実現可能である。
また、この読取装置では、本体部から第1、2突出部が突出していても、開閉部の第1、2収容部が閉鎖位置で第1、2突出部を収容することから、第1、2突出部が開閉部とって邪魔になることはなく、開閉部は正しく閉鎖位置に変位可能である。
第1規制部は開閉部の一端部における端縁近傍に設けられていることが好ましい。また、第2規制部は開閉部の他端部における端縁近傍に設けられていることが好ましい。そして、端縁近傍は、揺動軸心と平行な第一壁と、揺動軸心と直交する第二壁とが交差する部分を含むことが好ましい。この場合、開閉部の両端縁近傍は、それ以外の部分に対して剛性が高く、第1、2規制部が強固に開閉部を開放位置において規制することができる。
第1規制部は、第1突出部の上端部から開放位置にある開閉部に向かって突出する第1当接片と、第1収容部に設けられ、開放位置において第1当接片と当接する第1被当接面とを含み得る。また、第2規制部は、第2突出部の上端部から開放位置にある開閉部に向かって突出する第2当接片と、第2収納部に設けられ、開放位置において第2当接片と当接する第2被当接面とを含み得る。この場合、第1、2規制部は、第1当接片と第1被当接面との当接と、第2当接片と第2被当接面との当接とにより、開放位置にある開閉部からの力を面で受けることができ、優れた耐久性を発揮する。
本体部と開閉部との間には、閉鎖位置において、揺動軸心と平行な幅方向で本体部に対して開閉部を位置決めする第1位置決め部が設けられ得る。この第1位置決め部は、本体部における原稿支持面の外側周縁と、閉鎖位置において外側周縁に対向する開閉部との一方に形成され、突形状部に設けられる第1案内面と、本体部における原稿支持面の外側周縁と、閉鎖位置において外側周縁に対向する開閉部との他方に形成され、突形状部を収容する凹部を規定する第1被案内面とから構成され得る。そして、第1案内面と第1被案内面とは、開閉部を閉鎖位置に変位させることにより互いに当接することが好ましい。この場合、第1案内面と第1被案内面とにより、閉鎖位置において、開閉部を幅方向で位置決めすることができる。このため、開閉部を本体部に対して、幅方向に精度よく位置決めすることができ、外観の見栄えをよくすることができる。また、開閉部と本体部とが精度よく位置決めされることで、両者の間に隙間が生じることを抑制することができる。これにより、隙間からの外光の進入を低減させ、読取品質の低下を抑制することができる。
第1突出部及び第2突出部の少なくとも一つが第1案内面を有し、第1収容部及び第2収容部の少なくとも一つが第1被案内面を有していることが好ましい。この場合、ヒンジの開放位置を規制する第1、2規制部が第1位置決め部を兼ねるため、構成を簡略化することができる。また、原稿支持面の外側周縁に第1位置決め部材が別に設けられる場合に比べ、外側周縁を簡素化することができる。さらに、第1位置決め部が揺動軸心の近傍に設けられるため、ユーザが原稿支持面上に原稿を支持させる際に第1位置決め部が邪魔にならない。
第1案内面と第1被案内面との当接位置から本体部の上面までの距離と、揺動軸心から本体部の上面までの距離とが略等しいことが好ましい。
この場合、開閉部が開放位置と閉鎖位置との間で揺動する際、第1案内面及び第1被案内面が揺動軸心に対して高低差を有して当接する場合に比べ、第1案内面と第1被案内面との摺動面積が小さくなる。このため、第1位置決め部を小型化できる。
本体部と開閉部との間には、閉鎖位置において、揺動軸心と直交する前後方向で本体部に対して開閉部を位置決めする第2位置決め部が設けられ得る。この第2位置決め部は、本体部における原稿支持面の外側周縁と、閉鎖位置において外側周縁に対向する開閉部との一方に形成され、突形状部に設けられる第2案内面と、本体部における原稿支持面の外側周縁と、閉鎖位置において外側周縁に対向する開閉部との他方に形成され、突形状部を収容する凹部を規定する第2被案内面とから構成され得る。そして、第2案内面と第2被案内面とは、開閉部を閉鎖位置に変位させることにより互いに当接することが好ましい。この場合、第2案内面と第2被案内面とにより、閉鎖位置において、開閉部を前後方向で位置決めすることができる。このため、開閉部を本体部に対して、前後方向に精度よく位置決めすることができ、外観の見栄えをよくすることができる。また、開閉部と本体部とが精度よく位置決めされることで、両者の間に隙間が生じることを抑制することができる。これにより、隙間からの外光の進入を低減させ、読取品質の低下を抑制することができる。
第1突出部及び第2突出部の少なくとも一つが第2案内面を有し、第1収容部及び第2収容部の少なくとも一つが第2被案内面を有していることが好ましい。この場合、ヒンジの開放位置を規制する第1、2規制部が第2位置決め部を兼ねるため、構成を簡略化することができる。また、原稿支持面の外側周縁に第2位置決め部材が別に設けられる場合に比べ、外側周縁を簡素化することができる。さらに、第2位置決め部が揺動軸心の近傍に設けられるため、ユーザが原稿支持面上に原稿を支持させる際に、第2位置決め部が邪魔にならない。
第2案内面と第2被案内面との当接位置から本体部の上面までの距離と、揺動軸心から本体部の上面までの距離とが略等しいことが好ましい。
ここで、第2案内面と第2被案内面との当接は、第1案内面と第1被案内面との当接と同様であり得る。また、当接面、当接線又は当接点から本体部の上面までの距離も、第1案内面と第1被案内面との当接と同様に定義され得る。
この場合、開閉部が開放位置と閉鎖位置との間で揺動する際、第2案内面及び第2被案内面が揺動軸心に対して高低差を有して当接する場合に比べ、第2案内面と第2被案内面との摺動面積が小さくなる。このため、第2位置決め部を小型化できる。
第1突出部及び第2突出部は、揺動軸心に沿う方向から見て、読取部と重なる面を有することが好ましい。この場合、読取部に対して第1、2突出部が影を付与し、読取部への外光の進入を抑制することができる。
第1突出部及び第2突出部は原稿支持面に隣接していることが好ましい。この場合、第1、2突出部は、原稿支持面上の読取対象の原稿が位置ずれすることを防止できる。
本発明の読取装置では、軽量化及び低コスト化を実現しつつ、高い耐久性を実現可能である。
実施例1の複合機の斜視図である。 実施例1の複合機の模式断面図である。 実施例1の複合機に係り、開閉部を開放位置にした状態の斜視図である。 実施例1の複合機に係り、第1突出部、第1収容部及び第1、2位置決め部を拡大して示す図3の部分拡大斜視図である。 実施例1の複合機に係り、第2突出部及び第2収容部を拡大して示す図3の部分拡大斜視図である。 実施例1の複合機に係り、開閉部を閉鎖位置にした状態のヒンジの周辺及びヒンジの断面図である。 実施例1の複合機に係り、開閉部を開放位置にした状態のヒンジの周辺及びヒンジの断面図である。 実施例1の複合機に係り、開閉部を閉鎖位置にした状態の第1、2規制部の断面図である。 実施例1の複合機に係り、開閉部を開放位置にした状態の第1、2規制部の断面図である。 実施例1の複合機に係り、開閉部を閉鎖位置で上昇させた状態のヒンジの周辺及びヒンジの断面図である。 実施例1の複合機に係り、図11(A)は開閉部を閉鎖位置とした状態の第1、2位置決め部の模式平面図、図11(B)は開閉部を開放位置から閉鎖位置に変位させる途中における第1、2位置決め部の一部断面の模式側面図、図11(C)は開閉部を閉鎖位置とした状態の第1、2位置決め部の一部断面の模式側面図である。 実施例2の複合機に係り、図12(A)は開閉部を閉鎖位置とした状態の第1、2位置決め部の一部断面の模式正面図、図12(B)は開閉部を開放位置から閉鎖位置に変位させる途中における第1、2位置決め部の一部断面の模式側面図、図12(C)は開閉部を閉鎖位置とした状態の第1、2位置決め部の一部断面の模式側面図である。 実施例3の複合機に係り、原稿支持面等を示す模式平面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1〜3について図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
実施例1の複合機は、本発明の読取装置の具体的態様の一例である。図1では、操作パネル1Pが設けられた側を装置の前側と規定し、操作パネル1Pに向かった場合に左手に来る側を左側と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図2以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。
<全体構成>
図1〜3に示すように、この複合機は、本体部1、読取部3、開閉部5、搬送部7、画像形成部9及びヒンジ11、13を備えている。本体部1は略箱状体である。本体部1の前面には、タッチパネル等である操作パネル1Pが設けられている。
本体部1の上面には、プラテンガラス15が配設されている。プラテンガラス15の上面によって、読取対象の原稿を支持する原稿支持面15Aが形成されている。原稿支持面15Aの後側の直線状の縁が基準縁15Bとされている。原稿には、用紙、OHPシート等であるシートの他、書籍等が含まれる。
開閉部5は、揺動軸心X周りで揺動可能に本体部1に支持されている。揺動軸心Xは、原稿支持面15Aの基準縁15Bと平行に延びている。また、開閉部5内には、原稿を搬送しながら読取部3によって読み取る際に使用する原稿搬送部が収容されている。
読取部3は本体部1内の上側に収容されている。読取部3は、原稿支持面15Aの下側で揺動軸心Xと直交する方向に延びるCIS(Contact Image Sensor)と、CISを本体部1内で左右方向に往復動させる走査機構とを有している。
より詳しくは、本体部1と開閉部5との間には、図4及び図5に示すように、揺動軸心Xを構成する左右一対のヒンジ11、13が設けられている。図6及び図7に示すように、ヒンジ11、13は、軸支部11A、13Aと、軸支部11A、13Aと一体をなす基部11B、13Bとを有している。軸支部11A、13Aには、揺動軸心Xを中心軸とする円筒状の内周面11C、13Cが形成されている。また、軸支部11A、13Aには、内周面11C、13Cを外部に開く切欠き11D、13Dが揺動軸心Xと平行に形成されている。軸支部11A、13Aの外周には、揺動軸心Xと平行に延びる当接壁11E、13Eが基部11B、13Bとは逆方向に延びるように形成されている。
一方、開閉部5の後壁5D及び底壁には開口51が形成され、開口51内には揺動軸心Xと平行に延びる軸部15が形成されている。軸部15には、揺動軸心Xを中心軸とする円筒状の外周面15Aと、揺動軸心Xを挟んで対向する一対の平行面15Bとが形成されている。外周面15Aは、ヒンジ11、13における軸支部11A、13Aの内周面11C、13Cに対して回転可能に構成されている。一対の平行面15Bは、揺動軸心Xと平行であるとともに、互いに平行である。平行面15Bの間隔は、ヒンジ11、13における軸支部11A、13Aの切欠き11D、13Dを挿通可能に構成されている。
また、本体部1には、軸支部11A、13Aが上側に位置し、基部11B、13Bが下方に延びるようにヒンジ11、13を配置した状態において、基部11B、13Bを垂直に挿通させる挿通孔17が形成されている。このため、基部11B、13Bは、図10に示すように、本体部1に上下動可能に取り付けられている。
こうして、ヒンジ11、13の軸支部11A、13Aは、図6及び図7に示すように、揺動軸心Xを構成している。そして、開閉部5は、ヒンジ11、13によって、原稿支持面15Aを覆う閉鎖位置と、原稿支持面15Aを露出させる開放位置との間で揺動可能である。原稿が薄い用紙等であれば、開閉部5は、開放位置でその原稿を原稿支持面15Aに載置可能とし、閉鎖位置でその原稿を上方から覆う。また、開閉部5は、図10に示すように、ヒンジ11、13によって、閉鎖位置と、原稿支持面15Aから一定距離持ち上げられた上昇位置との間で昇降可能である。原稿が厚い書籍等であれば、開閉部5は上昇位置でその原稿を上方から覆う。
また、図2に示すように、本体部1内には、給紙トレイ等からシートを搬送する搬送部7が設けられている。また、本体部1内には、搬送部7によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成部9が設けられている。読取部3、搬送部7、及び画像形成部9等は制御部19によって制御される。なお、図1等では、本体部1の後側に設けられるシート支持装置の図示を省略している。
<特徴的な構成>
図3に示すように、本体部1における上面の後側の左端縁近傍には、開閉部5に向かって上方に突出する四角錐台形状の第1突出部21が形成されている。また、本体部1における上面の後側の右端縁近傍には、開閉部5に向かって上方に突出する四角錐台形状の第2突出部23が形成されている。
第1突出部21は、揺動軸心Xに沿う方向の左端部で、原稿支持面15Aの左側に位置している。このため、第1突出部21は、揺動軸心Xに沿う方向から見て、読取部3と重なる面21Cを有している。図4に示すように、第1突出部21の前面21Aは、下端から上端に向かうに従って後方に向かう傾斜面とされている。図8及び図9に示すように、第1突出部21の後面21Bは垂直面とされている。そして、第1突出部21は、図4に示すように、後面21Bの上端部から開放位置にある開閉部5に向かって後方に突出する第1当接片22が形成されている。
図3に示すように、第2突出部23は、第1突出部21と原稿支持面15Aを挟んで揺動軸心Xに沿う方向の右端部、つまり原稿支持面15Aの右側に位置している。このため、第2突出部23も、揺動軸心Xに沿う方向から見て、読取部3と重なる面23Cを有している。図5に示すように、第2突出部23の前面23Aは、下端から上端に向かうに従って後方に向かう傾斜面とされている。図8及び図9に示すように、第2突出部23の後面23Bは垂直面とされている。そして、第2突出部23は、図5に示すように、後面23Bの上端部から開放位置にある開閉部5に向かって後方に突出する第2当接片24が形成されている。
図1〜3に示すように、開閉部5の側面は、揺動軸心Xと平行な前壁5Aと、揺動軸心Xと直交する左壁5Bと、揺動軸心と直交する右壁5Cと、揺動軸心と平行な後壁5Dとを有している。図3に示すように、開閉部5の前側の左端縁近傍において、前壁5Aと左壁5Bとは湾曲壁5Eによって接続されている。開閉部5の前側の右端縁近傍において、前壁5Aと右壁5Cとは湾曲壁5Fによって接続されている。開閉部5の後側の左端縁近傍において、右壁5Bと後壁5Dとは湾曲壁5Gで接続されている。そして、開閉部5の後側の右端縁近傍において、右壁5Cと後壁5Dとは湾曲壁5Hによって接続されている。
図4に示すように、左壁5B、湾曲壁5G、後壁5D及び内壁5Iは第1収容部25を形成している。ここで、後壁5Dは第一壁に相当し、左壁5Bは第二壁に相当する。第1収容部25は、揺動軸心Xに沿う方向の左端部に位置し、図8に示すように、開閉部5の閉鎖位置で第1突出部21を収容可能である。図9に示すように、開閉部5が開放位置になれば、後壁5Dの内面である第1被当接面25Aが第1当接片22の底面と当接する。これら第1突出部21、第1当接片22及び第1被当接面25Aが開閉部5の開放位置を規制する第1規制部とされている。
また、図5に示すように、右壁5C、湾曲壁5H、後壁5D及び内壁5Jは第2収容部27を形成している。ここで、後壁5Dは第一壁に相当し、右壁5Cは第二壁に相当する。第2収容部27は、揺動軸心Xに沿う方向の右端部に位置し、図8に示すように、開閉部5の閉鎖位置で第2突出部23を収容可能である。図9に示すように、開閉部5が開放位置になれば、後壁5Dの内面である第2被当接面27Aが第2当接片24の底面と当接する。これら第2突出部23、第2当接片24及び第2被当接面27Aが開閉部5の開放位置を規制する第2規制部とされている。
一方、図3、図4及び図11(A)に示すように、本体部1における上面の後側には、前後に延びる凹部29が形成されている。凹部29は、原稿支持面15Aの外側周縁であって、第1突出部21の内側に位置している。図11(A)に示すように、凹部29の左内面29A及び右内面29Bは、揺動軸心Xと直交する方向に延びる面である。左内面29A及び右内面29Bは第1被案内面の一例である。凹部29の後内面29Cは、左内面29Aの後端と右内面29Bの後端とに接続され、垂直に延びる面である。後内面29Cは第2被案内面の一例である。
また、図3、図4及び図11(A)に示すように、開閉部5における底面の後側には、下方に円錐台状に突出する突形状部31が形成されている。突形状部31は、開閉部5の閉鎖位置において、凹部29に対向する部分に位置している。突形状部31の外周面31Aは第1、2案内面の一例である。これら突形状部31及び凹部29が第1、2位置決め部に相当する。図11(B)及び図11(C)に示すように、突形状部31の外周面31Aと、凹部29の左内面29A及び右内面29Bとは、開閉部5を開放位置から閉鎖位置に変位させることにより、互いに摺接する。また、突形状部31の外周面31Aと、凹部29の後内面29Cとは、開閉部5を開放位置から閉鎖位置に変位させることにより、互いに当接する。
<作動>
この複合機によって手動で薄い原稿の複写を行おうとする場合、まず、開閉部5をヒンジ11、13によって揺動軸心X周りで揺動させて開放位置とし、その原稿を本体部1の原稿支持面15Aに支持する。そして、開閉部5をヒンジ11、13によって揺動軸心X周りで揺動させて閉鎖位置とし、読取部3によってその原稿の画像を読み取ることが可能である。本体部1内では、シートが搬送部7によって搬送され、読み取られた画像が画像形成部9によって印刷され、排出される。こうして原稿の複写が完了する。
この複合機によって手動で厚い原稿の複写を行おうとする場合、開閉部5を開放位置とし、その原稿を本体部1の原稿支持面15Aに支持した後、開閉部5を上昇位置に移動させつつ、閉鎖位置とする。この後、読取部3によってその原稿の画像を読み取ることが可能である。そして、同様に、原稿の複写が完了する。
<作用効果>
従来の複合機では、開閉部5を開放位置に揺動する際、図7に示すヒンジ11、13の当接壁11E、13Eが開閉部5の内壁5Kと当接し、開閉部5の開放位置を規制する。この場合、開閉部5の開放位置をヒンジ11、13のみで規制するため、本体部1及び開閉部5におけるヒンジ11、13の周辺やヒンジ11、13自体が破損しないよう、ヒンジ11、13の周辺やヒンジ11、13自体の剛性を高くする必要がある。
一方、実施例1の複合機では、開閉部5を開放位置に揺動する際、図9に示すように、第1、2突出部21、23から突出した第1、2当接片22、24の底面が第1、2被当接面25A、27Aと当接し、開閉部5の開放位置を規制する。このため、図7に示すように、ヒンジ11、13の当接壁11E、13Eは開閉部5の内壁5Kとの間に間隙Cを確保することができる。このため、ヒンジ11、13に対して開放位置にある開閉部5から過剰な力が作用することを抑制できる。
特に、この複合機では、第1、2被当接面25A、27Aが開閉部5における他の部分よりも剛性の高い両端部の端縁近傍に設けられているため、第1、2当接片22、24が強固に開放位置にある開閉部5を規制することができる。また、第1、2当接片22、24が大きな底面で第1、2被当接面25A、27Aと当接することから、面同士で当接することで、優れた耐久性を発揮する。
また、この複合機では、第1、2当接片22、24及び第1、2被当接面25A、27Aが揺動軸心Xに沿って原稿支持面15Aの両端に位置している。このため、第1、2当接片22、24及び第1、2被当接面25A、27Aがそれぞれ開放位置にある開閉部5から受ける力は1/2ずつになる。よって、第1、2当接片22、24及び第1、2被当接面25A、27Aが破損することを抑制できる。
このため、この複合機では、高い耐久性を確保するために、本体部1及び開閉部5におけるヒンジ11、13の周辺やヒンジ11、13自体の剛性を高くしなくても、ヒンジ11、13の周辺やヒンジ11、13自体が破損することを抑制できる。
なお、この複合機では、当接壁11E、13Eで内壁5Kからの力を受けないことから、当接壁11E、13Eのあるヒンジ11、13を採用する必要がなく、また開閉部5が当接壁11E、13Eの近くに位置する内壁5Kを有する必要もない。このため、より簡易なヒンジ及び開閉部を採用し、よりコストダウンを図ることも可能である。
したがって、この複合機では、軽量化及び低コスト化を実現しつつ、高い耐久性を実現可能である。
また、この複合機では、本体部1から第1、2突出部21、23が突出していても、開閉部5の第1、2収容部25、27が閉鎖位置で第1、2突出部21、23を収容することから、第1、2突出部21、23が開閉部5とって邪魔になることはなく、開閉部5は正しく閉鎖位置に変位可能である。また、開閉部5を閉じた状態で、第1、2突出部21、23は外から見えない状態となり、外観を損ねることを防止できる。
また、この複合機では、突形状部31の外周面31Aと、凹部29の左内面29A及び右内面29Bとにより、閉鎖位置において、開閉部5を幅方向で位置決めすることができる。このため、開閉部5を本体部1に対して、幅方向に精度よく位置決めすることができ、外観の見栄えをよくすることができる。また、開閉部5と本体部1とが精度よく位置決めされることで、両者の間に隙間が生じることを抑制することができる。これにより、隙間からの外光の進入を低減させ、読取品質の低下を抑制することができる。
また、この複合機では、突形状部31の外周面31Aと、凹部29の後内面29Cとにより、閉鎖位置において、開閉部5を前後方向で位置決めすることもできる。このため、開閉部5を本体部1に対して、前後方向に精度よく位置決めすることができ、外観の見栄えをよくすることができる。また、開閉部5と本体部1とが精度よく位置決めされることで、両者の間に隙間が生じることを抑制することができる。これにより、隙間からの外光の進入を低減させ、読取品質の低下を抑制することができる。
特に、この複合機では、第1、2突出部21、23が揺動軸心Xに沿う方向から見て、読取部3と重なる面を有しているため、読取部3に対して第1、2突出部21、23が影を付与し、読取部3への外光の進入を抑制することができる。
(実施例2)
実施例2の複合機では、図12(A)に示すように、第1、2突出部21、23の第1、2当接片22、24に形成された穴33を凹部として採用している。穴33には、左内面33A及び右内面33Bが形成されている。また、図12(B)及び図12(C)に示すように、穴33に後内面33Cが形成されている。左内面33A及び右内面33Bが第1被案内面の一例であり、後内面33Cが第2被案内面の一例である。
また、図12(A)に示すように、開閉部5に一対の突形状部35が形成されている。突形状部35の外周面35Aが第1、2案内面の一例である。
第1、2当接片22、24及び突形状部35が第1、2位置決め部に相当する。左内面33Aと外周面35Aとの当接位置は、左内面33Aが平坦面であり、該周面35Aが周面であることから、当接線として形成されている。この当接線から本体部1の上面までの距離を考える場合、当接線における本体部側の一端C1と、当接線の本体部1とは反対側となる他端C2との間で、揺動軸心Xを含んで本体部1の上面と平行な仮想面を定義する。図12(A)の例では、揺動軸心Xと他端C2とを含む仮想面P1を示している。この場合、当接線から本体部1の上面までの距離は、この仮想面P1と本体部1の上面との間の距離Lとして定義することができる。なお、この定義は一例にすぎず、本発明はこの定義に限定されない。図12(A)に示す例の場合、仮想面P1によって定義される当接線の基準位置から本体部1の上面までの距離L1と、揺動軸心Xから本体部1の上面までの距離L2とは略等しくなっている。また、図12(A)における揺動軸線Xと一端C1とを含む面を仮想面として定義した場合には、当接線の基準位置から本体部1の上面までの距離はL3になる。距離L3についても、距離L2と略等しいとする範囲に含まれるものとする。すなわち、仮想面によって定義される距離は、図12の例では、距離L1から距離L3の範囲内に含まれるものであり、これらの距離は、距離L2と略等しい範囲とされる。なお、右内面33Bと外周面35Aとの当接も当接線として形成されている。図12(B)及び図12(C)に示すように、後内面33Cと外周面35Aとの当接も当接線として形成されている。これらの当接線と本体部1の上面までの距離との関係も上記した図12(A)の場合と同様に定義することができる。他の構成は実施例1の複合機と同様である。
ここで、第1案内面と第1被案内面との当接、あるいは第2案内面と第2被案内面との当接は、面同士が当接することにより当接面として形成される場合、面と線、上記実施例1のように線同士で当接することにより当接線として形成される場合、面と点、線と点、あるいは点同士で当接することにより当接点として形成される場合等があり得る。例えば、当接面から本体部の上面までの距離を考える場合、当接面における本体部側の一端と、当接面における本体部とは反対側となる他端との間に、揺動軸心を含んで本体部の上面と平行な仮想面を定義する。そして、当接面から本体部の上面までの距離は、この仮想面と本体部上面との間の距離として定義することができる。同様に、当接線から本体部の上面までの距離を考える場合、当接線における本体部側の一端と、当接線の本体部とは反対側となる他端との間に、揺動軸心を含んで本体部の上面と平行な仮想面を定義する。そして、当接線から本体部の上面までの距離は、この仮想面と本体部の上面との間の距離として定義することができる。さらに、当接点については、当接点から本体部の上面に向けて鉛直方向に延ばした線が本体部の上面に到達するまでの距離として定義することができる。揺動軸心と本体部の上面までの距離は、揺動軸心と本体部上面との間の最短距離で定義することができる。
この複合機では、ヒンジ11、13の開放位置を規制する第1、2当接片22、24が第1、2位置決め部を兼ねるため、構成を簡略化することができる。また、原稿支持面15Aの外側周縁に第1、2位置決め部材が別に設けられる場合に比べ、外側周縁を簡素化することができる。さらに、第1、2当接片22、24が揺動軸心Xの近傍、すなわち原稿支持面15Aから離れた位置に設けられるため、ユーザが原稿支持面15A上に原稿を支持させる際に、第1、2位置決め部が邪魔にならない。
また、この複合機では、左内面33A、右内面33B及び後内面33Cと外周面35Aとの当接線から本体部1の上面までの距離と、揺動軸心Xから本体部1の上面までの距離Lとが略等しく離間している。このため、開閉部5の開閉に伴う突形状部35の移動軌跡が小さくなり、突形状部35を収容する穴33も小さくできる。このため、実施例1の複合機のように、前後に長い凹部29を採用する必要がない。逆に、穴33が小さくてよいため、第1、2当接片22、24にその穴33を形成することができる。他の作用効果は実施例1の複合機と同様である。
(実施例3)
実施例2の複合機では、図13に示すように、第1、2突出部37、39が原稿支持面15Aに隣接している。他の構成は実施例1、2の複合機と同様である。
この複合機では、第1、2突出部37、39が原稿支持面15Aに隣接しているため、第1、2突出部37、39は、原稿支持面15A上の読取対象の原稿が位置ずれすることを防止できる。他の作用効果は実施例1、2の複合機と同様である。
以上において、本発明を実施例1〜3に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜3に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施例1〜3では、第1位置決め部と第2位置決め部とを兼ねているが、これらを別々にすることも可能である。また、第1、2当接片22、24は、開放位置にある開閉部5に当接して、位置を規制することが可能であれば、この形状に限定されるものではない。
本発明は複合機等に利用可能である。
15A…原稿支持面
1…本体部
3…読取部
15B…基準縁
X…揺動軸心
5…開閉部
11、13…ヒンジ
21…第1突出部
23…第2突出部
25…第1収容部
27…第2収容部
22、25A…第1規制部(22…第1当接片、25A…第1被当接面)
24、27A…第2規制部(24…第2当接片、27A…第2被当接面)
5D…第一壁(後壁)
5B、5C…第二壁(5B…左壁、5C…右壁)
31、31A、29、29A、29B、33、35、35A、33A、33B、…第1位置決め部(31、35…突形状部、31A、35A…第1案内面(外周面)、29、33…凹部、29A、33A…第1被案内面(左内面)、29B、33B…第1被案内面(右内面))
31、31A、29、29C、33、35、35A、33C…第2位置決め部(31、35…突形状部、31A、35A…第2案内面(外周面)、29、33…凹部、29C、33C…第2被案内面(後内面))

Claims (11)

  1. 読取対象の原稿を支持する原稿支持面が形成された本体部と、
    前記本体部内に収容され、前記原稿支持面に支持された原稿の画像を読み取る読取部と、
    前記本体部に対して前記原稿支持面における基準縁と平行に延びる揺動軸心周りで揺動可能に設けられ、前記原稿支持面を覆う閉鎖位置と、前記原稿支持面を露出させる開放位置とに変位可能な開閉部と、
    前記本体部と前記開閉部との間に設けられ、前記揺動軸心を構成するヒンジとを備え、
    前記本体部の上面には、前記揺動軸心に沿う方向の一端部に位置し、前記開閉部に向かって突出する第1突出部と、前記第1突出部と前記原稿支持面を挟んで前記揺動軸心に沿う方向の他端部に位置し、前記開閉部に向かって突出する第2突出部とが設けられ、
    前記開閉部には、前記揺動軸心に沿う方向の一端部に位置し、前記閉鎖位置で前記第1突出部を収容する第1収容部と、前記揺動軸心に沿う方向の他端部に位置し、前記閉鎖位置で前記第2突出部を収容する第2収容部とが設けられ、
    前記第1突出部と前記第1収容部との間には、前記開閉部の前記開放位置を規制する第1規制部が設けられ、
    前記第2突出部と前記第2収容部との間には、前記開閉部の前記開放位置を規制する第2規制部が設けられていることを特徴とする読取装置。
  2. 前記第1規制部は前記開閉部の前記一端部における端縁近傍に設けられ、
    前記第2規制部は前記開閉部の前記他端部における端縁近傍に設けられ、
    前記端縁近傍は、前記揺動軸心と平行な第一壁と、前記揺動軸心と直交する第二壁とが交差する部分を含む請求項1記載の読取装置。
  3. 前記第1規制部は、前記第1突出部の上端部から前記開放位置にある前記開閉部に向かって突出する第1当接片と、前記第1収容部に設けられ、前記開放位置において前記第1当接片と当接する第1被当接面とを含み、
    前記第2規制部は、前記第2突出部の上端部から前記開放位置にある前記開閉部に向かって突出する第2当接片と、前記第2収納部に設けられ、前記開放位置において前記第2当接片と当接する第2被当接面とを含む請求項1又は2記載の読取装置。
  4. 前記本体部と前記開閉部との間には、前記閉鎖位置において、前記揺動軸心と平行な幅方向で前記本体部に対して前記開閉部を位置決めする第1位置決め部が設けられ、
    前記第1位置決め部は、前記本体部における前記原稿支持面の外側周縁と、前記閉鎖位置において前記外側周縁に対向する前記開閉部との一方に形成され、突形状部に設けられる第1案内面と、
    前記本体部における前記原稿支持面の前記外側周縁と、前記閉鎖位置において前記外側周縁に対向する前記開閉部との他方に形成され、前記突形状部を収容する凹部を規定する第1被案内面とから構成され、
    前記第1案内面と前記第1被案内面とは、前記開閉部を前記閉鎖位置に変位させることにより互いに当接する請求項1乃至3のいずれか1項記載の読取装置。
  5. 前記第1突出部及び前記第2突出部の少なくとも一つが前記第1案内面を有し、
    前記第1収容部及び前記第2収容部の少なくとも一つが前記第1被案内面を有している請求項4記載の読取装置。
  6. 前記第1案内面と前記第1被案内面との当接位置から前記本体部の上面までの距離と、前記揺動軸心から前記本体部の上面までの距離が略等しいことを特徴とする請求項5の読取装置。
  7. 前記本体部と前記開閉部との間には、前記閉鎖位置において、前記揺動軸心と直交する前後方向で前記本体部に対して前記開閉部を位置決めする第2位置決め部が設けられ、
    前記第2位置決め部は、前記本体部における前記原稿支持面の外側周縁と、前記閉鎖位置において前記外側周縁に対向する前記開閉部との一方に形成され、突形状部に設けられる第2案内面と、
    前記本体部における前記原稿支持面の前記外側周縁と、前記閉鎖位置において前記外側周縁に対向する前記開閉部との他方に形成され、前記突形状部を収容する凹部を規定する第2被案内面とから構成され、
    前記第2案内面と前記第2被案内面とは、前記開閉部を前記閉鎖位置に変位させることにより互いに当接する請求項4記載の読取装置。
  8. 前記第1突出部及び前記第2突出部の少なくとも一つが前記第2案内面を有し、
    前記第1収容部及び前記第2収容部の少なくとも一つが前記第2被案内面を有している請求項7記載の読取装置。
  9. 前記第2案内面と前記第2被案内面との当接位置から前記本体部の上面までの距離と、前記揺動軸心から前記本体部の上面までの距離が略等しいことを特徴とする請求項8の読取装置。
  10. 前記第1突出部及び前記第2突出部は、前記揺動軸心に沿う方向から見て、前記読取部と重なる面を有する請求項1乃至9のいずれか1項記載の読取装置。
  11. 前記第1突出部及び前記第2突出部は前記原稿支持面に隣接している請求項1乃至10のいずれか1項記載の読取装置。
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