JP2008203722A - 原稿載置台及びこれを備えた画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿押圧板によってコンタクトガラスの上面に密着された原稿の密着を、原稿押圧板の開放動作に連動して解消し、原稿を取り出しを容易にする。
【解決手段】後端位置決め部材54の後端規制面55の後端を合わせて原稿をセットする。原稿押圧板を閉鎖位置から開放位置M1に移動させると、ヒンジ73の揺動軸75と一体のカム部材81が回転して、押し出し部材82を前方に移動させ、その先端85cを、後端規制面55から後方に退避していた退避位置から、後端規制面55から前側に突出する押し出し位置N1に配置する。これにより、原稿の後端を押し出してコンタクトガラスに対する密着を解消する。
【選択図】図5
【解決手段】後端位置決め部材54の後端規制面55の後端を合わせて原稿をセットする。原稿押圧板を閉鎖位置から開放位置M1に移動させると、ヒンジ73の揺動軸75と一体のカム部材81が回転して、押し出し部材82を前方に移動させ、その先端85cを、後端規制面55から後方に退避していた退避位置から、後端規制面55から前側に突出する押し出し位置N1に配置する。これにより、原稿の後端を押し出してコンタクトガラスに対する密着を解消する。
【選択図】図5
Description
本発明は、画像読取時にコンタクトガラス上に原稿を密着させる原稿載置台、及びこれを備えた画像読取装置に関する。
複写機,プリンタ等の画像形成装置で使用される画像読取装置において、原稿がセットされるコンタクトガラスを有する載置台本体と、この載置台本体によって開閉自在に支持された原稿押圧板とを備えたものが知られている。
この原稿読取装置においては、原稿押圧板を開放してコンタクトガラス上の所定の位置に、画像面を下向きにして原稿をセットする。つづいて、原稿押圧板を閉鎖して原稿の画像面をコンタクトガラスに密着させる。その後、コンタクトガラスの下方に配設されている光源によって原稿の画像面を照射し、その反射光を反射ミラーやレンズを介してCCDに導くことで画像を読み取るようにしている。
上述のように、原稿の読取時には、その画像面をコンタクトガラスに密着させることが必要である。原稿がコンタクトガラスから浮いてしまうと、その浮いた部分から反射光に基づく画像が実際よりも黒くなってしまうからである。
このように、画像読取時に原稿を密着させるため、画像読取後に原稿押圧板を開放して、原稿をコンタクトガラス上から除去する際に、原稿が外れにくい場合がある。これは、平滑度の高い原稿の場合、例えば、アート紙やコート紙、OHPフィルム(オーバーヘッドプロジェクトの投影に使用する透明フィルム)特に顕著である。
特許文献1,2には、画像読取後の原稿を、コンタクトガラス上から簡単に除去できるようにした発明が開示されている。
特許文献1では、コンタクトガラスを冷却するためのファンを利用して、画像読取後の原稿に対しエアを吹き付けてコンタクトガラス上から浮き上がらせ、除去を容易にするものである。
特許文献2は、原稿押圧板を閉鎖した際に、コンタクトガラスと原稿押圧板との間に空気層ができるようにして、画像読取時の原稿の密着度を低くするものである。
特開平4−116846号公報
特開2006−211465号公報
しかしながら、上述の特許文献1によると、コンタクトガラスの端部に配設した原稿の位置決め部材を可動に構成して、コンタクトガラスと位置決め部材との隙間からエアを原稿の端部に吹き付けたり、コンタクトガラスと位置決め部材との間にあらかじめ間隙を設けてこの間隙からエアを吹き付けたりするため、前者では、位置決め部材を動かすための構成が必須となり構造が複雑になるという問題があり、また、後者では、間隙から、光源等を有する光学系に塵埃が進入するといった問題がある。また、いずれも場合も、ファンからのエアを導くためのダクト等が必要であり、その分、構成が複雑になるという問題があった。つまり、特許文献1によると、構成が複雑になったり、塵埃が光学系に進入したりするという問題がある。
一方、特許文献2によると、コンタクトガラスの手前側でスペーサを出入りさせるために、コンタクトガラスの奥側から手前側にいたるスペーサ作動レバーを設ける等、比較的構成が複雑となるという問題があった。
そこで、本発明は、構成が簡単で、また光学系に塵埃が進入することがなく、原稿載置台の原稿を容易に取り出すことができるようにした原稿載置台及びこれを備えた画像読取装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、上面に原稿載置面を有する原稿載置台本体と、前記原稿載置台本体によって開閉自在に支持された原稿押圧板とを備え、前記原稿押圧板が、前記原稿載置面の後方に位置する揺動軸を基準に揺動して、前記原稿載置面上にセットされた原稿を押圧する閉鎖位置と、前記原稿載置面の上方を開放して原稿のセット及び取り出しを可能にする開放位置とをとる原稿載置台に関する。この発明に係る駆る原稿載置台は、前記原稿載置面の後端に配置された後端規制面を有し、前記原稿載置面上にセットされる原稿の後端が前記後端規制面に当接されることで原稿の後端の位置決めを行う後端位置決め部材と、前記原稿押圧板の開放動作に連動して、前記原稿載置面上にセットされた原稿の後端を押し出す押し出し機構、とを備え、前記押し出し機構は、前記原稿載置面の後端側において前後方向移動可能に配設されるとともに、先端を前記後端規制面から前側に突出させる押し出し位置と、前記後端規制面よりも後側に退避させる退避位置とをとる押し出し部材と、前記押し出し部材の後方において前記揺動軸に取り付けられて前記原稿押圧板の閉鎖動作に連動して正回転し、開放動作に連動して逆回転するカム部材と、前記カム部材に前記押し出し部材の後端側を当接させる付勢部材と、を有し、前記原稿押圧板の閉鎖動作に伴う前記カム部材の正回転により、前記押し出し部材を前記押し出し位置から退避位置に移動させ、前記原稿押圧板の開放動作に伴う前記カム部材の逆回転により、前記押し出し部材を前記退避位置から前記押し出し位置に移動させる、ことを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る原稿載置台において、前記押し出し部材が、板状に形成されていて、前記カム部材の正回転及び逆回転によって前記原稿載置面上を摺擦するように移動する、ことを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る原稿載置台において、前記押し出し部材における少なくとも前端側の前記後端規制面から出入りする部分は、前記位置決め部材よりも薄く形成されている、ことを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に係る原稿載置台において、前記原稿載置面の左端に配置された左端規制面を有し、前記原稿載置面上にセットされる原稿の左端が前記左端規制面に当接されることで原稿の左端の位置決めを行う左端位置決め部材を備え、前記押し出し部材が、前記原稿載置面において前記後端規制面及び左端規制面によって位置決めされた状態の原稿の後端に対応する位置に配置されている、ことを特徴としている。
請求項5に係る発明は、画像読み取りに係る原稿が載置される原稿載置面を有する原稿載置台、前記原稿載置面にセットされた原稿の画像を読み取る画像読取部とを備えた画像読取装置に関する。この発明に係る画像読取装置は、前記原稿載置台が、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の原稿載置台である、ことを特徴としている。
本発明によると、押し出し機構は、原稿押圧板の開閉動作に連動して、押し出し部材が、原稿載置面にセットされている原稿の後端を押し出すことができるので、原稿載置面対する原稿の密着を解消して、原稿の取り出しを容易に行うことができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図10を参照して、本発明に係る原稿載置台15及びこれを備えた画像読取装置16について説明する。このうち図1は、画像読取装置16を備えた画像形成装置1の内部の構造を正面側から見た模式図である。図2は、原稿押圧板51が開放位置M1に配置された原稿載置台15を正面側左斜め上方から見た斜視図である。図3は、図2の状態の原稿載置台15の分解斜視図である。図4〜図10は、押し出し機構80の動作を説明する図である。このうち、図4,図5はそれぞれ原稿押圧板が開放位置に配置されたときの押し出し機構80の状態を示す、左側面図、斜視図である。図6,図7はそれぞれ原稿押圧板51が開放位置M1と閉鎖位置(図8中のM2参照)との間の中間位置に配置されたときの押し出し機構80の状態を示す、左側面図、斜視図である。図8は、原稿押圧板51が閉鎖位置M2に配置された原稿載置台15を正面側左斜め上方から見た斜視図である。図9,図10はそれぞれ原稿押圧板51が閉鎖位置M2に配置されたときの押し出し機構80の状態を示す、左側面図、斜視図である。なお、図4〜図7,図9,図10においては、原稿押圧板51の蓋部材70は図示を省略している。
図1〜図10を参照して、本発明に係る原稿載置台15及びこれを備えた画像読取装置16について説明する。このうち図1は、画像読取装置16を備えた画像形成装置1の内部の構造を正面側から見た模式図である。図2は、原稿押圧板51が開放位置M1に配置された原稿載置台15を正面側左斜め上方から見た斜視図である。図3は、図2の状態の原稿載置台15の分解斜視図である。図4〜図10は、押し出し機構80の動作を説明する図である。このうち、図4,図5はそれぞれ原稿押圧板が開放位置に配置されたときの押し出し機構80の状態を示す、左側面図、斜視図である。図6,図7はそれぞれ原稿押圧板51が開放位置M1と閉鎖位置(図8中のM2参照)との間の中間位置に配置されたときの押し出し機構80の状態を示す、左側面図、斜視図である。図8は、原稿押圧板51が閉鎖位置M2に配置された原稿載置台15を正面側左斜め上方から見た斜視図である。図9,図10はそれぞれ原稿押圧板51が閉鎖位置M2に配置されたときの押し出し機構80の状態を示す、左側面図、斜視図である。なお、図4〜図7,図9,図10においては、原稿押圧板51の蓋部材70は図示を省略している。
画像形成装置1には、図1に示すように、その画像形成装置本体2に、シート給送部10と、画像形成部11と、定着部12と、シート排出部13と、画像読取部14と、原稿載置台15とが設けられている。なお、本実施形態では、画像読取部14と原稿載置台15とによって画像読取装置16を構成している。
シート給送部10は、給紙カセット20内に積層状態で収納されたシートSのうち、最上位に位置するものを給紙ローラ21によって給紙し、給送ローラ22及びリタードローラ23によって重送を防止しながら1枚だけ下流側のレジストローラ対24に搬送する。停止中のレジストローラ対24によって斜行が防止されたシートSは、次に説明する画像形成部11の感光ドラム25の回転にタイミングを合わせるようにして、レジストローラ対24によって画像形成部11に供給される。
画像形成部11には、所定のプロセススピード(周速度)で矢印方向(図1中の時計回り)に回転する感光ドラム(電子写真感光体)25が配設されている。感光ドラム25は、その表面が帯電器26によって所定の極性・電位に一様に帯電される。帯電後の感光ドラム25の表面は、後述する画像読取部14が読み取った画像情報に基づいて、露光装置27により露光が行われ、露光部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置28によってトナーが付着されてトナー像として現像される。このトナー像は、上述のシート給送部10から供給されたシートSに、転写ローラ29によって転写される。トナー像転写後の感光ドラム25は、表面の転写残トナーがクリーニング装置30によって除去されて次の画像形成に供される。
定着部12には、ヒータ31を内蔵した定着ローラ32と、これに圧接された加圧ローラ33が配設されている。画像形成部11によってトナー像が転写されたシートSは、定着ローラ32と加圧ローラ33との間の定着ニップ部を通過する際に加熱・加圧されて、表面にトナー像が定着される。
シート排出部13には、排紙ローラ対34、排紙トレイ35が配設されている。トナー像転写後のシートSは、排紙ローラ対34により、排紙トレイ35に排出される。
画像読取部14は、左右方向に移動可能なフレーム40が配設されていて、このフレーム40には、光源41、第1のミラー42が搭載されている。同じく左右方向に移動可能なフレーム43が配設されていて、このフレーム43には第2のミラー44、第3のミラー45が搭載されている。また、画像読取部14には、レンズ46、CCD47等を有するスキャナユニット48が配設されている。本実施形態では、この画像読取部14と、この画像読取部14の上を覆うように配設された原稿載置台15とによって画像読取装置16を構成している。
原稿載置台15は、図2,図3に示すように、原稿載置台本体50と、この原稿載置台本体50によって開閉自在に支持された原稿押圧板51とを備えており、さらに、これら原稿載置台本体50と原稿押圧板51との間に介装された押し出し機構80を備えている。
原稿載置台本体50は、額縁状の本体フレーム52と、この本体フレーム52の内側に嵌め込まれたコンタクトガラス53とを有している。
コンタクトガラス53は、透明なガラスを長方形状に形成したものであり、その大きさは、読取可能な最大サイズの原稿D(例えば、A3サイズ)よりも大きい長方形状に形成されている。コンタクトガラス53の上面は、原稿Dが載置される原稿載置面Mとなっていて、コンタクトガラス53の下方には、上述の、光源41等を有する画像読取部14が配置されている。コンタクトガラス53の後端側には、後端位置決め部材54が配設されている。後端位置決め部材54は、左右方向に長い薄板状(例えば、厚さ2mm程度)に形成されていて、コンタクトガラス53の後端側の上面に密着するようにして配置されている。後端位置決め部材54は、その前端縁に、コンタクトガラス53の上面にセットされる原稿Dの後端D1が当接される後端規制面55が形成されている。つまり、後端規制面55は、コンタクトガラス53の上面からの高さが2mm程度で左右方向に長い直線状に形成されている。本実施形態では、後端位置決め部材54は、左端近傍に切欠き部56を有している。この切欠き部56は、図3に示すように、後端位置決め部材54が中断されている部分であり、コンタクトガラス53の上面が露出している部分である。この切欠き部56に、後述する押し出し機構80の押し出し部材82が配設されるようになっている。コンタクトガラス53の左端側には、左端位置決め部材57が配設されている。左端位置決め部材57は、前後方向に長い薄板状(例えば、厚さ2mm程度)に形成されていて、コンタクトガラス53の左端側の上面に密着するようにして配置されている。左端位置決め部材は、その右端縁に、コンタクトガラス53の上面にセットされる原稿Dの左端D2が当接される左端規制面58が形成されている。つまり、左端規制面58は、コンタクトガラス53の上面からの高さが2mm程度で前後方向に長い直線状に形成されている。上述の後端位置決め部材54の後端規制面55と、左端位置決め部材57の左端規制面58とが交差する部分が基準点Pとなる。この基準点Pは、原稿Dをコンタクトガラス53の上面にセットする際の基準となる。すなわち、原稿Dをコンタクトガラス53の上面にセットする際には、その画像面を下方に向けた状態で、原稿Dの1つの角部を基準点Pに合わせ、原稿Dの後端D1及び左端D2をそれぞれ後端規制面55及び左端規制面58に当接させる。これにより、原稿Dの前後方向及び左右方向に位置決めをすることができる。なお、上述の後端位置決め部材54の上面には左右方向に沿って、また、左端位置決め部材57の上面には前後方向に沿って、それぞれ原稿サイズを示すB5,A4等の表示(不図示)が複数、記載されている。
図3に示すように、本体フレーム52における、コンタクトガラス53の後方に位置する部分には、左右方向の位置が異なる2箇所に、後述する原稿押圧板51を支持するための台座60が設けてある。台座60の中央には、四角柱状の挿入孔61が上下方向に向けて設けてあり、後述する原稿押圧板51のヒンジ73の支柱74が挿入されるようになっている。これら台座60は、左右方向に長い後カバー62によって覆われている。この後カバー62には、挿入孔61に対応する部分に同形の透孔63が形成されており、また、後述の押し出し部材82の移動をガイドするフック状の一対のガイド64が突設されている。このガイド64の近傍には、前後方向に長い短冊状の透孔65が穿設されている。この透孔65には、後述する押し出し機構80のカム部材81が配設される。また、透孔65の右側には、センサ窓66が形成されている。このセンサ窓66からは、図2に示すように、本体フレーム52に配設された開閉センサ67の先端が突き出している。この開閉センサ67は、原稿押圧板51側の押圧部68に係脱されることで、原稿押圧板51の開閉を検知するものである。後カバー62の上面は、コンタクトガラス53の上面と高さが一致するようになっている。
原稿押圧板51は、図2,図3に示すように、蓋部材70と、スポンジ71と、ビニルシート72と、一対のヒンジ73とを有している。このうち蓋部材70は、4辺に裏面側(図2中の右側の面)に屈曲された周縁部を有するパネルであり、裏面側に、長方形状の板状のスポン72ジが取り付けられている。このスポンジ72の表面には、白色のビニルシート73が取り付けられている。スポンジ72及びビニルシート73は、上述のコンタクトガラス53の上面よりもわずかに大きく形成されていて、コンタクトガラス53上の原稿Dを上方から押圧する際に、上述の後端位置決め部材54及び左端位置決め部材57の一部にかかるようになっている。
ヒンジ73は、図3,図4に示すように、角柱状の支柱74と、この支柱74によって揺動可能に支持された揺動軸75と、この揺動軸75と一体の取付部材76とを有している。支柱74は、上述の原稿載置台本体50側の挿入孔61に上方から挿入されるのみで、特に固定するようなことはない。これにより、原稿Dとして、例えば、雑誌や参考書等の厚手の書籍を使用する場合には、原稿押圧板51を閉鎖位置M2に配置したときに、原稿Dの厚さに応じて、挿入孔61内で支柱74が上方に移動し、原稿押圧板51の基端側が上方に浮き上がるようになっている。一方、取付部材76は、上述の蓋部材70の裏面側における基端側に固定されている。本実施形態では、蓋部材70の基端側の、左右方向に位置が異なる2箇所に固定されている。本実施形態では、揺動軸75は、その左端側が左方に突設されていて、後述する押し出し機構80のカム部材81が固定されるようになっている。なお、ヒンジ73には、原稿押圧板51を開放方向に付勢する付勢部材(不図示)が配設されていて、開閉動作時に自重を適度に相殺して原稿押圧板51の開閉動作が軽く行うことができるようになっている。
原稿押圧板51は、原稿載置台本体50により、ヒンジ73の揺動軸75を基準として揺動自在に支持されており、コンタクトガラス53の上面の原稿Dを上方から押圧してコンタクトガラス53に密着させる閉鎖位置M2(図8参照)と、コンタクトガラス53の上方を開放してコンタクトガラス53に対する原稿Dのセット及び取り出しを可能にする開放位置M1(図2参照)とをとることができる。
押し出し機構80は、原稿載置台本体50と原稿押圧板51との間に介装されている。押し出し機構80は、図4,図5に示すように、カム部材81と、押し出し部材82と、圧縮ばね(付勢部材)83とを有している。
カム部材81は、上述のヒンジ73の揺動軸75における左方に突出された部分に固定されていて、原稿押圧板51の開閉動作に連動して、原稿押圧板51の揺動角度と同じ角度だけ回転する。カム部材81は、外周面にカム面84を有する平面カムであり、揺動軸75の中心からカム面84までの距離が、回転角度によって異なるようになっている。このカム部材81のすぐ前には、押し出し部材82が配設されている。
押し出し部材82は、短冊状の本体85と、本体85の後端から上方に立設されたカム当接部86と、本体85の後端近傍から下方に垂下されたばね取付部87とを有している。本体85は、上述の後カバー62のガイド64によってガイドされる後半部85aが厚く形成され、前半部85bが薄く形成されている。この前半部85bは、上述の後端位置決め部材54の厚さ(ほぼ2mm)よりも薄い、例えば、1mm程度に設定されている。これは、後述するように、コンタクトガラス53の上面の原稿Dとともに本体85が、原稿押圧板51によって押圧された際にも、押し出し部材82が円滑に前後方向に移動することができるようにするためである。また、原稿Dのセット時には、後述するように、本体85の先端85cは、後端位置決め部材54の後端基準面55から前方に突出することになり、この突出部分に原稿Dの一部が載せられることになる。この場合、仮に、本体85の前半部82bが後端位置決め部材54よりも厚いとすると、原稿Dのセット時に、この部分で、原稿Dの後端D1が後端位置決め部材54の上方に位置してしまい、後端D1の位置決めがしにくくなってしまう。ここで、押し出し部材82が原稿Dをコンタクトガラス53の上面にセットする際に邪魔にならないようにする、という観点からは、本体85の前半部85bは、薄いほうが好ましいが、後述するように、原稿押圧板51の開放動作に連動して、原稿Dの後端D1を押し出す、という観点からは、適度な強度(厚さ)が必要となる。本実施形態では、以上を考慮して、押し出し部材82の本体85の前半部の厚さは、1mm程度に設定している。
カム当接部86は、上述のように本体85の後端において上方に突設するように形成されており、背面側は平面状に形成されていて、カム部材81のカム面84が摺擦されるカム摺擦面86aとなる。本実施形態では、カム摺擦面86aは、上述のように、原稿Dが書籍等の厚手のものである場合に、原稿押圧板51とともにカム部材81が上方に浮き上がることを考慮して、この場合でもカム面84がカム摺擦面86aから外れないように、上下方向に長く形成してある。
ばね取付部87は、図5に示す後カバー62の透65孔から下方に垂下するように配置されており、図4に示すように、後カバー62の下面から下方に突設された台座部90との間に後述する圧縮ばね83が介装されるようになっている。なお、圧縮ばね83の脱落を防止するため、ばね取付部83から前方に向けて、円柱状のばね保持部(不図示)が突設されていて、圧縮ばね83の内側に入り込むようになっている。
以上の押し出し部材82は、その本体85の前半部85bが、後端位置決め部材54の切欠き部56に位置するように配設されており、後カバー62のガイド64にガイドされた状態で、後カバー62の上面及びコンタクトガラス53の上面を摺擦するように、前後方向に移動できるようになっている。これにより、押し出し部材82は、その先端85cが後端位置決め部材54の後端規制面55から前側に突出する押し出し位置N1(図5参照)と、後端規制面55から後方に退避する退避位置N2(図10参照)とをとることができるようになっている。
付勢部材としての圧縮ばね83は、上述のばね取付部87から前方に突出されたばね保持部に係合された状態で、ばね取付部87と台座部90との間に介装されて、押し出し部材82をカム部材81に向けて付勢している。これにより、押し出し部材82は、そのカム当接部86のカム摺擦面86を、常時、カム部材81のカム面84に当接させるようにしている。
本実施形態では、押し出し機構80は、2個のヒンジ73のうちの、左側のヒンジ73の左方に1個だけ配置されている。この場合には、右側のヒンジ73には、カム部材81は、不要ではあるが、本実施形態では、カム部材81をヒンジ73と一体に形成するため、同一の部材を使用するという観点から、右側のヒンジ73にもカム部材81が取り付けられている。なお、この右側のヒンジ73のカム部材81を利用して、右側のヒンジの左側にも、同様の押し出し機構80を構成するようにしてもよい。
つづいて、上述の原稿載置台15における、原稿押圧板51の開閉動作と、押し出し機構の動作との関係について詳述する。本実施形態では、原稿押圧板51の位置について、図2に示す位置、すなわち、原稿載置台本体50に対して90度よりも少し小さい角度で開放された位置を開放位置M1とする。このときのヒンジ73及び押し出し機構80を図4,図5に示す。また、図6,図7は、原稿押圧板51を上述の開放位置M1と後述する閉鎖位置M2とのほぼ中間の中間位置に配置したとき(40度程度開放された状態)のヒンジ73及び押し出し機構80の状態を示す。また、図8は、原稿押圧板51が閉鎖位置M2に配置された状態を示す。図9,図10は、このときのヒンジ73及び押し出し機構80の位置を示す。
カム部材81については、図2,図4,図5に示す原稿押圧板51の開放位置M1に対応して、カム面84が揺動軸75の中心から最も遠い位置に位置する第1の位置C1をとり、これに対応して、押し出し部材82は、その先端85cを後端規制面55から前方に突出させる押し出し位置N1をとる。一方、カム部材81は、原稿押圧板51が図8,図9,図10に示す閉鎖位置M2に配置されるのに対応して、カム面84が揺動軸75の中心に比較的近い第2の位置C2を取り、これに対応して、押し出し部材82は、その先端85cを後端規制面55から後方に退避させる退避位置N2をとる。
以上の原稿押圧板51、押し出し機構80のカム部材81及び押し出し部材82の位置関係に基づいて、原稿載置台15の動作について説明する。
図2に示すように、原稿押圧板51が開放位置M1に配置されたときには、図4,図5に示すように、カム部材81が第1の位置C1に配置され、これにより、押し出し部材82は、カム部材81のカム面84に押されて、圧縮ばね83の付勢力に抗して、押し出し位置N1に配置される。この状態で、コンタクトガラス53の上面(原稿載置面M)に原稿Dをセットする。原稿Dの1つの角部を基準点Pに合わせ、後端D1を後端位置決め部材54の後端規制面55に当接させ、また、左端D2を左端位置決め部材57の左端規制面58に当接させる。この際、原稿押圧板51が開放位置M2に配置されて、コンタクトガラス53の上方が大きく開放されるので、コンタクトガラス53の上面(原稿載置面M)に対する原稿Dのセットを容易に行うことができる。また、この際、原稿Dの後端D1を後端規制面55に当接させ、原稿Dの左端D2を左端規制面58に当接させて位置決めするため、原稿Dにおける後端側の左端近傍が、押し出し部材82の本体85の前半部85bの上に載せられることになる。しかし、上述のように、前半部85bは、その厚さが後端位置決め部材54の厚さよりも薄く設定されているので、前半部85bの上面は、後端位置決め部材54の上面よりも低い位置に位置することになる。したがって、原稿Dのセットに際して、原稿Dの後端を比較的容易に後端規制面55に当接させることができ、押し出し部材82が特に邪魔になるようなことはない。
ユーザは、コンタクトガラス51の上面に原稿Dをセットした後、原稿押圧板51を閉鎖する。これにより、原稿押圧板51は、図2に示す開放位置M1から、図6,図7に示す中間位置を経て、図8〜図10に示す閉鎖位置M2へと移動する。このとき、原稿押圧板51の閉鎖動作に合わせて、揺動軸75が図4中の時計回りに回転し、同様にカム部材81が同方向に回転する。すなわち、カム部材81は、図4,図5に示す第1の位置C1から時計回りに正回転し、図6,図7に示す状態を経由して、図9,図10に示す第2の位置C2に至る。そして、このカム部材81の正回転により、押し出し部材82は、図4,図5に示す押し出し位置N1から図6,図7に示す状態を経由して、図9,図10に示す退避位置N2に移動される。この退避位置N2においては、押し出し部材82は、その先端85cが、後端規制面55よりも後方に位置する。つまり、押し出し部材82は、原稿押圧板51の閉鎖動作に連動して、押し出し位置N1から、後側に退避して退避位置N2に配置される。これにより、プラテンガラス53の上面と原稿Dの下面とに間に入り込んでいた、押し出し部材82の先端82cは、引き抜かれ、原稿Dは、その下向きの画像面がコンタクトガラス53の上面に押圧されて密着される。
ユーザは、原稿押圧板51を閉鎖位置M1に配置した後、画像形成装置本体2(図1参照)に設置されている操作パネル(不図示)のコピーボタン(不図示)を押す。これにより、コンタクトガラス53の上面にセットされている原稿Dの画像が、画像読取部14により読み取られ、この読取り結果に基づいて、画像形成部11において感光ドラム25上にトナー像が形成される。このトナー像は、シート給送部10から画像形成部11に供給されたシートSに転写され、さらに定着部12でシートS上に定着される。トナー像が定着されたシートSは、排紙トレイ35上に排出される。これにより、画像形成が終了する。
画像形成終了後、ユーザが原稿押圧板51を開放する。原稿押圧板51は、図8〜図10に示す閉鎖位置M2から、中間位置を経由して、図2,図4,図5に示す開放位置M1に移動される。これに伴い、カム部材81は、図9,図10に示す第2の位置C2から揺動軸75を基準に反時計回りに回転して図4,図5に示す第1の位置C1に移動する。そして、押し出し部材82は、カム部材81の第2の位置C2から第1の位置C1への移動に伴って、退避位置N2から押し出し位置N1に移動する。つまり、押し出し部材82の先端85cが、後端規制面55の後方から前方に押し出されることになる。これにより、押し出し部材82の先端85cが、コンタクトガラス53にセットされている原稿Dの後端D1を押して移動させる。この押し出しによって、コンタクトガラス53の上面に対する原稿Dの密着が解消され、コンタクトガラス53の上面からの原稿Dの取り出しを容易に行うことができる。なお、押し出し部材88の先端85cによって原稿Dの後端D1をうまく押し出すことができなかった場合でも、この先端85cがコンタクトガラス53の上面と原稿Dの下面との間に入り込むことになるので、これにより少なくとも先端85cが入り込んだ部分では、コンタクトガラス53に対する原稿Dの密着が解消されることになるので、この部分をきっかけとして原稿Dを容易に取り除くことができる。また、本実施形態では、図9に示すように、閉鎖位置M2にある原稿押圧板51を開放する際には、カム部材81は、揺動軸75を中心として、同図中の反時計回りに回転して、押し出し部材82側のカム当接部86のカム摺擦面86aを、下方から上方に向かって擦り上げる。押し出し部材82は、このとき作用する摩擦力により、後端側が上方に押し上げられるため、先端側は、中間に位置するガイド64を中心として、下方のコンタクトガラス53の表面に押し付けられることになる。すなわち、押し出し部材82は、原稿押圧板51の開放動作に連動して、退避位置N2から押し出し位置N1に押し出される際に、その先端側がコンタクトガラス53の表面の押し付けられながら押し出されるので、コンタクトガラス53の上面から浮き上がることなく、コンタクトガラス53の上面にセットされている原稿Dの後端D1を確実に押し出すことができる。
コンタクトガラス53の上面から原稿Dを取り除いた後、原稿押圧板51を閉鎖すると、押し出し機構80の押し出し部材82は、退避位置M2に引っ込む。
上述の原稿載置台15は、原稿載置台本体50と原稿押圧板51との間に押し出し機構80が介装されていて、原稿押圧板51の閉鎖動作に連動して、押し出し部材82が後端規制面55から退避し、また、原稿押圧板51の開放動作に連動して、押し出し部材82が後端規制面55から突出して、コンタクトガラス53の上面にセットされている原稿Dを押し出すことができるので、コンタクトガラス53に対する原稿Dの密着が解消されて、コンタクトガラス53の上面からの原稿Dの取り出しを容易に行うことができる。また、コンタクトガラス53の上面に原稿Dをセットする際には、押し出し部材82の先端85cが後端規制面55から突出しているが、この部分の厚さを後端位置決め部材54よりも薄く形成しているので、特に邪魔になったり支障をきたしたりするおそれはない。
また、上述では、押し出し機構80を、後端位置決め部材54の左端部近傍(基準点Pの近傍)に配置した。これにより、サイズの小さい原稿Dに対してもその後端D1を確実に押し出すことができるようにした。本発明は、これに限定されず、セットされる原稿Dの後端に対応する位置であれば、図2に示す位置よりもさらに右方にずらして、押し出し機構80を配設するようにしてもよい。さらに、前述のように、押し出し機構80を、後端位置決め部材54の左右方向の異なる位置に、複数、配設するようにしてもよい。
また、上述では、押し出し部材82の本体85がほぼ短冊状であるものとして説明したが、これに代えて、先端85cの形状を、直線状ではなく、前側に向かって凸状の曲線状に形成してもよい。
また、上述では、押し出し部材82の本体85の厚さを、後半部85aが厚く、前半部85bが薄くなるような2段階に設定したが、これに変えて、例えば、後端側ほど厚く、先端側ほど厚さが漸減するように構成してもよい。ただし、この場合でも、少なくとも、後端規制面55から出入りする先端側の厚さは、後端位置決め部材54よりも薄くなることが好ましい。
また、本発明は、原稿押圧板51の上面に自動原稿搬送装置が装着されている場合も同様に適用することができ、この場合も同様の効果を奏することができる。
なお、上述のおける原稿載置台の前後左右については、上述の限定されるものではなく、例えば、90度回転させて、上述では後端側であった部分を、左端側又は右端側に配置するようにしてもよい。
本発明は、コンタクトガラスに対して原稿を後端基準でセットする場合を例に説明したが、先端基準でセットする場合にも適用が可能である。
1……画像形成装置、2……画像形成装置本体、14……画像読取部、15……原稿載置台、16……画像読取装置、50……原稿載置台本体、51……原稿押圧板、54……後端位置決め部材、55……後端規制面、57……左端位置決め部材、58……左端規制面、75……揺動軸、80……押し出し機構、81……カム部材、82……押し出し部材、83……圧縮ばね(付勢部材)、85c……先端、84……カム面、
Claims (5)
- 上面に原稿載置面を有する原稿載置台本体と、前記原稿載置台本体によって開閉自在に支持された原稿押圧板とを備え、前記原稿押圧板が、前記原稿載置面の後方に位置する揺動軸を基準に揺動して、前記原稿載置面上にセットされた原稿を押圧する閉鎖位置と、前記原稿載置面の上方を開放して原稿のセット及び取り出しを可能にする開放位置とをとる原稿載置台において、
前記原稿載置面の後端に配置された後端規制面を有し、前記原稿載置面上にセットされる原稿の後端が前記後端規制面に当接されることで原稿の後端の位置決めを行う後端位置決め部材と、
前記原稿押圧板の開放動作に連動して、前記原稿載置面上にセットされた原稿の後端を押し出す押し出し機構、とを備え、
前記押し出し機構は、
前記原稿載置面の後端側において前後方向移動可能に配設されるとともに、先端を前記後端規制面から前側に突出させる押し出し位置と、前記後端規制面よりも後側に退避させる退避位置とをとる押し出し部材と、
前記押し出し部材の後方において前記揺動軸に取り付けられて前記原稿押圧板の閉鎖動作に連動して正回転し、開放動作に連動して逆回転するカム部材と、
前記カム部材に前記押し出し部材の後端側を当接させる付勢部材と、を有し、
前記原稿押圧板の閉鎖動作に伴う前記カム部材の正回転により、前記押し出し部材を前記押し出し位置から退避位置に移動させ、前記原稿押圧板の開放動作に伴う前記カム部材の逆回転により、前記押し出し部材を前記退避位置から前記押し出し位置に移動させる、
ことを特徴とする原稿載置台。 - 前記押し出し部材が、板状に形成されていて、前記カム部材の正回転及び逆回転によって前記原稿載置面上を摺擦するように移動する、
ことを特徴とする請求項1に記載の原稿載置台。 - 前記押し出し部材における少なくとも前端側の前記後端規制面から出入りする部分は、前記位置決め部材よりも薄く形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の原稿載置台。 - 前記原稿載置面の左端に配置された左端規制面を有し、前記原稿載置面上にセットされる原稿の左端が前記左端規制面に当接されることで原稿の左端の位置決めを行う左端位置決め部材を備え、
前記押し出し部材が、前記原稿載置面において前記後端規制面及び左端規制面によって位置決めされた状態の原稿の後端に対応する位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の原稿載置台。 - 画像読み取りに係る原稿が載置される原稿載置面を有する原稿載置台、前記原稿載置面にセットされた原稿の画像を読み取る画像読取部とを備えた画像読取装置において、
前記原稿載置台が、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の原稿載置台である、
ことを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007041990A JP2008203722A (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | 原稿載置台及びこれを備えた画像読取装置 |
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Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012145769A (ja) * | 2011-01-12 | 2012-08-02 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置及び画像形成装置 |
JP2015126479A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-06 | ブラザー工業株式会社 | 読取装置 |
JP2020021995A (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
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2007
- 2007-02-22 JP JP2007041990A patent/JP2008203722A/ja active Pending
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