JP4279216B2 - 給紙装置 - Google Patents
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Description
図12の概略断面図に給紙装置本体100に挿入されロックされた状態の用紙カセット200を示す。用紙カセット200はその両側壁に突起200aを有している。給紙装置本体100の右側及び左側のガイド部101及び102は、スプリング101a及び102aによりそれぞれ内側に付勢され、用紙カセット200が給紙装置本体100に装着されたときに、用紙カセット200の両側壁に設けられた突起200aの切り欠き面に係合することにより、用紙カセット200をロックする爪101b、102bを有している。
用紙切れやジャム(用紙詰まり)が発生したときには、ユーザは用紙カセット200を引き出し、用紙を補充した後、あるいは詰まった用紙を取り除いた後に用紙カセット200を給紙装置本体100に戻す。
上記のタイプの用紙カセットを使用する画像形成装置は例えば特許文献1に記載されている。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、用紙カセットがロックされているか否かをユーザが容易に確認でき、用紙の重送を防止できるようにした給紙装置を提供することを目的とする。
前記給紙装置本体は、前記用紙カセットが用紙カセット挿入口を介し所定位置まで挿入されたときに、前記用紙カセットに設けられた突起部に弾性係合し、前記用紙カセットを前記所定位置にロックするロック手段と、前記用紙カセット挿入口を覆うための開閉自在な給紙カバーとを有し、
前記用紙カセットにおいて前記給紙カバーに対向する部位、又は、前記給紙カバーにおいて前記用紙カセットに対向する部位に、突出部が形成され、前記突出部は、前記用紙カセットが前記所定位置に達していないときには、前記給紙カバーを閉じる際に前記給紙カバー又は前記用紙カセットが前記突出部に当接する寸法を有することを特徴とする給紙装置が提供される。
本発明によればまた、用紙カセットの挿入が不完全であり、ロックされていない場合であっても、ユーザの給紙カバーを閉じる動作により、用紙カセットが押し込まれ完全にロックされるので、用紙分離不良による用紙の重送を未然に防止することができる。
図1の斜視図に示すように、本実施形態の給紙装置は、給紙装置本体1と給紙装置本体1前側から着脱可能な用紙カセット2とからなる。給紙装置本体1は用紙カセット挿入口(図1(d)の8)を覆う開閉自在の、例えば該して矩形の給紙カバー7を備えている。図1(b)に示すように、給紙カバー7はその下部のコーナー部6で給紙装置本体1に回転可能に軸支されている。図1(c)に示すように、給紙カバー7を開けることにより、用紙カセット2の抜き差しが可能となる。
図3に給紙装置本体1に挿入された用紙カセット2の後部の概略断面を示す。同図に示すように、給紙装置本体1の右側ガイド3にはスプリング3aにより用紙カセット2の側面方向に付勢された爪3bが設けられ、左側ガイド4にはスプリング4aにより用紙カセットの側面方向に付勢された爪4bが設けられている。用紙カセット2が矢印30で示す後方向に移動し、爪3b、4bが用紙カセットの両側壁2sに設けられた突起2aの係止面2cに弾性係合すると、用紙カセット2はその位置でロックされる。スプリング3a,4a及び爪3b、4bがロック手段を構成する。
用紙切れの場合、ユーザは給紙カバー7を開け、用紙カセット2を引き出す。用紙カセットを引き出す際、強い力を加えることにより係止面2cが爪3b、4bを押してスプリング3a、4aによる弾性的付勢力に抗して爪3b、4bが外側に移動するのでロックを解除することができる。
用紙カセット2が例えば500枚の用紙をセット可能な大容量カセットである場合、用紙を上限まで補充して戻すと、かなりの重量となるので、用紙カセット2を給紙装置本体1に挿入するのに必要な力も大きくなるため、用紙カセットがロック位置に到達しておらず、用紙カセットがロックされていないことに気付かない場合がある。このような状態(爪3b、4bが突起2aの頂部2aaを乗り越えていない状態、あるいは図5に示すように乗り越えても突起2aの係止面2cに至らず、摺動面2acの途中で止まっている状態)で印刷を再開すると、前述したように、たとえ用紙カセットの用紙受けが持ち上げられ、本体側のホッピングローラと接していたとしても、ホッピングローラは用紙カセット側の分離片と接触しないので、用紙分離がうまく行われず、用紙の重送が発生することがある。
図6に示すように、本実施形態の給紙装置においても、その給紙装置本体11は用紙カセット挿入口を覆う開閉自在の給紙カバー17を備えている。同図(b)に示すように、給紙カバー17はその下部のコーナー部16で給紙装置本体11に回転可能に軸支されている。同図(c)に示すように、給紙カバー17を開けることにより、用紙カセット12の抜き差しが可能となる。
第2の実施形態は、用紙カセットの前壁に突起を設ける代わりに、図7(a)に示すように給紙カバー17の裏面17rに複数本の上下方向に延びたリブ17aを設けた点で第1の実施形態と異なり、他は第1の実施形態と同様である。
図8は、給紙装置本体に装着され、ロックされた状態の用紙カセットを上から見た部分断面図である。図8に示すように、給紙カバー17の裏面17rには、該裏面17rに垂直な方向に延びる突起17dが設けられ、該突起17dの先端には裏面17rに平行な方向に外側に延びる爪17bが形成されている。この爪17bは給紙カバー17を閉じたときに、給紙装置本体11のガイド部14に設けた凹部14gに弾性係合し、給紙カバー17を閉位置に保持する役割を有する。
リブ17aは用紙カセットの前壁を左右均等に押圧できるように、左右対称に複数設けることが望ましい。
本実施形態も第2の実施形態と同様、給紙カバーの裏面にリブを設けているが、図9に示すように、給紙カバー27の裏面27rに該裏面に垂直に延びるように設けた突起27dに、裏面27rに平行な方向に外側に延びる爪27bに加え、裏面27rに平行な方向に内側に延びる爪27cを形成した点で第2の実施形態と異なる。
図10は、給紙装置本体21に装着され、ロックされた状態の用紙カセット22を上から見た部分断面図である。爪27bは図10(a)に示すように、給紙カバー27を閉じたときに給紙装置本体のガイド部24に設けた凹部24gと弾性係合することにより、給紙カバー27をその位置に保持するためのものであり、爪27cは図10(b)に示すように給紙カバー27を開けるときに、用紙カセット22の前壁22fの裏面22rに弾性係合し、用紙カセット22を前に引き出すためのものである。
従って第2の実施形態同様、用紙カセットの挿入が不完全であり、ロックされていない場合であっても、ユーザの給紙カバーを閉じる動作により、用紙カセットが押し込まれ完全にロックされるので、用紙分離不良による用紙の重送を未然に防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば第2の実施形態の効果に加え、給紙カバーを開けるとき、用紙カセットが給紙カバーに引っ張られてロック位置からはずれるので、用紙切れやジャム発生の際、ユーザは給紙カバーを開けた後に用紙カセットをロック位置から引き出す操作を行う必要がなくなるという効果を有する。
Claims (4)
- 画像形成装置内に配置される給紙装置本体と該給紙装置本体に装着可能な用紙カセットとからなり、前記画像形成装置に用紙を供給する給紙装置において、
前記給紙装置本体は、前記用紙カセットが用紙カセット挿入口を介し所定位置まで挿入されたときに、前記用紙カセットに設けられた突起部に弾性係合し、前記用紙カセットを前記所定位置にロックするロック手段と、前記用紙カセット挿入口を覆うための開閉自在な給紙カバーとを有し、
前記用紙カセットの前記給紙カバーに対向する部位、又は、前記給紙カバーの前記用紙カセットに対向する部位に、突出部が形成され、前記突出部は、前記用紙カセットが前記所定位置に達していないときには、前記給紙カバーを閉じる際に前記給紙カバー又は前記用紙カセットが前記突出部と当接する寸法を有することを特徴とする給紙装置。 - 前記用紙カセットの前記給紙カバーに対向する前記部位は、前記用紙カセットの前壁の表面であり、
前記突出部は、前記用紙カセットの前記前壁の前記表面に形成された突起であり、
前記突起は、前記用紙カセットが前記所定位置に達していないときには、前記給紙カバーを閉じる際に前記給紙カバーの裏面が前記突起と当接する寸法を有することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。 - 前記給紙カバーの前記用紙カセットに対向する前記部位は、前記給紙カバーの裏面であり、
前記突出部は、前記給紙カバーの前記裏面に形成されたリブであり、前記用紙カセットが前記所定位置に達していないときには、前記給紙カバーを閉じることにより前記リブが前記用紙カセットの前壁を押圧し、前記用紙カセットが前記所定位置まで押し込まれるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。 - 前記給紙カバーの裏面に、前記給紙カバーが開けられるときに前記用紙カセットの前壁の裏面に係合する爪部が形成され、前記カバーを開けることにより前記用紙カセットのロックが外れるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の給紙装置。
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JP6064856B2 (ja) * | 2013-09-30 | 2017-01-25 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
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- 2004-07-16 JP JP2004209961A patent/JP4279216B2/ja active Active
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