JP7225611B2 - 筐体構造および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体構造および画像形成装置に関する。
例えば画像形成装置において、紙詰まりが発生したときに詰まった紙を取り出すための開口と、その開口を開閉する扉を備えるなど、様々な目的の開口および扉が備えられた装置が存在する。そのような装置の中には、開口を扉で閉じたときに扉がロックされ、かつ、扉が閉じられたことを検知するスイッチを備えた構造が知られている。この構造の場合、ロックされるより前の、扉がほぼ閉じた状態でスイッチが作動すると、装置は扉が閉じられたものと認識したにもかかわらず、その後扉が開いてしまうという事態が発生するおそれがある。
ここで、特許文献1には、機体内に配設されたスイッチと、その機体に対し開閉するドアに配設されたスイッチ作動レバーとを備え、スイッチ作動レバーをドアに対して回動可能に設け、ドアの開閉角度が所定角度以下となったときにスイッチ作動レバーとドアとの連動を開始させる手段を有するインターロックスイッチ装置が開示されている。
また、特許文献2には、2つの開閉センサによる2つの開閉カバーが閉じられたことの検出を同期させる技術が開示されている。
特開平11-261252号公報 特開2003-263082号公報
本発明は、スイッチが作動したことをもって開閉筐体(扉)がロックされたことが保証される筐体構造およびその筐体構造を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1は、
本体筐体と、該本体筐体に対し開閉し閉じられたときに該本体筐体に係止される開閉筐体とのうちのいずれか一方である第1筐体が、該開閉筐体が閉じられたときに該本体筐体と該開閉筐体とのうちのいずれか他方である第2筐体に係止する第1係止部を備え、
前記第2筐体が、前記第1係止部と干渉して第1の向きに回転し、該開閉筐体の閉じられる向きへのさらなる動きで該第1係止部との係止が外れ該第1の向きとは逆向きの第2の向きに回転して該第1係止部に係止される鉤部を有し該鉤部と一体に回転する第2係止部と、前記第2係止部を前記第2の向きに付勢する付勢部材とを備え、
前記第1筐体と前記第2係止部とのうちの一方が、押圧を受けて前記開閉筐体が閉じられたことを検するスイッチと、押圧を受けて弾性的に変形しながら該スイッチを押圧することにより該スイッチを切り換える弾性レバーとを備え、
前記第1筐体と前記第2係止部とのうちの、前記一方とは異なる他方が、前記開閉筐体が閉じられる動きにおける、前記鉤部が前記第1の向きに回転したときには前記スイッチから離間する向きに動き、前記鉤部が前記第2の向きに回転したとき、該鉤部が該第1係止部に係止するよりも前に、前記スイッチを切り換えるための前記弾性レバーの押圧を開始する切換部を備えたことを特徴とする筐体構造である。
請求項2は、前記本体筐体が前記第1筐体であり、前記開閉筐体が前記第2筐体であることを特徴とする請求項1に記載の筐体構造である。
請求項3は、前記開閉筐体が、前記本体筐体に閉じられた状態にあるときに指を掛けて力を加えることにより、前記鉤部を前記第1の向きに回転させて該鉤部と前記第1係止部との係止を外す操作部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の筐体構造である。
請求項4は、前記本体筐体に前記スイッチおよび弾性レバーが備えられ、前記第2係止部に前記切換部が備えられていることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の筐体構造である。
請求項5は、前記開閉筐体が、前記本体筐体に設けられている開口を開閉する扉であることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の筐体構造である。
請求項6は、前記扉が、該扉の下側が前記本体筐体にヒンジ接続され、該開閉筐体の上側が下方に向かって開く扉であることを特徴とする請求項5に記載の筐体構造である。
請求項7は、
本体筐体と、該本体筐体に対し開閉し閉じられたときに該本体筐体に係止される開閉筐体とを備え、
前記本体筐体と前記開閉筐体とのうちのいずれか一方および他方のそれぞれが、第1係止部および第2係止部のそれぞれを備え、
前記第2係止部が、前記開閉筐体が閉じられる動作において、前記第1係止部に干渉して第1の向きに回転した後に該干渉が外れると逆向きである第2の向きに回転して該第1係止部に係止され、
前記第2係止部が前記第1係止部に係止される際の該第2の係止部の前記第1の向きへの回転により前記開閉筐体が閉じられたことの検知を免れ、該第2係止部の前記第2の向きへの回転により前記開閉筐体が閉じられたことを押圧を受けて検知するスイッチと、押圧を受けて弾性的に変形しながら該スイッチを押圧することにより該スイッチを切り換える弾性レバーと、該スイッチの切り替えのために該弾性レバーを押圧する切換部とを備え、
前記切換部は、前記第2係止部が前記第2の向きに回転するにあたり、該第2係止部が前記第1係止部に係止されるよりも前に前記弾性レバーの押圧を開始することを特徴とする筐体構造である。
請求項8は、前記開閉筐体が、下側が前記本体筐体にヒンジ接続されて上側が下方に向かって開く、前記本体筐体に設けられている開口を開閉する扉であることを特徴とする請求項7に記載の筐体構造である。
請求項9は、用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、請求項1から8のうちのいずれか1項に記載の筐体構造を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項1,5および7の筐体構造、並びに請求項9の画像形成装置によれば、スイッチが作動したことをもって開閉筐体ないし扉がロックされたことが保証される。
請求項2の筐体構造によれば、鉤部を本体筐体に備えた場合と比べ、開閉筐体を開けることにより現れた本体筐体の開口に例えば手を入れて作業する際に、鉤部が邪魔にならずに済む。
請求項3の筐体構造によれば、開閉筐体を開こうとする操作でロックを外すことができる。
請求項4の筐体構造によれば、スイッチおよび弾性部材を開閉筐体に備えた場合と比べ、開閉筐体の開閉動作によるスイッチの振動が抑えられる。
請求項6および8の筐体構造によれば、ロックされていない場合に開閉筐体ないし扉が開きやすく、したがって本発明が有効に機能する。
複合機の外観を示した模式図である。 ロック部材の斜視図である。 フロント側係止部材、係止受部材、および開閉スイッチを示した斜視図である。 フロント側係止部材、係止受部材、および開閉スイッチを示した側面図である。 扉が開いている状態を示した図である。 図5と比べ扉が閉じる向きに移動した状態を示した図である。 図6と比べ扉が閉じる向きに移動した状態を示した図である。 図7と比べ扉が閉じる向きに移動した状態を示した図である。 図8と比べ扉が閉じる向きに移動した状態を示した図である。 扉が閉じた状態を示した図である。 ロック解除部材の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、複合機の外観を示した模式図である。この複合機100は、本発明の画像形成装置の一例に相当する。また、この複合機100は、本発明の一実施形態としての筐体構造を備えている。
この複合機100は、プリンタとしての機能、コピー機としての機能、スキャナとしての機能、ファックスの送受信機能、スキャナで読み取って得た画像データを添付ファイルとしてEメールで送信する機能など、複合的な様々な機能を有する装置である。
この複合機100には、本体筐体110に対し引出し自在な、上下2段の用紙トレイ120が備えられている。これらの用紙トレイ120内には、積み重ねられた状態の用紙が収容される。プリント出力にあたっては、いずれかの用紙トレイ120内の用紙が1枚取り出されて搬送され、その用紙上に画像がプリントされる。プリント後の用紙は、排紙トレイ130上に送り出される。
この複合機100の右サイドには、本体筐体110に対し開閉自在な扉140が備えられている。この扉140は、本体筐体110に設けられている開口(不図示)を開閉する扉であって、本発明にいう開閉筐体の一例に相当する。これらの扉140は、各扉40の下側が本体筐体110にヒンジ接続され、図示のように、扉140の上側が下方に向かって開く扉である。
用紙トレイ120から送り出された用紙がこの複合機100内の用紙搬送路の途中で引っ掛かり、正常な用紙搬送、正常なプリント出力が不能となる、いわゆるジャムが発生することがある。このジャムが発生すると、複合機100内の可動部がその動作を停止する。扉140は、このジャムが発生したときに開かれ、途中に引っ掛かっている用紙がユーザによって取り除かれる。この複合機100には、扉140が閉じられたことを検出する開閉スイッチ(後述する)が備えられている。そして、この複合機100は、その引っ掛かっていた用紙が取り除かれて扉140が閉じられたことが検出されると、動作を再開する。
この複合機100は、ジャムが発生していなくても、扉140が開くと動作を停止する。扉140が開かれると、本体筐体110内に手や道具などを差し込むことができる状態となる。本体筐体110内には機械的に動作する各種の部材が備えられているため、動作を停止しないまま手や道具などが誤って差し込まれると、思わぬ怪我や部品の破損を引き起こすおそれがある。このため、この複合機100は、扉140が開かれると動作を停止する構造となっている。扉140が不用意には開かないようにするため、この複合機100にはロック機構(後述する)が備えられている。
ここで、扉140を閉じるにあたり、扉が閉じられたことが検出されたときには確実にロックされた状態にあることが重要である。扉140が閉じられたことが開閉スイッチにより検出されても未だロックされていない状態が発生すると、複合機100の稼働中に扉140が不用意に開いてしまうという事態が発生するおそれがあるからである。
以下では、この複合機100に備えられている、扉140が閉じられたことが開閉スイッチで検出されたことをもって扉140がロックされたことが保証される筐体構造について説明する。
図2は、ロック部材の斜視図である。
このロック部材10は、複合機100に備えられている、扉140の開閉検出およびロック機構を構成しているのうちの、扉140に備えられている部材である。このロック部材10は、扉140の上部に配置されていて、矢印F-R方向に延びるロッド11を備えている。この矢印F-R方向は、図1の紙面に垂直な、複合機100の奥行方向に相当する。
このロッド11のフロント側(矢印F側)には、ロッド11に固定されたフロント側係止部材12が備えられていて、リア側(矢印R側)には、同じくロッド11に固定されたリア側係止部材13が備えられている。そしてさらに、リア側係止部材13寄りの位置に、これも同じくロッド11に固定されたロック解除部材14が備えられている。そして、これらフロント側係止部材12、リア側係止部材13、およびロック解除部材14は、ロッド11とともに、予め定められた回転範囲内で矢印D-Uの方向に回転可能となっている。
フロント側係止部材12およびリア側係止部材13は、本体筐体110内に向かって突き出た鉤部121,131を備えている。また、フロント側係止部材12は、さらに、本体筐体110に向かって突き出た突出部122を有する。そして、このロック部材10は、コイルバネ15により矢印Uの向きに付勢されていて、鉤部121、131が図示のように上方に持ち上げられた姿勢となっている。
図3および図4は、フロント側係止部材、係止受部材、および開閉スイッチを示した、それぞれ斜視図および側面図である。
フロント側係止部材12の鉤部121は、突き出た途中位置において上方に開いた凹部121aを有し、さらにその先端側に、先端に向かって下り斜面に形成された干渉部121bを有する。
係止受部材21は、本体筐体側に備えられている、フロント側係止部材12の鉤部121の係止を受ける棒状の部材である。また、開閉スイッチ22は、本体筐体側に備えられていて、突出部122に押されて扉140が閉じたことを検出するスイッチである。
ここで、本体筐体110側の係止受部材21は、本発明にいう第1係止部の一例に相当し、扉140側のフロント側係止部材12は、本発明にいう第2係止部の一例に相当する。また、フロント側係止部材12の鉤部121が本発明にいう鉤部の一例に相当し、突出部122が本発明にいう切換部の一例に相当する。さらに、本体筐体110側の開閉スイッチ22は、本発明にいうスイッチの一例に相当する。
以下では、扉を閉じるときの各部の動きについて説明する。
図5~図10は、扉が開いている状態から閉じるまでの各段階の状態を示した図である。
図5は、扉140が開いていて、扉140側の部材と本体筐体11側の部材が未干渉の状態を示している。
また、図6は、図5と比べ扉140が少し閉じられてきて、鉤部121の斜面121bが係止受部材21に接した状態を示している。
この図6の段階では、突出部122は開閉スイッチ22の弾性レバー221から十分に離れた位置にある。
図7は、図6と比べ扉140がさらに閉じられてきて鉤部121の干渉部121bが係止受部材21に押され、フロント側係止部材12が矢印Dの向きに少し回転を開始した状態を示している。この矢印Dで示す向きは、本発明にいう第1の向きの一例に相当する。
図8は、図7と比べ扉140がさらに閉じられてきて、鉤部121の、干渉部121bと凹部121aとの境界の頂部121cが係止受部材21に接した状態を示している。
扉140を閉じる向きに移動させると、突出部122は開閉スイッチ22に近づく向きに移動するが、その一方で、鉤部121の干渉部121bが係止受部材21に干渉してフロント側係止部材12が矢印Dの向きに回転すると、突出部122は、開閉スイッチ22から離れる向きに回転する。このため、図8に示した状態においても、突出部122は、開閉スイッチ22の弾性レバー221から十分に離れた位置にある。
図9は、図8と比べ扉140がさらに閉じられてきて、鉤部121の干渉部121bと係止受部材21との干渉が解除され、フロント側係止部材12が矢印Uの向きに回転を開始した状態を示している。この矢印Uで示す向きは、本発明にいう第2の向きの一例に相当する。
この図9に示した段階で、突出122と開閉スイッチ22の弾性レバー221との干渉が始まるが、開閉スイッチ22の切換えまでには未だ十分な余裕がある。
なお、この図9および次の図10では、突出部122が開閉スイッチ22の弾性レバー221を突き抜けているように示されているが、これは干渉前の形状をそのまま図示しているからであって、実際は、開閉スイッチ22の弾性レバー221が突出部121に押されて弾性変形する。
図10は、フロント側係止部材12が図9に示した状態から矢印Uの向きにさらに回転して扉140が完全に閉じられた状態を示している。
扉140が閉じられた状態では、係止受部材221が鉤部121の凹部121aに入り込む。これにより、扉140が閉じられた状態にロックされる。
開閉スイッチ22は、このロックの最終段階になって始めて切り換えられ、扉140が閉じられたことが検出される。
上記の通り、本実施形態の場合、フロント側係止部材12が鉤部121と突出部122を有し、これらが一体に回転する構造を有する。本実施形態の場合、この構造により、扉140が閉じられたことが開閉スイッチ22により検出されたことをもって、扉140がロックされたことが保証される。
なお、リア側係止部材13も、フロント側係止部材12とともに回転する。すなわち、扉140が閉じられるときに係止受部材21との干渉によりフロント側係止部材12が矢印Dの向きに回転するとリア側係止部材13も同じ向きに回転し、さらに閉じられてフロント側係止部材12が矢印Uの向きに回転するとリア側係止部材13も同じ向きに回転し、フロント側係止部材12の凹部121aに係止受部部材21が入り込むと、本体筐体110のリア側に備えられた、不図示のもう1つの係止受部材がリア側係止部材13の凹部131aに入り込む。これにより、扉140は、フロント側とリア側との2か所でロックされる。
図11は、ロック解除部材の断面図である。
このロック部材14は、ロッド11に固定されており、操作部141に指を掛けて矢印Sの向きに引くとロック部材10の全体が矢印Dの向きに回転し、扉140のロック(図10に示す係止受部材21が鉤部121の凹部121aに入り込んでいることによるロック)が外れる。そして、その操作部141を矢印Sの向きにさらに引くと、扉140が開く。
なお、ここでは、本体筐体110が本発明にいう第1筐体の一例であって、扉140が本発明にいう第2筐体の一例に相当する構成について説明した。すなわち、ここでは、本体筐体110に、本発明にいう第1係止部の一例である係止受部材21を備え、扉140に、本発明にいう第2係止部の一例であるフロント側係止部材12を備えた構成について説明した。ただし、これとは逆に、本体筐体110に、フロント側係止部材12に相当する、本発明にいう第2係止部の一例を備え、扉140に、係止受部材21に相当する、本発明にいう第1係止部の一例を備えてもよい。
また、ここでは、本体筐体110側に開閉スイッチ22を備え、その開閉スイッチ22を切り換える突出部122をフロント側係止部材12に設けた構成について説明したが、これも逆であってもよい。すなわち、フロント側係止部材12に開閉スイッチ22を備え、本体筐体110に、その開閉スイッチ22を切り換える突出部122を設けてもよい。
また、ここでは、開閉スイッチ22として、機械的に切り換えらえるリミットスイッチを採用しているが、例えば光電式のスイッチなどであってもよく、オンオフを検出するスイッチであればよい。
さらに、ここでは、本発明を、下部にヒンジを持ち上部が下向きに開くタイプの扉140に適用した例について説明したが、例えば横開きの扉、スライド式の扉など、本発明は、本体筐体の開口を覆う様々な形態の扉に適用することができる。
さらには、本発明にいう開閉筐体は、必ずしも扉である必要はない。例えば、不要なときは本体筐体に沿うように閉じておき、必要時に開いて、荷物を置く台、あるいは人が乗る台として使用されるものなどであってもよく、本発明にいう開閉筐体は、本体筐体に対し開閉する部材であればよい。
さらに、ここでは、本発明を複合機100に適用した例について説明したが、本発明は複合機以外の画像形成装置にも適用することができる。また、本発明の筐体構造は、画像形成装置に限らず、様々な装置に広く適用することができる。
10 ロック部材
11 ロッド
12 フロント側係止部材
121 鉤部
121a 凹部
121b 干渉部
121c 頂部
122 突出部
13 リア側係止部材
131 鉤部
131a 凹部
14 ロック解除部材
141 操作部
15 コイルバネ
21 係止受部材
22 開閉スイッチ
221 弾性レバー
100 複合機
110 本体筐体
140 扉

Claims (9)

  1. 本体筐体と、該本体筐体に対し開閉し閉じられたときに該本体筐体に係止される開閉筐体とのうちのいずれか一方である第1筐体が、該開閉筐体が閉じられたときに該本体筐体と該開閉筐体とのうちのいずれか他方である第2筐体に係止する第1係止部を備え、
    前記第2筐体が、前記第1係止部と干渉して第1の向きに回転し、該開閉筐体の閉じられる向きへのさらなる動きで該第1係止部との係止が外れ該第1の向きとは逆向きの第2の向きに回転して該第1係止部に係止される鉤部を有し該鉤部と一体に回転する第2係止部と、前記第2係止部を前記第2の向きに付勢する付勢部材とを備え、
    前記第1筐体と前記第2係止部とのうちの一方が、押圧を受けて前記開閉筐体が閉じられたことを検するスイッチと、押圧を受けて弾性的に変形しながら該スイッチを押圧することにより該スイッチを切り換える弾性レバーとを備え、
    前記第1筐体と前記第2係止部とのうちの、前記一方とは異なる他方が、前記開閉筐体が閉じられる動きにおける、前記鉤部が前記第1の向きに回転したときには前記スイッチから離間する向きに動き、前記鉤部が前記第2の向きに回転したとき、該鉤部が該第1係止部に係止するよりも前に、前記スイッチを切り換えるための前記弾性レバーの押圧を開始する切換部を備えたことを特徴とする筐体構造。
  2. 前記本体筐体が前記第1筐体であり、前記開閉筐体が前記第2筐体であることを特徴とする請求項1に記載の筐体構造。
  3. 前記開閉筐体が、前記本体筐体に閉じられた状態にあるときに指を掛けて力を加えることにより、前記鉤部を前記第1の向きに回転させて該鉤部と前記第1係止部との係止を外す操作部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の筐体構造。
  4. 前記本体筐体に前記スイッチおよび前記弾性レバーが備えられ、前記第2係止部に前記切換部が備えられていることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の筐体構造。
  5. 前記開閉筐体が、前記本体筐体に設けられている開口を開閉する扉であることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の筐体構造。
  6. 前記扉が、該扉の下側が前記本体筐体にヒンジ接続され、該開閉筐体の上側が下方に向かって開く扉であることを特徴とする請求項5に記載の筐体構造。
  7. 本体筐体と、該本体筐体に対し開閉し閉じられたときに該本体筐体に係止される開閉筐体とを備え、
    前記本体筐体と前記開閉筐体とのうちのいずれか一方および他方のそれぞれが、第1係止部および第2係止部のそれぞれを備え、
    前記第2係止部が、前記開閉筐体が閉じられる動作において、前記第1係止部に干渉して第1の向きに回転した後に該干渉が外れると逆向きである第2の向きに回転して該第1係止部に係止され、
    前記第2係止部が前記第1係止部に係止される際の該第2の係止部の前記第1の向きへの回転により前記開閉筐体が閉じられたことの検知を免れ、該第2係止部の前記第2の向きへの回転により前記開閉筐体が閉じられたことを押圧を受けて検知するスイッチと、押圧を受けて弾性的に変形しながら該スイッチを押圧することにより該スイッチを切り換える弾性レバーと、該スイッチの切り替えのために該弾性レバーを押圧する切換部とを備え、
    前記切換部は、前記第2係止部が前記第2の向きに回転するにあたり、該第2係止部が前記第1係止部に係止されるよりも前に前記弾性レバーの押圧を開始することを特徴とする筐体構造。
  8. 前記開閉筐体が、下側が前記本体筐体にヒンジ接続されて上側が下方に向かって開く、前記本体筐体に設けられている開口を開閉する扉であることを特徴とする請求項7に記載の筐体構造。
  9. 用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、請求項1から8のうちのいずれか1項に記載の筐体構造を有することを特徴とする画像形成装置。
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