JP2000181168A - 画像形成装置の取手構造 - Google Patents

画像形成装置の取手構造

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JP2000181168A
JP2000181168A JP10375790A JP37579098A JP2000181168A JP 2000181168 A JP2000181168 A JP 2000181168A JP 10375790 A JP10375790 A JP 10375790A JP 37579098 A JP37579098 A JP 37579098A JP 2000181168 A JP2000181168 A JP 2000181168A
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JP
Japan
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handle
cover
paper
image forming
forming apparatus
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JP10375790A
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English (en)
Inventor
Osamu Yoshioka
理 吉岡
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部構成部品との干渉がなく、かつ、用紙収
容部の用紙収容枚数を減らすことの無い画像形成装置の
取手構造を提供する。 【解決手段】 排紙カバー1と外装カバー2の上面部に
用紙収容部3が形成されており、用紙収容部3の底面に
あって排紙カバー1側には取手11が開閉自在に軸支さ
れている。取手11にはトーションスプリング13が掛
かっており、通常は自由端が上方に突出している(開い
ている)。用紙が取手11の上に多数枚積載されると、
取手11はトーションスプリング13の付勢力に抗して
閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の排
紙カバー、外装カバーなどのカバー部材に取り付ける取
手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は第1の従来例を示す画像形成装置
の外観図、図7はその取手構造部の断面図である。画像
形成装置の内部は排紙カバー1と外装カバー2で被覆さ
れている。排紙カバー1と外装カバー2は画像形成装置
の上面の中央で対面している。排紙カバー1と外装カバ
ー2の上面には両者に跨がって用紙収容部3が形成され
ている。用紙収容部3は外装カバー2から排紙カバー1
に向かう方向に下向きの傾斜となるように上面の面一よ
り窪んでいる。
【0003】用紙は、外装カバー2側に向かって斜め上
方に用紙収容部3に排紙され、傾斜に沿って若干滑り落
ち、その後端(排紙方向後端)が後端フェンス部1aに
突き当てられて揃えられる。排紙カバー1を開閉するた
めの取手部1bは、図7に示すように、排紙カバー1に
あって用紙収容部3を構成する部分の先端部に設けてあ
る。取手部1bは指を入れることが出来る構造となって
おり、この取手部1bに対面する外装カバー2の用紙収
容部構成部分には取手部1bに手を入れ易くするための
凹部2aが形成してある。
【0004】取手部1b近傍の排紙カバー1の裏面には
ラッチ部1cが設けてあり、内部のロック部材4と係止
されるようになっている。排紙カバー1を開閉するとき
は凹部2aを利用して取手部1bに指を入れ、ラッチ部
1cとロック部材4のロック及びロック解除を行う。
【0005】図8は第2の従来例を示す画像形成装置の
外観図、図9はその取手構造部の断面図である。この例
は、カバー部材には取手部を設けないで、ラッチ解除ボ
タン5により排紙カバー1をポップアップするようにし
たものである。
【0006】図9に示すように、外装カバー2の上面に
設けられたラッチ解除ボタン5の先端部には係止部5a
が形成されており、排紙カバー1の裏側に設けた被係止
部1dと係止している。ラッチ解除ボタン5をスプリン
グ6の付勢力に抗して押すと、係止部5aと被係止部1
dのラッチが解除され、ポップアップ機構により排紙カ
バー1がポップアップされ、指が入るスペースが確保さ
れる。
【0007】図10は第3の従来例を示す画像形成装置
の外観図、図11はその取手構造部の断面図である。こ
の例は、用紙収容部3の底面にあって、排紙カバー1の
側に取手部1eを突出形成したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6、図7に
示す第1の従来例の場合、用紙収容部に凹部を設けてい
るため、窪ませた部分が装置内部の構成部品と干渉する
こともあり、干渉を避けるために装置が大きくなるとい
う問題点があった。また、図8、図9に示す第2の従来
例の場合、ラッチ解除機構とポップアップ機構が必要と
なるため、装置のコストが高くなるという問題点があっ
た。さらに、図10、図11に示す第3の従来例の場
合、排紙カバーに設けた突起形状の取手部の高さ分、用
紙の収容枚数が減ってしまうという問題点があった。
【0009】また、用紙収容部にカバーの境界部がある
場合については、最初に排紙された用紙がカバー境界部
の溝に入り用紙が引っ掛かるため、図12の如くカバー
境界部の一方を窪ませたり(段差部7)、図13の如く
カバー境界部の一方にリブ1fを設ける必要があり、外
観デザインが崩れてしまうという問題点もあった。本発
明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、内部
構成部品との干渉がなく、かつ、用紙収容部の用紙収容
枚数を減らすことの無い画像形成装置の取手構造を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、排紙カバー、外装カバーを
開閉自在に取り付けた画像形成装置の取手構造であっ
て、排紙カバー、外装カバーを開閉するための取手が排
紙カバー、外装カバーに対し面一状態と突出状態に変位
可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0011】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、請求項1記載において、排紙カバーと外
装カバーの各上面部で形成される用紙収容部底面にあっ
て、排紙カバー部分に回動可能に取手が軸支され、か
つ、外装カバー側の取手自由端を上方に付勢するための
バネ部材が設けられ、バネ部材は取手上面に積載された
用紙の量に応じて取手が可動するようなバネ定数を有す
るものであることを特徴とするものである。
【0012】また上記目的を達成するために、請求項3
記載の発明は、請求項2記載において、取手の自由端
は、用紙収容部底面にあって、排紙カバーと外装カバー
の境界部に臨んでいることを特徴とするものである。
【0013】請求項1記載の発明では、取手が必要に応
じてカバー面より突出するようになっているので、その
近傍に手を入れるための窪みを設けなくて済む。この結
果、内部構成部品との干渉がなく、画像形成装置が小型
化する。また、カバーを開閉する必要のないときは、取
手を閉じて置けばよいため、外観がすっきりとしたもの
となる。さらにラッチ機構とポップアップ機構を設けな
いため、コスト低減も図られる。
【0014】請求項2記載の発明では、用紙を多数枚積
載したときには取手は閉じる(用紙収容部の底面と面一
になる)ため、用紙収容部の用紙収容枚数を減らすこと
はない。
【0015】請求項3記載の発明では、用紙収容部にカ
バーの境界部の溝がある場合でも、排紙ローラを通過し
た用紙の先端部がまず取手の上面に当たり、排紙カバー
と外装カバーとの境界の溝に入らずに用紙が通過し、用
紙収容部に収容されるので、カバー境界部の一方を窪ま
せたり、カバー境界部の一方にリブを設けたりしなくて
も、1枚目の用紙がカバーの境界部に引っ掛からずに収
容される。また、窪みとリブが不要となることから、外
観がすっきりする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形
態を示す画像形成装置の外観図、図2はその取手構造部
の一部切り欠き拡大外観図、図3は取手の揺動の様子を
示す断面図である。なお、従来例と同じ部材には同一番
号を付す。
【0017】本実施形態の取手11は、用紙収容部3の
底面にあって排紙カバー1側に設けられている。排紙カ
バー1には図2に示すように、取手軸12が取り付けら
れており、取手11の一端縁はこの取手軸12に軸支さ
れている。そして、取手軸12を中心として取手11の
先端(自由端)は図3に示すように上下に揺動し得るよ
うになっている。
【0018】取手11には図2に示すように、トーショ
ンスプリング13が掛けられており、その付勢力により
取手11は、通常は上向きの位置、即ち用紙収容部3の
底面より上方に突出した位置(図1〜図3に示す位置)
に保持されている。また、後述するように、取手11
は、用紙の重さによる荷重が掛かるとトーションスプリ
ング13の付勢力に抗してその先端が下方に移動する。
なお、図1〜図3において、符号15は排紙カバー1に
設けられた排紙開口を示す。また、図1、図2におい
て、符号16は排紙カバー1と外装カバー2の境界部を
示す。
【0019】次に本発明の動作について説明する。図
1、図3に示すように、排紙カバー1が閉じた状態で
は、排紙カバー1は、排紙カバー1のラッチ部1cとロ
ック部材4が嵌合することで保持されている。このと
き、取手11は図2のトーションスプリング13の復元
力により上部に跳ね上がった状態となっており、取手1
1は指の入るスペースが確保されているため、取手とし
て機能する。
【0020】次に用紙が排紙された状態について説明す
る。図4に示すように、排紙ローラ14を通過した用紙
はその先端がまず取手11の上面に当たるため、排紙カ
バー1と外装カバー2との境界部16の溝に入らずに用
紙が通過し、用紙収容部3に収容されていく。さらに、
用紙の収容枚数が増えて行くと、図5に示す如く用紙の
重さでトーションスプリング13の付勢力に抗して取手
11が下方向に移動し、用紙収容部3の用紙収容面と取
手11の上面がフラットになり、用紙が十分収容できる
ようになる。
【0021】次に、画像形成装置の消耗品交換やジャム
除去時に排紙カバー1を開ける場合、通常は収容された
用紙は取り除くことになるので、用紙を取り除くと、取
手11はスプリング5の復元力で上方向に移動し、指の
入るスペースが確保され、取手として機能する。また、
本実施形態によれば、上述したように、用紙収容部3に
カバーの境界部16による溝があっても、上記の通り、
排紙ローラ14を通過した用紙はその先端部がまず取手
11の上面に当たるため、排紙カバー1と外装カバー2
との境界部16の溝に入らずに用紙が通過し収容されて
いくので、図12に示す如くカバー境界部の一方を窪ま
せたり、図13に示す如くカバー境界部の一方にリブを
設けたりする必要がなく、すっきりとした外観となる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、取手が必
要に応じてカバー面より突出するようになっているの
で、その近傍に手を入れるための窪みを設けなくて済
む。この結果、内部構成部品との干渉がなく、画像形成
装置の小型化が可能となる。また、カバーを開閉する必
要のないときは、取手を閉じて置けばよいため、外観を
すっきりとしたものにすることができる。さらにラッチ
機構とポップアップ機構を設けないため、コスト低減を
図ることができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、上記の効果
に加え、用紙を多数枚積載したときには取手は閉じる
(用紙収容部の底面と面一になる)ため、用紙収容部の
用紙収容枚数を減らすことはないという効果がある。
【0024】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明の効果に加え、用紙収容部にカバーの境界部の
溝がある場合でも、排紙ローラを通過した用紙の先端部
がまず取手の上面に当たり、排紙カバーと外装カバーと
の境界の溝に入らずに用紙が通過し、用紙収容部に収容
されるので、カバー境界部の一方を窪ませたり、カバー
境界部の一方にリブを設けたりしなくても、1枚目の用
紙がカバーの境界部に引っ掛からずに収容でき、窪みと
リブが不要となることから、外観もすっきりとできる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す画像形成装置の外観
図である。
【図2】その取手構造部の一部切り欠き拡大外観図であ
る。
【図3】取手の揺動の様子を示す断面図である。
【図4】本実施の形態の取手の上に用紙が少数枚積載さ
れた状態を示す断面図である。
【図5】本実施の形態の取手の上に用紙が多数枚積載さ
れた状態を示す断面図である。
【図6】第1の従来例を示す画像形成装置の外観図であ
る。
【図7】その取手構造部の断面図である。
【図8】第2の従来例を示す画像形成装置の外観図であ
る。
【図9】その取手構造部の断面図である。
【図10】第3の従来例を示す画像形成装置の外観図で
ある。
【図11】その取手構造部の断面図である。
【図12】用紙収容部におけるカバー境界部に段差部を
設けた例を示す画像形成装置の外観図である。
【図13】用紙収容部におけるカバー境界部にリブを設
けた例を示す画像形成装置の外観図である。
【符号の説明】
1 排紙カバー 1a 後端フェンス部 1b 取手部 1c ラッチ部 1d 被係止部 1e 取手部 1f リブ 2 外装カバー 3 用紙収容部 4 ロック部材 5 ラック解除ボタン 5a 係止部 6 スプリング 7 段差部 11 取手 12 取手軸 13 トーションスプリング 14 排紙ローラ 15 排紙開口 16 境界部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排紙カバー、外装カバーを開閉自在に取
    り付けた画像形成装置の取手構造であって、排紙カバ
    ー、外装カバーを開閉するための取手が排紙カバー、外
    装カバーに対し面一状態と突出状態に変位可能に構成さ
    れていることを特徴とする画像形成装置の取手構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 排紙カバーと外装カバーの各上面部で形成される用紙収
    容部底面にあって、排紙カバー部分に回動可能に取手が
    軸支され、かつ、外装カバー側の取手自由端を上方に付
    勢するためのバネ部材が設けられ、バネ部材は取手上面
    に積載された用紙の量に応じて取手が可動するようなバ
    ネ定数を有するものであることを特徴とする取手構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、 取手の自由端は、用紙収容部底面にあって、排紙カバー
    と外装カバーの境界部に臨んでいることを特徴とする取
    手構造。
JP10375790A 1998-12-17 1998-12-17 画像形成装置の取手構造 Pending JP2000181168A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7246963B2 (en) * 2003-12-26 2007-07-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device
CN105313496A (zh) * 2014-08-05 2016-02-10 精工爱普生株式会社 带打印装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105313496A (zh) * 2014-08-05 2016-02-10 精工爱普生株式会社 带打印装置
CN105313496B (zh) * 2014-08-05 2019-01-11 精工爱普生株式会社 带打印装置

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