JP2005301181A - 画像形成装置 - Google Patents

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Junichi Murano
順一 村野
Masateru Kimura
匡輝 木村
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和悦 松本
Takefumi Adachi
猛文 足立
Hideto Higaki
秀人 檜垣
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Abstract

【課題】 胴内排紙型の画像形成装置において、画像読取部を押さえたりして力を掛けても、支持部材を固定しているネジ等がせん断力によって破損することが無いようにする。
【解決手段】 支持部材3は、画像形成装置本体の本体後側板9の背面側に組み付けたブラケット10に対して複数のネジ11と2箇所の嵌合部12で取り付ける。支持部材3をブラケット10と左カバー6で挟むようにしてプリンタ部2の上方側から挿入し、左カバー6をその弾性により外側へ撓ませつつ装着し、凸形状部14をブラケット10の穴15と合致させて嵌め、左カバー6は撓みを無くし、複数のネジ11をねじ込み、支持部材3を固定する。スキャナ部1の左前隅部分に対して力を掛けても、凸形状部14がせん断力を受け、ネジ11は破損しにくい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、ファクシミリ、プリンタ、これらの複合機等の画像形成装置に関し、詳細には画像読取部と画像形成部との間に記録紙排紙空間を設けた画像形成装置における支持、補強構造に関する。
電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の機器では、主として原稿を読み取るための画像読取部(以下、特に必要がなければスキャナ部)と、転写紙に画像を転写紙に記録する画像形成部(以下、特に必要がなければプリンタ部)によって構成されているが、近年の装置では省スペースを考慮し、排紙口をスキャナ部とプリンタ部の間に設けている機種が多くなっている。また、デジタル複写機等では、スキャナ部とプリンタ部とを別体とすることができるようになった。
すなわち、ユニットの配置を画像形成装置としての利便性のため、例えば排紙された転写紙を持ち出しやすくするため、プリンタ部の上方にスキャナ部を支持し、両部の間に排紙部を備えたもの(いわゆる胴内排紙型)のものが多くなっている。この構成の場合、装置前面と一方の左右どちらかの側面(正面から見て右側面を開放している機械もあるが、以下では左側面が開放されていることとして説明する)が開放され、この2面を除く2方の装置面が壁部によって取り囲まれている構成を採用している。そしてスキャナ部の支持には、支持部材を装置本体の背面側から正面側へ延ばした片持ち状のものとし、このような支持部材を、多くの場合、プリンタ部にネジ止めして固定している。
ところが、そのような構造の場合、前方にスキャナ部を支持する部材を配置しないため、スキャナ部を支持するための剛性が低くなり、スキャナ部には変位やゆがみが発生しやすい。すなわち、支持が無い部分にスキャナ部の自重が掛かることはもちろん、使用中にユーザーが操作部に手を掛けることによってさらに大きな力が支持部材に掛かることがある。
また特に、運搬時には大きな外力を受けることが多く、上述のような変形等の不具合が生じやすい。そのため、運搬時に脱着可能な補強部材を後付けする等の対策が講じられている。通常、不要になった後のことを考慮して補強部材を発泡スチロール等で形成し、スキャナ部とプリンタ部との間に挟みこみ、例えばユーザー指定の設置場所等へ着荷した後に破棄するようになっている。
特開2002−323802号公報 特開2001−001608号公報
片持ち状の支持部材を用いると、支持部材を画像形成装置本体に締結しているネジに大きなせん断力が掛かることがあり、ネジのネジ山が破損して支持部材を着脱できなくなることがあり得る。またいっそう大きなせん断力がネジに掛かった場合にはネジが切断されてしまうこともある。
また脱着可能な補強部材は、稼動時には排紙の邪魔になるため取り外して廃棄するか別途保管することになるため、移動時等にあえて補強部材を取り付けるのが面倒で、そのため補強部材を用いずに搬送して上述のような変形を生じさせてしまったり、使用後に紛失してしまったりすることがある。もちろん、補強部材を発泡スチロール等で形成した場合には、工場から市場までの搬送中の振動により、支持部材が変形してしまうこともある。また、環境問題という観点からできるだけ梱包材を減らそうとする現在の流れには沿っておらず、廃棄物が増えるということから環境面でも思わしくない。
本発明は、これら従来の問題点を解決した画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、原稿を読み取る画像読取部と、画像を転写紙に記録する画像形成部からなる画像形成装置において、前記画像読取部を前記画像形成部上に支持するための支持部材を、前記画像形成部の上方向から該画像形成部に着脱可能としてなり、前記画像形成部が前記支持部材を組み付ける部位に凸形状部または凹形状部あるいは穴を備え、前記支持部材は、前記画像形成部の凸形状部または凹形状部あるいは穴に凹凸係合可能な嵌着部を有することを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1の画像形成装置において、前記支持部材を装着する部位を前記画像形成部のブラケット部材と外装カバーとの間に配してなり、前記支持部材の前記嵌着部の高さよりも、前記支持部材と前記画像形成部の外装カバーとの間隔を小さくしてなることを特徴とする。
同請求項3に係るものは、原稿を読み取る画像読取部と、画像を転写紙に記録する画像形成部からなる画像形成装置において、前記画像読取部を前記画像形成部上に支持するための補強部材を、前記画像読取部または前記画像形成部から出没可能かつ待避可能に設けてなることを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項3の画像形成装置において、前記画像読取部を支持している状態に前記支持部材をロックする支持ロック手段を備えることを特徴とする。
同請求項5に係るものは、請求項3または4の画像形成装置において、前記支持部材を収納状態にロックする収納ロック手段を備えることを特徴とする。
同請求項6に係るものは、請求項5の画像形成装置において、前記支持ロック手段と前記収納ロック手段とが共有部材を有してなることを特徴とする。
同請求項7に係るものは、原稿を読み取る画像読取部と、画像を転写紙に記録する画像形成部からなり、転写排紙口を前記画像読取部と前記画像形成部の間に設けてなる画像形成装置において、前記画像読取部を前記画像形成部上に支持するための補強部材を、前記画像読取部及び/または前記画像形成部に着脱可能に設けるとともに、画像形成装置本体内に取り外した前記補強部材を収納するための収納空間を設けてなることを特徴とする。
同請求項8に係るものは、請求項7の画像形成装置において、前記画像形成装置が運搬用の取手部を有し、前記補強部材の収納空間を前記取手部内に設けてなることを特徴とする。
同請求項9に係るものは、請求項8の画像形成装置において、前記取手部内の前記収納空間に凹形状部または凸形状部を備え、前記補強部材は、該凹形状部または凸形状部と凹凸係合可能な嵌着部を有することを特徴とする。
同請求項10に係るものは、原稿を読み取る画像読取部と、画像を転写紙に記録する画像形成部からなり、転写排紙口を前記画像読取部と前記画像形成部の間に設けてなる画像形成装置において、前記画像読取部を前記画像形成部上に支持するための補強部材を、前記画像読取部及び/または前記画像形成部に着脱可能に設けるとともに、該補強部材がその内部に筆記用具等を収納できる収納部を有することを特徴とする。
同請求項11に係るものは、請求項10の画像形成装置において、前記補強部材が画像形成装置本体のオペレーションパネルや外装部材への着脱部を有することを特徴とする。
同請求項12に係るものは、請求項11の画像形成装置において、前記補強部材の前記着脱部が、前記オペレーションパネルや前記外装部材への引っ掛け形状部であることを特徴とする。
同請求項13に係るものは、請求項10ないし12のいずれかの画像形成装置において、前記画像読取部及び/または前記画像形成部に、前記補強部材を装着するためのスライドガイド溝を設けてなることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、いわゆる胴内排紙型の画像形成装置において、画像読取部を押さえたりして力を掛けても、支持部材を固定しているネジ等がせん断力によって破損することが無い。
また本発明に係る画像形成装置は、いわゆる胴内排紙型の画像形成装置において、補強部材を利用しやすくすることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す斜視図であり、原稿を読み取るスキャナ部1、電子写真方式を用いて転写紙にトナー像を顕像化するプリンタ部2により構成された複写機である。スキャナ部1は、逆L字状の支持部材3を介してプリンタ部2上に着脱可能に設置し、スキャナ部1とプリンタ部2の間に排紙部4を形成したいわゆる胴内排紙型のものである。排紙部4は、正面(図中5が前カバーである)から見て左側面(左カバー6を設けた側)が開放されており、前面と左側面の2面を除く2方の装置面が画像形成装置本体をなす筐体の壁部によって取り囲まれている構成となっている。図中7は給紙部で、プリンタ部2の下部に位置している。また図中8は操作部である。
図2は支持部材3の取付け構造を示す拡大斜視図である。支持部材3は、画像形成装置本体をなす筐体の本体後側板9の背面側に組み付けたブラケット10に対して複数のネジ11と後述する2箇所の嵌合部12で取り付けるようになっている。
図3は、上述の取付け状態でブラケット10側を向く支持部材3の面形状を示す斜視図である。支持部材3には、ネジ11を通すための複数の穴13とともに、2つの凸形状部14が設けてある。一方ブラケット10には、支持部材3の凸形状部14に嵌合するための穴15(図3には図示せず。図4参照)が設けてある。これらの凸形状部14と穴15とが上述した嵌合部を形成している。
図4は、支持部材3の凸形状部14とブラケット10の穴15とを嵌合させて支持部材3をブラケット10に取り付ける状態を示す断面図である。
まず図4(A)に示すように、支持部材3をブラケット10と左カバー6で挟むようにしてプリンタ部2の上方側から下端を挿入していく。支持部材3の凸形状部14の高さHは、支持部材3と左カバー6との隙間A以上(L≧A)なので、左カバー6はその弾性により外側へ膨らむように撓み、支持部材3の挿入を許す。なお、このとき左カバー6は奥側端部の爪形状部16が後カバー17の端部に引っかかることで、脱落が防止されている。
支持部材3をある程度まで差し込んでいくと、凸形状部14がブラケット10の穴15と合致し、凸形状部14は穴15内へ嵌る状態になり、左カバー6は撓みの無い状態へ復帰する。支持部材3の凸形状部14の高さHと左カバー6との隙間AとがL≧Aとなっているので支持部材3の差し込み時に左カバー6が撓み、凸形状部14がブラケット10の穴15に嵌合するとその撓みが開放されるので、それがバネ性の効果となり、取付け作業者はこれによってクリック感を得られ、確実に凸形状部14がブラケット10の穴15に嵌ったことを知り得る。図4(B)はこの状態を示す。
そしてこの状態で同じくプリンタ部2の上方側から複数のネジ11をブラケット10側から支持部材3側へ通してねじ込み、支持部材3を固定する。なお、ネジ11は、いったん左カバー6を外して支持部材3側からブラケット10側へねじ込むようにしても良い。
図5はこのようにして組み立てた状態を示す斜視図である。例えばスキャナ部1の左前隅部分に対して上方からユーザーなどが押え力Fを掛けたとしても、支持部材3の凸形状部14でせん断力を受けるため、支持部材3を固定しているネジ11はそのせん断力によって破損しにくい。
図6は本発明に係る画像形成装置の第2の実施例を示す斜視図である。なお以下の実施例の説明では、先の実施例と共通する部分に共通する符号を付して説明する。また共通する構成、作用については説明を省略することもある。既述のように、胴内の排紙部4は、排紙された用紙が機器に向かって正面及び左方向から取り出しやすいよう開口しており、左前隅先端側部分の剛性が弱くて変形しやすい。そこで本実施例では、図6(A)に示すように、スキャナ部1の排紙先側の下端縁部に補強部材20を回動可能に設けてある。
図6(B)は補強部材20の収納状態を、図6(C)は使用状態を示す。補強部材20は、図示のように溝型の断面形状を有し、基端部に設けた小孔21によりスキャナ部1の筐体にピン等で回動可能に軸支してあり、先端側中央には窓22とロック部材23を設けてある。ロック部材23は補強部材20の背面側に設けた爪部24、24により挟んで摺動可能に取り付けてある。また窓22から表側へ突出する操作片部25を折り曲げ形成してあり、その基部と窓22の上辺との間にスプリング26を配し、下方へ摺動して突出するように付勢してある。一方、排紙部4の左側開口縁には、ロック部材23の突出端を係止可能な係止凹部27が設けてある。
すなわち、図6(C)のように補強部材20を回動させて降ろすと、ロック部材23の突出端がスプリング26の付勢力によって係止凹部27に入り込み、ロック部材23はスキャナ部1とプリンタ部2との間に支柱状に固定され、スキャナ部1の左前隅部分に対して上方からユーザーなどが押え力を掛けたとしても、スキャナ部1の左前隅部分が下がって変形しないように、あるいはゆがまないように支えることができ、運搬時等に不用意に収納状態にならないようにすることができる。
また不要になったときは、窓22から表側へ突出している操作片部25をスプリング26の付勢力に抗して持ち上げると、ロック部材23の突出端が係止凹部27から外れ、そのまま上方へ、すなわちスキャナ部1の底面側へ回動させれば収納状態とすることができる。なお、図示は省略するが、スキャナ部1の底面側にもロック部材23の突出端を係止する凹部等を設けておけば、収納状態をそのまま維持できる。
図7は本発明に係る画像形成装置の第3の実施例を示す斜視図である。本実施例では、図7(A)に示すように、排紙部4の排紙先側の端縁部中央に補強部材30をプリンタ部2の筐体に上下方向で出没可能に設けてある。
図7(B)は補強部材30の収納状態を、図7(C)は使用状態を示す。この実施例の補強部材30も、図示のように溝型の断面形状を有し、中央長手上下方向に長溝31を形成し、その上下端対応位置の両側それぞれに係止穴32・・・を設け、上端中央には操作片部33を折り曲げ形成してある。この補強部材30は、プリンタ部2の筐体内に配するロック部材34とともに使用するものである。
ロック部材34は、補強部材30の溝型の断面内に収まる幅寸法を有するやはり溝型の断面形状を有し、係止穴32に挿入可能な一対の係止ピン35、35と、それらの中央に位置して補強部材30の長溝31に係合可能な解除ピン36とを水平方向へ突出させて備えている。解除ピン36は、係止ピン35よりも長い寸法を有する。またロック部材34は、背面側に配したスプリング37によりプリンタ部2の筐体内で補強部材30側へ移動付勢してある。
この例では、不使用時には補強部材30はプリンタ部2の筐体内へ収納しておき、必要時にはロック部材34によるロックを解除し、操作片部33を操作して排紙部4上へ引き出して使用する。詳細には、収納状態では図7(B)に示すように、上部の係止穴32にロック部材34の係止ピン35が嵌入し、解除ピン36は長溝31の上端側に位置する。その状態から、補強部材30を使用するときは、解除ピン36をスプリング37の付勢力に抗して押し込み、係止ピン35を上側の係止穴32から外し、そのまま操作片部33を操作して補強部材30全体を上方へ持ち上げる。係止ピン35を内面側に摺接させつつ補強部材30を上昇させると、解除ピン36が長溝31の下端位置に来る。そのとき解除ピン36を押していなければ係止ピン35は下部の係止穴32へスプリング37の付勢力により入り込み、補強部材30は再びロックされる。その状態では図7(A)に示すように排紙部4上へ突出するので、そのときにスキャナ部1の底面に突き当たるように補強部材30の寸法を形成しておけば、第2の実施例と同様にスキャナ部1に対する支柱とすることができる。
不要になったときは、図7(C)の状態で解除ピン36をスプリング37の付勢力に抗して押し込み、操作片部33を操作して補強部材30を下方へ押し下げる。すると下端位置で解除ピン36を押していなければ係止ピン35が上部の係止穴32へスプリング37の付勢力により入り込み、補強部材30は再びロックされ、図7(B)の状態に戻り、不要時に過って出没することがなくなる。
なお、図示の実施例では突出状態のロック機構と、収納状態のロック機構と、さらにはロック解除機構とを共有部材で構成して機構を簡素化するとともに、操作性を向上させているが、これらを別途に備えるように構成することも可能である。
図8は本発明に係る画像形成装置の第4の実施例を示す斜視図である。本実施例では、スキャナ部1の補強部材40は単に板状のあるいは柱状の部材であり、スキャナ部1とプリンタ部2との間に単に挟んでスキャナ部1を支える状態を作るものとなっている。このような補強部材40は、既に説明したように機械の設置後にはA3等の大サイズ転写紙の排紙に干渉するために取り外して、破棄されていたが、機械をリサイクルのため回収したい場合には再び使用したいときがあり、その時には破棄されて存在しておらず、使用できないことがあった。
そこで本実施例では、取り外した補強部材40をプリンタ部2の前カバー5の内側の収納スペース41に、あるいは給紙部7が備える給紙トレイ7aのカバー部等に形成した収納スペース42に収納でき、破棄せずに保管できるようにしてある。
図9は本発明に係る画像形成装置の第5の実施例を示す斜視図(A)と断面図(B、C)である。本実施例は、第4実施例の変形例であり、左カバー6に設けた運搬用の取手部50を補強部材40の収納部を兼ねるようにしてある。すなわち、取手部50の開口内側に収納箱体51を溶着やネジで固定し、取手部50の下辺内側に段差52を設け、収納箱体51内へ入れた補強部材40が飛び出さないように納め得るようにしてある。
すなわち、取手部50は機械運搬時には必ず持つ部分であるので、リサイクルのための回収時には補強部材40が取手部50の内側に収まっていることを作業者が気づき易く、したがって補強部材40の付け忘れが防げ、補強部材40を使用しないまま運搬される可能性を小さくできる。
図10は本発明に係る画像形成装置の第6の実施例を示す斜視図(A)と断面図(B)である。本実施例は、第5実施例の変形例であり、作業者が手を差し込みやすいように底面を斜面状とした取手部60の奥上端の壁部に切り欠き部61を一対設けるとともに、補強部材40にはこれに対応するように一対の凸形状部40aを設け、補強部材40を取手部60の内部に収納した際に凸形状部40aを切り欠き部61に嵌着させ得るようにしてある。そのため取手部60の底面を斜面状としてあっても補強部材40が滑り出てくることを防止できるようになっている。なお、取手部60側に凸部を設け、補強部材40側に凹部を設け、両部が嵌合、嵌着できる構成としてもよい。
図11は本発明に係る画像形成装置の第7の実施例を示す斜視図(A)と断面図(B)である。本実施例も、第4実施例と同様に、スキャナ部1の補強部材70を柱状の部材としたものであるが、この補強部材70を、筆記用具等が入れられるように中空有底の箱型形状としたものである。また上端寄りの一側面にフック形状部71を形成し、例えば操作部8の側面にフック穴8aを設けて、そこに引っ掛けておけるようにしてある。なお補強部材70を製品の外装と同色とすると外観が良くなる。また同種の材料で形成してもよい。
すなわち機械の設置後に取り外した補強部材70をフック形状部71をフック穴8aに引っ掛けて筆記用具入れなどとして活用することにより、破棄せずに済むようにするとともに、リサイクルなどのために回収する際には再び補強用の部材として使用できるようにしたものである。したがって廃棄物削減に貢献できるだけでなく、テープ止めする必要がないので、何度でも再使用でき、しかも作業員の目に付きやすいので、付け忘れが防げ、補強部材70を使用しないまま運搬される可能性を小さくできる。なお、取り付ける場所は、動作の邪魔にならないところであれば図示の例の場所に限定されず種々選定できる。
図12は本発明に係る画像形成装置の第8の実施例を示す斜視図(A)と断面図(B)である。本実施例は、第7実施例の変形例であり、補強部材70の再度の使用時に便利なように、スキャナ部1の底面とプリンタ部2の排紙カバー上面との対応位置にそれぞれガイド溝1b、2bを設け、補強部材70を排紙部4の開放端側からスライドさせて装着できるようにしたものである。このようにすることで、補強材として再使用する際にテープ止め等をする必要がなく再使用が容易になり、かつ何度でも使用できるようになる。
なお以上説明してきた各実施例の補強部材の形状、構造は、図示の例のものには限定されず、種々の形状、構造を選択できる。
本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す斜視図 図1の実施例の支持部材の取付け構造を示す拡大斜視図 同支持部材の面形状を示す斜視図 同支持部材をブラケットに取り付ける状態を示す断面図 同組み立てた状態を示す斜視図 本発明に係る画像形成装置の第2の実施例を示す斜視図 本発明に係る画像形成装置の第3の実施例を示す斜視図 本発明に係る画像形成装置の第4の実施例を示す斜視図 本発明に係る画像形成装置の第5の実施例を示す斜視図(A)と断面図(B、C) 本発明に係る画像形成装置の第6の実施例を示す斜視図(A)と断面図(B) 本発明に係る画像形成装置の第7の実施例を示す斜視図(A)と断面図(B) 本発明に係る画像形成装置の第8の実施例を示す斜視図
符号の説明
1:スキャナ部1
2:プリンタ部
1b、2b:ガイド溝
3:支持部材
4:排紙部
5:前カバー
6:左カバー
7:給紙部
7a:給紙トレイ
8:操作部
8a:フック穴
9:本体後側板
10:ブラケット
11:ネジ
12:嵌合部
13:穴
14:凸形状部
15:穴
16:爪形状部
17:後カバー
20:補強部材
21:小孔
22:窓
23:ロック部材
24:爪部
25:操作片部
26:スプリング
27:係止凹部
30:補強部材
31:長溝
32:係止穴
33:操作片部
34:ロック部材
35:係止ピン
36:解除ピン
37:スプリング
40:補強部材
40a:凸形状部
41、42:収納スペース
50:取手部
51:収納箱体
52:段差
60:取手部
61:切り欠き部
70:補強部材
71:フック形状部

Claims (13)

  1. 原稿を読み取る画像読取部と、画像を転写紙に記録する画像形成部からなる画像形成装置において、前記画像読取部を前記画像形成部上に支持するための支持部材を、前記画像形成部の上方向から該画像形成部に着脱可能としてなり、前記画像形成部が前記支持部材を組み付ける部位に凸形状部または凹形状部あるいは穴を備え、前記支持部材は、前記画像形成部の凸形状部または凹形状部あるいは穴に凹凸係合可能な嵌着部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、前記支持部材を装着する部位を前記画像形成部のブラケット部材と外装カバーとの間に配してなり、前記支持部材の前記嵌着部の高さよりも、前記支持部材と前記画像形成部の外装カバーとの間隔を小さくしてなることを特徴とする画像形成装置。
  3. 原稿を読み取る画像読取部と、画像を転写紙に記録する画像形成部からなる画像形成装置において、前記画像読取部を前記画像形成部上に支持するための補強部材を、前記画像読取部または前記画像形成部から出没可能かつ待避可能に設けてなることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3の画像形成装置において、前記画像読取部を支持している状態に前記支持部材をロックする支持ロック手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3または4の画像形成装置において、前記支持部材を収納状態にロックする収納ロック手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、前記支持ロック手段と前記収納ロック手段とが共有部材を有してなることを特徴とする画像形成装置。
  7. 原稿を読み取る画像読取部と、画像を転写紙に記録する画像形成部からなり、転写排紙口を前記画像読取部と前記画像形成部の間に設けてなる画像形成装置において、前記画像読取部を前記画像形成部上に支持するための補強部材を、前記画像読取部及び/または前記画像形成部に着脱可能に設けるとともに、画像形成装置本体内に取り外した前記補強部材を収納するための収納空間を設けてなることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7の画像形成装置において、前記画像形成装置が運搬用の取手部を有し、前記補強部材の収納空間を前記取手部内に設けてなることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8の画像形成装置において、前記取手部内の前記収納空間に凹形状部または凸形状部を備え、前記補強部材は、該凹形状部または凸形状部と凹凸係合可能な嵌着部を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 原稿を読み取る画像読取部と、画像を転写紙に記録する画像形成部からなり、転写排紙口を前記画像読取部と前記画像形成部の間に設けてなる画像形成装置において、前記画像読取部を前記画像形成部上に支持するための補強部材を、前記画像読取部及び/または前記画像形成部に着脱可能に設けるとともに、該補強部材がその内部に筆記用具等を収納できる収納部を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10の画像形成装置において、前記補強部材が画像形成装置本体のオペレーションパネルや外装部材への着脱部を有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11の画像形成装置において、前記補強部材の前記着脱部が、前記オペレーションパネルや前記外装部材への引っ掛け形状部であることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項10ないし12のいずれかの画像形成装置において、前記画像読取部及び/または前記画像形成部に、前記補強部材を装着するためのスライドガイド溝を設けてなることを特徴とする画像形成装置。
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