JP2006208490A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 補強部材を取り外すことなく変位、収納して、スキャナ部の補強と、確実な転写紙の排紙を可能とする画像形成装置を提供する。
【解決手段】 スキャナ部1とプリンタ部2の間に空間が形成され、その空間に排紙口101が設けられている形式の画像形成装置において、スキャナ部1を支持する位置と、排紙される転写紙との干渉を回避する位置に変位可能な補強部材5を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】 スキャナ部1とプリンタ部2の間に空間が形成され、その空間に排紙口101が設けられている形式の画像形成装置において、スキャナ部1を支持する位置と、排紙される転写紙との干渉を回避する位置に変位可能な補強部材5を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、これらの各種機能を併せ持つ複合機などの画像形成装置に関し、特にスキャナ部とプリンタ部の間に空間が形成され、その空間に排紙するための排紙口が設けられている形式の画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、一般的に原稿を読み取るためのスキャナ部と、転写紙に画像を記録するプリンタ部と、記録された転写紙を排紙する排紙部とによって構成されている。
近年の画像形成装置では、省スペース化を考慮し、画像形成を受けた転写紙を機外に排出するための排紙口の配置部位として、排紙トレイ等が外部に突出する虞のある装置側面を選定せずに、上方に位置するスキャナ部と下方に位置するプリンタ部との中間の空間内に排紙口を設けた機種が増加している。すなわち、画像形成装置の利便性向上を目的として、排紙された転写紙を取出しやすくするため、プリンタ部の上方に所要の空間を介してスキャナ部を支持し、空間の内壁に排紙口を備えたものが多くなってきている。このような画像形成装置の場合、排紙用の空間の前面と、左右どちらか一方の側面が開放されるとともに、この開放された2面を除く他の2つの側面がプリンタ支持用の壁部によって取り囲まれている構成が採用されている。
斯かる構成にあっては、開放された空間の前面と、他の一側面を支持する部材が存在しないため、残りの2つの非開放側面によってスキャナ部の全重量を支持する必要があり、必然的に支持強度が十分でなくなる。例えば、工場から配送先までの配送中の振動により、スキャナ部にゆがみが発生しやすくなり、その結果、原稿の読み取り性能に影響を及ぼすことがある。
そこで、工場から配送先までの配送時にのみ、開放された側面に着脱可能な補強部材を配置してスキャナ部を下方から支持する構成が採用されている。通常、補強部材は発砲スチロール等で形成され、ユーザー指定の設置場所へ設置した後に廃棄するようになっている。
近年の画像形成装置では、省スペース化を考慮し、画像形成を受けた転写紙を機外に排出するための排紙口の配置部位として、排紙トレイ等が外部に突出する虞のある装置側面を選定せずに、上方に位置するスキャナ部と下方に位置するプリンタ部との中間の空間内に排紙口を設けた機種が増加している。すなわち、画像形成装置の利便性向上を目的として、排紙された転写紙を取出しやすくするため、プリンタ部の上方に所要の空間を介してスキャナ部を支持し、空間の内壁に排紙口を備えたものが多くなってきている。このような画像形成装置の場合、排紙用の空間の前面と、左右どちらか一方の側面が開放されるとともに、この開放された2面を除く他の2つの側面がプリンタ支持用の壁部によって取り囲まれている構成が採用されている。
斯かる構成にあっては、開放された空間の前面と、他の一側面を支持する部材が存在しないため、残りの2つの非開放側面によってスキャナ部の全重量を支持する必要があり、必然的に支持強度が十分でなくなる。例えば、工場から配送先までの配送中の振動により、スキャナ部にゆがみが発生しやすくなり、その結果、原稿の読み取り性能に影響を及ぼすことがある。
そこで、工場から配送先までの配送時にのみ、開放された側面に着脱可能な補強部材を配置してスキャナ部を下方から支持する構成が採用されている。通常、補強部材は発砲スチロール等で形成され、ユーザー指定の設置場所へ設置した後に廃棄するようになっている。
このように従来は運搬中による振動衝撃によるスキャナ部の変形を防止するための補強部材を用いることにより、機器をユーザーまで配送する際のスキャナ部のゆがみを防止していた。しかし、使用済み画像形成装置をリサイクル(再生)するために機器を回収する場合には、補強部材はすでに廃棄されてしまっており、新たに回収用の補強部材を準備しなければならなくなる。よって、新たな補強部材を準備するためにコストが嵩み、かつこの補強部材を廃棄することにより廃棄物が増えてしまい環境面からよい方法とはいえない。一方、着脱自在な補強部材を排紙用空間内に収納して補強部材の再使用を可能とすることも考えられるが、収納する位置によっては、排紙空間のレイアウトを妨げたり、排紙される転写紙に衝突してしまう等の問題も発生する。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、排紙用空間の上方に位置するスキャナ部を運搬時などの任意の時にのみ補強するために該空間内に配置して使用する補強部材を、不要時においても完全に取り外すことなくコンパクトな状態で退避、収納させて、スキャナ部の補強と、確実な転写紙の排紙を可能とする画像形成装置を提供することを第1の目的とする。
また機器の設置後、補強部材を廃棄することなく有効活用することができる画像形成装置を提供することを第2の目的とする。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、排紙用空間の上方に位置するスキャナ部を運搬時などの任意の時にのみ補強するために該空間内に配置して使用する補強部材を、不要時においても完全に取り外すことなくコンパクトな状態で退避、収納させて、スキャナ部の補強と、確実な転写紙の排紙を可能とする画像形成装置を提供することを第1の目的とする。
また機器の設置後、補強部材を廃棄することなく有効活用することができる画像形成装置を提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、スキャナ部とプリンタ部の間に排紙用の空間が形成され、その空間に排紙するための排紙口が設けられている形式の画像形成装置において、スキャナ部を支持する位置と、排紙される転写紙との干渉を回避する位置に変位可能な補強部材を設けた画像形成装置を最も主要な特徴とする。補強部材は、スキャナ部、或いはプリンタ部、或いは両方に設けることにより、プリンタ上にスキャナ部を支承する手段として機能することができ、装置の稼働時には転写紙の排紙に障害とならない位置に収納、退避することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、補強部材をスキャナ部に回動自在に軸支した画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、補強部材は、スキャナ部の底面側に回動するように構成されている画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、補強部材は、スキャナ部の側面側に回動するように構成されている画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、プリンタ部の上部に形成される排紙トレイの一部が補強部材を兼ねる画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、スキャナの底部に回動自在に設けられた補強部材と排紙トレイに設けられたすべり防止部材とでスキャナ部を支持する画像形成装置を主要な特徴とする。
また上記第2の目的を達成するために、請求項7記載の発明は、スキャナ部とプリンタ部の間に空間が形成され、その空間に排紙するための排紙口が設けられている形式の画像形成装置において、スキャナ部を支持する補強部材をプリンタ部に着脱自在に設けるとともに、この補強部材は装置運搬機能を有する画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、前記補強部材はコ字形状を有し、スキャナ部を支持する位置と、プリンタ部側方に突出して取っ手として機能する位置に取り付けられる画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の画像形成装置において、取っ手として機能する状態の前記補強部材を収納する収納穴をプリンタ部に設けた画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項8記載の画像形成装置において、前記補強部材がスキャナ部を支持する位置にあるとき、これを検知する補強部材取り付け検知手段を備えた画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項9記載の画像形成装置において、前記収納穴に補強部材収納検知手段を備えた画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、補強部材をスキャナ部に回動自在に軸支した画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、補強部材は、スキャナ部の底面側に回動するように構成されている画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、補強部材は、スキャナ部の側面側に回動するように構成されている画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、プリンタ部の上部に形成される排紙トレイの一部が補強部材を兼ねる画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、スキャナの底部に回動自在に設けられた補強部材と排紙トレイに設けられたすべり防止部材とでスキャナ部を支持する画像形成装置を主要な特徴とする。
また上記第2の目的を達成するために、請求項7記載の発明は、スキャナ部とプリンタ部の間に空間が形成され、その空間に排紙するための排紙口が設けられている形式の画像形成装置において、スキャナ部を支持する補強部材をプリンタ部に着脱自在に設けるとともに、この補強部材は装置運搬機能を有する画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置において、前記補強部材はコ字形状を有し、スキャナ部を支持する位置と、プリンタ部側方に突出して取っ手として機能する位置に取り付けられる画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の画像形成装置において、取っ手として機能する状態の前記補強部材を収納する収納穴をプリンタ部に設けた画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項8記載の画像形成装置において、前記補強部材がスキャナ部を支持する位置にあるとき、これを検知する補強部材取り付け検知手段を備えた画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項9記載の画像形成装置において、前記収納穴に補強部材収納検知手段を備えた画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項1乃至6記載の発明は、スキャナ部とプリンタ部の間に空間が形成され、その空間に排紙するための排紙口が設けられている形式の画像形成装置において、スキャナ部を支持する位置と、排紙される転写紙との干渉を回避する位置に変位可能な補強部材を設けたので、補強部材を取り外すことなく変位、収納して、スキャナ部の補強と、確実な転写紙の排紙を図ることができる。
請求項7乃至11記載の発明は、スキャナ部とプリンタ部の間に空間が形成され、その空間に排紙するための排紙口が設けられている形式の画像形成装置において、スキャナ部を支持する補強部材をプリンタ部に着脱自在に設けるとともに、この補強部材は装置運搬機能を有するので、機器の設置後、補強部材を廃棄することなく有効活用することができる。
請求項7乃至11記載の発明は、スキャナ部とプリンタ部の間に空間が形成され、その空間に排紙するための排紙口が設けられている形式の画像形成装置において、スキャナ部を支持する補強部材をプリンタ部に着脱自在に設けるとともに、この補強部材は装置運搬機能を有するので、機器の設置後、補強部材を廃棄することなく有効活用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置において、補強部材がスキャナ部を支持している状態を示す全体斜視図、図2は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置において、補強部材の変位、収納状態を示す構成図であり、(1)は要部斜視図、(2)は要部正面図である。
上述したように、本画像形成装置は、主として原稿を読み取るためのスキャナ部1と、転写紙に画像を記録するプリンタ部2とから構成され、排紙口101をスキャナ部1とプリンタ部2との間の空間Sの内壁に設けている。そしてプリンタ部2の上面に排紙トレイ3が形成される。スキャナ部1はスキャナ保持部材4により、プリンタ部2上に保持されている。つまり、この例では、排紙用空間Sの前方と左側面が開放しており、他の側面(右側面、背面)は非開放状態となっていて、非開放状態にある側面にスキャナ保持部材4を設けている。
まず原稿読み取りから転写紙が排紙トレイ3に排紙されるまでの動作を説明する。スキャナ部1のコンタクトガラス上にセットされた原稿は、スキャナ部1の図示しない読み取り系で読み取られ、画像情報が光電変換され、プリンタ部2の図示しない感光体上に静電潜像が書き込まれる。その後、周知の作像プロセスで転写紙上に画像が形成される。そして、この転写紙はプリンタ部上方に搬送され排紙口101から排紙トレイ3に排紙される
上述したように、本画像形成装置は、主として原稿を読み取るためのスキャナ部1と、転写紙に画像を記録するプリンタ部2とから構成され、排紙口101をスキャナ部1とプリンタ部2との間の空間Sの内壁に設けている。そしてプリンタ部2の上面に排紙トレイ3が形成される。スキャナ部1はスキャナ保持部材4により、プリンタ部2上に保持されている。つまり、この例では、排紙用空間Sの前方と左側面が開放しており、他の側面(右側面、背面)は非開放状態となっていて、非開放状態にある側面にスキャナ保持部材4を設けている。
まず原稿読み取りから転写紙が排紙トレイ3に排紙されるまでの動作を説明する。スキャナ部1のコンタクトガラス上にセットされた原稿は、スキャナ部1の図示しない読み取り系で読み取られ、画像情報が光電変換され、プリンタ部2の図示しない感光体上に静電潜像が書き込まれる。その後、周知の作像プロセスで転写紙上に画像が形成される。そして、この転写紙はプリンタ部上方に搬送され排紙口101から排紙トレイ3に排紙される
図1において補強部材5は、画像形成装置の外装部材と同じ材質(樹脂材料等)で構成されており、スキャナ部1を支持できる程度の強度を有する、剛性、厚さをもった板部材で構成される。
また、補強部材5は、スキャナ部1の底面(天井面)でかつ転写紙の排紙口101と反対の側に設けられた軸(ヒンジ部)100によって図1に示した突出位置と、図2に示した退避位置との間を上下方向回動自在に軸支されている。即ち、この例では、スキャナ部の底面から突出した2つの軸支持部材間に差し渡された軸100によって補強部材5の一端部を回動自在に支持し、図1に示した突出位置から、図2に示した内側への退避位置まで出没できるように構成されている。
よって、画像形成装置をユーザーに配送する際、および使用済み画像形成装置をユーザーから回収するために運搬する際には、図1のように補強部材5を、その先端が排紙トレイ3の上面に接するように回動することにより、スキャナ部1の剛性を強くすることができ、スキャナ部1のゆがみを防止することができる。
一方、画像形成装置がユーザーに納品されてから、リサイクル等により回収されるまでの間、つまり画像形成装置を定置して稼動させる期間は、排紙口101から排紙される転写紙が補強部材5に衝突することを防止するために、図2(1)に示すように、スキャナ部1の底面に向かって回動させて排紙経路から退避させ、図2(2)に示すように補強部材5の係止部(バネ部材等)201により保持させる。このとき、図2(2)に示すように、補強部材5の先端(軸と反対側)と係止部201の先端は、排紙口101から排紙される転写紙の排紙先端部(排紙経路)と干渉しないような位置に保持されるものとする。この係止部201は、収納状態にある補強部材5を十分な力で弾性的に保持する一方で、人手により一定以上の力で引き出した時には突出位置に容易に移動させ得るように構成する。従って、任意且つ迅速な操作によって補強部材の位置を変更することが出来る。
また、補強部材5は、スキャナ部1の底面(天井面)でかつ転写紙の排紙口101と反対の側に設けられた軸(ヒンジ部)100によって図1に示した突出位置と、図2に示した退避位置との間を上下方向回動自在に軸支されている。即ち、この例では、スキャナ部の底面から突出した2つの軸支持部材間に差し渡された軸100によって補強部材5の一端部を回動自在に支持し、図1に示した突出位置から、図2に示した内側への退避位置まで出没できるように構成されている。
よって、画像形成装置をユーザーに配送する際、および使用済み画像形成装置をユーザーから回収するために運搬する際には、図1のように補強部材5を、その先端が排紙トレイ3の上面に接するように回動することにより、スキャナ部1の剛性を強くすることができ、スキャナ部1のゆがみを防止することができる。
一方、画像形成装置がユーザーに納品されてから、リサイクル等により回収されるまでの間、つまり画像形成装置を定置して稼動させる期間は、排紙口101から排紙される転写紙が補強部材5に衝突することを防止するために、図2(1)に示すように、スキャナ部1の底面に向かって回動させて排紙経路から退避させ、図2(2)に示すように補強部材5の係止部(バネ部材等)201により保持させる。このとき、図2(2)に示すように、補強部材5の先端(軸と反対側)と係止部201の先端は、排紙口101から排紙される転写紙の排紙先端部(排紙経路)と干渉しないような位置に保持されるものとする。この係止部201は、収納状態にある補強部材5を十分な力で弾性的に保持する一方で、人手により一定以上の力で引き出した時には突出位置に容易に移動させ得るように構成する。従って、任意且つ迅速な操作によって補強部材の位置を変更することが出来る。
スキャナ部1の一部はオーバーハング状に張り出しているため、この張出し部はそれ自体の自重や、上からの荷重により下方へ変形する虞があるが、本発明では張出し部の適所の下部に支柱としての補強部材5を軸100を利用して突出位置と退避位置との間で回動自在に構成した。即ち、補強部材5は、図1に実線で示した突出位置(支持位置)と、図2(1)、(2)に示した退避位置(非支持位置)との間を進退自在に構成されており、突出位置では補強部材5の先端で排紙部3の底面に当接することによりスキャナの張出し部を確実に支持して上からの荷重に対する強度を高める一方で、退避位置では支持部材5が張出し部(スキャナ部)の底面に密着した姿勢で保持されることにより、大サイズ用紙の排紙や、取出しに際しての障害とならないようにしている。
特に、スキャナ部1の張出し部の底面には、例えば板バネ等から成る係止部201を設けて収納状態にある補強部材5の適所を弾性的に保持して容易に落下しないように構成する一方で、人手により一定以上の力で支持部材5を引き出した場合には突出位置に移動させ得るようにしている。従って、任意且つ迅速な操作により支持部材の位置を変更できる。
特に、スキャナ部1の張出し部の底面には、例えば板バネ等から成る係止部201を設けて収納状態にある補強部材5の適所を弾性的に保持して容易に落下しないように構成する一方で、人手により一定以上の力で支持部材5を引き出した場合には突出位置に移動させ得るようにしている。従って、任意且つ迅速な操作により支持部材の位置を変更できる。
次に、図3は本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置において、補強部材がスキャナ部を支持している状態を示す全体斜視図、図4は本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置において、補強部材の変位、収納状態を示す要部斜視図である。
図3において補強部材5は水平面に対し45度に傾斜した角度の回転軸6を持っている。また、補強部材5の上部には凹状の受け部7が設けられ、スキャナ部1側にあって受け部7に対応する位置には凸状の被受け部8が設けられている。そして、スキャナ部1には収納された補強部材5の自由端側を保持するため、爪9が設けられている。
このように構成することにより、受け部7と被受け部8が当接して、補強部材5によりスキャナ部1を支持するので、回転軸6へ負担がかかることがない。また、図4に示すように爪9で補強部材5の自由端側を保持するので、ねじなどの締結部品が不用で、容易に変位、収納状態を保持することができる。
即ち、図3、図4に示す第2の実施形態においては、スキャナ部1の側面側に補強部材5を折りたたむことができる(図4参照)。従って、補強部材5を装置本体から取り外すことなく変位、収納できる。
回転軸6によって図3の位置から図4の位置の間を回動自在に支持された補強部材5の上部には受け部7が設けられ、スキャナ部1にあって凹状の受け部7に対応する位置には凸状の被受け部8が設けられている。そして、スキャナ部1には収納された補強部材5の自由端側を保持するため、爪9が設けられている。即ち、スキャナ部1の側面には凹所10が設けられており、この凹所10は略長方形状の支持部材5を収容可能な寸法、形状を有している。一方、支持部材5の長手方向一端縁5aは45度の傾斜角度を有しており、水平線よりも下向きに45度傾斜した回転軸6はこの一端縁5aに沿って設けられている。従って、支持部材5は図3に示した突出位置(支持位置)から図4に示した退避位置(非支持位置)の間を90度の範囲で回動自在に支持されている。
受け部7と被受け部8が当接して、補強部材5によりスキャナ部1を支持するので、回転軸6へ負担がかかることがない。また、爪9で補強部材5の自由端側を保持するので、ねじなどの締結部品が不用で、容易に変位、収納状態を保持することができる。
突出位置では支持部材5の先端で排紙部3の底面に当接することによりスキャナの張出し部を確実に支持して上からの荷重に対する強度を高める一方で、退避位置では支持部材5が張出し部の側面の凹所10内に密着した姿勢で保持されることにより、大サイズ用紙の排紙や、取出しに際しての障害とならないようにしている。
なお、上記各実施形態では、補強部材5をスキャナ部1の底面によって回動自在に支持したが、プリンタ側で回動自在に支持するようにしてもよい。即ち、プリンタ上面(排紙部としての空所底面)、或いはプリンタ側面によって、上記各実施形態の如く回動自在に支持してもよい。プリンタ上面により支持部材を支持する場合には退避時に支持部材が排紙処理の障害とならないようにプリンタ上面に設けた凹所内に収納するように構成する。
また、上記実施形態では、補強部材をスキャナ部、或いはプリンタ部に回動自在に支持する例を示したが、上下方向へ直線的に進退するように構成したり、機器側面と平行な垂直面に沿って回動するように構成してもよい。
図3において補強部材5は水平面に対し45度に傾斜した角度の回転軸6を持っている。また、補強部材5の上部には凹状の受け部7が設けられ、スキャナ部1側にあって受け部7に対応する位置には凸状の被受け部8が設けられている。そして、スキャナ部1には収納された補強部材5の自由端側を保持するため、爪9が設けられている。
このように構成することにより、受け部7と被受け部8が当接して、補強部材5によりスキャナ部1を支持するので、回転軸6へ負担がかかることがない。また、図4に示すように爪9で補強部材5の自由端側を保持するので、ねじなどの締結部品が不用で、容易に変位、収納状態を保持することができる。
即ち、図3、図4に示す第2の実施形態においては、スキャナ部1の側面側に補強部材5を折りたたむことができる(図4参照)。従って、補強部材5を装置本体から取り外すことなく変位、収納できる。
回転軸6によって図3の位置から図4の位置の間を回動自在に支持された補強部材5の上部には受け部7が設けられ、スキャナ部1にあって凹状の受け部7に対応する位置には凸状の被受け部8が設けられている。そして、スキャナ部1には収納された補強部材5の自由端側を保持するため、爪9が設けられている。即ち、スキャナ部1の側面には凹所10が設けられており、この凹所10は略長方形状の支持部材5を収容可能な寸法、形状を有している。一方、支持部材5の長手方向一端縁5aは45度の傾斜角度を有しており、水平線よりも下向きに45度傾斜した回転軸6はこの一端縁5aに沿って設けられている。従って、支持部材5は図3に示した突出位置(支持位置)から図4に示した退避位置(非支持位置)の間を90度の範囲で回動自在に支持されている。
受け部7と被受け部8が当接して、補強部材5によりスキャナ部1を支持するので、回転軸6へ負担がかかることがない。また、爪9で補強部材5の自由端側を保持するので、ねじなどの締結部品が不用で、容易に変位、収納状態を保持することができる。
突出位置では支持部材5の先端で排紙部3の底面に当接することによりスキャナの張出し部を確実に支持して上からの荷重に対する強度を高める一方で、退避位置では支持部材5が張出し部の側面の凹所10内に密着した姿勢で保持されることにより、大サイズ用紙の排紙や、取出しに際しての障害とならないようにしている。
なお、上記各実施形態では、補強部材5をスキャナ部1の底面によって回動自在に支持したが、プリンタ側で回動自在に支持するようにしてもよい。即ち、プリンタ上面(排紙部としての空所底面)、或いはプリンタ側面によって、上記各実施形態の如く回動自在に支持してもよい。プリンタ上面により支持部材を支持する場合には退避時に支持部材が排紙処理の障害とならないようにプリンタ上面に設けた凹所内に収納するように構成する。
また、上記実施形態では、補強部材をスキャナ部、或いはプリンタ部に回動自在に支持する例を示したが、上下方向へ直線的に進退するように構成したり、機器側面と平行な垂直面に沿って回動するように構成してもよい。
次に、本発明の第3の実施形態について図5および図6を用いて説明する。図5は本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置において、補強部材がスキャナ部を支持していない状態を示す構成図であり、図5(1)は全体斜視図、図5(2)は要部正面図である。又、図6(1)は本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置において、補強部材がスキャナ部を支持している状態を示す構成図であり、(1)は全体斜視図、(2)は要部正面図である。
本実施形態では、A3等の大サイズ転写紙が排紙トレイ3上からすべり落ちることを防止するために排紙トレイ3の一部に設けられたすべり防止部材501を補強部材5の一部として利用している。
図5(2)に示すように、すべり防止部材501は、軸502により上下方向に回動自在に軸支されており、ユーザーは、大サイズの転写紙で印刷する場合、すべり防止部材501を矢印のように回動させて起立させた状態にして印刷することにより、排紙口から排紙されてきた転写紙が排紙トレイ3に端縁から滑り落ちることを防止することができる。
本実施形態では、すべり防止部材501を補強部材5の一部として使用することから、すべり防止部材501は、画像形成装置の搬送に際し発生する振動によるスキャナ部1からの重さに耐えうる強度を持つものとする。
さて、画像形成装置をユーザーに配送する際、および使用済み画像形成装置をユーザーから回収するために運搬する際には、図6(1)、(2)に示すように、排紙トレイ3側からすべり防止部材501を回動させ起立させるとともに、スキャナ部1から補強部材5を回動して垂下させる。垂下した補強部材5の先端と起立したすべり防止部材501の上端とを当接させて互いに支持させることにより、画像形成装置の搬送に際し発生する振動によるスキャナ部1の重さに耐えることが可能となる。また、すべり防止部材501を補強部材として兼用することにより、補強部材5の長さを短くでき、コスト低減に寄与できる。
本実施形態では、補強部材5の下端部とすべり防止部材501の上端部とを重ね合わせる(当接させて連結させる)構成としたが、この構成に限らず両部材を固定するフック等の固定部材を設けて固定状態を補強してもよい。これによりスキャナ部1を確実に支持することができる。
また、補強部材5を第1の実施形態と同様の構成としたが、この構成に限らず、第2の実施形態の構成としてもよい。これにより、係止部201を不要とすることができるため、コストダウンに寄与できるとともに、補強部材5を取り付けるときの作業性を効率化できる。
本実施形態では、A3等の大サイズ転写紙が排紙トレイ3上からすべり落ちることを防止するために排紙トレイ3の一部に設けられたすべり防止部材501を補強部材5の一部として利用している。
図5(2)に示すように、すべり防止部材501は、軸502により上下方向に回動自在に軸支されており、ユーザーは、大サイズの転写紙で印刷する場合、すべり防止部材501を矢印のように回動させて起立させた状態にして印刷することにより、排紙口から排紙されてきた転写紙が排紙トレイ3に端縁から滑り落ちることを防止することができる。
本実施形態では、すべり防止部材501を補強部材5の一部として使用することから、すべり防止部材501は、画像形成装置の搬送に際し発生する振動によるスキャナ部1からの重さに耐えうる強度を持つものとする。
さて、画像形成装置をユーザーに配送する際、および使用済み画像形成装置をユーザーから回収するために運搬する際には、図6(1)、(2)に示すように、排紙トレイ3側からすべり防止部材501を回動させ起立させるとともに、スキャナ部1から補強部材5を回動して垂下させる。垂下した補強部材5の先端と起立したすべり防止部材501の上端とを当接させて互いに支持させることにより、画像形成装置の搬送に際し発生する振動によるスキャナ部1の重さに耐えることが可能となる。また、すべり防止部材501を補強部材として兼用することにより、補強部材5の長さを短くでき、コスト低減に寄与できる。
本実施形態では、補強部材5の下端部とすべり防止部材501の上端部とを重ね合わせる(当接させて連結させる)構成としたが、この構成に限らず両部材を固定するフック等の固定部材を設けて固定状態を補強してもよい。これによりスキャナ部1を確実に支持することができる。
また、補強部材5を第1の実施形態と同様の構成としたが、この構成に限らず、第2の実施形態の構成としてもよい。これにより、係止部201を不要とすることができるため、コストダウンに寄与できるとともに、補強部材5を取り付けるときの作業性を効率化できる。
次に、本発明の第4の実施形態について図7を用いて説明する。図7は本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置の全体斜視図であり、(1)は補強部材がスキャナ部を支持している状態を示す全体斜視図、(2)は補強部材を装置運搬用取っ手に転用した状態を示す全体斜視図である。
図7(2)に示すように、プリンタ部2の側面には一対の縦長の取り付け溝11が形成され、さらに奥側の取り付け溝11に連続してスキャナ保持部材4にも取り付け溝11が形成されている。そして図7(1)に示すように、この取り付け溝11に2本の脚部が嵌るようにしてコの字型の補強部材5が設けられ、ねじ12によってこの補強部材5はプリンタ部2の側面に固定される。つまり、補強部材5の脚部と、プリンタ部側には夫々螺子12の取り付け穴が形成されている。
プリンタ部2の側面にあって、取り付け溝11の下方には一対の取り付け溝11と同じ間隔の一対の取り付け穴13が形成されている。機器(画像形成装置)の設置後は (1)のスキャナ部指示状態にある補強部材5を取り外し、 (2) に示すように、2本の脚部先端を取り付け穴13に挿入して、取り付け部材14とねじによりプリンタ部2の側面に固定する。この状態で補強部材5は装置運搬用取っ手として機能する。
図7(2)に示すように、プリンタ部2の側面には一対の縦長の取り付け溝11が形成され、さらに奥側の取り付け溝11に連続してスキャナ保持部材4にも取り付け溝11が形成されている。そして図7(1)に示すように、この取り付け溝11に2本の脚部が嵌るようにしてコの字型の補強部材5が設けられ、ねじ12によってこの補強部材5はプリンタ部2の側面に固定される。つまり、補強部材5の脚部と、プリンタ部側には夫々螺子12の取り付け穴が形成されている。
プリンタ部2の側面にあって、取り付け溝11の下方には一対の取り付け溝11と同じ間隔の一対の取り付け穴13が形成されている。機器(画像形成装置)の設置後は (1)のスキャナ部指示状態にある補強部材5を取り外し、 (2) に示すように、2本の脚部先端を取り付け穴13に挿入して、取り付け部材14とねじによりプリンタ部2の側面に固定する。この状態で補強部材5は装置運搬用取っ手として機能する。
次に、本発明の第5の実施形態について図8を用いて説明する。図8は本発明の第5の実施形態に係る画像形成装置の要部斜視図である。第5の実施形態は第4の実施形態の変形例であり、取り付け溝11の一方(手前側)に補強部材取り付け検知手段としての電源スイッチ21を設けている。
補強部材5が図7(1)に示すように、スキャナ部支持状態にあるときは補強部材5の脚部が溝11内に嵌合して電源スイッチ21を押圧してオフさせ続けるようになっている。従ってこの状態では画像形成装置を稼働させることはできないので、ユーザーが補強部材5を外し忘れていたとしても、補強部材5の取り外しを促すことができる。つまり、溝11内に電源スイッチ21を配置する際に、補強部材5の脚部を溝内に取り付けた時に該スイッチ21がオフされ、補強部材を取り外したときにスイッチがオン可能な状態になるように構成する。このため、脚部が電源スイッチ21と接する部分に電源スイッチをオフ側に押圧し続けるための突起、段差、その他の適切な形状部を設けておく。
次に、本発明の第6の実施形態について図9を用いて説明する。図9は本発明の第6の実施形態に係る画像形成装置の要部断面図である。第6の実施形態も第4の実施形態の変形例であり、プリンタ部2には、補強部材5を収納することができる長さを持つ収納穴31が形成されている。
補強部材5を図9に示すように、取っ手として使用するときは、補強部材5をプリンタ部2側面より突出させた状態で取り付け部材14とねじ32で固定する。取っ手として使用する必要がない場合には、省スペースの観点から、収納穴31の奥まで補強部材5を押し込んで収納する。収納穴31の最深部には補強部材5先端と接離してオン、オフする検知スイッチ33が設けてある。
電源投入後、操作画面に補強部材5の収納を促す表示を行うことで、補強部材5を確実にプリンタ部2の中に収納することができる。
補強部材5が図7(1)に示すように、スキャナ部支持状態にあるときは補強部材5の脚部が溝11内に嵌合して電源スイッチ21を押圧してオフさせ続けるようになっている。従ってこの状態では画像形成装置を稼働させることはできないので、ユーザーが補強部材5を外し忘れていたとしても、補強部材5の取り外しを促すことができる。つまり、溝11内に電源スイッチ21を配置する際に、補強部材5の脚部を溝内に取り付けた時に該スイッチ21がオフされ、補強部材を取り外したときにスイッチがオン可能な状態になるように構成する。このため、脚部が電源スイッチ21と接する部分に電源スイッチをオフ側に押圧し続けるための突起、段差、その他の適切な形状部を設けておく。
次に、本発明の第6の実施形態について図9を用いて説明する。図9は本発明の第6の実施形態に係る画像形成装置の要部断面図である。第6の実施形態も第4の実施形態の変形例であり、プリンタ部2には、補強部材5を収納することができる長さを持つ収納穴31が形成されている。
補強部材5を図9に示すように、取っ手として使用するときは、補強部材5をプリンタ部2側面より突出させた状態で取り付け部材14とねじ32で固定する。取っ手として使用する必要がない場合には、省スペースの観点から、収納穴31の奥まで補強部材5を押し込んで収納する。収納穴31の最深部には補強部材5先端と接離してオン、オフする検知スイッチ33が設けてある。
電源投入後、操作画面に補強部材5の収納を促す表示を行うことで、補強部材5を確実にプリンタ部2の中に収納することができる。
1 スキャナ部、2 プリンタ部、3 排紙トレイ、4 スキャナ保持部材、5 補強部材、7 受け部、8 被受け部、9 爪、101 排紙口、201 係止部、501 すべり防止部材、11 取り付け溝、13 取り付け穴、21 電源スイッチ(補強部材取り付け検知手段)、31 収納穴、32 検知スイッチ(補強部材収納検知手段)
Claims (11)
- スキャナ部と、該スキャナ部の直下に設けた排紙用空間と、該排紙用空間の下方に設けたプリンタ部と、を備えた画像形成装置において、前記スキャナ部と前記プリンタ部との間に介在して該スキャナ部を支持する位置と、前記排紙用空間の内壁に設けた排紙口から排紙されてくる転写紙との干渉を回避する位置との間を進退可能に構成された補強部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1記載の画像形成装置において、前記補強部材を前記スキャナ部により回動自在に軸支したことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2記載の画像形成装置において、前記補強部材は、前記スキャナ部の底面側に退避するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2記載の画像形成装置において、前記補強部材は、前記スキャナ部の側面側に回動するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2記載の画像形成装置において、前記プリンタ部の上部に形成される排紙トレイの一部が補強部材を兼ねることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2記載の画像形成装置において、前記スキャナの底部に回動自在に設けられた前記補強部材と前記プリンタ上部に設けられたすべり防止部材との協働により前記スキャナ部を支持することを特徴とする画像形成装置。
- スキャナ部と、該スキャナ部の直下に設けた排紙用空間と、該排紙用空間の下方に設けたプリンタ部と、を備えた画像形成装置において、前記スキャナ部を支持する補強部材をプリンタ部に着脱自在に設けるとともに、該補強部材は装置運搬用取っ手としての機能を有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項7記載の画像形成装置において、前記補強部材はコ字形状を有し、前記スキャナ部を支持する位置と、プリンタ部側方に突出して取っ手として機能する位置に夫々取り付けできる構成を有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項8記載の画像形成装置において、取っ手として機能する状態の前記補強部材を収納する収納穴をプリンタ部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項8記載の画像形成装置において、前記補強部材がスキャナ部を支持する位置にあるとき、これを検知する補強部材取り付け検知手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項9記載の画像形成装置において、前記収納穴に補強部材収納検知手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JP2005017350A Pending JP2006208490A (ja) | 2004-11-12 | 2005-01-25 | 画像形成装置 |
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KR100765263B1 (ko) | 2006-08-22 | 2007-10-09 | 삼성전자주식회사 | 커버 상승 지지장치를 갖는 화상형성장치 |
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CN103365148A (zh) * | 2012-04-05 | 2013-10-23 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 图像形成装置 |
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JP2017004011A (ja) * | 2016-09-09 | 2017-01-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
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-
2005
- 2005-01-25 JP JP2005017350A patent/JP2006208490A/ja active Pending
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