JP4573881B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

この発明はコネクタに関し、特にICカード等のカード状接続対象物をプリント基板等に接続するためのコネクタに関する。
従来、この種のコネクタとしてインシュレータとコンタクトとカバーとを備えるものが知られている(下記特許文献参照)。
インシュレータはICカード等のカードを収容する収容部を有する。
コンタクトはインシュレータに保持されている。
カバーはインシュレータに回転可能に装着されている。また、カバーはインシュレータの長手方向に沿ってロック位置とオープン位置との間で移動可能である。カバーがロック位置にあるとき、カバーはインシュレータにロックされる。カバーがオープン位置にあるとき、カバーのインシュレータに対するロック状態が解除されるとともにカバーを開くことができる。
カバーは金属板に打抜き加工及び曲げ加工を施すことによって形成されている。カバーはカードを保持する第1、第2のカード保持部と一対のアーム部と一対の軸部とを有する。第1、第2のカード保持部の断面形状はU字形である。一対のアーム部はほぼ板ばね状であり、カードの幅方向へ弾性変形可能である。一対の軸部はアーム部の内側面(カード側の面)に設けられ、カードに向かって突出している。軸部はインシュレータの一端部に形成された凹部にインシュレータの外側から挿入される。
カードをコネクタに装填するには、カバーをオープン位置にスライドさせてカバーを開き、カバーの第1、第2のカード保持部内にカードを挿入する。
その後、カバーを閉じ、カバーをロック位置にスライドさせる。
カバーがロック位置に達すると、コンタクトの接触部がカードのパッドに接触する。その結果、カードがコネクタに電気的に接続される。
カードをコネクタから離脱させるには、上述の装填作業時の操作を逆の順番で行えばよい。
このコネクタでは、カバーのアーム部はカードの幅方向へ弾性変形可能であるので、カバーの軸部をインシュレータの凹部に対して挿抜でき、カバーのインシュレータに対する着脱を容易に行える。
特開2006−85987号公報
近年、コネクタの低背化が求められており、その要求に応えるにはカバーの板厚を薄くする必要がある。
しかし、カバーの板厚を薄くするとカバーの各部が一体形成されているためアームの剛性が低下するので、例えばカバーがロック位置にある状態でコネクタが落下したとき、アーム部がねじれて軸部がインシュレータの凹部から抜け、カバーが外れるおそれがある。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はコネクタを低背化してもカバーロック位置にあるときカードの離脱操作以外の原因によってカバーが外れるおそれを少なくすることができるコネクタを提供することである。
前述の課題を解決するため請求項1の発明は、カード状接続対象物が収容されるハウジングと、前記ハウジングに保持され、前記ハウジングに収容された前記カード状接続対象物に接触するコンタクトと、前記ハウジングに収容された前記カード状接続対象物の上面を覆うカバーとを備えるコネクタにおいて、前記カバーは、前記ハウジングに収容された前記カード状接続対象物の上面と対向するカバー本体と、前記カバー本体に連なり、弾性変形可能であるとともに前記ハウジングに収容された前記カード状接続対象物の両側面に接触可能な一対のアーム部と、前記一対のアーム部に連なり、前記ハウジングの対向する壁面部に形成された軸受部に前記ハウジングの内部から挿入されるとともに回転可能に支持される軸部とを有することを特徴とする。
上述のように、カバーはハウジングに収容されたカード状接続対象物の両側面に接触可能なアーム部を有するので、ハウジングにカード状接続対象物を収容したとき、アーム部はカード状接続対象物の幅方向へ弾性変形できなくなり、軸部が軸受部から抜けなくなる。
請求項2の発明は、請求項1記載の発明のコネクタにおいて、前記軸受部が所定方向へ延びる長孔であり、その長孔に前記軸部が、前記カバー本体が前記ハウジングにロックされるロック位置と前記カバー本体を開くことができるロック解除位置との間で移動可能に支持されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の発明のコネクタにおいて、前記ロック位置にある前記軸部の前記ロック解除位置側への移動を制限するとともに、前記ロック解除位置にある前記軸部の前記ロック位置側への移動を制限する制限手段が、前記ハウジングに設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の発明のコネクタにおいて、前記制限手段が、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で前記軸部を移動させたとき、その軸部に所定の力で接触するばねであることを特徴とする。
この発明によれば、コネクタを低背化してもカバーロック位置にあるときカードの離脱操作以外の原因によってカバーが外れるおそれを少なくすることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1A〜図1Eに示すように、コネクタ1はハウジング3とコンタクト5とカバー7とを備えている。コネクタ1は図示しないプリント基板に実装され、コネクタ1に収容されたICカード(カード状接続対象物)21とプリント基板とを電気的に接続する。
図2〜図4に示すように、ハウジング3はベース部31とインシュレータ部32とで構成されている。ハウジング3はほぼトレイ状であり、ICカード21(図1D、図1E参照)を収容するための収容部33を有している。
ベース部31はほぼ板状であり(図1C参照)、底面板311と側面板(壁面部)312,312と位置制限部(制限手段)314と上面板315,315と背面板316,317と正面板318,318とを有する。ベース部31は金属板に打抜き加工及び曲げ加工を施すことによって形成されている。
底面板311には2つの窓孔311a,311bと1つの切欠311cとが形成されている(図1C参照)。
側面板312,312はそれぞれ底面板311の後側部分の両側部に直角に連る。一方の側面板312(図2の左側の側面板)の長さは他方の側面板312(図2の右側の側面板)の長さよりも短い。側面板312,312にはそれぞれ長孔(軸受部)312aが形成されている。長孔312a,312aはハウジング3の幅方向(ハウジング3に収容されたICカード21の幅方向)DW3で対向する。また、長孔312a,312aはハウジング3の長手方向(所定方向)DL3へ延びている。
位置制限部314,314はそれぞれ側面板312に連る。図3、図4に示すように、位置制限部314は1対の連結部314a,314aと板ばね部(ばね部)314bとを有する。連結部314a,314aは側面板312の上端部に連る。連結部314aはほぼJ字形に折り曲げられている。板ばね部314bは一対の連結部314aの下端部に掛け渡たされている。板ばね部314bの中央部には凸部314cが形成されている。
上面板315,315はそれぞれ側面板312,312の上端部に直角に連なり、板ばね部314bを覆う。
背面板316,317は底板部311の後端部に直角に連る。背面板316は一方の側面板312(図2の左側の側面板)に対して斜めに配置されている。背面板316はハウジング3の収容部33に収容されたICカード21の切欠部212に正対する(図1E参照)。背面板317は他方の側面板312(図2の側の側面板)に直角に配置されている。
正面板318,318はそれぞれ底面板311の前端部の両端部に直角に連る。
図2に示すように、インシュレータ部32はほぼ板状であり、底板部321と第1側壁部322,322と第2側壁部323,323と前壁部324,324とを有する。インシュレータ部32は絶縁性の樹脂で形成されている。インシュレータ部32はベース部31の前側部分の上面に固定され、ベース部31と一体化している。
ほぼ矩形の底板部321には6つのコンタクト収容孔321aが長手方向DL3で前後へ2列に形成されている。各列のコンタクト収容孔321aはハウジング3の幅方向DW3に沿って等間隔に配置されている。前列(図2の前側の列)のコンタクト収容孔321aはベース部31の窓孔311aに通じている。後列(図2の後側の列)のコンタクト収容孔321aはベース部31の窓孔311bに通じている(図1C参照)。
第1側壁部322,322はそれぞれ底板部321の両側部の前側部分に連る。第1側壁部322はロック部322aを有する。ロック部322aはほぼ角柱状である。ロック部322aの下面には凸部322bが形成されている。
第2側壁部323,323はそれぞれ底板部321の両側部の後側部分に連る。第1側壁部322,322と第2側壁部323,323との間には空間部325が形成されている。
前壁部324,324はそれぞれ底板部321の前部の両端部に連る。前壁部324,324の正面はベース部31の正面板318,318によって覆われている。
コンタクト5は接触部51とばね部52と固定部(図示せず)と端子部54とを有する。コンタクト5は金属板に打抜き加工及び曲げ加工を施すことによって形成されている。
接触部51はコンタクト5の先端部に位置し、ICカード21のパッド(図示せず)に接触する。
ばね部52は接触部51に連なり、接触部51をICカード21のパッドに押し付ける。ばね部52はインシュレータ部32のコンタクト収容孔321aに収容され、接触部51はコンタクト収容孔321aから上方へ突出する。
固定部はばね部52に連なり、インシュレータ部32のコンタクト収容孔321aの近傍に埋設されている。これによりコンタクト5はハウジング3に保持されている。
端子部54は固定部に連なり、インシュレータ部32の底板部321から突出している。端子部54は図示しないプリント基板のパッドに半田付される。
カバー7はハウジング3に収容されたICカード21の一部を覆う(図1E参照)。図5〜図8に示すように、カバー7はカバー本体71と側面板72,72とロック部73,73とアーム部74,74と軸部75,75とを有する。カバー7は弾性を有する金属板に打抜き加工及び曲げ加工を施すことによって形成されている。カバー7の材料として用いられる金属板はコネクタ1の低背化のために従来のものよりも薄い。
ほぼ矩形のカバー本体71はカバー7がICカード21を覆っているときにICカード21の上面と対向する。カバー本体71には6つの孔71aが長手方向DL7(図5参照)で前後へ2列に形成されている。孔71aはコンタクト5の接触部51を受け入れ、コンタクト5の接触部51がカバー本体71に接触するのを防ぐ。
側面板72,72はそれぞれカバー本体71の両側部カバー本体71に対して直角に折り曲げて形成されている。
ロック部73,73はそれぞれ側面板72,72の一端部を側面板72,72に対して、直角に折り曲げて形成され、カバー本体71と平行である。ロック部73は板状であり、ロック孔73aを有する。
アーム部74,74はそれぞれカバー本体71の両側部の後側部分をカバー本体71に対して直角に折り曲げて形成されている。アーム部74,74は板状であり、その板厚方向へ弾性変形可能である。アーム部74,74は側面板72,72と平行であり、側面板72,72の内側に位置している(図1A、図1B参照)。ハウジング3にICカード21が収容されたとき(図1D参照)、アーム部74,74の一端部とICカード21の側面とが僅かな隙間を介してハウジング3の幅方向DW3(図2参照)で対向する。また、カバー7がハウジング3に収容されたICカード21の上面を覆っているとき(図1E参照)、アーム部74,74の全体がICカード21の側面とハウジング3の側面板312,312及び第2側壁部323,323との間に挟まれる。
軸部75,75はそれぞれアーム部74,74の一端部に連る。軸部75,75はカバー7の幅方向DW7の外側へ突出している。軸部75,75はそれぞれハウジング3の内部(収容部33)から長孔312a,312aに回転可能かつハウジング3の長手方向DL3(図2参照)に沿って摺動可能に挿入されている。その結果、カバー7をハウジング3に対して開閉することができるとともに、ハウジング3の長手方向DL3に沿ってロック位置(カバー7がハウジング3にロックされる位置)とロック解除位置(カバー7を開くことができる位置)との間でスライドさせることができる。
次に、コネクタ1の使用方法を説明する。コネクタ1は予めプリント基板に実装されている。
まず、図9に示すように、カバー7の軸部75をハウジング3の長孔312aの後端部(図9の右側部分)に移動させ、図1Aに示すように、カバー7を開く。このとき、位置制限部314の板ばね314bの凸部314cは軸部75と係合し、軸部75が長孔312aの前端部(図9の左側部分)の方へ移動しないように軸部75の動きを制限する。
次に、図1Dに示すように、ハウジング3の収容部33にICカード21を収容する。
その後、カバー7を閉じる。このとき、カバー7のロック部73は空間部325(図1D参照)に収まる。ロック部73はどこにも係合しないので、カバー7を開閉できる。
次に、カバー7を閉じた状態で、カバー7をロック位置の方へ移動させる。このとき、図10に示すように、カバー7の軸部75はハウジング3の長孔312aの前端部に移動する。軸部75が長孔312aの後端部から前端部へ移動するとき、軸部75は位置制限部314の凸部314cを板ばね314bのばね力に抗して押し退ける。軸部75が凸部314cを通過すると、凸部314cは板ばね314bのばね力により勢いよく元の位置に戻る。このとき、カバー7を操作する操作者はクリック感を得ることができる。
カバー7の軸部75がハウジング3の長孔312aの前端部に達したとき、カバー7のロック部73はハウジング3のロック部322a(図2参照)の下に潜り込むとともに、ロック部73のロック孔73aにロック部322aの凸部322bが嵌る。その結果、カバー7がハウジング3にロックされ、カバー7が開かなくなる。また、このとき、位置制限部314の凸部314cはカバー7の軸部75と係合し、軸部75が外力等によって長孔312aの後端部の方へ移動しないように軸部75の動きを制限する。
カバー7がハウジング3にロックされると、コンタクト5の接触部51がばね部52のばね力によってICカード21のパッドに接触する。その結果、ICカード21がプリント基板に電気的に接続される。
ICカード21をコネクタ1から離脱させるには、まず、カバー7をロック位置からロック解除位置へスライドさせてカバー7のロックを解除し、その後、カバー7を開き、ハウジング3の収容部33からICカード21を抜き取ればよい。
図11に示すように、カバー7のアーム部74,74に矢印で示す方向の力(アーム部74,74が互いに近づくような力)を加えれば、アーム部74,74が撓み、アーム部74,74に取り付けられた軸部75,75がハウジング3の長孔312aから抜ける。反対に、軸部75を長孔312aに挿入するには、アーム部74,74が互いに近づくようにアーム部74,74を撓ませ、軸部75を長孔312aに合わせ、アーム部74,74に加えている力を小さくしてゆけば、アーム部74,74の復帰力により軸部75,75が長孔312a,312aに挿入される。
図12に示すように、ハウジング3にICカード21を収容し、カバー7を閉じ、カバー7をロック位置へ移動させたとき、図13に示すように、カバー7のアーム部74はICカード21の側面と僅かな隙間を介して対向しているので、アーム部74,74を互いに近づく方向へ撓ませたり、アーム部74,74をねじったりすることができない。しかも、軸部75,75はハウジング3の内部から長孔312aに挿入する構造であるので、例えば誤ってコネクタ1が落下し、カバー7をハウジング3から引き離すような力がカバー7に加わっても、カバー7の軸部75はハウジング3の長孔312aから抜けるおそれきわめて少ない。
本実施形態のコネクタ1では、アーム部74,74はICカード21の側面とハウジング3の側面板321及び第2側壁部323とで挟まれているので、カバー7の軸部75の抜け防止の効果がより高められている。
以上のように、この実施形態によれば、コネクタ1の低背化のために、カバー7の板厚を薄くしても、衝撃等によってカバー7が外れるおそれを少なくすることができる。
また、カバー7の板厚が薄くなることによって、アーム部74,74をより撓ませやすくなるので、コネクタ1の組立や修理をより簡単に行うことができる。
更に、ハウジング3に位置制限部314が設けられているので、カバー7をロック位置又はロック解除位置に確実に止めておくことができ、誤ってカバー7がスライドするのを防止することができる。
また、カバー7をロック解除位置からロック位置にスライドさせるときやカバー7をロック位置からロック解除位置にスライドさせるときに、軸部75が位置制御部314の板ばね314bのばね力に抗して凸部314cを乗り越えるので、操作者はクリック感を得ることができる。
更に、位置制限部314の板ばね部314bをJ字形の連結部314aを介して側面板312に連結しているので、連結部314aの長さの分だけ板ばね部314bのばね長が長くなる。その結果、ばね力が強くなり、凸部314cによって確実に軸部75を係止することができ、しかも、位置制限部314が大型化するのを抑制することができる。
なお、この実施形態ではカード状接続対象物としてICカード21が用いられているが、カード状接続対象物はICカード21に限られない。
また、この実施形態では、もう一方の接続対象物としてプリント基板が用いられているが、もう一方の接続対象物はプリント基板に限られない。
なお、この実施形態では、アーム部74,74をICカード21の側面とハウジング3の側面板321及び第2側壁部323とで挟むようにしているが、必ずしもこのように構成する必要はく、アーム部74,74はICカード21の側面と接触可能であればよい。
また、この実施形態では、軸部75,75の軸受部としてハウジング3に長孔312a,312aを形成したが、軸受部は長孔312a,312aに限られず、例えば溝でもい。
図1Aはこの発明の第1実施形態のコネクタのカバーを開き、ハウジングにICカードを収容する前の状態を示す斜視図である。 図1Bは同コネクタのハウジングにICカードを収容しないでカバーを閉じた状態を示す斜視図である。 図1Cは図1Bに示すコネクタを裏返した状態を示す斜視図である。 図1Dは図1Aに示すコネクタのハウジングにICカードを収容した状態を示す斜視図である。 図1Eは図1Aに示すコネクタのハウジングにICカードを収容してカバーを閉じた状態を示す斜視図である。 図2は図1Aに示すコネクタのハウジングの斜視図である。 図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。 図4は図2に示すコネクタを裏返した状態を示し、位置制限部周辺の拡大図である。 図5は図1に示すコネクタのカバーの斜視図である。 図6は図5に示すカバーを裏返した状態を示す斜視図である。 図7は図5に示すカバーの平面図である。 図8は図5に示すVIII部の拡大図である。 図9はロック位置にある軸部と位置制限部との関係を示す拡大図である。 図10はロック解除位置にある軸部と位置制限部との関係を示す拡大図である。 図11は図1Aに示すコネクタのハウジングにICカードを収容せずにカバーを閉じた状態を示す平面図である。 図12は図1Aに示すコネクタのハウジングにICカードを収容してカバーを閉じた状態を示す平面図である。 図13は図12に示すコネクタのカバーとICカードとの関係を示す平面図である。
1 コネクタ
3 ハウジング
312 側面板(壁面部)
312a 長孔(軸受部)
314 位置制限部(制限手段)
314b 板ばね部(ばね部)
5 コンタクト
7 カバー
71 カバー本体
74 アーム部
75 軸部
21 ICカード(カード状接続対象物)

Claims (4)

  1. カード状接続対象物が収容されるハウジングと、
    前記ハウジングに保持され、前記ハウジングに収容された前記カード状接続対象物に接触するコンタクトと、
    前記ハウジングに収容された前記カード状接続対象物の上面を覆うカバーとを備えるコネクタにおいて、
    前記カバーは、
    前記ハウジングに収容された前記カード状接続対象物の上面と対向するカバー本体と、
    前記カバー本体に連なり、弾性変形可能であるとともに前記ハウジングに収容された前記カード状接続対象物の両側面に接触可能な一対のアーム部と、
    前記一対のアーム部に連なり、前記ハウジングの対向する壁面部に形成された軸受部に前記ハウジングの内部から挿入されるとともに回転可能に支持される軸部と
    を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記軸受部が所定方向へ延びる長孔であり、その長孔に前記軸部が、前記カバー本体が前記ハウジングにロックされるロック位置と前記カバー本体を開くことができるロック解除位置との間で移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ロック位置にある前記軸部の前記ロック解除位置側への移動を制限するとともに前記ロック解除位置にある前記軸部の前記ロック位置側への移動を制限する制限手段が、前記ハウジングに設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記制限手段が、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で前記軸部を移動させたとき、その軸部に所定の力で接触するばね部を有することを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
JP2008127492A 2008-05-14 2008-05-14 コネクタ Active JP4573881B2 (ja)

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