JP4605817B2 - コネクタ - Google Patents

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

この発明はコネクタに関し、特にFPC(Flexible Printed Circuit)やFFC(Flexible Flat Cable)等の平板状の接続対象物と他の接続対象物とを電気的に接続するコネクタに関する。
従来、平板状ケーブル用のコネクタが知られている(下記特許文献1参照)。
このコネクタはハウジングと複数のコンタクトとアクチュエータと一対のロック部とを備える。
ハウジングは平板状ケーブルの先端部を挿入する挿入口を有する。ハウジングの両端部には補助金具収容凹部が形成されている。
複数のコンタクトは等間隔にハウジングに配置されている。
アクチュエータは開位置と閉位置との間で回転可能にハウジングに取り付けられている。アクチュエータの両端部にはほぼ突起状の被ロック部が形成されている。
一対のロック部はハウジングの補助金具収容凹部にそれぞれ収容され、ハウジングに固定されている。ロック部は弾性を有する金属板で形成され、ほぼ鉤爪状である。
アクチュエータが開位置にあるとき、ハウジングの挿入口に平板状ケーブルを挿入することができる。アクチュエータが閉位置にあるとき、アクチュエータはハウジングの挿入口を塞ぐとともに、平板状ケーブルをコンタクトに押し付ける。
アクチュエータ開位置から閉位置まで回転させたとき、アクチュエータの被ロック部はロック部のばね力に抗してロック部を弾性変形させて押し退け、ロック部の下に潜り込むことができる。その結果、被ロック部がロック部に引っ掛かり、アクチュエータは閉位置でロックされる。
ロックされた状態アクチュエータを開位置に回転させたとき、アクチュエータのロック部はロック部のばね力に抗してロック部を弾性変形させて押し退けロック状態が解除されるので、アクチュエータは開位置に達することができる
特開2007−323867号公報
上述のコネクタでは、ロック部材は弾性を有する金属板で形成され、しかもアクチュエータの被ロック部とロック部との係合面積が狭いので、なんらかの原因で平板状ケーブルがコネクタの高さ方向へ引っ張られると、アクチュエータのロック状態が解除され、平板状ケーブルがコネクタから抜けてしまうおそれがあった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は接続対象物がその厚さ方向へ引っ張られてもアクチュエータのロック状態確実に維持されるコネクタを提供することである。
前述の課題を解決するため請求項1記載の発明のコネクタは、平板状の接続対象物の一部が収容される収容空間を有するハウジングと、前記ハウジングに固定される複数のコンタクトと、前記接続対象物の一部を前記収容空間に収容するための開位置と前記接続対象物の一部を前記複数のコンタクトに押し付けておくための閉位置との間で回転可能に前記ハウジングに装着されるアクチュエータと、記閉位置にある前記アクチュエータの開く動きを阻止するロック位置と前記閉位置にある前記アクチュエータの開く動きを許容するロック解除位置との間で前記接続対象物の一部の厚さ方向と直交する方向に沿ってスライド可能に前記ハウジングに装着されるロック部材とを備え、前記ロック部材は、前記アクチュエータが前記閉位置にあるとともに、前記ロック部材が前記ロック位置にあるとき、前記アクチュエータの一部及び前記ハウジングの一部を前記接続対象物の一部の厚さ方向から挟むことを特徴とする。
上述のように、ロック部材は収容空間に収容された接続対象物の一部の厚さ方向と直交する方向に沿ってロック解除位置とロック位置との間をスライド可能であるので、接続対象物がその厚さ方向へ引っ張られても、ロック部材は接続対象物の厚さ方向へ動かない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタにおいて、前記ロック部材のスライド方向が前記コンタクトの配列方向であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のコネクタにおいて、前記ロック部材のスライド方向が前記接続対象物の一部の厚さ方向及び前記コンタクトの配列方向のいずれとも直交する方向であることを特徴とする。
この発明によれば、接続対象物が引っ張られてもアクチュエータのロック状態確実に維持される。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1Aはこの発明の第1実施形態のコネクタの正面図、図1Bは同平面図、図1Cは同側面図、図2は図1に示すコネクタのロック部材がロック位置にあり、閉位置にあるアクチュエータがロックされた状態を示す断面図、図3は図1に示すコネクタのロック部材がロック解除位置にあり、アクチュエータが開位置にある状態を示す断面図、図4は図1に示すコネクタのロック部材の斜視図である。
図1A、図1B、図1Cに示すように、このコネクタはハウジング3と複数のコンタクト5,6とアクチュエータ7とロック部材9とを備える。このコネクタは一方の接続対象物であるプリント基板(図示せず)上に実装され、他方の接続対象物である図5に示すFPC(平板状の接続対象物)21をプリント基板に電気的に接続させる。
図2、図3に示すように、ハウジング3は基盤部31と後壁部32と側壁部33とロック部34とを有し、合成樹脂で形成されている。
基盤部31の上面には複数の収容部31aが形成されている。収容部31aはハウジング3の前後方向へ延びている。基盤部31の両端部の下面には第1凹部31bが形成されている(図1A図7参照)。第1凹部31bはコンタクト配列方向DCへ延びている。第1凹部31bはロック部材9のロック部91の底板部91bの一部を受け容れる。また、基盤部31の両端部の下面には第2凹部(図示せず)が形成されている。第2凹部は第1凹部31bの後方に位置し、コンタクト配列方向DCへ延びている。第2凹部の内面には3対の係合凹部(図示せず)が形成されている。第2凹部はロック部材9の姿勢安定板94(図4参照)を受け容れる。3対の係合凹部は姿勢安定板94の第1係合凸部94a及び第2係合凸部94bと係合して、ロック部材9をロック位置又はロック解除位置で保持する。
後壁部32は基盤部31の後部に連る。後壁部32には基盤部31の複数の収容部31aに連なる複数の収容部(図示せず)が形成されている。収容部はハウジング3の前後方向へ延びている。基盤部31の収容部31aと後壁部32の収容部とでコンタクト収容部が形成されている。後壁部32の両端部にはレール部32aが形成されている。レール部32aはコンタクト配列方向DCへ延びている。また、後壁部32の前面には凹部32bが形成されている。凹部32bはFPC21の先端部の一部を受け入れる(図5参照)
側壁部33は基盤部31の両端部に連る。側壁部33の一端部は後壁部32に連なる。側壁部33の前部には切欠き33aが形成されている。切欠き33aはロック部材9のロック部91の上板部91aとの接触を避ける。
ロック部34は基盤部31の前部に連る。ロック部34は角柱状であり、コンタクト配列方向DCへ延びている。ロック部34の上面は側壁部33の切欠き33aの底面と面一になっている。ロック部34の後面には切欠き34aが形成されている。
基盤部31と後壁部32と側壁部33とで収容空間35が形成されている。収容空間35はFPC21の先端部が収容される。
コンタクト5は接触部(図示せず)と支持部5bとを有し、金属製である。コンタクト5の接触部はFPC21に形成された導体(図示せず)に接触する。支持部5bはアクチュエータ7を回転可能に支持する。
コンタクト6は接触部6aと押え部6bとを有し、金属製である。接触部6aはFPC21に形成された導体(図示せず)と接触する。押え部6bは、後述するように、アクチュエータ7が閉位置にあるとき、切欠き7bにおいてアクチュエータ7を下方へ押す。コンタクト5とコンタクト6とは交互にハウジング3のコンタクト収容部に収容されている(図1B参照)。
アクチュエータ7はほぼ板状であり、切欠き7aと切欠き7bと凹部7cと軸(図示せず)とを有し(図2参照)、合成樹脂で形成されている。切欠き7aと切欠き7bとはアクチュエータ7の後部に交互に形成されている。切欠き7aはコンタクト5の支持部5bを受け入れる。切欠き7bはコンタクト6の押え部6bを受け入れる。凹部7cはアクチュエータ7の両端部の上面に形成されている。軸は切欠き7aを横切っている。軸はコンタクト5の支持部5bに回転可能に支持される。したがって、アクチュエータ7は軸を中心にして開位置と閉位置との間で回転することができる。アクチュエータ7が開位置(図3に示すアクチュエータ7の位置)にあるとき、FPC21の先端部を収容空間35に収容可能である。アクチュエータ7が閉位置(図2に示すアクチュエータ7の位置)にあるとき、アクチュエータ7はFPC21の先端部を複数のコンタクト5の接触部及びコンタクト6の接触部6aに押し付ける。
ロック部材9はロック部91と姿勢維持部92と連結部93と姿勢安定板94とを有し(図4参照)、合成樹脂で形成されている。
ロック部91はほぼ筐体状であり、上板部91aと底板部91bと正面板部91cとを有する。ロック部91はハウジング3の両端部の前側部分を上下方向から挟むようにしてハウジング3に装着され、コンタクト配列方向(収容空間35に収容されたFPC21の先端部の厚さ方向及びFPC21を収容空間35に挿入する方向のそれぞれに対して直交する方向)DCへ移動可能である。
姿勢維持部92は上板部92aと背面部92bとを有する。上板部92aはハウジング3のレール部32aの上面と接触し、背面板92bはレール部32aの背面に接触する。姿勢維持部92がレール部32aに接触することにより、ロック部91がスライドするときのロック部91の姿勢変化が抑制され、ロック部91がスムースにスライドする。
連結部93はほぼ角柱状であり、ロック部91と姿勢維持部92とを連結する。
姿勢安定板94は連結部93の中央部の下部に連る。姿勢安定板94には第1係合凸部94aと第2係合凸部94bとが形成されている。姿勢安定板94は上述のようにハウジング3の図示しない第2凹部に収容され、ハウジング3に接触することによって姿勢維持部92とともにロック部91のスライド時の姿勢を安定させる。
ロック部材9はロック位置(図2に示すロック部材9の位置)とロック解除位置(図3に示すロック部材9の位置)との間でコネクタ配列方向DCに沿ってスライド可能にハウジング3の両端部に装着されている。アクチュエータ7が閉位置にあるときにロック部材9がロック解除位置からロック位置へ移動すると、ロック部材9の上板部91aの一部がアクチュエータ7の凹部7cに入り、アクチュエータ7の開こうとする動きが阻止(ロック)される。ロック部材9がロック位置からロック解除位置へ移動すると、ロック部材9の上板部91aがアクチュエータ7の凹部7cから出て、アクチュエータ7の開く動きが許容(ロック解除)される。
図5は図1に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが開位置にあり、ロック部材がロック解除位置にある状態を示す断面図、図6は図1に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック解除位置にある状態を示す断面図、図7は図6のVII−VII線に沿う断面図、図8は図1に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック位置にある状態を示す断面図、図9は図8にIX−IX線に沿う断面図である。
5等に基づいて、このコネクタの使用方法説明する。
まず、図5に示すように、ハウジング3の収容空間35にFPC21の先端部を挿入する。このとき、FPC21の先端部に形成された突出片21aをハウジング3のロック部34に引っ掛ける。
次に、開位置にあるアクチュエータ7を前方へ倒すように回転させる。図6、図7に示すようにアクチュエータ7は閉位置で止まる。このとき、アクチュエータ7はFPC21をコンタクトの方へ押し付ける。
その後、ロック解除位置にあるロック部材9をアクチュエータ7の方へスライドさせる。図8、図9に示すように、ロック部材9はロック位置で止まる。このとき、ロック部材9の上板部91aの一部がアクチュエータ7の凹部7c内に入る。
この状態で、ハウジング3の収容空間35から突出しているFPC21の一部分をコネクタの高さ方向に沿って持ち上げるような力がFPC21に作用すると、アクチュエータ7は開位置の方へ回転しようとするが、ロック部材9の上板部91aがアクチュエータ7の回転軌道上に位置するので、アクチュエータ7がロック部材9の上板部91aに突き当たり、回転できない。したがって、アクチュエータ7のロック状態は維持される。
また、FPC21の先端部に形成された突出片21aがハウジング3のロック部34に引っ掛かっているので、FPC21を引き抜く方向の力がFPC21に作用してもFPC21は収容空間35から抜けない。
以上のように、この第1実施形態によれば、FPC21がコネクタの高さ方向に引っ張られたり、引抜方向へ引っ張られたりしても、アクチュエータ7のロック状態を確実に維持することができる。
図10Aはこの発明の第2実施形態のコネクタの正面図、図10Bは同平面図、図10Cは同側面図、図11は図10に示すコネクタのロック部材がロック位置にあり、閉位置にあるアクチュエータがロックされた状態を示す断面図、図12は図10に示すコネクタのロック部材がロック解除位置にあり、アクチュエータが開位置にある状態を示す断面図、図13は図10に示すコネクタの一端部の斜視図、図14は図13のA矢視図、図15は図10に示すコネクタのロック部材の斜視図である。
第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
第1実施形態のコネクタでは、ロック部材9のスライド方向はコンタクト配列方向DCと一致するが、第2実施形態のコネクタでは、ロック部材209のスライド方向はハウジング203の前後方向(接続対象物の一部の厚さ方向及びコンタクトの配列方向のいずれともほぼ直交する方向)DFと一致する。
第1実施形態のコネクタでは、ハウジング3の後壁部32の両端部にレール部32aが形成されているが、第2実施形態のコネクタでは、図10A、図10B、図10C、図11、図12に示すように、ハウジング203の後壁部232にはレール部が形成されておらず、代わりに側壁部233の前部にレール部233bが形成されている。レール部233bは前後方向DFへ延びている。
また、側壁部233には収容空間233aが形成されている。収容空間233aは前後方向DFへ延びている。
更に、図13、図14に示すように、側壁部233の側面にはスリット233cが形成されている。スリット233cは第1凹部233ca、第2凹部233cb、第3凹部233ccを有し、これらは等間隔に配置されている。
第2実施形態のロック部材209は、図15に示すように、ロック部291と挿入部292と第1ピン部293と第2ピン部294とを有し、合成樹脂で形成されている。
ロック部291はほぼ筐体状であり、上板部291aと底板部291bと正面板部291cと側板部291dとを有する。ロック部291はハウジング203の端部の前側部分を挟むようにしてハウジング203に装着され、前後方向DFへ移動可能である。
挿入部292はほぼ角柱状であり、ロック部291の後部に連る。挿入部292はハウジング203の収容空間233aにスライド可能に挿入されている。これにより、ロック部材209はロック位置(図11に示すロック部材209の位置)とロック解除位置(図12に示すロック部材209の位置)との間で前後方向DFに沿ってスライド可能にハウジング203の両端部に装着されている。
第1ピン部293及び第2ピン部294は挿入部292の側面に間隔をあけて配置されている。第1ピン部293がハウジング203の第1凹部233caに、第2ピン部294が第2凹部233cbにそれぞれ係合すると、ロック部材209はロック位置に維持され、第1ピン部293が第2凹部233cbに、第2ピン部294が第3凹部233ccにそれぞれ係合すると、ロック部材209はロック解除位置に維持される。
アクチュエータ7が閉位置にあるときにロック部材209がロック解除位置からロック位置へ移動すると、ロック部材209の上板部291aの一部がアクチュエータ7の凹部7cに入り、アクチュエータ7の開こうとする動きが阻止される。ロック部材209がロック位置からロック解除位置へ移動すると、ロック部材209の上板部291aがアクチュエータ7の凹部7cから出て、アクチュエータ7の開く動きが許容される。
図16は図10に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが開位置にあり、ロック部材がロック解除位置にある状態を示す断面図、図17は図10に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック解除位置にある状態を示す断面図、図18は図10に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック解除位置にあるときの図10BのXVIII−XVIII線に沿う断面図、図19は図10に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック位置にある状態を示す断面図、図20は図10に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック位置にあるときの断面図である。
16等に基づいて、このコネクタの使用方法を説明する。
まず、図16に示すように、ハウジング203の収容空間35にFPC21の先端部を挿入する。このとき、FPC21の先端部に形成された突出片21aをハウジング203のロック部34に引っ掛ける。
次に、開位置にあるアクチュエータ7を前方へ倒すように回転させる。図17、図18に示すようにアクチュエータ7は閉位置で止まる。
その後、ロック解除位置にあるロック部材209をスライドさせる。図19、図20に示すように、ロック部材209をロック位置で止る。このとき、ロック部材209の上板部291aの一部がアクチュエータ7の凹部7c内に入る。
この状態で、ハウジング203の収容空間35から突出しているFPC21の一部分をコネクタの高さ方向に沿って持ち上げるような力がFPC21に作用すると、アクチュエータ7は開位置の方へ回転しようとするが、アクチュエータ7がロック部材209の上板部291aに突き当たり、回転できない。したがって、アクチュエータ7のロック状態は維持される。
以上のように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
なお、上述の実施形態では、コンタクト5を介してアクチュエータ7をハウジング3,203に回転可能に装着したが、アクチュエータの両端部に軸部を設け、この軸部を直接ハウジングに形成した軸受部で回転可能に支持するようにしてもよいし、コンタクトとハウジングとでアクチュエータを回転可能に支持するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、平板状の接続対象物としてFPC21を用いているが、平板状の接続対象物はFPC21に限られず、例えばFFC等がある。
図1Aはこの発明の第1実施形態のコネクタの正面図である。 図1Bは同平面図である。 図1Cは同側面図である。 図2は図1に示すコネクタのロック部材がロック位置にあり、閉位置にあるアクチュエータがロックされた状態を示す断面図である。 図3は図1に示すコネクタのロック部材がロック解除位置にあり、アクチュエータが開位置にある状態を示す断面図である。 図4は図1に示すコネクタのロック部材の斜視図である。 図5は図1に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが開位置にあり、ロック部材がロック解除位置にある状態を示す断面図である。 図6は図1に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック解除位置にある状態を示す断面図である。 図7は図6のVII−VII線に沿う断面図である。 図8は図1に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック位置にある状態を示す断面図である。 図9は図8にIX−IX線に沿う断面図である。 図10Aはこの発明の第2実施形態のコネクタの正面図である。 図10Bは同平面図である。 図10Cは同側面図である。 図11は図10に示すコネクタのロック部材がロック位置にあり、閉位置にあるアクチュエータがロックされた状態を示す断面図である。 図12は図10に示すコネクタのロック部材がロック解除位置にあり、アクチュエータが開位置にある状態を示す断面図である。 図13は図10に示すコネクタの一端部の斜視図である。 図14は図13のA矢視図である。 図15は図10に示すコネクタのロック部材の斜視図である。 図16は図10に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが開位置にあり、ロック部材がロック解除位置にある状態を示す断面図である。 図17は図10に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック解除位置にある状態を示す断面図である。 図18は図10に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック解除位置にあるときの図10BのXVIII−XVIII線に沿う断面図である。 図19は図10に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック位置にある状態を示す断面図である。 図20は図10に示すコネクタの収容空間にFPCが収容され、アクチュエータが閉位置にあり、ロック部材がロック位置にあるときの断面図である。
3,203 ハウジング
35 収容空間
5,6 コンタクト
7 アクチュエータ
9,209 ロック部材
21 FPC(平板状の接続対象物)
DC コンタクト配列方向(コンタクトの配列方向
DF 前後方向(接続対象物の一部の厚さ方向及びコンタクトの配列方向のいずれとも直交する方向)

Claims (3)

  1. 平板状の接続対象物の一部が収容される収容空間を有するハウジングと、
    前記ハウジングに固定される複数のコンタクトと、
    前記接続対象物の一部を前記収容空間に収容するための開位置と前記接続対象物の一部を前記複数のコンタクトに押し付けておくための閉位置との間で回転可能に前記ハウジングに装着されるアクチュエータと、
    記閉位置にある前記アクチュエータの開く動きを阻止するロック位置と前記閉位置にある前記アクチュエータの開く動きを許容するロック解除位置との間で前記接続対象物の一部の厚さ方向と直交する方向に沿ってスライド可能に前記ハウジングに装着されるロック部材とを備え
    前記ロック部材は、前記アクチュエータが前記閉位置にあるとともに、前記ロック部材が前記ロック位置にあるとき、前記アクチュエータの一部及び前記ハウジングの一部を前記接続対象物の一部の厚さ方向から挟むことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ロック部材のスライド方向が前記コンタクトの配列方向であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ロック部材のスライド方向が前記接続対象物の一部の厚さ方向及び前記コンタクトの配列方向のいずれとも直交する方向であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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