JPH11185904A - カード用コネクタ - Google Patents

カード用コネクタ

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JPH11185904A
JPH11185904A JP9363700A JP36370097A JPH11185904A JP H11185904 A JPH11185904 A JP H11185904A JP 9363700 A JP9363700 A JP 9363700A JP 36370097 A JP36370097 A JP 36370097A JP H11185904 A JPH11185904 A JP H11185904A
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JP
Japan
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card
housing
cover
hold cover
contact
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JP9363700A
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Inventor
Seiji Shimada
清司 島田
Takeo Okuda
武夫 奥田
Motoyuki Tomizu
基之 戸水
Megumi Takamori
恵 高盛
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/08Feeding or discharging cards
    • G06K13/085Feeding or discharging cards using an arrangement for locking the inserted card
    • G06K13/0862Feeding or discharging cards using an arrangement for locking the inserted card the locking arrangement being of the rotate-slide and lock type, such as, e.g. common in mobile phones

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの接触部であるカード側接点部がカー
ド用コネクタに設けたコンタクトの接点部に対して摺動
して、摩耗するという問題点があった。 【解決手段】 ホールドカバー3をハウジング1に重ね
てホールドカバー3を直線移動させることによりカバー
側係合部24をハウジング側係合部14、15に係脱可
能に係合してロックするカード用コネクタにおいて、ハ
ウジングに、カーKをハウジング1にロックする場合
に、カードKの動きを拘束するカード拘束手段を設け、
このカード拘束手段を、ハウジング1の、少なくともホ
ールドカバー3の直線移動方向であってカードKを挟む
位置に配置されたハウジング1のコーナー側立壁部7
L、7Rとハウジング1の基端側のストッパ18であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人情報等をIC
メモリ等に記憶させたカード(SIMカード等)を基板
に接続するためのカード用コネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカード用コネクタとして
は、図7乃至図9に示すようにハウジング41と、この
ハウジング41に開閉可能に且つハウジング41の長手
方向に移動可能に取り付けられたホールドカバー40と
を備えており、このハウジング41には、基板(図示せ
ず)の導電パターンに半田付けされる複数のコンタクト
44、45と、コーナー側立壁部49L、49Rと、ハ
ウジング41の側壁部47L、47Rに設けたハウジン
グ側係合部48とが形成してあり、また、ホールドカバ
ー40には、差し込まれたカードKを保持するカードホ
ルダ部42L、42Rと、差し込まれたカードKの差込
み端が当接するストッパ43と、カードホルダ部42
L、42Rに設けたカバー側係合部46とが設けてあ
る。
【0003】そして、ホールドカバー40をハウジング
41に対して開らいた状態で、このホールドカバー40
のカードホルダ部42L、42RにカードKを差し込む
と、カードKの差込み端が、ホールドカバー40の基端
部のストッパ43に当接してカードKがホールドカバー
40に保持される。
【0004】次に、図9の(1)に示すようにホールド
カバー40をハウジング41側に押し付けて閉じてカー
ドKをハウジング41内に収容すると共に、カードKの
裏面の8極のカード側接点部(図示せず)を、これらが
対応するコンタクト44、45の接点部44a、45a
に接触させる。
【0005】次に、ホールドカバー40を、図9の
(1)に示す矢印の方向に押して、図9の(2)に示す
ように前記カードKと共に移動させて、カードホルダ部
42L、42Rに設けたカバー側係合部46を、ハウジ
ング41の立壁部47L、47Rに設けたハウジング側
係合部48に係脱可能に係合してカードKをハウジング
41にロックする。また、カード用コネクタからカード
Kを取り出す場合には、上記したカードKの装着の手順
を逆に行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のカード用コネクタにあっては、ホールドカバー
40をハウジング41側に押し付けて閉じてカードKを
ハウジング41内に収容して、カードKの裏面のカード
側接点部をコンタクト44、45の接点部44a、45
aに接触させた後に、ホールドカバー40を押して、こ
のホールドカバー40をカードKと共に移動させて、カ
バー側係合部46をハウジング側係合部48に係合して
カードKをハウジング41に対してロックするように、
ホールドカバー40をハウジング41に係合する際に、
必ず、ホールドカバー40と共にカードKが移動する。
【0007】このために、カードKの接触部であるカー
ド側接点部がコンタクト44、45の接点部44a、4
5aに対して摺動して、摩耗するという問題点があっ
た。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、カード側接
触手段(カード側接点部)がハウジング側接触手段(コ
ンタクトの接点部)に対して摺動することがなくなり、
カード側接触手段(カード側接点部)及びハウジング側
接触手段(コンタクトの接点部)が摩耗するということ
がなく、商品としての耐久性能を向上させることができ
るカード用コネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係るカード用コネクタは、カー
ド側接触手段に接触するハウジング側接触手段とハウジ
ング側係合部とを有するハウジングと、前記ハウジング
に開閉可能に且つ直線移動可能に設けられ且つカードを
保持すると共に前記ハウジング側係合部に係脱可能に係
合するカバー側係合部を有するホールドカバーとを備
え、前記ホールドカバーを前記ハウジングに重ねて前記
ホールドカバーを直線移動させることにより前記カバー
側係合部を前記ハウジング側係合部に係脱可能に係合し
て前記カードをロックするカード用コネクタにおいて、
前記ハウジングに、前記ホールドカバーを直線移動させ
る場合に、前記カードの動きを拘束するカード拘束手段
を設けたことを特徴とする。
【0010】かかる構成により、ホールドカバーをハウ
ジング側に重ねてカードをハウジング内に収容すると、
カードは、カード拘束手段によりその動きが拘束される
ために、カバー側係合部をハウジング側係合部に係脱可
能に係合してカードをハウジングに対してロックする場
合、ホールドカバーは動いてもカードは動かない。この
ために、カード側接触手段(例えば、カード側接点部)
がハウジング側接触手段(例えば、コンタクトの接点
部)に対して摺動することがなくなり、カード側接触手
段(カード側接点部)及びハウジング側接触手段(コン
タクトの接点部)が摩耗するということがなく、商品と
しての耐久性能を向上させることができる。
【0011】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係るカード用コネクタは、請求項1に記載
のカード用コネクタにおいて、前記カード拘束手段を、
前記ハウジングの、少なくとも前記ホールドカバーの直
線移動方向であって前記カードを挟む位置に配置された
拘束部位により構成した。
【0012】かかる構成により、ホールドカバーをハウ
ジング側に押し付けて閉じてカードをハウジング内に収
容すると、カードは、少なくともホールドカバーの直線
移動方向であってカードを挟む位置に配置された拘束部
位で、その動きを拘束されるために、ホールドカバーを
直線移動させることによりカバー側係合部をハウジング
側係合部に係脱可能に係合してカードをロックする場
合、ホールドカバーは動いてもカードは動かない。この
ために、カード側接触手段(例えば、カード側接点部)
がハウジング側接触手段(例えば、コンタクトの接点
部)に対して摺動することがなくなり、カード側接触手
段(カード側接点部)及びハウジング側接触手段(コン
タクトの接点部)が摩耗するということがなく、商品と
しての耐久性能を向上させることができる。
【0013】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係るカード用コネクタは、請求項2に記載
のカード用コネクタにおいて、前記カード拘束手段の、
前記カードを挟む位置に配置された拘束部位が、前記ハ
ウジングのコーナー側立壁部と前記ハウジングの基端側
のストッパである。
【0014】かかる構成により、ホールドカバーをハウ
ジング側に押し付けて閉じてカードをハウジング内に収
容すると、カードは、少なくともホールドカバーの直線
移動方向であってカードを挟む位置に配置されたコーナ
ー側立壁部とストッパとで、その動きを拘束されるため
に、ホールドカバーを直線移動させることによりカバー
側係合部をハウジング側係合部に係脱可能に係合してカ
ードをロックする場合、ホールドカバーは動いてもカー
ドは動かない。このために、カード側接触手段(例え
ば、カード側接点部)がハウジング側接触手段(例え
ば、コンタクトの接点部)に対して摺動することがなく
なり、カード側接触手段(カード側接点部)及びハウジ
ング側接触手段(コンタクトの接点部)が摩耗するとい
うことがなく、商品としての耐久性能を向上させること
ができる。
【0015】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係るカード用コネクタは、請求項1又は請
求項2又は請求項3に記載のカード用コネクタにおい
て、前記ハウジング側係合部を、前記ハウジングの両側
縁部に複数個に設け、前記カバー側係合部を、前記ホー
ルドカバーの両側縁部に前記ハウジング側係合部と同数
個設けた。
【0016】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、複数のハウ
ジング側係合部に、同数個のカバー側係合部を係合させ
ることができるために、ホールドカバーによるカードの
押えを確実に行うことができる。
【0017】また、上記の目的を達成するために、請求
項5の発明に係るカード用コネクタは、請求項1又は請
求項2又は請求項3又は請求項4に記載のカード用コネ
クタにおいて、前記ハウジングの基端側の両側に、円孔
部に長孔部を連ねた支点用孔を設け、前記ホールドカバ
ーの基端側の両側に、幅寸法が前記円孔部の直径より小
さく且つ厚さ寸法が前記隙間寸法より小さい偏平な支軸
を設け、前記支軸を前記支点用孔の前記円孔部に位置さ
せて前記ホールドカバーの開閉作動を行い、前記支軸を
前記支点用孔の前記長孔部に位置させて前記ホールドカ
バーの直線移動を行うようにした。
【0018】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、支軸を支点
用孔の長孔部に位置させてホールドカバーの直線移動を
行うことができるが、この状態でホールドカバーの開閉
作動を行うことはできない。このために、ホールドカバ
ーの直線移動を行う場合に、ホールドカバーが開閉動す
ることがなくなり、確実にロック動作を行うことができ
る。
【0019】また、上記の目的を達成するために、請求
項6の発明に係るカード用コネクタは、請求項1又は請
求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5に記載の
カード用コネクタにおいて、前記ハウジング側接触手段
が、基板の導電パターンに半田付けされるコンタクトで
あり、前記カード側接触手段が、前記コンタクトに接触
する、前記カードの記憶素子の接点部である。
【0020】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、カード用コ
ネクタを、個人情報等を記憶素子に記憶させたカードの
基板への接続に使用することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係るカード用コネ
クタの斜視図、図2は同カード用コネクタの正面図、図
3は図2のX−X線に沿う断面図、図4の(1)はカー
ドホルダが開閉する場合の支軸と支点用孔との位置関係
の説明図、図4の(2)はカードホルダが直線移動する
場合の支軸と支点用孔との位置関係の説明図、図5はカ
ードの裏面を示す平面図、図6の(1)〜(4)はカー
ドのカード用コネクタへの装着の手順を示す斜視図であ
る。
【0022】本発明に係るカード用コネクタAは、ハウ
ジング1と、このハウジング1に取付たれたコンタクト
16、17と、ホールドカバー3とを備えている。ハウ
ジング1は、長方形状で板状のハウジング本体1Aを有
しており、このハウジング本体1Aの長手方向に位置す
る一端部である基端部1aの両側には基端側立壁部2
L、2Rが形成してあって、これらの基端側立壁部2
L、2Rの一方の端部2L−1、2R−1は基端部1a
より外方に突出している。
【0023】また、ハウジング本体1Aの他端部である
先端部1bには長方形状の切欠き部4が形成してあり、
また、ハウジング本体1Aの面部には、基端部1aに対
向する複数のスリット5が、また、切欠き部4に対向す
る複数のスリット6がそれぞれ形成してある。
【0024】また、ハウジング本体1Aの先端部1bの
両側の隅角部にはコーナー側立壁部7L、7Rが形成し
てあり、左のコーナー側立壁部7Lの内側形状は直角に
なっており、右のコーナー側立壁部7Rの内側には傾斜
辺部8が形成してある。また、ハウジング本体1Aの短
手方向の両端縁部には中間に壁形成部9L、9Rを残し
て切欠き部10L、11L、10R、11Rが形成して
あり、壁形成部9L、9Rには側壁部12L、12Rが
形成してある。
【0025】そして、前記基端側立壁部2L、2Rの一
方の端部2L−1、2R−1には円孔部13aを長孔部
13bに連ねた支点用孔13が設けてあって、長孔部1
3bの幅寸法は円孔部13aの直径より小さくしてあ
る。この支点用孔13の円孔部13aはホールドカバー
3の回転に使用され、長孔部13bがホールドカバー3
のスライドに使用されるものである。また、基端側立壁
部2L、2Rの他方(ハウジング本体1Aの先端部1
b)側の端部2L−2、2R−2の下部にはハウジング
側係合部14が形成してある。また、側壁部12L、1
2Rの、ハウジング本体1Aの先端部1b側に位置する
部位の下部にはハウジング側係合部15が形成してあ
る。また、ハウジング本体1Aの基端部1aには、この
ハウジング本体1Aの短手方向に所定の間隔をおいて一
対のストッパ18が突設してある。
【0026】また、ハウジング本体1Aには、この基端
部1aとスリット5との間の部位に位置させてハウジン
グ側接触手段である一方のコンタクト16がインサート
成形により取り付けてあり、これらの一方のコンタクト
16の接点部16aがスリット5内に収容してあって、
これらの接点部16aは、ハウジング本体1Aの面部よ
り上方に突出している。また、一方のコンタクト16の
接続部16bはハウジング本体1Aの基端部1aより外
方に突出している。
【0027】また、ハウジング本体1Aには、この切欠
き部4とスリット6との間の部位に位置させてハウジン
グ側接触手段である他方のコンタクト17がインサート
成形により取り付けてあり、これらの他方のコンタクト
17の接点部17aがスリット6内に収容してあって、
これらの接点部17aは、ハウジング本体1Aの面部よ
り上方に突出している。また、他方のコンタクト17の
接続部17bはハウジング本体1Aの切欠き部4より外
方に突出している。
【0028】前記ホールドカバー3は、長方形状で板状
のカバー本体3Aを有しており、このカバー本体3Aの
基端部3aの両側には脚部3L、3Rが形成してあり、
これらの脚部3L、3Rの端部外側には支軸25L、2
5Rが設けてあり、これらの支軸25L、25Rは、図
4に示すように偏平形状をしていて、その幅寸法Bは、
前記支点用孔13の円孔部13aの直径R1よりも小さ
く、また、その厚さ寸法Tは支点用孔13の長孔部13
bの隙間寸法S1より小さくしてある。
【0029】また、カバー本体3Aの短手方向の両側縁
部には、カバー本体3Aの長手方向に互いに離間して一
対のカードホルダ部19L、20L、19R、20Rが
設けてある。これらのカードホルダ部19L、20L、
19R、20Rは、カバー本体3Aの短手方向の側縁部
から外方に突出したホルダー取付部21に、このホルダ
ー取付部21に対して直角に側壁部22を形成し、この
側壁部22の端部内側に、この側壁部22に対して直角
に抱込み部23を形成して構成してあり、カバー本体3
Aとカードホルダ部19L、20L、19R、20Rと
で断面コ字形状を成している。そして、カードホルダ部
19L、20L、19R、20Rの側壁部22には、カ
バー本体3Aの基端部3a側に向いてカバー側係合部2
4が形成してある。
【0030】そして、前記ホールドカバー3を、その基
端部3a側に設けた脚部3L、3Rの支軸25L、25
Rを、前記ハウジング1の支点用孔13の円孔部13a
に挿入して、このハウジング1に開閉可能に取り付けて
カード用コネクタAが構成してある。
【0031】カードKは、図5に示すように長方形状で
板状のカード本体30を有しており、このカード本体3
0の先端部の一方の角部は切り欠かれていて、傾斜辺部
31が形成してある。また、カード本体30の裏面には
カード側接触手段である板状の8極のカード側接点部3
2a〜32hが設けてあり、これらのカード側接点部3
2a〜32hは、カード本体30の内蔵されたICメモ
リ(記憶素子)(図示せず)の端子部(図示せず)に接
続してある。
【0032】そして、ハウジング1の左右のコーナー側
立壁部7L、7Rと、ストッパ18と、ハウジング1の
コーナー側立壁部7L、7Rの側壁部、側壁部12L、
12R及び基端側立壁部2L、2Rの側壁部とで拘束手
段を構成しており、左右のコーナー側立壁部7L、7R
と、ストッパ18とでカードKを挟む位置に配置された
拘束部位を構成している。
【0033】次に、上記のように構成されたカード用コ
ネクタAの作動を説明する。カード用コネクタAは、そ
のハウジング1に設けられた各コンタクト16、17の
接続部16b、17bを、その対応する導電パターン
(図示せず)に半田で固着されて、基板(図示せず)に
実装してある。
【0034】そして、図4の(1)に示すように、前記
ホールドカバー3の基端部3a側に設けた脚部3L、3
Rの支軸25L、25Rを、前記ハウジング1の支点用
孔13の円孔部13a内に位置させ、これら支軸25
L、25Rを支点にして、ホールドカバー3をハウジン
グ1に対して開らいた状態で、このホールドカバー3の
カードホルダ部19L、20L、19R、20Rにカー
ドKを差し込むと、図6の(1)、(2)に示すように
カードKの差込み端33が、ハウジング1の基端部1a
のストッパ18に当接してカードKが完全にホールドカ
バー3に保持される。
【0035】次に、図6の(3)に示すように、ホール
ドカバー3をハウジング1側に押し付けて閉じてカード
Kをハウジング1内に収容すると共に、カードKの裏面
の8極のカード側接点部32a〜32hを対応するコン
タクト16、17の接点部16a、17aに接触させ
る。この場合、カードKの差込み端33は、ハウジング
1の基端部1aのストッパ18に当接しており、また、
カードKの左の角部K−1は、ハウジング1の左のコー
ナー側立壁部7Lに挿入され、カードKの右の角部K−
2はハウジング1の右のコーナー側立壁部7Rに挿入さ
れて、角部K−2の傾斜辺部31がコーナー側立壁部7
Rの傾斜辺部8に合致し、また、カードKの短手方向の
両側部は、ハウジング1のコーナー側立壁部7L、7R
の側壁部、側壁部12L、12R及び基端側立壁部2
L、2Rの側壁部によりその動きが規制される。このた
めに、カードKはハウジング1内において、その前後左
右方向への動きが規制された状態になる。
【0036】次に、前記ホールドカバー3を、図6の
(3)に示す矢印の方向に押して移動させて、図6の
(4)に示すようにカードホルダ部19L、20L、1
9R、20Rに設けたカバー側係合部24を、ハウジン
グ1の基端側立壁部2L、2Rに設けたハウジング側係
合部14及び中間立壁部12L、12Rに設けたハウジ
ング側係合部15に係脱可能に係合してカードKをハウ
ジング1にロックする。
【0037】また、カード用コネクタAからカードKを
取り出す場合には、上記したカードKの装着の手順を逆
に行う。
【0038】上記した実施の形態例によれば、ホールド
カバー3をハウジング1側に押し付けて閉じてカードK
をハウジング1内に収容すると、カードKは、少なくと
もホールドカバー3の直線移動方向であってカードKを
挟む位置に配置されたコーナー側立壁部7L、7Rとス
トッパ18とで、その動きを拘束されるために、ホール
ドカバー3を直線移動させることにより、カバー側係合
部24をハウジング側係合部14、15に係脱可能に係
合してカードKをロックする場合、ホールドカバー3は
動いてもカードKは動かない。このために、カード側接
触手段であるカード側接点部32a〜32hがハウジン
グ側接触手段であるコンタクト16、17の接点部16
a、17aに対して摺動することがなくなり、カード側
接点部32a〜32h及びコンタクト16、17の接点
部16a、17aが摩耗するということがなく、商品と
しての耐久性能を向上させることができる。
【0039】また、前記ハウジング側係合部24を、ハ
ウジング1の両側縁部に2箇所に設け、カバー側係合部
14、15を、ホールドカバー3の両側縁部にハウジン
グ側係合部24と同数個設けたために、2個のハウジン
グ側係合部24に、同数個のカバー側係合部14、15
を係合させることができるために、ホールドカバー3に
よるカードKの押えを確実に行うことができる。
【0040】また、前記ハウジング1の基端側の両側
に、円孔部13aに長孔部13bを連ねた支点用孔13
を設け、ホールドカバー3の基端側の両側に、幅寸法B
が円孔部13aの直径R1より小さく且つ厚さ寸法Tが
長孔部13bの隙間寸法S1より小さい偏平な支軸25
L、25Rを設け、これらの支軸25L、25Rを支点
用孔13の円孔部13aに位置させてホールドカバー3
の開閉作動を行い、支軸25L、25Rを支点用孔13
の長孔部13bに位置させてホールドカバー3の直線移
動を行うようにしたことにより、支軸25L、25Rを
支点用孔13の長孔部13bに位置させてホールドカバ
ー3の直線移動を行うことができるが、この状態でホー
ルドカバー3の開閉作動を行うことはできない。このた
めに、ホールドカバー3の直線移動を行う場合に、ホー
ルドカバー3が開閉動することがなくなり、確実にロッ
ク動作を行うことができる。
【0041】なお、上記した実施の形態例は、前記ハウ
ジング側接触手段が、基板の導電パターンに半田付けさ
れるコンタクト16、17であり、前記カード側接触手
段が、前記コンタクト16、17に接触する、カードK
の記憶素子の接点部であるが、本発明は、これに限定さ
れるものではなく、カードKとしては基板側と電気的導
通を図るカードであればよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るカード用コネクタによれば、ホールドカバーをハウ
ジング側に重ねてカードをハウジング内に収容すると、
カードは、カード拘束手段によりその動きが拘束される
ために、カバー側係合部をハウジング側係合部に係脱可
能に係合してカードをロックする場合、ホールドカバー
は動いてもカードは動かない。このために、カード側接
触手段(例えば、カード側接点部)がハウジング側接触
手段(例えば、コンタクトの接点部)に対して摺動する
ことがなくなり、カード側接触手段(カード側接点部)
及びハウジング側接触手段(コンタクトの接点部)が摩
耗するということがなく、商品としての耐久性能を向上
させることができる。
【0043】また、請求項2の発明に係るカード用コネ
クタによれば、ホールドカバーをハウジング側に押し付
けて閉じてカードをハウジング内に収容すると、カード
は、少なくともホールドカバーの直線移動方向であって
カードを挟む位置に配置された拘束部位で、その動きを
拘束されるために、ホールドカバーを直線移動させるこ
とによりカバー側係合部をハウジング側係合部に係脱可
能に係合してカードをロックする場合、ホールドカバー
は動いてもカードは動かない。このために、カード側接
触手段(例えば、カード側接点部)がハウジング側接触
手段(例えば、コンタクトの接点部)に対して摺動する
ことがなくなり、カード側接触手段(カード側接点部)
及びハウジング側接触手段(コンタクトの接点部)が摩
耗するということがなく、商品としての耐久性能を向上
させることができる。
【0044】また、請求項3の発明に係るカード用コネ
クタによれば、ホールドカバーをハウジング側に押し付
けて閉じてカードをハウジング内に収容すると、カード
は、少なくともホールドカバーの直線移動方向であって
カードを挟む位置に配置されたコーナー側立壁部とスト
ッパとで、その動きを拘束されるために、ホールドカバ
ーを直線移動させることによりカバー側係合部をハウジ
ング側係合部に係脱可能に係合してカードをロックする
場合、ホールドカバーは動いてもカードは動かない。こ
のために、カード側接触手段(例えば、カード側接点
部)がハウジング側接触手段(例えば、コンタクトの接
点部)に対して摺動することがなくなり、カード側接触
手段(カード側接点部)及びハウジング側接触手段(コ
ンタクトの接点部)が摩耗するということがなく、商品
としての耐久性能を向上させることができる。
【0045】また、請求項4の発明に係るカード用コネ
クタによれば、請求項1の発明の作用効果と同様な作用
効果を奏し得るばかりか、複数のハウジング側係合部
に、同数個のカバー側係合部を係合させることができる
ために、ホールドカバーによるカードの押えを確実に行
うことができる。
【0046】また、請求項5の発明に係るカード用コネ
クタによれば、請求項1の発明の作用効果と同様な作用
効果を奏し得るばかりか、支軸を支点用孔の長孔部に位
置させてホールドカバーの直線移動を行うことができる
が、この状態でホールドカバーの開閉作動を行うことは
できない。このために、ホールドカバーの直線移動を行
う場合に、ホールドカバーが開閉動することがなくな
り、確実にロック動作を行うことができる。
【0047】また、請求項6の発明に係るカード用コネ
クタによれば、請求項1の発明の作用効果と同様な作用
効果を奏し得るばかりか、個人情報等を記憶素子に記憶
させたカードの基板への接続に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカード用コネクタの斜視図であ
る。
【図2】同カード用コネクタの正面図である。
【図3】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図4】(1)はカードホルダが開閉する場合の支軸と
支点用孔との位置関係の説明図である。(2)はカード
ホルダが直線移動する場合の支軸と支点用孔との位置関
係の説明図である。
【図5】カードの裏面を示す平面図である。
【図6】(1)〜(4)はカードのカード用コネクタへ
の装着の手順を示す斜視図である。
【図7】従来のカード用コネクタの側面から見た斜視図
である。
【図8】従来のカード用コネクタの正面から見た一部省
略した斜視図である。
【図9】(1)、(2)はカードがカード用コネクタに
装着された場合のカードホルダの動きを示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 ホールドカバー 7L コーナー側立壁部(拘束部位)(拘束手段) 7R コーナー側立壁部(拘束部位)(拘束手段) 14 ハウジング側係合部 15 ハウジング側係合部 16 コンタクト 16a コンタクトの接点部(ハウジング側接触手段) 17 コンタクト 17a コンタクトの接点部(ハウジング側接触手段) 18 ストッパ(拘束部位)(拘束手段) 24 カバー側係合部 32a〜32h カード側接点部(カード側接触手段) K カード
フロントページの続き (72)発明者 高盛 恵 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード側接触手段に接触するハウジング
    側接触手段とハウジング側係合部とを有するハウジング
    と、前記ハウジングに開閉可能に且つ直線移動可能に設
    けられ且つカードを保持すると共に前記ハウジング側係
    合部に係脱可能に係合するカバー側係合部を有するホー
    ルドカバーとを備え、前記ホールドカバーを前記ハウジ
    ングに重ねて前記ホールドカバーを直線移動させること
    により前記カバー側係合部を前記ハウジング側係合部に
    係脱可能に係合して前記カードをロックするカード用コ
    ネクタにおいて、 前記ハウジングに、前記ホールドカバーを直線移動させ
    る場合に、前記カードの動きを拘束するカード拘束手段
    を設けたことを特徴とするカード用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カード拘束手段を、前記ハウジング
    の、少なくとも前記ホールドカバーの直線移動方向であ
    って前記カードを挟む位置に配置された拘束部位により
    構成した請求項1に記載のカード用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カード拘束手段の、前記カードを挟
    む位置に配置された拘束部位が、前記ハウジングのコー
    ナー側立壁部と前記ハウジングの基端側のストッパであ
    る請求項2に記載のカード用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジング側係合部を、前記ハウジ
    ングの両側縁部に複数個に設け、前記カバー側係合部
    を、前記ホールドカバーの両側縁部に前記ハウジング側
    係合部と同数個設けた請求項1又は請求項2又は請求項
    3に記載のカード用コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングの基端側の両側に、円孔
    部に長孔部を連ねた支点用孔を設け、前記ホールドカバ
    ーの基端側の両側に、幅寸法が前記円孔部の直径より小
    さく且つ厚さ寸法が前記隙間寸法より小さい偏平な支軸
    を設け、前記支軸を前記支点用孔の前記円孔部に位置さ
    せて前記ホールドカバーの開閉作動を行い、前記支軸を
    前記支点用孔の前記長孔部に位置させて前記ホールドカ
    バーの直線移動を行うようにした請求項1又は請求項2
    又は請求項3又は請求項4に記載のカード用コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記ハウジング側接触手段が、基板の導
    電パターンに半田付けされるコンタクトであり、前記カ
    ード側接触手段が、前記コンタクトに接触する、前記カ
    ードの記憶素子の接点部である請求項1又は請求項2又
    は請求項3又は請求項4又は請求項5に記載のカード用
    コネクタ。
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